JPH1168624A - 等化回路 - Google Patents

等化回路

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JPH1168624A
JPH1168624A JP21531497A JP21531497A JPH1168624A JP H1168624 A JPH1168624 A JP H1168624A JP 21531497 A JP21531497 A JP 21531497A JP 21531497 A JP21531497 A JP 21531497A JP H1168624 A JPH1168624 A JP H1168624A
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JP
Japan
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circuit
signal
gain
square root
pass filter
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JP21531497A
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Dietmar Stefan
ディットマー シュテファン
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高速伝送時における伝送路の損失を、位相ずれ
を起こすことなく、良好に補償することができる等化回
路を提供する。 【解決手段】入力信号Vinを伝搬するユニティパス1
1と、入力信号Vinの周波数fの平方根を求める平方
根フィルタ12と、入力信号Vinの高周波数成分を抽
出するハイパスフィルタ13と、コントロールパラメー
タρに基づくコントロール信号Vcontを2乗する2乗回
路14と、ρに基づくコントロール信号Vcontでゲイン
が設定されて信号S12を増幅するゲインコントロール
回路15と、2乗回路14で2乗されて生成されたゲイ
ンコントロール信号S14でゲインが設定されて出力信
号S13を増幅するゲインコントロール回路16と、ユ
ニティパス11を伝搬された入力信号、信号S15、お
よび信号S16を加算して出力信号Vout として出力す
る加算器17とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信分野等で用い
られ、伝送ケーブルの振幅特性等を補償するための等化
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、伝送ケーブルを用いたデータ
伝送系においては、通常は符号間干渉が存在し、データ
伝送中に種々の雑音によって妨害を受けることになる。
伝送路のSN比がたとえば30dBと比較的大きい場合
であっても、符号間干渉の存在によって、実際の伝送速
度は理論的な伝送路容量に比べてかなり遅くなってしま
う。したがって、高速伝送を行うためには、符号間干渉
を除去する必要があり、この符号間干渉および雑音等に
起因する伝送系の劣化を補償するために等化回路がデー
タの送受信系に設けられる。
【0003】同軸ケーブル(coaxial cable) やより線ケ
ーブル(twisted pair cable) 等のデータ伝送のための
電気的なケーブルを用いた伝送系においては、周波数が
高くなるほど損失が増大する。この損失の要因は、MH
z帯あるいはそれ以上の周波数帯においては、いわゆる
表皮効果(skin effec)に基づく減衰等によるものがほと
んどである。
【0004】以下に、このような伝送損失を補償する等
化回路について説明する。ケーブル伝送関数Gc(f)は次
のような簡単な式で表すことができる。
【0005】
【数1】
【0006】ここで、cはケーブル定数を、lはケーブ
ル長を示している。上述した表皮効果に基づく減衰等に
よる損失を補償するために、等化回路には、次式で示す
ように、上記(1)式で示すケーブル伝達関数の逆関数
を満足する構成が設けられる。
【0007】
【数2】
【0008】また、等化回路は、次式で示すような制御
関数を実現する必要がある。
【0009】
【数3】
【0010】ここでV(f) は可変伝達関数を、ρはケー
ブル長のコントロールパラメータ(length control para
meter)をそれぞれ示している。ケーブル長lの最大値を
lmax とすると、ρ=l/lmax で与えられる。
【0011】従来、上述した理論に従った機能を下記の
