JPH1173160A - 有機elディスプレイの駆動装置 - Google Patents

有機elディスプレイの駆動装置

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JPH1173160A
JPH1173160A JP10052965A JP5296598A JPH1173160A JP H1173160 A JPH1173160 A JP H1173160A JP 10052965 A JP10052965 A JP 10052965A JP 5296598 A JP5296598 A JP 5296598A JP H1173160 A JPH1173160 A JP H1173160A
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organic
driving
lcd
signal
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JP10052965A
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Takashi Tanaka
俊 田中
Yoshihiro Saito
義広 斎藤
Mitsunari Suzuki
満成 鈴木
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Original Assignee
TDK Corp
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で比較的入手が容易なLCDの制御装置
ないし駆動装置をそのまま使用することができる有機E
Lディスプレイの駆動装置を提供し、逆方向への電流な
いしリーク電流を防止し、クロストロークや、輝度ムラ
等の無い、高表示品質が可能な有機ELディスプレイの
駆動装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも1組の電極と、この電極間に
存在する有機EL層とを有し、前記電極の間に少なくと
も1つの回路を形成する有機ELディスプレイ4の駆動
装置であって、2つ以上の異なった信号レベルのLCD
駆動パルスを出力するLCD駆動手段1と、1つまたは
2つ以上の異なった検出レベルを有し、前記LCD駆動
手段1からのLCD駆動パルスを入力して1つまたは2
つ以上の異なった検出レベルに応じた有機ELディスプ
レイの駆動信号を発生する信号変換手段2とを有する有
機ELディスプレイの駆動装置とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオーディオ等で使わ
れる情報表示パネル、自動車用の計器パネル、動画・静
止画を表示させるディスプレイ等、家電製品、自動車、
二輪車電装品に使用され、有機化合物を用いて構成され
た有機ELディスプレイの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、有機EL素子が盛んに研究され、
実用化されつつある。これは、錫ドープ酸化インジウム
(ITO)などの透明電極(ホール注入電極)上にトリ
フェニルジアミン(TPD)などのホール輸送材料を蒸
着により薄膜とし、さらにアルミキノリノール錯体(A
lq3 )などの蛍光物質を発光層として積層し、さらに
Mgなどの仕事関数の小さな金属電極(電子注入電極)
を形成した基本構成を有する素子で、10V 前後の電圧
で数100から数10000cd/m2ときわめて高い輝度
が得られることで、家電製品、自動車、二輪車電装品等
のディスプレイとして注目されている。
【0003】このような有機EL素子を用いたディスプ
レイとして、例えば図7に示すような構成の有機ELデ
ィスプレイが知られている。図において、有機ELディ
スプレイ1は、図示しない有機層(発光層等)が、通常
陰電極となる走査(コモンライン)電極33と、通常陽
極(透明電極)となるデータ(セグメントライン)電極
34とで挟まれ、かつ透明(ガラス)基板31,32間
に配置されている。走査電極33とデータ電極34間に
電位差を与えると、有機層に電界が発生し、この電界に
より加速された電子により電子・ホール対が発生し、ま
