JPH1168289A - 樹脂成形基板 - Google Patents

樹脂成形基板

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JPH1168289A JP23901597A JP23901597A JPH1168289A JP H1168289 A JPH1168289 A JP H1168289A JP 23901597 A JP23901597 A JP 23901597A JP 23901597 A JP23901597 A JP 23901597A JP H1168289 A JPH1168289 A JP H1168289A
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂成形基板において、フラックスガスの発
生により半田付けが阻害され、半田付け不良が発生する
ことを抑止することを目的とする。 【解決手段】 回路パターンを形成する金属板を樹脂で
覆うように成形した樹脂成形基板において、電極部に部
品挿入穴とは別に、少なくとも一つの穴を設けることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属板で回路パタ
ーンを形成し、金属板を樹脂で覆うように成形して回路
基板として使用する樹脂成形基板に関するものであり、
特に、電子部品としてリード付き部品を挿入して使用す
るための部品挿入穴を電極部に有しており、電子部品の
接合にはフロー半田付け、もしくはディップ半田付けを
行う樹脂成形基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品は電子機器の小型化、高
機能化の要求に伴って高密度実装化され、リード線のな
い表面実装型のものが注目されつつある。そしてこのプ
リント基板の電子部品の高密度実装化は、クリーム半田
などによるリフロー半田付け技術の進歩とともに一段と
はずみがかかっている。しかしながら、大電流や高周波
を扱う電子機器分野では、電子部品の表面実装化は遅れ
ている。また従来のプリント基板では、ガラスエポキシ
樹脂や紙フェノール樹脂に銅箔で回路パターンを形成し
ているため、高密度配線を行うと電気的な絶縁信頼性が
十分に確保されず、電子機器を小型化することが困難で
あった。従って小型化を達成するために、複数の小型基
板をコネクタやリード線を使って配線する方法もある
が、基板構成が複雑となり、組み立てやコネクタ間の配
線作業が増加するとともに結果的にコストアップの要因
となっている。これらの課題を解決するために、金属板
により回路パターンを形成し、樹脂で覆ってしまうこと
により回路基板とする樹脂成形基板が注目を集めてい
る。ここで、図13から図17を参照しながら、一般的
な樹脂成形基板の製作手順について説明する。まず図1
3に金属板101を示す。回路パターンを形成する金属
板101は、通常銅や黄銅が用いられており、半田付け
時の金属板表面の酸化を防止するために、錫や半田メッ
キを施されたものが使用される。この金属板101はプ
レスやエッチングにより所望の回路パターン形状に切断
され、電子部品を挿入するための穴102が設けられ
る。次に、図14に示すように、金属板101を樹脂1
03で覆うようにして樹脂成形基板104を構成する。
この時、金属板101に設けられた穴102の周囲は樹
脂103が付着しないようにし、電子部品の電極部10
5として使用する。この時に使用される樹脂には、エポ
キシ樹脂に代表される熱硬化性の樹脂や液晶ポリマーに
代表される熱可塑性の樹脂等あらゆる樹脂が利用され
る。また樹脂成形の方法には、射出成形やトランスファ
ー成形が一般的に利用される。なお、パターンとなる金
属板101は平面的に構成されている必要はなく、必要
に応じて曲げ加工を施した後に成形を行うことにより、
図15に示すように、立体的な形状部106を持つ基板
として使用することが可能である。次に、上記のように
して構成した樹脂成形基板104に対する半田付け工程
について説明する。このような樹脂成形基板104では
金属板101の上下は樹脂103で覆われているため、
表面実装型の部品を装着することが困難である。このた
め、一般的に樹脂成形基板では挿入型部品が使用され