(4)式のように近似を用いて実現したボード型等化回
路(Bode-type equalizer) が提案されている。
【0012】
【数4】
【0013】図12は、このボード型等化回路の構成例
を示すブロック図である。図12に示すボード型等化回
路は、加算器1,2、関数回路3、およびケーブル長
(パラメータ)コントロール回路4により構成されてい
る。
【0014】このボード型等化回路では、関数回路3に
おいて、加算器1を通った入力信号の基づいて関数H
(f) =G(f) −1が求められる。関数回路3の出力が加
算器1にフィードバックされるとともに、関数回路3の
出力をコントロール回路4を通し、その結果の信号が加
算器1にフィードバックされる。加算器1において、入
力信号Vinと関数回路3の出力およびコントロール回
路4の出力とが加算され、その加算結果とコントロール
回路4の出力とが加算器2で加算され、その結果が出力
信号Vout として出力される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ボー
ド型等化回路は、フィードバック系を用いて等化回路と
しての機能が実現されている。ところが、このボード型
等化回路では、高周波数の入力信号とフィードバック信
号とに位相ずれが生じてしまい、誤動作を引き起こすお
それがある。
【0016】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、高速伝送時における伝送路の損
失を、位相ずれを起こすことなく、良好に補償すること
ができる等化回路を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の等化回路は、入力信号を伝搬するユニティ
パスと、入力信号の周波数の平方根を求める平方根フィ
ルタと、入力信号の高周波数成分を抽出するハイパスフ
ィルタと、コントロールパラメータρに基づくコントロ
ール信号を2乗する2乗回路と、コントロールパラメー
タρに基づくコントロール信号でゲインが設定され、こ
の設定ゲインをもって平方根フィルタの出力信号を増幅
する第1のゲインコントロール回路と、2乗回路で2乗
されて生成されたゲインコントロール信号でゲインが設
定され、この設定ゲインをもってハイパスフィルタの出
力信号を増幅する第2のゲインコントロール回路と、ユ
ニティパスを伝搬された入力信号、第1のゲインコント
ロール回路の出力信号、および第2のゲインコントロー
ル回路の出力信号を加算して出力する加算器とを有す
る。
【0018】また、本発明の等化回路は、入力信号を伝
搬するユニティパスと、入力信号の周波数の平方根を求
める平方根フィルタと、入力信号の高周波数成分を抽出
するハイパスフィルタと、コントロールパラメータρに
基づくコントロール信号を2乗する2乗回路と、コント
ロールパラメータρに基づくコントロール信号でゲイン
が設定され、この設定ゲインをもって入力信号を増幅し
て上記平行根フィルタに入力させる第1のゲインコント
ロール回路と、2乗回路で2乗されて生成されたゲイン
コントロール信号でゲインが設定され、この設定ゲイン
をもって入力信号を増幅して上記ハイパスフィルタに入
力させる第2のゲインコントロール回路と、ユニティパ
スを伝搬された入力信号、上記平方根フィルタの出力信
号、および上記ハイパスフィルタの出力信号を加算して
出力する加算器とを有する。
【0019】また、本発明では、上記回路構成は、周波
数f、コントロールパラメータρで規定される伝達関数
G(f,ρ)=〔exp(clmax f1/2 〕のマクロー
リン級数(Maclaurin series)の第1、第2および第3の
項の内容に対応付けて構成されている(cは信号が伝搬
されたケーブル定数であり、lはケーブル長であって、
lmax のその最大長である)。
【0020】また、本発明では、コントロールパラメー
タρは、信号が伝搬されたケーブル長をl、ケーブル長
lの最大値をlmax とすると、ρ=l/lmax で与えら
れるパラメータである。
【0021】また、本発明では、ユニティパスと、上記
平方根フィルタが設けられた信号ラインおよびハイパス
フィルタが設けられた信号ラインにおける遅延を調整す
る回路を有する。
【0022】また、本発明では、上記ユニティパスと、
上記平方根フィルタが設けられた信号ラインおよびハイ
パスフィルタが設けられた信号ラインにおける信号の減
衰量または増幅量を調整する回路を有する。
【0023】本発明によれば、周波数f、コントロール
パラメータρで規定される伝達関数G(f,ρ)=〔e