たは発光中心の電子が励起され、その電子・ホール対の
消失や、励起状態から定常状態に復するときに発光する
ものである。
【0004】上記のようなマトリクスタイプのディスプ
レイや、セグメントタイプのディスプレイを駆動する場
合、表示する数字、文字等のキャラクターデータや図形
等のイメージデータを、上記マトリクス上の特定の位置
に対応させるデータに展開し、ディスプレイ上に表示さ
せたり、所定のセグメントを駆動したりする制御装置な
いし駆動装置が必要である。この制御装置ないし駆動装
置は、例えばキャラクターデータやイメージデータを解
析し、マトリクスデータに展開するための演算回路ない
しプロセッサと、このプロセッサ等に対してビットマッ
プイメージデータ、ビットマップアドレスデータや、セ
グメントアドレスデータ等を提供するメモリ等から構成
される。従って、有機ELディスプレイを開発しようと
する場合には、このような機能を有する制御装置ないし
駆動装置をも併せて開発する必要があるが、これらプロ
セッサやメモリ等を有する専用LSI(大規模集積回
路)とした場合、その開発や製造設備等に多大な時間と
費用を必要としてしまう。
【0005】ところで、このような機能を有する制御装
置ないし駆動装置として、液晶ディスプレイ(LCD)
の制御装置ないし駆動装置が従来より開発され、量産さ
れ、幅広く使用されている。従って、このようなLCD
の制御装置ないし駆動装置を有機ELディスプレイの制
御装置ないし駆動装置として使用することができれば、
開発や製造設備等に要する多大な時間と費用を節約する
ことができる。
【0006】しかし、従来から汎用されているLCDの
制御装置ないし駆動装置は、液晶固有の特性や、配線効
率等の点から反転駆動電圧を印加したり、複数の異なる
駆動電圧を印加する駆動方式を採用したものが大多数を
占める。すなわち、例えば図6に示すように、駆動パル
ス波形中に基準電圧V0に対して、時間t1,t2,t
3で変化する2つの電圧レベルV1,V2を包含し、複
合的な矩形波を出力するようになっている。このような
駆動パルスは、LCDを駆動するには極めて有効な駆動
手段であるが、電流密度に応じて発光輝度が変化する有
機ELディスプレイにおいては問題となる。すなわち、
例えば、図示例では時間t2から時間t3に移行した段
階で輝度が変化してしまい事実上使用できない。従っ
て、LCDの制御装置ないし駆動装置を、そのまま有機
ELディスプレイの制御装置ないし駆動装置として使用
することは極めて困難である。
【0007】さらに、有機EL素子は陽極から陰極へ順
方向に電流が流れる際に発光し、逆方向へは電流が流れ
にくい。単純マトリクス型においては、このダイオード
特性が極めて重要である。すなわち、単純マトリクスタ
イプの有機ELディスプレイの場合、例えば図5に示す
ように、通常、接地側を走査線に、電源を供給する側を
データ線に、トランジスタ、FET等のスイッチング素
子を用い、オープンコレクター(ドレイン)等の接続方
法によりオン/オフ制御している。
【0008】ところが、この駆動方法では、非導通部分
の各走査線、データ線は不安定状態にある。従って、例
えば図示例のように、非導通箇所に不良個所pがある
と、逆方向に電流が流れるため、通常の発光電流路a以
外にリーク電流路bが形成されてしまう。この逆方向へ
の電流ないしリーク電流bがあると、クロストローク
や、輝度ムラ等の表示品質の低下を招くことになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、安価
で比較的入手が容易なLCDの制御装置ないし駆動装置
をそのまま使用することができる有機ELディスプレイ
の駆動装置を提供することである。
【0010】また、逆方向への電流ないしリーク電流を
防止し、クロストロークや、輝度ムラ等の無い、高表示
品質が可能な有機ELディスプレイの駆動装置を提供す
ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記目的は以
下の本発明により達成される。 (1) 少なくとも1組の電極と、この電極間に存在す
る有機EL層とを有し、前記電極の間に少なくとも1つ
の回路を形成する有機ELディスプレイの駆動装置であ
って、2つ以上の異なった信号レベルのLCD駆動パル
