JPH1172482A - 渦流探傷法を用いた細管の検査システム - Google Patents

渦流探傷法を用いた細管の検査システム

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JPH1172482A
JPH1172482A JP9249740A JP24974097A JPH1172482A JP H1172482 A JPH1172482 A JP H1172482A JP 9249740 A JP9249740 A JP 9249740A JP 24974097 A JP24974097 A JP 24974097A JP H1172482 A JPH1172482 A JP H1172482A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 火力発電所の復水器等の熱交換器は過酷な条
件で使用するために、その細管を定期的に点検をする必
要があるが、管が密集しているので管の内部にプローブ
を入れて検査をする渦流探傷法が専ら用いられている。
しかし管の数が膨大になるために検査に人手と時間を要
し、検査結果をまとめるのにも膨大な人手と時間を要す
るのでこれを改善する。 【構成】 ウインチとエアガンを用いてプローブの挿
入、引き出しを自動化するとともに、プローブに印加す
る高周波の周波数を3種類以上として検査の情報量を増
やし、検査結果の整理集計、報告書の作成にパソコンを
使用して人手の削減と作業の迅速化を図った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は化学工業、石油工業、電
力産業等の熱交換器に用いられている細管及びその他の
細管の使用に伴なう浸食その他のきずを検出するのに用
いる、渦流探傷法を用いた細管の検査システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】化学工業、石油工業、電力産業等の熱交
換器に用いられる細管は、腐食性流体にさらされる等の
過酷な条件下で長時間の運転が行われるため、損傷を
し、またはきずを生ずることがあるが、これをそのまま
放置すれば、重大事故を招くおそれがある。例えば、発
電設備である蒸気タービンの復水器は、タービンの排気
を海水で冷却して、タービンの効率を向上する目的で設
置されている熱交換器であるが、長時間運転することに
よって、細管の内面と外面に復水によるアンモニア・ア
タックや海水による浸食、海水中に混入して流れ込んだ
貝殻や異物による潰食、管製造時に含まれていたと思わ
れる亀裂傷の発生、管取付け時の凹凸打痕傷などのきず
が見られる。もしこれらが細管を貫通するきずに発展す
れば、流体の漏洩を生ずるので致命傷となる。したがっ
て随時検査を行い、減肉深さを重視したきずの診断が必
要である。
【0003】このような熱交換器は通常シェルアンドチ
ューブタイプといわれる構造となっており、管が密集し
ているために管の外側に検査機器を入れる余地がなく、
外側からの検査は不可能である。したがって細管の内側
に高い周波数の電流を通すコイルを巻き付けたプローブ
を入れ、管の長手方向にプローブを移動しながらコイル
・インピーダンスの変化を測定することによってきずを
検出する渦流探傷検査が専ら用いられている。
【0004】従来この検査においては、コイルインピー
ダンスの変化をブラウン管によって描かせたリサージュ
波形や、そのX軸、Y軸成分をチャートに記録させたも
のを、あらかじめ被検査管と同じ条件で検査した標準き
ずと対比して、被検査管の減肉の深さ及びその大きさ
(体積)を探傷検出しており、従来それらを同時に検出
することは出来なかった。また従来の検査法ではきずの
判定には熟練者が必要であり、多くの復水器が設置され
ている発電所の細管の検査にはきわめて多くの時間を必
要とし、更にまたこれらの検査結果を整理して各タービ
ンと復水器ごとに、またその中の各管ごとに履歴として
保存する必要があるが、その事務量も膨大なものとなる
という欠点があった。
【0005】従来また以上の欠点を改良するために次の
ような細管の検査システムの提案がなされている(特許
第1722860号(平成4年特許出願公告第1098
6号))。その提案の要旨は次に示す通りである。 プローブに周波数の異なる2種類の高周波電流を流
