JPH1169660A - 無停電供給装置 - Google Patents
無停電供給装置Info
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- JPH1169660A JPH1169660A JP9218422A JP21842297A JPH1169660A JP H1169660 A JPH1169660 A JP H1169660A JP 9218422 A JP9218422 A JP 9218422A JP 21842297 A JP21842297 A JP 21842297A JP H1169660 A JPH1169660 A JP H1169660A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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- Y02B10/70—Hybrid systems, e.g. uninterruptible or back-up power supplies integrating renewable energies
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/56—Power conversion systems, e.g. maximum power point trackers
Abstract
(57)【要約】
【課題】 停電時に外部機器への電圧供給を合理的に行
うことによって、蓄電池の大型化を抑制することができ
るとともに、蓄電池の能力を越えてしまうことを回避す
ることができる無停電供給装置を提供する点にある。 【解決手段】 一次側電源供給部１と、この一次側電源
供給部１から供給される電圧をインバータ式の第１機器
４及びこの第１機器４よりも重要度の高い第２機器５を
備える外部機器３に出力するための二次側出力部２とか
らなり、前記一次側電源供給部１に、商用交流電源６と
この商用交流電源６により充電される蓄電池７とを備え
させ、停電時において、前記蓄電池７からの電圧を重要
度の高い第２機器５へ優先して供給するための切り換え
手段１５を前記二次側出力部２に備えさせて、無停電供
給装置を構成した。
うことによって、蓄電池の大型化を抑制することができ
るとともに、蓄電池の能力を越えてしまうことを回避す
ることができる無停電供給装置を提供する点にある。 【解決手段】 一次側電源供給部１と、この一次側電源
供給部１から供給される電圧をインバータ式の第１機器
４及びこの第１機器４よりも重要度の高い第２機器５を
備える外部機器３に出力するための二次側出力部２とか
らなり、前記一次側電源供給部１に、商用交流電源６と
この商用交流電源６により充電される蓄電池７とを備え
させ、停電時において、前記蓄電池７からの電圧を重要
度の高い第２機器５へ優先して供給するための切り換え
手段１５を前記二次側出力部２に備えさせて、無停電供
給装置を構成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、通常は商用交流電
源（ＡＣ）を入力したインバータ回路の出力電圧により
非常照明器具やエアコン等の第１機器及び防犯、防災、
通信、情報（サーバ、ＦＡパソコン等）、医療向けの精
密機械や自動機械等の前記第１機器よりも重要度の高い
第２機器を作動させるとともに、停電時においては、充
電されている蓄電池を入力としたインバータ回路からの
出力電圧により前記第１機器及び第２機器を作動させる
ように構成してなる無停電供給装置に関する。ここで、
停電とは、電力（電流）供給が断たれることを指し、例
えば電力会社からの供給電力が断たれる場合や、ブレー
カが落ちたり、コンセントがショートする、あるいは断
線等により供給電力が断たれる場合等を指すことにす
る。
源（ＡＣ）を入力したインバータ回路の出力電圧により
非常照明器具やエアコン等の第１機器及び防犯、防災、
通信、情報（サーバ、ＦＡパソコン等）、医療向けの精
密機械や自動機械等の前記第１機器よりも重要度の高い
第２機器を作動させるとともに、停電時においては、充
電されている蓄電池を入力としたインバータ回路からの
出力電圧により前記第１機器及び第２機器を作動させる
ように構成してなる無停電供給装置に関する。ここで、
停電とは、電力（電流）供給が断たれることを指し、例
えば電力会社からの供給電力が断たれる場合や、ブレー
カが落ちたり、コンセントがショートする、あるいは断
線等により供給電力が断たれる場合等を指すことにす
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、上記のような第１機器及び第２機
器と蓄電池とを接続し、停電時には、全ての機器に蓄電
池からの出力電圧を供給して、無停電対策を行うことが