スを出力するLCD駆動手段と、1つまたは2つ以上の
異なった検出レベルを有し、前記LCD駆動手段からの
LCD駆動パルスを入力して1つまたは2つ以上の異な
った検出レベルに応じた有機ELディスプレイの駆動信
号を発生する信号変換手段とを有する有機ELディスプ
レイの駆動装置。 (2) 前記信号変換手段の出力信号に応じて前記有機
ELディスプレイの少なくとも一方の電極の接続を電源
側または接地側のいずれかに切り換えるスイッチング手
段を有する上記(1)の有機ELディスプレイの駆動装
置。 (3) 前記有機ELディスプレイは、単純マトリクス
型のディスプレイである上記(1)または(2)の有機
ELディスプレイの駆動装置。 (4) 前記有機ELディスプレイは、マトリクス・セ
グメント混在型のディスプレイである上記(1)または
(2)の有機ELディスプレイの駆動装置。 (5) 前記有機ELディスプレイは、セグメント型の
ディスプレイである上記(1)または(2)の有機EL
ディスプレイの駆動装置。 (6) 前記有機ELディスプレイの、データ側電極と
走査側電極のそれぞれに接続される上記(3)〜(5)
のいずれかの有機ELディスプレイの駆動装置。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の有機EL素子の駆動装置
は、少なくとも1組の電極と、この電極間に存在する有
機EL層とを有し、前記電極の間に少なくとも1つの回
路を形成する有機ELディスプレイ4の駆動装置におい
て、図1に示されるように、2つ以上の異なった信号レ
ベルのLCD駆動パルスを出力するLCD駆動手段1
と、1つまたは2つ以上の異なった検出レベルを有し前
記液晶駆動手段からのLCD駆動パルスを入力して前記
1つまたは2つ以上の異なった検出レベルに応じた有機
ELディスプレイの駆動信号を発生する信号変換手段2
とを有する。また、さらに好ましくは、前記信号変換手
段2の出力信号に応じて前記有機ELディスプレイの少
なくとも一方の電極の接続を電源側または接地側のいず
れかに切り換えるスイッチング手段3を有する。
【0013】LCD駆動手段1は、LCDを駆動するた
めに必要な2つ以上の異なった信号レベルのLCD駆動
パルスを出力する。このLCD駆動パルスは、例えば、
図2(a)に示すように、基準電圧V0 と、この基準電
圧V0 に対して複数(図示例では2つ)の信号レベルV
1 、V2 を有し、それぞれのレベルのパルス波形が合成
されたものとして出力される。これらのパルス波形の周
期や信号レベルは任意であり、LCDの駆動方式(1/
2,1/3分割等)や、ディスプレイの態様(単純マト
リクス型、セグメント型等)等により適宜決められる。
従って、使用する有機ELディスプレイが、これらのL
CDの態様と等しいか近似するものを適宜選択すればよ
い。なお、図示例ではパルス波形は矩形波の集合として
記載されているが、このような矩形波に限定されるもの
ではなく、n次の正弦波の集合体として表され、複数の
論理レベルを与えることの可能な波形も含まれ、特に搬
送路や回路定数等の影響による波形の変形や、外来ノイ
ズ等の影響は無いものとする(以下同)。
【0014】LCD駆動手段1は、上記のように論理回
路を組み合わせた演算回路やプロセッサ、RAM、RO
M等のメモリ−等を用いて構成することも可能である
が、本発明ではLCD駆動手段1として市販されてい
る、LCDコントローラ、LCDドライバーIC(LS
I)を使用することが好ましい。市販のICを用いるこ
とにより、開発費や開発時間を節約でき、低コストで、
迅速な製品開発が可能となる。市販され入手が可能なL
CDコントローラ、LCDドライバーICとしては、例
えば、セグメントドライブタイプのものであれば、μP
D7225、:μPD7227日本電気(株)製、HD
61602、HD61603日立製作所(株)製等が挙
げられ、マトリクスドライブタイプのものであれば、μ
PD16435/A、μPD16676日本電気(株)
製、MSM6222B−01沖電気(株)製等が挙げら
れ、セグメント・マトリクス混在パネル駆動用のものと
しては、μPD16432B日本電気(株)製、MSM
6665−01沖電気(株)製、HD66720日立製
作所(株)製等が挙げられる。
【0015】信号変換手段2は、1つまたは2つ以上の
