JPH1169503A - スリット式ローラ給電装置 - Google Patents

スリット式ローラ給電装置

Info

Publication number
JPH1169503A
JPH1169503A JP24209697A JP24209697A JPH1169503A JP H1169503 A JPH1169503 A JP H1169503A JP 24209697 A JP24209697 A JP 24209697A JP 24209697 A JP24209697 A JP 24209697A JP H1169503 A JPH1169503 A JP H1169503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slit
traveling
pipe
core
type roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24209697A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3988962B2 (ja
Inventor
Kenichi Konno
今野建一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyowa Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa Industrial Co Ltd filed Critical Kyowa Industrial Co Ltd
Priority to JP24209697A priority Critical patent/JP3988962B2/ja
Publication of JPH1169503A publication Critical patent/JPH1169503A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3988962B2 publication Critical patent/JP3988962B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感電事故を防止することができ、しかも高速
移動を可能とするスリット式ローラ給電装置を提供でき
るようにする。 【解決手段】 長手方向に沿ってスリット2が形成され
ていて、その内周面5に導電レール11、12、13が
配設されているスリットパイプ1内に集電走行中子4を
走行可能に配設し、前記集電走行中子4を介して前記導
電レールから走行台車19に給電するとともに、前記集
電走行中子4にフックプレート6を突設し、前記スリッ
ト2を通して外部に突出させ、前記フックプレート6と
前記走行台車19とを一体的に接続し、前記集電走行中
子4で集電した駆動電力を前記走行台車19に給電しな
がら前記集電走行中子4と前記走行台車19とを一体的
に走行させるようにすることにより、前記導電レールか
ら集電するときに発生する火花の影響が前記スリットパ
イプ1の外部に漏れないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスリット式ローラ給
電装置に関し、特に、工場等で使用される走行台車に給
電するために用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、種々の物品の運搬等を行う
ために様々な形状・形態の走行台車が用いられている。
そして、その走行用の動力として電力を利用している走
行台車の場合には、前記走行用の電力を得るために、例
えば、電源用のバッテリーを前記走行台車上に載置して
いる。
【0003】前記電源用のバッテリーは非常に重いの
で、前述のように走行台車上に載置すると、バッテリー
自体が大きな負荷となってしまい、運搬する物品等を積
載する能力が大幅に制限されてしまう問題があった。
【0004】このような問題が生じないようにするため
には、走行用の動力を外部から供給することが望まし
い。そこで、従来より種々の給電装置が提案されている
が、その原理は、電力源に連なる一側導体と、走行台車
上に載置された電動機に連なる他側導体とを接触させ、
前記一側導体から前記他側導体に電流を流すようにする
ものであり、前記一側導体又は前記他側導体の何方か一
方の導体には「ブラシ」と呼ばれる導体が用いられてい
た。
【0005】また、ブラシ給電方式を用いない従来例と
しては、前記走行台車上に巻き取り/巻き戻し用の回転
ドラムを設置しておき、前記回転ドラムに電力供給用の
ケーブルを巻き取り/巻き戻しするケーブル給電方式が
知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のブラシ給電方式
の場合には、前記一側導体と他側導体との接触が摩擦接
触なので、使用経過に伴って磨耗が発生する。したがっ
