JPH1169936A - 徐放性フェロモン製剤 - Google Patents

徐放性フェロモン製剤

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JPH1169936A
JPH1169936A JP9233027A JP23302797A JPH1169936A JP H1169936 A JPH1169936 A JP H1169936A JP 9233027 A JP9233027 A JP 9233027A JP 23302797 A JP23302797 A JP 23302797A JP H1169936 A JPH1169936 A JP H1169936A
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達哉 石野
Kinya Ogawa
欽也 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】沸点が低く、蒸気圧が高い性フェロモンであっ
ても、徐放性があるため一定量の放出が長期間持続し、
しかも生産効率が優れた徐放性フェロモン製剤を提供す
る。 【解決手段】徐放性フェロモン製剤は、炭素数3〜10
の第一級アルコールおよび炭素数2〜4の二価アルコー
ルから選ばれる少なくとも一種類のアルコールと、不飽
和アセテート類の性フェロモン物質とを混合した混合液
をプラスチック容器に封入してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、性フェロモンを圃
場に浮遊させ昆虫の配偶行動を攪乱させる害虫防除方
法、いわゆる交信攪乱法に使用される徐放性フェロモン
製剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】害虫を交信攪乱法によって防除しようと
するには、防除対象の害虫の性フェロモン物質そのもの
を利用する以外に、その性フェロモンの構成成分の一種
もしくは幾何異性体などの化合物をディスペンサーとい
われる徐放性フェロモン製剤にし、防除対象の圃場に点
在配置しておく。圃場では、ディスペンサーから性フェ
ロモン成分が長期間に渡り一定速度に制御されて放出さ
れ、害虫が交信攪乱されて防除される。
【0003】このディスペンサーとしては、チューブ形
状のものや袋形状のもの、アンプル形状のものなどプラ
スチック容器に性フェロモンを封入したものが種々提案
されている。しかし、性フェロモンとして炭素数10〜
14のアセテート系フェロモンのように沸点が低く、蒸
気圧が高いものを採用し、これをプラスチック容器に封
入したものは、プラスチック容器の壁部分がバリアーと
して十分に機能しないため、放出有効期間が短くなって
しまう。そのため交信攪乱のために必要な放出期間内
に、新しいディスペンサーを2回、3回と交換しければ
ならないこともあり、ディスペンサーを圃場に配置する
作業の労力も倍加することになる。
【0004】ディスペンサーを構成するプラスチック容
器の壁のバリアー性能を向上させるために壁厚を厚くす
ると、プラスチックの使用量が増えるためコストが割高
なるばかりでなく、容器を成形するときに単位時間当た
りのプラスチックの吐出量が増加するために成形効率が
低下するだけでなく、成形された容器中間体の二次加工
が難しくなる。従って、プラスチック容器の壁厚を増す
ことは、必ずしも得策とはいえない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
情況に鑑みてなされたもので、沸点が低く、蒸気圧が高
い性フェロモンであっても、徐放性があるため一定量の
放出が長期間持続し、しかも生産効率が優れた徐放性フ
ェロモン製剤を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めになされた本発明の徐放性フェロモン製剤は、炭素数
3〜10の第一級アルコールおよび炭素数2〜4の二価
アルコールから選ばれる少なくとも一種類のアルコール
と、不飽和アセテート類の性フェロモン物質とを混合し
た混合液をプラスチック容器に封入したことを特徴とす
る。
【0007】前記混合液の該性フェロモン物質と該アル
コールとの混合重量比は、95:50〜50:50で適
切に実施できる。この混合重量比が50:50以下であ
ると一本当たりの性フェロモン物質の放出量が減少する
ため、単位面積当たりの設置本数を増加しなければなら
なくなり、また95:5以上であると性フェロモン物質
