JPH1169223A - 自動焦点調節装置、撮像装置、撮像システム、及び記録媒体 - Google Patents

自動焦点調節装置、撮像装置、撮像システム、及び記録媒体

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JPH1169223A
JPH1169223A JP9222389A JP22238997A JPH1169223A JP H1169223 A JPH1169223 A JP H1169223A JP 9222389 A JP9222389 A JP 9222389A JP 22238997 A JP22238997 A JP 22238997A JP H1169223 A JPH1169223 A JP H1169223A
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optical system
focus
light emitting
emitting means
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Hitoshi Yasuda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に正確なピント位置を得ることでさらに高
性能な自動焦点調節装置を提供する。 【解決手段】 制御手段118は、第1の発光手段1
21の点灯中に焦点調節の動作制御を行い、第2の発光
手段120の点灯時に被写体像の状態(被写体の照度)
に応じて光学系105の位置を変更する。これにより、
第1の発光手段121の点灯でのピント位置と、第2の
発光手段120の点灯でのピント位置とのずれ量が、被
写体の状態によってされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主発光部と補助発
光部により照度が高められた被写体像を取り込み焦点調
節を行う自動焦点調節装置、それを用いたビデオカメラ
等の撮像装置及び撮像システム、及び発光部により照度
が高められた被写体像を取り込み焦点調節を行うための
処理ステップを記憶した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ビデオカメラの分野では、従来
の動画記録に加えて、さらに電子的に静止画を記録する
技術が注目されている。これにより、ストロボが装着可
能であり、より撮影機会を増加させたビデオカメラが提
案され、製品化されている。また、ストロボとしては、
主発光部以外に、撮影前にオートフォーカス(AF:自
動焦点調節)機能を動作させるための補助発光部或いは
補助発光機能を備えたものもある。このようなストロボ
を用いた場合、補助発光部を点灯してAF機能によりフ
ォーカスレンズが合焦状態となった後、主発光部を点灯
して撮影して得た静止画を記録する。
【0003】ところで、ビデオカメラ等のAF機能で
は、動画撮影を主とすることから、撮像素子等で被写体
像を光電変換して得られた映像信号中から画面の鮮鋭度
を検出し、その鮮鋭度が最大となるように、フォーカス
レンズ位置を制御してリアルタイムで焦点調節を行うT
VAF(Television-AF )方式を用いるのが主流になっ
ている。そして、上述の鮮鋭度の評価としては、任意の
帯域のバンドパスフィルタにより抽出された映像信号の
高周波成分のレベル(以下、焦点評価値と言う)等を用
いるのが一般的である。例えば、通常の被写体を撮影し
た場合、図7に示すように、焦点が合ってくるに従って
焦点評価値Yは大きくなり、そのレベルが最大となる点
Pをフォーカスレンズの合焦(ピント)位置としてい
る。
【0004】そこで、従来のAF機能について、図8に
示すフローチャートを用いて具体的に説明する。
【0005】先ず、フォーカスレンズを微小駆動させな
がら焦点評価値を取り込むことで(ステップS80
2)、レンズの移動方向と、焦点評価値のレベル変化と
から、現在合焦しているのか、或いはボケ状態であるの
かを判別する(ステップS803)。
【0006】ステップS803の判別の結果、現在合焦
状態であった場合、フォーカスレンズの駆動を停止し
て、ステップS809からの再起動監視処理に進む。す
なわち、先ず、合焦時の焦点評価値をメモリ(焦点評価
値レベルメモリ)に記憶し(ステップS809)、次
に、再起動判定処理を行う(ステップS810)。この
再起動判定処理とは、現在の焦点評価値が、合焦時にス
テップS809にてメモリに記憶した焦点評価値に比べ
変動したか否かを判定する処理である。例えば、現在の
焦点評価値が記憶した焦点評価値に対して所定レベル以
上変化していたならば、被写体の移動、パンニング等に
よる被写体の変化があったと見なして、「再起動」とす
る。一方、所定レベル未満の変化であったならば、被写
体の変化はないと見なして、「再起動しない」とする。
そして、このような再起動判定処理(ステップS81
0)の結果により、「再起動」であるか否かを判別し
(ステップS811)、その判別の結果、「再起動」で
あった場合には、ステップS802に戻り、再び微小駆
動処理、合焦判定処理、方向判定処理を順次行う。一
方、「再起動」でなかった場合、フォーカスレンズの停
止状態をそのまま保ち、ステップS410に戻って、再
び再起動監視処理を行う。
【0007】ステップS803の判別の結果、現在合焦
状態でなかった場合、ステップS802で行ったレンズ
の微小移動の方向と、そのときの焦点評価値のレベル変
化とから、合焦点のフォーカスレンズ位置はどちらの方
向にあるのかを判別し(ステップS804)、その方向
判別ができた場合には、後述のステップS805及びS
806の山登り動作を実行する。また、その方向判別が
できなかった場合には、ステップS802に戻り、それ
以降の処理ステップを繰り返し行う。