て、ブラシ給電方式の場合は、保守及び点検を定期的に
行わなければならない問題があった。また、ブラシ給電
方式の場合には、前記電力源に連なる一側導体が剥き出
しになっているので、作業中に触れると感電してしまう
危険があった。
【0007】これに対し、ケーブル給電方式の場合に
は、摩擦接触部分が無いので、使用経過に伴って磨耗が
発生することは無く、ブラシ給電方式と比較して保守及
び点検作業が軽減される。また、前記ケーブル給電方式
の場合には作業中に感電事故が生じる心配はないもので
ある。しかし、この場合には巻き取り/巻き戻し用の回
転ドラムを走行台車上に設置しなければならないので、
装置が大がかりになってしまう問題があった。
【0008】また、巻き取ったケーブルを走行台車上に
載置した状態で走行しなければならないので、走行可能
な範囲に限界が生じ、走行範囲が100m〜200m程
度に限定されてしまう問題があった。また、ケーブルの
巻き取り/巻き戻しに一定の時間が必要なので、走行速
度が一定の速度以下に限定されてしまう問題もあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のブラシ給電方式
の場合には、上記一側導体と他側導体との接触が摩擦接
触なので、使用経過に伴って磨耗が発生する。したがっ
て、ブラシ給電方式の場合は、保守及び点検を定期的に
行わなければならない問題があった。また、ブラシ給電
方式の場合には、上記電力源に連なる一側導体が剥き出
しになっているので、作業中に触れると感電してしまう
危険があった。
【0010】これに対し、ケーブル給電方式の場合に
は、摩擦接触部分が無いので、使用経過に伴って磨耗が
発生することは無く、ブラシ給電方式と比較して保守及
び点検作業が軽減される。また、上記ケーブル給電方式
の場合には作業中に感電事故が生じる心配はないもので
ある。しかし、この場合には巻き取り/巻き戻し用の回
転ドラムを走行台車上に設置しなければならないので、
装置が大がかりになってしまう問題があった。
【0011】また、巻き取ったケーブルを走行台車上に
載置した状態で走行しなければならないので、走行可能
な範囲に限界が生じ、走行範囲が100m〜200m程
度に限定されてしまう問題があった。また、ケーブルの
巻き取り/巻き戻しに一定の時間が必要なので、走行速
度が一定の速度以下に限定されてしまう問題もあった。
【0012】本発明は上述の問題点にかんがみ、感電事
故を防止することができ、しかも高速移動を可能とする
スリット式ローラ給電装置を提供できるようにすること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のスリット式ロー
ラ給電装置は、長手方向に沿ってスリットが形成されて
いるとともに、その内周面に導電レールが配設されてい
るスリットパイプ内に集電走行中子が走行可能に配設さ
れていて、前記集電走行中子を介して前記導電レールか
ら走行台車に給電しながら前記集電走行中子と前記走行
台車とを走行させるようにしたスリット式ローラ給電装
置において、前記集電走行中子に、前記スリットを内側
から塞ぐために前記スリットパイプ内に配設されている
スリットシール部材を挿通させるシールゴム挿通孔と、
前記スリットを通って前記スリットパイプの外部に突出
するフックプレートと、前記導電レール上を走行しなが
ら集電する走行車輪と、前記シールゴム挿通孔を通過し
た前記スリットシール部材を前記スリット側に押し付け
るシールゴム押さえ板とを設け、前記フックプレートを
介して前記集電走行中子と前記走行台車とを一体的に接
続し、前記走行台車と前記集電走行中子とを一体的に走
行させながら、前記スリットパイプ内に配設された導電
レールから前記走行台車上に配置されたモータに給電す
ることを特徴としている。
【0014】また、本発明の他の特徴とするところは、
前記スリットパイプ内に3本の導電レール11、12、
13を配設し、3相の交流電圧を給電することを特徴と
している。
【0015】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、前記走行台車には自在車輪が配設されていて、前記
走行台車は前記スリットパイプに沿って走行することを
特徴としている。
【0016】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、前記スリットパイプを樹脂で構成したことを特徴と
している。
【0017】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、前記スリットパイプ樹脂管回り止め溝を形成したこ
とを特徴としている。
【0018】
【作用】本発明は前記技術手段を有するので、スリット
パイプ1内に配設された導電レール11、12、13か
ら集電走行中子4が集電し、走行台車19上に配設され
たモータに駆動電力を供給して前記走行台車19が走行
