JPH1172169A - ロータリーバルブ - Google Patents

ロータリーバルブ

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JPH1172169A
JPH1172169A JP17300198A JP17300198A JPH1172169A JP H1172169 A JPH1172169 A JP H1172169A JP 17300198 A JP17300198 A JP 17300198A JP 17300198 A JP17300198 A JP 17300198A JP H1172169 A JPH1172169 A JP H1172169A
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air passage
suction
hollow portion
exhaust
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Ikuo Sugimoto
郁男 杉本
Kazuhiko Kato
和彦 加藤
Kakushi Shibata
覚志 柴田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定のエア圧力を得ることができるととも
に、内部でのエアの圧力損失の低減を図る。 【解決手段】 本体102の貫通孔103に嵌合固定さ
れたスリーブ104には装置本体の駆動源に連動して回
転する弁体106が回転自在に支持されている。本体1
02には、吸気エア通路109a、吸着エア通路110
a、吐出エア通路110cが一端を貫通孔103に連通
するように形成されている。弁体106の周面には、吸
気エア通路109aと吸着エア通路110aとを連通す
る切欠き113aが形成されている。弁体106には、
吐出エア通路としての中空部114と、吐出エア通路1
10cを連通する連通孔115cとが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸気エア源および
排気エア源と吸着装置および吐出装置との間に介装され
てエアの接断を行うロータリーバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】枚葉印刷機における給紙装置において
は、積載紙を1枚ずつフィーダボードに給紙するため
に、吸気エア源に接続された吸着装置および排気エア源
に接続された吐出装置が使用されている。すなわち、最
上位の紙を吸着装置によって吸着するために、吸着装置
のエアは吸気エア源としての吸気ポンプによって吸気さ
れている。また、積載紙をさばいたり、吸着装置に吸着
された最上層の紙と2枚目の紙とを分離するため、ある
いはフィーダボードに運んだ紙を吸着装置から放す際の
紙放れをよくするための逆吹きエアを吐出するために、
排気エア源としての排気ポンプによって排気エアが供給
されている。吸気エアおよび排気エアのそれぞれの入/
切のタイミングは、印刷機本機の回転角に対応してお
り、これら一連のタイミングの制御をロータリーバルブ
によって行っている。
【0003】図9は従来のロータリーバルブの平面図を
示している。図9において、全体を符号30で示すロー
タリーバルブにおいて、略直方体状に形成された本体2
は、給紙装置のフレーム5にブラケット5aを介して固
定されている。給紙装置には図示を省略した第1の吸口
および第2の吸口、吹足、さばきが設けられている。本
体2の矢印Y方向の一端側の下部は、図10A、10B
に示すように、円弧状に膨出して膨出部2aを構成して
いる。膨出部2aには、矢印X方向に延在する貫通孔3
が穿設され、この貫通孔3の内周面には円筒状のスリー
ブ4が固着されている。6はこのスリーブ4内に係合さ
れた弁体であり、両端の端軸6a,6bが軸受7a,7
aを介してスリーブ4に回転自在に支持され、一方の端
軸6aを介して印刷機の回転に連動して回転する。
【0004】本体2の膨出部2aに対応した上部側に
は、上端が開口し下端が貫通孔3に連通する4個のエア
通路9a、9b、9c、9dが、垂直方向(矢印Z方
向)に形成されている。このうち、エア通路9a、9b
の上端側には、ホース17a、17bを介して後述する
吸気ポンプが接続され、エア通路9a、9bは吸気エア
通路を構成している。また、エア通路9c、9dの上端
側には、ホース17c、17dを介して後述する排気ポ
ンプが接続され、エア通路9c、9dは排気エア通路を
構成している。
【0005】本体2には、これら吸気エア通路9a,9
bおよび排気エア通路9c,9dのそれぞれに直交する
ように、エア通路10a、10b、10c、10dが矢
印Y方向に延在して形成されている。これらエア通路1
0a〜10dは、一端が本体2の外部に開口し他端が貫
通孔3に連通している。このうち、エア通路10a,1
0bには、ホース18a,18bを介して第1および第
2の吸口として機能する後述する吸着ヘッドが接続さ
れ、これらエア通路10a,10bは吸着エア通路を構
成している。また、エア通路10c,10dには、ホー