の放出量が抑制されなくなり、しかも放出の経過にとも
なう放出速度が変化し、一定量を持続的に放出できなく
なり、適当ではない。
【0008】前記性フェロモン物質は、E5−デセニル
アセテート、Z5−デセニルアセテート、Z8−ドデセ
ニルアセテート、E8−ドデカニルアセテート、Z9−
ドデセニルアセテート、E9−ドデセニルアセテート、
7,9−ドデカジエニルアセテート、8,10−ドデカ
ジエニルアセテート、E4−トリデセニルアセテート、
Z4−トリデセニルアセテート、Z9−テトラデセニル
アセテート、E9−テトラデセニルアセテート、Z11
−テトラデセニルアセテート、E11−テトラデセニル
アセテート、9,11−テトラデカジエニルアセテー
ト、および9,12−テトラデカジエニルアセテートか
ら選ばれる少なくとも1種類の不飽和アセテートであ
る。
【0009】前記炭素数3〜10の第一級アルコールが
1−プロパノール、1−ブタノール、1−ペンタノー
ル、1−ヘキサノール、1−ヘプタノール、1−オクタ
ノール、1−ノナノール、または1−デカノール、前記
炭素数2〜4の二価アルコール(グリコール)が1,2
−エタンジオール、1,3−プロパンジオール、1,4
−ブタンジオールで、これらの単体または混合物であ
る。
【0010】前記プラスチック容器は、ポリオレフィン
系重合体からなり、その肉厚が0.2〜1.0mmのチ
ューブ、カプセル、アンプル、または袋の形状を有す
る。ポリオレフィン系重合体は、具体的にはポリエチレ
ン、ポリプロピレン、またはエチレンを90重量%以上
含むエチレン−酢酸ビニル共重合体である。また、これ
らのポリマーブレンドでもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明を適用する徐放性フェロモン製剤
は、不飽和アセテート類の性フェロモン物質に低級アル
コール、低級グリコールを混合してプラスチック容器に
封入したことことにより、混合液の分配により放出量が
抑制され、しかも放出の経過にともなう放出速度に変化
がなく、一定量の性フェロモン物質を持続的に放出す
る。また性フェロモン物質と低級アルコール、低級グリ
コールとの混合比率を調整することにより、性フェロモ
ン物質の放出速度を任意に制御できるようになる。
【0012】炭素数10〜14の不飽和アセテートのよ
うに、沸点が低く蒸気圧が高いフェロモンであると、従
来は交信攪乱のために必要な放出期間内に、圃場に配置
されたディスペンサーを新しいものに交換しければなら
なかった。しかし、本発明の徐放性フェロモン製剤であ
ると、沸点が低く蒸気圧が高い性フェロモン物質であっ
ても徐放性があり、一定量の放出が長期間持続するた
め、必要な放出期間内に交換する必要がなくなり、作業
労力を大幅に削減できるようになる。
【0013】さらに本発明の徐放性フェロモン製剤は、
プラスチック容器の壁のバリアー性能を向上させるため
に壁厚を厚くする必要がないので、プラスチックの量が
少なくてすみ、成形効率、加工性も良いので、コストを
安く製造できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明を適用する徐放性フェロモ
ン製剤は、以下のようにして製造される。
【0015】まずプラスチックの容器にするためのチュ
ーブ(内径0.5〜2.0mm、肉厚が0.2〜1.0
mm)をポリエチレン等で押出成形する。その際、チュ
ーブの切断長は任意でよいが、後の取り扱いの便利さを
考え100mの長さ(プラスチック容器500本分)に
しておく。一方、不飽和アセテート類の性フェロモン物
質と低級アルコールまたは/および低級グリコールとを
所定の比率で混合し、内容物の混合液を用意する。この
混合液に前記により成形したチューブの一端を浸け、も
う一方の端を吸引装置に繋いで吸引して性フェロモンを
含有する混合液をチューブ内に吸い込む。それを200
mm毎に熱鏝で加圧して融着封鎖し、その部分を切断す
る。
【0016】上記工程により、図1に示すように、プラ
スチック容器2に性フェロモンを含有する混合液1が封
入された徐放性フェロモン製剤が完成する。この徐放性
フェロモン製剤は、害虫を防除すべき圃場に、所定量の
性フェロモンが放出されるように割りふって一定ピッチ
で点在して配置される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明するが、
これに限定されるものではない。
【0018】(実施例1)内径1.21mm、外径2.