を開始する。これにより、前記走行台車19と一体的に
接続されている集電走行中子4も前記走行台車19と一
体的に走行し、かつ走行しながら前記導電レール11、
12、13からの集電が外部と遮断されたスリットパイ
プ1内で行われるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
のスリット式ローラ給電装置の一実施形態を詳述する。
図1において、1は樹脂によって構成されたスリットパ
イプであり、その一部には長手方向に沿ってスリット2
が形成されている。前記スリットパイプ1は、後述する
集電走行中子4をその内部に走行させる。図4及び図5
の断面図に示すように、スリット2の両側に樹脂管回り
止め溝14が形成されているとともに、スリット2の上
端部にシール用凹部10が形成されている。
【0020】また、その内周面5には、略120°間隔
で第1の導電レール11、第2の導電レール12、第3
の導電レール13が配設されており、これらの導電レー
ル11、12、13のR,S,Tの3相交流電圧(20
0V)が給電されている。また、前記シール用凹部10
に係合するスリットシール部材3が配設されており、前
記スリットシール部材3がスリット2をシールすること
により、前記スリットパイプ1の内部と外部とが完全に
遮断されるように構成されている。
【0021】前記スリットパイプ1は、吊りリング9に
よって抱持された状態で空中に支持されている。図4及
び図5に示すように、前記吊りリング9は、一部が切欠
されたリング状に形成されており、前記切欠された先端
部が前記樹脂管回り止め溝14に係合している。
【0022】そして、前記吊りリング9が吊りボルト8
を介して図示しない支持部材に支持されることにより、
前記スリットパイプ1が空中に支持されるようになって
いる。なお、前記吊りボルト8の先端は鋭く尖ってお
り、前記吊りリング9及びスリットパイプ1を一緒にネ
ジ止めしている。これにより、前記スリットパイプ1は
その軸回りに回転することなくしっかりと空中に支持さ
れている。
【0023】前述のように構成されたスリットパイプ1
内に走行自在に配設される集電走行中子4は、図2及び
図3に示すように、所定の長さを有する断面円形に形成
されている。そして、その周面には120°間隔で走行
車輪が回転自在に配設されている。本実施の形態におい
ては、前記走行車輪を本体部分の前部及び後部の2ヵ所
に配設している。
【0024】すなわち、図3に示したように、集電走行
中子4に向かってその上部にはR相用走行車輪23が配
設され、左下側にはS相用走行車輪24が配設され、左
下側にはT相用走行車輪25が配設されている。
【0025】これらの走行車輪23、24、25には、
それぞれ給電線23a,24a,25aが接続されてい
て、これらの給電線は後述するフックプレート6内を通
って走行台車19上に配設された配電盤22に接続され
ている。
【0026】また、前記集電走行中子4の本体には、そ
の前部から後部にかけてシールゴム挿通孔28が形成さ
れており、前記スリット2を内側から塞ぐために前記ス
リットパイプ1内に配設されたスリットシール部材3が
前記シールゴム挿通孔28を通っている。
【0027】また、集電走行中子4の後部には、スリッ
トシール部材3をシール用凹部10に押し付けるシール
ゴム押さえ板27が配設されており、前記集電走行中子
4のシールゴム挿通孔28内を通ることにより、持ち上
げられたスリットシール部材3をシール用凹部10に押
し付けてスリット2を塞ぐようにしている。
【0028】また、集電走行中子4の下部にはフックプ
レート6が突設されており、このフックプレート6がス
リット2を通って前記スリットパイプ1の外部に突出し
ている。前記フックプレート6には、連結用孔26が形
成されていて、この連結用孔26に連結ボルト15を挿
通して、走行台車19から立設された連結板とフックプ
レート6とを接続して、集電走行中子4と走行台車19
とを一体的に接続している。
【0029】前記走行台車19上には、3相交流モータ
21(200V)及び配電盤22が配設されており、前
記配電盤22を介して前記3相交流モータ21に駆動電
力が供給されるように構成されている。また、詳細を省
略するが、走行台車19には自在車輪が配設されてお
り、走行台車19は任意の方向に自由に走行できるよう
に構成されている。
【0030】次に、前述のように構成された本実施の形
態のスリット式ローラ給電装置の動作を説明する。本実
施の形態のスリット式ローラ給電装置を運転するときに
は、リモートコンートローラ(図示せず)を操作、ある
いは配電盤22を操作して、走行台車19に駆動電力を
供給する。
【0031】これにより、3相交流モータ21が回転す
ることにより走行台車19が走行を開始する。前述した
ように、本実施の形態においては前記走行台車19と集
電走行中子4とを一体的に接続しているので、走行台車
