JPH1166842A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JPH1166842A
JPH1166842A JP9231752A JP23175297A JPH1166842A JP H1166842 A JPH1166842 A JP H1166842A JP 9231752 A JP9231752 A JP 9231752A JP 23175297 A JP23175297 A JP 23175297A JP H1166842 A JPH1166842 A JP H1166842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
down control
buffer
power
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP9231752A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Nagasaka
繁輝 長坂
Takehiro Hasegawa
武裕 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9231752A priority Critical patent/JPH1166842A/ja
Publication of JPH1166842A publication Critical patent/JPH1166842A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オートリフレッシュなどのコマンド信号が入
るたびにカウントアップされる内部カウンタのアドレス
を行アドレスとして用いてメモリセルのリフレッシュ動
作を行い消費電力の少ない半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 クロック同期型DRAMなどの半導体記
憶装置のバッファ回路の出力に基づいて生成されたリフ
レッシュ期間を規定する信号CONT.PINから少な
くともリフレッシュ期間中ロウレベル状態になるパワー
ダウン制御信号PDENTRnをパワーダウン制御回路
52で生成し、このパワーダウン制御信号を前記バッフ
ァ回路41〜46、48、49に供給する。パワーダウ
ン制御信号PDENTRnがロウレベル期間中のCKE
バッファを除く入力受信部1のバッファは、外部ピンの
入力信号を一切受け付けないでロウレベルに固定される
ためリフレッシュ動作に必要な回路以外は動作せず消費
電力が減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置に
係り、とくに入力信号に起因する消費電力の浪費を防止
するDRAMやクロック同期型DRAMに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】半導体基板に形成された半導体記憶装置
は、記憶の最小単位メモリセルを中心に構成されてい
る。メモリセル部3は、図8にも示されているようにマ
トリックス状に配置されてメモリセルアレイを構成して
おり、行方向のメモリセルを選択するワード線及び列方
向のメモリセルを選択するビット線を備えている。半導
体記憶装置には、さらに、行アドレス入力信号を受けて
ワード線を選択する行デコーダ(ローデコーダ)及び列
アドレス入力信号を受けてビット線を選択する列デコー
ダ(カラムデコーダ)が接続されている。その他にビッ
ト線に転送されたアクセスされたメモリセルの情報を増
幅するセンスアンプを備えており、半導体記憶装置は、
これらを基本構成としている。
【0003】DRAMやクロック同期型DRAMの信号
の流れは、アドレス信号A0−A11を行と列の選択信
号( /RAS(Row Address Strbe) 、 /CAS(Column
Address Strobe)に同期して入力端子から時分割的に入
力し、それぞれ行アドレスバッファ、列アドレスバッフ
ァのアドレスバッファにラッチする。行デコーダでワー
ド線を選択駆動してメモリセルをアクセスする。アクセ
スされたメモリセルの情報は、ビット線(データ線)に
転送され、これをセンスアンプで増幅すると同時にメモ
リセルへ情報の再書き込みを行う。次に、列デコーダで
センスアンプの出力を選択し、この選択された情報がビ
ット線を経てから出力バッファへ転送される。これら一
連の動作は、メモリセル情報の破壊を防ぐために、内部
同期信号で制御され、定められた順序、タイミングで実
行される。DRAMは、1個のキャパシタンスに充放電
電荷を蓄積して記憶する記憶装置であるから行アドレス
に対してリフレッシュを行う必要があり、リフレッシュ
カウンタを用いて、オートリフレッシュ、セルフリフレ