異なった検出レベルを有する。例えば図2(a)に示す
ように、LCD駆動手段1から出力されるLCD駆動パ
ルスの複数の信号レベルV1 、V2 に応じた複数の検出
レベルS1 、S2 を有し、この複数の検出レベルS1 、
S2 で検出される信号の状態に応じて有機ELディスプ
レイの駆動信号を出力する。複数の検出レベルS1 、S
2 で検出されるLCD駆動パルスの条件はHレベル(正
論理)でも、Lレベル(負論理)でもよく、また、検出
後の出力のいずれかを反転させたものでもよい。また、
検出レベルは1つでもよく、その場合には図示例ではS
1 またはS2 のいずれかのレベルのみを検出することに
なる。
【0016】LCD駆動パルスの信号レベル検出手段と
しては、特に限定されるものではなく、通常用いられて
いる信号検出方法で十分であり。例えば、図示のように
LCD駆動パルスの複数の信号レベル電圧V1 、V2 に
対し、ある程度の誤差範囲を含んだ分低いレベルの検出
電圧レベルS1 、S2 をそれぞれ設定し、この電圧レベ
ルで、信号電圧が検出されたとき、あるいはされなかっ
たときに出力を生じるようにしたもの等がある。すなわ
ち、図示例では、第1の検出レベルS1 では、Lレベル
でLCD駆動パルスを検出し、第2の検出レベルS2 で
は、HレベルでLCD駆動パルスを検出して有機ELデ
ィスプレイの駆動パルスに変換している。信号の検出を
正論理か、負論理によるか、また検出された信号に対応
する出力信号を正論理とするか、負論理とするかは使用
するLCD駆動手段1や有機ELディスプレイの種類等
により適宜決めればよい。また、通常はLCDにおいて
表示させるための信号状態のときに、有機ELディスプ
レイを発光させるように信号が変換されるが、表示状態
のときに、さらにこれを時分割して表示させてもよい。
【0017】検出レベルを設定するための手段も、特に
限定されるものではなく、電源電圧等を抵抗等で分圧し
て基準電圧としたものや、抵抗に代えてインピーダンス
素子、ダイオード、ツェナーダイオード等を用いてもよ
いし、電池等の電圧発生デバイスを利用してもよいし、
A/D変換した信号に対するデジタルデータとして設定
してもよい。
【0018】設定された検出レベルは、比較手段等によ
りLCD駆動信号と比較されこれを超え、あるいはこれ
より低い信号として検出される。比較手段も特に限定さ
れるものではなく、OPアンプICを組み合わせたコン
パレータや、作動増幅器を応用したもの、A/D変換し
た信号を基準データと比較するプロセッサ等を用いるこ
とができる。また、これらに代えて、LCD駆動パルス
を複数に分圧して検出したい信号レベルを取り出し、こ
れを論理回路等により処理してもよい。
【0019】信号変換手段2より出力される有機ELデ
ィスプレイの駆動信号は、有機ELディスプレイの駆動
に適した、単一のHレベル状態(VH )またはLレベル
状態(VL )からなる有機ELディスプレイの駆動パル
スとなる。
【0020】本発明で好ましく用いられるスイッチング
手段3は、信号変換手段2の出力信号、つまり有機EL
ディスプレイの駆動パルスに応じて前記有機ELディス
プレイの少なくとも一方の電極の接続を電源側または接
地側に切り換える。すなわち、動作時に接地側(電源
側)に接続されるのであれば、非動作時には電源側(接
地側)に接続される。このように、非動作部分を安定化
させることにより、例えば図5のように不良個所pがあ
っても、その部分の走査線側がHレベル(Lレベル)に
保持され、リーク電流bを生じることはない。
【0021】電極への接続を切り換える手段としては、
リレー等の有接点デバイスを用いることも考えられる
が、動作の高速性、信頼性等を考慮すると、トランジス
タ、FETおよびこれらと同等の機能を有する半導体素
子が好ましい。これら半導体素子は、電源側または接地
側のいずれかに接続されるよう、それぞれの導通方向に
対応して複数(2つ以上)設けられ、一方が動作状態
(導通状態)のときは、他方が非動作状態(非導通状
態)となるよう接続、配置される。このような接続、配
置方法として、一般にトーテムポール接続が知られてい
る。また、電源側、接地側とは直接電源や接地ラインに
接続する場合の他、電流制限抵抗、保護ダイオード等の
素子を介して接続する場合も含まれる。
