JP3043497U - 給電装置及びそれを備えた走行台車 - Google Patents

給電装置及びそれを備えた走行台車

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JP3043497U JP1997004582U JP458297U JP3043497U JP 3043497 U JP3043497 U JP 3043497U JP 1997004582 U JP1997004582 U JP 1997004582U JP 458297 U JP458297 U JP 458297U JP 3043497 U JP3043497 U JP 3043497U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保守及び点検を容易に行うことができるとと
もに、感電事故を防止することができ、しかも高速移動
が可能な走行台車を実現できるようにする。 【解決手段】 電力源に連なる一側導体である給電レー
ル8と、電力使用機器に連なる他側導体である給電ロー
ラ10との間に、導体14部分と絶縁体13部分とを有
する可撓形導電体9を配設し、上記可撓形導電体9を介
して上記給電レール8から給電ローラ10に電流を供給
するようにすることにより、上記給電ローラ10が押圧
している部分以外の可撓形導電体9には電流が流れない
ようにして、上記可撓形導電体9に誤って触れても感電
事故の危険が少ない走行台車1を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は給電装置及びそれを備えた走行台車に係わり、特に、敷設又は運搬装 置として用いられる走行台車に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
周知の通り、ケーブル等の敷設や物品の運搬等を行うために様々な形状・形態 の走行台車が用いられている。そして、その走行用の動力として電力を利用して いる走行台車の場合には、上記走行用の電力を得るために、例えば、電源用のバ ッテリーを上記走行台車上に載置している。
【0003】 上記電源用のバッテリーは非常に重いので、上述のように走行台車上に載置す ると、バッテリー自体が大きな負荷となってしまい、運搬する物品等を積載する 能力が大幅に制限されてしまう問題があった。
【0004】 このような問題が生じないようにするためには、走行用の動力を外部から供給 することが望ましい。そこで、従来より種々の給電装置が提案されているが、そ の原理は、電力源に連なる一側導体と、走行台車上に載置された電動機に連なる 他側導体とを接触させ、上記一側導体から上記他側導体に電流を流すようにする ものであり、上記一側導体又は上記他側導体の何方か一方の導体には「ブラシ」 と呼ばれる導体が用いられていた。
【0005】 また、ブラシ給電方式を用いない従来例としては、上記走行台車上に巻き取り /巻き戻し用の回転ドラムを設置しておき、上記回転ドラムに電力供給用のケー ブルを巻き取り/巻き戻しするケーブル給電方式が知られている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来のブラシ給電方式の場合には、上記一側導体と他側導体との接触が摩擦接 触なので、使用経過に伴って磨耗が発生する。したがって、ブラシ給電方式の場 合は、保守及び点検を定期的に行わなければならない問題があった。また、ブラ シ給電方式の場合には、上記電力源に連なる一側導体が剥き出しになっているの で、作業中に触れると感電してしまう危険があった。
【0007】 これに対し、ケーブル給電方式の場合には、摩擦接触部分が無いので、使用経 過に伴って磨耗が発生することは無く、ブラシ給電方式と比較して保守及び点検 作業が軽減される。また、上記ケーブル給電方式の場合には作業中に感電事故が 生じる心配はないものである。しかし、この場合には巻き取り/巻き戻し用の回 転ドラムを走行台車上に設置しなければならないので、装置が大がかりになって しまう問題があった。
【0008】 また、巻き取ったケーブルを走行台車の上に載置した状態で走行しなければな らないので、走行可能な範囲に限界が生じ、走行範囲が100m〜200m程度 に限定されてしまう問題があった。 また、ケーブルの巻き取り/巻き戻しに一定の時間が必要なので、従来の走行 台車の場合には走行速度が一定の速度以下に限定されてしまう問題もあった。