xp(clmax f1/2 〕のマクローリン級数(Maclaurin
series)の第1、第2および第3の項の内容に対応付け
て構成されている(cは信号が伝搬されたケーブル定数
であり、lはケーブル長であって、lmax のその最大長
である)等化回路において、伝送ケーブルを伝搬された
入力信号は、ユニティパスを伝搬されて加算器に入力さ
れるとともに、たとえば平方根フィルタおよびハイパス
フィルタに入力される。また、コントロール信号が第1
のゲインコントロール回路に供給されるとともに、2乗
回路に供給される。そして、2乗回路でコントロール信
号が2乗されたゲインコントロールが第2のゲインコン
トロール回路に供給される。
【0024】平方根フィルタでは、入力信号の周波数の
平方根が求められて第1のゲインコントロール回路に出
力される。第1のゲインコントロール回路では、コント
ロール信号でゲインが設定され、設定ゲインに基づいて
平方根フィルタの出力信号が増幅され、加算器に出力さ
れる。また、ハイパスフィルタでは、入力信号の高周波
数成分が抽出されて第2のゲインコントロール回路に出
力される。第2のゲインコントロール回路においては、
2乗回路によるゲインコントロール信号でゲインが設定
され、設定ゲインに基づいてハイパスフィルタの出力信
号が増幅され、加算器に出力される。そして、加算器に
おいて、ユニティパスを伝搬された入力信号、第1のゲ
インコントロール回路の出力信号、および第2のゲイン
コントロール回路の出力信号が加算され出力される。
【0025】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図1は、本発明に係る等化回路の第1の実施形態を示す
ブロック図である。
【0026】この等化回路10は、ユニティパス(unity
path)11、平方根フィルタ(square root filter)1
2、ハイパスフィルタ(high path filter) 13、2乗
回路(square circuit)14、ゲインコントロール回路1
5,16、および加算器17により構成されている。
【0027】ユニティパス11は、入力信号Vinを加
算器17の一入力に伝搬する。
【0028】平方根フィルタ12は、入力信号Vinの
周波数fの平方根(g(f)=f1/2) を求めてゲインコント
ロール回路15に出力する。
【0029】ハイパスフィルタ13は、入力信号Vin
の高周波数成分を抽出してゲインコントロール回路16
に出力する。このハイパスフィルタ13は、関数g(f)
=f/(f+fo)を満足する。ただしfo>>fで、
f/(f+fo)はf/foに近似できるものである。
【0030】2乗回路14は、入力信号が伝搬された伝
送ケーブル長のコントロールパラメータρに基づくコン
トロール信号Vcontを2乗して、ゲインコントロール用
信号S14としてゲインコントロール回路16に出力す
る。
【0031】ゲインコントロール回路15は、コントロ
ールパラメータρに基づくコントロール信号Vcontでゲ
インが設定され、この設定ゲインをもって平方根フィル
タ12の出力信号S12を増幅し、加算器17に出力す
る。
【0032】ゲインコントロール回路16は、コントロ
ールパラメータρに基づくコントロール信号Vcontが2
乗回路14で2乗されて生成されたゲインコントロール
信号S14でゲインが設定され、この設定ゲインをもっ
てハイパスフィルタ13の出力信号S13を増幅し、加
算器17に出力する。
【0033】加算器17は、ユニティパス11を伝搬さ
れた入力信号Vin、ゲインコントロール回路15の出
力信号S15、およびゲインコントロール回路16の出
力信号S16を加算して出力信号Vout として出力す
る。
【0034】このような構成を有する等化回路10は、
最大コントロールエラーがボード型等化回路より小さく
また、フィードバック系を持たないことから高周波数帯
においても良好な等化機能を発揮するものである。以下
に、この回路構成が同様な理論に基づいて導き出されも
のであるかを順を追って説明する。
【0035】図1に示す等化回路10は、下記(5)式
に示す前述した(3)式のいわゆるマクローリン級数(M
aclaurin series)の第1、第2および第3の項の内容に
対応付けて回路を構成している。
【0036】
【数5】
【0037】また、マクローリン級数の第3項以降の項
を取り去ったことに基づき発生するエラーについては、
ρ=1のときにエラーがゼロになるエラー訂正係数ke
を導入することにより補償できる。したがって、上記
