JPH1169388A - ロボットハンド開閉機構 - Google Patents

ロボットハンド開閉機構

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Publication number
JPH1169388A
JPH1169388A JP22212797A JP22212797A JPH1169388A JP H1169388 A JPH1169388 A JP H1169388A JP 22212797 A JP22212797 A JP 22212797A JP 22212797 A JP22212797 A JP 22212797A JP H1169388 A JPH1169388 A JP H1169388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive shaft
robot hand
robot
shaft
closing mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22212797A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Arai
宏之 新井
Yasuo Shin
安夫 新
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OKI SYSTEC TOKYO KK
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
OKI SYSTEC TOKYO KK
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by OKI SYSTEC TOKYO KK, Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical OKI SYSTEC TOKYO KK
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Publication of JPH1169388A publication Critical patent/JPH1169388A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型のロボットハンドに適したロボットハン
ド開閉機構を得る。 【解決手段】モーター13を回転させるとギア14,及
びギア11を介して駆動シャフト1が回転する。このシ
ャフト1のねじ部2,3は互いに逆方向にねじが切られ
ているので、このねじ部2,3に螺合している左ナット
2aと左ナット2bが駆動シャフト1が回転方向に応じ
て接近または離反する方向に移動し、これによりこの左
ナット2aと右ナット2bに固定されているロボットハ
ンド8a,8bが開閉する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動MDF(主配
線盤)に設けられるロボットハンド開閉機構に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば、電話交換機器と加入者電話機と
を結ぶ電話回線系には自動MDFが設けられ、この自動
MDFにおいては、マトリックスボードと称する基板に
対してピンを挿抜するロボットハンドが用いられてい
る。このロボットハンドは、前記基板に対向するように
配置され、前記基板と平行に左右方向及び上下方向に移
動し、これにより所望の位置にロボットハンドを位置決
めしてピンの挿抜動作を行うように構成されている。
【0003】このようなロボットハンドは、ピンを把持
したり、離したりするために基部に設けられた支点を中
心に先端側が回動してあたかも花弁が開閉するように動
作するするようになっているが、その開閉動作をさせる
開閉機構は、ロボットハンドに対してソレノイド平行に
配置し、このソレノイドの動力をクランク等を利用した
動力伝達手段によりロボットハンドに伝えるものとなっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術では以下の問題がある。すなわち、近時、
自動MDFの小型化に伴って、基板に挿抜するピンの小
型化が図られており、従ってロボットハンド自体も小型
化が図られているが、従来のロボットハンド開閉機構で
は、ソレノイドの動力をハンドに伝えるために使用され
ている動力伝達手段の部品点数が多く、またソレノイド
もモータに比べると大きいので小型のロボットハンドに
は不向きであるという問題がある。
【0005】従って、本発明は小型化のロボットハンド
に適したロボットハンド開閉機構を実現することを課題
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため本発明の自動M
DF用ロボットハンドの開閉機構は、互いに逆方向にね
じを切った2つのねじ部を同軸上に有する駆動シャフト
と、前記2つのねじ部にそれぞれ螺合し、前記駆動シャ
フトの回転方向に応じて接近,離反する方向に移動する
一対のナットと、この両ナットに固定された一対のロボ
ットハンドと、前記シャフトと平行に配置されたモータ
ーと、このモーターの回転軸及び前記駆動シャフトにそ
れぞれ配置され、前記モーターの回転を前記駆動シャフ
トに伝達する2つのギアを備えたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明によ
るロボットハンド開閉機構の実施の形態について説明す
る。図1は本発明の実施の形態を示す断面図で、図2の
A−A線断面であり、同図(a)はロボットハンドを開
いた状態、同図(b)はロボットハンドを閉じた状態を
示している。
【0008】図2は一部を破断して実施の形態の正面
図、図3は図2の右側面図、図4は図2のB−B線断面
図である。図において1は駆動シャフトで、同軸上に2
つのねじ部2,3を有しており、このねじ部2,3のね
じは互いに逆方向に切られている。この駆動シャフト1
はねじ部2a,2bがケース3の中空部4に位置するよ
うに該ケース3の中央部に配置され、一端がケース3と
該ケース3のカバー5を貫通して、カバー5の外側に突
出している。
【0009】このカバー5はケース3の一側面にネジ等
で固定されていて、下方に張り出している。6はベアリ
ングで、このベアリング6を介して駆動シャフト1はカ
バー6に回転自在に支持されている。7aと7bは左右
一対のナットで、左ナット7aは駆動シャフト1のねじ
部2aに螺合し、また右ナット7bは駆動シャフト1の
ねじ部2bに螺合しており、駆動シャフト1の回転方向
に応じてケース3の中空部4内で互いに接近,離反する
ように駆動シャフト1上を移動するものとなっている。
【0010】8aと8bはロボットハンドで、各々の基
部を左ナット7a,及び右ナット7bにそれぞれ固定し
ており、先端はケース3の外側に突出している。このロ
ボットハンド8a,8bは図示しないピンを把持するも
ので、本実施の形態では図示しない基板に対するピンの
挿入方向に2組設けているが、1組であってもよい。
【0011】9はロボットハンド8a,8bに貫通させ
たガイドシャフトで、駆動シャフト1と平行に配置さ
れ、その両端はケース4に固定されている。このガイド
シャフト9は、本実施の形態ではロボットハンド8a、
8bを2組設けていることから、2本設けられている。
