JPH1171035A - 重送防止機能付き電子写真プリンタ - Google Patents
重送防止機能付き電子写真プリンタInfo
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Abstract
紙重送およびトナー飛散を防止する。 【解決手段】 電子写真プリンタの用紙送り装置に、用
紙の帯電量を随時測定する帯電前測定器21と、帯電後
測定器23と、逆帯電ローラ22とを設け、給紙ローラ
27で給紙された一枚目の用紙31に帯電している電荷
を測定し、測定された電荷と逆の電荷を用紙に印加し、
一枚目の用紙31の上の電位を0Vに近づけることによ
って、用紙重送やトナー飛散による印字精度低下の防止
を図る。測定された帯電量から用紙を0Vにするために
必要な電荷を算出する帯電量算出手段25と、それを受
けて必要な電荷を生成するように指示する手段と、電荷
を生成する手段と、生成された電荷を用紙に印加する手
段と、給紙された用紙の帯電量から転写電圧を補正する
手段とを有する。
Description
電子写真プリンタに関し、特に、電子写真プリンタにお
ける重送およびトナー飛散を未然に防止する電子写真プ
リンタに関する。
タは、例えば、特開昭63−106244号公報記載の
給紙装置に示されるように、転写材と転写材給送部材と
の接触を給送する間だけ許すことによって、摩擦による
転写材給送ローラ表面の静電荷を転写材に移動すること
を妨げることにより、静電気を原因とする重送を防止す
ることを目的として用いられている。
示す断面図である。図4において、給紙装置は、給送ロ
ーラ41,転写材42,給送ローラ41を転写材42に
押圧するためのバネ43,転写材42を給送しないとき
は、給送ローラ41を転写材42に対して非接触に保つ
ためのプランジャ44,複数の転写材42が転写材収納
容器から給送されることを防止するための転写材分離装
置45で構成されている。
動作について説明する。まず、給送ローラ41がプラン
ジャ44に入力される信号によって転写材42にバネ4
3の力で押圧され、給送ローラ41は図示しない駆動手
段によって回転する。転写材42は、給送ローラ41と
の摩擦力によって給送ローラ41の回転により移動を開
始する。ここで、転写材42は、一定の力で逃げる分離
爪45によって最前線を固定されている。このため給送
ローラ41の力を受けて移動する転写材42は、分離爪
45で移動方向に対して反力を受けて曲げ変形を起こ
す。この曲げ変形によって転写材42は、もとの面積に
復帰しようとする内部反力を生じるが、一番上の転写材
は給送ローラ41によって内部応力に対抗する力を受け
ている。一方、二番目以降の転写材に曲げ変形を与えて
いる力は、紙と紙との摩擦力である。通常、給送ローラ
41は、ゴム材質で、紙と紙との摩擦係数はおよそ0.
5以下の値である。このため一番上の転写材はある大き
さの曲げ変形を受けた時点で自然に二番目以降の転写材
との分離が行われる。転写材を給送した後、転写材表面
から給送ローラ41表面が離脱することにより、給送ロ
ーラ41表面上の負電荷は、転写材42の内部に浸透す
ることを妨げることを目的として用いられている。
開平8−22230号公報に記載の電子複写機における
トナー飛散防止装置に示されるように、電界発生手段と
して絶縁体を用い、この絶縁体表面をトナーと同極に帯
電させることにより、潜像時に発生するトナー飛散を防
止することを目的として用いられている。
ー飛散防止装置の一例を示す断面図である。重送防止装
置は、矢印方向に回転する像担持体としての感光ドラム
51と、感光体ドラム51を一次帯電する帯電装置52
と、磁界発生手段を有する現像ローラ54にて内部に貯
蔵されているトナー55を摩擦帯電すると共に感光体表
面の静電潜像に対して供給する現像器53と、感光体ド
ラム51上のトナーと同極性のコロナ放電を行って感光
体ドラム51上のトナーに対して電荷付与を行う再帯電
装置56と、コロナ放電を一部受ける位置に設置され紙
などの記録材のガイドとなる転写ガイド57と、この転
写ガイド57の感光体ドラム51に近接位置感光体ドラ
ム側で、かつ再帯電防止装置56のコロナ放電を受ける
位置において設けられる絶縁体層58と、転写手段と分
離手段とを一体化した転写分離装置59と、転写後感光
体ドラム51に残留したトナーを回収するクリーニング
装置60とから構成される。なお、再帯電装置56は、
直径60μmの金メッキタングステンワイヤと導電性の