41mm長さ200mmのプラスチック容器(ポリエチ
レンチューブ)に、E5−デセニルアセテート(E5−
10:Ac)85重量%およびE5−デセニルアルコー
ル(E5−10:OH)15重量%からなるPeach Twig
Borer性フェロモン液を5重量部と、1−デカノールを
5重量部とを混合した性フェロモンを含有する混合液を
封入して、徐放性フェロモン製剤を30本試作した。封
入された混合液の量は全体で200mg、その内E5−
デセニルアセテートは85mgである。
【0019】30本の徐放性フェロモン製剤を気温25
℃、風速0.3m/sec.の環境下で放置し、5日毎
に1本を回収してプラスチック容器に残存するE5−デ
セニルアセテートの量を測定した。測定は、回収したプ
ラスチック容器を5mm片に切断しアセトンに一昼夜浸
漬し、そのアセトン溶液をガスクロマトグラフィーによ
り内部標準法で定量することにより行った。この量を、
封入されたE5−デセニルアセテートの量から差し引い
て、E5−デセニルアセテートの放出量、放出速度を算
出した。その結果を図2に示す。
【0020】(比較例1)実施例1と同様にして、E5
−デセニルアセテート85重量%およびE5−デセニル
アルコール15重量%からなるPeach Twig Borer性フェ
ロモン液のみをプラスチック容器に封入した徐放性フェ
ロモン製剤を試作し、実施例と同一条件で、E5−デセ
ニルアセテートの経時的残量を測定し、放出速度を算出
した。その結果を図2に示す。
【0021】(比較例2)実施例1と同様にして、E5
−デセニルアセテート85重量%およびE5−デセニル
アルコール15重量%からなるPeach Twig Borer性フェ
ロモン液を6重量部と、ノルマルオクタデカニルアセテ
ート(n−18:Ac)を4重量部とを混合した性フェ
ロモンを含有する混合液をプラスチック容器に封入した
徐放性フェロモン製剤を試作し、実施例と同一条件で、
E5−デセニルアセテートの経時的残量を測定し、放出
速度を算出した。その結果を図2に示す。
【0022】図2から、比較例1および比較例2の徐放
性フェロモン製剤は経過日数とともにE5−デセニルア
セテートの放出速度が小さくなるが、実施例1の徐放性
フェロモン製剤はE5−デセニルアセテートの放出速度
が一定になっている(グラフが平坦になる)期間ががか
なりの日数に亘ることが分かる。
【0023】(実施例2)実施例1と同様にして、E5
−デセニルアセテート85重量%およびE5−デセニル
アルコール15重量%からなるPeach Twig Borer性フェ
ロモン液を5重量部と、1−デカノールを5重量部とを
混合した性フェロモンを含有する混合液をプラスチック
容器に封入して、徐放性フェロモン製剤を試作し、実施
例と同一条件で、E5−デセニルアセテートの経時的残
量を測定し、放出速度を算出した。その結果、E5−デ
セニルアセテートは経過日数に拘らず、一定の放出速度
を示した。
【0024】(実施例3)実施例1と同様にして、E5
−デセニルアセテート85重量%およびE5−デセニル
アルコール15重量%からなるPeach Twig Borer性フェ
ロモン液を5重量部と、1−ヘキサノールを5重量部と
を混合した性フェロモンを含有する混合液をプラスチッ
ク容器に封入して、徐放性フェロモン製剤を試作し、実
施例と同一条件で、E5−デセニルアセテートの経時的
残量を測定し、放出速度を算出した。その結果、E5−
デセニルアセテートは経過日数に拘らず、一定の放出速
度を示した。
【0025】(実施例4)実施例1と同様にして、E5
−デセニルアセテート85重量%およびE5−デセニル
アルコール15重量%からなるPeach Twig Borer性フェ
ロモン液を5重量部と、1−プロパノールを5重量部と
を混合した性フェロモンを含有する混合液をプラスチッ
ク容器に封入して、徐放性フェロモン製剤を試作し、実
施例と同一条件で、E5−デセニルアセテートの経時的