ッシュ、RASonlyリフレッシュ、CASbefo
reRASリフレッシュ、hiddenリフレッシュな
どのリフレッシュ(Refresh) をかけている。
【0004】図8は、従来の半導体記憶装置(クロック
同期型DRAM)のシステムブロック図である。半導体
記憶装置は、前述した基本構成(メモリセル部)3の他
に、外部からの入力信号を受け入れる入力受信部1及び
制御回路部2を備えている。入力受信部1には、クロッ
ク信号CLKを入力するCLKバッファ11、CSバッ
ファ12、RASバッファ13、CASバッファ14、
ライトイネーブル信号/WEを受け入れるWEバッファ
15、DQMバッファ16、CKEバッファ17、アド
レスバッファ18、DQバッファ19等が配置形成され
ている。また、制御回路部2には、制御信号生成回路2
1及びパワーダウン制御回路22などが配置形成されて
いる。リフレッシュ動作は、コントロール端子から入力
されるRAS、CAS、WE等のコントロール信号に基
づいて形成される。形成されたオートリフレッシュコマ
ンド信号(CONT.PIN)の、“L”(ロウ)レベ
ル状態を受けて、リフレッシュ期間を示す信号REFR
Ipが生成される。
【0005】信号REFRpは、行デコーダが非アクテ
ィブの状態、すなわち、ワード線が選択されていない状
態で生成される。例えば、図9に示すようにクロック信
号CLKに同期して内部で生成されたオートリフレッシ
ュコマンド信号を受けてリフレッシュ期間を決める信号
REFRIpを立ち上げるようにする。信号REFRI
pは、コマンド信号によって立ち上げられ、所定の時間
後に(次のコマンド信号が来る前に)立ち下げられる。
信号REFRIpによりオートリフレッシュ動作が繰り
返されている間、パワーダウン制御信号PDENTRn
が“H”(ハイ)レベル状態となっている。パワーダウ
ン制御信号PDENTRnは、入力受信部1内のCKE
バッファ17を除くバッファ回路に入力される。パワー
ダウン制御信号を生成する図10のパワーダウン制御回
路は、NANDラッチ回路LAT2及びインバータIN
V14〜15から構成されている。パワーダウン制御回
路の2つの入力は、一方に、CKEとクロック信号とを
組み合わせて作られた信号、すなわち、CKEバッファ
の出力(CKEp)が“L”(ロウ)レベルでCLKバ
ッファの出力であるクロック信号が“H”(ハイ)レベ
ルのときに“L”(ロウ)レベルの信号が入力し、他方
に、CKEバッファの出力(CKEp)の逆相信号が入
力する。
【0006】図11に示すCKEバッファ以外のバッフ
ァ回路は、ソース/ドレインの一方が接地され、ゲート
にパワーダウン制御信号PDENTRnが入力されるN
MOSトランジスタN1と、NMOSトランジスタN1
のソース/ドレインの他方にソース/ドレインの一方が
接続され、ゲートが外部からの信号を受ける入力端子
(INPUT PIN)に接続されたNMOSトランジ
スタN2と、NMOSトランジスタN2のソース/ドレ
インの他方にソース/ドレインの一方が接続され、ゲー
トに信号VREFIが入力されるNMOSトランジスタ
N3と、NMOSトランジスタN2のソース/ドレイン
の他方にソース/ドレインの一方が接続され、ゲートが
前記入力端子(INPUT PIN)に接続されたNM
OSトランジスタN4と、ソースが電源に接続され、ド
レインがノードNODE1に接続され、ゲートにパワー
ダウン制御信号PDENTRnが入力されるPMOSト
ランジスタP1と、ソースが電源に接続され、ゲートが
前記入力端子(INPUTPIN)に接続されたPMO
SトランジスタP2と、PMOSトランジスタP2のド
レインにソースが接続され、ゲートとドレインが互いに
接続され、前記ドレインがNMOSトランジスタN3の
ドレインに接続されたPMOSトランジスタP3と、P
MOSトランジスタP2のドレインにソースが接続さ
れ、ゲートがPMOSトランジスタP3のゲートに接続
され、ドレインがNMOSトランジスタN4のドレイン
及び前記ノードNODE1に接続されたPMOSトラン
ジスタP4と、ノードNODE1とノードNODE3と
の間に配置接続されたインバータINV16、23、2
4とから構成されている。
【0007】図12に示すパワーダウンモードを解除す
るためのCKE信号を受信するCKEバッファは、基本
的には、図11のバッファと同じ構造を有し、NMOS
トランジスタN1〜N4は、それぞれN5〜N8に相当
し、PMOSトランジスタP1〜P4は、それぞれP5
〜P8に相当し、インバータINV16、23及び24
は、それぞれINV17〜19にそれぞれ相当し、ノー
ドNODE1は、ノードNODE2に相当する。そして
入力端子にはCKE信号が入力され、CKEINp信号
がパワーダウン制御回路に出力される。また、CKE信
号を落とすことはできないのでNMOSトランジスタN