ス18c,18dを介して吹足およびさばきとして機能
する後述するノズルが接続され、これらエア通路10
c,10dは吐出エア通路を構成している。
【0006】31は吸着ヘッド用の逆吹き用エア通路で
あって、吸着エア通路10a,10b間を、本体2の上
端からスリーブ4を貫通し弁体6の周面まで穿設されて
いる。この逆吹き用エア通路31の上部開口端側には、
図示を省略したホースを介して上述した排気ポンプが接
続されている。また、逆吹き用エア通路31の下端が弁
体6のある機械回転角において、弁体6に形成された後
述する切欠きを介して、吸着エア通路10a,10bに
連通している。
【0007】スリーブ4には、吸気エア通路9a、9b
および排気エア通路9c、9dにそれぞれ対応して、通
気孔11a、11b、11c、11dが形成されてい
る。また、スリーブ4には、吸着エア通路10a、10
bおよび吐出エア通路10c、10dに対応して、通気
孔12a、12b、12c、12dが形成されている。
【0008】吸気エア通路9aおよび吸着エア通路10
aに対応する弁体6の周面には、図10Aに示すよう
に、通気孔11a,12aを連通する切欠き13aが形
成されている。同様に、吸気エア通路9bおよび吸着エ
ア通路10bに対応する弁体6の周面には、切欠き13
aと軸線方向に位置を違え、かつ弁体6の回転方向に位
相を違えて、通気孔11b,12bを連通する切欠き1
3bが形成されている。また、吸気エア通路9cおよび
吸着エア通路10cに対応する弁体6の周面には、図1
0Bに示すように、通気孔11c,12cを連通する切
欠き13cが形成されている。同様に、吸気エア通路9
dおよび吸着エア通路10dに対応する弁体6の周面に
は、切欠き13cと軸線方向に位置を違え、かつ弁体6
の回転方向に位相を違えて、通気孔11d,12dを連
通する切欠き13dが形成されている。
【0009】このような構成において、印刷機本機の回
転に連動して弁体6が回転すると、まず、弁体6の切欠
き13dがスリーブ4の通気孔11d,12dに対向
し、切欠き13dを介して排気エア通路9dと吐出エア
通路10dとが連通する。これにより、排気ポンプから
排気された排気エアが切欠き13dによって連通された
エア通路9d,10dを通り、ノズルから吐出されて紙
のさばきが行われる。続いて、弁体6が回転すると、切
欠き13aが通気孔11a,12aに対向し、切欠き1
3aを介して吸気エア通路9aと吸着エア通路10aと
が連通する。これにより、図10Aに示すように、吸気
ポンプによって吸気される吸気エアAが、切欠き13a
によって連通されたエア通路9a,10aを通り、第1
の吸口で紙の吸着が行われる。
【0010】続いて、弁体6が回転すると、切欠き13
cがスリーブ4の通気孔11c,12cに対向し、切欠
き13cを介して排気エア通路9cと吐出エア通路10
cとが連通する。これにより、図10Bに示すように、
排気ポンプから排気された排気エアBが切欠き13cに
よって連通されたエア通路9c,10cを通り、吹足で
あるノズルから吐出される。このとき、吸着ヘッドによ
って吸着されていた最上層の紙と2枚目の紙との間に吐
出エアが吹き付けられ、2枚の紙が分離される。さら
に、弁体6が回転すると、切欠き13bが通気孔11
b,12bに対向し、切欠き13bを介して吸気エア通
路9bと吸着エア通路10bとが連通する。これによ
り、吸気ポンプによって吸気された吸気エアが切欠き1
3bによって連通されたエア通路9b,10bを通り、
第2の吸口によって紙の吸着が行われる。
【0011】これと同時に、切欠き13aが通気孔12
aの位置から外れ、吸気エア通路9aと吸着エア通路1
0aとの連通が閉ざされる。これにより、吸着エアの供
給が停止され、第1の吸口での紙の吸着動作が停止す
る。さらに、弁体6の切欠き32aが逆吹き用エア通路
31に対向するため、逆吹き用エア通路31と吸着エア
通路10aとが切欠き32aを介して連通する。これに
より、排気ポンプから排気された排気エアがエア通路3
1,10aを通って第1の吸口からエアが吹き出される
ため、吸着動作を終了した第1の吸口から紙が素早く解
放される。この結果、第2の吸口によって吸着された状
態でフィーダボードの上方に搬送される紙が、切れたり
折れ曲がったりするようなことがない。
【0012】紙を搬送中の第2の吸口がフィーダボード
の上方に位置するようになると、弁体6の回転に応じて
切欠き13bが通気孔12bの位置から外れ、吸気エア
通路9bと吸着エア通路10bとの連通が閉ざされる。
これにより、吸気エアの供給が停止されて、第2の吸口
による紙の吸着動作が停止する。このとき、切欠き32
bが、逆吹き用エア通路31に対向し、逆吹き用エア通
路31と吸着エア通路10bとが切欠き32bを介して
連通する。これにより、排気ポンプから排気された排気
エアがエア通路31,10bを通って第2の吸口から吹
き出されるため、吸着動作を終了した第2の吸口から紙
が放れてフィーダボード上に給紙される。
【0013】ノズルによる吐出動作において、ノズルか
らのエア吐出時間が吸着ヘッドからの吸引時間と比較し