【0009】 本考案は上述の問題点にかんがみ、保守及び点検を容易に行うことができると ともに、感電事故を防止することができ、しかも高速移動を可能とする給電装置 及び走行台車を実現できるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案の給電装置は、電力源に連なる一側導体と、電力使用機器に連なる他側 導体とを接触させ、上記一側導体から上記他側導体に電流を流すようにする給電 装置において、上記一側導体が給電レール8で構成されているとともに、上記他 側導体が給電ローラ10で構成され、上記給電ローラ10と上記給電レール8と の間に、導体14部分と絶縁体13部分とが交互に配置された可撓形導電体9が 配設され、上記給電レール8と上記可撓形導電体9との間が離間手段20により 所定の大きさの離間力で離間されており、上記給電ローラ10が上記可撓形導電 体9上を走行しながら上記所定の大きさの離間力に抗して上記可撓形導電体9を 上記給電レール8側に圧着したときに、上記可撓形導電体9の導体14部分を介 して上記給電レール8から上記給電ローラ10に電流を流し、上記給電ローラ1 0から送電系12を介して上記電力使用機器に電流を供給することを特徴として いる。
【0011】 また、本発明の他の特徴とするところは、上記離間手段20は、上記給電レー ル8と上記可撓形導電体9との間に圧縮空気を送給して離間させる手段であるこ とを特徴としている。
【0012】 また、本発明のその他の特徴とするところは、上記離間手段20は、上記給電 レール8と上記可撓形導電体9との間に介在された柔軟な絶縁体であることを特 徴としている。
【0013】 また、本発明のその他の特徴とするところは、上記給電レール8、可撓形導電 体9、給電ローラ10及び送電系12の給電系統は、R,S,Tの3系統が設け られていることを特徴としている。
【0014】 また、本考案の走行台車は、電力源に連なる一側導体と、電力使用機器に連な る他側導体とを接触させ、上記一側導体から上記他側導体に電流を流すようにす る給電装置を備えた走行台車において、上記一側導体が給電レール8で構成され ているとともに、上記他側導体が給電ローラ10で構成され、上記給電ローラ1 0と上記給電レール8との間に、導体14部分と絶縁体13部分とが交互に配置 された可撓形導電体9が配設され、上記給電レール8と上記可撓形導電体9との 間を離間手段20により所定の大きさの離間力で離間されており、上記給電ロー ラ10が上記可撓形導電体9上を走行しながら上記所定の大きさの離間力に抗し て上記可撓形導電体9を上記給電レール8側に圧着したときに、上記可撓形導電 体9の導体14部分を介して上記給電レール8から上記給電ローラ10に流れた 電流が送電系12を介して上記モータ3に供給されるように構成されていて、上 記モータ3の駆動力で上記給電ローラ10を回転させて走行させることを特徴と している。
【0015】 また、本発明の他の特徴とするところは、上記離間手段20は、上記給電レー ル8と上記可撓形導電体9との間に圧縮空気を送給して離間させる手段であるこ とを特徴としている。
【0016】 また、本発明のその他の特徴とするところは、上記離間手段20は、上記給電 レール8と上記可撓形導電体9との間に介在された柔軟な絶縁体であることを特 徴としている。
【0017】 また、本発明のその他の特徴とするところは、上記給電レール8、可撓形導電 体9、給電ローラ10及び送電系12の給電系統は、R,S,Tの3系統が設け られていることを特徴としている。
【0018】
【作用】
本考案は上記技術手段を有するので、電力源に連なる給電レール8と、電力使 用機器に連なる給電ローラ10との間に、導体14部分と絶縁体13部分とを有 する可撓形導電体9が介在することになり、上記給電レール8と上記給電ローラ 10とが直接接触することがなくなり、これらの導体8、10は上記可撓形導電 体9を介して接触することになるので、上記可撓形導電体9が上記給電レール8 に押し付けられた時にのみ、上記可撓形導電体9の導体部分14を介して上記給 電レール8から上記給電ローラ10に電流を流すようにすることができ、上記給 電レール8に押し付けられている部分以外の可撓形導電体9には電流が流れない ようにすることができる。