5のゲートを常にオン状態にして置くことが必要であ
る。ここで、普通のDRAMとクロック同期型DRAM
の動作を説明する。コマンド受け付けに対して、普通の
DRAMは外部入力の組み合わせだけで制御し、クロッ
ク同期型DRAMは外部入力の組み合わせとクロック信
号によって制御する。書き込み/読み出しに対して、普
通のDRAMは/CAS同期であるが、クロック同期型
DRAMはクロック同期である。また、パワーダウンモ
ードはクロック同期型DRAMで行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】クロック同期型DRA
Mなどの半導体記憶装置にオートリフレッシュコマンド
(Auto Refresh Command)が入った後、このコマンドが入
る度にカウントアップされる内部カウンタのアドレスを
行(ロー)アドレスとして用いメモリセルのリフレッシ
ュ動作を行う。この動作の際に入力受信部1にあるCK
Eバッファ17を除くバッファは、図9のタイミング図
に示すようにパワーダウン制御信号PDENTRnが
“H”(ハイ)レベルであるので図11のNMOSトラ
ンジスタN1がオン状態、PMOSトランジスタP1が
オフ状態となり、外部ピンからの入力信号を受け取り可
能な状態になる。この様な状態において、ユーザが外部
ピンからの入力信号をトグルする度にこれら入力受信部
1のバッファ回路11〜19からの出力信号n1〜n9
(例えば、出力信号n1は、図2の信号CLK、n2
は、信号CSINn、n3は、信号RASINn、n4
は、信号CASINn及びn5は、信号WEINnにそ
れぞれ相当する。)が、制御回路部2に入力されてしま
う。そして、その行き先にある制御信号生成回路21の
うちオートリフレッシュ動作に必要のない一部回路が動
作してしまう。
【0009】この結果、制御信号生成回路21などの制
御回路部2を含む内部回路が不要な動作をし本来の動作
に不必要な充放電が発生してしまう。その結果、消費電
力が増加しユーザにパフォーマンスの良い製品を提供す
ることができないという問題があった。本発明は、この
ような事情によりなされたものであり、オートリフレッ
シュコマンド信号などのコマンド信号が入るたびにカウ
ントアップされる内部カウンタのアドレスを行アドレス
として用いメモリセルのリフレッシュ動作を行い、リフ
レッシュ時に消費電力の少ない半導体記憶装置を提供す
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、バッファ回路
の出力に基づいて生成されたリフレッシュ期間を規定す
る信号から、少なくともリフレッシュ期間中ロウレベル
状態になるリフレッシュ動作にも活性化されるパワーダ
ウン制御信号を別途生成し、このパワーダウン制御信号
を前記バッファ回路に供給することを特徴とする。例え
ば、オートリフレッシュコマンド信号などのコマンド信
号をユーザが入力後に図5のタイミング図に示すように
パワーダウン制御信号PDENTRnを一定期間“L”
(ロウ)レベルにすることにより、CKEバッファ以外
のバッファ(図11参照)のNMOSトランジスタN1
は、オフ状態、PMOSトランジスタP1は、オン状態
になり、ノードNODE1は、Hレベルになる。そし
て、ノードNODE3は、“L”(ロウ)レベルになる
ので、外部からの入力信号のレベルによらず図1中のノ
ードn11〜n16、n18、n19は、Lレベルに固
定される(このとき、CKEバッファは、システム上外
部からの入力を受け付けられる状態にしておかなければ
ならない)。その結果、このパワーダウン制御信号PD
ENTRnが“L”(ロウ)レベル期間中のCKEバッ
ファを除く入力受信部1のバッファは、外部ピンの入力
信号を一切受け付けないで“L”(ロウ)レベルに固定
されるためオートリフレッシュ動作に必要な回路以外は
動作しなくなり消費電力を減らすことができる。このよ
うに電力の消費は、CKEバッファ内でも当然生じる
が、リフレッシュ期間であっても、例えば、外部からア
ドレスデータが入り込むので、CKEバッファに“L”
(ロウ)レベルにしたパワーダウン制御信号PDENT
Rnを入力させることはできない。
【0011】すなわち、本発明の半導体記憶装置は、メ
モリセルが行列状に配置されたメモリセルアレイに接続
され、外部入力を受け入れるバッファ回路と、リフレッ
シュ期間を規定する信号を生成する手段と、前記リフレ
ッシュ期間を規定する信号を受けてパワーダウン制御信
号生成回路から生成されたパワーダウン制御信号を立ち
下げるパワーダウン制御回路とを備え、前記バッファ回
路は、前記パワーダウン制御回路の出力を受けることに
より外部入力を遮断することを特徴とする。前記パワー
ダウン制御信号は、少なくとも前記リフレッシュ期間を
規定する信号がリフレッシュ期間を規定している間はロ
