JPH1173716A - ディスク記録装置 - Google Patents
ディスク記録装置Info
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- JPH1173716A JPH1173716A JP23311197A JP23311197A JPH1173716A JP H1173716 A JPH1173716 A JP H1173716A JP 23311197 A JP23311197 A JP 23311197A JP 23311197 A JP23311197 A JP 23311197A JP H1173716 A JPH1173716 A JP H1173716A
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- JP
- Japan
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- sector
- disk
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- output
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- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な回路構成でディスクの回転待ち時間を
削減するディスク記録装置を提供。 【解決手段】 データ処理手段８がコントローラ６を介
してディスク１の入出力を指令すると、ディスク１の回
転位置を検出して入出力開始セクタを設定手段３で設定
し、この設定手段３で設定された入出力セクタのセクタ
アドレスからデータを転送するメモリアドレスへ変換手
段４が変換して検索手段６に送出させ、かつ記憶手段７
に記憶されたプログラムより、入出力開始セクタ位置，
入出力メモリアドレス，入出力するデータ量のパラメー
タよって検索手段６がディスク１の入出力要求に基づ
き、１トラックを単位に入出力データ量分だけ対象トラ
ックを更新しなが一連の処理を繰り返し行う。
削減するディスク記録装置を提供。 【解決手段】 データ処理手段８がコントローラ６を介
してディスク１の入出力を指令すると、ディスク１の回
転位置を検出して入出力開始セクタを設定手段３で設定
し、この設定手段３で設定された入出力セクタのセクタ
アドレスからデータを転送するメモリアドレスへ変換手
段４が変換して検索手段６に送出させ、かつ記憶手段７
に記憶されたプログラムより、入出力開始セクタ位置，
入出力メモリアドレス，入出力するデータ量のパラメー
タよって検索手段６がディスク１の入出力要求に基づ
き、１トラックを単位に入出力データ量分だけ対象トラ
ックを更新しなが一連の処理を繰り返し行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク記録装置
に係り、特に、ディスクの回転待ち時間を削減して処理
速度の向上を図ったディスク記録装置に関する。
に係り、特に、ディスクの回転待ち時間を削減して処理
速度の向上を図ったディスク記録装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来（図示せず）のディスク記録装置
は、ディスクの回転待ち時間を低減する場合、上位装置
からの入出力要求の開始セクタアドレスと処理セクタ数
で算出した終了セクタアドレスをレジスタに記録し、こ
のレジスタ値とヘッドを通過した時に検出したセクタＩ
Ｄのセクタアドレスを比較させ、開始セクタアドレスと
終了セクタアドレス間に含まれるかを判定する判定回路
を設け、判定が真の時に、そのセクタのデータからセク
タデータの入出力を開始して低減していた。
は、ディスクの回転待ち時間を低減する場合、上位装置
からの入出力要求の開始セクタアドレスと処理セクタ数
で算出した終了セクタアドレスをレジスタに記録し、こ
のレジスタ値とヘッドを通過した時に検出したセクタＩ
Ｄのセクタアドレスを比較させ、開始セクタアドレスと
終了セクタアドレス間に含まれるかを判定する判定回路
を設け、判定が真の時に、そのセクタのデータからセク