して渦流探傷器から一時に得られる信号データーの数を
殖やす。 渦流探傷器から出力される信号データーを次の機能
を有するコンピューターを備えた現場システムによって
処理する。イ ) あらかじめ入力されている探傷条件に応じて検査す
るよう探傷器に指令をする機能。ロ ) 被測定管に管番号を付与する機能。ハ ) あらかじめ入力されている対比試験片と比較して被
測定管のきずを判定する機能。ニ ) 検査結果をモニターに表示する機能。ホ ) 検査結果をアナログレコーダーに収録する機能 前記現場システムから出力されるデーターを次の機
能を有するコンピューターを備えた事務所システムによ
って処理する。イ ) 前記現場システムからのアナログデーターをディジ
タル化する機能。ロ ) あらかじめ入力されている台帳作成プログラムに応
じて検査結果の台帳を作成保持する機能。ハ ) あらかじめ入力されている報告書作成のプログラム
および前記台帳に基づき報告書を作成し、該報告書を出
力し、かつ保存する機能。
【0006】しかしながらこの改良された細管の検査シ
ステムにおいても次のような欠点を免れることは出来な
かった。 プローブに流された高周波電流が2種類に留まるた
めに、渦流探傷器から一時に得られる信号データーの数
が不十分であり、再検査を必要とする管が出たりするの
で検査の速度が遅くなる。 プローブと渦流探傷器とを連結するケーブルを被検
査管に挿入し、引き出す操作はプーリーにケーブルを巻
き付け、プーリーを電動駆動するウインチを使用してい
るが、挿入はエアーによる押し込み型であるので、人手
による補助が必要であり、高速化することが難しい。
【0007】
【発明の目的】本発明は以上述べた従来の細管の検査シ
ステムの欠点を解消し、十分な検査データーによる完全
な検査を高速で行なうことができるような渦流探傷法を
用いた細管の検査システムを提供することを目的として
いる。
【0008】
【問題点解決のための手段】従来行なわれている渦流探
傷法を用いた細管の検査システムは下記(A) に示す渦流
探傷器と、下記(B) に示す機能を有する現場システム
と、下記(C) に示す機能を有する事務所システムとから
構成されるものであるが、本発明はこの従来法の渦流探
傷器(A) に下記(D) に示す機能と、下記(E) に示すウイ
ンチと、前記ウインチ及びエアガンの制御装置とを追加
して設けることによって前記した目的を達成しているの
である。 (A) コイルを巻き付けたプローブを被検査細管の内部に
エアガンを用いて挿入し、前記コイルに高周波電流を流
し、前記プローブを移動せしめながら、コイル・インピ
ーダンスの変化を渦流探傷器本体によって、リサージュ
波形による信号として下記現場システムに出力する渦流
探傷器。 (B) あらかじめ入力されている探傷条件に応じて検査す
るように前記渦流探傷器に指令をする機能と、被測定管
に管番号を付与する機能と、あらかじめ入力されている
対比試験片と比較して被測定管のきずを判定する機能
と、検査結果をモニターに表示する機能と、検査結果を
磁気記録装置に収録する機能。 (C) 前記現場システムで収録した検査データーを報告書
作成のプログラムにより報告書を作成し、該報告書を出
力し、かつ保存する機能。 (D) 前記渦流探傷器のプローブには3種類以上の周波数
が印加され、3周波4チャンネル以上の情報を出力でき
る機能。 (E) 略箱状のケースの1対の側板に軸支されているケー
ブルドラムと、該ケーブルドラムの駆動機構と、該駆動
機構に連動して前記ケーブルドラムの軸方向に移動する
ケーブルガイドの駆動機構と、一端が前記渦流探傷器の
プローブに連結し、他端がケーブルドラムに内蔵されて
いる接続端子を介して渦流探傷器の本体に接続し、中間
部分が前記ケーブルガイドの駆動機構に取付けられてい
るケーブルガイドを介してケーブルドラムに巻き付けら
れているケーブルと、前記ケーブルドラムの回転を計測
することにより、ケーブルドラムに巻き取られ、又は巻
き戻されたケーブル長さを信号として出力するエンコー
ダーと、ケーブルの巻き取り及び送り出し速度を制御す
る機構とから成っているウインチ。
【0009】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例について
説明する。図1は本発明に係る渦流探傷法を用いた細管