る。従って、樹脂成形基板104が平面形をしている場
合にはフロー半田付け工法が用いられ、樹脂成形基板1
04が立体的な形状である場合にはディップ半田付け工
法が利用される。フロー半田付けは、図16に示すよう
に、半田槽106から溶融半田107を噴出させ、搬送
部Aを搬送されてきた樹脂成形基板104の半田付け面
を溶融半田107に接触させることにより半田付けを行
う工法である。樹脂成形基板104は、良好な半田付け
を行うために、あらかじめフラックスを塗布しておく。
一般的なフロー半田付け装置ではフラクサBと呼ばれる
フラックス塗布装置を備えており、あらかじめフラック
スを半田付け面に塗布している。ここで使用されるフラ
ックスはロジンをイソプロピルアルコール等の有機溶剤
に溶解させたものである。ディップ半田付けは、図17
に示すように、半田槽106に溶融半田107を入れて
おき、あらかじめ半田付け面にフラックスを塗布した樹
脂成形基板104を上方から接触させ、一定時間の後に
樹脂成形基板104を引き上げることにより半田付けを
行う工法である。ここで、半田槽106は静かに保たれ
ている場合と、噴流させている場合があり、樹脂成形基
板104の形態に応じて使い分けられる。樹脂成形基板
104が立体的な形状をしている場合、噴流半田により
部分的に半田付けを行うことが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では樹脂成形基板104に対する半田付けに
おいて電極部105でフラックスガスが発生しやすく、
発生したガスの逃げ場がないために良好な半田付けがで
きないという問題点がある。以下この問題点について説
明する。フラックスは、半田付け時に電極部の酸化物を
除去し、純粋な金属面を露出させることにより金属接合
を確実なものとさせる役割がある。これは主に主成分で
あるロジンが金属酸化物と反応し、金属を還元させる作
用に依存している。このため、反応開始とともに、除去
された酸素とロジンとが化合物を生成することになり、
その一部は半田付け後に残渣として残留するが、残りは
ガスとなって消失していくことになる。図18に電極部
105における溶融半田107の流入状態を示す。同図
において109は電子部品のリード線である。同図に示
すように溶融半田107は、電極部105の周囲よりも
先に中央部に流入する。従って、発生したフラックスガ
ス108は、電極部105の周囲に滞留することになり
溶融半田107が金属板101に接触することを阻害し
てしまう。このため、半田付けが十分になされないとい
う現象が発生する。さらに、半田付け時に金属板101
まで溶融半田が届きにくく、良好な半田付けが行えない
という問題点もある。電極部105を形成する周囲の樹
脂103は、通常半田に対して漏れ性を示さない。特に
電極部105の径が小さい場合、溶融半田107の界面
張力が大きくなってしまう。従って、図19に示すよう
に溶融半田107が電極部105内に十分に流入しない
状態が発生する。このため、半田付けがなされないとい
う現象が発生する。また、さらには、フロー半田付けに
おいて、半田槽を通過した後の溶融半田の切れる場所が
ランダムであるため、リード先端等に溶融半田の滴が溜
まりやすく、隣接リード間に半田が付着し、半田付け不
良が発生しやすいという問題点もある。以下図20を用
いてこの問題点について説明する。フロー半田付けは同
図に示すように、樹脂成形基板104を溶融半田107
に接触させた後に引き上げるだけの工程であるため、樹
脂成形基板104接触後の溶融半田107の流れを制御
することは困難である。通常、樹脂成形基板104の半
田付け面には、電子部品のリード線109が突出してい
るため、溶融半田107から樹脂成形基板104を引き
上げる時には、溶融半田107は一番最後まで接触して
いる部分に残留する。このため、リード線109同士が
隣接している場所では、リード線109間に溶融半田1
07が残留してショートした状態となり、半田付け不良
が発生しやすい。また樹脂成形基板104からの溶融半
田107の離れ方を制御できないために、半田量が異な
るといった不具合が発生する。一方、一般的に図21に
示すようにガス抜き穴110は、通常のプリント回路基
板111の表面実装部品の電極112に設ける場合があ
る。図22に、このようなプリント回路基板111での
