JPH116749A - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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JPH116749A
JPH116749A JP17997698A JP17997698A JPH116749A JP H116749 A JPH116749 A JP H116749A JP 17997698 A JP17997698 A JP 17997698A JP 17997698 A JP17997698 A JP 17997698A JP H116749 A JPH116749 A JP H116749A
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JP
Japan
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cylindrical ceramic
case member
pair
electromagnetic flowmeter
seal
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Application number
JP17997698A
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English (en)
Inventor
Tamio Ishihara
民雄 石原
Yutaka Sakurai
裕 桜居
Souzou Fujimoto
創造 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Instruments Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Instruments Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電磁流量計をプロセス配管に取付ける時及び流
体温度が変化した時に、測定管に過大な応力が加わらな
いようにすることにより、測定管の破損を防ぐことを目
的とする。 【解決手段】セラミック測定管1は外周部はOリング1
4a〜14dに径方向で嵌合し、ケース部材15にシー
ルされた状態で挾持される。ケース部材15は接地リン
グ5a,5bに、Oリングの一個挾み押し当てられる。
一方測定管の軸長はケース部材よりも短く接地リングに
接触しないので、軸力を受けることはない。測定管の形
状は、薄肉単純円筒形とし熱応力に強い形状とし、ケー
ス部材内に軟質のOリングを介して浮いている構造とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁流量計に係り、
とくに、高温流体,腐食性流体,摩耗性流体等の流量を
測定するに好適なセラミックパイプからなる測定管を有
する電磁流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁流量計は、磁界に直交して導電性の
被測定流体が流れると、印加した磁界の強さと流体の流
速との積に比例する起電力が発生し、この起電力を一対
の電極で検出することにより流量を測定できるという原
理に基づく。この流量計の被測定流体に接液する測定管
には、一般に耐食性,電気的な絶縁性をもたせるため
に、内面にゴムやふっ化エチレン樹脂でライニングが施
されている。最近、とくにこの部分の耐熱性,耐摩耗性
を向上させるため、測定管としてセラミック製のパイプ
を用いた電磁流量計が製品化されている。代表的な公知
例として、公表特許公報(昭58−501552号)磁気誘導型
流量測定装置用測定値検出器などがある。
【0003】図2に従来のセラミック電磁流量計の構造
を示す。図において1はセラミックパイプからなる測定
管であり、この測定管1中を被測定流体が流れる。測定
管1には一対の電極4がパイプの径方向に対向して取付
けられている。前記測定管1はその両端部に厚肉のフラ
ンジ部を有しこのフランジ部の外周部において、ケース
部材7に有機系又は無機系の接着剤によって固着されて
いる。前記測定管1の中央部の外周近傍には電磁コイル
2a,2b及びコア3が配置され、これらコイル2a,
2b及びコア3によって測定管1内部を貫通して磁界が
発生する。この磁界中を測定管1内を流れる流体が横切
ることにより、流体中に電位が発生し、この電流を前記
一対の電極4により検出する。前記ケース部材7の中央
部には配線取出部9が形成され、この配線取出部9を介
して、電磁コイルへの励磁配線及び電極からの検出信号
配線が外部の端子部と接続される。
【0004】この電磁流量計はプロセス配管の一対の配
管フランジ11a,11bにはさまれた状態で、接地リ
ング5a,5b及びその両端のガスケット10a,10
bを介してボルト12,ナット13によって締付け取付