て短い場合、図10Aおよび図10Bに示すように、排
気ポンプからのエア通路を構成する切欠き13cが吸気
ポンプからのエア通路を構成する切欠き13aに対して
小さく形成される。逆に、吸着ヘッドによる吸着動作に
おいて、吸着ヘッドからの吸引時間がノズルからのエア
吐出時間と比較して短い場合には、図12Aおよび図1
2Bに示すように、切欠き13aが切欠き13cと比較
して小さく形成される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
Bに示すように、ノズルからのエア吐出時間を短くする
ために切欠き13cを小さくすると、弁体6の回転に伴
い通気孔11cの開口が拡がるにつれて通気孔12cの
開口が狭くなるため、ノズル側で所定のエア圧が得られ
なかった。このため、ノズルからのエア量が不足してさ
ばきが充分に行われなくなり、2枚以上の紙が吸着ヘッ
ドで吸着されることが生じた。このような場合には、印
刷機の稼動を停止する必要が生じたり、印刷機の故障の
原因ともなるため、生産性が低下するという問題が生じ
た。また、吸着ヘッドからの逆吹きエアの供給量が不足
して吸着ヘッドからの紙放れが遅れるため、紙が切れた
り折れ曲がったりして印刷品質が低下するという問題も
生じた。さらに、印刷機が高速になると、ロータリーバ
ルブ内でのエア通路の形成時間が短くなるため、上述の
場合と同様に、ノズルから所定の吐出エア圧が得られな
いという問題も生じた。
【0015】一方、図12Aに示すように、吸着ヘッド
による吸引時間を短くするために切欠き13aを小さく
すると、弁体6の回転に伴い通気孔11aの開口が拡が
るにつれて通気孔12aの開口が狭くなる。このため、
吸着ヘッドで所定のエア圧力が得られず、給紙不良が発
生するという問題があった。図11に吐出動作時におけ
る図10Bのロータリーバルブの入出力エアの圧力の関
係を示す。図11において、b1はロータリーバルブ3
0に入力する排気エアの圧力であって、排気ポンプから
の排気エアの圧力を示す。b2はロータリーバルブから
出力される吐出エアの圧力であって、ノズルからの吐出
エアの圧力を示す。
【0016】印刷機の機械回転角がβ1になると、弁体
6の切欠き13cがスリーブ4の通気孔11c,12c
に対向し、排気ポンプから吐出エアが、排気エア通路9
c、切欠き13cおよび吐出エア通路10cを介してノ
ズルに供給される。このとき、ノズルに供給されるエア
の圧力は、圧力Pで示される。続いて、機械回転角がβ
2になると、切欠き13cが通気孔12cの位置から外
れ、通気孔12cは弁体6の周面によって閉塞され、吐
出エア通路10cへの吐出エアの供給が停止される。
【0017】このとき、従来のロータリーバルブ30に
おいては、機械回転角β1〜β2の間における吐出エア
の圧力b3は、必要な圧力b4に比較して圧力差ΔPだ
け低い圧力となる。これは、切欠き13cが小さいた
め、弁体6の回転に伴い通気孔11cの開口が拡がるに
つれて通気孔12cの開口が狭くなり、排気ポンプから
排気されたエアが充分にノズルに供給されないからであ
る。図13に吸着動作における図12Aのロータリーバ
ルブの入出力エアの関係を示す。図13に示すように、
吸着動作時においても、ロータリーバルブのエアの圧力
損失は発生する。a1はロータリーバルブ30に入力す
る吸気エアの圧力であって、吸気ポンプからの吸気エア
の圧力を示す。a2はロータリーバルブ30から出力さ
れる吸着エアの圧力であって、吸着ヘッドによる吸着エ
アの圧力を示す。図12に示すように、機械回転角β1
〜β2の間における吸着エアの圧力a3は、必要な圧力
a4に比較して圧力差ΔPだけ高い圧力となる。
【0018】本発明の目的は、エアによる作動時間が短
い場合でも、所定のエア圧力を得ることができるロータ
リーバルブを提供することにある。本発明の他の目的
は、内部でのエアの圧力損失の低減を図ったロータリー
バルブを提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係るロータリーバルブは、エアを供給する
第1および第2のエア源と、前記第1および第2のエア
源から供給されるエアによって所定の動作を行う少なく
とも1つのエア装置との間に介装され、エアの接断を行
うロータリーバルブであって、シリンダ内を回転駆動さ
れる弁体と、前記弁体を回転自在に支持する本体と、前
記弁体の周面に形成され、前記第1のエア源に接続され
る切欠きと、前記弁体の内部に軸線方向に形成され、前
記第2のエア源に接続される第1の中空部とを備える。
したがって、第2のエア源によるエアの供給時間が短く
てもエアの供給量が不足することがない。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図3は、本発明が適用される印刷機
用の給紙装置の概略構成を示す図である。図3におい
て、ロータリーバルブ101のエア源側には、ホース1
17a、117bを介して吸気エア源としての吸気ポン
プ134が接続されるとともに、ホース119を介して
排気エア源としての排気ポンプ136が接続される。ロ