チップ部品113へのフロー半田付け時の状態を示す。
同図に示すようにフラックスガス108は、溶融半田1
07の流れの反対側において溶融半田107が滞留する
ことによって発生する。しかしながら、通常のチップ部
品113は大きくても一辺の大きさが2.5ミリメート
ル程度であり、ガス抜き穴110として許される寸法は
ごく小さいものとなる。従って、ガス抜きの効果はごく
わずかであるだけでなく、本来フラックスガス108の
発生そのものもほとんどない。さらに、このようなガス
抜き穴110は、プリント回路基板111に設ける場
合、基板を完成させた後に精度よくドリル等で追加工を
行う必要がある。
【0004】本発明は、樹脂成形基板において、フラッ
クスガスの発生により半田付けが阻害され、半田付け不
良が発生することを抑止することを目的とする。また、
本発明は、溶融半田の表面張力により溶融半田が電極内
部に流入せず、半田付けができないという現象を防止
し、確実な半田付けを行うことを目的とする。さらに本
発明は、半田付け時に基板が溶融半田から引き上げられ
る時の溶融半田の流れを一定にし、半田付け不良を抑止
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
樹脂成形基板は、回路パターンを形成する金属板を樹脂
で覆うように成形した樹脂成形基板において、電極部に
部品挿入穴とは別に、少なくとも一つの穴を設けること
を特徴とする。請求項2記載の本発明の樹脂成形基板
は、請求項1記載の樹脂成形基板において、穴は、部品
挿入穴の周囲に配することを特徴とする。請求項3記載
の本発明の樹脂成形基板は、回路パターンを形成する金
属板を樹脂で覆うように成形した樹脂成形基板におい
て、電極部を形成する樹脂部表面に接合材料と接合でき
る物質を配することを特徴とする。請求項4記載の本発
明の樹脂成形基板は、請求項3記載の樹脂成形基板にお
いて、電極部を形成する樹脂部表面に金属をメッキする
ことを特徴とする。請求項5記載の本発明の樹脂成形基
板は、請求項3記載の樹脂成形基板において、電極部を
形成する樹脂部表面に金属板を配することを特徴とす
る。請求項6記載の本発明の樹脂成形基板は、請求項4
記載の樹脂成形基板において、前記樹脂として金属メッ
キが可能である樹脂を用い、電極部を形成する前記樹脂
部表面にのみ金属メッキを施すことを特徴とする。請求
項7記載の本発明の樹脂成形基板は、請求項4記載の樹
脂成形基板において、基板を形成する樹脂として複数の
種類の樹脂を用い、電極部を形成する前記樹脂部表面に
は金属メッキが可能である樹脂を用いることを特徴とす
る。請求項8記載の本発明の樹脂成形基板は、回路パタ
ーンを形成する金属板を樹脂で覆うように成形した樹脂
成形基板において、基板表面に少なくとも一つの板状の
突起部を設けることを特徴とする。請求項9記載の本発
明の樹脂成形基板は、請求項8記載の樹脂成形基板にお
いて、突起部は傾斜を有することを特徴とする。請求項
10記載の本発明の樹脂成形基板は、請求項9記載の樹
脂成形基板において、突起部は半田付け時の基板搬送方
向と平行に配することを特徴とする。請求項11記載の
本発明の樹脂成形基板は、回路パターンを形成する金属
板を樹脂で覆うように成形した樹脂成形基板において、
電極部以外の位置に溝部を少なくとも一つ有することを
特徴とする。請求項12記載の本発明の樹脂成形基板
は、請求項11記載の樹脂成形基板において、溝部は半
田付け時の基板搬送方向と平行に配することを特徴とす
る。請求項13記載の本発明の樹脂成形基板は、回路パ
ターンを形成する金属板を樹脂で覆うように成形した樹
脂成形基板において、電極部を形成する樹脂部に溝部を
有することを特徴とする。請求項14記載の本発明の樹
脂成形基板は、請求項13記載の樹脂成形基板におい
て、溝部は半田付け時の搬送方向と平行になるように配
されていることを特徴とする。請求項15記載の本発明
の樹脂成形基板は、請求項13記載の樹脂成形基板にお
いて、溝部は前記電極部の中心部から外側へ向かって厚
み方向に傾斜を有することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態におけ
る樹脂成形基板は、電極部に部品挿入穴とは別に、少な