【0022】次に、本発明に使用される有機ELディス
プレイ4について説明する。本発明に使用される有機E
Lディスプレイは、例えば、図7に示すように、一方の
基板32上に、ホール注入電極(陽極)34、ホール注
入・輸送層、発光および電子注入輸送層、電子注入電極
(陰極)33、必要により保護層が積層され、これを反
転して他方の基板31との間に有機層を挟み込んだ構成
を有する。
【0023】本発明の有機ELディスプレイは、上記の
構成例に限らず、種々の構成とすることができ、セグメ
ントタイプのものであってもよく、例えば発光層を単独
で設け、この発光層と電子注入電極との間に電子注入輸
送層を介在させた構造とすることもできる。また、必要
に応じ、ホール注入・輸送層と発光層とを混合しても良
い。
【0024】電子注入電極はスパッタ法や真空蒸着等に
より成膜し、発光層等の有機物層は真空蒸着等により、
ホール注入電極は蒸着やスパッタ等により成膜すること
ができるが、これらの膜のそれぞれは、必要に応じてマ
スク蒸着または膜形成後にエッチングなどの方法によっ
てパターニングされ、これによって、所望の発光パター
ンを得ることができる。電極成膜後に、SiOX 等の無
機材料、テフロン等の有機材料等を用いた保護膜を形成
してもよい。保護膜は透明でも不透明であってもよく、
保護膜の厚さは50〜1200nm程度とする。保護膜は
スパッタ法、蒸着法等により形成すればよい。
【0025】さらに、素子の有機層や電極の酸化を防ぐ
ために素子上に封止層を形成することが好ましい。封止
層は、湿気の侵入を防ぐために市販の低吸湿性の光硬化
性接着剤、エポキシ系接着剤、シリコーン系接着剤、架
橋エチレン−酢酸ビニル共重合体接着剤シート等の接着
性樹脂層を用いて、ガラス板等の封止板を接着し密封す
る。ガラス板以外にも金属板、プラスチック板等を用い
ることもできる。
【0026】発光層は、ホール(正孔)および電子の注
入機能、それらの輸送機能、ホールと電子の再結合によ
り励起子を生成させる機能を有する。発光層には比較的
電子的にニュートラルな化合物を用いることが好まし
い。
【0027】ホール注入輸送層は、陽電極からのホール
の注入を容易にする機能、ホールを安定に輸送する機能
および電子を妨げる機能を有し、電子注入輸送層は、陰
電極からの電子の注入を容易にする機能、電子を安定に
輸送する機能およびホールを妨げる機能を有するもので
あり、これらの層は、発光層に注入されるホールや電子
を増大・閉じこめさせ、再結合領域を最適化させ、発光
効率を改善する。
【0028】発光層の厚さ、ホール注入輸送層の厚さお
よび電子注入輸送層の厚さは特に限定されず、形成方法
によっても異なるが、通常、5〜500nm程度、特に1
0〜300nmとすることが好ましい。
【0029】ホール注入輸送層の厚さおよび電子注入輸
送層の厚さは、再結合・発光領域の設計によるが、発光
層の厚さと同程度もしくは1/10〜10倍程度とすれ
ばよい。ホールもしくは電子の、各々の注入層と輸送層
を分ける場合は、注入層は1nm以上、輸送層は1nm以
上、特に20nm以上とするのが好ましい。このときの注
入層、輸送層の厚さの上限は、通常、注入層で500nm
程度、輸送層で500nm程度である。このような膜厚に
ついては注入輸送層を2層設けるときも同じである。
【0030】発光層には発光機能を有する化合物である
蛍光性物質を含有させる。このような蛍光性物質として
は、例えば、特開昭63−264692号公報に開示さ
れているような化合物、例えばキナクリドン、ルブレ
ン、スチリル系色素等の化合物から選択される少なくと
も1種が挙げられる。また、トリス(8−キノリノラ
ト)アルミニウム等の8−キノリノールないしその誘導
体を配位子とする金属錯体色素などのキノリン誘導体、
テトラフェニルブタジエン、アントラセン、ペリレン、
コロネン、12−フタロペリノン誘導体等が挙げられ
る。さらには、特願平6−110569号のフェニルア
ントラセン誘導体、特願平6−114456号のテトラ
アリールエテン誘導体等を用いることができる。
【0031】また、それ自体で発光が可能なホスト物質
と組み合わせて使用することが好ましく、ドーパントと
しての使用が好ましい。このような場合の発光層におけ
る化合物の含有量は0.01〜10wt% 、さらには0.
