JPH1169371A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JPH1169371A
JPH1169371A JP21685597A JP21685597A JPH1169371A JP H1169371 A JPH1169371 A JP H1169371A JP 21685597 A JP21685597 A JP 21685597A JP 21685597 A JP21685597 A JP 21685597A JP H1169371 A JPH1169371 A JP H1169371A
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】副映像に関しても主映像と同じ画質改善効果が
得られるようにする 【解決手段】第1と第2の輝度信号を選択する第1のス
イッチング手段72と、選択された輝度信号が輝度信号
処理回路22を介して供給される第2のスイッチング手
段26と、色信号を復調する色信号処理回路24と、第
2の色差信号と、これを所定時間遅延させたものとを選
択する第3のスイッチング手段78と、選択された第2
の色差信号と色信号処理回路より出力された復調された
第1の色差信号が供給される第4のスイッチング手段2
8を有する。スイッチング手段72で輝度信号Ybを選
択すると、輝度信号Yaと同様に輝度信号処理回路を通
過するので、第1の輝度信号と同じ信号処理(鮮鋭度改
善処理など)が施される。第1の輝度信号に基づく映像
と、第2の輝度信号に基づく映像とがほぼ同じ画質とな
って映し出される。これで第2の映像も第1の映像と遜
色のない映像となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレビジョン受
像機などに適用して好適な映像信号処理装置に関する。
詳しくは、複数の映像信号に基づく映像を同時に画面上
に表示するような場合、主映像信号に対する輝度信号処
理系と同じように、副映像信号に対しても同様な輝度信
号処理系を通過するように構成することによって、主映
像と同じような輪郭強調処理などを副映像に対しても行
えるようにして、副映像の画質改善などを図れるように
したものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機には複数の映像信号
を切り替えながら表示したり、複数の映像信号に基づく
複数の映像を同時に表示できるようになっている。
【0003】例えば図2Aのような親子画面同時表示モ
ードの場合には、親の映像Pに子の映像Qがはめ込まれ
た状態で同時に表示され、あるいは同図Bのように映像
PとQと切り替えて表示できるようになっている。ま
た、最近では横長表示画面を使用する機会が増えた関係
で、図3のように画面を2分割してその左右に2つの映
像PとQを同時に表示するような分割表示機能も搭載さ
れている。
【0004】このように複数映像を同時に表示したり、
切り替えて表示する場合には図4に示すような映像信号
処理装置10が使用される場合がある。同図において端
子12には主映像信号Saが供給され、端子14には副
映像信号Sbが供給される。
【0005】主映像信号Saは内蔵チューナより出力さ
れた映像信号などであって、輝度信号Yaと色信号Ca
とで構成される。これに対して端子14に供給される副
映像信号Sbは、この例では輝度信号Yaと、復調され
た一対の色差信号{(R−Yb)、(B−Yb):これ
らをUb、Vbと言う}とで構成されている。
【0006】端子12aに供給された輝度信号Yaは、
IC化された信号処理部20を構成する輝度信号処理回
路22において、この例では輪郭強調(シャープネス)
処理やダイナミック・ピクチャー処理(黒レベル伸張処
理)などの鮮鋭度改善処理が行われる。その後、スイッ
チング手段26で副映像信号Sbに関する輝度信号Yb
との切り替え処理が行われる。この切り替え処理は親子
画面表示モードのようなときに行われるもので、マイコ
ンで構成された制御部(図示はしない)の出力に基づい
て制御される。
【0007】端子12bに供給された色信号Caは、色
信号処理回路24に供給されて色信号が復調されて一対
の色差信号{(R−Ya)、(B−Yb):以下これら
をUb、Vbと言う)が生成されると共に、この色差信
号に対してヒューあるいはカラーの調整処理などが施さ
れる。その後、スイッチング手段28に供給されて、副
映像信号Sbに関する色差信号Ub、Vbとの切り替え