くとも一つの穴を設けることを特徴としたものであり、
電極部内で発生したフラックスガスを基板面へ放出させ
ることにより、溶融半田が電極部内に十分接触でき、良
好な半田付けが行われるという作用を有する。本発明の
第2の実施の形態における樹脂成形基板は、穴は、前記
部品挿入穴の周囲に配することを特徴としたものであ
り、フラックスガスの放出を効率よく行うことにより、
効果的に良好な半田付けが行われるという作用を有す
る。本発明の第3の実施の形態における樹脂成形基板
は、電極部を形成する樹脂部表面に接合材料と接合でき
る物質を配することを特徴としたものであり、電極部周
囲の表面が溶融半田に対し濡れ性を示すことで、溶融半
田の界面張力を小さくすることにより、電極部への溶融
半田の流入を容易なものとし、良好な半田付けが行われ
るという作用を有するとともに、接合される半田量を増
加させ、強固な半田付けが行われるという作用を有す
る。本発明の第4の実施の形態における樹脂成形基板
は、電極部を形成する前記樹脂部表面に金属をメッキす
ることを特徴としたものであり、溶融半田の界面張力を
低下させ、電極部への溶融半田の搬入を容易なものと
し、良好な半田付けが行われるという作用を有する。本
発明の第5の実施の形態における樹脂成形基板は、電極
部を形成する前記樹脂部表面に金属板を配することを特
徴としたものであり、溶融半田の界面張力を低下させ、
電極部への溶融半田の流入を容易なものとし、良好な半
田付けが行われるという作用を有する。本発明の第6の
実施の形態における樹脂成形基板は、樹脂として金属メ
ッキが可能である樹脂を用い、電極部を形成する前記樹
脂部表面にのみ金属メッキを施すことを特徴としたもの
であり、溶融半田の界面張力を低下させ、電極部への溶
融半田の流入を容易なものとし、良好な半田付けが行わ
れるという作用を有する。本発明の第7の実施の形態に
おける樹脂成形基板は、基板を形成する樹脂として複数
の種類の樹脂を用い、電極部を形成する前記樹脂部表面
には金属メッキが可能である樹脂を用いることを特徴と
したものであり、溶融半田の界面張力を低下させ、電極
部への溶融半田の流入を容易なものとし、良好な半田付
けが行われるという作用を有する。本発明の第8の実施
の形態における樹脂成形基板は、基板表面に少なくとも
一つの板状の突起部を設けることを特徴としたものであ
り、フロー半田付け時に基板が溶融半田から離れるとき
の溶融半田の流れを突起部により整流することにより、
良好な半田付けが行われるという作用を有する。本発明
の第9の実施の形態における樹脂成形基板は、突起部は
傾斜を有することを特徴としたものであり、溶融半田の
流れを突起部により、さらに効率よく整流することによ
り、良好な半田付けが行われるという作用を有する。本
発明の第10の実施の形態における樹脂成形基板は、突
起部は半田付け時の基板搬送方向と平行に配することを
特徴としたものであり、溶融半田の流れを突起部によ
り、さらに効率よく整流することにより、良好な半田付
けが行われるという作用を有する。本発明の第11の実
施の形態における樹脂成形基板は、電極部以外の位置に
基板表面に溝部を少なくとも一つ有することを特徴とし
たものであり、溶融半田の流れを溝部により、整流する
ことにより、良好な半田付けが行われるという作用を有
する。本発明の第12の実施の形態における樹脂成形基
板は、溝部は半田付け時の基板搬送方向と平行に配する
ことを特徴としたものであり、溶融半田の流れを溝部に
より、より効率的に整流することにより、良好な半田付
けが行われるという作用を有する。本発明の第13の実
施の形態における樹脂成形基板は、電極部を形成する樹
脂部に溝部を有することを特徴としたものであり、電極
部分の開口寸法を大きくすることにより見かけ上溶融半
田の界面張力を小さくし、電極部への溶融半田の流入を
促進することにより良好な半田付けが行われるという作
用を有するとともに、溝部により溶融半田の流動を一定
にし、半田付け不良を抑止するという作用を有する。本
発明の第14の実施の形態における樹脂成形基板は、溝
部は半田付け時の搬送方向と平行になるように配されて
いることを特徴としたものであり、電極部への溶融半田
の流入を促進することにより良好な半田付けが行われる
という作用を有するとともに、溝部により溶融半田の流