タデータの入出力を開始して低減していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
ディスク記録装置は、ヘッドを通過してセクタアドレス
を認識し、そのセクタデータの入出力を行うかどうかの
判定を行う判定回路、入出力開始セクタアドレスによら
ずにヘッド位置に最も近いセクタの入出力を行うための
データ並び順復元のバッファメモリ、並び替えのための
アドレス変換回路が必要なため、コントローラの回路規
模が増大し、こうした手段がない既存のディスク装置に
は適用できず、コントローラを含むディスク装置の構造
を替える必要があるという課題があった。
ディスク記録装置は、ヘッドを通過してセクタアドレス
を認識し、そのセクタデータの入出力を行うかどうかの
判定を行う判定回路、入出力開始セクタアドレスによら
ずにヘッド位置に最も近いセクタの入出力を行うための
データ並び順復元のバッファメモリ、並び替えのための
アドレス変換回路が必要なため、コントローラの回路規
模が増大し、こうした手段がない既存のディスク装置に
は適用できず、コントローラを含むディスク装置の構造
を替える必要があるという課題があった。
【０００４】そこで、本発明の目的は、簡単な回路構成
で回転待ち時間を低減するディスク記録装置を提供する
ことにある。
で回転待ち時間を低減するディスク記録装置を提供する
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明のディスク記録装置は、トラックの開始位
置を半セクタ分シフトした２つの記録面を備えるディス
クと、このディスクに記録されたデータの読出及び書込
を行なうヘッドと、このヘッドで読出及び書込されたデ
ータの授受を制御するコントローラと、このコントロー
ラにバスを介して接続されたデータ処理手段と、このデ
ータ処理手段で実行される上記コントローラへのコマン
ド及びデータの入出力を行い、かつ上記ヘッドが上記デ
ィスクに読出及び書込を行なうよう制御するプログラム
が記憶された記憶手段と、この記憶手段からの出力信号
により、上記ディスクの記録面のセクタ開始位置に上記
ヘッドをシフトし、所望の記録面と対称の記録面のセク
タＩＤの読み出し命令を上記コントローラに発行すると
ともに、得られたＩＤから所望の記録面の次のセクタ位
置を演算して上記ディスクの回転位置を検索する検索手
段とで構成されたことを特徴とする。
めに、本発明のディスク記録装置は、トラックの開始位
置を半セクタ分シフトした２つの記録面を備えるディス
クと、このディスクに記録されたデータの読出及び書込
を行なうヘッドと、このヘッドで読出及び書込されたデ
ータの授受を制御するコントローラと、このコントロー
ラにバスを介して接続されたデータ処理手段と、このデ
ータ処理手段で実行される上記コントローラへのコマン
ド及びデータの入出力を行い、かつ上記ヘッドが上記デ
ィスクに読出及び書込を行なうよう制御するプログラム
が記憶された記憶手段と、この記憶手段からの出力信号
により、上記ディスクの記録面のセクタ開始位置に上記
ヘッドをシフトし、所望の記録面と対称の記録面のセク
タＩＤの読み出し命令を上記コントローラに発行すると
ともに、得られたＩＤから所望の記録面の次のセクタ位
置を演算して上記ディスクの回転位置を検索する検索手
段とで構成されたことを特徴とする。
【０００６】また、上述の課題を解決するために、本発
明のディスク記録装置は、上記ディスクの回転位置を検
出して入出力開始セクタを設定する設定手段と、この設
定手段で設定される入出力セクタのセクタアドレスから
上記データを転送するメモリアドレスへ変換して上記検
索手段に送出する変換手段とで構成されたことを特徴と
する。
明のディスク記録装置は、上記ディスクの回転位置を検
出して入出力開始セクタを設定する設定手段と、この設
定手段で設定される入出力セクタのセクタアドレスから
上記データを転送するメモリアドレスへ変換して上記検
索手段に送出する変換手段とで構成されたことを特徴と
する。
【０００７】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態のデ
ィスク記録装置を図面を参照して説明する。