の検査システムの概略をダイアグラム状に示す図であ
る。同図において、本発明に係る渦流探傷法を用いた細
管の検査システム1は、渦流探傷器11、現場システム
21、事務所システム31とから構成されている。図に
おける矢印を持つ線は信号の流れを示すものである。
【0010】渦流探傷器11は本体12、被検査細管2
の内部に挿通されてきずを探知するプローブ13、プロ
ーブ13とウインチ14を連結するケーブル14d、ケ
ース14a、ケーブルドラム14c等を有するウインチ
14、ウインチのケース14aとプローブ13との間に
設けられているエアガン15及びプローブの送り込みと
巻き取り速度を制御するウインチコントローラー16を
備えている。現場システム21及び事務所システム31
にはそれぞれコンピューターが備えられており、両者間
の信号は光磁気ディスク等の記録媒体41を介して交換
されている。
【0011】図2はウインチ14を示す図で、(イ)は
平面図、(ロ)はケーブルガイドのみを示した正面図、
(ハ)は一部断面を含む全体の正面図である。また、図
3は同じくウインチ14を示す図で、(イ)は左側面
図、(ロ)は左側面の断面図である。両図において、ウ
インチ14における略箱状のケース14aの両側の側板
14bには軸受を介してケーブルドラム14cが回転可
能に支承されている。ケーブルドラム14cにはケーブ
ル14dが巻き付けられている。ケース14aにはケー
ブルドラム駆動用のモーター14e、伝動装置14fか
らなるケーブルドラム駆動機構14gが取付けられてい
る。またケース14aにはケーブルガイド軸14hが軸
受を介して回転可能に支承されており(図3(ロ)参
照)、伝動装置14fの回転はケーブルガイド駆動機構
14iを介してケーブルガイド軸14hに伝えられる。
【0012】ケース14aにはまたスライド軸を介して
ケーブルガイド14jがケーブルドラムの軸と平行な方
向に摺動可能に取付けられている。ケーブルガイド軸1
4hには雄ねじが設けられており、これがケーブルガイ
ド14jに設けられている雌ねじ(この雄ねじと雌ねじ
は共に図示していない)と螺合しているので、伝動装置
14fの回転運動はケーブルガイド14jには往復運動
として伝えられ、ケーブルガイド14jにはケーブル1
4dが保持されている(図3(ロ)参照)ので、ケーブ
ルドラム14cが回転すれば、ケーブルは整然とケーブ
ルドラムに巻き取られ、又はケーブルドラムから繰り出
される。
【0013】ケーブル14dの一端はプローブ13に連
結されており、その他端はケーブルドラム14cの内部
の端子板(図示していない)に連結している。またその
端子板は一端部に摺動端子を有する別のケーブル(いず
れも図示していない)と連結しており、この別のケーブ
ルは途中でウインチコントローラー16に連結した後、
その他端はウインチ14に連結している。ウインチには
またケーブルドラム14cの回転を計測することによ
り、ケーブルドラムに巻き取られ、又は巻き戻されたケ
ーブル長さを信号として出力するエンコーダー(図示し
ていない)が備えられている。
【0014】図4はエアガン15を示す図で(イ)は一
部の部品を分解して示す正面図、(ロ)は左側面図であ
る。同図において、エアガン15はケーブル筒15aと
このケーブル筒と一体的に成形されている空気導通筒1
5bとを備えており、ケーブル筒15aの一方の端部に
は入口ガイド15c、他方の端部には出口ガイド15d
が取付けられている。空気導通筒15bの内部には空気
通路15eが穿孔されておりその一端はケーブル筒15
aの内面に開口している。空気通路15eの軸心とケー
ブル筒15aの軸心の入口ガイド寄りの部分とは鋭角を
成して交差している。空気通路の他端部は継手15fを
介して圧縮空気源に連結している。空気導通筒15bの
内部にはさらに制御用の導線の通路15gと制御機器に
連結しているスイッチ15hが収納される空隙が設けら
れている。
【0015】図5はウインチ14とエアガン15の運転
の制御の方式を示すダイアグラムである。これらの制御
はウインチコントローラー16により行っている。ウイ
ンチコントローラー16にはCPU(中央演算回路)1
6aと、モーターコントローラー16bが内蔵されてい
る。CPUにはあらかじめ、設定された制御条件等が入
力されている。制御条件と併せて制御指令がモーターコ
ントローラー16bに送られ、そこからウインチ制御信