【0008】ステップS804で方向判別ができた場
合、フォーカスレンズをその判別方向へ山登り駆動させ
(ステップS805)、フォーカスレンズ位置が合焦
点、すなわち焦点評価値の頂点(上記図7のP)を越え
たか否かを判別する(ステップS806)。ステップS
806の判別の結果、頂点を越えていなければ、ステッ
プS405に戻って山登り駆動動作を続行する。一方、
越えていたならば、フォーカスレンズ位置を頂点に戻す
動作を行い(ステップS807)、頂点に達したか否か
を判別し(ステップS808)、頂点に達するまでステ
ップS807を繰り返し行う。ここで、ステップS80
7及びS808により、フォーカスレンズ位置を頂点に
戻す動作を行っている間、パンニング等により被写体が
変化する場合がある。そこで、フォーカスレンズ位置が
頂点に辿り着いたならば(ステップS808の結果が
「Yes」の場合)、現在位置が正しい頂点、すなわち
合焦点であるのかを判別するために、ステップS802
に戻り、再び微小駆動動作からの処理を行う。
【0009】上述のようなステップS801〜S812
を繰り返し行うことで、絶えず合焦状態が維持されるよ
うに、フォーカスレンズが動作することになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のAF機能では、焦点評価値に変化があれ
ば、機能が再起動するため、フォーカスレンズが動いて
しまっていた。このため、ストロボの補助発光部を点灯
してAF機能を動作させ、フォーカスレンズを合焦状態
にした後、そのままAF機能を動作させた状態で上記補
助発光部を消灯した場合、被写体の照度変化により焦点
評価値が変化することでAF機能が誤って再起動してい
た。この結果、フォーカスレンズが動いてしまい、ピン
ト位置がずれてしまっていた。
【0011】そこで、この問題を解決するために、上記
図8に示した従来のAF機能を、例えば、図9に示すフ
ローチャートに従ったAF機能とすることが考えられ
る。
【0012】すなわち、先ず、補助発光部を点灯し(ス
テップS902)、フォーカスレンズを微小駆動させな
がら焦点評価値を取り込むことで(ステップS80
2)、現在合焦しているのか、或いはボケ状態であるの
かを判別する(ステップS803)。ここで、ステップ
S803の判別の結果、現在合焦状態であった場合、上
記図8の従来のAF機能では再起動監視処理を行うのに
対して、以下の静止画取込処理を行うようにする。
【0013】先ず、フォーカスレンズの駆動を停止した
後(ステップS902)、補助発光部の消灯を行う(ス
テップS903)。そして、主発光部の点灯を行うと共
に静止画の取り込みを行って(ステップS904)、本
処理終了とする。
【0014】このように、フォーカスレンズが合焦状態
となり停止した後に、ストロボの補助発光部を消灯する
ことで、上述したようなAF機能の誤動作を防ぐことが
できる。
【0015】しかしながら、上記図9のAF機能では、
補助発光部により被写体を照明して焦点調節を行った
後、主発光部により被写体を照明して静止画の取り込み
を行う際に、ピント位置がずれてしまう、という欠点が
ある。具体的には、一般的に補助発光部の光は赤色光で
あり、主発光部の光は白色光である。そこで、赤色光で
のピント位置と白色光でのピント位置は、図10に示す
ように、ピント位置P2とピント位置P1で異なってお
り、白色光でのピント位置P1は、赤色光でのピント位
置P2に対して至近寄りにずれている。したがって、補
助発光部により被写体を照明して焦点調節を行った時
と、主発光部により被写体を照明した時とで、ピント位
置が異なってしまう。これは、取込静止画の画質劣化に
つながる。
【0016】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、常に正確なピント位置を得るこ
とでさらに高性能な自動焦点調節装置、撮像装置、撮像
システム、及び常に正確なピントを得ることでさらに高
性能な自動焦点調節を行うための処理ステップを記憶し
た記憶媒体を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、第1及び
第2の発光手段により照明された被写体像が光学系を介
して撮像されることで得られた映像信号中の高域成分を
焦点評価値として用い、その焦点評価値が最大となるよ
うに上記光学系を光軸方向に移動させて焦点調節を行う
自動焦点調節装置であって、上記焦点調節の動作制御及
び上記光学系の駆動制御を行う制御手段を備え、上記制
御手段は、上記第1の発光手段の点灯中に上記焦点調節
の動作制御を行い、上記第2の発光手段の点灯時に上記
光学系の位置を変更する制御を行うことを特徴とする。
【0018】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記制御手段は、上記被写体像の状態に応じて上記光学
系の位置を変更する制御を行うことを特徴とする。
【0019】第3の発明は、上記第2の発明において、
上記制御手段は、上記被写体像の照度状態に対応した変
更量で上記光学系の位置を変更する制御を行うことを特
徴とする。
【0020】第4の発明は、上記第1の発明において、
上記制御手段は、上記光学系の変倍動作に応じて上記光
学系の位置を変更する制御を行うことを特徴とする。
【0021】第5の発明は、上記第4の発明において、
上記制御手段は、上記光学系の変倍動作に伴う焦点距離
の変化に対応した変更量で上記光学系の位置を変更する
制御を行うことを特徴とする。
【0022】第6の発明は、上記第1の発明において、
上記制御手段は、上記光学系の位置変更後に上記映像信
号の取込動作をさらに制御することを特徴とする。
【0023】第7の発明は、光学系を介した被写体像を
撮像手段により撮像することで得られた映像信号の所定
の高域成分を焦点評価値として取り出し、その焦点評価