一般的である。
器と蓄電池とを接続し、停電時には、全ての機器に蓄電
池からの出力電圧を供給して、無停電対策を行うことが
一般的である。
【０００３】しかしながら、上記構成によれば、全ての
機器を蓄電池からの出力電圧により作動させるために
は、非常に大きな蓄電池容量を有したものを用いなけれ
ばならず、コスト高になるだけでなく、大きな容量の蓄
電池を収容するための大きなスペースを要するものであ
った。又、前記全ての機器の稼働率が高くなると、蓄電
池の能力を越えてしまうことがあり、特に重要度の高い
機器を正常に作動させることができない状況にならない
ようにするためには、発電機等の併用も必要となり、上
記不都合をより顕著にするものであった。
機器を蓄電池からの出力電圧により作動させるために
は、非常に大きな蓄電池容量を有したものを用いなけれ
ばならず、コスト高になるだけでなく、大きな容量の蓄
電池を収容するための大きなスペースを要するものであ
った。又、前記全ての機器の稼働率が高くなると、蓄電
池の能力を越えてしまうことがあり、特に重要度の高い
機器を正常に作動させることができない状況にならない
ようにするためには、発電機等の併用も必要となり、上
記不都合をより顕著にするものであった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が前述
の状況に鑑み、解決しようとするところは、停電時に外
部機器への電圧供給を合理的に行うことによって、蓄電
池の大型化を抑制することができるとともに、蓄電池の
能力を越えてしまうことを回避することができる無停電
供給装置を提供する点にある。
の状況に鑑み、解決しようとするところは、停電時に外
部機器への電圧供給を合理的に行うことによって、蓄電
池の大型化を抑制することができるとともに、蓄電池の
能力を越えてしまうことを回避することができる無停電
供給装置を提供する点にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、一次側電源供給部と、この一次側電源供給
部から供給される電圧をインバータ式の第１機器及びこ
の第１機器よりも重要度の高い第２機器を備える外部機
器に出力するための二次側出力部とからなり、前記一次
側電源供給部に、商用交流電源とこの商用交流電源によ
り充電される蓄電池とを備えさせ、停電時において、前
記蓄電池からの電圧を重要度の高い第２機器へ優先して
供給するための切り換え手段を前記二次側出力部に備え
させて、無停電供給装置を構成した。本願出願人は、停
電時において、インバータ式の非常照明器具の照度調整
やエアコンの運転調整等を行うために、前記のような第
１機器を間引き運転させたり、比例動作運転等を行って
も何ら差し支えないことに気付いた。そして、蓄電池か
らの電力を重要度の高い第２機器へ優先して供給するこ
とによって、第２機器を正常運転させることができるこ
とを思いついた。前記非常照明器具においては、建築基
準法等によって決められた照度を満足する程度に間引き
照明を行わせる制御を行うことになる。
決のために、一次側電源供給部と、この一次側電源供給
部から供給される電圧をインバータ式の第１機器及びこ
の第１機器よりも重要度の高い第２機器を備える外部機
器に出力するための二次側出力部とからなり、前記一次
側電源供給部に、商用交流電源とこの商用交流電源によ
り充電される蓄電池とを備えさせ、停電時において、前
記蓄電池からの電圧を重要度の高い第２機器へ優先して
供給するための切り換え手段を前記二次側出力部に備え
させて、無停電供給装置を構成した。本願出願人は、停
電時において、インバータ式の非常照明器具の照度調整
やエアコンの運転調整等を行うために、前記のような第
１機器を間引き運転させたり、比例動作運転等を行って
も何ら差し支えないことに気付いた。そして、蓄電池か
らの電力を重要度の高い第２機器へ優先して供給するこ
とによって、第２機器を正常運転させることができるこ
とを思いついた。前記非常照明器具においては、建築基
準法等によって決められた照度を満足する程度に間引き
照明を行わせる制御を行うことになる。
【０００６】前記一次側電源供給部に電圧を供給するた
めの太陽電池を設け、この太陽電池からの出力電圧及び
前記商用交流電源の出力電圧のうちの高い出力電圧側か
ら前記二次側出力部へ電圧の供給を行う電圧供給手段を
設けている。例えば晴天時の昼間は、太陽電池の出力を
充分出すことができるから、商用交流電源の出力電圧よ
りも太陽電池からの出力電圧の方が高くなり、太陽電池
からの出力電圧が二次側出力部へ供給され、電気代の節
約になり、省エネルギー化を図ることができる。又、こ
の時、太陽電池の余剰電力は、一次側電源供給部に含ま
れる蓄電池に貯められ、非常時及び夜間時の電力供給の
ため待機する。
めの太陽電池を設け、この太陽電池からの出力電圧及び