(5)式は次式のように表すことができる。
【0038】
【数6】
【0039】ここで、前述した(2)式で示す逆関数を
上記(6)式に置換すると、下記の(7)式、(8)
式、(9)式のように展開することができる。
【0040】
【数7】
【0041】そして、上記(9)式の第1項である
「1」が、図1の等化回路10におけるユニティパス1
1として実現されている。(9)式の第2項である「ρ
ω1 1/2 」が、図1の等化回路10における平方根フ
ィルタ12およびゲインコントロール回路15として実
現されている。(9)式の第3項である「ρ2 ω1 f」
が、図1の等化回路10におけるハイパスフィルタ1
3、ゲインコントロール回路16および2乗回路14に
より実現されている。
【0042】なお、上述したエラー訂正係数ke は、下
記式に示すようにコントロール範囲が最大(ρ=1)で
リファレンス周波数foがゼロである場合の条件から得
ることができる。
【0043】
【数8】
【0044】したがって、エラー訂正係数は、次式のよ
うになる。
【0045】
【数9】
【0046】図2および図3に、本発明に係る等化回路
をMOS系回路により実現した具体的な回路構成例を示
す。図2は、ユニティパス11、平方根フィルタ12、
ハイパスフィルタ13、ゲインコントロール回路15,
16、および加算器17の具体的な回路を示している。
また、図3は、2乗回路14の具体的な回路を示してい
る。
【0047】なお、これら回路は差動信号を入出力する
回路として構成されている。したがって、出力ラインL
10,L10Bの2本が用いられている。2本の出力ラ
インL10,L10Bは出力端子Tout ,ToutBに接続
されているとともに、負荷抵抗素子R11,R12を介
して電源電圧VDDの供給ラインに接続されている。ま
た、ユニティパス11の出力、ゲインコントロール回路
15、16の出力が出力ラインL10,L10Bとワイ
ヤードオア接続されている。加算器17は、このワイヤ
ードオアにより構成されている。
【0048】ユニティパス11は、図2に示すように、
nチャネルMOS(NMOS)トランジスタNT111 〜
NT114 、抵抗素子R111 ,R112 、および電流源I11
1 により構成されている。NMOSトランジスタNT11
1 ,NT112 のソース同士が接続され、その接続点が電
流Issの電流源I111 に接続されている。NMOSトラ
ンジスタNT111ドレインはNMOSトランジスタNT1
13 のソースに接続され、NMOSトランジスタNT113
のドレインが出力ラインL10Bに接続されている。
NMOSトランジスタNT112 ドレインはNMOSトラ
ンジスタNT114 のソースに接続され、NMOSトラン
ジスタNT114 のドレインが出力ラインL10に接続さ
れている。そして、差動回路を構成するNMOSトラン
ジスタNT111 ,NT112 のゲートが差動入力信号の入
力端子Tvin ,TvinBに接続され、NMOSトランジス
タNT113 ,NT114 のゲートが差動のコントロール信
号Vcontの入力端子Tvcont ,TvcontB間の電位を抵抗
分割する直列に接続された抵抗素子R111 ,R112の接
続点に接続されている。
【0049】このように、図2におけるユニティパス1
1は、コントロール信号Vcontを受けて入力信号Vin
を加算器17、すなわち出力ラインL10,L10Bに
出力する。
【0050】平方根フィルタ12は、NMOSトランジ
スタNT121 ,NT122 、RCエレメントRC121 、お
よび電流Iss/2の電流源I121 ,I122 により構成さ
れている。
【0051】NMOSトランジスタNT121 のソースが
電流源I121 に接続され、NMOSトランジスタNT12
2 のソースが電流源I122 に接続され、NMOSトラン
ジスタNT121 およびNT122 のソース間にRCエレメ
ントRC121 が接続されている。NMOSトランジスタ
NT121 およびNT122 のドレインがゲインコントロー
ル回路15に接続されている。そして、差動回路を構成
するNMOSトランジスタNT121 ,NT122 のゲート
が差動入力信号の入力端子Tvin ,TvinBに接続されて
いる。
【0052】図2に示すように、平方根フィルタ12
は、ハイパスフィルタを構成するキャパシタの代わり
に,図4に示すように、MOSキャパシタを用いて構成
される。すなわち平方根フィルタ12は、RCエレメン
トRC111 で分布効果(distributed effect)を示す第1
次ハイパスフィルタにより構成される。このRCエレメ