値が最大となるように上記光学系を光軸方向に移動させ
て焦点調節を行う自動焦点調節装置であって、上記被写
体像の照度を高める第1及び第2の発光手段を備え、上
記第1の発光手段の点灯中に上記焦点調節の動作を行
い、上記第2の発光手段の点灯時に上記光学系の位置を
変更することを特徴とする。
【0024】第8の発明は、上記第7の発明において、
上記第2の発光手段の点灯時に上記光学系の位置を所定
量変更することを特徴とする。
【0025】第9の発明は、上記第7の発明において、
上記第2の発光手段の点灯時に上記光学系の位置を所定
量変更し、その変更量を上記被写体像の状態によって変
えることを特徴とする。
【0026】第10の発明は、上記第7の発明におい
て、上記第2の発光手段の点灯時に上記光学系の位置を
所定量変更し、その変更量を上記被写体像の照度によっ
て変えることを特徴とする。
【0027】第11の発明は、上記第7の発明におい
て、上記第2の発光手段の点灯時に上記光学系の位置を
所定量変更し、その変更量を上記撮像手段の状態によっ
て変えることを特徴とする。
【0028】第12の発明は、上記第7の発明におい
て、上記第2の発光手段の点灯時に上記光学系の位置を
所定量変更し、その変更量を上記撮像手段の焦点距離に
よって変えることを特徴とする。
【0029】第13の発明は、上記第7の発明におい
て、上記光学系の位置変更後に画像取込を行うことを特
徴とする。
【0030】第14の発明は、請求項1〜13の何れか
に記載の自動焦点調節装置を含む撮像装置であることを
特徴とする。
【0031】第15の発明は、請求項1〜13の何れか
に記載の自動焦点調節装置を含む撮像システムであるこ
とを特徴とする。
【0032】第16の発明は、第1及び第2の発光手段
により照度が高められる被写体像が光学系を介して撮像
されることで得られた映像信号中の高域成分を焦点評価
値として用い、その焦点評価値が最大となるように上記
光学系を光軸方向に移動させて焦点調節を行うための焦
点調節処理ステップをコンピュータが読出可能に格納さ
れた記憶媒体であって、上記焦点調節処理ステップは、
上記第1の発光手段の点灯中に上記焦点調節を行い、上
記第2の発光手段の点灯時に上記光学系の位置を変更す
る制御ステップを含むことを特徴とする。
【0033】第17の発明は、上記第16の発明におい
て、上記制御ステップは、上記被写体像の状態に応じて
上記光学系の位置を変更するステップを含むことを特徴
とする。
【0034】第18の発明は、上記第17の発明におい
て、上記制御ステップは、上記被写体像の照度状態に対
応した変更量で上記光学系の位置を変更するステップを
含むことを特徴とする。
【0035】第19の発明は、上記第16の発明におい
て、上記制御ステップは、上記光学系の変倍動作に応じ
て上記光学系の位置を変更するステップを含むことを特
徴とする。
【0036】第20の発明は、上記第19の発明におい
て、上記制御ステップは、上記光学系の変倍動作に伴う
焦点距離の変化に対応した変更量で上記光学系の位置を
変更するステップを含むことを特徴とする。
【0037】第21の発明は、上記第16の発明におい
て、上記制御ステップは、上記光学系の位置変更後に上
記映像信号の取込動作を行うステップを含むことを特徴
とする。
【0038】第22の発明は、上記第1〜第15の何れ
かの発明において、上記第1の発光手段は補助発光手段
であり、上記第2の発光手段は主発光手段であり、上記
第1の発光手段と第2の発光手段は、発光の波長が異な
ることを特徴とする。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0040】まず、第1の実施の形態について説明す
る。
【0041】本発明に係る自動焦点調節装置は、例え
ば、図1に示すようなビデオカメラ100に適用され、
このビデオカメラ100は、本発明に係る撮像装置を適
用したものでもある。
【0042】すなわち、ビデオカメラ100は、図示し
ていない被写体側から順次設けられた固定の第1群レン
ズ101、変倍レンズ102、絞り103、固定の第2
レンズ群104、及びフォーカスコンペレンズ105
と、フォーカスコンペレンズ105からの光が入射され
るように設けられた撮像素子106と、撮像素子106
の出力が供給される増幅器(AGC)107と、増幅器
107の出力が各々供給されるカメラ信号処理回路10
8、AGC107の出力映像信号中よりハイパスフィル
タで高域成分を抽出し、焦点状態を示す焦点評価値を得
る焦点評価値処理回路116、及び映像信号中の輝度の
平均レベルを抽出し、所定のレベルと比較して露出評価
値を得る露出評価値処理回路117と、カメラ信号処理
回路108の出力が供給される記録装置109と、焦点
評価値処理回路116及び露出評価値処理回路117の
各出力が供給されるカメラAFマイクロコンピュータ
(カメラAFマイコン)118と、カメラAFマイコン
118の出力が各々供給される変倍レンズドライバ11
1、IGドライバ113、フォーカスコンペレンズドラ
イバ115、及びストロボ119と、変倍レンズドライ
バ111、IGドライバ113、及びフォーカスコンペ
レンズドライバ115の各出力が対応して供給される変
倍レンズモータ111、IGモータ113、及びフォー
カスコンペレンズモータ115とを備えており、変倍レ
ンズ102、絞り103、及びフォーカスコンペレンズ
105は、変倍レンズモータ111、IGモータ11
3、及びフォーカスコンペレンズモータ115の対応し
た出力により駆動されるようになされている。また、カ
メラAFマイコン118の出力は、増幅器107にも供
給され、そのゲインを制御し得るようになされている。
さらに、ストロボ119は、主発光部120と補助光発
光部(補助発光部)121を備えた構成としている。
【0043】まず、上述のようなビデオカメラ100の