ィスク記録装置を図面を参照して説明する。
【０００８】図１は、本発明の一実施の形態のディスク
記録装置のブロック構成図である。
記録装置のブロック構成図である。
【０００９】図２は、本発明の一実施の形態によるディ
スク記録装置のフォーマット図（Ａ）及びセクタ読出詳
細図（Ｂ）である。
スク記録装置のフォーマット図（Ａ）及びセクタ読出詳
細図（Ｂ）である。
【００１０】図３は、本発明の一実施の形態によるディ
スク記録装置のフローチャートである。
スク記録装置のフローチャートである。
【００１１】本発明の一実施の形態のディスク記録装置
は、図１に示すように、トラックの開始位置を半セクタ
分シフトした２つの記録面を備えるディスク１と、この
ディスク１に記録されたデータの読出及び書込を行なう
ヘッド２と、このヘッド２で読出及び書込されたデータ
の授受を制御するコントローラ６と、このコントローラ
６にバスを介して接続されたデータ処理手段８と、この
データ処理手段８で実行されるコントローラ６へのコマ
ンド及びデータの入出力を行い、かつヘッド２がディス
ク１に読出及び書込を行なうよう制御するプログラムが
記憶された記憶手段７と、この記憶手段７からの出力信
号により、ディスク１の記録面のセクタ開始位置にヘッ
ド２をシフトし、所望の記録面と対称の記録面のセクタ
ＩＤの読み出し命令をコントローラ６に発行するととも
に、得られたＩＤから所望の記録面の次のセクタ位置を
演算してディスク１の回転位置を検索する検索手段６
と、ディスク１の回転位置を検出して入出力開始セクタ
を設定する設定手段３と、この設定手段３で設定される
入出力セクタのセクタアドレスからデータを転送するメ
モリアドレスへ変換して検索手段６に送出する変換手段
４とで構成される。
は、図１に示すように、トラックの開始位置を半セクタ
分シフトした２つの記録面を備えるディスク１と、この
ディスク１に記録されたデータの読出及び書込を行なう
ヘッド２と、このヘッド２で読出及び書込されたデータ
の授受を制御するコントローラ６と、このコントローラ
６にバスを介して接続されたデータ処理手段８と、この
データ処理手段８で実行されるコントローラ６へのコマ
ンド及びデータの入出力を行い、かつヘッド２がディス
ク１に読出及び書込を行なうよう制御するプログラムが
記憶された記憶手段７と、この記憶手段７からの出力信
号により、ディスク１の記録面のセクタ開始位置にヘッ
ド２をシフトし、所望の記録面と対称の記録面のセクタ
ＩＤの読み出し命令をコントローラ６に発行するととも
に、得られたＩＤから所望の記録面の次のセクタ位置を
演算してディスク１の回転位置を検索する検索手段６
と、ディスク１の回転位置を検出して入出力開始セクタ
を設定する設定手段３と、この設定手段３で設定される
入出力セクタのセクタアドレスからデータを転送するメ
モリアドレスへ変換して検索手段６に送出する変換手段
４とで構成される。
【００１２】また、ディスク１のトラックフォーマット
は、１シリンダ中の記録面のトラック毎に複数のセクタ
があり、各記録面のトラックのセクタ開始位置が半セク
タ分だけシフトして設けられ、各セクタにはＩＤ部とデ
ータ部が含まれており、ＩＤはセクタアドレスの情報が
含まれ、その他の記録フォーマット仕様、例えばセクタ
サイズやセクタ数は記憶手段７に記憶されたプログラム
等の仕様に合わせるか、ディスク１交換をしないシステ
ムなら独自の仕様でも良い。
は、１シリンダ中の記録面のトラック毎に複数のセクタ
があり、各記録面のトラックのセクタ開始位置が半セク
タ分だけシフトして設けられ、各セクタにはＩＤ部とデ
ータ部が含まれており、ＩＤはセクタアドレスの情報が
含まれ、その他の記録フォーマット仕様、例えばセクタ
サイズやセクタ数は記憶手段７に記憶されたプログラム
等の仕様に合わせるか、ディスク１交換をしないシステ
ムなら独自の仕様でも良い。
【００１３】次に、本発明の一実施の形態のディスク記
録装置の動作を図面を参照して説明する。
録装置の動作を図面を参照して説明する。
【００１４】本発明の一実施の形態のディスク記録装置
の動作は、図１〜図３に示すように、データ処理手段８
がコントローラ６を介してディスク１の入出力を指令す
ると、ディスク１の回転位置を検出して入出力開始セク