ントRC111 によってフィルタの次数が1から1/2に
落ち、一定の周波数範囲においてルートf(f1/2 )フ
ィルタが構成される。
【0053】上述した分布効果は、たとえば図4に示す
ようにMOSキャパシタにおいて、キャパシタ電極の直
列抵抗が非常に大きい場合に起こる。このRCエレメン
トRC111 の入力許容範囲Yinは次式で与えられる。
【0054】
【数10】
【0055】
【数11】
【0056】また、平方根フィルタ12の周波数特性を
図5に示す。図5に示すように、RCエレメントRC11
1 は、周波数foの帯域で使用される必要がある。も
し、MOSキャパシタの長さLが長く、幅Wが狭い場合
には、上述した分布効果は1MHz以下で小さくなる。
【0057】ハイパスフィルタ13は、NMOSトラン
ジスタNT131 ,NT132 、キャパシタC131 、および
電流Iss/2の電流源I131 ,I132 により構成されて
いる。
【0058】NMOSトランジスタNT131 のソースが
電流源I131 に接続され、NMOSトランジスタNT13
2 のソースが電流源I132 に接続され、NMOSトラン
ジスタNT131 およびNT132 のソース間にキャパシタ
C131 が接続されている。NMOSトランジスタNT13
1 およびNT132 のドレインがゲインコントロール回路
16に接続されている。そして、差動回路を構成するN
MOSトランジスタNT131 ,NT132 のゲートが差動
入力信号の入力端子Tvin ,TvinBに接続されている。
【0059】2乗回路14は、図3に示すように、NM
OSトランジスタNT141 〜NT148 ,抵抗素子R141
〜R144 、および電流Issの電流源I141 により構成さ
れている。
【0060】NMOSトランジスタNT141 ,NT142
のソース同士が接続され、その接続点が電流源I141 に
接続されている。NMOSトランジスタNT141 のドレ
インがNMOSトランジスタNT143 ,NT144 のソー
ス同士の接続点に接続され、NMOSトランジスタNT
142 のドレインがNMOSトランジスタNT145 ,NT
146 のソース同士の接続点に接続されている。NMOS
トランジスタNT143 ,NT145 のドレインが抵抗素子
R143 を介して電源電圧VDDの供給ラインに接続されて
いるとともに、出力端子TVcont2に接続されている。N
MOSトランジスタNT144 ,NT146 のドレインが抵
抗素子R144 を介して電源電圧VDDの供給ラインに接続
されているとともに、出力端子TVcont2B に接続されて
いる。また、電源電圧VDDの供給ラインと接地との間に
NMOSトランジスタNT147 および抵抗素子R141 が
直列に接続されて、これらの接続点がNMOSトランジ
スタNT141 のゲートに接続されている。また、電源電
圧VDDの供給ラインと接地との間にNMOSトランジス
タNT148 および抵抗素子R142 が直列に接続されて、
これらの接続点がNMOSトランジスタNT142 のゲー
トに接続されている。
【0061】そして、NMOSトランジスタNT143 ,
NT146 およびNMOSトランジスタNT148 のゲート
が差動コントロール信号Vcontの入力端子Tvcont に接
続され、NMOSトランジスタNT144 ,NT145 およ
びNMOSトランジスタNT147 のゲートが差動コント
ロール信号Vcontの入力端子TvcontBに接続されてい
る。
【0062】ゲインコントロール回路15は、図2に示
すように、ソース同士が接続されたNMOSトランジス
タNT151 およびNT152 、NT153 およびNT154 か
らなる電流分割回路により構成されている。NMOSト
ランジスタNT151 ,NT152 のソース同士の接続点が
平方根フィルタ12のNMOSトランジスタNT121 の
ドレインに接続され、NMOSトランジスタNT153 ,
NT154 のソース同士の接続点が平方根フィルタ12の
NMOSトランジスタNT122 のドレインに接続されて
いる。そして、NMOSトランジスタNT151 ,NT15
3 のドレインが出力ラインL10に接続され、NMOS
トランジスタNT152 ,NT154 のドレインが出力ライ
ンL10Bに接続されている。
【0063】このゲインコントロール回路15は、コン
トロール信号Vcontによって、そのゲインが設定され、
このゲインをもって平方根フィルタ12の出力を増幅し
てワイヤードオア接続されてなる加算器17に出力す
る。
【0064】ゲインコントロール回路16は、図2に示