ータリーバルブ101の吸着/吐出側には、ホース11
8a、118bおよびホース118c、118dを介し
て吸着装置としての吸着ヘッド135a、135bおよ
び吐出装置としてのノズル137a、137bが接続さ
れる。吸着ヘッド135a、135bは、給紙装置にお
いて第1および第2の吸口としての機能し、ノズル13
7a、137bは吹足およびさばきとして機能する。
【0021】図1は図3に示すロータリーバルブの平面
図であり、本発明の第1の実施の形態を示す。図1にお
いて、ロータリーバルブ101の略直方体状に形成され
た本体102は、給紙装置のフレーム105にブラケッ
ト105aを介して固定されている。本体102の矢印
Y方向の一端側の下部は、図2A、2Bに示すように、
円弧状に膨出して膨出部102aを構成している。膨出
部102aには、矢印X方向に延在する貫通孔103が
穿設され、この貫通孔103の内周面には円筒状のスリ
ーブ104が固着されている。106はこのスリーブ1
04内に係合された弁体であり、両端の端軸106a,
106bが軸受107a,107bを介してスリーブ1
04に回転自在に支持され、一方の端軸106aを介し
て印刷機の回転に連動して回転する。
【0022】本体102の膨出部102aに対応した上
部側には、上端が開口し下端が貫通孔103に連通する
2個のエア通路109a、109bが、垂直方向(矢印
Z方向)に形成されている。エア通路109a、109
bの上端側には、上述したようにホース117a、11
7bを介して吸気ポンプ134が接続され、エア通路1
09a、109bは吸気エア通路を構成している。
【0023】本体102には、吸気エア通路109a,
109bに直交するように、エア通路110a、110
bが矢印Y方向に延在して形成されている。また、エア
通路110c、110dがエア通路110a、110b
に並設されている。これらエア通路110a〜110d
は、一端が本体102の外部に開口し他端が貫通孔10
3に接続されている。このうち、エア通路110a,1
10bには、上述したように、ホース118a,118
bを介して吸着ヘッド135a、135bが接続され、
これらエア通路110a,110bは吸着エア通路を構
成している。また、エア通路110c,110dには、
上述したように、ホース118c,118dを介してノ
ズル137a、137bが接続され、これらエア通路1
10c,110dは吐出エア通路を構成している。
【0024】スリーブ104には、吸気エア通路109
a、109bに対応して、通気孔111a、111bが
形成されている。また、スリーブ104には、吸着エア
通路110a、110bおよび吐出エア通路110c、
110dに対応して、通気孔112a、112b、11
2c、112dが形成されている。
【0025】弁体106の内部には、図2A、2Bに示
すように、弁体106の一方の端軸106b側の端面を
開口とし、矢印X方向に吸気エア通路109aに対応す
る位置まで延在するめくら穴状の中空部114が形成さ
れている。この中空部114の開口側には、上述したよ
うに、ホース119を介して排気ポンプ136が接続さ
れている。したがって、中空部114は排気エア通路を
構成している。弁体106には、中空部114が通気孔
112aを介して吸着エア通路110aに連通する連通
孔115a(図2A)が形成されている。同様に、中空
部114が通気孔112bを介して吸着エア通路110
bに連通する連通孔115bが、連通孔115aと軸線
方向に位置を違え、かつ回転方向の位相を違えて形成さ
れている。また、弁体106には、中空部114が通気
孔112cを介して吐出エア通路110cに連通する連
通孔115c(図2B)が形成されている。同様に、中
空部114が通気孔112dを介して吐出エア通路11
0dに連通する連通孔115dが、連通孔115cと軸
線方向に位置を違え、かつ回転方向の位相を違えて形成
されている。
【0026】吸気エア通路109aおよび吸着エア通路
110aに対応する弁体106の周面には、図2Aに示
すように、通気孔111a,112a間を連通する切欠
き113aが形成されている。同様に、吸気エア通路1
09bおよび吸着エア通路110bに対応する弁体10
6の周面には、切欠き113aと軸線方向に位置を違
え、かつ弁体106の回転方向に位相を違えて、通気孔
111b,112b間を連通する切欠き113bが形成
されている。
【0027】したがって、本実施の形態は、弁体106
の内部にその軸線方向に、断面が円形のめくら穴状の中
空部114を形成し、この中空部114を排気エア通路
とした点を特徴とする。そして、図9、図10A、図1
0Bに示す従来の排気エア通路9c,9dおよび逆吹き
用エア通路31を中空部114に置き換えることによっ
て、逆吹き用エア通路31および弁体6に形成された切
欠き32a,32bを不要としている。
【0028】次に、このように構成されたロータリーバ
ルブによる吸気および排気の切替え動作を図3を用いて
説明する。印刷機の回転に連動して弁体106が回転す
ると、まず、弁体106の連通孔115dが、スリーブ