10aと10bはコイルスプリングで、ロボットハンド
8a,8bを接近する方向に付勢するように設けられて
いる。
【0012】このコイルスプリング10a,10bも2
組のロボットハンド8a,8bに対してそれぞれ設けら
れ、これらのコイルスプリング10a,10bによりね
じ部2a,2bとナット7a,7bの間のガタツキや、
ナット7a,7bとロボットハンド8a,8bの間のガ
タツキが防止されるようなっている。11は駆動シャフ
ト1の一端のにねじで固定されたギアで、このギア11
のカラー11aにはレバ11bが形成されており、この
レバ11bの回転移動経路上に位置するようにストッパ
12がカバー5に設けられている。
【0013】13は駆動シャフト1と平行になるように
ケース3に近接して配置されたモーターで、カバー5に
ねじ等で固定されており、このモーター13の回転軸に
はギア11と噛み合わせたギア14がねじで固定されて
いる。次に上述した構成の作用について説明する。い
ま、図1(b)に示したようにロボットハンド8a,8
bが閉じている状態でモーター13を回転させるとギア
14,及びギア11を介して駆動シャフト1が回転す
る。
【0014】このシャフト1のねじ部2,3は、前記の
ように互いに逆方向にねじが切られているので、このね
じ部2,3に螺合している左ナット2aと右ナット2b
が離反する方向に移動し、この左ナット2aと左ナット
2bに固定されているロボットハンド8a,8bがガイ
ドシャフト9に沿って離反する方向に移動する。これに
よりロボットハンド8a,8bは図1(a)に示したよ
うに開いた状態となる。
【0015】ロボットハンド8a,8bを開いた状態か
ら閉じるには、モーター13を逆回転させれば、閉じる
ことができる。ロボットハンド8a,8bの開き量は図
4に示したストッパ12により規制される。すなわち、
ギア11のカラー11aに設けられたレバー11aはロ
ボットハンド8a,8bが閉じた状態にあるとき、スト
ッパ12の片面に当接しているものとすれば、駆動シャ
フト1がほぼ一回転したときストッパ12の反対面の突
き当たる。これにより駆動シャフト1の回転が停止する
ため、ストッパ12の形状を扇状に大きくしていけば、
駆動シャフト1の回転各は小さくなり、ロボットハンド
8a,8bの開き量も小さくなる。
【0016】従って、ロボットハンド8a,8bの開き
量をこのストッパ12の形状により決定することができ
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、互いに
逆方向にねじを切った2つのねじ部を同軸上に有する駆
動シャフトと、前記2つのねじ部にそれぞれ螺合し、前
記駆動シャフトの回転方向に応じて接近,離反する方向
に移動する一対のナットと、この両ナットに固定された
一対のロボットハンドと、前記シャフトと平行に配置さ
れたモーターと、このモーターの回転軸及び前記駆動シ
ャフトにそれぞれ配置され、前記モーターの回転を前記
駆動シャフトに伝達する2つのギアを備えた構成とし
て、モーターの回転動作をナットの直線動作に変換する
ことによりロボットハンドの開閉を行うようにしている
ため、部品点数が少ない小型で薄型のロボットハンド開
閉機構を実現できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図2】一部を破断した実施の形態の正面図である。
【図3】実施の形態の右側面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 駆動シャフト 2a,2b ねじ部 7a 左ナット 7b 右ナット 8a,8b ハンド 11 ギア 11a カラー 11b レバー 12 ストッパ 13 モーター 14 ギア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに逆方向にねじを切った2つのねじ
    部を同軸上に有する駆動シャフトと、 前記2つのねじ部にそれぞれ螺合し、前記駆動シャフト
    の回転方向に応じて接近,離反する方向に移動する一対
    のナットと、この両ナットに固定された一対のロボット
    ハンドと、 前記シャフトと平行に配置されたモーターと、 このモーターの回転軸及び前記駆動シャフトにそれぞれ
    配置され、前記モーターの回転を前記駆動シャフトに伝
    達する2つのギアを備えたことを特徴とするロボットハ
    ンド開閉機構。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 駆動シャフトに取り付けたギアに、該ギアと一体に回転
    するレバーを設け、このレバーの回転円周上にストッパ
    を配置して、シャフトの回転角を制限することによりロ
    ボットハンドの開き量を決定するようにしたことを特徴
    とするロボットハンド開閉機構。
JP22212797A 1997-08-19 1997-08-19 ロボットハンド開閉機構 Pending JPH1169388A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22212797A JPH1169388A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 ロボットハンド開閉機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22212797A JPH1169388A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 ロボットハンド開閉機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1169388A true JPH1169388A (ja) 1999-03-09

Family

ID=16777596

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22212797A Pending JPH1169388A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 ロボットハンド開閉機構

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JP (1) JPH1169388A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011194523A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Denso Wave Inc 電動ハンド
JP2012196760A (ja) * 2012-07-02 2012-10-18 Denso Wave Inc 電動ハンド

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011194523A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Denso Wave Inc 電動ハンド
JP2012196760A (ja) * 2012-07-02 2012-10-18 Denso Wave Inc 電動ハンド

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040406