けられる。該接地リングは流体に接液するとともに、電
磁流量計の接地ラインに接続され、流体の電位と電磁流
量計の接地電位を共通にする。ガスケット10a,10
bによってプロセス配管フランジ11a,11bと接地
リング5a,5b間及び接地リング5a,5bと電磁流
量計の測定管1間は液密状態に保たれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来方式の電
磁流量計は下記の問題点を有する。
【0006】電磁流量計をプロセス配管に取付ける時、
ボルトを数1000N・cmのトルクで締付けることによ
り、ガスケットに軸方向(厚さ方向)の圧縮力を与え、
液密性を保持する。この締付力を電磁流量計の測定管の
フランジ面で受けるため、フランジ面には数10MPa
〜数100MPaの大きな面圧が加わる。
【0007】この時、測定管1のフランジ部には図3に
示すような応力が発生する。この応力分布は、筆者が有
限要素法による数値解析により確認検証したものであ
り、以下に説明する。すなわち、この面圧により測定管
の円筒部には軸方向に圧縮応力が発生し、さらにフラン
ジの付根部には曲げによる大きな圧縮応力と引張応力が
発生する。この挙動は、パイプフランジ部に矢印で示す
曲げモーメントが発生し、フランジが矢印方向に曲げら
れていることを意味している。
【0008】一般にセラミックの場合、引張り強さは圧
縮強さの10分の1程度であり、前記引張応力がセラミ
ック測定管を破断させる原因となる場合が多く、実際に
も図4に示す位置から破断することが検証された。
【0009】このため、本構造の電磁流量計ではプロセ
ス配管に取付ける際のボルトの締付トルクの上限が規定
されている場合が多く、この値を超えて締付けられる
と、セラミック測定管が破断する可能性がある。また、
規定トルク以内で締付けた場合でも、一方のボルトのみ
を締付ける所謂片締状態になると、過大な引張応力が発
生し破断に至る可能性がある。
【0010】また、本例のように測定管フランジ部は厚
肉となってしまうため、流体の温度が急変した場合フラ
ンジ部には過大な熱応力が発生し、やはりセラミック測
定管破損の原因となる。数値解析によれば、ヒートショ
ックの加わったときの熱応力の大きさは肉厚が厚い程大
きくなるので、パイプを薄くする必要がある。
【0011】しかしながら、パイプを薄くすると、前述
のボルト締付力に対する強度がさらに弱くなってしま
い、両者を同時に解決することはできない。
【0012】本発明は、係る従来構造の問題点を解決
し、電磁流量計をプロセス配管に取付ける時に、セラミ
ック測定管内に過大な引っ張り応力が発生せず、更にヒ
ートショックに対しても強い電磁流量計を提供すること
を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、配管途中に設けられた一対のフランジ
部材と、前記一対のフランジ部材の間に設けられたケー
ス部材と、前記ケース部材に格納された筒状セラミック
を有し、前記配管を流れる被測定流体を前記筒状セラミ
ックに導いて流量を測定するものにおいて、前記筒状セ
ラミックの外周部のほぼ軸と平行な部分と前記ケース部
材の間にシール部材を介在させてシールするように構成
した。
【0014】また、配管途中に設けられた一対のフラン
ジ部材と、前記一対のフランジ部材の間に設けられたケ
ース部材と、前記ケース部材に格納された筒状セラミッ
クを有し、前記配管を流れる被測定流体を前記筒状セラ
ミックに導いて流量を測定するものにおいて、前記筒状
セラミックと前記ケース部材の間にリング状シール部材
を介在させてシールし、前記リング状シール部材の断面
中心が前記筒状セラミック外周部より径方向外側となる
ように前記リング状シール部材を配置するように構成し
た。
【0015】また、配管途中に設けられた一対のフラン
ジ部材と、前記一対のフランジ部材の間に設けられたケ
ース部材と、前記ケース部材に格納された筒状セラミッ
クを有し、前記配管を流れる被測定流体を前記筒状セラ
ミックに導いて流量を測定する電磁ものにおいて、前記
筒状セラミックと前記ケース部材の間にシール部材を介
在させてシールし、前記筒状セラミックの肉厚は内径の
5〜10%であるように構成した。
【0016】また、配管途中に設けられた一対のフラン
ジ部材と、前記一対のフランジ部材の間に設けられたケ
ース部材と、前記ケース部材に格納された筒状セラミッ
クを有し、前記配管を流れる被測定流体を前記筒状セラ
ミックに導いて流量を測定するものにおいて、前記筒状
セラミックと前記ケース部材の間にシール部材を介在さ
せてシールし、前記筒状セラミックと前記フランジ部材
の間にガスケット及び接地リングを介在させるように構
成した。
【0017】また、配管途中に設けられた一対のフラン
ジ部材と、前記一対のフランジ部材の間に設けられたケ
ース部材と、前記ケース部材に格納された筒状セラミッ
クを有し、前記配管を流れる被測定流体を前記筒状セラ
ミックに導いて流量を測定するものにおいて、前記筒状