処理が行われる。このスイッチング手段28は上述した
スイッチング手段26と関連するもので、親子画面表示
モードのようなときに使用される。
【0008】したがって一対のスイッチング手段26,
28は主映像信号Saに基づく映像だけを表示する場合
には端子aが選択され、そして、図2や図3のような表
示モード処理のときには、上述した制御部からの切り替
え信号によって制御される。例えば図2Aのような親子
画面表示の場合には、主映像信号Saに基づく映像がP
となり、副映像信号Sbに基づく映像がQとなることか
ら、子画面が表示される期間は端子b側が選択されるよ
うに切り替えられるものである。
【0009】スイッチングされた輝度信号Y(Ya若し
くはYb)と、一対の色差信号U,V(Ua,Va,U
b,Vb)がマトリックス回路30に供給されて、この
例ではR、G、Bの原色信号に変換され、変換されたこ
れら原色信号R、G、Bがドライバー32を経て図示し
ない表示手段であるこの例ではCRTに供給されて、図
2あるいは図3に示すような2画面表示モードとなる。
【0010】上述した端子12,14に供給される主映
像信号Saと副映像信号Sbは、種々なる信号が考えら
れる。図5はこの信号選択回路40の一例を示す。取り
扱うことのできる映像信号としては内部チューナ出力、
外部ビデオ信号、DVDなどの再生出力などが考えられ
る。また、図3に示すように画面を2分割して表示する
場合には、説明の便宜上左側画面の映像を親画面用映像
(主映像)とし、右側画面の映像を子画面用映像(副映
像)として説明する。
【0011】同図において、ピクチャー・イン・ピクチ
ャー処理(PIP処理)と、分割された2画面表示処理
とを行う処理回路(以下便宜上PIPプロセッサとい
う)60の前段には、親画面用映像信号と子画面用映像
信号とをそれぞれ生成するための親画面選択回路40A
と、子画面選択回路40Bとが設けられている。
【0012】両選択回路40Aと40Bとは同一構成で
ある。親画面用選択回路40Aにおいて、メインチュー
ナ41の出力(映像信号)と端子42からの外部ビデオ
信号(VTR再生出力など)とはスイッチ手段(スイッ
チング手段)43で、その何れか一方の映像信号が選択
され、選択された映像信号はY/C分離回路44におい
て輝度信号Yと色信号Cとに分離される。
【0013】分離された輝度信号Yと色信号Cとは図4
に示すメイン輝度信号Yaおよびメイン色信号Caとし
て端子12に供給される他、色差デコーダ45に供給さ
れて色信号Caの復調処理が行われる。復調された一対
の色差信号U,Vと輝度信号Yは親画面用の映像信号と
してPIPプロセッサ60に供給される。
【0014】一方、子画面選択回路40Bも、親画面選
択回路40Aと同一構成であるので、対応する部分には
対応する符号を付してその説明は割愛するも、チューナ
51としてはサブチューナとしてメインチューナ41と
は別個に設けられたものが使用される。
【0015】PIPプロセッサ60より出力された輝度
信号Ybは副映像信号用の輝度信号として端子14aに
供給され、一対の色差信号Ub,Vbは副映像信号用の
色差信号として端子14bに供給される。
【0016】このように、一方の選択回路40Aは親子
画面表示と分割画面表示の場合の親画面を選択するとき
に使用され、他方の選択回路40Bは親子画面表示と分
割画面表示の場合の親画面を選択するときに使用される
ことになる。
【0017】したがって図2あるいは図3に示す親子画
面表示の場合には、親画面選択回路40AのY/C分離
回路44より出力された輝度信号Yaと色信号Caが親
画面用の映像信号として端子12に供給される。そし
て、PIPプロセッサ60では子画面選択回路40Bよ
り出力された映像信号に基づいて子画面用の輝度信号Y
bと一対の色差信号Ub,Vbが圧縮処理などして生成
され、これらの信号が端子14に供給される。
【0018】また、図3のような分割画面表示の場合に
は、両選択回路40A、40Bより供給された映像信号
に基づいてPIPプロセッサ60で分割画面表示用輝度
信号Ybと色差信号Ub,Vbが生成される。分割画面
表示用映像信号とは図3のように映像PおよびQを同時
に表示するための混合映像信号である。映像信号として
は内蔵チューナ出力や外部ビデオ信号さらにはDVDな
どからの再生映像信号を選択できることから、これらの
うち、任意に組み合わせられた2つの映像信号を圧縮処
理したものが混合映像信号となる。