1〜5wt% であることが好ましい。ホスト物質と組み合
わせて使用することによって、ホスト物質の発光波長特
性を変化させることができ、長波長に移行した発光が可
能になるとともに、素子の発光効率や安定性が向上す
る。
【0032】基板材料としては、ガラスや石英、樹脂等
の透明ないし半透明材料を用いる。また、基板に色フィ
ルター膜や蛍光性物質を含む色変換膜、あるいは誘電体
反射膜を用いて発光色をコントロールしてもよい。
【0033】色フィルター膜には、液晶ディスプレイ等
で用いられているカラーフィルターを用いれば良いが、
有機ELの発光する光に合わせてカラーフィルターの特
性を調整し、取り出し効率・色純度を最適化すればよ
い。
【0034】また、EL素子材料や蛍光変換層が光吸収
するような短波長の外光をカットできるカラーフィルタ
ーを用いれば、素子の耐光性・表示のコントラストも向
上する。
【0035】また、誘電体多層膜のような光学薄膜を用
いてカラーフィルターの代わりにしても良い。
【0036】色変換膜は、EL発光の光を吸収し、色変
換膜中の蛍光体から光を放出させることで、発光色の色
変換を行うものであるが、組成としては、バインダー、
蛍光材料、光吸収材料の三つから形成される。
【0037】有機ELディスプレイは、直流駆動型や、
交流駆動またはパルス駆動として用いられる。駆動させ
るための印加電圧は、通常、2〜20V 程度とされる。
【0038】
【実施例】次に実施例を示し、本発明をより具体的に説
明する。 <実施例1>図3は本発明の有機ELディスプレイの駆
動装置のより具体的な実施例を示した回路図である。図
において、本発明の有機ELディスプレイの駆動装置
は、LCD駆動手段1と、信号変換手段2と、スイッチ
ング手段3とを有し、さらに信号変換手段2は、第1の
検出レベルを与える第1の検出レベル設定部21と、第
2の検出レベルを与える第2の検出レベル設定部22
と、この第1および第2の検出レベルとLCD駆動パル
ス信号とを比較する比較部23とを有する。
【0039】ノードN1には、LCD駆動手段1から、
例えば図2(a)に示すようなLCD駆動パルスが抵抗
R1を介して印加され、それぞれ比較部23のコンパレ
ータIC1、IC2のプラス入力(+)とマイナス入力
(−)に与えられる。第1および第2の検出レベル設定
部21,22は、抵抗R2またはR3と、ツェナーダイ
オードZD1またはZD2とで電源電圧を分圧して得ら
れる第1の検出レベル電圧S1と、第2の検出レベル電
圧S2とをそれぞれコンパレータIC1、IC2のマイ
ナス入力(−)とプラス入力(+)に与える。
【0040】2つのコンパレータIC1,IC2はいわ
ゆるウインドコンパレータを構成し、前記第1の検出レ
ベル電圧S1と、第2の検出レベル電圧S2で与えられ
る範囲以外の電圧を検出すると出力を生じる。従って、
各コンパレータIC1,IC2の出力から、ダイオード
D1,D2を介して接続されるノードN2には、図2
(b)に示すような波形が現れる。なお、各コンパレー
タIC1,IC2の出力に接続されている抵抗R4,R
5はプルアップ抵抗である。また、オペアンプを使用し
た場合には、一般的にプルアップ抵抗は省略できるが、
コンパレータ、オペアンプの出力回路等により最適な回
路構成とすればよい。また、2値化手段として、トラン
ジスタやFET等のスイッチング素子を用いた公知の回
路を使用することも可能である。
【0041】スイッチング手段3は、電源側と接地側と
の間に2つのスイッチング素子Tr1,Tr2が直列
(トーテムポール)接続されている。すなわち、一方の
スイッチング素子Tr1の電流流入側の被制御端子(エ
ミッタ)は電源側に、電流排出側の被制御端子(コレク
タ)は他方のスイッチング素子Tr2の電流流入側の被
制御端子(コレクタ)に、電流排出側の被制御端子(エ
ミッタ)は接地側に接続され、かつ2つのスイッチング
素子Tr1,Tr2の制御端子(ベース)は互いに接続
されると共にノードN2に接続されている。また、一方
のスイッチング素子Tr1の電流排出側の被制御端子
(コレクタ)と他方のスイッチング素子Tr2の電流流
入側の被制御端子(コレクタ)は出力端子OUTに接続
されている。出力端子OUTは有機ELディスプレイの