号となってウインチ14に送られウインチの運転は制御
される。またウインチのケーブルドラム14cに備えら
れたエンコーダーによって、ケーブルドラムによって巻
き取られ、又は巻き戻されたケーブルの長さが計測さ
れ、その信号は逆にモーターコントローラー、CPUを
経て現場システム21に送られ、検査記録と対応して記
録される。
【0016】以上述べたウインチ14、エアガン15を
使用し、渦流探傷器を操作する手順は次のとおりであ
る。 エアガン15とプローブ13とは作業員によって細
管2の入口まで運ばれ、プローブ13の一端を出口ガイ
ド15d(図4参照)に、他端を細管の入口に挿入した
後にスイッチボタン15iを押す。圧縮空気は圧縮空気
源から継手15f、空気通路15eを経て出口ガイド部
に送り込まれ、プローブ13は細管2の反対側の端部の
方に押し込まれる。 プローブ13は次のイ)〜ハ)に示す各部の作用に基づ
いて細管2の反対側端部の所定の位置に停止することが
できる。イ ) モーターコントローラー16bにはあらかじめ細管
2の管長が入力されている。ロ ) 前記したケーブルドラム14cのエンコーダーによ
り計測された巻き戻し長さが管長から所定の長さ引いた
値になると、あらかじめ入力されている指示によりケー
ブルドラムにブレーキが掛かり、プローブの押し込み速
度は減少する。ハ ) プローブが細管の反対側端部から外部に出るとプロ
ーブで計測される管のインピーダンスに急激な変化が生
じ、それが検知されると、前記ケーブルドラムのブレー
キが強く締められ、プローブは停止する。 プローブの停止が確認されると、締められていた前
記ブレーキが緩められ、ウインチの駆動用モーター14
eが作動してケーブル14dを巻き取り、プローブ13
は戻りながら測定を開始し、その測定信号は渦流探傷器
本体12を経て現場システム21に送らて記録される。
【0017】また前記したようにウインチのケーブルド
ラムに備えられたエンコーダーによって、ケーブルドラ
ムから送り出され、又は巻き戻されたケーブルの長さが
計測され、その信号はモーターコントローラー16b、
CPU16aを経て現場システム21に送られ、前記測
定信号と対応して記録される。以上の手順で示すように
本願発明の渦流探傷法を用いた細管の検査システムによ
れば、作業員は最初にプローブを被検査細管に挿入し、
エアガンのスイッチを押すだけで後の操作ははすべてシ
ステムが自動的に行う。すなわちこのシステムによれ
ば、プローブの挿入が従来のウインチを使用した押し込
み型で人手による補助が必要なものに比べて、大幅に従
業員の労力を軽減し、作業時間を短縮することができ
る。
【0018】
【発明の効果】本願発明は上記の操作が迅速で人手を省
くことができるのに加えて、渦流探傷器のプローブには
3種類以上の周波数が印加され、3周波4チャンネル以
上の情報を出力でき、扱い得る情報数が極めて多いため
に、従来の方法では果たすことのできなかった次に示す
ような数多くの効果を奏することが出来る。 多くの情報量を取り扱うことができる。(従来2周
波2チャンネルのものを3周波4チチャンネル以上にす
ることができる。) 探傷速度を高速化できる。(従来1m/sのものを
2m/s以上にすることができる。) きず信号の位置がエンコーダーで表示されるから、
極めて正確である。 制御されたウインチを使用することによって、プロ
ーブの挿入引出を自動化することができる。 渦流探傷システムの処理能力については、従来のも
のと比較して次の各点で飛躍的な向上が見られる。 1) 細管の配置を示す管板図は、従来XYプロッターに
よる出力のみであったが、プリンター出力が可能とな
り、管板図の作成において現場での出力が容易になっ
た。 2) 管の使用材質については、従来7種類のものについ
て対応できたが、それが20種類まで対応できるように
なった。 3) きず信号の経年変化については、従来は前回との比
較のみが可能であったが、それが初回の検査から追跡比
較できるようになった。 渦流探傷システムの処理能力については、従来のも
のでは不可能であった次の処理ができるようになった。 1) 管の凹みを検出することができ、凹み管を検索でき
る。 2) 梨地きずを検出できる。 3) 細管の取り替え時期、閉止栓処置時期等の細管の履
歴管理が可能である。 4) 管端部の検査結果を本体部の検査結果と同時に収録