すように、ソース同士が接続されたNMOSトランジス
タNT161 およびNT162 、NT163 およびNT164 か
らなる電流分割回路により構成されている。NMOSト
ランジスタNT161 ,NT162 のソース同士の接続点が
ハイパスフィルタ13のNMOSトランジスタNT131
のドレインに接続され、NMOSトランジスタNT163
,NT164 のソース同士の接続点がハイパスフィルタ
13のNMOSトランジスタNT132 のドレインに接続
されている。そして、NMOSトランジスタNT161 ,
NT163 のドレインが出力ラインL10に接続され、N
MOSトランジスタNT162 ,NT164 のドレインが出
力ラインL10Bに接続されている。
【0065】このゲインコントロール回路16は、コン
トロール信号Vcontを2乗回路14で2乗した信号Vco
nt2 (S14)によってそのゲインが設定され、このゲ
インをもってハイパスフィルタ13の出力を増幅してワ
イヤードオア接続されてなる加算器17に出力する。
【0066】次に、上記構成における動作を説明する。
伝送ケーブルを伝搬された入力信号Vinは、ユニティ
パス11を伝搬されて加算器17の入力されるととも
に、平方根フィルタ12およびハイパスフィルタ13に
入力される。
【0067】また、コントロール信号Vcontがゲインコ
ントロール回路15に供給されるとともに、2乗回路1
4に供給される。そして、2乗回路14でコントロール
信号Vcontが2乗されゲインコントロール信号S14
(Vcont2 )がゲインコントロール回路16に供給され
る。
【0068】平方根フィルタ12では、入力信号Vin
の周波数fの平方根(g(f)=f1/2)が求められてゲインコ
ントロール回路15に出力される。ゲインコントロール
回路15では、コントロール信号Vcontでゲインが設定
され、設定ゲインに基づいて平方根フィルタ12の出力
信号が増幅され、加算器17に出力される。
【0069】また、ハイパスフィルタ13では、入力信
号Vinの高周波数成分が抽出されてゲインコントロー
ル回路16に出力される。ゲインコントロール回路16
においては、2乗回路14によるゲインコントロール信
号S14(Vcont2 )でゲインが設定され、設定ゲイン
に基づいてハイパスフィルタ13の出力信号が増幅さ
れ、加算器17に出力される。
【0070】そして、加算器17において、ユニティパ
ス11を伝搬された入力信号Vin、ゲインコントロー
ル回路15の出力信号S15、およびゲインコントロー
ル回路16の出力信号S16が加算され、信号Vout と
して出力される。
【0071】以上説明したように、本第1の実施形態に
よれば、マクローリン級数(Maclaurin series)の第1、
第2および第3の項の内容に対応付け、入力信号Vin
を伝搬するユニティパス11と、入力信号Vinの周波
数fの平方根(g(f)=f1/2)を求める平方根フィルタ12
と、入力信号Vinの高周波数成分を抽出するハイパス
フィルタ13と、長さのコントロールパラメータρに基
づくコントロール信号Vcontを2乗する2乗回路14
と、コントロールパラメータρに基づくコントロール信
号Vcontでゲインが設定され、この設定ゲインをもって
平方根フィルタ12の出力信号S12を増幅するゲイン
コントロール回路15と、コントロールパラメータρに
基づくコントロール信号Vcontが2乗回路14で2乗さ
れて生成されたゲインコントロール信号S14でゲイン
が設定され、この設定ゲインをもってハイパスフィルタ
13の出力信号S13を増幅するゲインコントロール回
路16と、ユニティパス11を伝搬された入力信号Vi
n、ゲインコントロール回路15の出力信号S15、お
よびゲインコントロール回路16の出力信号S16を加
算して出力信号Vout として出力する加算器17とを設
けて等価回路10を構成したので、フィードバック系が
なく、簡単な回路構成で、高周波数伝送に時における伝
送路の損失を位相ずれを起こさせることなく良好に補償
することができる。
【0072】また、最大コントロールエラーがボード型
等化回路より小さい。図6および図7に、9dBおよび
20dBの等化回路に本発明に係る等化回路とボード型
等化回路とのエラー特性を示す。図6が9dBの等化回
路、図7が20dBの等化回路の特性をそれぞれ示して
いる。図においては、横軸がコントロールパラメータ
を、縦軸がエラーを示している。
【0073】図からわかるように、本発明に係る等化回
路は、正側のコントロール範囲において正しく動作し、