動を一定にし、半田付け不良を抑止するという作用を有
する。本発明の第15の実施の形態における樹脂成形基
板は、溝部は前記電極部の中心部から外側へ向かって厚
み方向に傾斜を有することを特徴としたものであり、電
極部への溶融半田の流入を促進することにより良好な半
田付けが行われるという作用を有するとともに、溝部に
より溶融半田の流動を一定にし、半田付け不良を抑止す
るという作用を有する。
【0007】
【実施例】本発明の第1の実施例について、図1を参照
しつつ以下に説明する。なお、本実施例における樹脂成
形基板4は、従来の技術で説明したように、回路パター
ンを形成する金属板1と、この金属板1を覆う樹脂3と
より構成され、金属板1には部品挿入穴2を有し、この
穴2が露出するように電極部5が設けられている。金属
板1としては、厚みが0.5ミリメートルである銅板を
使用し、エッチングにより所望の回路パターンを形成し
た。部品挿入穴2としては、φ1ミリメートル〜φ3ミ
リメートルの穴を金属板1の所定の位置に設けた。この
金属板1を金型に静置し、射出成形機を用いて、樹脂成
形基板4を成形した。使用した樹脂3は、熱可塑性の樹
脂であるPPSを用いた。部品挿入穴2を中心とした金
属板1の両面には、円形に樹脂を入れない部分を設けて
電極部5を形成した。この電極部5の大きさはφ3ミリ
メートル〜φ7ミリメートルである。また、成形した樹
脂3の厚みは、金属板1の両面にそれぞれ1ミリメート
ルずつである。
【0008】さらに、電極部5には、部品挿入穴2以外
にφ0.5ミリメートルの穴21を設けた。なお、樹脂
成形基板4の外形寸法は幅が80ミリメートル、長さが
150ミリメートルである。この樹脂成形基板4の電極
部5に代表的な挿入型部品であるリード付き抵抗を挿入
し半田付けを行った。半田付けは自動半田付け装置を使
用した。搬送装置の搬送角度は5度であり、半田には一
般的な共晶半田を使用し、溶融半田の温度は摂氏240
度とした。さらに、フラックスは一般的なロジン系のフ
ラックスを使用し、発泡フラクサにより基板の半田付け
面に塗布した後に半田付けを行った。
【0009】本実施例の樹脂成形基板4では、図2に示
すように樹脂成形基板4が溶融半田7に接触したときに
発生するフラックスガス8は、電極部5に設けられた部
品挿入穴2以外の穴21により噴出し、良好な半田付け
が行われた。なお、同図において9は電子部品のリード
線である。実際にはフラックスガス8の噴出時間はごく
わずかであり、フラックスガス8噴出後は穴21から溶
融半田7が溢れ出し、電極部5上面をも覆うことにより
半田付けの強度向上も期待できる。本実施例の樹脂成形
基板4には、部品挿入穴2のみを設けた従来の形式の電
極部も設けて比較実験を行ったが、樹脂成形基板4を1
00枚半田付けを行ったところ、本実施例の形態による
電極部5では10件の半田不足が発生したのに対し、従
来の形式の電極部では44件の半田不足が発生した。な
お、本実施例の樹脂成形基板4では電極部5に設ける穴
21の形状を丸穴としたが、半田付け時に発生するフラ
ックスガスの逃げ穴としての機能を有するものであれ
ば、形状は丸穴に限定されない。さらに、電極部に設け
る穴が電極部内部に収まっている必要もなく、穴の一部
が樹脂に覆われていても同様の効果が得られる。
【0010】さらに、図3に示すように電極部5におけ
る部品挿入穴2の周囲に穴21を配置した場合には、上
記半田付け条件にて半田付けを行ったところ半田不足が
発生しなかったため、より効果的であることが確認でき
た。なお、従来においてもプリント回路基板の電極にガ
ス抜き穴を設ける場合があることを図21を用いて説明
したが、本実施例の樹脂成形基板4では、電極部5が基
板の表面に存在せず、電極となる金属板1そのものにの
み穴を設けるという点で構成が異なっている。さらに、
本実施例の樹脂成形基板4は、基板製作上、プレス等に
よって回路パターンを形成するため、金属板1の生成時
に穴21を同時に開口できるという点でも差異が認めら
れる。また、半田付け後に溶融半田7が電極部5上部に
回り込んで接合強度の向上が期待されるという点でも優
れている。
【0011】本発明の第2の実施例について、図4、図
5を参照しつつ以下に説明する。本実施例において、第
1の実施形態のものと基本的には同一の構成要件には同
