JPH1173908A - イオン注入中における基板上の電荷蓄積を中和するエレクトロンフラッド装置 - Google Patents
イオン注入中における基板上の電荷蓄積を中和するエレクトロンフラッド装置Info
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Abstract
ン注入中おける基板上への正電荷蓄積を中和するエレク
トロンフラッド装置を提供する。 【解決手段】 このエレクトロンフラッド装置は、基板
に対してイオンビームを軸方向に授受するチューブと、
このチューブの側壁内の開口と、前記チューブの前記開
口と連通する出口孔を有するプラズマチャンバと、前記
プラズマチャンバに対する不活性ガスの供給源と、高周
波電源と、前記高周波電源から高周波電力を供給し、前
記チャンバ内にプラズマを維持して低エネルギ電子を生
成する手段と、を備えており、これにより、前記低エネ
ルギ電子の束が前記チャンバから前記出口孔を通って前
記チューブ内に入り、前記イオンビームと合流するよう
になっている。
Description
装置による基板中へのイオン注入中における基板上の正
電荷蓄積を中和するエレクトロンフラッド装置に関す
る。
ム注入は徐々に一般的な処理技術となっている。このイ
オンビーム注入によれば、所望の不純物イオンのビーム
が半導体基板に向けられ、これらのイオンが基板中に注
入されて、例えば所望の導電型の領域を形成するように
なっている。基板のうち注入が行われている一部の領域
は、半導体基板の本体から電気的に絶縁されることにな
る。この結果、イオンの注入中、このような領域は徐々
に帯電するようになる。通常、注入イオンは正イオンな
ので、基板表面上に正の電荷蓄積(charge build-up)
が生じる。この電荷蓄積が基板中の絶縁層および絶縁領
域の絶縁破壊電圧を上回ると、ダメージが生じる。
面上の電荷蓄積を中和する必要性が知られている。
イオンビームのうち基板の直前に位置する領域を電子で
フラッディング(flooding)する技術が含まれている。
基板上の正電荷蓄積は、これらの電子を基板表面に引き
寄せて基板表面を放電させる。エレクトロンフラッド装
置(プラズマフラッドガンとしても知られている)の例
は、US5089710およびUS5399871に開示されている。
に、基板中和に使用されるこれらのエレクトロンフラッ
ドシステムは、比較的低いエネルギの電子を生成しなけ
ればならない。これらの電子は、比較的小さな正電荷が
基板上に現れることにより、基板に容易に引き寄せられ
る。更に、基板の前方に位置する過大なエネルギの電子
は、基板表面上の正電荷が既に完全に放電されてしまっ
ている場合であっても基板表面上に衝突して「固着」す
るので、過大な負の静電荷が表面上に蓄積することにな
る。このような負の静電荷が基板表面上に蓄積しうる程
度は、基板前方の領域内に位置する電子のエネルギに関
係する。
基板前方の領域をフラッドするために生成された電子が
極めて低いエネルギを有していることが、好適なエレク
トロンフラッド装置にとって重要な基準となる。
ることのある別の問題点は、従来技術のフラッドシステ
ムに使用されるプラズマチャンバ内の熱い金属部品、特
にタングステンフィラメントから異物が生じる可能性が
あることである。
る傾向が続くなかで、全ての半導体プロセスにおいて望
ましくない異物を低減または除去する必要性が高まって
いる。
注入装置による基板内へのイオン注入中おける基板上へ
の正電荷蓄積を中和するエレクトロンフラッド装置を提
供する。この装置は、イオンビームを軸方向に沿って受
け取るとともにイオンビームを軸方向に沿って基板に受
け渡すチューブと、このチューブの側壁内の開口と、前
記チューブの前記開口と連通する出口孔を有するプラズ
マチャンバと、前記プラズマチャンバに対する不活性ガ
スの供給源と、高周波(high frequency:h.f.)電源
と、前記電源からh.f.電力を供給し、前記チャンバ内の
プラズマを維持して低エネルギ電子を生成する手段と、
を備えており、前記低エネルギ電子の束が前記チャンバ
から出て、前記出口孔を通って前記チューブ内に入り、
前記イオンビームと合流するようになっている。上記お
よび本明細書の他の箇所で用いる用語「h.f.電力」は、
チャンバ内のプラズマと容量結合または誘導結合される
通常の無線周波数(radio frequency)における電力
と、マイクロ波周波数における電力の双方を含むもので
ある。エレクトロンフラッド装置のプラズマチャンバ内
における無線周波(r.f.)維持プラズマまたはマイクロ