【0019】 さらに、本考案のその他の特徴によれば、上記給電ローラ10が上記可撓形導 電体9上を転がりながら走行するので、電力源に連なる給電レール8と、電力使 用機器に連なる給電ローラ10との接触部分の磨耗を可及的に少なくすることが できる。
【0020】
【考案の実施の形態】
次に、図1及び図2を参照しながら本考案の給電装置及びそれを備えた走行台 車の実施形態を詳述する。 本実施形態の給電装置は、支持用パイプ6上を走行する走行台車1の台車本体 2上に配設されたモータ3に駆動用の電力を供給するために用いられるものであ る。
【0021】 上記支持用パイプ6は、その側部が支持手段15によって支持されることによ り空中に支持されている。本実施形態においては、上記支持手段15として、上 記支持用パイプ6の側部に支持金具15aを固着し、上記支持金具15aを支持 スタンド15bで支持することにより、上記支持用パイプ6を空中に支持するよ うにした例を示している。また、上記支持金具15aに雌ネジを形成するととも に、上記支持スタンド15bを構成する支持棒に雄ネジを形成し、上記支持金具 15aと上記支持棒との螺合位置を調整することにより、上記支持用パイプ6の 高さを調節できるようにしている。
【0022】 上記支持用パイプ6に走行外筒5が走行自在に外嵌されており、上記走行外筒 5の上側に台車本体2が取り付けられている。そして、上記台車本体2に載置さ れたモータ3の駆動電力が給電装置を介して上記支持用パイプ6側から供給され るように構成されているものであり、本実施形態の給電装置は、以下のように構 成されている。
【0023】 すなわち、上記支持用パイプ6の長手方向に沿って3本のスリットが形成され ていて、上記3本のスリットのそれぞれに可撓形導電体9が埋設されている。本 実施形態においては、上記可撓形導電体9を120°間隔で配設し、R,S,T の3相交流を給電するようにしている。
【0024】 上記可撓形導電体9a、9b、9cはプラスチックよりなる絶縁体13と、銅 からなる導体14とを交互に配列して成り、全体として柔軟性を有する帯状に形 成されている。
【0025】 上記可撓形導電体9に対向させて3本の給電レール8(8a、8b、8c)が 配置されている。上記給電レール8a、8b、8cは、上記支持用パイプ6の内 部に配設された絶縁部材7により、上記可撓形導電体9a、9b、9cのそれぞ れに対して所定の微小間隔を開けて配置されている。
【0026】 図1には、絶縁部材7を簡略的に示しているが、上記絶縁部材7としては種々 の形状及び配設態様を考慮することができる。また、この絶縁部材7は、上記給 電レール8a、8b、8cを他と絶縁して支持することができるものであれば、 必ずしも全体が絶縁体で構成されていなくてもよい。
【0027】 各給電レール8a、8b、8cと、上記可撓形導電体9a、9b、9cとの間 隔は微小であるが、これらの間を離間させる離間手段が設けられており、上記離 間手段の作用により、常時は確実に離間するようになされている。本実施形態に おいては、上記支持用パイプ6の内部に高圧空気20を供給する離間手段(本体 部分は図示せず)を設け、上記3本の給電レール8a、8b、8cと上記可撓形 導電体9a、9b、9cとの間を、高圧空気20の離間力で離間させるようにし た例を示している。
【0028】 上記走行外筒5には、上記可撓形導電体9a、9b、9cのそれぞれに対向す る位置、すなわち、120°間隔を開けて3個の給電ローラ10(10a、10 b、10c)が配設されており、これらの給電ローラ10a、10b、10cは 上記可撓形導電体9a、9b、9cに所定の押圧力を加えながら走行するように 配置されている。
【0029】 上述のようにして、上記給電ローラ10a、10b、10cが上記可撓形導電 体9a、9b、9cを押圧しながら走行することで、上記可撓形導電体9a、9 b、9cが上記給電レール8a、8b、8cに圧着される。
【0030】 上記可撓形導電体9a、9b、9cが上記給電レール8a、8b、8cに圧着 されて接触すると、給電レール8a、8b、8cのそれぞれに供給されている電 流が、給電レール8a、8b、8c→可撓形導電体9a、9b、9c→給電ロー ラ10a、10b、10cの順に流れる。そして、上記給電ローラ10a、10 b、10cに流れた電流が、導電フレーム19(図3参照)及び送電系12を介 してモータ3に供給される。