一連の動作について説明する。
【0044】カメラAFマイコン118は、オートフォ
ーカス(AF)機能を含む装置全体を統合的に制御する
もので、本発明の制御手段に相当する。例えば、カメラ
AFマイコン118は、焦点評価値処理回路116の出
力に基づいて、フォーカスレンズ105の動作制御を行
い、露出評価値処理回路117の出力に基づいて、絞り
103及び増幅器107の各動作制御を行う。
【0045】そこで、先ず、図示していない被写体から
の光は、第1群レンズ101、変倍を行う変倍レンズ1
02、絞り103、第2群レンズ104、及び変倍に伴
う焦点面の移動を補正する機能とピント合わせの機能を
兼ね備えたフォーカスコンペレンズ(フォーカスレン
ズ)105を介して、撮像素子106の撮像面に結像さ
れる。
【0046】この時、カメラAFマイコン118から変
倍レンズドライバ111、IGドライバ113、及びフ
ォーカスコンペレンズドライバ(フォーカスレンズドラ
イバ)115には各々駆動制御信号が供給される。した
がって、変倍レンズドライバ111、IGドライバ11
3、及びフォーカスレンズドライバ115は、カメラA
Fマイコン118からの駆動制御信号に従って、変倍レ
ンズモータ110、IGモータ112、及びフォーカス
コンペレンズモータ(フォーカスレンズモータ)115
を駆動する。この結果、変倍レンズ102、絞り10
3、及びフォーカスレンズ105が移動する。
【0047】また、ストロボ119は、図示していない
被写体の照度を高めるためのものであり、例えば、補助
発光部121は、本発明の第1の発光手段に相当するも
ので、赤色光を発するようになされている。主発光部1
20は、本発明の第2の発光手段に相当するもので、白
色光を発するようになされている。これらの主発光部1
20及び補助発光部121の点灯/消灯動作は、カメラ
AFマイコン118により制御される。そして、図示し
ていない被写体は、カメラAFマイコン118の制御に
より主発光部120又は補助発光部121から発した光
によって照射される。
【0048】撮像素子106は、例えば、CCD(Char
ged Coupled Device)からなり、フォーカスレンズ10
5からの光を電気信号に変換して(光電変換)、増幅器
107に供給する。
【0049】増幅器107は、カメラAFマイコン11
8の制御に従って、撮像素子102からの電気信号を所
定の増幅率で増幅し、その信号のゲインを自動制御して
映像信号として、カメラ信号処理回路108、焦点評価
値処理回路116及び露出評価値処理回路117に各々
供給する。
【0050】カメラ信号処理回路108は、増幅器10
7からの映像信号に所定の信号処理を行って、その映像
信号を記録装置109に供給する。
【0051】記録装置109は、カメラ信号処理回路1
08からの映像信号を、例えば、磁気テープに記録す
る。
【0052】一方、焦点評価値処理回路116は、カメ
ラ信号処理回路108からの映像信号中から、焦点検出
に用いられる高域波成分を抽出して焦点評価値信号を生
成し、それをカメラAFマイコン118に供給する。ま
た、露出評価値処理回路117は、カメラ信号処理回路
108からの映像信号中から、露出制御に用いられる輝
度の積分値を抽出して露出評価値信号を生成して、それ
をカメラAFマイコン118に供給する。このような焦
点評価値処理回路116及び露出評価値処理回路117
の各出力に基づいて、カメラAFマイコン118は、フ
ォーカスレンズ105、絞り103及び増幅器107の
各動作制御等を行うことになる。
【0053】つぎに、上述のカメラAFマイコン118
について具体的に説明する。
【0054】カメラAFマイコン118には、AF機能
を含む装置全体の動作制御を行うための各種の処理プロ
グラムが予め格納されたROM118aが設けられてお
り、これらの処理プログラムは、カメラAFマイコン1
18により読み出され実行されるようになされている。
そこで、AF機能を制御する処理プログラムとして、例
えば、図2に示すフローチャートに従った処理プログラ
ム(AF処理プログラム)がROM118に予め格納さ
れており、このAF処理プログラムがカメラAFマイコ
ン118により読み出され実行されることで、ビデオカ
メラ100は以下のように動作する。
【0055】特に、上記図2のAF処理プログラムで
は、補助発光部121により図示していない被写体を照
明して焦点調節を行った時と、主発光部120により上
記被写体を照明した時でのピント位置のずれを、静止画
取込時に行うようになされている。
【0056】先ず、カメラAFマイコン118は、補助
発光部121を点灯させる制御を行う。これにより補助
発光部121は点灯し、その光により図示していない被
写体は照射される(ステップS202)。
【0057】次に、カメラAFマイコン118は、フォ
ーカスレンズ105を微小駆動させる制御信号をフォー
カスレンズドライバ115に供給する。これにより、フ
ォーカスレンズモータ114がフォーカスレンズドライ
バ115によって駆動され、フォーカスレンズ105が
微小駆動する(ステップS203)。
【0058】次に、カメラAFマイコン118は、この
時焦点評価値処理回路116から与えられる焦点評価値
信号により、フォーカスレンズ105が現在合焦状態で
あるか、ボケ状態であるかを判別する(ステップS20
4)。
【0059】ステップS204の判別の結果、現在合焦
状態であった場合、カメラAFマイコン118は、後述
するステップS210からの静止画取込制御処理を行
う。また、現在合焦状態でなかった場合、カメラAFマ
イコン118は、この時焦点評価値処理回路116から
与えられる焦点評価値信号により、合焦点のフォーカス
レンズ位置はどちらの方向にあるのかを判別する(ステ
ップS205)。
【0060】そして、ステップS205でその方向判別