波維持プラズマの使用は、不要な異物が基板に到達する
危険性を最小限に抑える。このプラズマチャンバは、従
来技術の装置ではタングステン異物を生じさせることの
ある熱いフィラメントを有していない。
ラズマチャンバ内の電子が、基板の前に位置するビーム
プラズマの領域内に高エネルギ電子が存在することを可
能にする過大なエネルギに加速されることはない。
ズマにr.f.電力を容量結合する電極を前記チャンバ内に
備えていてもよい。このとき、プラズマ電子を閉じ込め
るためにチャンバ内に磁場が必要となることがある。こ
の磁場は、一つ以上の永久磁石または電磁石によって生
成することができる。
段は、プラズマチャンバを取り囲んで前記プラズマにr.
f.電力を誘導結合するコイルを備えていることが好まし
い。この構成によれば、過大なエネルギが電子に供給さ
れるようにすることも可能な大きな電場をプラズマチャ
ンバ内に生成する必要がなくなるとともに、閉込め磁場
を与える追加手段も必要なくなる。このr.f.磁場自体
は、必要に応じてプラズマ電子を効率良く閉じ込める。
記手段は、マグネトロンと、マグネトロンからプラズマ
チャンバへマイクロ波電力を供給する導波管と、を備え
ていてもよい。
チャンバ内に電極を有している。この電極は、この電極
上で放電するイオンからグランドへ正電流を導通するよ
うに接続されており、これにより、前記出口孔を通る電
子束が制御される。プラズマチャンバ内のプラズマから
一部の正イオンを吸収することにより、出口孔を通る電
子束を制御し、必要に応じて強めることができる。前記
電極は、基板電位を基準とする負の電圧にバイアスする
ことができ、前記プラズマチャンバ内において前記出口
孔に対向するように配置することができる。
火するのに不十分な場合は、前記プラズマチャンバ内に
プラズマ点火装置を設置してもよい。プラズマは、点火
が完了すると、h.f.エネルギのみによって維持される。
熱性誘電材料から形成されており、前記出口孔の周囲に
位置する前記チャンバの外壁部分上に導電シールドを有
している。このシールドは、ともすれば出口孔の周囲に
位置するチャンバ壁上に蓄積しがちな静電荷を導通して
逃がすようになっている。このシールドは、基板電位ま
たは前記チューブの電位に接続されていてもよい。
の電圧でバイアスされていることが好ましい。
がら本発明の具体例を説明する。
板がウェーハ支持体11上に設置されている。図面に示
される全ての構成要素は、イオン注入機のプロセスチャ
ンバ内に設置されている。このプロセスチャンバは、イ
オン注入で通常用いられる所望の低圧に排気される。イ
オン注入機全体は、ウェーハ10中への注入が望まれる
核種のイオン(例えば、B+、BF2 +、P+、As+)の
ソースを備えている。イオンは、このソースから取り出
されてビームを形成する。このビームは、質量分析器お
よび質量選択器を通過して、必要な質量のイオンからな
る持続ビームを形成する。質量選択の後(場合によって
は更に、ビーム中のイオンの所望の注入エネルギへの加
減速を行った後)、図中で符号12で示されるビームが
ウェーハ10に供給される。ウェーハ10の全ての部分
がビーム12から等しいドーズ量のイオンを確実に受け
取るように、走査装置を設置してもよい。
面領域に衝突し、その領域内に注入されるようになるの
で、正の電荷が蓄積しがちである。この蓄積は、ウェー
ハ10の表面のうちウェーハを形成する半導体材料の本
体から絶縁される可能性がある部分の上で特に起こりや
すい。ウェーハ支持体11およびウェーハ10の本体
は、通常、グランドに接続されている。上述のように、
この正電荷蓄積が継続しうるようになっていると、この
電荷が絶縁破壊電圧を超えてウェーハの各部にダメージ
を与える可能性がある。
がウェーハ10のすぐ前方に設置され、正イオンの入力
ビーム12と同軸に配置されている。チューブ13の円
筒側壁には、開口14が設けられている。プラズマチャ
ンバ15は、閉込めチューブ13の外面に取り付けられ
ており、チャンバ15の一端に出口孔16を有してい
る。この出口孔は、閉込めチューブ13の側壁内の開口
14と連通している。プラズマチャンバ15の内部に
は、供給ダクト17を介してアルゴンガスが供給され
る。プラズマチャンバ15の外面の周囲には無線周波コ
イル18が巻き付けられており、インピーダンス整合回
路20を介してコイル18に接続されたr.f.電源19か
らのr.f.電力で駆動されるようになっている。プラズマ
チャンバ15内で形成されたプラズマは、コイル19に
よってプラズマに誘導結合されたr.f.電源19からのr.