シールドとから形成され、シールドは接地されている。
する。再帯電装置56のワイヤには、周波数1.0kH
z,振幅8.5kVのACデバイスがかかっていて、差
電流は−260μAである。再帯電装置56から感光体
ドラム51に流れる電流値は差電流で−53μm、絶縁
体58がない場合、転写ガイドに流れる電流値は0.1
μA以下で、転写分離装置59が発生するコロナを一切
受けない場合には、転写ガイド57の電位は−280〜
−180Vになる。しかし、実際には、転写分離装置5
9から受けるコロナによって再帯電装置56から受ける
コロナ電流が相殺されて転写ガイド57の電位は+10
0〜+130Vになり、更に転写ガイド57と転写分離
装置59との間を表面抵抗109 〜1011Ωの転写用紙
が橋渡しすると転写用紙を介して電流が流れやすくな
り、転写ガイド57の電位は+200〜+300Vにな
る。このように、転写ガイド57がトナーと逆極性に印
加されている場合においても、その上に絶縁体を固着さ
せて転写ガイドのトナー付着を軽減することを目的とし
て用いられている。
106244号公報記載の給紙装置では、給紙の際に発
生する給紙ローラの静電気を取り除いても、同じく給紙
の際に、用紙間の摩擦により発生する静電気は取り除け
ないため、各用紙が剥がれにくくなって重送してしま
う。従って、給紙の際に給紙ローラに発生する静電気を
取り除く場合には、用紙重送を十分回避できないという
問題があった。
電子複写器におけるトナー飛散防止装置では、潜像時に
発生するトナー飛散を防止しても、潜像されたトナーを
用紙に転写する際、その用紙が静電気により帯電してし
まっていると、トナーが飛散してしまう。従って、潜像
時に発生するトナー飛散を防止する場合は、トナー飛散
を十分回避できないという問題があった。
すべく、給紙時の摩擦により発生する用紙上の静電荷を
取り除くことにより、用紙間の静電気による用紙重送を
防止することにある。
により発生する用紙上の静電荷を取り除くことにより、
用紙上の電荷によるトナー飛散を防止することにある。
紙の帯電量にあわせ転写電圧を補正することによって、
転写電圧の不適正によるトナー飛散を防止することにあ
る。
に、本発明の重送防止装置付き電子写真プリンタは、用
紙を吸入して送り出す用紙送り機構部と、用紙送り機構
部を制御する用紙送り機構制御部と、プリンタ機構部
と、プリンタ機構部を制御するプリンタ機構制御部と、
プリンタ機構制御部を制御するプリンタ制御部とを備
え、用紙の吸入,送り出しによって発生する静電気を原
因とする用紙の重送を防止する重送防止機能付き電子写
真プリンタにおいて、用紙送り機構部が、用紙の帯電量
を測定する帯電前測定手段を備え、用紙送り機構制御部
が、帯電前測定手段により測定された帯電量と0Vとの
差から用紙に逆帯電すべき電荷を算出する帯電量算出手
段を備え、プリンタ機構制御部が、帯電量算出部より算
出された逆帯電すべき電荷を、用紙に逆帯電させるよう
指示する逆帯電量制御手段を備え、プリンタ機構部が、
逆帯電量制御手段より指示された電荷を供給する高圧電
源手段を備え、用紙の電荷を0Vに近づけることによっ
て、用紙の重送およびトナー飛散による印字精度の低下
を防止したことを特徴とする。
より供給された逆帯電すべき電荷を、用紙に逆帯電する
逆帯電手段を備えるのが好ましい。
帯電ローラであるのが好ましい。
れた用紙の帯電量を測定する帯電後測定手段を備えるの
が好ましい。
手段により測定した用紙の帯電量と0Vとの差を算出
し、用紙に逆帯電すべき電荷を修正する帯電量確認手段
を備えるのが好ましい。
定手段により測定した用紙の帯電量から、転写電圧を変
化させるよう高圧電源手段に指示する転写電圧制御手段
を備えるのが好ましい。
る用紙送り装置においては、一枚目の用紙が二枚目の用
紙上を一枚ごとに移動しているため、その際の摩擦によ
り用紙が静電気を帯びるために、用紙重送と呼ばれる複
数枚の用紙が一度に送られる現象やトナー飛散と呼ばれ
る印字不良が発生することで知られている。
電子写真プリンタにおいて、給紙の際に発生する静電気
と逆の電荷を用紙に印加することにより、用紙上の電荷
を0Vに近ずけることで、用紙重送やトナー飛散を防止
できることを見いだし、この点に着目した。
タは、特に、用紙の帯電量を随時測定する手段と、測定
された帯電量から用紙を0Vにするために必要な電荷を
算出する手段と、それを受けて必要な電荷を生成するよ
うに指示する手段と、電荷を生成する手段と、生成され