19が走行すると、集電走行中子4も同時に走行を開始
する。
【0032】図7に示したように、集電走行中子4に設
けられているR相用走行車輪23は第1の導電レール1
1上を走行し、S相用走行車輪24は第2の導電レール
12上を走行し、T相用走行車輪25は第3の導電レー
ル13上を走行しながら集電を行う。
【0033】そして、走行車輪23、24、25側に集
電された電力は、これらの車輪に接続された給電線23
a,24a,25a及び配電盤22を介して3相交流モ
ータ21に給電される。
【0034】これにより、3相交流モータ21は継続的
に給電されることになり、3相交流モータ21の走行が
持続される。前述したように、走行台車19には自在車
輪が配設されていて、走行台車19は任意な方向に自由
に走行できるようにされているので、走行方向を制御し
なくても、前記走行台車19は前記スリットパイプ1に
沿ってスムースに走行する。
【0035】集電走行中子4が走行するときに、スリッ
ト2を塞いでいるスリットシール部材3を集電走行中子
4が持ち上げる。しかし、集電走行中子4の後部に配設
されているシールゴム押さえ板27がスリットシール部
材3をスリット2側に押し付けるので、スリットパイプ
1内は外部と遮断された状態が保持される。
【0036】このようにして、3相交流モータ21に給
電して走行台車19を走行させているときに、前記導電
レール11、12、13と前記走行車輪23、24、2
5との接触部で火花が発生することがある。
【0037】本実施の形態のスリット式ローラ給電装置
は、スリットパイプ1内で給電しており、しかもスリッ
トパイプ1内はスリットシール部材3がスリット2を塞
ぐことにより外部と完全に遮断されているので、発生し
た火花が外部に漏れることは無いようになっている。
【0038】したがって、本実施の形態のスリット式ロ
ーラ給電装置は、引火し易い大気がスリットパイプ1の
外部に充満している構内においても良好に使用すること
ができる。また、スリット2をスリットシール部材3が
塞いでいるので防水性に優れており、スリットパイプ1
の周辺から冠水しても内部に水が進入しない。
【0039】さらに、スリットパイプ1を樹脂で製造し
ているので優れた可撓性が得られ、複雑なカーブ走行に
も良好に対応することができる利点が得られる。また、
スリットパイプ1に形成されている樹脂管回り止め溝1
4に吊りリング9が嵌まった状態でしっかりと保持して
いるので、スリットパイプ1が回転する不都合が生じる
ことがなく、走行台車19の進む方向を確実にガイドす
ることができる。
【0040】また、導電レール11、12、13がスリ
ットパイプ1内に配設されているので、作業員がスリッ
トパイプ1に触れても感電事故が発生することがなく、
安全に作業を行うことができる。
【0041】なお、前述した実施の形態においては、3
相交流(200V)で給電する例を示したが、本発明は
これに限定することなく、例えば直流100V等、種々
の電力を給電する場合にも良好に適用することができ
る。
【0042】また、所定のルートに沿ってスリットパイ
プ1を配設する場合に、スリットパイプ1を所定の長さ
に構成し、複数のスリットパイプ1を接続するようにす
れば、容易に構成することができる。この場合、図6に
示すように、スリットパイプ1の端部を、一端側は周面
部分側から半分の薄さに形成し、他端側は内面部分側か
ら半分の薄さに形成して、雄型及び雌型のスリットパイ
プ1を形成すれば、導電レール11、12、13の連結
をスリットパイプ1本体の連結と同様に簡単にすること
ができる。
【0043】
【発明の効果】本発明は前述したように、長手方向に沿
ってスリットが形成されていて、その内周面に導電レー
ルが配設されているスリットパイプ内に集電走行中子を
走行可能に配設し、前記集電走行中子を介して前記導電
レールから走行台車に給電するとともに、前記集電走行
中子にフックプレートを突設し、前記フックプレートを
前記スリットを通して外部に突出させ、前記フックプレ
ートと走行台車とを一体的に接続し、前記集電走行中子
で集電した駆動電力を前記走行台車に給電しながら前記
集電走行中子と前記走行台車とを一体的に走行させるよ
うにしたので、スリットシール部材がスリットを塞いだ
状態のスリットパイプ内で集電してスリットパイプ外の
走行台車に給電することができ、発生した火花が外部に
漏れないようにすることができる。
【0044】これにより、スリットをスリットシール部
材が塞いでいるので引火し易い大気がスリットパイプの
外部に充満している構内においても良好に使用すること
ができるとともに、防水性に優れているのでスリットパ
イプの周辺が冠水しても内部には漏水しないようにする
ことができる。
【0045】また、導電レールがスリットパイプ内に配
設されているので、作業員がスリットパイプに触れても
感電事故が発生することがなく、作業の安全性を向上さ
せることができる。