前記商用交流電源の出力電圧のうちの高い出力電圧側か
ら前記二次側出力部へ電圧の供給を行う電圧供給手段を
設けている。例えば晴天時の昼間は、太陽電池の出力を
充分出すことができるから、商用交流電源の出力電圧よ
りも太陽電池からの出力電圧の方が高くなり、太陽電池
からの出力電圧が二次側出力部へ供給され、電気代の節
約になり、省エネルギー化を図ることができる。又、こ
の時、太陽電池の余剰電力は、一次側電源供給部に含ま
れる蓄電池に貯められ、非常時及び夜間時の電力供給の
ため待機する。
【０００７】前記第２機器用の電源部を商用交流電源と
独立した直流入力でも作動する電源装置で構成するとと
もに、この第２機器用交流電源部と前記商用交流電源と
を接続することによって、第２機器を商用交流電源によ
り直接作動させて、直流入力側の電圧降下によるロスを
なくすことができるとともに、何らかの原因、例えば商
用交流電源の停電やブレーカが落ちたりすることにより
第１機器及び第２機器を作動させることができない場合
でも、一次側電源供給に含まれる電池のエネルギーを電
池側インバータにより、第１機器及び第２機器を作動さ
せることができる。
独立した直流入力でも作動する電源装置で構成するとと
もに、この第２機器用交流電源部と前記商用交流電源と
を接続することによって、第２機器を商用交流電源によ
り直接作動させて、直流入力側の電圧降下によるロスを
なくすことができるとともに、何らかの原因、例えば商
用交流電源の停電やブレーカが落ちたりすることにより
第１機器及び第２機器を作動させることができない場合
でも、一次側電源供給に含まれる電池のエネルギーを電
池側インバータにより、第１機器及び第２機器を作動さ
せることができる。
【０００８】前記切り換え手段をパソコン又はプログラ
マブルコントローラ等の第１機器及び第２機器に対する
作動プログラムを作成可能なものから構成し、且つ、該
切り換え手段に第２機器側からの要求命令情報を入力可
能に構成するとともに、この要求命令情報に基づいて作
成された作動プログラムに基づいて第１機器及び第２機
器の作動を制御するように構成することによって、停電
時において第２機器側からの負荷が大きな場合に、第１
機器を運転するためのプログラムを直ちに作成し、場合
によっては間引き運転したり、比例動作運転する等、一
次側電源供給部にかかる負荷を小さくすることができ
る。又、通常時においても第１機器を比例動作運転する
ためのプログラムを作成して、電力消費を抑えることも
できる。
マブルコントローラ等の第１機器及び第２機器に対する
作動プログラムを作成可能なものから構成し、且つ、該
切り換え手段に第２機器側からの要求命令情報を入力可
能に構成するとともに、この要求命令情報に基づいて作
成された作動プログラムに基づいて第１機器及び第２機
器の作動を制御するように構成することによって、停電
時において第２機器側からの負荷が大きな場合に、第１
機器を運転するためのプログラムを直ちに作成し、場合
によっては間引き運転したり、比例動作運転する等、一
次側電源供給部にかかる負荷を小さくすることができ
る。又、通常時においても第１機器を比例動作運転する
ためのプログラムを作成して、電力消費を抑えることも
できる。
【０００９】前記第１機器が非常照明機器やエアコン等
からなり、前記第２機器がパソコン、情報端末、電子交
換機、防災防犯機器等から構成している。
からなり、前記第２機器がパソコン、情報端末、電子交
換機、防災防犯機器等から構成している。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１に、本発明の無停電供給装置
を示している。この無停電供給装置は、一次側電源供給
部１と、この一次側電源供給部１から供給される電圧を
第１機器４及びこの第１機器４よりも重要度の高い第２
機器５を備える外部機器３に出力するための二次側出力
部２とから構成している。
を示している。この無停電供給装置は、一次側電源供給
部１と、この一次側電源供給部１から供給される電圧を
第１機器４及びこの第１機器４よりも重要度の高い第２
機器５を備える外部機器３に出力するための二次側出力
部２とから構成している。
【００１１】前記一次側電源供給部１は、商用交流電源
６とこの商用交流電源６により充電される蓄電池７とを
備えさせている。前記商用交流電源６からの交流出力
は、整流回路８を介して直流に変換した後、一次入力用
インバータ回路９により再度高周波の交流に変換し、高
周波トランス１０を介して前記二次側出力部２に入力す
るように構成している。前記インバータ回路９からの出
力が、高周波トランス１０を介して前記蓄電池７を充電
する充電制御回路１１に入力される。そして、充電制御
回路１１により充電された蓄電池７は、商用交流電源６
が正常な時は充電のみ行われる待機状態となる。停電時
には、蓄電池７からの直流出力は、蓄電池入力用インバ