一方の電極に接続される。
【0042】従って、ノードN2に印加された有機EL
ディスプレイの駆動パルスは、2つのスイッチング素子
Tr1,Tr2の制御端子(ベース)に加えられ、一方
のスイッチング素子Tr1は、駆動パルスがLレベル
(VL )のときに動作し、他方のスイッチング素子Tr
2はHレベル(VH )のときに動作し、電源側、接地側
のいずれか一方に接続するように動作する。なお、ここ
ではスイッチング素子の動作時間の遅延や、信号の遅延
等の影響はないものとする。
【0043】<実施例2>図4は本発明の他の実施例を
示したものであり、この例では有機ELディスプレイ4
aのデータ線34と走査線33をそれぞれ駆動してい
る。
【0044】すなわち、LCD駆動手段1からは、デー
タ線と走査線を駆動するLCD駆動パルスが抵抗R8,
R9を介して印加され、それぞれ比較部23のコンパレ
ータIC3の比較信号入力(VIN)と、IC4の比較
信号入力(VIN)に与えられる。この場合、例えばデ
ータ線、走査線駆動用のLCD駆動パルスは、特定の位
置の画素を駆動(表示ないし点灯)しようとする場合、
データ側がプラスの最高レベル、走査側がマイナスの最
高レベルとなるような波形になっている。そこで、この
例では、このようなプラス側とマイナス側の最高レベル
を検出するようになっている。すなわち、第1および第
2の検出レベル設定部21,22は、抵抗R6またはR
7と、ツェナーダイオードZD3またはZD4とで電源
電圧を分圧して得られる第1の検出レベル電圧S1と、
第2の検出レベル電圧S2とをそれぞれコンパレータI
C3、IC4の基準信号入力(Vref)に与える。こ
こで、第1の検出レベル電圧S1と、第2の検出レベル
電圧S2は、プラス側最高電圧またはマイナス側最高電
圧より多少低い電圧(絶対値)を基準電圧入力に与える
よう設定されている。つまり、この例の場合、例えば2
段階にレベルが変化する2つのLCD駆動パルスの特定
の状態を与えるレベル(例えば最もH側と最もL側のレ
ベル)を検出してデータ線側と走査線側を同時に駆動す
るように動作(コンプリメンタリ動作)する。
【0045】これにより、2つのコンパレータIC3,
IC4は、見かけ上動作論理が逆になり、前記第1の検
出レベル電圧S1と、第2の検出レベル電圧S2で与え
られる基準信号電圧(Vref)と対応する入力信号電
圧を検出するとそれぞれの出力を生じる。そして、各コ
ンパレータIC3,IC4の出力がそれぞれ各スイッチ
ング手段3a,3bに送出される。
【0046】各スイッチング手段3a,3bは、電源側
と接地側との間に2つのスイッチング素子Tr3(p−
チャンネル),Tr4(n−チャンネル)〔またはTr
5(p−チャンネル)、Tr6(n−チャンネル)〕が
直列(トーテムポール:コンプリメンタリ)接続されて
いる。すなわち、一方のスイッチング素子Tr3(Tr
5)の電流流入側の被制御端子(ドレイン)は電源側
に、電流排出側の被制御端子(ソース)は他方のスイッ
チング素子Tr4(Tr6)の電流流入側の被制御端子
(ドレイン)に、電流排出側の被制御端子(ソース)は
接地側に接続されている。また、一方のスイッチング手
段3aの一方のスイッチング素子Tr3と他方のスイッ
チング素子Tr4の制御端子(ゲート)は共にノードN
3に接続され、他方のスイッチング手段3bの一方のス
イッチング素子Tr5と他方のスイッチング素子Tr6
の制御端子(ゲート)は共にノードN4に接続されてい
る。また、一方のスイッチング手段3aの一方のスイッ
チング素子Tr3の電流排出側の被制御端子(ソース)
と他方のスイッチング素子Tr4の電流流入側の被制御
端子(ドレイン)は出力端子を介して有機ELディスプ
レイ4aのデータ線34に接続されている。また、他方
のスイッチング手段3bの一方のスイッチング素子Tr
5の電流排出側の被制御端子(ソース)と他方のスイッ
チング素子Tr6の電流流入側の被制御端子(ドレイ
ン)は出力端子を介して有機ELディスプレイ4aの走
査線33に接続されている。そして、一方のコンパレー
タIC3と他方のコンパレータIC4とは動作が逆にな
り、LCD駆動手段1からの信号により信号変換手段2
に信号が入力されると、有機ELディスプレイ4aのデ