ウレベルであり、それ以外の間はハイレベルであるよう
にしても良い。前記リフレッシュ期間の始まりは、前記
パワーダウン制御信号の前記ロウレベルの始まりと実質
的に同じであり、前記リフレッシュ期間の終端は、前記
パワーダウン制御信号の前記ロウレベルの終端と実質的
に等しくするようにしても良い。前記リフレッシュ期間
の始まりは、前記パワーダウン制御信号の前記ロウレベ
ルの始まりと実質的に同じであり、前記リフレッシュ期
間の終端は、前記パワーダウン制御信号の前記ロウレベ
ルの終端より短くなるようにしても良い。前記リフレッ
シュ期間を規定する信号は、コマンド信号によって立上
がり、次のコマンド信号が来る前に立ち下がるようにし
ても良い。前記パワーダウン制御信号は、コマンド信号
によって立下がり、次のコマンド信号が来る前に立ち下
がるようにしても良い。前記コマンド信号は、クロック
信号にしたがって制御されるようにしても良い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の半導体記憶装置
(ここではクロック同期型DRAMである)が形成され
たメモリセル部及び周辺回路が形成された半導体基板の
平面図を示すブロック図である。半導体基板に形成され
た半導体記憶装置は、図8に示す従来の半導体記憶装置
と同じであり記憶の最小単位メモリセルを中心に構成さ
れている。メモリセル部6は、マトリックス状に配置さ
れてメモリセルアレイを有し、行方向のメモリセルを選
択するワード線及び列方向のメモリセルを選択するビッ
ト線を備え、さらに、行アドレス入力信号を受けてワー
ド線を選択する行デコーダ(ローデコーダ)及び列アド
レス入力信号を受けてビット線を選択する列デコーダ
(カラムデコーダ)が接続されている。その他にビット
線に転送されたアクセスされたメモリセルの情報を増幅
するセンスアンプを備えており、半導体記憶装置は、メ
モリセル部を基本構成としている。
【0013】DRAMやクロック同期型DRAMの信号
の流れは、アドレス信号A0−A11を行と列の選択信
号( /RAS、 /CAS)に同期して入力端子から時分
割的に入力し、それぞれ行アドレスバッファ、列アドレ
スバッファのアドレスバッファにラッチする。行デコー
ダでワード線を選択駆動してメモリセルをアクセスす
る。アクセスされたメモリセルの情報は、ビット線(デ
ータ線)に転送され、これをセンスアンプで増幅すると
同時にメモリセルへ情報の再書き込みを行う。次に列デ
コーダでセンスアンプの出力を選択し、この選択された
情報がビット線を経て出力バッファへ転送される。これ
ら一連の動作は、メモリセル情報の破壊を防ぐために、
内部同期信号で制御され、定められた順序、タイミング
で実行される。DRAMは、1個のキャパシタンスに充
放電電荷を蓄積して記憶する記憶装置であるから行アド
レスに対してリフレッシュを行う必要があり、リフレッ
シュカウンタを用いてオートリフレッシュをかけてい
る。
【0014】半導体記憶装置は、前記基本構成であるメ
モリセル部6の他に、外部からの入力信号を受け入れる
入力受信部4及び制御回路部5を備えている。入力受信
部4には、クロック信号CLKを入力するCLKバッフ
ァ41、CSバッファ42、RASバッファ43、CA
Sバッファ44、ライトイネーブル信号 /WEを受け入
れるWEバッファ45、DQMバッファ46、CKEバ
ッファ47、アドレスバッファ48、DQバッファ49
等が配置形成されている。また、制御回路部6には、制
御信号生成回路51及びパワーダウン制御回路52など
が配置形成されている。オートリフレッシュは、RA
S、CAS、WE信号等により生成された信号CON
T.PIN(オートリフレッシュコマンド信号)に基づ
いて開始される。オートリフレッシュコマンド信号は、
“L”(ロウ)状態でリフレッシュ期間を規定する信号
REFRIpのオン状態を指令する。リフレッシュ期間
を規定する信号REFRIpは、オートリフレッシュコ
マンド信号を反転した信号である信号REFRpから生
成される。
【0015】信号REFRpは、行デコーダが非アクテ
ィブの状態、すなわち、ワード線が選択されていない状
態で生成される。例えば、図5に示すようにクロック信
号CLKに同期して取り込まれた信号REFRpに基づ
きリフレッシュ期間を決める信号REFRIpを立ち上
げる。この信号REFRIpは、所定の時間後に次のコ
マンド信号が来る前に立ち下げられる。従来は、信号R
EFRIpが繰り返し動作している間パワーダウン制御
信号PDENTRnが“H”(ハイ)レベル状態で入力
されている。本発明では、少なくともリフレッシュ期間
は、“L”(ロウ)レベル状態におかれる。本発明に係
るパワーダウン制御信号PDENTRnは、入力受信部
4内のCKEバッファ47を除くバッファ回路(41〜