ータ回路１２により高周波の交流に変換し、高周波トラ
ンス１０を介して前記二次側出力部２に入力するように
構成している。前記のように単一の高周波トランス１０
で、同じ制御信号、同じ周波数で２つのインバータ回路
９，１２を動作させることによって、ＥＭＩ障害、つま
り電磁妨害波による障害を低減することができる利点が
ある。
６とこの商用交流電源６により充電される蓄電池７とを
備えさせている。前記商用交流電源６からの交流出力
は、整流回路８を介して直流に変換した後、一次入力用
インバータ回路９により再度高周波の交流に変換し、高
周波トランス１０を介して前記二次側出力部２に入力す
るように構成している。前記インバータ回路９からの出
力が、高周波トランス１０を介して前記蓄電池７を充電
する充電制御回路１１に入力される。そして、充電制御
回路１１により充電された蓄電池７は、商用交流電源６
が正常な時は充電のみ行われる待機状態となる。停電時
には、蓄電池７からの直流出力は、蓄電池入力用インバ
ータ回路１２により高周波の交流に変換し、高周波トラ
ンス１０を介して前記二次側出力部２に入力するように
構成している。前記のように単一の高周波トランス１０
で、同じ制御信号、同じ周波数で２つのインバータ回路
９，１２を動作させることによって、ＥＭＩ障害、つま
り電磁妨害波による障害を低減することができる利点が
ある。
【００１２】前記二次側出力部２は、前記一次入力用イ
ンバータ回路９からの交流出力を直流出力に変換するた
めの第１機器用整流回路１３と、前記蓄電池入力用イン
バータ回路１２からの交流出力を直流出力に変換するた
めの第２機器用整流回路１４とを備えるとともに、停電
時において、前記蓄電池からの電圧を重要度の高い第２
機器へ優先して供給するための切り換え手段としてのコ
ントローラ１５を備えさせている。前記コントローラ１
５は、予め入力されているプログラムに基づいて、前記
第１機器４のＯＮ／ＯＦＦコントロール端の信号を操作
することにより間引き運転等の電力制限制御が行えるよ
うに構成している。前記コントローラ１５は、パソコン
でもプログラマブルコントローラでもよい。この場合、
第１機器４及び第２機器５に対する作動プログラムを作
成することができ、パソコンやプログラマブルコントロ
ーラに第２機器５側からの要求命令情報を入力可能に構
成するとともに、この要求命令情報に基づいて作成され
た作動プログラムに基づいて第１機器４及び第２機器５
の作動を制御するように構成することによって、停電時
において第２機器５側からの負荷が大きな場合に、第１
機器４を運転するためのプログラムを直ちに作成し、場
合によっては間引き運転したり、比例動作運転する等、
一次側電源供給部にかかる負荷を小さくすることができ
る。又、通常時においても第１機器４を比例動作運転す
るためのプログラムを作成して、電力消費を抑えること
もできる。尚、前記第１機器用整流回路１３及び第２機
器用整流回路１４は、定電圧制御機能付の整流回路であ
る方が望ましい。
ンバータ回路９からの交流出力を直流出力に変換するた
めの第１機器用整流回路１３と、前記蓄電池入力用イン
バータ回路１２からの交流出力を直流出力に変換するた
めの第２機器用整流回路１４とを備えるとともに、停電
時において、前記蓄電池からの電圧を重要度の高い第２
機器へ優先して供給するための切り換え手段としてのコ
ントローラ１５を備えさせている。前記コントローラ１
５は、予め入力されているプログラムに基づいて、前記
第１機器４のＯＮ／ＯＦＦコントロール端の信号を操作
することにより間引き運転等の電力制限制御が行えるよ
うに構成している。前記コントローラ１５は、パソコン
でもプログラマブルコントローラでもよい。この場合、
第１機器４及び第２機器５に対する作動プログラムを作
成することができ、パソコンやプログラマブルコントロ
ーラに第２機器５側からの要求命令情報を入力可能に構
成するとともに、この要求命令情報に基づいて作成され
た作動プログラムに基づいて第１機器４及び第２機器５
の作動を制御するように構成することによって、停電時
において第２機器５側からの負荷が大きな場合に、第１
機器４を運転するためのプログラムを直ちに作成し、場
合によっては間引き運転したり、比例動作運転する等、
一次側電源供給部にかかる負荷を小さくすることができ
る。又、通常時においても第１機器４を比例動作運転す
るためのプログラムを作成して、電力消費を抑えること
もできる。尚、前記第１機器用整流回路１３及び第２機
器用整流回路１４は、定電圧制御機能付の整流回路であ
る方が望ましい。
【００１３】前記第１機器４が、非常照明機器を兼用す
るインバータ式蛍光灯Ａ群１６、インバータ式蛍光灯Ｂ
群１７、インバータ式蛍光灯Ｃ群１８、及びインバータ
式エアコン群１９とからなり、前記第２機器５が、パソ
コンからなる情報機器Ａ２０と、情報端末からなる情報