f.エネルギによって維持される。
低エネルギ電子が生成されるが、これらの電子は、プラ
ズマチャンバ15の出口孔16を通ってドリフトし、イ
オンビーム12のプラズマと合流する傾向がある。この
ため、ビーム12のうちウェーハ10の前方に位置する
領域内の低エネルギ電子の密度を高めることができる。
このとき、ウェーハ10の表面上に蓄積する正電荷がこ
れらの低エネルギ電子をビームプラズマから引き寄せ、
ウェーハ表面を放電させる。
電子束は、プラズマチャンバ内へのアルゴン流やr.f.電
力および/またはr.f.周波数を調節することにより制御
することができる。しかしながら、この実施形態では、
電源22によりグランドに対して負バイアスすることの
可能な電極21が、出口孔16の反対側に位置するプラ
ズマチャンバ15の端部に設置されている。この電極2
1は、プラズマチャンバ15内の一部の正イオン上の電
荷がグランドに吸収されてグランドと導通できるように
することにより、これらのイオンを放電する。電極21
を介してプラズマからグランドへ流れる正電流は、出口
孔16を通る電子の対応する正味の流れを形成すること
になる。この実施形態では、プラズマチャンバ15自体
は、耐熱性誘電材料から形成されている。
ラズマチャンバからビーム12への電子束を制御するこ
とができる。
支持体11がグランド電位に保持されるので、電極21
は、必要な電子束に応じて、グランドを基準とした0〜
−50ボルトの負の電圧に保持される。
は、良好な導電体である。プラズマ15内で形成される
プラズマは、出口孔16を通って延出し、ビーム12と
いうプラズマへのプラズマブリッジを形成する。このた
め、ビーム電位と電極21の電位との間の電位差のほと
んどは、電極21に隣接する「プラズマシース」領域内
の電場として現れることになる。この結果、プラズマチ
ャンバ15内のプラズマ中で生成された電子のほとんど
は、電極21上の電位によって生じた電場の影響を受け
ない。電極21で中和されているアルゴンイオンとの平
衡を保つために十分な過剰電子のみが、エネルギを大き
く増加させることなく出口孔16を通って移動する。
てプラズマチャンバ15の表面上に蓄積することを防ぐ
ため、出口孔16の周囲に位置するプラズマチャンバの
外面は、グランドに接続された導電スクリーン23によ
って被覆またはカバーされている。
イル18とプラズマチャンバ15内のプラズマとの間に
は十分な誘導結合が存在しうるが、プラズマの点火を確
実に行うためには特殊な装置が必要になる場合もある。
図面では、点火装置24が設置されている。この点火装
置は、プラズマチャンバ内に鋭いまたは尖った導電要素
を備えていてもよい。この導電要素は、グランドまたは
高電圧に接続されていてもよい。
ゴン圧力をプラズマを一層容易に形成することができる
レベルに初期調整することによりプラズマを点火し、こ
の後、この圧力を所望の動作圧力に変えることが可能な
場合もある。
されると、プラズマ種(アルゴンイオンおよび電子の双
方)は、出口孔16を通って移動し、ビーム12とプラ
ズマブリッジを形成する傾向を持つ。電子の移動度はア
ルゴンイオンに比べて高いので、プラズマチャンバ15
からの電子束は、自然に大きさが二桁ほどイオン束より
も高くなる。これによりプラズマチャンバ15内のプラ
ズマが結果的に正に帯電するようになる傾向があるの
で、出口孔16を通る電子流は低減し、最終的に停止す
ることになる。電極21の存在によりプラズマを放電さ
せることができ、出口孔16を通る電子流を、制御され
た流量に維持することができるようになっている。
ルゴンガスの供給量を調節したり、プラズマに結合され
るr.f.電力またはr.f.周波数のレベルを調節することに
よっても制御することができる。
が電源25によってグランドに対してバイアスされてい
