JPH1167239A - 火力発電と組み合わせた燃料電池発電設備 - Google Patents

火力発電と組み合わせた燃料電池発電設備

Info

Publication number
JPH1167239A
JPH1167239A JP9221401A JP22140197A JPH1167239A JP H1167239 A JPH1167239 A JP H1167239A JP 9221401 A JP9221401 A JP 9221401A JP 22140197 A JP22140197 A JP 22140197A JP H1167239 A JPH1167239 A JP H1167239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
exhaust gas
power generation
air
thermal power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9221401A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Saito
一 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP9221401A priority Critical patent/JPH1167239A/ja
Publication of JPH1167239A publication Critical patent/JPH1167239A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶融炭酸塩型燃料電池と火力発電所との組み
合わせによりCO2 の全体排出量を増大させることなく
発電出力を増大させることができ、併せて、燃料電池発
電設備における必要設備を減らして設備費を下げること
ができる、火力発電と組み合わせた燃料電池発電設備を
提供する。 【解決手段】 火力発電所で発生するCO2 を含む排ガ
スに空気を混合して導入する混合ガスライン20を備
え、この混合ガスを予熱して燃料電池11のカソード側
に供給し、アノード側の排ガスを再循環することなく大
気放出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融炭酸塩型燃料
電池を用いた発電設備と在来の火力発電設備とを組み合
わせてた燃料電池発電設備に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、溶融炭酸塩型燃料電池を用いた
発電設備の全体構成図である。この燃料電池発電設備
は、改質器10、燃料電池11、触媒燃焼器12、排熱
回収装置13、等を備え、燃料ガスを改質器10で改質
して燃料電池に供給し、燃料電池11で発電し、触媒燃
焼器12で未燃ガスを燃焼させて高温ガスを改質器10
に供給し、排熱回収装置13で熱回収して水蒸気を発生
させて改質用に供給するようになっている。
【0003】また、燃料電池発電設備では、燃料電池1
1における電池反応によりアノード側AでCO2 (二酸
化炭素)が発生し、カソード側Cで同量のCO2 を消費
するので、CO2 リサイクルブロア14を設け、燃焼排
ガスをカソード側に再循環させるようになっている。更
に、燃料電池発電設備ではタービン圧縮機15を備えて
加圧運転(例えば約3ata)し、排ガスから圧力回収
して加圧空気をカソード側Cに供給して発電効率を高め
るようになっている。なお、図2において、16は燃料
予熱器、17は高温リサイクルブロア、18は凝縮器、
19は気水分離器である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】地球温暖化防止のため
に、CO2 排出量の低減が重要な課題の1つとなってお
り、プラント効率の向上は有効な手段であり、高効率発
電システムとして燃料電池発電設備が期待されている。
しかし、上述した従来の燃料電池発電設備では、CO2
をカソード側に再循環させるためにCO2 リサイクルブ
ロア14が不可欠であり、また、加圧運転するために、
タービン圧縮機15や燃料電池等を格納する圧力容器1
1aが必要となるため、設備費が高い問題点があった。
【0005】一方、在来の火力発電設備では、大量のC
2 が大気に放出されている問題点がある。
【0006】本発明はかかる問題点を解決するために創
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、溶融
炭酸塩型燃料電池と火力発電所との組み合わせによりC
2の全体排出量を増大させることなく発電出力を増大
させることができ、併せて、燃料電池発電設備における
必要設備を減らして設備費を下げることができる、火力
発電と組み合わせた燃料電池発電設備を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、火力発
電所で発生するCO2 を含む排ガスに空気を混合して導
入する混合ガスラインを備え、該混合ガスを予熱して燃
料電池のカソード側に供給し、アノード側の排ガスを再
循環することなく大気放出する、ことを特徴とする火力
発電と組み合わせた燃料電池発電設備が提供される。本
発明の好ましい実施形態によれば、更に、前記混合ガス
を改質器の排ガスで予熱する空気予熱器を更に備える。
【0008】上記本発明の構成によれば、溶融炭酸塩型
燃料電池と火力発電所との組み合わせ、火力発電所で発
生する排ガス中のCO2 を燃料電池のカソード側に供給
するので、CO2 の全体排出量を増大させることなく発
電出力を増大させることができる。また、混合ガスライ
ンからの混合ガスを空気予熱器で予熱して燃料電池のカ
ソード側に供給するので、高温用の高価なCO2 リサイ
クルブロアを設けることなく、燃料電池のカソード側に
十分なCO2 ガスを供給することができ、カソード側C
のCO2 濃度を高く維持し、電池反応を効率よく行うこ
とができる。
【0009】更に、火力発電所で発生する大量のCO2
を利用するので比較的低圧で効率の高い運転が可能にな
り、電池容器等の使用圧力を下げ、格納容器のコストを
低減できる。更にまた、混合ガスラインに低圧の圧縮機