104の通気孔112dに対向し、排気エア通路として
の中空部114および吐出エア通路110dが連通孔1
15dおよび通気孔112dを介して連通する。これに
より、排気ポンプ136からの排気エアが中空部114
およびエア通路110dを通ってノズル137bから吐
出され、紙のさばきが行われる(ステップS11)。続
いて、弁体106が回転すると、切欠き113aが通気
孔112a,111aに対向し、切欠き113aを介し
て吸気エア通路109aと吸着エア通路110aとが連
通する。これにより、図2Aに示すように、吸気ポンプ
134からの吸気エアAが連通されたエア通路109
a,110aを通って第1の吸口である吸着ヘッド13
5aに供給され、紙の吸着が行われる(ステップS1
2)。
【0029】続いて、弁体106が回転すると、連通孔
115cがスリーブ104の通気孔112cに対向し、
図2Bに示すように、排気エア通路としての中空部11
4および吐出エア通路110cが連通孔115cおよび
通気孔111cを介して連通する。これにより、排気ポ
ンプ136からの排気エアBが中空部114およびエア
通路110cを通って吹足であるノズル137aに供給
され、最上層の紙と2枚目の紙との間にエアが吹きつけ
られて紙が分離される(ステップS13)。続いて、弁
体106が回転すると、切欠き113bが通気孔112
b,111bに対向し、吸気エア通路109bおよび吸
着エア通路110bが切欠き113bを介して連通す
る。これにより、吸気ポンプ134からの吸気エアがエ
ア通路109b,110bを通って第2の吸口である吸
着ヘッド135bに供給され、紙の吸着が行われる(ス
テップS14)。
【0030】これと同時に、弁体106の連通孔115
aが通気孔112aに対向し、中空部114および吸着
エア通路110aが連通孔115aおよび通気孔112
aを介して連通する。これにより、排気ポンプ136か
らの排気エアが中空部114およびエア通路110aを
通って第1の吸口である吸着ヘッド135aに供給さ
れ、吸着動作後の吸着ヘッド135aから紙が素早く解
放される(ステップS15)。この結果、第2の吸口で
ある吸着ヘッド135bによって吸着された状態でフィ
ーダボードの上方に搬送される紙が、切れたり折れ曲が
ったりするようなことがない。
【0031】紙を搬送中の吸着ヘッド135bがフィー
ダボードの上方に位置するようになると、弁体106の
回転により、連通孔115bが通気孔112bに対向
し、中空部114および吸着エア通路110bが連通孔
115bおよび通気孔112bを介して連通する。これ
により、排気ポンプ136からの排気エアが中空部11
4およびエア通路110bを通って吸着ヘッド135b
に供給され、吸着ヘッド135bから紙が解放されフィ
ーダボード上に給紙される(ステップS16)。
【0032】本実施の形態によれば、エアの吐出動作時
に、中空部114および貫通孔115c、115dを介
して排気ポンプ136からノズル137a、137bに
エアを供給するようにしたので、充分な圧力のエアによ
ってさばきおよび吹き足動作を短時間で確実に行うこと
ができる。また、エアの吐出動作時に、中空部114、
連通孔115c,115d、通気孔111c,111d
および吐出エア通路110c,110dが略一直線上に
位置することにより、吹足およびさばきの動作時にエア
損失が小さくなる。これにより、比較的小さなパワーの
排気ポンプを用いることができる。
【0033】さらに、断面積の大きい弁体106の中空
部114を介して排気エアを供給するようにしたので、
弁部におけるエアの圧力損失が小さくなる。また、従来
のように、本体2に形成された排気エア通路9c,9d
やスリーブ4に形成した通気孔11c,11dを不要と
し、弁体106に中空部114および連通孔115a〜
115dを形成するだけでよい。このため、構造が簡素
化されて加工が容易になる。
【0034】さらにまた、従来必要としていた弁体6の
切欠き32a,32bおよび逆吹き用エア通路31を不
要としたため、構造が簡素化される。また、中空部11
4、連通孔115a,115b、通気孔111a,11
1b、吸着エア通路110a,110bが略一直線上に
位置するので、逆吹き時のエア圧損失も小さくなる。
【0035】図4は本発明の第2の実施の形態によるロ
ータリーバルブの平面図、図5Aは図4のIII−III線断
面図、図5Bは図4のIV−IV線断面図であり、図1、図
2A、図2Bと同一部分には同一符号を付し、その説明
は省略する。第2の実施の形態において、第1の実施の
形態と異なる点は、図4に示すように、中空部114の
中央に第1の中空部114aと第2の中空部114bと
に区分けする仕切壁114cを設けている。図6に示す
ように、第1の中空部114aは、ホース119aを介
して吸気ポンプ134に接続されて、吸気エア通路を構
成する。一方、第2の中空部114bは、第1の実施の
形態と同様に、ホース119bを介して排気ポンプ13
6に接続される。本体102の上端側に形成されたエア
通路116a、116bは、ホース117a,117b