タを設定手段３で設定し、この設定手段３で設定された
入出力セクタのセクタアドレスからデータを転送するメ
モリアドレスへ変換手段４が変換して検索手段６に送出
させ、かつ記憶手段７に記憶されたプログラムより、入
出力開始セクタ位置，入出力メモリアドレス，入出力す
るデータ量のパラメータよって検索手段６がディスク１
の入出力要求に基づき、１トラックを単位に入出力デー
タ量分だけ対象トラックを更新しなが一連の処理を繰り
返し行う。
の動作は、図１〜図３に示すように、データ処理手段８
がコントローラ６を介してディスク１の入出力を指令す
ると、ディスク１の回転位置を検出して入出力開始セク
タを設定手段３で設定し、この設定手段３で設定された
入出力セクタのセクタアドレスからデータを転送するメ
モリアドレスへ変換手段４が変換して検索手段６に送出
させ、かつ記憶手段７に記憶されたプログラムより、入
出力開始セクタ位置，入出力メモリアドレス，入出力す
るデータ量のパラメータよって検索手段６がディスク１
の入出力要求に基づき、１トラックを単位に入出力デー
タ量分だけ対象トラックを更新しなが一連の処理を繰り
返し行う。
【００１５】まず、ヘッド１の移動を行って渡された入
出力要求から、図３に示すように、入出力トラック位置
を設定手段３で決定してシークコマンドを発行し、ヘッ
ド１移動処理を行い（ステップＳ１）、この時に入出力
トラックの決定方法に現在位置から最も近い位置に決定
する等のヘッド移動に関する最適な手法を用いると、な
おディスク１の入出力のスループットを向上させ、ディ
スク１の回転位置検索を行って入出力トラックでの入出
力対象セクタ数が２以下の場合、ディスク１の回転位置
検索を行う効果がないので、この処理をバイパスして入
出力トラックで入出力対象セクタの先頭アドレスを入出
力セクタに設定する。
出力要求から、図３に示すように、入出力トラック位置
を設定手段３で決定してシークコマンドを発行し、ヘッ
ド１移動処理を行い（ステップＳ１）、この時に入出力
トラックの決定方法に現在位置から最も近い位置に決定
する等のヘッド移動に関する最適な手法を用いると、な
おディスク１の入出力のスループットを向上させ、ディ
スク１の回転位置検索を行って入出力トラックでの入出
力対象セクタ数が２以下の場合、ディスク１の回転位置
検索を行う効果がないので、この処理をバイパスして入
出力トラックで入出力対象セクタの先頭アドレスを入出
力セクタに設定する。
【００１６】また、ディスク１の回転位置検索は、ま
ず、入出力トラックの記録面ではないもう一方の記録面
のトラックに対してセクタＩＤ読み出しを行い（ステッ
プＳ２）、セクタＩＤが読み終わった時点Ｔｉで、ディ
スク１の回転位置は読み出されたセクタＩＤ領域終了位
置にきていることになるので、読み出されたセクタＩＤ
からディスク１の回転位置が検出できる。
ず、入出力トラックの記録面ではないもう一方の記録面
のトラックに対してセクタＩＤ読み出しを行い（ステッ
プＳ２）、セクタＩＤが読み終わった時点Ｔｉで、ディ
スク１の回転位置は読み出されたセクタＩＤ領域終了位
置にきていることになるので、読み出されたセクタＩＤ
からディスク１の回転位置が検出できる。
【００１７】さらに、検出したディスク１の回転位置か
ら、次にヘッドでアクセスされる入出力トラックのセク
タのアドレスを算出し（ステップＳ３）、もし入出力セ
クタの対象でないなら入出力対象のセクタがアクセスさ
れるまで待って次のセクタへの処理（ステップＳ７）に
移り、もし入出力の対象であるなら、このセクタを入出
力セクタとして決定し（ステップＳ４）、この時に決定
した入出力セクタが記録面どうしで半セクタ分開始位置
をシフトしているので、ディスク１の回転位置の検索が
終了してから、セクタの入出力を開始するまでの回転待
ち時間Ｔｗが、半セクタ分の回転時間で済むことにな
り、ディスク１の回転待ち時間Ｔｗを軽減しディスク１
のアクセスのスループットが向上する。
ら、次にヘッドでアクセスされる入出力トラックのセク
タのアドレスを算出し（ステップＳ３）、もし入出力セ
クタの対象でないなら入出力対象のセクタがアクセスさ
れるまで待って次のセクタへの処理（ステップＳ７）に
移り、もし入出力の対象であるなら、このセクタを入出