一符号を付して説明を省略する。以下の実施例において
も同様である。なお、本実施例では樹脂3としてメッキ
グレードの液晶ポリマーを用いた。一般的な成形用の樹
脂では金属をメッキすることは不可能であるが、樹脂の
配合を変えることによりメッキを可能とした樹脂が市販
されている。ここでは、このような樹脂3を用いて成形
を行い、成形後に電極部5の周囲の側面部に錫メッキ2
2を施した。この錫メッキ22を施すにあたっては、メ
ッキを必要としない部分にはマスキングを施し、不必要
な部分に錫が付着しないようにした。
【0012】本実施例の樹脂成形基板4に第1の実施例
と同様にして半田付けを行ったところ、樹脂成形基板4
が半田に接触すると同時に電極部5の側面にも半田が濡
れ上がり図5に示されるようなフィレット形状が得られ
た。これにより、半田不足が従来の電極部に対し、約5
0パーセントに減少させることができた。さらに、フィ
レットが従来の電極部から生成されるものと比較して大
きくできることにより、従来の半田付け強度よりも大き
な半田付け強度を持たせることができた。さらに、電極
部5に第1の実施例の樹脂成形基板と同様の穴を設ける
ことにより、より確実に半田付け不良を抑止することが
できた。本実施例では樹脂3に液晶ポリマーを使用し、
電極部5の側面部に錫メッキ22を施したが、半田と濡
れる物質を電極部の側面部に用いることで同様の効果が
得られる。
【0013】第3の実施例を図6に示す。同図に示すよ
うに第3の実施例による樹脂成形基板4は電極部5の側
面と同一形状の銅板23を嵌め込んでいる。側面部に嵌
め込まれた銅板23の厚みは0.1ミリメートルであ
り、基板成形後に接着剤等を用いて側面部に接着した。
これにより半田付けに対して第2の実施形態と同様の効
果が得られた。さらに、第4の実施例を図7に示す。同
図に示すように第4の実施例による樹脂成形基板4は、
その樹脂3の材料としてPPSを用い、電極部5の周囲
にはメッキグレードの液晶ポリマー24を用いて2段階
成形を行った。さらに、錫メッキ25を施している。上
述したように一般的な樹脂では金属のメッキが不可能で
あるため、半田との濡れ性を確保したい部分にのみメッ
キが可能な樹脂を用いることにより、メッキ時にマスキ
ングを必要とせず、効率よく製作することが可能であ
る。
【0014】次に本発明の第5の実施例について、図
8、図9を参照しつつ以下に説明する。本実施例は、樹
脂成形基板4の半田付けを行う面に、板状の突起部26
を設けたものである。本実施例による板状の突起部26
は、高さ3ミリメートル、幅0.5ミリメートル、長さ
4ミリメートルのものであり、樹脂成形基板4上に5ヶ
所設置している。樹脂成形基板4は、成形機を用いて樹
脂成形を行うことから金型の形状によりこれらの突起部
を一体的に形成することが可能である。これらの突起部
26は樹脂でできているため半田との濡れ性を示さな
い。そのため半田付け時に溶融半田の流れを整流するこ
とができる。溶融半田から樹脂成形基板を引き上げると
きに、溶融半田の滴がランダムに発生し、これらが挿入
部品のリード線等の突起部に溜まりやすくなるが、これ
らの樹脂の突起部26により滞留しようとする溶融半田
の滴の切れる位置を決めることができる。上述した滴の
滞留を発生しやすい箇所の近傍に樹脂の突起部を配置す
ることにより効果的に半田付け不良の発生を抑止するこ
とができる。これらの突起部は溶融半田の流れを制御で
きる形であればよく、本実施形態における形状、寸法に
限定されるものではない。
【0015】さらに、図9に示すように、板状の突起部
27に傾斜をつけることにより、より効果的に溶融半田
の流れを抑制することができ、良好な半田付けを行うこ
とができる。さらに、これらの傾斜を有する板状の突起
部27を搬送方向と平行、つまり半田の流れと平行にな
るように配置することにより、より好適な半田付けを行
うことができる。
【0016】次に、本発明の第6の実施例について、図
10を参照しつつ以下に説明する。本実施例は、樹脂成
形基板4の半田付けを行う面に溝部28を設けたもので
ある。本実施例による溝部28は、深さ0.5ミリメー
トル、幅0.5ミリメートルで、樹脂成形基板4の長手
方向を貫くように配置されている。本実施例による溝部
28は、半田付け時に発生する滴の滞留を防止し、溶融