機器Ｂ２１と、電子交換機からなる情報機器Ｃ２２、防
災防犯機器からなる情報機器Ｄ２３とからなっている。
前記蛍光灯及びエアコンはインバータ式のもので構成す
る必要がある。何故ならば整流回路１３の出力が直流で
あるためである。インバータ式の蛍光灯及びエアコンの
場合には、蛍光灯の照度調整やエアコンの運転調整のた
めのＯＮ／ＯＦＦ制御端子や比例動作運転等のための入
力端子を持たせることが可能なため、ＯＮ／ＯＦＦ運転
や比例動作運転が行える利点がある。前記第１機器４を
蛍光灯やエアコンで構成する他、いずれか一方で構成し
たり、他の機器で構成してもよく、第１機器４としての
具体構成は直流入力で運転できるものであれば自由に変
更可能である。又、第２機器５をパソコン、情報端末、
電子交換機、防災防犯機器等から構成したが、これらの
うちの少なくとも１種類のものから構成したり、これら
以外のものから構成してもよく、第２機器５としての具
体構成は自由に変更可能である。
るインバータ式蛍光灯Ａ群１６、インバータ式蛍光灯Ｂ
群１７、インバータ式蛍光灯Ｃ群１８、及びインバータ
式エアコン群１９とからなり、前記第２機器５が、パソ
コンからなる情報機器Ａ２０と、情報端末からなる情報
機器Ｂ２１と、電子交換機からなる情報機器Ｃ２２、防
災防犯機器からなる情報機器Ｄ２３とからなっている。
前記蛍光灯及びエアコンはインバータ式のもので構成す
る必要がある。何故ならば整流回路１３の出力が直流で
あるためである。インバータ式の蛍光灯及びエアコンの
場合には、蛍光灯の照度調整やエアコンの運転調整のた
めのＯＮ／ＯＦＦ制御端子や比例動作運転等のための入
力端子を持たせることが可能なため、ＯＮ／ＯＦＦ運転
や比例動作運転が行える利点がある。前記第１機器４を
蛍光灯やエアコンで構成する他、いずれか一方で構成し
たり、他の機器で構成してもよく、第１機器４としての
具体構成は直流入力で運転できるものであれば自由に変
更可能である。又、第２機器５をパソコン、情報端末、
電子交換機、防災防犯機器等から構成したが、これらの
うちの少なくとも１種類のものから構成したり、これら
以外のものから構成してもよく、第２機器５としての具
体構成は自由に変更可能である。
【００１４】前記一次側電源供給部１に電圧を供給する
ための太陽電池２４を設け、この太陽電池２４からの出
力電圧及び前記商用交流電源６の出力電圧のうちの高い
出力電圧側から前記二次側出力部２へ電圧の供給を行う
電圧供給手段を設けている。前記電圧供給手段を具体的
に説明すれば、前記商用交流電源６の出力電圧を変換し
て得られた直流電圧と太陽電池２４からの出力電圧（直
流電圧）とが合流している位置２５において電圧の高い
方から流れるようになっている。図に示す２６は、逆流
防止用のダイオードである。又、図に示す２７は、前記
太陽電池２４からの出力電圧が設定電圧以下になると、
ＯＮ状態になるスイッチであり、実際には夜間にＯＮ状
態になったり、電力料金が安くなる深夜にＯＮ状態にな
る等、前記一次側電源供給部１に電圧を供給する省エネ
スイッチとして機能している。前記太陽電池２４を省略
して実施してもよい。
ための太陽電池２４を設け、この太陽電池２４からの出
力電圧及び前記商用交流電源６の出力電圧のうちの高い
出力電圧側から前記二次側出力部２へ電圧の供給を行う
電圧供給手段を設けている。前記電圧供給手段を具体的
に説明すれば、前記商用交流電源６の出力電圧を変換し
て得られた直流電圧と太陽電池２４からの出力電圧（直
流電圧）とが合流している位置２５において電圧の高い
方から流れるようになっている。図に示す２６は、逆流
防止用のダイオードである。又、図に示す２７は、前記
太陽電池２４からの出力電圧が設定電圧以下になると、
ＯＮ状態になるスイッチであり、実際には夜間にＯＮ状
態になったり、電力料金が安くなる深夜にＯＮ状態にな
る等、前記一次側電源供給部１に電圧を供給する省エネ
スイッチとして機能している。前記太陽電池２４を省略
して実施してもよい。
【００１５】前記第２機器５用の電源部を商用交流入力
のみでも作動する入力端子を持つとともに独立した直流
入力端子より低圧の直流入力でも動作する入力端子を持
った電源回路方式で構成するとともに、この第２機器５
用交流電源入力端子２８へ商用交流電源６を接続し、且
つ、第２機器５用直流電源入力端子２９へ第２機器用整
流回路１４の出力側を接続することによって、通常時に
は、商用交流電源６からの入力電圧により第２機器５を
作動させ、停電時には第２機器用整流回路１４からの出
力電圧により第２機器５を作動させることができる。
のみでも作動する入力端子を持つとともに独立した直流
入力端子より低圧の直流入力でも動作する入力端子を持
った電源回路方式で構成するとともに、この第２機器５
用交流電源入力端子２８へ商用交流電源６を接続し、且
つ、第２機器５用直流電源入力端子２９へ第２機器用整
流回路１４の出力側を接続することによって、通常時に
