JPH1169469A - ワイヤレスリモコン送信装置 - Google Patents

ワイヤレスリモコン送信装置

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JPH1169469A
JPH1169469A JP22452197A JP22452197A JPH1169469A JP H1169469 A JPH1169469 A JP H1169469A JP 22452197 A JP22452197 A JP 22452197A JP 22452197 A JP22452197 A JP 22452197A JP H1169469 A JPH1169469 A JP H1169469A
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JP
Japan
Prior art keywords
period
clock
binary counter
output
remote control
Prior art date
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Application number
JP22452197A
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English (en)
Inventor
Hideki Nishii
英樹 西井
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラム設計上の負担を軽減したワイヤレ
スリモコン送信装置を提供すること。 【解決手段】 搬送波信号の出力期間を設定するモジュ
ロレジスタ1と、出力期間をカウントするバイナリカウ
ンタ3と、上記レジスタ1と上記バイナリカウンタ3の
内容を比較するコンパレータ2とを有して、搬送波信号
を生成する構成としたワイヤレスリモコン送信装置に於
いて、上記バイナリカウンタ3にクロックを供給するL
ow期間クロック発生回路5と基本クロック発生回路6
とを設け、搬送波信号の高レベル期間と低レベル期間と
で、上記バイナリカウンタ3にクロックを供給するクロ
ック発生回路を切り換える構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線LEDを利
用したワイヤレスリモートコントローラ(以下、「ワイ
ヤレスリモコン」という)の送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なワイヤレスリモコンの送信装置
は、搬送波と呼ばれる信号を赤外線LEDに与え、搬送
波の高レベルで赤外線LEDを点灯させ、低レベルで赤
外線LEDを消灯させることを繰り返して、赤外線LE
Dを点滅させることによって、受信側に情報を伝える仕
組みとなっており、受信側は、LEDが点滅を止めるオ
フ(OFF)期間の長さを測定することによって、デー
タ”0”又はデータ”1”などの情報を判断している
(図2参照)。
【0003】従来技術では、図3に示すように、赤外線
LEDの点滅に用いる搬送波を生成する手段として、2
つのモジュロレジスタ21及び22を用いており、それ
ぞれのモジュロレジスタには、搬送波信号の高レベル
(High)期間と低レベル(Low)期間の値を設定
する。なお、図に於いて、23は、基本クロック発生回
路24よりのクロックをカウントするバイナリカウン
タ、25は、上記2つのモジュロレジスタの何れか一方
の設定内容と、バイナリカウンタ25のカウント内容と
の比較を行うコンパレータ、26は、コンパレータ25
よりの一致検出出力をクロック入力に受ける毎に、その
出力を反転させるフリップフロップ(Qバー出力をD入
力に接続)であり、該フリップフロップ26の出力信号
が搬送波信号となる。また、27及び28は、フリップ
フロップ26の出力信号に応じてオン/オフ制御される
スイッチであり、フリップフロップ26の出力信号が高
レベルの期間はスイッチ27がオンとなり、High期
間計測用モジュロレジスタ21の内容がコンパレータ2
5に与えられ、フリップフロップ26の出力信号が低レ
ベルの期間はスイッチ28がオンとなり、Low期間計
測用モジュロレジスタ22の内容がコンパレータ25に
与えられる。29は搬送波出力制御フリップフロップで
あり、搬送波を出力する期間は高レベル信号を出力し、
搬送波の出力を停止するオフ(OFF)期間は低レベル
信号を出力する。30は、上記フリップフロップ26の
出力である搬送波信号と、搬送波出力制御フリップフロ
ップ29の出力信号の論理積を出力するアンド(AN
D)回路であり、該アンド回路30の出力信号に基づい
て、赤外線LEDが駆動される。
【0004】搬送波出力が開始されると、最初にHig
h期間動作を開始する。バイナリカウンタ23のカウン
トアップを行いながらコンパレータ25によりHigh
期間用モジュロレジスタ21との比較を行う。比較結果
が一致すれば、High期間動作は終了し、バイナリカ
ウンタ23をリセットする。次に、スイッチにより、モ
ジュロレジスタの選択をLow期間用モジュロレジスタ
22に切り換える。このレジスタも、バイナリカウンタ
23と、コンパレータ25により随時比較が行われる。
比較結果が一致すれば、Low期間動作は終了し、バイ
ナリカウンタ23をリセットする。以上の動作を繰り返
すことにより、搬送波信号が出力される。
【0005】以上のように、従来の方式では、搬送波を
生成する場合に、High用とLow用の2つのモジュ
ロレジスタに値を設定する必要性があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式では、2つ
