JPH1171899A - コンクリート型枠用清掃装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】使用済みのコンクリート型枠表面に付着・残存
するコンクリート滓を連続した自動化によって効率よく
かつ迅速に除去することができるコンクリート型枠用清
掃装置を提供する。 【解決手段】機体１へその一側から他側へ向かってコン
クリート型枠ｂを平ら状に移動させる移送手段２を設け
て、この移送手段２の上方にコンクリート型枠ｂ上面を
該移送手段２へ向かって押圧する押え手段３を対設させ
ると共に、移送手段２の上方にコンクリート型枠ｂ上面
に当接する付着物等の掻き落とし手段４を対設させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、使用済みのコンクリー
ト型枠の再利用時に、このコンクリート型枠表面に付着
・残存するコンクリート滓を自動的にかつ効率よく除去
することができるコンクリート型枠用清掃装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】基礎や擁壁等の構築において使用される
木製等のコンクリート型枠（パネル）は、反復して使用
されることが一般的で、使用後のコンクリート型枠は、
このコンクリート型枠表面に付着・残存するコンクリー
ト滓を取り除いておかないと次作業に支障を来すため、
あらかじめ清掃をしておく。

【０００３】従来、この清掃作業は、先端部が尖鋭なへ
ら等の工具により人手による手作業によって掻き落とし
ていた。

【０００４】そのため、一度に大量に出されるコンクリ
ート型枠に対して、多くの作業者と作業時間が要される
もので、効率的な作業を行なうことができなかった。

【０００５】しかも、作業者は、比較的力を要する作業
のため、作業者に大きな労働負担を与えて労働衛生上好
ましいものではない。等の様々な問題点を有するもので
あった。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】本発明は前記した問題
点を解決するためになされたもので、機体へその一側か
ら他側へ向かってコンクリート型枠を平ら状に移動させ
る移送手段を設けて、この移送手段の上方にコンクリー
ト型枠上面を該移送手段へ向かって押圧する押え手段を
対設させると共に、前記移送手段の上方にコンクリート
型枠上面に当接する付着物等の掻き落とし手段を対設さ
せることにより、使用済みのコンクリート型枠表面に付
着・残存するコンクリート滓を連続した自動化によって
効率よくかつ迅速に除去することができるコンクリート
型枠用清掃装置を提供することを目的としている。

【０００７】

【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、機体と、この機体において設け
てその一側から他側へ向かってコンクリート型枠を平ら
状に移動させる移送手段と、この移送手段の上方に対設
させてコンクリート型枠上面を該移送手段へ向かって押
圧する押え手段と、前記移送手段の上方に対設させてコ
ンクリート型枠上面に当接する付着物等の掻き落とし手
段と、を備えさせたコンクリート型枠用清掃装置の構成
にある。

【０００８】また、機体と、この機体において設けてそ
の一側から他側へ向かってコンクリート型枠を平ら状に
移動させる移送手段と、この移送手段の上方に対設させ
てコンクリート型枠上面を該移送手段へ向かって押圧す
る押え手段と、前記移送手段の上方に対設させてコンク
リート型枠上面に当接する付着物等の掻き落とし手段
と、前記移送手段か押え手段かに設けて、処理されるコ
ンクリート型枠厚に対応させて、移送手段と押え手段と
の間隔を調整する間隔調整手段と、を備えさせたコンク
リート型枠用清掃装置の構成にある。

【０００９】更に、移送手段の上方においてコンクリー
ト型枠上面の付着物を除去するブラシ手段を対設させ
る。

【００１０】

【実施例】次に、本発明に関するコンクリート型枠用清
掃装置の実施の一例を図面に基づいて説明する。

【００１１】図１〜図２においてＡはコンクリート型枠
用清掃装置で、木製または金属製等のコンクリート型枠
ｂ表面に付着・残存するコンクリート滓を自動的にかつ
効率よく除去するもので、機体１と、移送手段２と、押
え手段３と、掻き落とし手段４とにより基本的に構成さ
れる。