は、商用交流電源６からの入力電圧により第２機器５を
作動させ、停電時には第２機器用整流回路１４からの出
力電圧により第２機器５を作動させることができる。
【００１６】前記のように構成された無停電供給装置の
動作を説明すれば、晴天時の日中は、太陽電池２４から
の出力電圧が一次入力用インバータ回路９に入力され
て、交流に変換されるとともに、この変換された交流電
圧が第１機器用整流回路１３に入力されると同時に、前
記蓄電池７を充電する充電制御回路１１に入力される。
第１機器用整流回路１３から変換して出力される直流電
圧により第１機器４を作動させると同時に、コントロー
ラ１５は、商用交流電源６からの停電信号の有る無しを
判別し、正常な時は第１機器群４は、全負荷運転又はそ
れに近い運転を行い、停電時には第２機器群５の重要性
を優先し、情報機器側の要求命令で自在に第１機器群４
の負荷状態をコントロールし、蓄電池のエネルギーを最
も効率よく負荷である第２機器群５と非常照明等の第１
機器群４の負荷配分を最適制御する。例えば、停電時に
は前記第２機器群５の負荷が大きい場合には、まず第１
機器群４のエアコン群１９の作動を停止したのち、蛍光
灯群１６，１７，１８の間引き運転を行うようにしても
よい。商用交流電源６が正常時には、前記第２機器用整
流回路１４からの出力電圧は、第２機器群５に供給され
ることになるが、この第２機器群５は商用交流電源６か
らの入力電圧により作動されていることから、第２機器
用整流回路１４からの出力電圧は、無負荷状態の負荷に
繋がれた状態になり、電圧降下が発生しないのである。
そして、曇天又は夜間等の太陽電池２４の充電が十分に
行うことができない場合等、合流位置２５での電圧が設
定電圧以下になると、スイッチ２７がＯＮになり、商用
交流電源６からの出力電圧により第１機器４を作動させ
るのである。
動作を説明すれば、晴天時の日中は、太陽電池２４から
の出力電圧が一次入力用インバータ回路９に入力され
て、交流に変換されるとともに、この変換された交流電
圧が第１機器用整流回路１３に入力されると同時に、前
記蓄電池７を充電する充電制御回路１１に入力される。
第１機器用整流回路１３から変換して出力される直流電
圧により第１機器４を作動させると同時に、コントロー
ラ１５は、商用交流電源６からの停電信号の有る無しを
判別し、正常な時は第１機器群４は、全負荷運転又はそ
れに近い運転を行い、停電時には第２機器群５の重要性
を優先し、情報機器側の要求命令で自在に第１機器群４
の負荷状態をコントロールし、蓄電池のエネルギーを最
も効率よく負荷である第２機器群５と非常照明等の第１
機器群４の負荷配分を最適制御する。例えば、停電時に
は前記第２機器群５の負荷が大きい場合には、まず第１
機器群４のエアコン群１９の作動を停止したのち、蛍光
灯群１６，１７，１８の間引き運転を行うようにしても
よい。商用交流電源６が正常時には、前記第２機器用整
流回路１４からの出力電圧は、第２機器群５に供給され
ることになるが、この第２機器群５は商用交流電源６か
らの入力電圧により作動されていることから、第２機器
用整流回路１４からの出力電圧は、無負荷状態の負荷に
繋がれた状態になり、電圧降下が発生しないのである。
そして、曇天又は夜間等の太陽電池２４の充電が十分に
行うことができない場合等、合流位置２５での電圧が設
定電圧以下になると、スイッチ２７がＯＮになり、商用
交流電源６からの出力電圧により第１機器４を作動させ
るのである。
【００１７】
【発明の効果】請求項１によれば、停電時には、蓄電池
からの電圧を重要度の高い第２機器へ優先して供給する
ことによって、蓄電池の大型化を抑制することができな
がらも、蓄電池の能力を越えてしまうことを回避して、
第２機器を正常運転させることができる無停電供給装置
を提供することができる。
からの電圧を重要度の高い第２機器へ優先して供給する
ことによって、蓄電池の大型化を抑制することができな
がらも、蓄電池の能力を越えてしまうことを回避して、
第２機器を正常運転させることができる無停電供給装置
を提供することができる。
【００１８】請求項２によれば、深夜電力の利用と太陽
電池からの出力電圧の利用とを行うことによって、電気
代の節約を行うことができ、省エネルギー化を図ること
ができる。
電池からの出力電圧の利用とを行うことによって、電気
代の節約を行うことができ、省エネルギー化を図ること
ができる。
【００１９】請求項３によれば、二次側出力部を介すこ
となく商用交流電源により直接第２機器を作動させるこ
とによって、電圧降下によるロスをなくし、第２機器を
効率よく作動させることができるとともに、二次側出力
部から第２機器を作動させることができない場合でも、
商用交流電源により第２機器を作動させることができ、
信頼性の向上を図ることができる。
となく商用交流電源により直接第２機器を作動させるこ