エラー訂正が行われる。しかしながら、多くのケーブル
等化回路はコントロール範囲が正(ρ>0)の範囲で用
いられることから、不利益な特性とはならない。
【0074】第2実施形態 図8は、本発明に係る等化回路における第2の実施形態
を示すブロック図である。
【0075】本第2の実施形態が上述した第1の実施形
態と異なる点は、ユニティパス11にオールパスフィル
タ(all path filter) 18を設けて、他の入力信号の伝
搬ラインである平方根フィルタ12が設けられた信号ラ
インおよびハイパスフィル13が設けられた信号ライン
における遅延(delay) を調整するようにしたことにあ
る。
【0076】本第2の実施形態によれば、上述した第1
の実施形態の効果に加えて、より正確に損失補償を行う
ことができるという効果を得ることができる。
【0077】第3実施形態 図9は、本発明に係る等化回路の第3の実施形態を示す
ブロック図である。
【0078】本第3の実施形態が上述した第1の実施形
態と異なる点は、たとえば図10に示すような特性を有
する共通の定数係数αをユニティパス11のみならず、
他の入力信号の伝搬ラインである平方根フィルタ12が
設けられた信号ラインおよびハイパスフィル13が設け
られた信号ラインにおける減衰あるいは増幅に応用した
ものである。
【0079】このような構成においては、共通定数係数
αは、図10に示すように大きな相対的ピークを有する
ことが要求される。
【0080】本第3の実施形態によれば、上述した第1
の実施形態の効果に加えて、より正確に損失補償を行う
ことができるという効果を得ることができる。
【0081】第4実施形態 図11は、本発明に係る等化回路の第4の実施形態を示
すブロック図である。
【0082】本第3の実施形態が上述した第1の実施形
態と異なる点は、ゲインコントロール回路15および1
6を、それぞれ平方根フィルタ12の出力側およびハイ
パスフィルタ13の出力側に設ける代わりに、それぞれ
平方根フィルタ12の入力側およびハイパスフィルタ1
3の入力側に設けたことにある。
【0083】本第4の実施形態によれば、上述した第1
の実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
【0084】なお、本実施形態では、本発明に係る等化
回路をMOS系回路により実現した具体的な回路構成例
について説明したが、MOS系回路に限らず、バイポー
ラ系回路で構成できることはいうまでもない。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高速伝送時における伝送路の損失を位相ずれを起こさせ
ることなく良好に補償することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る等化回路の第1の実施形態示すブ
ロック図である。
【図2】本発明に係る等化回路をMOS系回路により実
現した具体的な回路構成例を示すもので、図1のユニテ
ィパス11、平方根フィルタ12、ハイパスフィルタ1
3、ゲインコントロール回路15,16、および加算器
17の具体的な回路を示す図である。
【図3】本発明に係る等化回路をMOS系回路により実
現した具体的な回路構成例を示すもので、図1の2乗回
路14の具体的な回路を示す図である。
【図4】本発明に係る平方根フィルタのRCエレメント
の構成例を示す図である。
【図5】本発明に係る平方根フィルタ12の特性を説明
するための図である。
【図6】従来および本発明に係る9dB等化回路のエラ
ー特性を示す図である。
【図7】従来および本発明に係る20dB等化回路のエ
ラー特性を示す図である。
【図8】本発明に係る等化回路の第2の実施形態を示す
ブロック図である。
【図9】本発明に係る等化回路の第3の実施形態を示す
ブロック図である。
【図10】図9の回路のコントロール特性を説明するた
めの図である。
【図11】本発明に係る等化回路の第4の実施形態を示
すブロック図である。
【図12】ボード型等化回路の構成例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
10,10a〜10c…等化回路、11…ユニティパス
(unity path)、12…平方根フィルタ(square root fil
ter)、13…ハイパスフィルタ(high path filter) 、
14…2乗回路(square circuit)、15,,15a,1
6,16a…ゲインコントロール回路、17…加算器、