【0019】上述した選択回路40A、40B、PIP
プロセッサ60は同一のIC内に組み込むこともできれ
ば、別々のICとして構成することもできる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4に示す
ように副映像信号Sbは復調された色差信号Ub,Vb
が端子14に供給されるものであるから、信号処理部2
0ではマトリックス回路30の直前に設けられたスイッ
チング手段26,28で主映像信号Saと副映像信号S
bとを切り替えるようにしている。したがって、副映像
信号Sbのうち特に輝度信号Ybに関しては主映像信号
に関する輝度信号Yaのような鮮鋭度処理がなされない
状態で切り替え処理されることになる。
【0021】そのため、例えば図3のような2分割画面
表示のように、主映像Pも副映像Qも同じ大きさで表示
される場合には、副映像Qの画質が主映像Pより劣化し
た状態で映し出されることになる。これは、副映像信号
に関する輝度信号Ybは、主映像信号に関する輝度信号
Yaのように、そのテレビジョン受像機固有の鮮鋭度処
理がなされていないからである。
【0022】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、副映像信号であっても必要な
ときには、主映像信号に関する輝度信号と同様な信号処
理を行えるようしたものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載載したこの発明に係る映像信号処理
装置では、第1の映像信号が第1の輝度信号と色信号と
で構成され、第2の映像信号が第2の輝度信号と第2の
色差信号とで構成され、上記第1と第2の輝度信号を選
択する第1のスイッチング手段と、選択された輝度信号
が輝度信号処理回路を介して供給される第2のスイッチ
ング手段と、上記色信号を復調したりする色信号処理回
路と、上記第2の色差信号と、これを所定時間遅延させ
たものとを選択する第3のスイッチング手段と、選択さ
れた第2の色差信号と、上記色信号処理回路より出力さ
れた復調された第1の色差信号が供給される第4のスイ
ッチング手段とで構成され、上記第1のスイッチング手
段を設けることによって上記第2の輝度信号に対しても
輝度信号処理を実行できるようにしたことを特徴とす
る。
【0024】この発明では、第1のスイッチング手段を
設け、ここで第2の輝度信号を選択したときには、第1
の輝度信号と同様に輝度信号処理回路を通過するので、
第1の輝度信号と同じ信号処理(鮮鋭度改善処理など)
が施される。そのため、第1の輝度信号に基づく映像
(主映像)と、第2の輝度信号に基づく映像(副映像)
とがほぼ同じ画質となって映し出される。これで第2の
映像も第1の映像と遜色のない映像となる。
【0025】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る映像信号
処理装置の一実施形態を図面を参照して詳細に説明す
る。
【0026】図1はこの発明に係る映像信号処理装置を
テレビジョン受像機の映像出力系に適用した場合の一実
施形態を示すもので、図4と同一部分には同一の符号を
付す。
【0027】図1において、端子12には従来と同じく
主映像信号Saが、他方の端子14には副映像信号Sb
がそれぞれ供給される。これら映像信号Sa、Sbとし
ては図5で説明した信号選択回路40から出力された映
像信号を使用することができる。もちろん、映像信号と
しては特定されるものではないから、図5のような映像
信号に制限されるものではない。
【0028】主映像信号Saに関する第1の輝度信号Y
aと色信号Caとは信号処理部20に供給されて鮮鋭度
処理や色復調処理などが行われる。
【0029】主映像信号Saを構成する第1の輝度信号
Yaと、副映像信号Sbを構成する第2の輝度信号Yb
は第1のスイッチング手段72に供給されて、輝度信号
Ya、Ybの選択が行われる。
【0030】選択された映像信号Sa若しくはSbは必
要に応じて設けられた輝度信号補助処理回路74を介し
て信号処理部20を構成する輝度信号処理回路22に供
給される。輝度信号補助処理回路74は後段の輝度信号
処理回路22だけでは鮮鋭度補正が十分でないようなと
きに使用されるものである。したがってこの輝度信号補
助処理回路74は後段の輝度信号処理回路22と同一構
成のものを使用することもできれば、特定の処理のみを
強調するための処理回路を使用することができる。
【0031】第2のスイッチング手段26は輝度信号処