半田の流れを制御することで半田付け不良を抑止でき
る。ここでは、溝部28を溶融半田が滞留しやすい箇所
の近辺に配置し、滞留する溶融半田を溝部28の方向へ
流し込むことにより防止することができる。この溝部2
8は、溶融半田の流れを制御できる形であればよく、本
実施形態における形状、寸法に限定されるものではな
い。さらに、この溝部28を搬送方向と平行、つまり半
田の流れと平行になるように配置することにより、より
好適な半田付けを行うことができる。
【0017】次に、本発明の第7の実施例について、図
11を参照しつつ以下に説明する。本実施例は、電極部
5の周辺樹脂部に溝部29を設けたものである。電極部
5は、φ3ミリメートルであり、溝部29は、幅1ミリ
メートル、長さ1ミリメートルとした。また、溝部29
の深さは0.7ミリメートルとし、金属板1が露出しな
い深さとした。本実施例による溝部29は、電極部5の
開口部を大きくすることにより見かけの界面張力を小さ
くすることができる。また、この溝部29を設けること
により、溶融半田の流れを溝部29の方向に導くような
制御ができるために、半田付けを効果的に行うことがで
きる。これらの溝部29は溶融半田の流れを制御できる
形であればよく、本実施形態における形状、寸法に限定
されるものではない。さらに、これらの溝部29を搬送
方向と平行、つまり半田の流れと平行になるように配置
することにより、より溶融半田の流入を行いやすくする
だけでなく、溶融半田の切れもよくなり、より好適な半
田付けを行うことができる。さらに、図12に示すよう
に溝部29に外側が高くなっていくような傾斜面29a
を設けることにより、効果をより高めることができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電極部内
で発生したフラックスガスを基板面へ放出させることに
より、溶融半田が電極部内に十分接触でき、良好な半田
付けが行われるという効果を有する。また本発明は、フ
ラックスガスの放出を効率よく行うことにより、効果的
に良好な半田付けが行われるという効果を有する。また
本発明は、電極部周囲の表面が溶融半田に対し濡れ性を
示すことで、溶融半田の界面張力を小さくすることによ
り、電極部への溶融半田の流入を容易なものとし、良好
な半田付けが行われるという効果を有するとともに、接
合される半田量を増加させ、強固な半田付けが行われる
という効果を有する。また本発明は、溶融半田の界面張
力を低下させ、電極部への溶融半田の搬入を容易なもの
とし、良好な半田付けが行われるという効果を有する。
また本発明は、フロー半田付け時に基板が溶融半田から
離れるときの溶融半田の流れを突起部により整流するこ
とにより、良好な半田付けが行われるという効果を有す
る。また本発明は、溶融半田の流れを突起部により、さ
らに効率よく整流することにより、良好な半田付けが行
われるという効果を有する。また本発明は、溶融半田の
流れを溝部により、整流することにより、良好な半田付
けが行われるという効果を有する。また本発明は、電極
部分の開口寸法を大きくすることにより見かけ上溶融半
田の界面張力を小さくし、電極部への溶融半田の流入を
促進しすることにより良好な半田付けが行われるという
効果を有するとともに、溝部により溶融半田の流動を一
定にし、半田付け不良を抑止するという効果を有する。
また本発明は、電極部への溶融半田の流入を促進するこ
とにより良好な半田付けが行われるという効果を有する
とともに、溝部により溶融半田の流動を一定にし、半田
付け不良を抑止するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である樹脂成形基板の構
成を示す概念図
【図2】同樹脂成形基板の断面図
【図3】他の実施形態である樹脂成形基板の要部を示す
概念図
【図4】本発明の第2の実施例である樹脂成形基板の構
成を示す断面図
【図5】同樹脂成形基板の半田付け後のフィレット形状
を示す断面図
【図6】本発明の第3の実施例である樹脂成形基板の構
成を示す断面図
【図7】本発明の第4の実施例である樹脂成形基板の構
成を示す断面図
【図8】本発明の第5の実施例である樹脂成形基板の構
成を示す概念図
【図9】同傾斜付き突起部を示す概念図
【図10】本発明の第6の実施例である樹脂成形基板の
構成を示す概念図
【図11】本発明の第7の実施形態である樹脂成形基板
の構成を示す概念図
【図12】同傾斜付き溝を示す断面図
【図13】従来例における樹脂成形基板の金属板のみを
示す概念図
【図14】同金属板を樹脂で覆った様子を示す概念図
【図15】曲げ加工部を有する従来例における樹脂成形
基板を示す概念図
【図16】従来例におけるフロー半田付けを示す概念図
【図17】従来例におけるディップ半田付けを示す概念
【図18】従来例における樹脂成形基板のフラックスガ
スの発生を示す断面図
【図19】従来例における樹脂成形基板の溶融半田の流
入の抑止を示す断面図
【図20】従来例における樹脂成形基板のフロー半田付
けにおける半田付け不良の様子を示す概念図
【図21】従来例におけるプリント回路基板上のガス抜
き穴の構成を示す概念図
【図22】同半田付け時の様子を示す概念図
【符号の説明】
1 金属板 2 部品挿入穴 3 樹脂 4 樹脂成形基板 5 電極部 21 穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 建夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路パターンを形成する金属板を樹脂で
    覆うように成形した樹脂成形基板において、電極部に部
    品挿入穴とは別に、少なくとも一つの穴を設けることを
    特徴とする樹脂成形基板。
  2. 【請求項2】 前記穴は、前記部品挿入穴の周囲に配す
    ることを特徴とする請求項1記載の樹脂成形基板。
  3. 【請求項3】 回路パターンを形成する金属板を樹脂で
    覆うように成形した樹脂成形基板において、電極部を形
    成する樹脂部表面に接合材料と接合できる物質を配する
    ことを特徴とする樹脂成形基板。
  4. 【請求項4】 電極部を形成する前記樹脂部表面に金属
    をメッキすることを特徴とする請求項3記載の樹脂成形
    基板。
  5. 【請求項5】 電極部を形成する前記樹脂部表面に金属
    板を配することを特徴とする請求項3記載の樹脂成形基
    板。
  6. 【請求項6】 前記樹脂として金属メッキが可能である
    樹脂を用い、電極部を形成する前記樹脂部表面にのみ金
    属メッキを施すことを特徴とする請求項4記載の樹脂成
    形基板。
  7. 【請求項7】 基板を形成する樹脂として複数の種類の
    樹脂を用い、電極部を形成する前記樹脂部表面には金属
    メッキが可能である樹脂を用いることを特徴とする請求
    項4記載の樹脂成形基板。
  8. 【請求項8】 回路パターンを形成する金属板を樹脂で
    覆うように成形した樹脂成形基板において、基板表面に
    少なくとも一つの板状の突起部を設けることを特徴とす
    る樹脂成形基板。
  9. 【請求項9】 前記突起部は傾斜を有することを特徴と
    する請求項8記載の樹脂成形基板。
  10. 【請求項10】 前記突起部は半田付け時の基板搬送方
    向と平行に配することを特徴とする請求項9記載の樹脂
    成形基板。
  11. 【請求項11】 回路パターンを形成する金属板を樹脂
    で覆うように成形した樹脂成形基板において、電極部以
    外の位置に溝部を少なくとも一つ有することを特徴とす
    る樹脂成形基板。
  12. 【請求項12】 前記溝部は半田付け時の基板搬送方向
    と平行に配することを特徴とする請求項11記載の樹脂
    成形基板。
  13. 【請求項13】 回路パターンを形成する金属板を樹脂
    で覆うように成形した樹脂成形基板において、電極部を
    形成する樹脂部に溝部を有することを特徴とする樹脂成
    形基板。
  14. 【請求項14】 前記溝部は半田付け時の搬送方向と平
    行になるように配されていることを特徴とする請求項1
    3記載の樹脂成形基板。
  15. 【請求項15】 前記溝部は前記電極部の中心部から外
    側へ向かって厚み方向に傾斜を有することを特徴とする
    請求項13記載の樹脂成形基板。
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