18…オールパスフィルタ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を伝搬するユニティパスと、 入力信号の周波数の平方根を求める平方根フィルタと、 入力信号の高周波数成分を抽出するハイパスフィルタ
    と、 コントロールパラメータρに基づくコントロール信号を
    2乗する2乗回路と、 コントロールパラメータρに基づくコントロール信号で
    ゲインが設定され、この設定ゲインをもって平方根フィ
    ルタの出力信号を増幅する第1のゲインコントロール回
    路と、 2乗回路で2乗されて生成されたゲインコントロール信
    号でゲインが設定され、この設定ゲインをもってハイパ
    スフィルタの出力信号を増幅する第2のゲインコントロ
    ール回路と、 ユニティパスを伝搬された入力信号、第1のゲインコン
    トロール回路の出力信号、および第2のゲインコントロ
    ール回路の出力信号を加算して出力する加算器とを有す
    る等化回路。
  2. 【請求項2】 上記回路構成は、周波数f、コントロー
    ルパラメータρで規定される伝達関数G(f,ρ)=
    〔exp(clmax f1/2 〕のマクローリン級数(Macla
    urin series)の第1、第2および第3の項の内容に対応
    付けて構成されている(cは信号が伝搬されたケーブル
    定数であり、lはケーブル長であって、lmax のその最
    大長である)請求項1記載の等化回路。
  3. 【請求項3】 コントロールパラメータρは、信号が伝
    搬されたケーブル長をl、ケーブル長lの最大値をlma
    x とすると、ρ=l/lmax で与えられるパラメータで
    ある請求項1記載の等化回路。
  4. 【請求項4】 上記ユニティパスと、上記平方根フィル
    タが設けられた信号ラインおよびハイパスフィルタが設
    けられた信号ラインにおける遅延を調整する回路を有す
    る請求項1記載の等化回路。
  5. 【請求項5】 上記ユニティパスと、上記平方根フィル
    タが設けられた信号ラインおよびハイパスフィルタが設
    けられた信号ラインにおける信号の減衰量または増幅量
    を調整する回路を有する請求項1記載の等化回路。
  6. 【請求項6】 入力信号を伝搬するユニティパスと、 入力信号の周波数の平方根を求める平方根フィルタと、 入力信号の高周波数成分を抽出するハイパスフィルタ
    と、 コントロールパラメータρに基づくコントロール信号を
    2乗する2乗回路と、 コントロールパラメータρに基づくコントロール信号で
    ゲインが設定され、この設定ゲインをもって入力信号を
    増幅して上記平行根フィルタに入力させる第1のゲイン
    コントロール回路と、 2乗回路で2乗されて生成されたゲインコントロール信
    号でゲインが設定され、この設定ゲインをもって入力信
    号を増幅して上記ハイパスフィルタに入力させる第2の
    ゲインコントロール回路と、 ユニティパスを伝搬された入力信号、上記平方根フィル
    タの出力信号、および上記ハイパスフィルタの出力信号
    を加算して出力する加算器とを有する等化回路。
  7. 【請求項7】 上記回路構成は、周波数f、コントロー
    ルパラメータρで規定される伝達関数G(f,ρ)=
    〔exp(clmax f1/2 〕のマクローリン級数(Macla
    urin series)の第1、第2および第3の項の内容に対応
    付けて構成されている(cは信号が伝搬されたケーブル
    定数であり、lはケーブル長であって、lmax のその最
    大長である)請求項6記載の等化回路。
  8. 【請求項8】 コントロールパラメータρは、信号が伝
    搬されたケーブル長をl、ケーブル長lの最大値をlma
    x とすると、ρ=l/lmax で与えられるパラメータで
    ある請求項6記載の等化回路。
  9. 【請求項9】 上記ユニティパスと、上記平方根フィル
    タが設けられた信号ラインおよびハイパスフィルタが設
    けられた信号ラインにおける遅延を調整する回路を有す
    る請求項6記載の等化回路。
  10. 【請求項10】 上記ユニティパスと、上記平方根フィ
    ルタが設けられた信号ラインおよびハイパスフィルタが
    設けられた信号ラインにおける信号の減衰量または増幅
    量を調整する回路を有する請求項6記載の等化回路。
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