【００１２】そして、前記した機体１は、方形状の枠形
に形成してあって、この機体１においてその一側から他
側へ向かってコンクリート型枠ｂを平ら状に移動させる
移送手段２を設けてある。

【００１３】この移送手段２は、一対の側枠２ａ，２ａ
へ軸支させた多数本の弾性を有するゴム巻き等のローラ
からなるもので、コンクリート型枠ｂ幅より広く形成さ
れていて、該コンクリート型枠ｂの移送方向において機
体１の全長に設けられるもので、モータ等の図示してな
い駆動部材により一方向へ連続または間欠的に駆動され
る。

【００１４】前記した押え手段３は、移送手段２の上方
に対設させてコンクリート型枠ｂ上面を、該移送手段２
へ向かって所定圧により押し付けるもので、保持体５に
支持されたローラ６によりコンクリート型枠ｂ上面へ当
接させる。

【００１５】そして、その構成は、図１および図３に示
すように、機体１の両側部より延設させた取付部材７へ
支軸８により保持体５を支持させてあって、この保持体
５をコイルスプリング等の加圧部材９を外装して調整軸
１０により弾力的かつローラ６の高さ方向の調整が自在
に行なえるようにしてあると共に、コンクリート型枠ｂ
のそり等にも上下方向に対して後記するローラ６を追従
させることができるようにしてある。

【００１６】なお、この調整軸１０による高さ方向は、
後記する間隔調整手段ｈに採用されることもある。

【００１７】前記した掻き落とし手段４は、移送手段２
の上方に対設させて、移送されるコンクリート型枠ｂ上
面に付着するコンクリート滓等の異物を掻き落とす。

【００１８】そして、その構成は、機体１の上部におい
て垂下させた複数本（本実施例では二本）の吊持杆１１
の下端部に、角度調整横軸１２により上下方向へ回動自
在にスクレーパ本体１３を取り付けてあるもので、この
スクレーパ本体１３は、後記する間隔調整手段ｈによっ
て隙間調整された後、角度調整横軸１２の上下動によっ
て二次的な角度あるいは隙間の微調整が行なえる。

【００１９】また、吊持杆１１にはコイルスプリング等
の加圧部材１４を外装してあって、常時下方へスクレー
パ本体１３が付勢されるように保持されているともに、
コンクリート型枠ｂのそり等にも上下方向に対して後記
するスクレーパ１６を追従させることができるようにし
てある。

【００２０】このスクレーパ本体１３には、図３〜図６
に示すように、その一側部に穿設させた取付孔１５へコ
ンクリート型枠ｂの上面に当接するスクレーパ１６が、
その基部１６ａが挿入されていて、この基部１６ａに刻
設した係止部１６ｂにスクレーパ本体１３に設けた止め
部材１７が係合することでスクレーパ１６の脱落が防止
され、かつ、上下方向の所定の揺動が行なえるようにし
てある。

【００２１】しかし、係止部１６ｂには前後方向に対し
て止め部材１７とに所定の間隙を設けてあるので、図５
において矢印ｐに示すように、スクレーパ１６の前後方
向への進退が可能となる。

【００２２】スクレーパ本体１３へのスクレーパ１６の
取り付けは、図５に示すように、コンクリート型枠ｂの
上面に対して所定の角度をなす斜めとなるように設けら
れている。

【００２３】なお、このスクレーパ１６は、図５および
図６に示すように、側面形状逆への字状に形成されてい
て、その折曲部がコンクリート型枠ｂの上面に対応する
所定幅を有する掻き落とし部１６ｃとしてあり、この掻
き落とし部１６ｃより延設されて上方へ傾斜する部材を
コンクリート型枠ｂの前縁部とのガイドを行なう案内部
１６ｄとしてあって、該コンクリート型枠ｂの上面への
スクレーパ１６の乗り入れを容易とする。