【0031】 これにより、上記モータ3に駆動力が供給されて回転すると、図3に示すよう に、その回転力がウオームギヤ4を介して給電ローラ10に伝達され、上記走行 台車1が上記支持用パイプ6上を自在に走行可能となる。
【0032】 本実施形態においては、120°の間隔を開けて3個の給電ローラ10a、1 0b、10cを配置したので、上記走行外筒5を上記支持用パイプ6に対して安 定して支持することができる。これにより、上記給電ローラ10a、10b、1 0cが上記可撓形導電体9a、9b、9c上を滑らかに走行することが可能とな り、上記可撓形導電体9a、9b、9cを介して上記給電レール8a、8b、8 cから電流を確実に得ることができるものである。
【0033】 そして、上記可撓形導電体9(9a、9b、9c)はプラスチックよりなる絶 縁体13と、銅よりなる導体14とを交互に配列して構成しているので、上記給 電ローラ10が通過する位置の導体14を介して電流が流れるだけである。すな わち、上記可撓形導電体9の全体には電流が流れないので、作業員が誤って可撓 形導電体9の導体14部分に触れても感電事故が生じる恐れは無く、安全に作業 することができる。
【0034】 上述した実施形態においては、モータ3と給電ローラ10aとの間の伝達機構 としてウオームギヤ4を示したが、図4に示すように、ベアリングハウジング2 1を設けてモータ3の回転力を給電ローラ10に伝達するようにしてもよい。こ のようにした場合、上記ベアリングハウジング21内に不活性ガスを封入してお けば、高圧電流を安全に給電することができる。
【0035】 また、図5及び図6に示すように、柔軟部材により帯状に形成された絶縁体2 3に嵌合孔23aを形成し、上記嵌合孔23aに導体24を嵌合させて配置して 可撓形導電体25を構成すれば、上記導体24を給電レール8(8a、8b、8 c)から離間させておくことができるので、上記給電レール8a、8b、8cと 可撓形導電体25との間に高圧空気20を供給する離間手段を省略することがで きる。すなわち、この場合は柔軟部材により形成された絶縁体23を離間手段と して用いることができる。
【0036】 また、図7に示すように、絶縁体26と導体27とを交互に配設して可撓形導 電体28を構成し、上記絶縁体26を上記導体27よりも厚く形成することによ り、上記導体27を給電レール8から離間させることができる。
【0037】
【考案の効果】
本考案は上述したように、本考案によれば、電力源に連なる一側導体と、電力 使用機器に連なる他側導体との間に、導体部分と絶縁体部分とを有する可撓形導 電体を介在させるようにしたので、上記一側導体が露出しないようにして、上記 可撓形導電体が上記一側導体に押し付けられた時にのみ、上記可撓形導電体を介 して上記一側導体から上記他側導体に電流を流すようにすることができる。
【0038】 また、本考案の他の特徴によれば、上記可撓形導電体と上記一側導体とを離間 させる離間手段が設けられ、かつ上記可撓形導電体が導体部分と絶縁体部分とに より形成されているので、上記一側導体に押し付けられている部分以外には電流 が流れないようにすることができ、感電事故を大幅に低減することができる。
【0039】 また、本考案のその他の特徴によれば、電力使用機器に連なる他側導体を給電 ローラで構成したので、使用経過に伴う磨耗を可及的に少なくすることができ、 保守及び点検を容易に行うことができるとともに、高速移動が可能な走行台車を 実現できる
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の主要部の構成を示す断面図である。
【図2】本考案の全体構成を示し、破断面を含む側面図
である。
【図3】給電装置の要部の一例を示す斜視図である。
【図4】給電装置の要部の変形例を示す斜視図である。
【図5】可撓形導電体の変形例を示す斜視図である。
【図6】図5中の矢印に沿う断面図である。
【図7】可撓形導電体の他の変形例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 走行台車 2 台車本体 3 モータ 4 ウオームギヤ 5 走行外筒 6 支持用パイプ 7 絶縁部材 8 給電レール 9 可撓形導電体 10 給電ローラ 12 送電系 13 絶縁体 14 導体 15 支持手段 19 導電フレーム 20 離間手段 21 ベアリングハウジング