理回路22より出力された輝度信号と、第2の輝度信号
Ybとを選択するためのスイッチング手段であって、副
映像として主映像と同様な輝度信号処理をする必要がな
いときには、この第2のスイッチング手段26で端子1
4aに供給された第2の輝度信号Ybを直接選択できる
ようになっている。
【0032】端子12bに供給された色信号Caは従来
と同様に色信号処理回路24に供給されて復調処理やヒ
ュー、カラー調整処理などが施され、その後第3のスイ
ッチング手段28に供給される。第3のスイッチング手
段28には以下に示す信号が供給される。
【0033】端子14bには副映像信号Sbに関する一
対の色差信号Ub、Vbが供給され、これら色差信号U
b,Vbは直接第4のスイッチング手段78に供給され
る他、遅延回路76を介してこの第4のスイッチング手
段78に供給される。
【0034】遅延回路76は、第2の輝度信号Ybを輝
度信号処理回路74,76を通すことによって発生する
伝送時間の遅延を補償するためのもので、同じような遅
延時間に設定されている。これによって位相補償された
色差信号が得られる。そのため、端子73に供給された
切り替え信号によって、第1のスイッチング手段72が
破線図示のように切り替えられたときには、端子79か
ら供給される切り替え信号によって第4のスイッチング
手段78も破線図示のように切り替えられる。これらの
切り替え信号は上述した制御部において生成される。
【0035】切り替え制御された色差信号Ub、Vbは
さらにヒューおよびカラーの調整回路80に供給されて
副映像に対するヒュー調整およびカラー調整がそれぞれ
行われ、ヒュー調整およびカラー調整された色差信号U
b、Vbは上述した第3のスイッチング手段28に供給
されて、主映像に関する色差信号Ua、Vaとの切り替
えが行われる。
【0036】スイッチング手段26,28によって選択
された輝度信号Yおよび色差信号U,Vはそれぞれマト
リックス回路30に供給されてこの例では原色信号R、
G、Bに変換され、変換されたR、G、Bの原色信号が
ドライバー32を経て表示手段であるCRTの制御電極
(グリッド)に供給される。
【0037】なお、輝度信号処理回路22の出力の一部
は速度変調回路(VM)82にも供給され、その出力が
ドライバー84を介してCRTネック部側に設けられた
制御コイル86に供給されて、電子ビームの速度変調が
行われる。速度変調することによってコントラストが改
善される。
【0038】このように映像信号の処理装置70を構成
した場合、第1と第2のスイッチング手段72,26に
よって主映像信号Saに関する第1の輝度信号Yaが選
択されたときには、輝度信号処理回路22と74とで、
輪郭強調処理やダイナミック・ピクチャー処理などの鮮
鋭度改善処理が施されるので、鮮明な画質を伴った映像
が得られる。
【0039】これに対して、2分割画面表示のような場
合には、PIPプロセッサ60から対応した副映像信号
Sbが得られるので、この副映像信号Sbに関する第2
の輝度信号Ybが第1のスイッチング手段72によって
選択され、分割画面表示用の色差信号Ub,Vbが第3
のスイッチング手段28によって選択される。このスイ
ッチング処理によって、2分割画面を構成する輝度信号
Yb(P映像とQ映像の双方を映し出すための輝度信
号)が輝度信号処理回路22、74に供給される。した
がってこれら輝度信号処理回路22,74で、輪郭強調
処理やダイナミック・ピクチャー処理などの鮮鋭度改善
処理が施されることになるので、互いに同質で鮮明な画
質を伴った分割映像が得られる。そのため、分割映像の
一方Qが他方Pより画質が低下した状態で映し出される
ようなことはない。
【0040】2分割画面表示用の第2の色差信号Ub、
Vbに関しては、ヒューおよびカラー調整回路80が設
けられているので、第1の色信号Caと同様にユーザの
好みに応じた色相やカラーに調整できる。
【0041】親子画面表示のような場合には、第1の輝
度信号Yaが親画面用の輝度信号となり、第2の輝度信
号Ybが子画面用の輝度信号となり、第1の使用態様で
は、これらが第1のスイッチング手段72で選択される
ことになるから、この場合にも親画面と子画面の双方の
画質を高めることができる。これは、子画面のサイズが
親画面の/16,1/9,1/4などのように選択でき
る場合が多いので、例えば子画面のサイズが1/4程度
まで大きくなると、鮮鋭度改善処理を施さないと、親画
面との画質の違いが目立ってしまうことがあるからであ