を介して排気ポンプ136が接続され、排気エア通路を
構成する。
【0036】弁体106には、中空部114aが通気孔
112aを介して吸着エア通路110aに連通する連通
孔215a(図5A)が形成されている。同様に、中空
部114aが通気孔112bを介して吸着エア通路11
0bに連通する連通孔215bが、連通孔215aと軸
線方向に位置を違え、かつ回転方向の位相を違えて形成
されている。また、弁体106には、中空部114bが
通気孔112cを介して吐出エア通路110cに連通す
る連通孔215c(図5B)が形成されている。同様
に、中空部114bが通気孔112dを介して吸着エア
通路110dに連通する連通孔215dが、連通孔21
5cと軸線方向に位置を違え、かつ回転方向の位相を違
えて形成されている。
【0037】次に、このように構成されたロータリーバ
ルブによる吸気と排気の切替え動作を図6を用いて説明
する。印刷機の回転に連動して弁体106が回転する
と、まず、弁体106の連通孔215dが、スリーブ1
04の通気孔112dに対向し、排気エア通路としての
第2の中空部114bおよび吐出エア通路110dが連
通孔215dおよび通気孔112dを介して連通する。
これにより、排気ポンプ136からの排気エアが第2の
中空部114bおよび吐出エア通路110dを通ってノ
ズル137bに供給され、紙のさばきが行われる(ステ
ップS21)。続いて、弁体106が回転すると、弁体
106の連通孔215aが通気孔112aに対向し、吸
気エア通路としての第1の中空部114aおよび吸着エ
ア通路110aが連通孔215aおよび通気孔112a
を介して連通する。これにより、吸気ポンプ134から
の吸気エアが吸着エア通路110aおよび第1の中空部
114aを通って第1の吸口である吸着ヘッド135a
に供給され、紙の吸着が行われる(ステップS22)。
【0038】続いて、弁体106が回転すると、連通孔
215cがスリーブ104の通気孔112cに対向し、
図5Bに示すように、排気エア通路としての第2の中空
部114bおよび吐出エア通路110cが連通孔215
cおよび通気孔112cを介して連通する。これによ
り、排気ポンプ136からの排気エアBが第2の中空部
114bおよび吸着エア通路110cを通って吹足であ
るノズル137aに供給され、最上層の紙と2枚目の紙
との間にエアが吹きつけられて2枚の紙が分離される
(ステップS23)。続いて、弁体106が回転する
と、弁体106の連通孔215bが通気孔112bに対
向し、第1の中空部114aおよび吸着エア通路110
aが連通孔215bおよび通気孔112bを介して連通
する。これにより、吸気ポンプ134からの吸気エアが
第1の中空部114aおよび吸着エア通路110aを通
って第2の吸口である吸着ヘッド135bに供給され、
紙の吸着が行われる(ステップS24)。
【0039】これと同時に、切欠き113aが通気孔1
12a,111aに対向し、図5Aに示すように、切欠
き113aを介して排気エア通路116aおよび吐出エ
ア通路110aが連通する。これにより、排気ポンプ1
36からの排気エアBがエア通路116a,110aを
通って第1の吸口である吸着ヘッド135aに供給さ
れ、吸着動作後の吸着ヘッド135aから紙が素早く解
放される(ステップS25)。このため、第2の吸口で
ある吸着ヘッド135bによって吸着された状態でフィ
ーダボードの上方に搬送される紙が、切れたり折れ曲が
ったりするようなことがない。
【0040】紙を搬送中の第2の吸着ヘッド135bが
フィーダボードの上方に位置するようになると、弁体1
06の回転により切欠き113bが通気孔112b,1
11bに対向し、切欠き113bを介して排気エア通路
116bおよび吐出エア通路110bとが連通する。こ
れにより、排気ポンプ136からの排気エアがエア通路
116b,110bを通って吸着ヘッド135bに供給
され、吸着ヘッド135bから紙が解放されてフィーダ
ボード上に給紙される(ステップS26)。
【0041】本実施の形態によれば、吸着動作時に、第
1の中空部114aおよび連通孔215a、215bを
介して吸気ポンプ134から吸着ヘッド135a、13
5bにエアを供給するようにしたので、充分な圧力のエ
アによって吸着動作を短時間で確実に行うことができ
る。また、吸着動作時において、第1の中空部114
a、連通孔215a,215b、通気孔112a,11
2bが略一直線上に位置するので、吸着エアの圧力損失
が小さくなる。さらに、弁体106の断面積の大きい第
1の中空部114aを吸気エア通路として機能させてい
るので、弁部におけるエアの圧力損失が小さい。
【0042】図7は本発明の第3の実施の形態によるロ
ータリーバルブの平面図、図8は図7におけるV−V線断
面図である。第3の実施の形態のロータリーバルブ12
0は、給紙装置における第1の吸口のエアの接断を制御
する。すなわち、ロータリーバルブ120の本体121
には貫通孔122が形成される。貫通孔122の内周面
には、印刷機に連動して回転する弁体123が回転自在
に係合される。本体121の上部には上端が開口し、下