る。この電源25は、グランドを基準とした0〜−30
ボルトのバイアス電圧を印加し、低エネルギ電子をイオ
ンビームの領域内に維持するように機能する。更に、わ
ずかな負バイアスをウェーハ10に対して閉込めチュー
ブ13に印加することで、ビームプラズマからの電子の
ウェーハ10の表面上への移動を促進することができ
る。
て、閉込めチューブ13のまわりに磁石を設置すること
によっても、イオンビーム12の領域に電子を閉じ込め
ることができる。
目的でチューブ13をファラデーカップの一部として構
成してもよい。この場合、チューブ13をウェーハ10
と同じ電位に保持することが可能であり、更にはウェー
ハを基準とした正の電位に保持することも可能である。
内に生成されたr.f.磁場自体が、生成されたプラズマ電
子を実質的にコイル18の軸方向に沿って移動するよう
に閉じ込めるので、電子は出口孔16を通過してビーム
と合流する。従って、プラズマチャンバ15には、磁場
生成装置を追加する必要はない。
セラミックや石英から好適に形成することができる。r.
f.電源19の周波数は、500ワット〜1キロワットの
電力のもとで好適に10〜50MHzとすることができ
る。
された電極を用いることでr.f.電力をプラズマに容量結
合させることができる。双方のr.f.電力供給電極が絶縁
面を有している場合、上述の電極21と同様の制御電極
を更に設置することで正イオン上の電荷を吸収し、チャ
ンバからの電子束を制御することができる。
管やその他の送電線を用いて電力をプラズマチャンバに
導通させることでマイクロ波電力を使用することもでき
る。この場合好適なことに、一つ以上の固定磁石や一つ
以上の電磁石によってプラズマチャンバ内に静磁場も形
成される。プラズマチャンバ内の磁場は、供給されるマ
イクロ波エネルギの周波数で電子サイクロトロン共鳴を
生じるように選択すべきである。マグネトロン周波数が
約2.54GHzである場合、一又は複数の磁石は約8
75ガウスのチャンバ内磁場を形成するはずである。こ
のとき、プラズマによるエネルギ吸収が高まるので、プ
ラズマチャンバ内でより低いガス圧を使用することが可
能になる。
質的に静止しており、ウェーハがイオンビームに対して
機械的に走査されることで、ウェーハの全ての部分が等
しいドーズ量を確実に受け取るようになっている。本発
明の具体例は、イオンビーム自体が少なくとも一つの方
向に磁気的または静電的に走査される装置にも適用する
ことができる。この場合、基板位置の前方に配置され、
イオンビームを軸方向に沿って授受するチューブが走査
ビームを収容するようになっている。従って、ビーム方
向と直交する一方向に走査されるビームに対しては、こ
のチューブは、ビーム走査方向に沿って横に延在してい
てもよい。
明の実施形態に係るエレクトロンフラッド装置の概略図
である。
イオンビーム、13…電子閉込めチューブ、14…開
口、15…プラズマチャンバ、16…出口孔、17…供
給ダクト、18…r.f.コイル、21…電極、22…電
源、23…導電スクリーン、24…点火装置、25…電
源。
Claims (13)
- 【請求項1】 イオンビーム注入装置による基板内への
イオン注入中における基板上への正電荷蓄積を中和する
エレクトロンフラッド装置であって、 イオンビームを軸方向に沿って受け取るとともに、イオ
ンビームを軸方向に沿って基板へ受け渡すチューブと、 このチューブの側壁内の開口と、 前記チューブの前記開口と連通する出口孔を有するプラ
ズマチャンバと、 前記プラズマチャンバに対する不活性ガスの供給源と、 高周波(h.f.)電源と、 前記電源からh.f.電力を供給し、前記チャンバ内にプラ
ズマを維持して低エネルギ電子を生成する手段と、を備
え、前記低エネルギ電子の束が前記チャンバから出て、