た電荷を用紙に印加する手段と、給紙された用紙の帯電
量から転写電圧を補正する手段とを有する。
手段により測定された帯電量から、用紙を0Vにするた
めに必要な帯電量を算出し、算出された電荷を用紙に印
加することで用紙を限りなく0Vに近づける。
ため、用紙重送を防止することができる。
ことなく転写電圧をかけられるため、用紙の静電気が原
因で発生するトナー飛散の印刷不良を防止することがで
きる。
図面を参照して詳細に説明する。
すブロック図である。本発明の重送防止機能付き電子写
真プリンタ1は、用紙を吸入する用紙送り機構部2と、
上位装置からの命令を展開してプリンタ機構制御部5に
伝えるプリンタ制御部3と、展開したデータを一時的に
保管するメモリ4と、プリンタ制御部3および用紙送り
機構制御部24からの命令により、電圧電源部6,描画
部7,定着部8,走行部9,低圧電源部10を制御する
プリンタ機構制御部5と、高電圧を発生し供給する高圧
電源部6と、高圧電源部6から得た高電圧を利用して用
紙に描画を行う描画部7と、描画部7にて描画された用
紙を定着する定着部8と、電子写真プリンタ1内で用紙
を搬送する走行部9と、用紙送り機構部2,プリンタ制
御部3,メモリ4,プリンタ機構制御部5,電圧電源部
6,定着部8,走行部9に必要な電圧を供給する低圧電
源部10とから構成される。
を測定する帯電前測定器21と、測定された帯電量と0
Vとの差の電荷を用紙に印加する逆帯電ローラ22と、
逆帯電ローラで逆帯電された用紙の帯電量を測定する帯
電後測定器23と、用紙送り装置部2の動作を制御し、
最適な逆帯電量および転写電圧を、プリンタ機構制御部
5へ命令する用紙送り機構制御部24から構成され、用
紙送り機構制御部24は、帯電前測定器21で測定され
た用紙の帯電量と0Vとの差を算出し、プリンタ機構制
御部5へ通知する帯電量算出部25と、帯電後測定器2
3で測定された逆帯電された用紙の帯電量をもとに、逆
帯電量および転写電圧を補正してプリンタ機構制御部5
へ通知する帯電量確認(比較)部26とから構成され
る。
り機構制御部24の通知をもとに逆帯電に必要な電圧を
電圧電源部6へ通知する逆帯電量制御部51から構成さ
れる。
能付き電子写真プリンタ1の構成品である用紙送り機構
部2の断面を示す断面図である。この断面図に示すよう
に、用紙送り機構部2は、用紙送り機構部2に装填され
ている一枚目の用紙31の帯電量を測定する帯電前測定
器21と、測定された帯電量と0Vとの差の電荷を用紙
に印加する逆帯電ローラ22と、逆帯電ローラ22で逆
帯電した一枚目の用紙31の帯電量を測定する帯電後測
定器23と、一枚目の用紙31を給紙し装置に送り込む
働きをする給紙ローラ27と、給紙ローラ27にて給紙
された一枚目の用紙31が帯電後測定器23に接触する
ように導く測定器ローラ28と、用紙送り機構部2に装
填されている二枚目以降の用紙32の量に関わらず、一
枚目の用紙31を帯電前測定器21に接触するように用
紙を押し上げる用紙押さえ板29と、用紙押さえ板29
を支えるスプリング30とから構成される。
図を参照して、本発明の第1の実施例の動作について説
明する。プリント制御部3において、印刷命令が発行さ
れた時、用紙送り装置2に装填されている一枚目の用紙
31が給紙ローラ27にて取り出され、電子写真プリン
タの内部へと移動される。このとき移動している一枚目
の用紙31と二枚目以降の用紙32との間で摩擦が生じ
静電気が発生し始める。この静電気を帯電前測定器21
で測定し、帯電量算出部25へ通知する。帯電量算出部
25は帯電前測定器21から通知された帯電量と0Vと
の差を算出し、逆帯電量制御部51を通じて高圧電源部
6へ通知する。高圧電源部6は受け取った帯電量を可変
的に変化させて逆帯電ローラ22へ電圧を供給する。そ
の際、帯電後測定器23にて逆帯電後の用紙の帯電量を
測定し、帯電量比較部26へ通知することにより、帯電
量比較部26は逆帯電量制御部51へ通知すべき帯電量
を補正する。帯電量比較部26は逆帯電量制御部51へ
通知すべき帯電量を補正する。その後、一枚目の用紙3
1が帯電前測定器21を通り過ぎるまで逆帯電ローラ2
2へある周期ごとに電圧を供給する。このようにして、
用紙間の摩擦により発生した静電気を取り除くことで用
紙重送を防止することができる。
すブロック図である。この第2の実施例は、図1に示す
第1の実施例のプリンタ機構制御部5に用紙送り機構制
御部24の通知をもとに、最適な転写電圧を高圧電源部