セラミックの外周部のほぼ軸と平行な部分にシール部材
を接触させて前記フランジ部材との間をシールするよう
に構成した。
【0018】また、配管途中に設けられた一対のフラン
ジ部材と、前記一対のフランジ部材の間に設けられたケ
ース部材と、前記ケース部材に格納された筒状セラミッ
クを有し、前記配管を流れる被測定流体を前記筒状セラ
ミックに導いて流量を測定するものにおいて、前記筒状
セラミックにリング状シール部材を接触させて前記フラ
ンジ部材との間をシールし、前記リング状シール部材の
断面中心が前記筒状セラミック外周部より径方向外側と
なるように前記リング状シール部材を配置するように構
成した。
【0019】また、配管途中に設けられた一対のフラン
ジ部材と、前記一対のフランジ部材の間に設けられたケ
ース部材と、前記ケース部材に格納された筒状セラミッ
クを有し、前記配管を流れる被測定流体を前記筒状セラ
ミックに導いて流量を測定するものにおいて、前記筒状
セラミックにシール部材を接触させて前記フランジ部材
との間をシールし、前記筒状セラミックの肉厚は内径の
5〜10%であるように構成した。
【0020】また、配管途中に設けられた一対のフラン
ジ部材と、前記一対のフランジ部材の間に設けられたケ
ース部材と、前記ケース部材に格納された筒状セラミッ
クを有し、前記配管を流れる被測定流体を前記筒状セラ
ミックに導いて流量を測定する電磁流量計において、前
記筒状セラミックにシール部材を接触させて前記フラン
ジ部材との間をシールし、前記筒状セラミックと前記フ
ランジ部材の間にガスケット及び接地リングを介在させ
るように構成した。
【0021】
【発明の実施の形態】図1に本発明の電磁流量計検出器
の断面図を示す。1はセラミックを素材として成形され
た測定管で、本測定管1中を被測定流体が流れる。測定
管1の外側には一対の電磁コイル2a,2bが取付けら
れ、さらにその外側にはコア3が前記電磁コイル2a,
2bを囲むように配置されている。この電磁コイル2
a,2b及びコア3で測定管1を上下方向に横切る磁界
を発生させる。電磁コイル2a,2bは一般に方形波で
周期的にオンオフを繰返す直流電流で励磁される。前記
測定管の中央部には磁界の方向及び流れの方向に直交す
る方向に一対の電極4が形成されている。この電極4を
介して流体中に発生した起電力が検出される。また電極
4は測定管1の外周面に面状に形成され、流体との静電
容量結合によって起電力を検出してもよい。
【0022】前記測定管1は、単純な薄肉円筒形をした
高純度アルミナなどの耐食性の良いセラミックより形成
されており、肉厚は内径の5〜10%の厚さを有してい
る。一方、該測定管1の両端近傍の外周部には、複数対
のOリング14a,14bを介してケース部材15に保
持され、電磁流量計内部への液体浸入を防止している。
【0023】また、該ケース部材15の両端面16a,
16bは被測定流体を接地電位にする接地リング5a,
5bが押し当てられ、その内端には前記Oリング15
a,15bが挾み込まれ両者を液密にシールする。この
とき、Oリング15a,15bの両外側面は、端面16
a,16bよりも出張っており前記接地リング5a,5
bに押し付けられ潰されることによりシール可能とな
る。前記測定管1の軸長は、ケース部材15のそれより
も短く造られているので、前記接地リング5a,5bに
は接触しない。
【0024】さらに、接地リング5a,5bの外側面は
ガスケット10a,10bを介してプロセス配管のフラ
ンジ11a,11bに挾まれ、複数個のボルト12及び
ナット13で締付けられ、電磁流量計は液密状態でプロ
セス配管に取付けられる。
【0025】一方、ケース部材15は円筒中央部に開口
部9を有し、この開口部9により、前記電磁コイル2
a,2bへ外部から電流を供給する配線、及び電極4か
らの信号を外部の増幅部へ取出す配線の導入,導出を行
う。
【0026】係る構造の電磁流量計に於いて、プロセス
配管取付時にボルト12及びナット13を用いてフラン
ジ11a,11b間に電磁流量計を挾んで締付けた場
合、フランジ11a及びガスケット部材10aを介して
接地リング5aに加わった前記圧縮力は、ケース部材1
5全体に軸方向に圧縮力が働く。しかし、測定管1に対
しては、接地リング5aとの間に隙間が有ることにより
力が伝達されず、プロセス配管取付時の力は測定管1に
は一切加わらない。
【0027】また、測定管1内の被測定流体の温度が急
変した場合、測定管1は、その内外面に温度差を生じ内
部に熱応力が発生する。この応力値は、測定管の肉厚が
厚いほど大きく、偏肉がある程大きいことが有限要素法
による計算及び実験により確認された。また一般に、セ
ラミックは圧縮よりも引っ張り力に弱いので、内面が急
冷された場合が最も破損しやすいことが確認できた。本
実施例は、測定管1が薄肉単純円筒で有り、内部熱応力
の発生が少ない形状を選んだ。
【0028】一方測定管1及びケース部材15の温度差
及び線膨張係数の差によって各々は軸方向,径方向に寸