力セクタとして決定し（ステップＳ４）、この時に決定
した入出力セクタが記録面どうしで半セクタ分開始位置
をシフトしているので、ディスク１の回転位置の検索が
終了してから、セクタの入出力を開始するまでの回転待
ち時間Ｔｗが、半セクタ分の回転時間で済むことにな
り、ディスク１の回転待ち時間Ｔｗを軽減しディスク１
のアクセスのスループットが向上する。
【００１８】その後、入出力セクタのセクタアドレスと
セクタサイズからディスク１の入出力データのオフセッ
ト位置を演算して入出力メモリアドレスを決定し（ステ
ップＳ５）、セクタデータの入出力を行うセクタデータ
読み出し、またはセクタデータ書き込みのコマンドを発
行してセクタデータの入出力を行い（ステップＳ６）、
同様にセクタデータの転送アドレスをプログラムで決定
し割り当てることにより、バッファメモリやコントロー
ラにＤＭＡなどのデータ転送回路を必要とせずに回路を
簡略化することができる。
セクタサイズからディスク１の入出力データのオフセッ
ト位置を演算して入出力メモリアドレスを決定し（ステ
ップＳ５）、セクタデータの入出力を行うセクタデータ
読み出し、またはセクタデータ書き込みのコマンドを発
行してセクタデータの入出力を行い（ステップＳ６）、
同様にセクタデータの転送アドレスをプログラムで決定
し割り当てることにより、バッファメモリやコントロー
ラにＤＭＡなどのデータ転送回路を必要とせずに回路を
簡略化することができる。
【００１９】従って、トラックで入出力すべきセクタが
全て終わっていなければ、入出力セクタのアドレスの値
を次の入出力セクタへ更新して入出力セクタの判別を行
い（ステップＳ８）、もし終わったなら１トラックの入
出力を終了して次のトラックへ移る処理をし（ステップ
Ｓ９）、もし入出力するべきトラックが全て終わらない
なら、入出力トラックのアドレスの値を次の入出力トラ
ックへ更新して（ステップＳ９）ヘッド１の移動（ステ
ップＳ１）に戻り（ステップＳ１０）、もし終わったな
らば処理を終了する。
全て終わっていなければ、入出力セクタのアドレスの値
を次の入出力セクタへ更新して入出力セクタの判別を行
い（ステップＳ８）、もし終わったなら１トラックの入
出力を終了して次のトラックへ移る処理をし（ステップ
Ｓ９）、もし入出力するべきトラックが全て終わらない
なら、入出力トラックのアドレスの値を次の入出力トラ
ックへ更新して（ステップＳ９）ヘッド１の移動（ステ
ップＳ１）に戻り（ステップＳ１０）、もし終わったな
らば処理を終了する。
【００２０】次に、ディスク１の入出力要求としてデー
タ処理手段８より、図２に示すように、セクタアドレス
Ｓ２１，Ｓ１２，Ｓ１３・・・からセクタ郡 Ｓ２１，
Ｓ１２，Ｓ１３・・・をメモリアドレスＰ１の示す領域
へディスク１から読み出しを行うようパラメータが与え
られると、セクタアドレスＳ２１を含むトラックＳ１３
を入出力トラックアドレスに決定し、このトラックのあ
る位置へヘッド１移動を行い（ステップＳ１）、このヘ
ッド１移動開始Ｔ１から移動終了Ｔ２の期間，ヘッド移
動距離，回転速度によって間隔が変動するためにディス
ク１の回転位置は不定になる。
タ処理手段８より、図２に示すように、セクタアドレス
Ｓ２１，Ｓ１２，Ｓ１３・・・からセクタ郡 Ｓ２１，
Ｓ１２，Ｓ１３・・・をメモリアドレスＰ１の示す領域
へディスク１から読み出しを行うようパラメータが与え
られると、セクタアドレスＳ２１を含むトラックＳ１３
を入出力トラックアドレスに決定し、このトラックのあ
る位置へヘッド１移動を行い（ステップＳ１）、このヘ
ッド１移動開始Ｔ１から移動終了Ｔ２の期間，ヘッド移
動距離，回転速度によって間隔が変動するためにディス
ク１の回転位置は不定になる。
【００２１】また、トラックＳ１３の第１記録面とは別
面にある第２記録面のトラックＳ２３に対してセクタＩ
Ｄの読み出しを行い（ステップＳ２）、セクタＳ２１の
ＩＤが読み出されてセクタアドレスが得られると、この
セクタＩＤが読み終わった時点Ｔ３で、ディスク１の回
転位置はセクタＳ２１のＩＤ領域終了位置にあることが
検索でき、Ｔ３の時点からトラックＳ１３で次にヘッド
がアクセスするセクタアドレスを演算し（ステップＳ