ができた場合には、カメラAFマイコン118は、後述
のステップS206及びS207の山登り動作制御を実
行する。また、その方向判別ができなかった場合には、
ステップS203に戻り、それ以降の処理ステップを繰
り返し行う。
【0061】ステップS205で方向判別ができた場
合、カメラAFマイコン118は、フォーカスレンズ1
05を判別方向へ山登り駆動させる制御信号をフォーカ
スレンズドライバ115に供給する。これにより、フォ
ーカスレンズモータ114がフォーカスレンズドライバ
115によって駆動制御され、フォーカスレンズ105
が合焦点がる方向と判別された方向へ山登り駆動する
(ステップS206)。そして、カメラAFマイコン1
18は、この時焦点評価値処理回路116から与えられ
る焦点評価値信号により、フォーカスレンズ105位置
が合焦点、すなわち焦点評価値の頂点を越えたか否かを
判別する(ステップS207)。
【0062】ステップS207の判別の結果、頂点を越
えていなければ、カメラAFマイコン118は、ステッ
プS206に戻って山登り駆動動作制御を続行する。
【0063】ステップS207の判別の結果、頂点を越
えていた場合、カメラAFマイコン118は、フォーカ
スレンズ105を頂点位置に戻す制御信号をフォーカス
レンズドライバ115に供給する。これにより、フォー
カスレンズモータ114がフォーカスレンズドライバ1
15から駆動され、フォーカスレンズ105が頂点位置
に戻される(ステップS208)。すなわち、頂点を越
えたことを焦点評価値のピーク検出によって判別し、そ
のピーク値から所定レベル焦点評価値が低下したら反転
して、ピーク値を検出した合焦点へと戻る。そして、カ
メラAFマイコン118は、この時焦点評価値処理回路
116から与えられる焦点評価値信号により、フォーカ
スレンズ105が頂点位置に達したか否かを判別し(ス
テップS209)、頂点位置に達するまでステップS2
08を繰り返し行う。ここで、ステップS208及びS
209により、フォーカスレンズ105位置を頂点に戻
す動作を行っている間、パンニング等により図示してい
ない被写体が変化する場合がある。そこで、カメラAF
マイコン118は、フォーカスレンズ105位置が頂点
に辿り着いたならば(ステップS209の結果が「Ye
s」の場合)、現在のフォーカスレンズ105位置が正
しい頂点、すなわち合焦点であるのかを判別するため
に、ステップS203に戻り、再び微小駆動動作からの
動作制御を行う。
【0064】一方、上述したステップS204の判別の
結果、現在合焦状態であった場合、先ず、カメラAFマ
イコン118は、フォーカスレンズ105を停止させる
制御信号をフォーカスレンズドライバ115に供給す
る。これにより、フォーカスレンズモータ114がフォ
ーカスレンズドライバ115から駆動停止され、フォー
カスレンズ105が停止する(ステップS210)。
【0065】次に、カメラAFマイコン118は、スト
ロボ119の補助発光部121を消灯させる制御を行
う。これにより補助発光部121は消灯する(ステップ
S211)。
【0066】次に、カメラAFマイコン118は、上述
したピント位置のずれを補正する制御を行う。ここで、
補助発光部121は赤色光を発し、主発光部120は白
色光を発するようになされているため、上記図10にて
説明したように、各色光でのピント位置は、光の波長に
応じて各々異なっている。すなわち、主発光部120の
点灯時のピント位置P1は、補助発光部121の点灯時
のピント位置P2に対して至近寄りにずれる。そこで、
カメラAFマイコン118は、フォーカスレンズ105
の位置が無限寄りに所定量動かす上記制御信号をフォー
カスレンズドライバ115に供給する。このときの上記
所定量は、予め設定されている値である。これにより、
フォーカスレンズモータ114がフォーカスレンズドラ
イバ115から駆動され、フォーカスレンズ105が上
記所定量分無限寄りに移動する(ステップS212)。
このずれ量は、光の波長の違いから抽出可能であり、演
算してもよいし、予めROM等に備えていてもよい。
【0067】そして、カメラAFマイコン118は、ス
トロボ119の主発光部120を点灯させる制御を行う
と共に、静止画の取込動作制御を行って、本処理を終了
する。これにより、主発光部120は点灯し、これと同
時に、カメラ信号処理108の出力である映像信号は記
録装置109で磁気テープに記録される(ステップS2
13)。
【0068】上述のように、本実施の形態では、フォー
カスレンズ105が合焦状態となり停止した後、ストロ
ボ119の補助発光部121を自動的に消灯し、且つ、
静止画取込時において、焦点調節時の補助発光部121
の点灯でのピント位置と、静止画取込時の主発光部12
0の点灯でのピント位置のずれを補正するように、すな
わち焦点調節時と静止画取込時の照明の違いによるピン
ト位置のずれを補正するように構成したことにより、従
来のように、補助発光部を消灯することでAF機能が誤
動作してフォーカスレンズが動いてしまう、ということ
はなく、且つ、常に正確なピントも得ることができる。
【0069】つぎに、第2の実施の形態について説明す
る。
【0070】上述した第1の実施の形態では、焦点調節
時と静止画取込時の照明の違いによるピント位置のずれ
を補正するようにした。しかしながら、そのずれ量は、
ストロボ120(主発光部120、補助発光部121)
による照明以外に他の照明がない被写体を撮影する場合
ならば、理論的計算値そのものとなるが、他の照明があ
る被写体を撮影する場合、補助発光部121により被写
体が照明されているときでも、他の照明による光の波長
成分が影響してくるため、理論的計算値そのものとはな
らない。したがって、このような場合に、理論的計算に
より求めたずれ量を用いてピント位置を補正すると、逆
にピントがずれてしまうことがある。