る。
【0042】もちろん、子画面のサイズが親画面サイズ
の1/16程度になると、子画面に対して鮮鋭度改善処
理を施さないでも、親画面との画質の違いが目立たなく
なるので、このような第2の使用態様の場合には第2の
スイッチング手段26の方で第1と第2の輝度信号Y
a、Ybを切り替えるようにすればよい。
【0043】第2の色差信号Ub、Vbに関しては、第
1の使用態様では遅延回路76が選択され、第2の使用
態様ではスルーの状態でヒューおよびカラー調整回路8
0に供給される。そして、ヒューおよびカラー調整回路
80が設けられているので、第1の色信号Caと同様に
ユーザの好みに応じた色相やカラーに調整できる。その
ため、親画面Pに子画面Qの色相やカラーを合わせ込む
ことができるようになり、色相ずれやカラー違いを簡単
に補正できる。
【0044】上述した信号選択回路40および図1に示
す複数のスイッチング手段などは何れも上述した制御部
からの信号で適宜制御されるものであるが、この制御部
に対するユーザからの指令は、受像機本体のファンクシ
ョンキーあるいはリモコンキーからのキー操作によって
行われるものである。
【0045】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明では第1の
スイッチング手段を設けることによって第1の輝度信号
と同様に、第2の輝度信号に対しても輝度信号処理を実
行できるようにしたものである。
【0046】これによれば、第1のスイッチング手段に
よって第2の輝度信号を選択したときには、第1の輝度
信号と同様に輝度信号処理回路を通過するので、第1の
輝度信号と同じ信号処理が施される。そのため、第1の
輝度信号に基づく映像と、第2の輝度信号に基づく映像
とがほぼ同じ画質となって映し出される。これで第2の
映像を第1の映像と遜色のない映像とすることができる
特徴を有する。
【0047】したがって、この発明はピクチャー・イン
・ピクチャー用PIPプロセッサなどを有するテレビジ
ョン受像機の映像処理系にに適用して極めて好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る映像信号処理装置の一実施形態
を示す要部の系統図である。
【図2】親子画面表示の例を示す図である。
【図3】2分割画面表示の例を示す図である。
【図4】従来の映像信号処理装置の系統図である。
【図5】信号選択回路の一例を示す系統図である。
【符号の説明】
12、14・・・端子、20・・・信号処理部、22,
74・・・輝度信号処理回路、24・・・色信号処理回
路、26,28,72,78・・・スイッチング手段、
40・・・信号選択回路、76・・・遅延回路、80・
・・ヒュー、カラー調整回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の映像信号が第1の輝度信号と色信
    号とで構成され、第2の映像信号が第2の輝度信号と第
    2の色差信号とで構成され、 上記第1と第2の輝度信号を選択する第1のスイッチン
    グ手段と、 選択された輝度信号が輝度信号処理回路を介して供給さ
    れる第2のスイッチング手段と、 上記色信号を復調したりする色信号処理回路と、 上記第2の色差信号と、これを所定時間遅延させたもの
    とを選択する第3のスイッチング手段と、 選択された第2の色差信号と、上記色信号処理回路より
    出力された復調された第1の色差信号が供給される第4
    のスイッチング手段とで構成され、 上記第1のスイッチング手段を設けることによって上記
    第2の輝度信号に対しても輝度信号処理を実行できるよ
    うにしたことを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 上記第1のスイッチング手段で、上記第
    2の輝度信号が選択されたときには、上記第2の色差信
    号としては遅延された色差信号が選択されるように上記
    第3のスイッチング手段が制御されたことを特徴とする
    請求項1記載の映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 上記第3のスイッチング手段の後段には
    ヒュー、カラー調整回路が接続されたことを特徴とする
    請求項1記載の映像信号処理装置。
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