のモジュロレジスタを設定する方式であり、それぞれの
モジュロレジスタは搬送波形のHigh期間とLow期
間の時間を設定するために用いられている。マイコン制
御にて、このシステムを使用する場合、プログラマー
は、搬送波の周波数を、まず決定し、次に、デューティ
比から、High期間とLow期間を算出し、この値を
それぞれのモジュロレジスタに書き込まねばならず、プ
ログラム設計上の負担が大きかった。特に、デューティ
比は、1/2、1/3、1/4の3種類が主流となって
いるが、周波数が各メーカ毎に異なるため、プリセット
リモコンと呼ばれる複数のメーカのリモコン信号を出力
できるリモコン用LSIのプログラム開発をする場合に
於いては、負担が大きかった。
【0007】図4は、従来技術のフローチャートであ
り、周波数の数が多くなる程、計算処理が増えることが
分かる。
【0008】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
べくなされたものであり、モジュロレジスタの個数を1
個にすることにより、プログラム設計上の負担を軽減し
たワイヤレスリモコン送信装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のワイヤレスリモ
コン送信装置は、搬送波信号の出力期間を設定するレジ
スタと、出力期間をカウントするバイナリカウンタと、
上記レジスタと上記バイナリカウンタの内容を比較する
コンパレータとを有して、搬送波信号を生成する構成と
したワイヤレスリモコン送信装置に於いて、上記バイナ
リカウンタにクロックを供給する第1及び第2のクロッ
ク発生回路を設けて、搬送波信号の高レベル期間と低レ
ベル期間とで、上記バイナリカウンタにクロックを供給
するクロック発生回路を切り換える構成として成ること
を特徴とするものである。
【0010】また、本発明のワイヤレスリモコン送信装
置は、上記のワイヤレスリモコン送信装置に於いて、上
記搬送波信号のデューティ比に応じて上記第2のクロッ
ク発生回路より出力されるクロックの周波数を切り換え
可能としたことを特徴とするものである。
【0011】かかる本発明のワイヤレスリモコン送信装
置によれば、モジュロレジスタを1つにしたことで、計
算処理は、例えば、High期間だけを計算するだけで
良いため、プログラム設計上の負担を軽減することがで
きるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施形態のブロック構
成図である。
【0014】図に於いて、1はモジュロレジスタ、2は
コンパレータ、3はバイナリカウンタ、4はフリップフ
ロップ、5はLow期間クロック発生回路、6は基本ク
ロック発生回路、7は第1スイッチ、8は第2スイッ
チ、9は搬送波出力制御フリップフロップ、10はアン
ド(AND)回路である。
【0015】予め、モジュロレジスタ1に、搬送波周波
数のHigh期間の時間から求めた値を記憶させる。
【0016】その計算式は、以下の通りである。
【0017】モジュロレジスタの設定値=High期間
の時間÷基本クロック周期 例えば、High期間の時間が1msであり、基本クロ
ック周期が2μsであれば、モジュロレジスタ1の設定
値は500となる。
【0018】次に、High期間とLow期間の比率
(デューティ比)から、Low期間クロック発生回路5
より出力させるクロックを選択しておく。選択は、2ビ
ットの選択信号で行う。
【0019】図5に、Low期間クロック発生回路5の
構成図を示す。また、図6に、信号波形図を示す。
【0020】2ビットの選択信号B1、B2の信号レベ
ルにより、”CLK/2CLK/3CLK”端子に出力
されるクロックの関係は、以下の3通りとなる。
【0021】デューティ比が、1(High):1
(Low)の場合、Low期間クロックは、基本クロッ
クCLKを選択する。このとき、クロック選択信号は、
B1=0(B1B=1)、B2=0(B2B=1)であ
る。
【0022】デューティ比が、1(High):2
(Low)の場合、Low期間クロックは、基本クロッ
クCLKを1/2分周したクロック2CLKを選択す
る。このとき、クロック選択信号は、B1=1、B2=
0(B2B=1)である。
【0023】デューティ比が、1(High):3
(Low)の場合、Low期間クロックは、基本クロッ
クCLKを1/3分周したクロック3CLKを選択す
る。このとき、クロック選択信号は、B1=0(B1B
=1)、B2=1である。
【0024】次に、バイナリカウンタ3をリセットし、
オール0よりスタートさせる。コンパレータ2は、バイ
ナリカウンタ3とモジュロレジスタ1との比較を常に行
い、両者が一致すれば、フリップフロップ4のクロック
入力に対して信号を与える。また、このときバイナリカ
ウンタ3はリセットされる。上記フリップフロップ4
は、Qバー出力をD入力に接続して、1ビットバイナリ
カウンタを構成しており、信号を与えられたフリップフ
ロップ4はQ出力レベルを反転させる。従来技術と同様
に、このフリップフロップ4の出力が、搬送波信号とな
る。
【0025】Q出力レベルがHighのときは、第2ス
イッチ8が選択され、基本クロック発生回路6よりの基
本クロックがバイナリカウンタ3に入力される。また、
Q出力がLowレベルのときは、第1スイッチ7が選択
され、Low期間クロック発生回路5よりのLow期間
クロックがバイナリカウンタ3に入力される。
【0026】以上の動作の繰り返しと、アンド回路10
の他方の入力である搬送波出力制御信号(搬送波出力制
御フリップフロップ9の出力信号)をHighレベルと