残量を測定し、放出速度を算出した。その結果、E5−
デセニルアセテートは経過日数に拘らず、一定の放出速
度を示した。
【0026】(実施例5)実施例1と同様にして、E5
−デセニルアセテート85重量%およびE5−デセニル
アルコール15重量%からなるPeach Twig Borer性フェ
ロモン液を5重量部と、1,3−プロパンジオールを5
重量部とを混合した性フェロモンを含有する混合液をプ
ラスチック容器に封入して、徐放性フェロモン製剤を試
作し、実施例と同一条件で、E5−デセニルアセテート
の経時的残量を測定し、放出速度を算出した。その結
果、E5−デセニルアセテートは経過日数に拘らず、一
定の放出速度を示した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する徐放性フェロモン製剤の断面
図である。
【図2】徐放性フェロモン製剤から放出される性フェロ
モンの経時的速度の変化を示す図である。
【符号の説明】
1は性フェロモンを含有する混合液、2はプラスチック
容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 左口 龍一 新潟県中頸城郡頸城村大字西福島28番地の 1 信越化学工業株式会社合成技術研究所 内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素数3〜10の第一級アルコールお
    よび炭素数2〜4の二価アルコールから選ばれる少なく
    とも一種類のアルコールと、不飽和アセテート類の性フ
    ェロモン物質とを混合した混合液をプラスチック容器に
    封入したことを特徴とする徐放性フェロモン製剤。
  2. 【請求項2】 前記混合液の該性フェロモン物質と該
    アルコールとの混合重量比が、95:5〜50:50で
    あることを特徴とする請求項1に記載の徐放性フェロモ
    ン製剤。
  3. 【請求項3】 該性フェロモン物質がE5−デセニル
    アセテート、Z5−デセニルアセテート、Z8−ドデセ
    ニルアセテート、E8−ドデセニルアセテート、Z9−
    ドデセニルアセテート、E9−ドデセニルアセテート、
    7,9−ドデカジエニルアセテート、8,10−ドデカ
    ジエニルアセテート、E4−トリデセニルアセテート、
    Z4−トリデセニルアセテート、Z9−テトラデセニル
    アセテート、E9−テトラデセニルアセテート、Z11
    −テトラデセニルアセテート、E11−テトラデセニル
    アセテート、9,11−テトラデカジエニルアセテー
    ト、および9,12−テトラデカジエニルアセテートか
    ら選ばれる少なくとも1種類の不飽和アセテートである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の徐放性フェ
    ロモン製剤。
  4. 【請求項4】 前記炭素数3〜10の第一級アルコー
    ルが1−プロパノール、1−ブタノール、1−ペンタノ
    ール、1−ヘキサノール、1−ヘプタノール、1−オク
    タノール、1−ノナノール、または1−デカノール、前
    記炭素数2〜4の二価アルコールが1,2−エタンジオ
    ール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオ
    ールであることを特徴とする請求項1または2に記載の
    徐放性フェロモン製剤。
  5. 【請求項5】 前記プラスチック容器は、ポリオレフ
    ィン系重合体からなり、その肉厚が0.2〜1.0mm
    のチューブ、カプセル、アンプル、または袋の形状を有
    することを特徴とする請求項1に記載の徐放性フェロモ
    ン製剤。
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