【００２４】更に、このスクレーパ１６は、図２および
図５（ｂ）に示すように、スクレーパ本体１３に対して
基部１６ａから掻き落とし部１６ｃまで、あるいは、案
内部１６ｄまでの寸法を交互に違えたものを多数個並設
してあって、この所定幅を有する各掻き落とし部１６ｃ
は、コンクリート型枠ｂの幅方向に対して所定の重なり
部（オーバーラップ部）をもって取り付けられているた
め、コンクリート滓の掻き残しがないと共に、コンクリ
ート型枠ｂ面に対して一度に大きな掻き落とし力が掛か
らないようにしてある。

【００２５】また、このスクレーパ本体１６は、機体１
において、コンクリート型枠ｂの幅方向を挟む方向に対
して上下一対の支持台１８，１８を設けて、これら支持
台１８，１８へそれぞれ調整螺杆１９を螺着し、これら
調整螺杆１９へそれぞれ取付台２０，２０を昇降自在に
取り付けてある。

【００２６】そして、これら取付台２０，２０の間には
スクレーパ本体１３を貫通させた回動軸２１を横架して
ある。

【００２７】前記したスクレーパ本体１３内においてこ
の回動軸２１とスクレーパ１６の基部１６ａとの間に
は、押出杆２２をスクレーパ１６の基部１６ａに対して
進退自在に設けてあって、この押出杆２２の内端部はス
クレーパ１６の基部１６ａ端面に、また、外端部は、回
動軸２１へそれぞれのスクレーパ１６に対応して支承さ
せた偏心カム２３面に当接するようにしてある。

【００２８】なお、この押出杆２２にはコイルスプリン
グ等の圧接部材２４が設けられていて、これにより、常
時は、該押出杆２２の外端部が偏心カム２３面に圧接さ
れるようにしてあるもので、この圧接部材２４により押
圧力の調整が行なえる。

【００２９】また、回動軸２１には、モータ等の回転部
材２５を連係させて常時一方向へ連続または間欠的に回
転されるもので、これによって、偏心カム２３がその偏
心量の分が押出杆２２を進退させ、これに相応してスク
レーパ１６の基部１６ａ端面を押すもので、偏心カム２
３の回転によって押圧力を失ったときは、圧接部材２４
により偏心カム２３面側に押出杆２２が後退する。

【００３０】したがって、回転部材２５が連続駆動する
とき、スクレーパ１６は所定速度で進退運動を繰り返す
ので、コンクリート型枠ｂのコンクリート滓の掻き落と
しが行なえる。

【００３１】なお、前記した移送手段２か押え手段３か
には、処理されるコンクリート型枠ｂの厚さに対応させ
て、移送手段２と押え手段３との間隔を調整する間隔調
整手段ｈが設けられているもので、このうち、押え手段
３に設けられた場合は、前記したように、調整軸１０に
より行なわれる。

【００３２】また、移送手段２にこの間隔調整手段ｈを
設けた場合は、図１に示すように、移送手段２の側枠２
ａの下側に付設させたリフターを用いるものであって、
中間部を軸支したＸ字状のリンク２６，２７の一方端を
それぞれ側枠２ａと機体１の下部とに軸支させ、該リン
ク２６，２７の他方を自由端としてあって、この端部に
軸支したローラ２８，２９を側枠２ａと機体１の下部と
の転動面３０，３１に当接させてある。

【００３３】そして、このリンク２６，２７を機体１の
一側に張り出させたハンドル３２の操作により、このハ
ンドル３２に連結した螺軸３３の回転によって起伏させ
ることで、側枠２ａが、すなわち、移送手段２のコンク
リート型枠ｂの受面高さが任意に調整されるもので、コ
ンクリート型枠ｂの厚さ変化に対応できる。

【００３４】図１および図２において３５はブラシ手段
で、移送手段２の上方においてコンクリート型枠ｂ上面
に対応するように設けてあって、該コンクリート型枠ｂ
上面の付着物を除去するもので、多数の清掃線（例え
ば、線径０．３ｍｍ以下のワイヤ）を植設させたカップ
型のブラシ３６を回転軸３７により吊下させて、コンク
リート型枠ｂ幅に十分対応し得る幅範囲に対してオーバ
ラップさせながら多数個配設してある。