【0071】そこで、本実施の形態では、被写体の照度
が如何なる状態であっても、常に正確なピントを得るよ
うにする。このため、上記図1に示したAF処理プログ
ラムにおいて、ステップS202及びステップS212
の処理を、例えば、図3に示すステップS302及びス
テップS312の処理とする。
【0072】尚、上記図3のフローチャートにおいて、
上記図1のフローチャートの処理ステップと同様の処理
ステップには同じ符号を付し、その詳細な説明は省略
し、異なる処理ステップについてのみ以下具体的に説明
する。
【0073】すなわち、ステップS302では、カメラ
AFマイコン118は、現在の被写体の照度を示す測定
データを保存した後、上述した補助発光部121を消灯
させる制御を行う。その後、カメラAFマイコン118
は、フォーカスレンズ105の微小駆動の制御を行い
(ステップS203)、フォーカスレンズ105が現在
合焦状態であるかの判別を行い(ステップS204)、
その判別の結果、現在合焦状態であった場合に、ステッ
プS210からの静止画取込制御処理を行う。
【0074】ステップS210からの静止画取込制御処
理では、カメラAFマイコン118は、先ず、フォーカ
スレンズ105を停止させる制御を行い(ステップS2
10)、次に、ストロボ119の補助発光部121を消
灯させる制御を行い(ステップS211)、そして、ピ
ント位置のずれを補正する制御を行う(ステップS31
2)。
【0075】ここで、カメラAFマイコン118には、
例えば、図4に示すような被写体の照度(Lux)と補
正量(mm)の対応テーブルデータが予め設定されてい
る。そこで、ステップS312では、カメラAFマイコ
ン118は、上述したステップS302にて保存した測
定データ(現在の被写体の照度)に対応する補正量を上
記図4のテーブルデータから得て、その補正量を制御信
号としてフォーカスレンズドライバ115に供給する。
この制御信号により、フォーカスレンズモータ114が
フォーカスレンズドライバ115から駆動され、フォー
カスレンズ105が上記補正量分無限寄りに移動するこ
とになる。
【0076】そして、カメラAFマイコン118は、ス
トロボ119の主発光部120を点灯させる制御を行う
と共に、静止画の取込動作制御を行って(ステップS2
13)、本処理を終了する。
【0077】上述のように、本実施の形態では、焦点調
節時と静止画取込時の照明の違いによるピント位置のず
れを補正する際に、被写体の照度に応じた補正量を用い
るように構成したことにより、ストロボ120(主発光
部120、補助発光部121)による照明以外に他の照
明がある被写体を撮影する場合等、被写体が如何なる照
度状態であっても、常に正確なピントを得ることができ
る。
【0078】つぎに、第3の実施の形態について説明す
る。
【0079】上述した第1の実施の形態では、焦点調節
時と静止画取込時の照明の違いによるピント位置のずれ
を補正するようにした。しかしながら、そのずれ量は、
ビデオカメラ100の光学特性によって変わるため、図
5に示すように、変倍レンズ(ズームレンズ)102の
移動に伴う焦点距離によって異なる。このため、ピント
位置のずれを一律に補正したのでは、変倍レンズ102
の移動状態によっては、逆にピントがずれてしまうこと
がある。
【0080】そこで、本実施の形態では、変倍レンズ1
02の移動に伴う撮像素子106に対する焦点距離が如
何なる状態であっても、常に正確なピントを得るように
する。このため、上記図1に示したAF処理プログラム
において、ステップS212の処理を、例えば、図6に
示すステップS612の処理とする。
【0081】尚、上記図6のフローチャートにおいて、
上記図1のフローチャートの処理ステップと同様の処理
ステップには同じ符号を付し、その詳細な説明は省略
し、異なる処理ステップについてのみ以下具体的に説明
する。
【0082】すなわち、カメラAFマイコン118は、
補助発光部121を消灯させる制御を行い(ステップS
202)、フォーカスレンズ105の微小駆動の制御を
行い(ステップS203)、フォーカスレンズ105が
現在合焦状態であるかの判別を行い(ステップS20
4)、その判別の結果、現在合焦状態であった場合に、
ステップS210からの静止画取込制御処理を行う。
【0083】ステップS210からの静止画取込制御処
理では、カメラAFマイコン118は、先ず、フォーカ
スレンズ105を停止させる制御を行い(ステップS2
10)、次に、ストロボ119の補助発光部121を消
灯させる制御を行い(ステップS211)、そして、ピ
ント位置のずれを補正する制御を行う(ステップS61
2)。
【0084】ここで、カメラAFマイコン118には、
例えば、上記図5に示した変倍レンズ102の移動に伴
う各焦点距離に対応したピント位置のずれ量の情報が予
め設定されている。そこで、カメラAFマイコン118
には、この情報を用いて、現在の変倍レンズ(ズームレ
ンズ)102の位置での焦点距離に対応したずれ量(補
正量)を得て、その補正量を制御信号としてフォーカス
レンズドライバ115に供給する。この制御信号によ
り、フォーカスレンズモータ114がフォーカスレンズ
ドライバ115から駆動され、フォーカスレンズ105
が上記補正量分移動することになる。
【0085】そして、カメラAFマイコン118は、ス
トロボ119の主発光部120を点灯させる制御を行う
と共に、静止画の取込動作制御を行って(ステップS2
13)、本処理を終了する。
【0086】上述のように、本実施の形態では、焦点調
節時と静止画取込時の照明の違いによるピント位置のず
れを補正する際に、変倍レンズ102の移動に伴う焦点
距離に応じた補正量を用いるように構成したことによ
り、変倍レンズ102の位置が如何なる状態であって
も、常に正確なピントを得ることができる。
【0087】尚、本発明は、上記図1に示したような1
つの機器からなる装置に適用しても、複数の機器から構
成されるシステムに適用してもよい。
【0088】また、本発明の目的は、上述した実施の形
態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプ
ログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは
装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ
(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読みだして実行することによっても、達成
されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から
読み出されたプログラムコード自体が前述した各実施の
形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することとなる。
【0089】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、上述したROM118aに限らず、例え
ば、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テ
ープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができ
る。
【0090】また、コンピュータが読みだしたプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施の形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が
実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって実
施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言う
までもない。
【0091】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、
その処理によって前述した実施の形態の機能が実現され
る場合も含まれることは言うまでもない。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1の発光手段(補助発光部)の点灯での焦点調節中は、
被写体の照度が変化しないため、焦点評価値も変化しな
い。これにより、被写体の照度変化により焦点評価値が
変化して光学系が誤動作することを防ぐことができ、高
性能な自動焦点調節を行うことができる。また、焦点調
節完了後、第2の発光手段(主発光部)の点灯時におい
て、第1の発光手段の点灯での焦点調節中におけるピン
ト位置と、第2の発光手段の点灯での画像取込時等にお
けるピント位置とのずれ量が、被写体の状態(被写体の
照度等)や変倍動作(変倍動作に伴う焦点距離等)に応
じた補正量(変更量)で補正される。これにより、被写
体や焦点距離が如何なる状態であっても、常に正確なピ
ントを得ることができる。したがって、焦点調節が誤動
作することがなく、常に正確なピントを得ることがで
き、さらに高性能な自動焦点調節を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動焦点調節装置を適用したビデ
オカメラの構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態において、上記ビデオカメラ
をオートフォーカス機能させる際に実行される処理プロ
グラムを説明するためのフローチャートである。
【図3】第2の実施の形態において、上記ビデオカメラ
をオートフォーカス機能させる際に実行される処理プロ
グラムを説明するためのフローチャートである。
【図4】被写体の照度状態によるピント位置のずれの補
正量を説明するための図である。
【図5】焦点距離によるピント位置のずれの変化を説明
するための図である。
【図6】第3の実施の形態において、上記ビデオカメラ
をオートフォーカス機能させる際に実行される処理プロ
グラムを説明するためのフローチャートである。
【図7】焦点評価値を説明するための図である。
【図8】従来のオートフォーカス機能を説明するための
フローチャートである。
【図9】従来のオートフォーカス機能の欠点を改善した
参考例を説明するためのフローチャートである。
【図10】主発光部と補助発光部の点灯でのピント位置
のずれを説明するための図である。
【符号の説明】
100 ビデオカメラ 101 固定の第1群レンズ 102 変倍レンズ102 103 絞り 104 固定の第2レンズ群 105 フォーカスコンペレンズ 106 撮像素子 107 増幅器 108 カメラ信号処理回路 109 記録回路 110 変倍レンズモータ 111 変倍レンズドライバ 112 IGモータ 113 IGドライバ 114 フォーカスコンペレンズモータ 115 フォーカスコンペレンズドライバ 116 焦点評価値処理回路 117 露出評価値処理回路 118 カメラAFマイコン 119 ストロボ 120 主発行部 121 補助発光部

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の発光手段により照明され
    た被写体像が光学系を介して撮像されることで得られた
    映像信号中の高域成分を焦点評価値として用い、その焦
    点評価値が最大となるように上記光学系を光軸方向に移
    動させて焦点調節を行う自動焦点調節装置であって、 上記焦点調節の動作制御及び上記光学系の駆動制御を行
    う制御手段を備え、 上記制御手段は、上記第1の発光手段の点灯中に上記焦
    点調節の動作制御を行い、上記第2の発光手段の点灯時