46、48、49)に入力される。このパワーダウン制
御信号PDENTRnは、REFRIpより生成され
る。CSバッファ42、RASバッファ43、CASバ
ッファ44及びWEバッファ45の出力信号の信号波形
のタイミングチャートは、図7に示す通りである。tRP
は、アクティブコマンド期間のプリチャージ状態を示
し、tRCは、リフレッシュ期間を示している。
【0016】図2に示すように、コマンド信号に対応し
た信号REFRpは、前記4つのバッファ42〜45の
出力信号をラッチして生成される。図2に示すREFR
p信号生成回路は、制御信号生成回路51(図1参照)
に配置され、CLKバッファ41の出力信号CLKp、
CSバッファ42の出力信号CSINn、RASバッフ
ァ43の出力信号RASINn、CASバッファ44の
出力信号CASINnを入力する。このREFRn信号
生成回路は、インバータINV1〜10、NAND回路
NAND1、4、NチャネルMOSトランジスタとPチ
ャネルMOSトランジスタのソース/ドレインをそれぞ
れ接続した両チャネルトランスファゲートTr1〜2か
ら構成され、上記の入力に対して信号REFRpを出力
する。この出力は、制御信号生成回路51(図1)に配
置されたREFRIp信号生成回路(図3)に入力さ
れ、信号REFRIpが生成される。図3に示されるR
EFRIp信号生成回路は、インバータINV11〜1
3、NANDラッチ回路LAT1及び奇数段を有するの
インバータからなる遅延回路D1から構成されている。
【0017】図4に示す本発明のパワーダウン制御回路
は、従来構造のパワーダウン制御回路(NANDラッチ
回路LAT2及びインバータINV14〜15から構成
されている)を一部換えて付加パルス回路7を追加した
ものであり、このような構成によって少なくともリフレ
ッシュ期間は“L”(ロウ)レベル状態にすることがで
きる。パワーダウン制御回路の2つの入力は、一方に、
CKEとクロック信号とを組み合わせて作られた信号、
すなわち、CKEバッファの出力(CKEp)が“L”
(ロウ)レベルでCLKバッファの出力であるクロック
信号が“H”(ハイ)レベルのときに“L”(ロウ)レ
ベルの信号が入力し、他方に、CKEバッファの出力
(CKEp)の逆相信号が入力する。入力受信部4内の
バッファの回路構成は、前述した図11及び図12に示
す通りである。即ち、本発明は、従来のパワーダウン制
御回路に簡単な付加パルス回路7を追加することにより
実現される。付加パルス回路7は、従来のパワーダウン
制御回路のインバータINV14をNAND回路NAN
D2に換えて追加される。NAND2は、ラッチ回路L
AT2の出力及び付加パルス回路7の出力を第1及び第
2の入力とし、NAND2の出力がインバータINV1
5を介してパワーダウン制御回路の出力PDENTRn
として出力される。付加パルス回路7は、信号REFR
Ipを入力するインバータINV21と、インバータI
NV21の出力及びインバータを偶数段有する遅延回路
D2を介して出力される出力を第1及び第2の入力とす
るNAND回路NAND3と、NAND3の出力を入力
し付加パルス回路7の出力を出力するインバータINV
20とから構成されている。
【0018】前述の図4を参照して第1の実施例に係る
パワーダウン制御信号を説明する。従来から存在する内
部信号REFRlp(図5参照)をこの発明では使用す
る。この内部信号の立ち上がりエッジは列アドレスを活
性化するのに使用され、立ち下がりエッジは活性化され
ている列アドレスを非活性化するのに使用される。ま
た、この立ち上がりから立ち下がりの期間は、付加パル
ス回路7の遅延回路(図4)を使用して作られており、
内部のリフレッシュ動作は、この内部信号を基準に行わ
れる。パワーダウン制御信号PDENTRnの“L”
(ロウ)レベル状態のパワーダウン期間(Power Down Pe
riod) がリフレッシュ期間より十分長いので、リフレッ
シュ期間に多少の誤差があってもリフレッシュ期間は、
パワーダウン期間に含まれる。
【0019】このように本発明では、従来のパワーダウ
ン制御回路に内部信号REFRlpを基準にしてPDE
NTRnを作り出す付加パルス回路7を追加する。この
回路は、オートリフレッシュコマンドの入力をトリガと
するREFRlpの立ち上がりを受けて、PDENTR
nを立ち下げる。REFRlpは、内部遅延回路によっ
てある期間後に“L”(ロウ)アドレスを非活性化する
ために立ち下がる。しかしながらこの回路では、信号R
EFRlpの立ち下がりを受けてからある一定の遅延を
かけて信号PDENTRnを立ち上げるようにしてい
る。この遅延量は、データシート上オートリフレッシュ
コマンド入力から次のコマンド信号が入力可能とされる
最小時間を越えないように調整する必要がある。次に、
図6を参照して第2の実施例のパワーダウン制御回路を