【００３５】そして、このブラシ３６を支持するそれぞ
れの回転軸３７をモータ等の駆動部材３８によりチェー
ンやベルト等の連係索３９を介して連動駆動（個々に駆
動させてもよい。）させるもので、一方向回転か相互に
逆回転させる。

【００３６】なお、この間隔調整手段ｈにおけるブラシ
３６下面（コンクリート型枠ｂ上面に接触する先端部）
は、調整部材によりその高さ調整ができるもので、例え
ば、図示してないが、回転軸３７の下部にチャックを設
けて、このチャックにブラシ３６の取付軸を保持させる
ように構成させておき、この取付軸のチャックへの取付
位置の変換により高さ調整される。

【００３７】図７において４０は機体１の外周を覆った
被覆体で、可透性（非可透性であってもかまわない。）
のビニールシート等を張設してあるもので、掻き落とし
手段４およびブラシ手段３５によりコンクリート滓の周
囲の飛散を防止し、作業環境への粉塵や騒音の発生を抑
える。

【００３８】また、機体１の下部においては、掻き落と
し手段４およびブラシ手段３５によって掻き落とされた
コンクリート滓を受けて溜める受体４１を設けてある。

【００３９】機体１においてコンクリート型枠ｂの移送
方向前後に、モータ等により駆動される搬入手段４２お
よび搬出手段４３を付設させることで、コンクリート型
枠ｂの清掃処理が連続した自動化により行なわれる。

【００４０】前記のように構成される本発明実施例のコ
ンクリート型枠用清掃装置Ａは、以下に述べる作用を奏
する。

【００４１】あらかじめ、移送手段２の移送上面と押え
手段３との間隔を間隔調整手段ｈによりコンクリート型
枠ｂ厚さに見合うように調整しておき、コンクリート構
築物の構築を終えたコンクリート型枠ｂを搬入手段４２
を介して移送手段２へ送り込むと、コンクリート型枠ｂ
は移送手段２と押え手段３とにより挟持されつつ後方へ
と移動する。

【００４２】そして、該コンクリート型枠ｂの前縁が掻
き落とし手段４に達すると、スクレーパ本体１３に支承
されているスクレーパ１６の案内部１６ｄに当たり、該
案内部１６ｄがその傾斜に倣って、コンクリート型枠ｂ
の移動に伴って止め部材１７を支点として持ち上がる。

【００４３】更に、コンクリート型枠ｂが前進移動する
と、スクレーパ１６の係止部１６ｂの係止部１７との係
合が、該スクレーパ１６の上下方向への揺動が可能に取
り付けられているので、案内部１６ｄに沿って掻き落と
し部１６ｃがコンクリート型枠ｂの上面に乗りあげる。

【００４４】このとき、スクレーパ１６は、回転部材２
５の運転により回転する回動軸２１によって偏心カム２
３が連続回転しているため、この運動により、コンクリ
ート型枠ｂに対して連続した進退動作を起こしている。

【００４５】そのため、このスクレーパ１６の掻き落と
し部１６ｃがコンクリート型枠ｂの上面に付着している
コンクリート滓を進退動作に伴って、衝撃を与えつつ掻
き落とすもので、コンクリート型枠ｂの進行方向に逆ら
う力により掻き落とし力を発揮させるようにしてある。

【００４６】多数配設されたスクレーパ１６は、それぞ
れがオーバラップして設けられているので、幅方向にお
いて掻き残しがなく万遍なく当接する。

【００４７】しかも、スクレーパ１６は、基部１６ａか
ら掻き落とし部１６ｃまであるいは案内部１６ｄまでの
寸法を交互に違えたものを多数個並設してあり、かつ、
回転軸２１に固着された偏心カム２３が、その偏心位相
を各スクレーパ１６に対して所定回転角づつずらして設
けてあるので、各スクレーパ１６の突き出しが分散され
て、同時削りに起因する過剰な掻き落とし負荷が掛から
ない。