に通知する転写電圧制御部52を付加したものである。
図を参照して、本発明の第2の実施例の動作について説
明する。一枚目の用紙31が帯電前測定器21を通り過
ぎた後も、二枚目以降の用紙32との摩擦が若干残るた
めに、帯電後測定器23で測定した残帯電量を、用紙送
り機構制御部24を経て転写電圧制御部52へ通知す
る。転写電圧制御部52は、用紙送り機構制御部24か
ら通知された残帯電量をもとに、転写電圧を補正して高
圧電源部6へ通知する。高圧電源部6は転写電圧制御部
52から受け取った通知をもとに描画部7に最適な転写
電圧を供給する。これにより、トナーの飛散を防止する
ことが出来る。
ンタでは、用紙送り装置に装填されている用紙を給紙ロ
ーラで給紙しているが、一枚目に給紙された用紙は装置
内で印刷されるまでに、用紙送り装置内に装填されてい
る二枚目以降の用紙上を摩擦しながら移動している。こ
の摩擦により用紙が静電気を帯び、一枚目の用紙と二枚
目の用紙とが引きつけ合うために用紙重送が発生する。
従って、これら用紙間の摩擦により発生した静電気を取
り除くことで用紙重送を防止することができる。このよ
うに、本発明によれば、給紙の際に用紙間で発生する静
電気を測定して、測定された帯電量に対して逆の電荷を
かけることにより、用紙重送を防止することができると
いう効果を奏する。
場合、描画部において転写電圧を加えても、トナーが適
切に転写されないため、トナー飛散等の印刷不良が発生
する。よって、用紙上の電荷を取り除くことによりトナ
ー飛散などの印刷不良を取り除くことができる。このよ
うに、本発明によれば、用紙上の電荷を取り除くことに
よりトナー飛散の印刷不良を取り除くことができるとい
う効果を奏する。
た後でも、用紙上の電荷を完全に取り除くことは困難で
あるため、上述した効果と同様に、トナーが適切に転写
されず、トナー飛散などの印刷不良が発生する。よっ
て、給紙された用紙の帯電量を元に転写電圧を最適に修
正することにより、トナー飛散等の印刷不良を防止する
ことができる。このように、本発明によれば、給紙され
た用紙の帯電量を測定し、測定された帯電量を元に転写
電圧を最適な値に修正することにより、トナー飛散など
の印刷不良を防止することができるという効果を奏す
る。
第1の実施例の構成を示すブロック図である。
である。
である。
の一例を示すブロック図である。
防止装置付き電子写真プリンタは、用紙を吸入して送り
出す用紙送り機構部と、用紙送り機構部を制御する用紙
送り機構制御部と、プリンタ機構部と、プリンタ機構部
を制御するプリンタ機構制御部と、プリンタ機構制御部
を制御するプリンタ制御部とを備え、用紙の吸入,送り
出しによって発生する静電気を原因とする用紙の重送を
防止する重送防止機能付き電子写真プリンタにおいて、
用紙送り機構部が、用紙の帯電量を測定する帯電量測定
手段と、逆帯電された用紙の帯電量を測定する帯電後測
定手段とを備え、用紙送り機構制御部が、帯電前測定手
段により測定された帯電量と0Vとの差から用紙に逆帯
電すべき電荷を算出する帯電量算出手段を備え、プリン
タ機構制御部が、帯電量算出手段より算出された逆帯電
すべき電荷を、用紙に逆帯電させるよう指示する逆帯電
量制御手段を備え、プリンタ機構部が、帯電量制御手段
より指示された電荷を供給する高圧電源手段を備え、給
紙の際に発生する静電気と逆の電荷を用紙に印加するこ
とにより用紙の電荷を0Vに近づけることによって、用
紙の重送およびトナー飛散による印字精度の低下を防止
したことを特徴とする。
Claims (6)
- 【請求項1】用紙を吸入して送り出す用紙送り機構部
と、前記用紙送り機構部を制御する用紙送り機構制御部
と、プリンタ機構部と、前記プリンタ機構部を制御する
プリンタ機構制御部と、前記プリンタ機構制御部を制御
するプリンタ制御部とを備え、前記用紙の吸入,送り出
しによって発生する静電気を原因とする用紙の重送を防
止する重送防止機能付き電子写真プリンタにおいて、 前記用紙送り機構部が、前記用紙の帯電量を測定する帯
電前測定手段を備え、 前記用紙送り機構制御部が、前記帯電前測定手段により
測定された帯電量と0Vとの差から前記用紙に逆帯電す
べき電荷を算出する帯電量算出手段を備え、 前記プリンタ機構制御部が、前記帯電量算出部より算出
された逆帯電すべき電荷を、前記用紙に逆帯電させるよ
う指示する逆帯電量制御手段を備え、 前記プリンタ機構部が、前記逆帯電量制御手段より指示
された電荷を供給する高圧電源手段を備え、 前記用紙の電荷を0Vに近づけることによって、前記用