前記出口孔を通って前記チューブ内に入り、前記イオン
ビームと合流するようになっているエレクトロンフラッ
ド装置。 - 【請求項2】 h.f.電力を供給する前記手段は、前記プ
ラズマに無線周波(r.f.)電力を容量結合する電極を前
記チャンバ内に備えている、請求項1記載のエレクトロ
ンフラッド装置。 - 【請求項3】 前記チャンバ内に磁場を形成して前記プ
ラズマ中に電子を閉じ込める手段を備えている請求項2
記載のエレクトロンフラッド装置。 - 【請求項4】 h.f.電力を供給する前記手段は、前記プ
ラズマチャンバを取り囲んで前記プラズマにr.f.電力を
誘導結合するコイルを備えている、請求項1記載のエレ
クトロンフラッド装置。 - 【請求項5】 h.f.電力を供給する前記手段は、マイク
ロ波エネルギを生成するマグネトロンと、前記マグネト
ロンから前記プラズマチャンバにマイクロ波電力を供給
する導波管と、を備えている、請求項1記載のエレクト
ロンフラッド装置。 - 【請求項6】 前記チャンバ内に電極を備えている請求
項1〜5のいずれか記載のエレクトロンフラッド装置で
あって、前記電極は、前記電極上で放電するイオンから
グランドに正電流を導通させるように接続されており、
これにより前記出口孔を通る電子束が制御されるように
なっているエレクトロンフラッド装置。 - 【請求項7】 前記電極は、前記基板電位を基準とする
負の電圧にバイアスされる、請求項6記載のエレクトロ
ンフラッド装置。 - 【請求項8】 前記電極は、前記プラズマチャンバ内に
おいて前記出口孔に対向するように配置されている、請
求項6または7記載のエレクトロンフラッド装置。 - 【請求項9】 前記プラズマチャンバ内にプラズマ点火
装置を備えている請求項1〜8のいずれか記載のエレク
トロンフラッド装置。 - 【請求項10】 前記プラズマチャンバは、耐熱性誘電
材料から形成され、前記出口孔の周囲に位置する前記チ
ャンバの外面または壁部分の上に導電シールドを有して
おり、このシールドは、前記出口孔の周囲に位置する前
記チャンバ壁上に蓄積しがちな静電荷を導通して逃がす
ようになっている、請求項1〜9のいずれか記載のエレ
クトロンフラッド装置。 - 【請求項11】 前記シールドは、前記基板電位に接続
されている、請求項10記載のエレクトロンフラッド装
置。 - 【請求項12】 前記シールドは、前記チューブに接続
されている、請求項10記載のエレクトロンフラッド装
置。 - 【請求項13】 前記チューブは、前記基板電位を基準
とする負の電圧にバイアスされる、請求項1〜12のい
ずれか記載のエレクトロンフラッド装置。
Applications Claiming Priority (2)
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GBGB9710380.8A GB9710380D0 (en) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | Electron flood apparatus for neutralising charge build-up on a substrate during ion implantation |
GB9710380.8 | 1997-05-20 |
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US (1) | US6100536A (ja) |
EP (1) | EP0880161A1 (ja) |
JP (1) | JP3992366B2 (ja) |
GB (1) | GB9710380D0 (ja) |
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