法変化し、両者間に熱応力が発生する筈であるが、測定
管1軟質のOリングを介してケース部材15内に浮いて
いる構造であるため、両者間のすき間が変化するのみ
で、測定管1には力が加わらない。
【0029】また、本図の接地リング5a,5bが不要
な場合は、ガスケット10a,10bも取外しケース側面
16a,16bを直接配管フランジ11a,11bに接
触させても良い。
【0030】一方また、被測定流体が腐食性を有してい
る場合、本実施例によればOリングで被測定流体をシー
ルできるので、ケース部材の材質に特別な耐食性は要求
されず、ステンレス鋼などの汎用材料で形成できる。ま
た本構造によれば、接地リングも単なる平板で良く、接
地リングを白金などの貴金属の耐食材料の箔で形成すれ
ば、容易に耐食性のある電磁流量計が提供できる。
【0031】さらにこの時、外側のOリング14a,1
4dを交換容易に取付けておけば、被測定流体の腐食性
の程度によりOリングを選択して仕様できる。
【0032】このように、本実施例では、セラミックパ
イプからなる測定管を、両端に顕著なフランジ部を有し
ない薄い筒状に形成し、その両端部に近い外周面に一対
または複数対からなるOリングなどのシール材を介して
ケース部材に固定し被測定流体が電磁流量計内部に侵入
するのを防止する。
【0033】このとき、一番外側のシール材の外側面は
前記ケース部材及び測定管の端面よりも外側に位置し、
直接または接地リングとガスケットとを介して配管のフ
ランジに押し当てられ、被測定流体がケース部材と配管
フランジ間から漏れるのを防止する。
【0034】また、前記測定管の軸長は前記ケース部材
の軸長よりも僅かに短くしてあるため、流量計を一対の
フランジ間に複数個のボルトで締付け固定する際に、そ
の締付力は全てケース部材に伝達され、測定管には伝達
されない。
【0035】上記により、ヒートショックにもボルトの
過剰締付けにも強い電磁流量計を提供できる。
【0036】要約すると、接地リングを使用する場合、
ボルトによる締付力は、配管フランジ−ガスケット−接
地リング−(Oリング)−ケース部材の順序で伝達され
各部材間を液封する。この時Oリングは軟らかいので押
し潰されて接地リングとケース部材は直接接触し押し付
けられる。一方接地リングを使用しない場合には、前記
配管フランジが直接Oリング及びケース部を押し付け
る。
【0037】前述の如く、セラミック測定管はケース部
材の軸長よりも僅かに短く作られているので、配管フラ
ンジや接地リングに接触することが無いので、締付力を
その端面に受けることがない。よって、ボルトを過剰に
締付けても測定管は破損しない。
【0038】一方、測定管は薄肉円筒形状をしており、
従来例の様に厚肉部が無いので、被測定流体の温度が急
変した場合でも測定管内外面の温度差が少なく、従って
測定管内に発生する熱応力も少ない。また、ケース部と
測定管部の温度差によって発生する熱応力もOリングに
よって逃げられるので殆ど無視できる。
【0039】
【発明の効果】本発明では、プロセス配管取付時の過大
な締付力が印加された場合にも、高温又は低温の測定液
体が流れた場合にも、測定管に過大な力が加わることを
防止し、更に、腐食性のある被測定流体にも容易に対応
できる信頼性の高い電磁流量計を提供できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電磁流量計の側断面図である。
【図2】従来の電磁流量計の側断面図である。
【図3】従来の電磁流量計のセラミック測定管応力分布
を示す説明図である。
【図4】従来の電磁流量計のセラミック測定管破断状況
を示す説明図である。
【符号の説明】
1…測定管、5a,5b…接地リング、14a,14
b,14c,14d…Oリング、15…ケーシング部
材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜居 裕 茨城県勝田市市毛882番地 株式会社日立 製作所計測器事業部内 (72)発明者 藤本 創造 茨城県勝田市堀口字長久保832番地2 日 立計測エンジニアリング株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配管途中に設けられた一対のフランジ部材
    と、前記一対のフランジ部材の間に設けられたケース部
    材と、前記ケース部材に格納された筒状セラミックを有
    し、前記配管を流れる被測定流体を前記筒状セラミック
    に導いて流量を測定する電磁流量計において、前記筒状
    セラミックの外周部のほぼ軸と平行な部分と前記ケース
    部材の間にシール部材を介在させてシールすることを特
    徴とする電磁流量計。
  2. 【請求項2】前記フランジ部材と前記筒状セラミックの
    間に介在部材を設け、前記シール部材は前記介在部材に
    接触してシールすることを特徴とする電磁流量計。
  3. 【請求項3】配管途中に設けられた一対のフランジ部材