説明する。このパワーダウン制御回路は、インバータI
NV20〜22から構成された付加パルス回路8が用い
られる。インバータINV20の出力は、付加パルス回
路の出力としてNAND2に入力される。この内部信号
の立ち上がりエッジは列アドレスを活性化するのに使用
され、立ち下がりエッジは活性化されている列アドレス
を非活性化するのに使用される。また、この立ち上がり
から立ち下がりの期間は付加パルス回路7に遅延回路形
成されていないので実質的にリフレッシュ期間と一致し
ている。
【0020】上記のように、オートリフレッシュコマン
ド信号をユーザが入力後、図5に示すようにPDENT
Rnを一定期間Lレベルにすることにより図11のNM
OSトランジスタN1は、オフ、PMOSトランジスタ
P1は、オンし、NODE1は、“H”(ハイ)レベ
ル、外部端子OUT.PINは、“L”(ロウ)レベル
になるので、外部からの入力信号のレベルによらず図1
中のノードn11〜n16,n18,n19は“L”
(ロウ)レベルに固定される。このとき、CKEバッフ
ァだけはシステム上外部からの入力を受け付けられる状
態にしておかなければならない。よって、このパワーダ
ウン制御信号PDENTRnが“L”(ロウ)レベルの
期間中のCKEバッファ47を除く入力受信部のバッフ
ァ外部ピンの入力信号を一切受け付けず“L”(ロウ)
レベルに固定されるためリフレッシュh動作に必要な回
路以外は動作しなくなり消費電力を減らすことができ
る。
【0021】
【発明の効果】半導体記憶装置の入力受信部を構成する
CKEバッファ以外のバッファ回路は、外部ピンの入力
信号を一切受け付けず“L”(ロウ)レベルに固定され
るためオートリフレッシュ動作に必要な回路以外は動作
しなくなり消費電力を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体記憶装置のシステムを説明する
ブロック図。
【図2】本発明の半導体記憶装置に用いるREFRp信
号生成回路の回路図。
【図3】本発明の半導体記憶装置に用いるREFRIp
信号生成回路の回路図。
【図4】本発明の半導体記憶装置に用いるパワーダウン
制御回路の回路図。
【図5】本発明の半導体記憶装置の動作タイミング図。
【図6】本発明の半導体記憶装置に用いるパワーダウン
制御回路の回路図。
【図7】本発明及び従来の半導体記憶装置の動作タイミ
ング図。
【図8】従来の半導体記憶装置のシステムを説明するブ
ロック図。
【図9】従来の半導体記憶装置の動作タイミング図。
【図10】従来の半導体記憶装置に用いるパワーダウン
制御回路の回路図。
【図11】本発明及び従来の半導体記憶装置に用いるC
KEバッファ以外のバッファ回路の回路図。
【図12】本発明及び従来の半導体記憶装置に用いるC
KEバッファ以外のバッファ回路の回路図。
【符号の説明】
1、4・・・入力受信部、 2、5・・・制御回路
部、3、6・・・メモリセル部、 7、8・・・付加
パルス回路、11、41・・・CLKバッファ、 1
2、42・・・CSバッファ、13、43・・・RAS
バッファ、 14、44・・・CASバッファ、1
5、45・・・WEバッファ、 16、46・・・D
QMバッファ、17、47・・・CKEバッファ、
18、48・・・アドレスバッファ、19、49・・・
DQバッファ、 21、51・・・制御信号生成回
路、22、52・・・パワーダウン制御回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルが行列状に配置されたメモリ
    セルアレイに接続され、外部入力を受け入れるバッファ
    回路と、 リフレッシュ期間を規定する信号を生成する手段と、 前記リフレッシュ期間を規定する信号を受けてパワーダ
    ウン制御信号生成回路から生成されたパワーダウン制御
    信号を立ち下げるパワーダウン制御回路とを備え、 前記バッファ回路は、前記パワーダウン制御回路の出力
    を受けることにより外部入力を遮断することを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記パワーダウン制御信号は、少なくと
    も前記リフレッシュ期間を規定する信号がリフレッシュ
    期間を規定している間はロウレベルであり、それ以外の
    間はハイレベルであることを特徴とする請求項1に記載
    の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記リフレッシュ期間の始まりは、前記
    パワーダウン制御信号の前記ロウレベルの始まりと実質
    的に同じであり、前記リフレッシュ期間の終端は、前記
    パワーダウン制御信号の前記ロウレベルの終端と実質的