(ブロア)を設けるだけで必要な空気を供給できるの
で、タービン圧縮機をなくすことができ圧縮機のコスト
も低減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の好ましい実施形態を
図面を参照して説明する。なお、各図において共通する
部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明による火力発電と組み合わせた燃料電池
発電設備の全体構成図である。この図において、本発明
の燃料電池発電設備は、火力発電所で発生するCO2
含む排ガスに空気を混合して導入する混合ガスライン2
0を備え、この混合ガスを予熱して燃料電池11のカソ
ード側に供給し、アノード側の排ガスを再循環すること
なく大気放出するようになっている。
【0011】すなわち、この燃料電池発電設備は、火力
発電設備の電気集塵機1から煙突2へ通じる排ガスライ
ン3から、CO2 を含む排ガスを燃料電池発電設備に導
入する混合ガスライン20と、このライン上に設けられ
た排ガス吸引ブロア21と、混合ガスライン20に空気
を導入する空気導入ライン22とを備え、それぞれのラ
インに設けた流量調節弁20a,22aにより、排ガス
と空気の流量割合を調節するようになっている。火力発
電設備は、石炭、石油、天然ガスのいずれを燃料とする
火力発電設備でもよいが、排ガス中の粉塵や硫黄分が少
ない点で、天然ガスを燃料とする火力発電設備が最も好
ましい。
【0012】本発明の燃料電池発電設備は、更に排ガス
と空気の混合ガスを改質器の排ガスで予熱する空気予熱
器23を備えている。この空気予熱器23により、約7
00℃の改質器の排ガスにより混合ガスを燃料電池のカ
ソードガス入口温度に適した約580℃まで予熱する。
【0013】更に、この燃料電池発電設備では、燃料電
池11のカソード側を出たカソード排ガスの一部がバイ
パスライン24により触媒燃焼器12と改質器10をバ
イパスして直接空気予熱器23に入るようになってい
る。また、このライン24には、流量調節弁24aが設
けられ、触媒燃焼器12側に供給するカソード排ガスの
流量を間接的に調節するようになっている。
【0014】また、図1において、図2におけるCO2
リサイクルブロア14、タービン圧縮機15及び圧力容
器11aがなく、排熱回収装置13を出た排ガスが再循
環することなく大気放出されるようになっている。な
お、その他の構成は、図2の燃料電池発電設備と同様で
ある。
【0015】上述した本発明の構成によれば、溶融炭酸
塩型燃料電池と火力発電所との組み合わせ、火力発電所
で発生する排ガス中のCO2 を燃料電池のカソード側に
供給するので、CO2 の全体排出量を増大させることな
く発電出力を増大させることができる。また、混合ガス
ラインからの混合ガスを空気予熱器で予熱して燃料電池
のカソード側に供給するので、高温用の高価なCO2
サイクルブロアを設けることなく、燃料電池のカソード
側に十分なCO2 ガスを供給することができ、カソード
側CのCO2 濃度を高く維持し、電池反応を効率よく行
うことができる。
【0016】更に、火力発電所で発生する大量のCO2
を利用するので比較的低圧で効率の高い運転が可能にな
り、電池容器等の使用圧力を下げ、格納容器のコストを
低減できる。更にまた、混合ガスラインに低圧の圧縮機
(ブロア)を設けるだけで必要な空気を供給できるの
で、タービン圧縮機をなくすことができ圧縮機のコスト
も低減することができる。
【0017】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の変更が可能である。
【0018】
【発明の効果】上述したように、本発明の火力発電と組
み合わせた燃料電池発電設備は、溶融炭酸塩型燃料電池
と火力発電所との組み合わせによりCO2 の全体排出量
を増大させることなく発電出力を増大させることがで
き、併せて、燃料電池発電設備における必要設備を減ら
して設備費を下げることができる、等の優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による火力発電と組み合わせた燃料電池
発電設備の全体構成図である。
【図2】従来の燃料電池発電設備の構成図である。
【符号の説明】
1 電気集塵機 2 煙突 3 排ガスライン 10 改質器 11 燃料電池 12 触媒燃焼器 13 排熱回収装置 14 CO2 リサイクルブロア 15 タービン圧縮機 16 燃料予熱器 17 高温リサイクルブロア 18 凝縮器 19 気水分離器 20 混合ガスライン 21 排ガス吸引ブロア 22 空気導入ライン 23 空気予熱器 24 バイパスライン 20a.22a,24a 流量調節弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火力発電所で発生するCO2 を含む排ガ
    スに空気を混合して導入する混合ガスラインを備え、該
    混合ガスを予熱して燃料電池のカソード側に供給し、ア
    ノード側の排ガスを再循環することなく大気放出する、
    ことを特徴とする火力発電と組み合わせた燃料電池発電
    設備。
  2. 【請求項2】 更に、前記混合ガスを改質器の排ガスで
    予熱する空気予熱器を更に備える、ことを特徴とする請
    求項1に記載の火力発電と組み合わせた燃料電池発電設
    備。
JP9221401A 1997-08-18 1997-08-18 火力発電と組み合わせた燃料電池発電設備 Pending JPH1167239A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9221401A JPH1167239A (ja) 1997-08-18 1997-08-18 火力発電と組み合わせた燃料電池発電設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9221401A JPH1167239A (ja) 1997-08-18 1997-08-18 火力発電と組み合わせた燃料電池発電設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1167239A true JPH1167239A (ja) 1999-03-09