ータ線34に電流を流し込むと共に、走査線から電流を
排出するように動作する。その他の構成は図3の回路と
同等であり、同一構成要素には同一符号を付して説明を
省略する。
【0047】なお、ここでは有機ELディスプレイを構
成する電極の一部を駆動する部分について説明したが、
他の部分も同様に構成され、駆動装置を構成する。ま
た、比較部23等の構成はコンパレータ等に限定される
ものではなく、上記のように種々の構成とすることがで
きる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、安価で比
較的入手が容易なLCDの制御装置ないし駆動装置をそ
のまま使用することができる有機ELディスプレイの駆
動装置を提供可能となった。
【0049】また、逆方向への電流ないしリーク電流を
防止し、クロストロークや、輝度ムラ等の無い、高表示
品質が可能な有機ELディスプレイの駆動装置を提供可
能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有機ELディスプレイの駆動装置の基
本構成を示したブロック図である。
【図2】LCD駆動手段と信号変換手段の出力信号を示
した図である。
【図3】本発明の有機ELディスプレイの駆動装置の、
より具体的な構成例を示した回路図である。
【図4】本発明の有機ELディスプレイの駆動装置の、
他の構成例を示した回路図である。
【図5】従来の有機ELディスプレイでリーク電流が流
れる様子を示した概念図である。
【図6】LCD駆動手段の出力信号を示した図である。
【図7】有機ELディスプレイの構成を示した外観斜視
図である。
【符号の説明】
1 LCD駆動手段 2 信号変換手段 3 スイッチング手段 4 有機ELディスプレイ 5 判断手段 21 第1の検出レベル設定部 22 第2の検出レベル設定部 23 比較部 31,32 基板 33 走査(コモンライン)電極 34 データ(セグメントライン)電極

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1組の電極と、この電極間に
    存在する有機EL層とを有し、前記電極の間に少なくと
    も1つの回路を形成する有機ELディスプレイの駆動装
    置であって、 2つ以上の異なった信号レベルのLCD駆動パルスを出
    力するLCD駆動手段と、 1つまたは2つ以上の異なった検出レベルを有し、前記
    LCD駆動手段からのLCD駆動パルスを入力して1つ
    または2つ以上の異なった検出レベルに応じた有機EL
    ディスプレイの駆動信号を発生する信号変換手段とを有
    する有機ELディスプレイの駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記信号変換手段の出力信号に応じて前
    記有機ELディスプレイの少なくとも一方の電極の接続
    を電源側または接地側のいずれかに切り換えるスイッチ
    ング手段を有する請求項1の有機ELディスプレイの駆
    動装置。
  3. 【請求項3】 前記有機ELディスプレイは、単純マト
    リクス型のディスプレイである請求項1または2の有機
    ELディスプレイの駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記有機ELディスプレイは、マトリク
    ス・セグメント混在型のディスプレイである請求項1ま
    たは2の有機ELディスプレイの駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記有機ELディスプレイは、セグメン
    ト型のディスプレイである請求項1または2の有機EL
    ディスプレイの駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記有機ELディスプレイの、データ側
    電極と走査側電極のそれぞれに接続される請求項3〜5
    のいずれかの有機ELディスプレイの駆動装置。
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