【0046】また、本発明の他の特徴によれば、前記ス
リットパイプを樹脂で製造しているので優れた可撓性が
得られ、複雑なカーブ走行にも良好に対応することがで
きる利点が得られる。また、スリットパイプに形成され
ている樹脂管回り止め溝に吊りリングが嵌まった状態で
しっかりと保持しているので、スリットパイプが回転す
る不都合が生じないようにして、走行台車の進む方向を
確実にガイドすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スリットパイプと走行台車との接続関係を示す
図である。
【図2】集電走行中子の外観構成を示す斜視図である。
【図3】集電走行中子の内部構成を示す断面図である。
【図4】吊りボルト及び吊りリングを示す断面図であ
る。
【図5】吊りボルト及び吊りリングをスリットパイプに
嵌合させた状態を示す断面図である。
【図6】スリットパイプの接続例を示す斜視図である。
【図7】スリットパイプ内を集電走行中子が走行する様
子を示す断面図である。
【符号の説明】
1 スリットパイプ 2 スリット 3 スリットシール部材 4 集電走行中子 5 内周面 6 フックプレート 8 吊りボルト 9 吊りリング 10 シール用凹部 11 第1の導電レール 12 第2の導電レール 13 第3の導電レール 14 樹脂管回り止め溝 15 連結ボルト 19 走行台車 20 荷台 21 3相交流モータ 22 配電盤 23 R相用走行車輪 24 S相用走行車輪 25 T相用走行車輪 26 連結用孔 27 シールゴム押さえ板 28 シールゴム挿通孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に沿ってスリットが形成されて
    いるとともに、その内周面に導電レールが配設されてい
    るスリットパイプ内に集電走行中子が走行可能に配設さ
    れていて、前記集電走行中子を介して前記導電レールか
    ら走行台車に給電しながら前記集電走行中子と前記走行
    台車とを走行させるようにしたスリット式ローラ給電装
    置において、 前記集電走行中子に、前記スリットを内側から塞ぐため
    に前記スリットパイプ内に配設されているスリットシー
    ル部材を挿通させるシールゴム挿通孔と、前記スリット
    を通って前記スリットパイプの外部に突出するフックプ
    レートと、前記導電レール上を走行しながら集電する走
    行車輪と、前記シールゴム挿通孔を通過した前記スリッ
    トシール部材を前記スリット側に押し付けるシールゴム
    押さえ板とを設け、 前記フックプレートを介して前記集電走行中子と前記走
    行台車とを一体的に接続し、前記走行台車と前記集電走
    行中子とを一体的に走行させながら、前記スリットパイ
    プ内に配設された導電レールから前記走行台車上に配置
    されたモータに給電することを特徴とする圧縮空気を利
    用したスリット式ローラ給電装置。
  2. 【請求項2】 前記スリットパイプ内に3本の導電レー
    ルを配設し、3相の交流電圧を給電することを特徴とす
    る請求項1に記載のスリット式ローラ給電装置。
  3. 【請求項3】 前記走行台車には自在車輪が配設されて
    いて、前記走行台車は前記スリットパイプに沿って走行
    することを特徴とする請求項1または2に記載のスリッ
    ト式ローラ給電装置。
  4. 【請求項4】 前記スリットパイプを樹脂で構成したこ
    とを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のスリ
    ット式ローラ給電装置。
  5. 【請求項5】 前記スリットパイプ樹脂管回り止め溝を
    形成したことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に
    記載のスリット式ローラ給電装置。
JP24209697A 1997-08-22 1997-08-22 スリット式ローラ給電装置 Expired - Fee Related JP3988962B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24209697A JP3988962B2 (ja) 1997-08-22 1997-08-22 スリット式ローラ給電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24209697A JP3988962B2 (ja) 1997-08-22 1997-08-22 スリット式ローラ給電装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1169503A true JPH1169503A (ja) 1999-03-09
JP3988962B2 JP3988962B2 (ja) 2007-10-10