とによって、電圧降下によるロスをなくし、第２機器を
効率よく作動させることができるとともに、二次側出力
部から第２機器を作動させることができない場合でも、
商用交流電源により第２機器を作動させることができ、
信頼性の向上を図ることができる。
【００２０】請求項４によれば、停電時において第２機
器側からの負荷が大きな場合に、第１機器を運転するた
めのプログラムを直ちに作成し、場合によっては間引き
運転したり、比例動作運転する等、一次側電源供給部に
かかる負荷を小さくすることができ、一次側電源供給部
により第２機器を運転させる時間を長くしたり、一次側
電源供給部の能力を越えてしまうことを確実に阻止する
ことができる信頼性の向上を図ることができる。又、通
常時においても第１機器を比例動作運転するためのプロ
グラムを作成して、電力消費を抑えることもでき、省エ
ネルギー化を図ることもできる。
器側からの負荷が大きな場合に、第１機器を運転するた
めのプログラムを直ちに作成し、場合によっては間引き
運転したり、比例動作運転する等、一次側電源供給部に
かかる負荷を小さくすることができ、一次側電源供給部
により第２機器を運転させる時間を長くしたり、一次側
電源供給部の能力を越えてしまうことを確実に阻止する
ことができる信頼性の向上を図ることができる。又、通
常時においても第１機器を比例動作運転するためのプロ
グラムを作成して、電力消費を抑えることもでき、省エ
ネルギー化を図ることもできる。
【図１】無停電供給装置の具体構成を示すブロック図
１ 一次側電源供給部 ２ 二次側電源
供給部 ３ 外部機器 ４ 第１機器 ５ 第２機器 ６ 商用交流電
源 ７ 蓄電池 ８ 整流回路 ９ 一次入力用インバータ回路 10 高周波トラ
ンス 11 充電制御回路 12 蓄電池入力
用インバータ回路 13 第１機器用整流回路 14 第２機器用
整流回路 15 コントローラ（切り換え手段） 16 蛍光灯Ａ群 17 蛍光灯Ｂ群 18 蛍光灯Ｃ群 19 エアコン群 20 情報機器Ａ 21 情報機器Ｂ 22 情報機器Ｃ 23 情報機器Ｄ 24 太陽電池 25 合流位置 26 ダイオード 27 スイッチ 28 交流電源入
力端子 29 直流電源入力端子 30 整流回路
供給部 ３ 外部機器 ４ 第１機器 ５ 第２機器 ６ 商用交流電
源 ７ 蓄電池 ８ 整流回路 ９ 一次入力用インバータ回路 10 高周波トラ
ンス 11 充電制御回路 12 蓄電池入力
用インバータ回路 13 第１機器用整流回路 14 第２機器用
整流回路 15 コントローラ（切り換え手段） 16 蛍光灯Ａ群 17 蛍光灯Ｂ群 18 蛍光灯Ｃ群 19 エアコン群 20 情報機器Ａ 21 情報機器Ｂ 22 情報機器Ｃ 23 情報機器Ｄ 24 太陽電池 25 合流位置 26 ダイオード 27 スイッチ 28 交流電源入
力端子 29 直流電源入力端子 30 整流回路
Claims (5)
- 【請求項１】 一次側電源供給部と、この一次側電源供
給部から供給される電圧をインバータ式の第１機器及び
この第１機器よりも重要度の高い第２機器を備える外部
機器に出力するための二次側出力部とからなり、前記一
次側電源供給部に、商用交流電源とこの商用交流電源に
より充電される蓄電池とを備えさせ、停電時において、
前記蓄電池からの電圧を重要度の高い第２機器へ優先し
て供給するための切り換え手段を前記二次側出力部に備
えさせてなる無停電供給装置。 - 【請求項２】 前記一次側電源供給部に電圧を供給する
ための太陽電池を設け、この太陽電池からの出力電圧及
び前記商用交流電源の出力電圧のうちの高い出力電圧側
から前記二次側出力部へ電圧の供給を行う電圧供給手段
を設けてなる請求項１記載の無停電供給装置。 - 【請求項３】 前記第２機器用の電源部を商用交流入力
のみでも作動する入力端子を持ち、又直流入力のみでも
作動する独立した入力端子を持つものに構成するととも
に、この第２機器用交流電源部と前記商用交流電源とを
接続してなる請求項１記載の無停電供給装置。 - 【請求項４】 前記切り換え手段をパソコン又はプログ
ラマブルコントローラ等の第１機器及び第２機器に対す
る作動プログラムを作成可能なものから構成し、且つ、
該切り換え手段に第２機器側からの要求命令情報を入力
可能に構成するとともに、この要求命令情報に基づいて
作成された作動プログラムに基づいて第１機器及び第２
機器の作動を制御するように構成してなる請求項１記載
の無停電供給装置。 - 【請求項５】 前記第１機器が非常照明機器やエアコン
等からなり、前記第２機器がパソコン、情報端末、電子
交換機、防災防犯機器等からなる請求項１記載の無停電