    と、前記一対のフランジ部材の間に設けられたケース部
    材と、前記ケース部材に格納された筒状セラミックを有
    し、前記配管を流れる被測定流体を前記筒状セラミック
    に導いて流量を測定する電磁流量計において、前記筒状
    セラミックと前記ケース部材の間にリング状シール部材
    を介在させてシールし、前記リング状シール部材の断面
    中心が前記筒状セラミック外周部より径方向外側となる
    ように前記リング状シール部材を配置することを特徴と
    する電磁流量計。
  4. 【請求項4】配管途中に設けられた一対のフランジ部材
    と、前記一対のフランジ部材の間に設けられたケース部
    材と、前記ケース部材に格納された筒状セラミックを有
    し、前記配管を流れる被測定流体を前記筒状セラミック
    に導いて流量を測定する電磁流量計において、前記筒状
    セラミックと前記ケース部材の間にシール部材を介在さ
    せてシールし、前記筒状セラミックの肉厚は内径の5〜
    10%であることを特徴とする電磁流量計。
  5. 【請求項5】配管途中に設けられた一対のフランジ部材
    と、前記一対のフランジ部材の間に設けられたケース部
    材と、前記ケース部材に格納された筒状セラミックを有
    し、前記配管を流れる被測定流体を前記筒状セラミック
    に導いて流量を測定する電磁流量計において、前記筒状
    セラミックと前記ケース部材の間にシール部材を介在さ
    せてシールし、前記筒状セラミックと前記フランジ部材
    の間にガスケット及び接地リングを介在させることを特
    徴とする電磁流量計。
  6. 【請求項6】請求項1において、シール部材は一対また
    は複数対のOリングからなることを特徴とする電磁流量
    計。
  7. 【請求項7】請求項1において、シール部材の最外側面
    は前記ケース部材及び筒状セラミックの両端面よりも外
    側に出張っていることを特徴とする電磁流量計。
  8. 【請求項8】請求項7において、複数個Oリングの少な
    くとも外側の一対は、容易に交換できる構造であること
    を特徴とする電磁流量計。
  9. 【請求項9】配管途中に設けられた一対のフランジ部材
    と、前記一対のフランジ部材の間に設けられたケース部
    材と、前記ケース部材に格納された筒状セラミックを有
    し、前記配管を流れる被測定流体を前記筒状セラミック
    に導いて流量を測定する電磁流量計において、前記筒状
    セラミックの外周部のほぼ軸と平行な部分にシール部材
    を接触させて前記フランジ部材との間をシールすること
    を特徴とする電磁流量計。
  10. 【請求項10】配管途中に設けられた一対のフランジ部
    材と、前記一対のフランジ部材の間に設けられたケース
    部材と、前記ケース部材に格納された筒状セラミックを
    有し、前記配管を流れる被測定流体を前記筒状セラミッ
    クに導いて流量を測定する電磁流量計において、前記筒
    状セラミックにリング状シール部材を接触させて前記フ
    ランジ部材との間をシールし、前記リング状シール部材
    の断面中心が前記筒状セラミック外周部より径方向外側
    となるように前記リング状シール部材を配置することを
    特徴とする電磁流量計。
  11. 【請求項11】配管途中に設けられた一対のフランジ部
    材と、前記一対のフランジ部材の間に設けられたケース
    部材と、前記ケース部材に格納された筒状セラミックを
    有し、前記配管を流れる被測定流体を前記筒状セラミッ
    クに導いて流量を測定する電磁流量計において、前記筒
    状セラミックにシール部材を接触させて前記フランジ部
    材との間をシールし、前記筒状セラミックの肉厚は内径
    の5〜10%であることを特徴とする電磁流量計。
  12. 【請求項12】配管途中に設けられた一対のフランジ部
    材と、前記一対のフランジ部材の間に設けられたケース
    部材と、前記ケース部材に格納された筒状セラミックを
    有し、前記配管を流れる被測定流体を前記筒状セラミッ
    クに導いて流量を測定する電磁流量計において、前記筒
    状セラミックにシール部材を接触させて前記フランジ部
    材との間をシールし、前記筒状セラミックと前記フラン
    ジ部材の間にガスケット及び接地リングを介在させるこ
    とを特徴とする電磁流量計。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210125073A (ko) 2019-03-20 2021-10-15 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 무방향성 전자 강판

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