Family

ID=17084250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24209697A Expired - Fee Related JP3988962B2 (ja) 1997-08-22 1997-08-22 スリット式ローラ給電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3988962B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114103094A (zh) * 2021-11-12 2022-03-01 洛阳理工学院 一种弯管热缩带缠绕机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114103094A (zh) * 2021-11-12 2022-03-01 洛阳理工学院 一种弯管热缩带缠绕机
CN114103094B (zh) * 2021-11-12 2023-07-21 洛阳理工学院 一种弯管热缩带缠绕机

Also Published As

Publication number Publication date
JP3988962B2 (ja) 2007-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI81219B (fi) Raelsloest, fritt styrt gruvfordon foersett med elmotordrift.
WO2010026622A1 (ja) 架線レス交通システムの充電システム
ATE176429T1 (de) Stromversorgungseinrichtung und einrichtung zum führen einer schiene entlang am boden für ein radfahrzeug
JPS6016168A (ja) リニヤモータの予備仕上げされた巻線集合体を付設する方法とその装置
SE8105354L (sv) Anordning av stromavtagare pa ett sparbundet fordon
CN206422542U (zh) 一种agv充电系统
JPH1169503A (ja) スリット式ローラ給電装置
JP4050502B2 (ja) クレーンの給電装置
US20200317082A1 (en) Interchangeable energy device for electric vehicle
CN217478896U (zh) 一种用于oht灵活取电的装置
CN215343269U (zh) 一种高可靠性的无接缝滑触线供电装置
DE59502042D1 (de) Maschine zum kontinuierlichen Verlegen eines Fahrdrahtes einer elektrischen Oberleitung
JP3043497U (ja) 給電装置及びそれを備えた走行台車
KR200489854Y1 (ko) 반송장치 운반기의 주행 경보 장치
CN210655640U (zh) 一种电力电缆维修卷绕装置
CN208814086U (zh) 一种用于电缆隧道的巡检装置
JP2903046B2 (ja) 移動体への電気ケーブル中継装置
JP3617301B2 (ja) 車輌の電力供給システム
CN107879252A (zh) 一种轮胎式龙门起重机混能系统
CN212604530U (zh) 一种架线电机车
CN210794708U (zh) 收放线式电动有轨平板车
JPH0421749Y2 (ja)
JP2525406Y2 (ja) 走行台車のケーブル処理装置
JPH0329921Y2 (ja)
CN209430947U (zh) 一种管道机器人工控机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040723

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061113

A521 Written amendment

Effective date: 20070112

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20070712

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20070713

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130727

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees