JPH1168697A - 携帯電話装置 - Google Patents
携帯電話装置Info
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- JPH1168697A JPH1168697A JP22334597A JP22334597A JPH1168697A JP H1168697 A JPH1168697 A JP H1168697A JP 22334597 A JP22334597 A JP 22334597A JP 22334597 A JP22334597 A JP 22334597A JP H1168697 A JPH1168697 A JP H1168697A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Transceivers (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、携帯電話装置に関し、携帯電話の受
信回路の受信帯域を可変にして、消費電力を必要かつ十
分な値に押さえることによって、長時間の待ち受けが可
能な携帯電話装置を提供することにある。 【解決手段】携帯電話装置は、受信信号強度、パイロッ
ト信号強度、信号の符号誤り率等を測定し、受信回路の
増幅器や周波数変換器等で３次相互変調ひずみの信号の
発生が考えられる場合には、受信帯域を制御することに
より、３次相互変調ひずみの信号を低減するようにした
ものである。
信回路の受信帯域を可変にして、消費電力を必要かつ十
分な値に押さえることによって、長時間の待ち受けが可
能な携帯電話装置を提供することにある。 【解決手段】携帯電話装置は、受信信号強度、パイロッ
ト信号強度、信号の符号誤り率等を測定し、受信回路の
増幅器や周波数変換器等で３次相互変調ひずみの信号の
発生が考えられる場合には、受信帯域を制御することに
より、３次相互変調ひずみの信号を低減するようにした
ものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話装置に関
し、特に、受信回路の受信帯域を可変する手段を備えた
ことを特徴とする携帯電話装置に関する。
し、特に、受信回路の受信帯域を可変する手段を備えた
ことを特徴とする携帯電話装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】携帯電話装置における受信回路には、低
相互変調ひずみと低消費電力という相反する特性が要求
されている。
相互変調ひずみと低消費電力という相反する特性が要求
されている。
【０００３】受信回路の相互変調ひずみとは、入力波の
中に存在する２またはそれ以上の成分周波数の整数倍の
周波数の和および差の周波数成分が現れるもので、増幅
器や周波数変換器の非直線特性によるものである。
中に存在する２またはそれ以上の成分周波数の整数倍の
周波数の和および差の周波数成分が現れるもので、増幅
器や周波数変換器の非直線特性によるものである。
【０００４】したがって、受信回路の増幅器や周波数変
換器においては、受信信号のレベルが大きくなれば、そ
れに伴いダイナミックレンジを拡大して、相互変調ひず
みを低減する必要がある。しかしながら、ダイナミック
レンジを拡大するには、受信回路の増幅器や周波数変換
器の動作電圧や動作電流を増加させる必要がある。
換器においては、受信信号のレベルが大きくなれば、そ
れに伴いダイナミックレンジを拡大して、相互変調ひず
みを低減する必要がある。しかしながら、ダイナミック
レンジを拡大するには、受信回路の増幅器や周波数変換
器の動作電圧や動作電流を増加させる必要がある。
【０００５】符号分割多元接続方式とアナログ方式を共
用するデュアルモード方式において、従来の技術では、
受信帯域内の強力なアナログ方式の信号に対して相互変
調歪みによる信号が発生しないように十分な相互変調ひ
ずみ特性を確保する必要があり、消費電力を低減するこ
とが困難であった。
用するデュアルモード方式において、従来の技術では、
受信帯域内の強力なアナログ方式の信号に対して相互変
調歪みによる信号が発生しないように十分な相互変調ひ
ずみ特性を確保する必要があり、消費電力を低減するこ
とが困難であった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に着目してなされたもので、その目的とするところは、
携帯電話の受信回路の受信帯域を可変することにより、
増幅器や周波数変換器においてバイアス電流を必要かつ
十分な動作電流に押さえ、長時間の待ち受けが可能な携
帯電話装置を提供することにある。
に着目してなされたもので、その目的とするところは、
携帯電話の受信回路の受信帯域を可変することにより、
増幅器や周波数変換器においてバイアス電流を必要かつ
十分な動作電流に押さえ、長時間の待ち受けが可能な携
帯電話装置を提供することにある。
【０００７】さらに、本発明は、携帯電話の受信回路に
不要波が入力された場合に、増幅器や周波数変換器で発
生する相互変調ひずみ波を検出して、これを低減するこ
とが可能な携帯電話装置を提供することにある。
不要波が入力された場合に、増幅器や周波数変換器で発
生する相互変調ひずみ波を検出して、これを低減するこ
とが可能な携帯電話装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯電話装置
は、基地局からの無線信号を受信する受信手段と、基地
局へ無線信号を送信する送信手段と、ベースバンド信号
を前記無線信号に変調し、かつ前記無線信号をベースバ
ンド信号に復調する変復調手段と、通話信号と制御信号
を前記ベースバンド信号に符号化し、かつ前記ベースバ
ンド信号を通話信号と制御信号に復号化する符号復号手
段と、音声を前記通話信号に変換する送話器および音声
符号手段と、前記通話信号を音声に変換する受話器およ
び音声復号手段と、前記制御信号により自装置の動作を
制御し、前記基地局に必要な情報を前記制御信号として
送る制御手段とを備え、受信回路の受信帯域を可変する
手段を備えている。
は、基地局からの無線信号を受信する受信手段と、基地
局へ無線信号を送信する送信手段と、ベースバンド信号
を前記無線信号に変調し、かつ前記無線信号をベースバ
ンド信号に復調する変復調手段と、通話信号と制御信号
を前記ベースバンド信号に符号化し、かつ前記ベースバ
ンド信号を通話信号と制御信号に復号化する符号復号手
段と、音声を前記通話信号に変換する送話器および音声
符号手段と、前記通話信号を音声に変換する受話器およ
び音声復号手段と、前記制御信号により自装置の動作を
制御し、前記基地局に必要な情報を前記制御信号として
送る制御手段とを備え、受信回路の受信帯域を可変する
手段を備えている。
【０００９】さらに、本発明の携帯電話装置は、前記受
信手段に、受信チャネルの無線信号レベル、または、全
受信チャネルの無線信号レベルを検出する受信信号強度
検出手段を備え、前記受信帯域を可変する手段が、受信
信号強度検出手段によって得られた受信信号強度に関連
して動作するようにしたものである。
信手段に、受信チャネルの無線信号レベル、または、全
受信チャネルの無線信号レベルを検出する受信信号強度
検出手段を備え、前記受信帯域を可変する手段が、受信
信号強度検出手段によって得られた受信信号強度に関連
して動作するようにしたものである。
【００１０】さらに、本発明の携帯電話装置は、符号分
割多元接続方式である場合は、前記受信帯域を可変する
手段が、受信信号強度検出手段によって得られた受信信
号強度、および受信同期信号強度に関連して動作するよ
うにしたものである。
割多元接続方式である場合は、前記受信帯域を可変する
手段が、受信信号強度検出手段によって得られた受信信
号強度、および受信同期信号強度に関連して動作するよ
うにしたものである。
【００１１】さらに、本発明の携帯電話装置は、前記受
信手段に、受信信号の符号誤り率を検出する手段を備
え、前記受信帯域を可変する手段が、受信信号の符号誤
り率に関連して動作するようにしたものである。
信手段に、受信信号の符号誤り率を検出する手段を備
え、前記受信帯域を可変する手段が、受信信号の符号誤
り率に関連して動作するようにしたものである。
【００１２】さらに、本発明の携帯電話装置は、符号分
割多元接続方式とアナログ方式のいずれかを選択する場
合は、前記受信帯域を可変する手段は、符号分割多元接
続方式で通信を行う場合に動作するようにしたものであ
る。
割多元接続方式とアナログ方式のいずれかを選択する場
合は、前記受信帯域を可変する手段は、符号分割多元接
続方式で通信を行う場合に動作するようにしたものであ
る。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
例について説明する。
例について説明する。
【００１４】図１は本発明の第１の実施例における携帯
電話装置の構成図である。
電話装置の構成図である。
【００１５】まず、受信系統では、基地局（図示せず）
から送られた無線通信信号は、アンテナ１を介してデュ
プレクサ２に入力される。信号は、ここで受信周波数
（全受信チャネル）帯域が制限されて低雑音増幅器１１
に導かれる。低雑音増幅器１１で増幅された信号は、さ
らに高周波帯域通過フィルタ１２で受信周波数（全受信
チャネル）帯域が制限されて、周波数混合器１３で中間
周波数に変換される。そして、この受信中間周波信号
は、中間周波帯域通過フィルタ１４で信号帯域が制限さ
れた後、可変利得増幅器１５で必要なレベルにまで増幅
されて、復調器１６により復調される。復調後のベース
バンド信号は、ベースバンド信号処理回路６で復号化さ
れる。ここで、復号化され出力される信号には、デジタ
ル制御信号とデジタル通話信号とがあり、このうちデジ
タル制御信号は制御回路５に供給され識別される。一
方、デジタル通話信号はアナログ通話信号に戻された
後、受話器７から出力される。
から送られた無線通信信号は、アンテナ１を介してデュ
プレクサ２に入力される。信号は、ここで受信周波数
（全受信チャネル）帯域が制限されて低雑音増幅器１１
に導かれる。低雑音増幅器１１で増幅された信号は、さ
らに高周波帯域通過フィルタ１２で受信周波数（全受信
チャネル）帯域が制限されて、周波数混合器１３で中間
周波数に変換される。そして、この受信中間周波信号
は、中間周波帯域通過フィルタ１４で信号帯域が制限さ
れた後、可変利得増幅器１５で必要なレベルにまで増幅
されて、復調器１６により復調される。復調後のベース
バンド信号は、ベースバンド信号処理回路６で復号化さ
れる。ここで、復号化され出力される信号には、デジタ
ル制御信号とデジタル通話信号とがあり、このうちデジ
タル制御信号は制御回路５に供給され識別される。一
方、デジタル通話信号はアナログ通話信号に戻された
後、受話器７から出力される。
【００１６】また、可変利得増幅器１５は受信信号強度
（ＲＳＳＩ）を測定する機能を有し、この受信信号強度
信号も制御回路５に供給され、識別される。
（ＲＳＳＩ）を測定する機能を有し、この受信信号強度
信号も制御回路５に供給され、識別される。
【００１７】これに対し、送信系統では、送話音声は、
送話器８で送話信号に変換された後、ベースバンド信号
処理回路６でデジタル送話信号に変換される。このデジ
タル送話信号は制御回路５で生成されるデジタル制御信
号と共にベースバンド信号処理回路６で符号化された後
に、変調器２６に入力され直交変調信号に変調される。
変調信号は、中間周波帯域フィルタ２４で信号帯域を制
限し可変利得増幅器２５で基地局から要求されている出
力レベルになるように調整され、周波数混合器２３で所
定の周波数チャネルの高周波信号に変換される。そし
て、高周波帯域通過フィルタ２２で不要なスプリアス信
号を除去し、電力増幅器２１で所要の出力レベルにまで
増幅された後に、デュプレクサ２を介してアンテナ１か
ら基地局に送信される。
送話器８で送話信号に変換された後、ベースバンド信号
処理回路６でデジタル送話信号に変換される。このデジ
タル送話信号は制御回路５で生成されるデジタル制御信
号と共にベースバンド信号処理回路６で符号化された後
に、変調器２６に入力され直交変調信号に変調される。
変調信号は、中間周波帯域フィルタ２４で信号帯域を制
限し可変利得増幅器２５で基地局から要求されている出
力レベルになるように調整され、周波数混合器２３で所
定の周波数チャネルの高周波信号に変換される。そし
て、高周波帯域通過フィルタ２２で不要なスプリアス信
号を除去し、電力増幅器２１で所要の出力レベルにまで
増幅された後に、デュプレクサ２を介してアンテナ１か
ら基地局に送信される。
【００１８】また、局部発振系統では、制御回路５で制
御される可変周波数発振器３１で局部発信周波数を発振
する。局部発振信号は、発振器が負荷の変動の影響を受
けて周波数が変化しないように、緩衝増幅器３２により
増幅されてから、信号分配器３３により分配され、受信
系統の周波数混合器１３と送信系統の周波数混合器２３
に同時に供給される。
御される可変周波数発振器３１で局部発信周波数を発振
する。局部発振信号は、発振器が負荷の変動の影響を受
けて周波数が変化しないように、緩衝増幅器３２により
増幅されてから、信号分配器３３により分配され、受信
系統の周波数混合器１３と送信系統の周波数混合器２３
に同時に供給される。
【００１９】さらに、制御回路５はマイクロコンピュー
タを主制御部として備えたもので、可変周波数発振器３
１の周波数の設定や、復調器１６の入力レベルが適切に
なるように可変利得増幅器１５の利得を調整したり、送
信出力レベルが適切になるように可変利得増幅器２５の
利得を調整するほか、各部の制御を行う機能を有してい
る。
タを主制御部として備えたもので、可変周波数発振器３
１の周波数の設定や、復調器１６の入力レベルが適切に
なるように可変利得増幅器１５の利得を調整したり、送
信出力レベルが適切になるように可変利得増幅器２５の
利得を調整するほか、各部の制御を行う機能を有してい
る。
【００２０】次に、本発明の実施例における受信相互変
調ひずみについて説明する。図２は本発明の実施例にお
ける受信相互変調ひずみの説明図である。
調ひずみについて説明する。図２は本発明の実施例にお
ける受信相互変調ひずみの説明図である。
【００２１】図２において、携帯電話は、ＣＤＭＡ（符
号分割多元接続）方式とアナログ方式とのデュアルモー
ドに対応するため、基地局と通信を行う周波数帯ｆｄ
は、ＣＤＭＡ方式の周波数帯ｆｃとアナログ方式の周波
数帯ｆａを含んでいる。いま、ＣＤＭＡ方式チャネルの
信号４１で通信を行っている時に、アナログ方式の周波
数帯ｆａの中にアナログ方式チャネルの信号４２が、２
波あって、携帯電話の受信部にこれらの信号が同時に入
力されると、受信部の非直線ひずみにより、３次相互変
調ひずみによる信号４３が発生する。通常は、この３次
相互変調ひずみによる信号４３が発生しないように受信
機のダイナミックレンジを十分大きく取るように設計す
るが、小型化や低消費電力という点から相反する性能で
あるので、おのずと限界があり、基地局のアンテナが見
通せるような場所や、基地局に非常に近接した場所で
は、性能を満足することが難しい。図２に示すように３
次相互変調ひずみによる信号４３がＣＤＭＡ方式チャネ
ルの信号４１の信号に重なってしまうような場合には、
受信信号の品質が低下してしまう。
号分割多元接続）方式とアナログ方式とのデュアルモー
ドに対応するため、基地局と通信を行う周波数帯ｆｄ
は、ＣＤＭＡ方式の周波数帯ｆｃとアナログ方式の周波
数帯ｆａを含んでいる。いま、ＣＤＭＡ方式チャネルの
信号４１で通信を行っている時に、アナログ方式の周波
数帯ｆａの中にアナログ方式チャネルの信号４２が、２
波あって、携帯電話の受信部にこれらの信号が同時に入
力されると、受信部の非直線ひずみにより、３次相互変
調ひずみによる信号４３が発生する。通常は、この３次
相互変調ひずみによる信号４３が発生しないように受信
機のダイナミックレンジを十分大きく取るように設計す
るが、小型化や低消費電力という点から相反する性能で
あるので、おのずと限界があり、基地局のアンテナが見
通せるような場所や、基地局に非常に近接した場所で
は、性能を満足することが難しい。図２に示すように３
次相互変調ひずみによる信号４３がＣＤＭＡ方式チャネ
ルの信号４１の信号に重なってしまうような場合には、
受信信号の品質が低下してしまう。
【００２２】そこで、可変利得増幅器１５によって得ら
れた受信信号強度信号から現在の受信機入力での入力信
号レベルを知る。一方、ＣＤＭＡ信号の信号強度は、ベ
ースバンド信号処理回路６で受信パイロット強度の測定
により判るので、このＣＤＭＡ信号のパイロット信号強
度と受信信号強度信号を比較すれば、３次相互変調ひず
みによる信号４３の発生を知ることができる。または、
単純にＣＤＭＡ信号のパイロット信号強度と符号誤り率
を比較することによっても可能である。
れた受信信号強度信号から現在の受信機入力での入力信
号レベルを知る。一方、ＣＤＭＡ信号の信号強度は、ベ
ースバンド信号処理回路６で受信パイロット強度の測定
により判るので、このＣＤＭＡ信号のパイロット信号強
度と受信信号強度信号を比較すれば、３次相互変調ひず
みによる信号４３の発生を知ることができる。または、
単純にＣＤＭＡ信号のパイロット信号強度と符号誤り率
を比較することによっても可能である。
【００２３】３次相互変調ひずみによる信号４３の発生
を知ることができれば、デュプレクサ２と低雑音増幅器
１１の間にあるフィルタ切換スイッチ３を制御してアナ
ログ方式帯域用フィルタ４を並列に接続する。こうする
ことにより、アナログ方式チャネルの信号４２をシャン
トし減衰することができるので、３次相互変調ひずみに
よる信号４３を低減することができる。
を知ることができれば、デュプレクサ２と低雑音増幅器
１１の間にあるフィルタ切換スイッチ３を制御してアナ
ログ方式帯域用フィルタ４を並列に接続する。こうする
ことにより、アナログ方式チャネルの信号４２をシャン
トし減衰することができるので、３次相互変調ひずみに
よる信号４３を低減することができる。
【００２４】さらに、別の実施例として、図３の本発明
の第２の実施例における携帯電話装置の構成図を説明す
る。
の第２の実施例における携帯電話装置の構成図を説明す
る。
【００２５】受信信号は、アンテナ１から直接フィルタ
切換スイッチ３に入りＣＤＭＡ方式帯域用フィルタ１７
またはアナログ方式帯域用フィルタ４のいずれかの通信
法式に適したフィルタが選択される。このフィルタ選択
のためのフィルタ切換スイッチ３を制御する方法は、第
１の実施例で述べた通りである。ここで、各々の方式に
対して適切なフィルタが選択され、受信帯域が決められ
るので不要波による妨害を著しく低減することができ
る。
切換スイッチ３に入りＣＤＭＡ方式帯域用フィルタ１７
またはアナログ方式帯域用フィルタ４のいずれかの通信
法式に適したフィルタが選択される。このフィルタ選択
のためのフィルタ切換スイッチ３を制御する方法は、第
１の実施例で述べた通りである。ここで、各々の方式に
対して適切なフィルタが選択され、受信帯域が決められ
るので不要波による妨害を著しく低減することができ
る。
【００２６】また、送信信号は、電力増幅器２１で所要
の出力レベルにまで増幅された後に送信帯域用フィルタ
２７を介してアンテナ１から送信される。
の出力レベルにまで増幅された後に送信帯域用フィルタ
２７を介してアンテナ１から送信される。
【００２７】さらに、この第２の実施例によれば、アン
テナ１を受信用アンテナと送信用アンテナに分けて、２
つの独立したアンテナを用いる構成にすることも可能で
あり、この場合、ＣＤＭＡ方式帯域用フィルタ１７、ア
ナログ方式帯域用フィルタ４および送信帯域用フィルタ
２７の減衰帯域特性を緩和することが可能で、フィルタ
の製作が容易になるという利点もある。
テナ１を受信用アンテナと送信用アンテナに分けて、２
つの独立したアンテナを用いる構成にすることも可能で
あり、この場合、ＣＤＭＡ方式帯域用フィルタ１７、ア
ナログ方式帯域用フィルタ４および送信帯域用フィルタ
２７の減衰帯域特性を緩和することが可能で、フィルタ
の製作が容易になるという利点もある。
【００２８】上記２つの実施例では、ＣＤＭＡ自動車携
帯電話システムの移動局装置を用いて説明したが、本発
明は、必ずしもこの方式に限定されるべきものではな
く、本発明の目的を達成するために考えうる他の構成に
ついても、これを包含するものである。さらに、実施例
の中で説明している装置の構成、手段などは、実施例に
示したものに限定するものではない。
帯電話システムの移動局装置を用いて説明したが、本発
明は、必ずしもこの方式に限定されるべきものではな
く、本発明の目的を達成するために考えうる他の構成に
ついても、これを包含するものである。さらに、実施例
の中で説明している装置の構成、手段などは、実施例に
示したものに限定するものではない。
【００２９】
【発明の効果】本発明の携帯電話装置は、受信回路の受
信帯域を可変することにより、常に必要かつ十分な動作
電流とすることができるので、消費電力を低減し、長時
間の待ち受けが可能である。
信帯域を可変することにより、常に必要かつ十分な動作
電流とすることができるので、消費電力を低減し、長時
間の待ち受けが可能である。
【００３０】さらに、本発明は、携帯電話の受信回路に
不要波が入力された場合に、増幅器や周波数変換器で発
生する相互変調ひずみ波を検出して、これを自動的に低
減することができる。
不要波が入力された場合に、増幅器や周波数変換器で発
生する相互変調ひずみ波を検出して、これを自動的に低
減することができる。
【図１】本発明の第１の実施例における携帯電話装置の
構成図。
構成図。
【図２】本発明の第１の実施例における受信相互変調ひ
ずみの説明図。
ずみの説明図。
【図３】本発明の第２の実施例における携帯電話装置の
構成図。
構成図。
１ アンテナ ２ デュプレクサ ３ フィルタ切換スイッチ ４ アナログ方式帯域用フィルタ ５ 制御回路 ６ ベースバンド信号処理回路 ７ 受話器 ８ 送話器 １１ 低雑音増幅器 １２ 高周波帯域通過フィルタ（受信系） １３ 周波数混合器（受信系） １４ 中間周波帯域通過フィルタ（受信系） １５ 可変利得増幅器（受信系） １６ 復調器 １７ ＣＤＭＡ方式帯域用フィルタ ２１ 電力増幅器 ２２ 高周波帯域通過フィルタ（送信系） ２３ 周波数混合器（送信系） ２４ 中間周波帯域通過フィルタ（送信系） ２５ 可変利得増幅器（送信系） ２６ 変調器 ２７ 送信帯域用フィルタ ３１ 可変周波数発振器 ３２ 緩衝増幅器 ３３ 信号分配器 ４１ ＣＤＭＡ方式チャネルの信号 ４２ アナログ方式チャネルの信号 ４３ ３次相互変調ひずみによる信号
Claims (5)
- 【請求項１】基地局からの無線信号を受信する受信手段
と、基地局へ無線信号を送信する送信手段と、ベースバ
ンド信号を前記無線信号に変調し、かつ前記無線信号を
ベースバンド信号に復調する変復調手段と、通話信号と
制御信号を前記ベースバンド信号に符号化し、かつ前記
ベースバンド信号を通話信号と制御信号に復号化する符
号復号手段と、音声を前記通話信号に変換する送話器お
よび音声符号手段と、前記通話信号を音声に変換する受
話器および音声復号手段と、前記制御信号により自装置
の動作を制御し、前記基地局に必要な情報を前記制御信
号として送る制御手段とを備え、 受信回路の受信帯域を可変する手段を備えたことを特徴
とする携帯電話装置。 - 【請求項２】前記受信手段は、受信チャネルの無線信号
レベル、または、全受信チャネルの無線信号レベルを検
出する受信信号強度検出手段を備え、 前記受信帯域を可変する手段は、受信信号強度検出手段
によって得られた受信信号強度に関連して動作すること
を特徴とする請求項１に記載の携帯電話装置。 - 【請求項３】前記受信手段は、受信チャネルの無線信号
レベル、または、全受信チャネルの無線信号レベルを検
出する受信信号強度検出手段を備え、 符号分割多元接続方式であって、前記受信帯域を可変す
る手段は、受信信号強度検出手段によって得られた受信
信号強度、および受信同期信号強度に関連して動作する
ことを特徴とする請求項１に記載の携帯電話装置。 - 【請求項４】前記受信手段は、受信信号の符号誤り率を
検出する手段を備え、 前記受信帯域を可変する手段は、受信信号の符号誤り率
に関連して動作することを特徴とする請求項１に記載の
携帯電話装置。 - 【請求項５】符号分割多元接続方式とアナログ方式のい
ずれかを選択する場合であって、前記受信帯域を可変す
る手段は、符号分割多元接続方式で通信を行う場合に動
作することを特徴とする請求項１に記載の携帯電話装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22334597A JP3700337B2 (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 携帯電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22334597A JP3700337B2 (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 携帯電話装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1168697A true JPH1168697A (ja) | 1999-03-09 |
| JP3700337B2 JP3700337B2 (ja) | 2005-09-28 |
Family
ID=16796715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22334597A Expired - Fee Related JP3700337B2 (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 携帯電話装置 |
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| JP (1) | JP3700337B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006526931A (ja) * | 2003-06-04 | 2006-11-24 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 零ｉｆ受信機に対する適応相互変調ひずみフィルタ |
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1997
- 1997-08-20 JP JP22334597A patent/JP3700337B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006526931A (ja) * | 2003-06-04 | 2006-11-24 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 零ｉｆ受信機に対する適応相互変調ひずみフィルタ |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3700337B2 (ja) | 2005-09-28 |
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