端が貫通孔122に連通する吸気エア通路124および
断面L字状の吸着エア通路125が形成されている。
【0043】吸気エア通路124の上端開口側には、ホ
ース127を介して吸気ポンプが接続される。吸着エア
通路125の上端開口側には、ホース128を介して第
1の吸口としての吸着ヘッドが接続されている。弁体1
23の周面の一部には切欠き126aが形成され、その
軸線方向にはめくら穴状の中空部126bが形成されて
いる。また、中空部126bと吸着エア通路125とを
連通する連通孔126cが形成されている。この中空部
126bの開口端側には、ホース129を介して排気ポ
ンプが接続されており、この中空部126bは排気エア
通路を構成している。
【0044】このような構成において、印刷機に連動し
て弁体123が回転すると、切欠き126aが吸気エア
通路124および吸着エア通路125に対向し、両エア
通路124,125が切欠き126aを介して連通す
る。これにより、吸気エアAがエア通路124,125
を通って第1の吸口である吸着ヘッドに供給され、紙の
吸着が行われる。続いて、弁体123が回転すると、図
示を省略した他のロータリーバルブによって吸気の制御
がなされ、第2の吸口である吸着ヘッドによって紙の吸
着が行われる。
【0045】これと同時に、弁体123の連通孔126
cが吸着エア通路125に対向し、中空部126bおよ
び吸着エア通路125が連通する。これにより、排気ポ
ンプからの排気エアBが吸着エア通路125を通って第
1の吸口である吸着ヘッドに供給され、吸着動作後の吸
着ヘッドから紙が素早く解放される。このため、第2の
吸口である吸着ヘッドによって吸着されてフィーダボー
ドの上方に搬送される紙が、切れたり折れ曲がったりす
るようなことがない。
【0046】本実施の形態によれば、逆吹き時に、中空
部126b、連通孔126cを介して吸着ヘッドに短時
間で充分なエアを供給できる。また、中空部126b、
連通孔126c,吸着エア通路125が略一直線上に位
置し、かつ中空部126bと吸着エア通路125との間
隔が最小限となるので、エア通路内におけるエア圧損失
が小さくなる。なお、この第3の実施の形態では、吸気
エアが作用する時間が短い場合には、ホース127を介
して排気ポンプ137を接続してエア通路124を排気
エア通路とし、かつ中空部126bの開口端側にホース
129を介して吸気ポンプ134を接続して中空部12
6bを吸気エア通路としてもよい。
【0047】なお、第1および第2の実施の形態では、
通気孔111a,111bが形成されたスリーブ104
を設けたが、第3の実施の形態のように弁体106を本
体102の貫通孔103に直接係合させてもよい。この
ような構造とすれば、通気孔111a〜111dも不要
になる。要するに、弁体が本体に形成されたスリーブを
含むシリンダ内で回転自在に支持されればよい。また、
上記各実施の形態では、ロータリーバルブを給紙装置に
適用した例を示したが、これに限定されず、例えば印刷
機本体の反転胴装置や排紙装置等にも適用できる。ま
た、中空部は断面円形としたが、楕円、四角、三角等種
々の形状に設計変更が可能である。また、ロータリーバ
ルブを1個のみで使用する例を示したが、複数個連ねて
使用してもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように発明は、ロータリー
バルブの弁体が異なるエア源に接続された中空部および
切欠き部を備え、これら中空部および切欠き部は所定の
特性が必要とされるエア通路と組み合わされている。こ
のため、エアの作用時間が短いエア通路には中空部を、
またエアの作用時間が長いエア通路には切欠き部を用い
ることにより、各エア通路に必要とされる所定のエア圧
力を得ることができる。また、弁体に中空部および切欠
き部を形成したので、ロータリーバルブ全体をコンパク
トに構成することができる。また、吸着装置からの逆吹
きエアの通路も弁体に形成した中空部または切欠きで構
成することができ、製造コストの低減を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態によるロータリー
バルブの平面図である。
【図2】 (A)は図1におけるI−I線断面図、
(B)は図1におけるII−II線断面図である。
【図3】 第1の実施の形態が適用される印刷機におけ
る給紙装置の概略構成図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態によるロータリー
バルブの平面図である。
【図5】 (A)は図4におけるIII−III線断面図、
(B)は図4におけるIV−IV線断面図である。
【図6】 第2の実施の形態が適用される給紙装置の概
略構成図である。
【図7】 本発明の第3の実施の形態によるロータリー
バルブの平面図である。
【図8】 図7におけるV−V線断面図である。
【図9】 従来のロータリーバルブの平面図である。
【図10】 (A)は図9におけるVI−VI線断面図、
(B)は図9におけるVII−VII線断面図である。
【図11】 吐出動作時おける図10Bのロータリーバ