Family

ID=16766184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9221401A Pending JPH1167239A (ja) 1997-08-18 1997-08-18 火力発電と組み合わせた燃料電池発電設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1167239A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006100197A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 固体酸化物形燃料電池を用いたコンバインド発電システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006100197A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 固体酸化物形燃料電池を用いたコンバインド発電システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101137207B1 (ko) 집적된 고효율 화석연료 발전소/이산화탄소의 방출이감소되는 연료전지 시스템
AU2011300352B2 (en) An energy generation system and method thereof
CN107829826B (zh) 一种三循环型煤气化熔融碳酸盐燃料电池发电系统和方法
JPH11297336A (ja) 複合発電システム
US9825319B2 (en) Fossil fuel power plant with integrated carbon separation facility
JP2004199979A (ja) 燃料電池複合発電システム
KR102017993B1 (ko) 하이브리드 발전시스템
JPH0845523A (ja) 燃料電池/ガスタービン複合発電システム
WO2014112210A1 (ja) 発電システム
JPH10302819A (ja) 燃料電池発電装置
JP3344439B2 (ja) タービンコンプレッサ用燃焼装置と燃焼方法
JPH1167239A (ja) 火力発電と組み合わせた燃料電池発電設備
JPH1167251A (ja) 燃料電池発電装置
JP3331576B2 (ja) 燃料電池発電設備
JP3573239B2 (ja) 燃料電池発電装置
JPH11135140A (ja) アノード排ガスをリサイクルする複合発電設備
JP3582131B2 (ja) 溶融炭酸塩型燃料電池発電装置
JPH11144750A (ja) 炭酸ガス回収装置付燃料電池発電装置
JPH1167252A (ja) 燃料電池発電装置
JP4218055B2 (ja) 燃料電池発電装置
JPH11162488A (ja) カソードへ蒸気注入する燃料電池発電装置
JPH11204125A (ja) 燃料電池発電設備
JPH10294119A (ja) 燃料電池発電装置
JP2002093437A (ja) 燃料電池発電設備
JPH10302820A (ja) 燃料電池発電設備

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040420

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040604

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060418

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060809