３）、図２の（Ａ）に示すように、セクタＳ２１とセク
タＳ１２の位置関係から、セクタアドレスＳ１２が次に
ヘッドがアクセスするセクタアドレスとして演算でき、
セクタアドレスＳ１２は入出力要求にある読み出し対象
のセクタに含まれるので、入出力セクタアドレスとして
決定する（ステップＳ４）。
面にある第２記録面のトラックＳ２３に対してセクタＩ
Ｄの読み出しを行い（ステップＳ２）、セクタＳ２１の
ＩＤが読み出されてセクタアドレスが得られると、この
セクタＩＤが読み終わった時点Ｔ３で、ディスク１の回
転位置はセクタＳ２１のＩＤ領域終了位置にあることが
検索でき、Ｔ３の時点からトラックＳ１３で次にヘッド
がアクセスするセクタアドレスを演算し（ステップＳ
３）、図２の（Ａ）に示すように、セクタＳ２１とセク
タＳ１２の位置関係から、セクタアドレスＳ１２が次に
ヘッドがアクセスするセクタアドレスとして演算でき、
セクタアドレスＳ１２は入出力要求にある読み出し対象
のセクタに含まれるので、入出力セクタアドレスとして
決定する（ステップＳ４）。
【００２２】さらに、入出力セクタアドレスであるセク
タアドレスＳ１２のセクタＳ１２が読み出されるべきメ
モリアドレスＰ２を、セクタアドレスとセクタサイズか
ら演算して（ステップＳ５）セクタデータ読み出し処理
を行い（ステップＳ６）、入出力セクタアドレスをセク
タＳ１３に更新し、トラックＳ１３に含む入出力対象の
セクタの読み出しが全て終わるまでステップＳ４へのル
ープとなり（ステップＳ８）、これら１トラックにおけ
る動作を最終セクタアドレスのセクタ位置まで、トラッ
クアドレスを更新しながら処理を繰り返す。（ステップ
Ｓ９，ステップＳ１０）
タアドレスＳ１２のセクタＳ１２が読み出されるべきメ
モリアドレスＰ２を、セクタアドレスとセクタサイズか
ら演算して（ステップＳ５）セクタデータ読み出し処理
を行い（ステップＳ６）、入出力セクタアドレスをセク
タＳ１３に更新し、トラックＳ１３に含む入出力対象の
セクタの読み出しが全て終わるまでステップＳ４へのル
ープとなり（ステップＳ８）、これら１トラックにおけ
る動作を最終セクタアドレスのセクタ位置まで、トラッ
クアドレスを更新しながら処理を繰り返す。（ステップ
Ｓ９，ステップＳ１０）
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディスク
記録装置によれば、ヘッド位置を検索して所望の入出力
セクタがヘッド位置に設定されるため、回転待ち時間を
削減してデータの高速アクセスができ、かつ２つの記録
面のセクタ開始位置を半セクタシフトしてディスクの回
転位置を検索するため、ディスクの回転位置からセクタ
データの入出力開始が可能になるまでの平均回転待時間
を半セクタの回転時間に短縮する効果がある。
記録装置によれば、ヘッド位置を検索して所望の入出力
セクタがヘッド位置に設定されるため、回転待ち時間を
削減してデータの高速アクセスができ、かつ２つの記録
面のセクタ開始位置を半セクタシフトしてディスクの回
転位置を検索するため、ディスクの回転位置からセクタ
データの入出力開始が可能になるまでの平均回転待時間
を半セクタの回転時間に短縮する効果がある。
【００２４】また、本発明のディスク記録装置によれ
ば、トラック毎にディスクの回転位置の検索を行うた
め、ヘッド移動距離，移動速度，回転速度によらずに回
転待ち時間が削減され、かつコントローラにヘッド位置
の検出回路，比較回路，バッファメモリを必要としない
ため、回路を簡素化する効果がある。
ば、トラック毎にディスクの回転位置の検索を行うた
め、ヘッド移動距離，移動速度，回転速度によらずに回
転待ち時間が削減され、かつコントローラにヘッド位置
の検出回路，比較回路，バッファメモリを必要としない
ため、回路を簡素化する効果がある。
【図１】本発明の一実施の形態によるディスク記録装置
のブロック構成図である。
のブロック構成図である。
【図２】本発明の一実施の形態によるディスク記録装置
のフォーマット図（Ａ）及びセクタ読出詳細図（Ｂ）で
ある。
のフォーマット図（Ａ）及びセクタ読出詳細図（Ｂ）で
ある。
【図３】本発明の一実施の形態によるディスク記録装置
のフローチャートである。
のフローチャートである。