    に等しいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記リフレッシュ期間の始まりは、前記
    パワーダウン制御信号の前記ロウレベルの始まりと実質
    的に同じであり、前記リフレッシュ期間の終端は、前記
    パワーダウン制御信号の前記ロウレベルの終端より短い
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体
    記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記リフレッシュ期間を規定する信号
    は、コマンド信号によって立上がり、次のコマンド信号
    が来る前に立ち下がることを特徴とする請求項1乃至請
    求項4のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記パワーダウン制御信号は、コマンド
    信号によって立下がり、次のコマンド信号が来る前に立
    ち下がることを特徴とする請求項4に記載の半導体記憶
    装置。
  7. 【請求項7】 前記コマンド信号は、クロック信号にし
    たがって制御されることを特徴とする請求項5又は請求
    項6に記載の半導体記憶装置。
JP9231752A 1997-08-13 1997-08-13 半導体記憶装置 Abandoned JPH1166842A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9231752A JPH1166842A (ja) 1997-08-13 1997-08-13 半導体記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9231752A JPH1166842A (ja) 1997-08-13 1997-08-13 半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1166842A true JPH1166842A (ja) 1999-03-09

Family

ID=16928487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9231752A Abandoned JPH1166842A (ja) 1997-08-13 1997-08-13 半導体記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1166842A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6240048B1 (en) 1999-06-29 2001-05-29 Nec Corporation Synchronous type semiconductor memory system with less power consumption
KR100486922B1 (ko) * 2001-05-31 2005-05-03 닛뽄덴끼 가부시끼가이샤 반도체 기억 장치
US6906976B2 (en) * 2002-12-26 2005-06-14 Hynix Semiconductor Inc. Auto refresh control circuit of semiconductor memory device
US6917546B2 (en) 2001-08-24 2005-07-12 Elpida Memory, Inc. Memory device and memory system
US7327625B2 (en) 2004-11-05 2008-02-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Volatile memory devices with auto-refresh command unit and circuit for controlling auto-refresh operation thereof and related memory systems and operating methods

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6240048B1 (en) 1999-06-29 2001-05-29 Nec Corporation Synchronous type semiconductor memory system with less power consumption
KR100486922B1 (ko) * 2001-05-31 2005-05-03 닛뽄덴끼 가부시끼가이샤 반도체 기억 장치