【００４８】更に、スクレーパ本体１３に対してスクレ
ーパ１６が止め部材１７を支点として上下方向へ回動自
在としてあるので、コンクリート型枠ｂの反りや付着し
ているコンクリート残滓が硬いときは、該スクレーパ１
６が逃げることができるものである。

【００４９】このようにして、掻き落とし手段４と移送
手段２の駆動によって、コンクリート型枠ｂは順次その
清掃位置を変えながら出口へと進み、その表面の清掃が
なされる。

【００５０】また、ブラシ手段３５に達したコンクリー
ト型枠ｂは、該コンクリート型枠ｂ幅に見合う個数を設
けた所定速度で回転するブラシ３６により、コンクリー
ト型枠ｂ表面の残ったコンクリート滓等を再除去・再清
掃し、移送手段２の駆動によって出口に隣接させた搬出
手段４３へと送り出され、コンクリート型枠ｂのコンク
リート滓清掃が終了する。

【００５１】

【発明の効果】前述したように本発明のコンクリート型
枠用清掃装置は、機体と、この機体において設けてその
一側から他側へ向かってコンクリート型枠を平ら状に移
動させる移送手段と、この移送手段の上方に対設させて
コンクリート型枠上面を該移送手段へ向かって押圧する
押え手段と、前記移送手段の上方に対設させてコンクリ
ート型枠上面に当接する付着物等の掻き落とし手段とを
備えさせることにより、コンクリート型枠の表面に付着
しているコンクリート滓を連続した自動機械化により清
掃・除去することができて、大きな省人化と省力化が図
れる。

【００５２】移送手段と押え手段との間を調整する間隔
調整手段を設けることにより、異なる厚さの多品種のコ
ンクリート型枠清掃にも対応できる。

【００５３】移送手段の上方においてコンクリート型枠
上面の付着物を除去するブラシ手段を対設させることに
より、掻き落とし手段により掻き残しを生じたコンクリ
ート滓に対しても再切除，再清掃が行なえて、確実な清
掃作業がなされる。格別な効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に関するコンクリート型枠用清掃装置の
一実施例を示す要部の概略的な側面図である。

【図２】図１における押え手段を取り除いた状態を示す
平面図である。

【図３】図１における押え手段と掻き落とし手段を示す
要部の側面図である。

【図４】図１における掻き落とし手段を示す要部の正面
図である。

【図５】図１における掻き落とし手段を拡大して示す要
部の断面図である。

【図６】図１における掻き落とし手段を示す要部の平面
図である。

【図７】図１における装置に覆体を張設した状態を示す
側面図である。

【符号の説明】

ｂ コンクリート型枠 １ 機体 ２ 移送手段 ３ 押え手段 ４ 掻き落とし手段 ｈ 間隔調整手段 ３５ ブラシ手段

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 機体と、この機体において設けてその一
   側から他側へ向かってコンクリート型枠を平ら状に移動
   させる移送手段と、この移送手段の上方に対設させてコ
   ンクリート型枠上面を該移送手段へ向かって押圧する押
   え手段と、前記移送手段の上方に対設させてコンクリー
   ト型枠上面に当接する付着物等の掻き落とし手段とを備
   えさせたことを特徴とするコンクリート型枠用清掃装
   置。
2. 【請求項２】 機体と、この機体において設けてその一
   側から他側へ向かってコンクリート型枠を平ら状に移動
   させる移送手段と、この移送手段の上方に対設させてコ
   ンクリート型枠上面を該移送手段へ向かって押圧する押
   え手段と、前記移送手段の上方に対設させてコンクリー
   ト型枠上面に当接する付着物等の掻き落とし手段と、前
   記移送手段か押え手段かに設けて処理されるコンクリー
   ト型枠厚に対応させて、移送手段と押え手段との間隔を
   調整する間隔調整手段とを備えさせたことを特徴とする
   コンクリート型枠用清掃装置。
3. 【請求項３】 移送手段の上方においてコンクリート型
   枠上面の付着物を除去するブラシ手段を対設させたこと
   を特徴とする請求項１または２記載のコンクリート型枠
   用清掃装置。