１ ディスク ２ ヘッド ３ 設定手段 ４ 変換手段 ５ 検索手段 ６ コントローラ ７ 記憶手段 ８ データ処理手段
Claims (2)
- 【請求項１】 トラックの開始位置を半セクタ分シフト
した２つの記録面を備えるディスクと、このディスクに
記録されたデータの読出及び書込を行なうヘッドと、こ
のヘッドで読出及び書込されたデータの授受を制御する
コントローラと、このコントローラにバスを介して接続
されたデータ処理手段と、このデータ処理手段で実行さ
れる上記コントローラへのコマンド及びデータの入出力
を行い、かつ上記ヘッドが上記ディスクに読出及び書込
を行なうよう制御するプログラムが記憶された記憶手段
と、この記憶手段からの出力信号により、上記ディスク
の記録面のセクタ開始位置に上記ヘッドをシフトし、所
望の記録面と対称の記録面のセクタＩＤの読み出し命令
を上記コントローラに発行するとともに、得られたＩＤ
から所望の記録面の次のセクタ位置を演算して上記ディ
スクの回転位置を検索する検索手段とで構成されたこと
を特徴とするディスク記録装置。 - 【請求項２】 上記ディスクの回転位置を検出して入出
力開始セクタを設定する設定手段と、この設定手段で設
定される入出力セクタのセクタアドレスから上記データ
を転送するメモリアドレスへ変換して上記検索手段に送
出する変換手段とで構成されたことを特徴とする請求項
１記載のディスク記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23311197A JPH1173716A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | ディスク記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23311197A JPH1173716A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | ディスク記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1173716A true JPH1173716A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=16949951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23311197A Pending JPH1173716A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | ディスク記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1173716A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6715036B1 (en) | 2000-08-01 | 2004-03-30 | International Business Machines Corporation | Method, system, and data structures for transferring blocks of data from a storage device to a requesting application |
-
1997
- 1997-08-28 JP JP23311197A patent/JPH1173716A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6715036B1 (en) | 2000-08-01 | 2004-03-30 | International Business Machines Corporation | Method, system, and data structures for transferring blocks of data from a storage device to a requesting application |
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