紙の重送およびトナー飛散による印字精度の低下を防止
したことを特徴とする重送防止機能付き電子写真プリン
タ。 - 【請求項2】前記用紙送り機構部が、前記高圧電源手段
により供給された逆帯電すべき電荷を、前記用紙に逆帯
電する逆帯電手段を備えたことを特徴とする、請求項1
に記載の重送防止機能付き電子写真プリンタ。 - 【請求項3】前記逆帯電手段が、前記用紙を送り出す逆
帯電ローラであることを特徴とする、請求項2に記載の
重送防止機能付き電子写真プリンタ。 - 【請求項4】前記用紙送り機構部が、前記逆帯電された
用紙の帯電量を測定する帯電後測定手段を備えたことを
特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の重送防止
機能付き電子写真プリンタ。 - 【請求項5】前記用紙送り機構制御部が、前記帯電後測
定手段により測定した用紙の帯電量と0Vとの差を算出
し、前記用紙に逆帯電すべき電荷を修正する帯電量確認
手段を備えたことを特徴とする、請求項4に記載の重送
防止機能付き電子写真プリンタ。 - 【請求項6】前記プリンタ機構制御部が、前記帯電後測
定手段により測定した用紙の帯電量から、転写電圧を変
化させるよう前記高圧電源手段に指示する転写電圧制御
手段を備えたことを特徴とする、請求項5に記載の重送
防止機能付き電子写真プリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9233698A JP2926556B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 重送防止機能付き電子写真プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9233698A JP2926556B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 重送防止機能付き電子写真プリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1171035A true JPH1171035A (ja) | 1999-03-16 |
JP2926556B2 JP2926556B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=16959156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9233698A Expired - Lifetime JP2926556B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 重送防止機能付き電子写真プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2926556B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012250795A (ja) * | 2011-06-01 | 2012-12-20 | Murata Machinery Ltd | 給紙装置及び画像形成装置 |
CN106896663A (zh) * | 2015-12-16 | 2017-06-27 | 夏普株式会社 | 图像形成装置 |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP9233698A patent/JP2926556B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012250795A (ja) * | 2011-06-01 | 2012-12-20 | Murata Machinery Ltd | 給紙装置及び画像形成装置 |
CN106896663A (zh) * | 2015-12-16 | 2017-06-27 | 夏普株式会社 | 图像形成装置 |
CN106896663B (zh) * | 2015-12-16 | 2021-07-20 | 夏普株式会社 | 图像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2926556B2 (ja) | 1999-07-28 |
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