することが可能である。 5) 収録した波形をそのまま再生し、再解析機能により
試験条件を変えて現場データーの検証をすることができ
る。 6) 現場検査の進捗度を表示することができる。 7) 検査不可の原因を入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る渦流探傷法を用いた細管の検査シ
ステムの概略をダイアグラム状に示す図である。
【図2】ウインチを示す図で、(イ)は平面図、(ロ)
はケーブルガイドのみを示した正面図、(ハ)は一部断
面を含む全体の正面図である。
【図3】ウインチを示す図で、(イ)は左側面図、
(ロ)は左側面の断面図である。
【図4】エアガンを示す図で(イ)は一部の部品を分解
して示す正面図(ロ)は左側面図である。
【図5】ウインチとエアガンの運転の制御の方式を示す
ダイアグラムである。
【符号の説明】
1 渦流探傷法を用いた細管の検査システム 2 細
管 11 渦流探傷器 12 本体 13 プローブ 14 ウインチ 14a ケース 14b 側板 14c ケーブルドラム 14d ケーブル 14
e モーター 14f 伝動装置 14g ケーブルドラム駆動機構 14h ケーブルガイド軸 14i ケーブルガイド
駆動軸 14j ケーブルガイド 15 エアガン 15a ケーブル筒 15b 空
気導通筒 15c 入口ガイド 15d 出口ガイド 15e
空気通路 15f 継手 15g 通路 15h スイッチ 15i スイッチボタン 16 ウインチコントローラー 16a CPU 16b モーターコントローラー 21 現場システム 31 事務所システム 41
記録媒体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(A) に示す渦流探傷器と、下記(B)
    に示す機能を有する現場システムと、下記(C) に示す機
    能を有する事務所システムとから構成される渦流探傷法
    を用いた細管の検査システムにおいて、下記渦流探傷器
    (A) には下記(D) に示す機能と、下記(E) に示すウイン
    チと、前記ウインチ及び下記エアガンの制御装置が設け
    られていることを特徴とする渦流探傷法を用いた細管の
    検査システム。 (A) コイルを巻き付けたプローブを被検査細管の内部に
    エアガンを使って挿入し、前記コイルに高周波電流を流
    し、前記プローブを移動せしめながら、コイル・インピ
    ーダンスの変化を渦流探傷器本体によって、リサージュ
    波形による信号として下記現場システムに出力する渦流
    探傷器。 (B) あらかじめ入力されている探傷条件に応じて検査す
    るように前記渦流探傷器に指令をする機能と、被測定管
    に管番号を付与する機能と、あらかじめ入力されている
    対比試験片と比較して被測定管のきずを判定する機能
    と、検査結果をモニターに表示する機能と、検査結果を
    磁気記録装置に収録する機能。 (C) 前記現場システムで収録した検査データーを報告書
    作成のプログラムにより報告書を作成し、該報告書を出
    力し、かつ保存する機能。 (D) 前記渦流探傷器のプローブには3種類以上の周波数
    が印加され、3周波4チャンネル以上の情報を出力でき
    る機能。 (E) 略箱状のケースの1対の側板に軸支されているケー
    ブルドラムと、該ケーブルドラムの駆動機構と、該駆動
    機構に連動して前記ケーブルドラムの軸方向に移動する
    ケーブルガイドの駆動機構と、一端が前記渦流探傷器の
    プローブに連結し、他端がケーブルドラムに内蔵されて
    いる接続端子を介して渦流探傷器の本体に接続し、中間
    部分が前記ケーブルガイドの駆動機構に取付けられてい
    るケーブルガイドを介してケーブルドラムに巻き付けら
    れているケーブルと、前記ケーブルドラムの回転を計測
    することにより、ケーブルドラムに巻き取られ、又は巻
    き戻されたケーブル長さを信号として出力するエンコー
    ダーと、ケーブルの巻き取り及び送り出し速度を制御す
    る機構とから成っているウインチ。
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