ルブの入出力エアの圧力の関係を示す図である。
【図12】 (A)は図10Aに対応するロータリーバ
ルブの他の例を示す要部断面図、(B)は図10Bに対
応するロータリーバルブの他の例を示す要部断面図であ
る。
【図13】 吸引動作時おける図12Aのロータリーバ
ルブの入出力エアの圧力の関係を示す図である。
【符号の説明】
101,120…ロータリーバルブ、106,123…
弁体、114,114a,114b,126b…中空
部、215aないし215d,126c…連通孔、11
0a,110b,125…吸着エア通路、110c,1
10d…吐出エア通路、111aないし111d,11
2aないし112d…通気孔、113a,113b,1
26a…切欠き、134…排気エア源、136…吸引エ
ア源。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアを供給する第1および第2のエア源
    と、前記第1および第2のエア源から供給されるエアに
    よって所定の動作を行う少なくとも1つのエア装置との
    間に介装され、エアの接断を行うロータリーバルブであ
    って、 シリンダ内を回転駆動される弁体と、 前記弁体を回転自在に支持する本体と、 前記弁体の周面に形成され、前記第1のエア源に接続さ
    れる切欠きと、 前記弁体の内部に軸線方向に形成され、前記第2のエア
    源に接続される第1の中空部とを備えたことを特徴とす
    るロータリーバルブ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のロータリーバルブにおい
    て、 前記第1のエア源を吸気エア源とし、この吸気エア源か
    らのエアが供給される吸着装置と、 前記第2のエア源を排気エア源とし、この排気エア源か
    らのエアが供給される吐出装置と、 前記本体に設けられ、一端側が前記吸気エア源に接続さ
    れかつ他端側が前記シリンダの内周面に開口する吸気エ
    ア通路と、 前記本体に設けられ、一端側が前記吸着装置に接続され
    かつ他端側が前記シリンダの内周面に開口し、前記切欠
    きを介して前記吸気エア通路に接続される吸着エア通路
    と、 前記本体に設けられ、一端側が吐出装置に接続されかつ
    他端側が前記シリンダの内周面に開口する吐出エア通路
    と、 前記弁体に設けられ、前記第1の中空部と前記吐出エア
    通路との間を接続する第1の連通孔とを備え、 前記吐出装置は、前記吐出エア通路、第1の連通孔およ
    び第1の中空部を介して前記排気エア源に接続されたこ
    とを特徴とするロータリーバルブ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のロータリーバルブにおい
    て、 前記弁体に形成され、前記第1の中空部と前記吸着エア
    通路との間を接続する第2の連通孔を備え、 前記吸着装置は、前記吸着エア通路、第2の連通孔およ
    び第1の中空部を介して前記排気エア源に接続されてい
    ることを特徴とするロータリーバルブ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のロータリーバルブにおい
    て、 前記第1のエア源を排気エア源とし、前記第2のエア源
    を吸引エア源とし、 この吸引エア源からのエアが供給される吸着装置と、 前記本体に設けられ、一端側が前記排気エア源に接続さ
    れかつ他端側が前記シリンダの内周面に開口する排気エ
    ア通路と、 前記本体に設けられ、一端側が前記吸着装置に接続され
    かつ他端側が前記シリンダの内周面に開口し、前記切欠
    きを介して前記排気エア通路に接続される吸着エア通路
    と、 前記弁体に設けられ、前記第1の中空部と前記吸着エア
    通路との間を接続する第1の連通孔とを備え、 前記吸着装置は、前記吸着エア通路、前記切欠きおよび
    前記吐出エア通路を介して前記排気エア源に接続される
    とともに、前記吸着エア通路、第1の連通孔および第1
    の中空部を介して前記吸引エア源に接続されていること
    を特徴とするロータリーバルブ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のロータリーバルブにおい
    て、 排気エア源からのエアが供給される吐出装置と、 前記本体に設けられ、一端側が前記吐出装置に接続され
    かつ他端側が前記シリンダの内周面に開口した吐出エア
    通路と、 前記弁体の内部に軸線方向に形成され、前記排気エア源
    に接続される第2の中空部と 前記弁体に設けられ、前記第2の中空部と前記吐出エア
    通路との間を接続する第2の連通孔とを備え、 前記吐出装置は、前記吐出エア通路、第2の連通孔およ
    び第2の中空部を介して前記排気エア源に接続されてい
    ることを特徴とするロータリーバルブ。
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