    に上記光学系の位置を変更する制御を行うことを特徴と
    する自動焦点調節装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記被写体像の状態に
    応じて上記光学系の位置を変更する制御を行うことを特
    徴とする請求項1記載の自動焦点調節装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記被写体像の照度状
    態に対応した変更量で上記光学系の位置を変更する制御
    を行うことを特徴とする請求項2記載の自動焦点調節装
    置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、上記光学系の変倍動作
    に応じて上記光学系の位置を変更する制御を行うことを
    特徴とする請求項1記載の自動焦点調節装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、上記光学系の変倍動作
    に伴う焦点距離の変化に対応した変更量で上記光学系の
    位置を変更する制御を行うことを特徴とする請求項4記
    載の自動焦点調節装置。
  6. 【請求項6】 上記制御手段は、上記光学系の位置変更
    後に上記映像信号の取込動作をさらに制御することを特
    徴とする請求項1記載の自動焦点調節装置。
  7. 【請求項7】 光学系を介した被写体像を撮像手段によ
    り撮像することで得られた映像信号の所定の高域成分を
    焦点評価値として取り出し、その焦点評価値が最大とな
    るように上記光学系を光軸方向に移動させて焦点調節を
    行う自動焦点調節装置であって、 上記被写体像の照度を高める第1及び第2の発光手段を
    備え、 上記第1の発光手段の点灯中に上記焦点調節の動作を行
    い、上記第2の発光手段の点灯時に上記光学系の位置を
    変更することを特徴とする自動焦点調節装置。
  8. 【請求項8】 上記第2の発光手段の点灯時に上記光学
    系の位置を所定量変更することを特徴とする請求項7記
    載の自動焦点調節装置。
  9. 【請求項9】 上記第2の発光手段の点灯時に上記光学
    系の位置を所定量変更し、その変更量を上記被写体像の
    状態によって変えることを特徴とする請求項7記載の自
    動焦点調節装置。
  10. 【請求項10】 上記第2の発光手段の点灯時に上記光
    学系の位置を所定量変更し、その変更量を上記被写体像
    の照度によって変えることを特徴とする請求項7記載の
    自動焦点調節装置。
  11. 【請求項11】 上記第2の発光手段の点灯時に上記光
    学系の位置を所定量変更し、その変更量を上記撮像手段
    の状態によって変えることを特徴とする請求項7記載の
    自動焦点調節装置。
  12. 【請求項12】 上記第2の発光手段の点灯時に上記光
    学系の位置を所定量変更し、その変更量を上記撮像手段
    の焦点距離によって変えることを特徴とする請求項7記
    載の自動焦点調節装置。
  13. 【請求項13】 上記光学系の位置変更後に画像取込を
    行うことを特徴とする請求項7記載の自動焦点調節装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13の何れかに記載の自動
    焦点調節装置を含むことを特徴とする撮像装置。
  15. 【請求項15】 請求項1〜13の何れかに記載の自動
    焦点調節装置を含むことを特徴とする撮像システム。
  16. 【請求項16】 第1及び第2の発光手段により照度が
    高められる被写体像が光学系を介して撮像されることで
    得られた映像信号中の高域成分を焦点評価値として用
    い、その焦点評価値が最大となるように上記光学系を光
    軸方向に移動させて焦点調節を行うための焦点調節処理
    ステップをコンピュータが読出可能に格納された記憶媒
    体であって、 上記焦点調節処理ステップは、上記第1の発光手段の点
    灯中に上記焦点調節を行い、上記第2の発光手段の点灯
    時に上記光学系の位置を変更する制御ステップを含むこ
    とを特徴とする記憶媒体。
  17. 【請求項17】 上記制御ステップは、上記被写体像の
    状態に応じて上記光学系の位置を変更するステップを含
    むことを特徴とする請求項16記載の記憶媒体。
  18. 【請求項18】 上記制御ステップは、上記被写体像の
    照度状態に対応した変更量で上記光学系の位置を変更す
    るステップを含むことを特徴とする請求項17記載の記
    憶媒体。
  19. 【請求項19】 上記制御ステップは、上記光学系の変
    倍動作に応じて上記光学系の位置を変更するステップを
    含むことを特徴とする請求項16記載の記憶媒体。
  20. 【請求項20】 上記制御ステップは、上記光学系の変
    倍動作に伴う焦点距離の変化に対応した変更量で上記光
    学系の位置を変更するステップを含むことを特徴とする
    請求項19記載の記憶媒体。
  21. 【請求項21】 上記制御ステップは、上記光学系の位
    置変更後に上記映像信号の取込動作を行うステップを含
    むことを特徴とする請求項16記載の記憶媒体。
  22. 【請求項22】 上記第1の発光手段は補助発光手段で
    あり、上記第2の発光手段は主発光手段であり、 上記第1の発光手段と第2の発光手段は、発光の波長が
    異なることを特徴とする請求項1〜15に記載の自動焦
    点調節装置或いは撮像装置或いは撮像システム。
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