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力源に連なる一側導体と、電力使用機
    器に連なる他側導体とを接触させ、上記一側導体から上
    記他側導体に電流を流すようにする給電装置において、 上記一側導体が給電レール8で構成されているととも
    に、上記他側導体が給電ローラ10で構成され、 上記給電ローラ10と上記給電レール8との間に、導体
    14部分と絶縁体13部分とが交互に配置された可撓形
    導電体9が配設され、 上記給電レール8と上記可撓形導電体9との間が離間手
    段20により所定の大きさの離間力で離間されており、 上記給電ローラ10が上記可撓形導電体9上を走行しな
    がら上記離間力に抗して上記可撓形導電体9を上記給電
    レール8側に圧着したときに、上記可撓形導電体9の導
    体14部分を介して上記給電レール8から上記給電ロー
    ラ10に電流を流し、上記給電ローラ10から送電系1
    2を介して上記電力使用機器に電流を供給することを特
    徴とする給電装置。
  2. 【請求項2】 上記離間手段20は、上記給電レール8
    と上記可撓形導電体9との間に圧縮空気を送給して離間
    させる手段であることを特徴とする請求項1に記載の給
    電装置。
  3. 【請求項3】 上記離間手段20は、上記給電レール8
    と上記可撓形導電体9との間に介在された柔軟な絶縁体
    であることを特徴とする請求項1に記載の給電装置。
  4. 【請求項4】 上記給電レール8、可撓形導電体9、給
    電ローラ10及び送電系12の給電系統は、R,S,T
    の3系統が設けられていることを特徴とする請求項1〜
    3の何れか1項に記載の給電装置。
  5. 【請求項5】 電力源に連なる一側導体と、電力使用機
    器に連なる他側導体とを接触させ、上記一側導体から上
    記他側導体に電流を流すようにする給電装置を備えた走
    行台車において、 上記一側導体が給電レール8で構成されているととも
    に、上記他側導体が給電ローラ10で構成され、 上記給電ローラ10と上記給電レール8との間に、導体
    14部分と絶縁体13部分とが交互に配置された可撓形
    導電体9が配設され、 上記給電レール8と上記可撓形導電体9との間を離間手
    段20により所定の大きさの離間力で離間されており、 上記給電ローラ10が上記可撓形導電体9上を走行しな
    がら上記離間力に抗して上記可撓形導電体9を上記給電
    レール8側に圧着したときに、上記可撓形導電体9の導
    体14部分を介して上記給電レール8から上記給電ロー
    ラ10に電流を流し、上記給電ローラ10から送電系1
    2を介して台車本体2上に載置されたモータ3に電流を
    供給する給電装置を具備し、 上記モータ3の駆動力で上記給電ローラ10を回転させ
    て走行させることを特徴とする走行台車。
  6. 【請求項6】 上記離間手段20は、上記給電レール8
    と上記可撓形導電体9との間に圧縮空気を送給して離間
    させる手段であることを特徴とする請求項5に記載の走
    行台車。
  7. 【請求項7】 上記離間手段20は、上記給電レール8
    と上記可撓形導電体9との間に介在された柔軟な絶縁体
    であることを特徴とする請求項5に記載の走行台車。
  8. 【請求項8】 上記給電レール8、可撓形導電体9、給
    電ローラ10及び送電系12の給電系統は、R,S,T
    の3系統が設けられていることを特徴とする請求項1〜
    3の何れか1項に記載の走行台車。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107681402A (zh) * 2017-09-20 2018-02-09 扬州市天海滑线电气有限公司 一种散热性好的滑触线
CN113910913A (zh) * 2021-11-03 2022-01-11 中车长春轨道客车股份有限公司 电动磁浮列车及其受流装置、电动磁浮列车停车区轨道

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