しておくことにより、出力端子から目的とする搬送波信
号を出力させることができる。
【0027】図7は、本発明に於けるフローチャートで
ある。
【0028】11、12及び13は、それぞれ、周波数
が異なり、デューティ比が同じである搬送波出力のフロ
ーチャートである。14、15及び16は、搬送波のH
igh期間の時間を設定し、17では、デューティ比に
より、Low期間クロック選択信号(B1、B2)の設
定を行う。次に、18で、搬送波出力制御フリップフロ
ップをセットすることにより、搬送波出力を開始する。
【0029】図7のフローチャートにおいては、11、
12及び13の周波数は、デューティ比が同じなので、
Low期間クロック選択信号設定部17を共有化してい
る。
【0030】なお、上記実施態様は、アクティブ”Hi
gh”の場合の実施形態であるが、アクティブ”Lo
w”の場合は、図1のモジュロレジスタ1には、搬送波
周波数のLow期間の時間から求めた値を記憶させ、L
ow期間クロック発生回路5は、High期間クロック
発生回路5に変更され、Low期間クロック選択信号
は、High期間クロック選択信号となり、フリップフ
ロップ4のQ出力の信号は、第1スイッチ7には直接入
力されるが、第2スイッチ8には、インバータ回路を介
した信号が入力される。また、図7のフローチャートに
於ける、14、15及び16の”High期間モジュロ
レジスタに計算値設定”は、”Low期間モジュロレジ
スタに計算値設定”となり、17の”Low期間クロッ
ク選択信号設定”は、”High期間クロック選択信号
設定”となる。
【0031】また、デューティ比も異なる場合は、17
の”Low期間クロック選択信号設定”も、各周波数毎
に設ける必要がある。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のワ
イヤレスリモコン送信装置は、搬送波信号の出力期間を
設定するレジスタと、出力期間をカウントするバイナリ
カウンタと、上記レジスタと上記バイナリカウンタの内
容を比較するコンパレータとを有して、搬送波信号を生
成する構成としたワイヤレスリモコン送信装置に於い
て、上記バイナリカウンタにクロックを供給する第1及
び第2のクロック発生回路を設けて、搬送波信号の高レ
ベル期間と低レベル期間とで、上記バイナリカウンタに
クロックを供給するクロック発生回路を切り換える構成
として成ることを特徴とするものであり、更に、本発明
のワイヤレスリモコン送信装置は、上記搬送波信号のデ
ューティ比に応じて上記第2のクロック発生回路より出
力されるクロックの周波数を切り換え可能としたことを
特徴とするものであり、かかる本発明のワイヤレスリモ
コン送信装置によれば、以下の効果を奏するものであ
る。
【0033】すなわち、従来に於いては、搬送波信号を
出力する場合、まず、周波数とデューティ比を考慮し
て、High期間とLow期間の時間を計算しなければ
ならなかったが、本発明によれば、High期間又はL
ow期間の何れか一方の計算だけで良くなったため、リ
モコン設計の負担を軽減させることが可能となるもので
ある。また、周波数が異なるが、デューティ比が同じで
あれば、図7のフローチャートに於けるLow期間(H
igh期間)クロック選択信号設定部を共有できるた
め、開発効率の向上を図ることができるものである。本
発明は、特に、各メーカのリモコン信号を出力できるプ
リセットリモコン用LSIのプログラムを開発する場合
に於いて、その効果が大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のブロック構成図である。
【図2】搬送波出力例を示す図である。
【図3】従来のワイヤレスリモコン送信装置のブロック
構成図である。
【図4】従来のワイヤレスリモコン送信装置に於けるフ
ローチャートである。
【図5】Low期間クロック発生回路の回路構成図であ
る。
【図6】同発生回路に於ける信号波形図である。
【図7】本発明のワイヤレスリモコン送信装置に於ける
フローチャートである。
【符号の説明】
1 モジュロレジスタ 2 コンパレータ 3 バイナリカウンタ 4 フリップフロップ 5 Low期間クロック発生回
路 6 基本クロック発生回路 7 第1スイッチ 8 第2スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送波信号の出力期間を設定するレジス
    タと、出力期間をカウントするバイナリカウンタと、上
    記レジスタと上記バイナリカウンタの内容を比較するコ
    ンパレータとを有して、搬送波信号を生成する構成とし
    たワイヤレスリモコン送信装置に於いて、 上記バイナリカウンタにクロックを供給する第1及び第
    2のクロック発生回路を設けて、搬送波信号の高レベル
    期間と低レベル期間とで、上記バイナリカウンタにクロ
    ックを供給するクロック発生回路を切り換える構成とし
    て成ることを特徴とするワイヤレスリモコン送信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のワイヤレスリモコン送
    信装置に於いて、上記搬送波信号のデューティ比に応じ
    て上記第2のクロック発生回路より出力されるクロック
    の周波数を切り換え可能としたことを特徴とするワイヤ
    レスリモコン送信装置。
JP22452197A 1997-08-21 1997-08-21 ワイヤレスリモコン送信装置 Pending JPH1169469A (ja)

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