US6917546B2 (en) 2001-08-24 2005-07-12 Elpida Memory, Inc. Memory device and memory system
US6906976B2 (en) * 2002-12-26 2005-06-14 Hynix Semiconductor Inc. Auto refresh control circuit of semiconductor memory device
US7327625B2 (en) 2004-11-05 2008-02-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Volatile memory devices with auto-refresh command unit and circuit for controlling auto-refresh operation thereof and related memory systems and operating methods

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6188641B1 (en) Synchronous semiconductor memory device having input circuit with reduced power consumption
US7301842B2 (en) Synchronous pseudo static random access memory
JP4014669B2 (ja) 同期型半導体記憶装置
US6134169A (en) Semiconductor memory device
US20100232213A1 (en) Control signal transmitting system of a semiconductor device
JP2001023373A (ja) 半導体メモリ装置及びそれに適した駆動信号発生器
JP4236903B2 (ja) 半導体記憶装置及びその制御方法
US6542426B2 (en) Cell data protection circuit in semiconductor memory device and method of driving refresh mode
US7283421B2 (en) Semiconductor memory device
US6885606B2 (en) Synchronous semiconductor memory device with a plurality of memory banks and method of controlling the same
US6795372B2 (en) Bit line sense amplifier driving control circuits and methods for synchronous drams that selectively supply and suspend supply of operating voltages
US6636443B2 (en) Semiconductor memory device having row buffers
KR100356638B1 (ko) 동기형 반도체 기억 장치
KR100533696B1 (ko) 반도체 장치 및 그 제어 방법
JP3689229B2 (ja) 半導体メモリ装置のカラム選択ラインイネーブル回路
US6456563B1 (en) Semiconductor memory device that operates in sychronization with a clock signal
US6026041A (en) Semiconductor memory device
JPH1166842A (ja) 半導体記憶装置
US6819610B2 (en) DRAM operating like SRAM
US7263026B2 (en) Semiconductor memory device and method for controlling the same
US8149636B2 (en) Semiconductor memory device with pulse width determination
JP2005092925A (ja) 半導体集積回路
JP2004046936A (ja) 半導体記憶装置
US20080002512A1 (en) Semiconductor memory device
JP2005093072A (ja) 同期型半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040921

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20041122