供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9218422A JPH1169660A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 無停電供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9218422A JPH1169660A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 無停電供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1169660A true JPH1169660A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16719674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9218422A Pending JPH1169660A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 無停電供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1169660A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009223913A (ja) * | 2009-07-06 | 2009-10-01 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 自動販売機 |
| JP2010219633A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Maspro Denkoh Corp | テレビ信号処理装置 |
| JP2012023797A (ja) * | 2010-07-12 | 2012-02-02 | Tokyo Metropolitan Univ | 電力分配装置、電力分配プログラム、電力分配システム、及び電力分配方法 |
| US8852170B2 (en) | 2006-10-17 | 2014-10-07 | Bluesky Medical Group, Inc. | Auxiliary powered negative pressure wound therapy apparatuses and methods |
| US9198801B2 (en) | 2004-04-05 | 2015-12-01 | Bluesky Medical Group, Inc. | Flexible reduced pressure treatment appliance |
| JP2016524439A (ja) * | 2013-11-11 | 2016-08-12 | ジン イ，ジェ | 無停電直流電源装置 |
| JP6051274B1 (ja) * | 2015-07-17 | 2016-12-27 | ニシム電子工業株式会社 | 無停電電源装置 |
| US10058642B2 (en) | 2004-04-05 | 2018-08-28 | Bluesky Medical Group Incorporated | Reduced pressure treatment system |
| JP2019135898A (ja) * | 2018-02-05 | 2019-08-15 | ニシム電子工業株式会社 | 無停電電源装置 |
-
1997
- 1997-08-13 JP JP9218422A patent/JPH1169660A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US11730874B2 (en) | 2004-04-05 | 2023-08-22 | Smith & Nephew, Inc. | Reduced pressure treatment appliance |
| US10842919B2 (en) | 2004-04-05 | 2020-11-24 | Smith & Nephew, Inc. | Reduced pressure treatment system |
| US10363346B2 (en) | 2004-04-05 | 2019-07-30 | Smith & Nephew, Inc. | Flexible reduced pressure treatment appliance |
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| US10105471B2 (en) | 2004-04-05 | 2018-10-23 | Smith & Nephew, Inc. | Reduced pressure treatment system |
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