JPH116664A - 空冷吸収式冷凍装置 - Google Patents
空冷吸収式冷凍装置Info
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- JPH116664A JPH116664A JP9159936A JP15993697A JPH116664A JP H116664 A JPH116664 A JP H116664A JP 9159936 A JP9159936 A JP 9159936A JP 15993697 A JP15993697 A JP 15993697A JP H116664 A JPH116664 A JP H116664A
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- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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- Y02A30/27—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
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- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/62—Absorption based systems
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- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 空冷ファンによる空冷凝縮器および空冷吸収
器への送風量を適正に変化させ得るようにする。 【解決手段】 高温再生器1、気液分離器3、低温再生
器5、空冷凝縮器6、冷房熱源を得るための蒸発器7お
よび空冷吸収器8を順次接続してなる空冷吸収式冷凍装
置において、前記空冷凝縮器6および空冷吸収器8を冷
却するための複数台の冷却ファン12A,12B・・を
付設するとともに、該空冷ファン12A,12B・・の
少なくとも1台を回転数可変型空冷ファンとして、回転
数可変型空冷ファンの回転数を変化させることにより、
空冷凝縮器6および空冷吸収器8へ供給される送風量を
適正に制御することができるようにしている。
器への送風量を適正に変化させ得るようにする。 【解決手段】 高温再生器1、気液分離器3、低温再生
器5、空冷凝縮器6、冷房熱源を得るための蒸発器7お
よび空冷吸収器8を順次接続してなる空冷吸収式冷凍装
置において、前記空冷凝縮器6および空冷吸収器8を冷
却するための複数台の冷却ファン12A,12B・・を
付設するとともに、該空冷ファン12A,12B・・の
少なくとも1台を回転数可変型空冷ファンとして、回転
数可変型空冷ファンの回転数を変化させることにより、
空冷凝縮器6および空冷吸収器8へ供給される送風量を
適正に制御することができるようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、空冷吸収式冷凍
装置に関し、さらに詳しくは空冷吸収式冷凍装置におけ
る空冷凝縮器および空冷吸収器の冷却機構に関するもの
である。
装置に関し、さらに詳しくは空冷吸収式冷凍装置におけ
る空冷凝縮器および空冷吸収器の冷却機構に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、空冷吸収式冷凍装置は、高温再
生器、気液分離器、低温再生器、空冷凝縮器、冷房熱源
を得る蒸発器および空冷吸収器を接続してなる冷媒回路
を備えて構成されており、前記空冷凝縮器および空冷吸
収器を冷却するために空冷ファンが設けられている。
生器、気液分離器、低温再生器、空冷凝縮器、冷房熱源
を得る蒸発器および空冷吸収器を接続してなる冷媒回路
を備えて構成されており、前記空冷凝縮器および空冷吸
収器を冷却するために空冷ファンが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、空冷凝縮器
および空冷吸収器は、構造上相当に大きな形状となるた
め、空冷ファンが要求される風量も大きなものとなる。
このように事情から通常大型の空冷ファンを1台使用し
ているが、その場合空冷凝縮器および空冷吸収器におい
て空気流の偏流が生じやすくなるという不具合が生ず
る。そこで、複数台の空冷ファンにより冷却する試みも
なされている。ところが、この場合、空冷ファンの制御
は、発停制御とされているため、発停により大きな圧力
変動が生じることとなり、安定した運転が困難で、効率
も低くなるという問題がある。
および空冷吸収器は、構造上相当に大きな形状となるた
め、空冷ファンが要求される風量も大きなものとなる。
このように事情から通常大型の空冷ファンを1台使用し
ているが、その場合空冷凝縮器および空冷吸収器におい
て空気流の偏流が生じやすくなるという不具合が生ず
る。そこで、複数台の空冷ファンにより冷却する試みも
なされている。ところが、この場合、空冷ファンの制御
は、発停制御とされているため、発停により大きな圧力
変動が生じることとなり、安定した運転が困難で、効率
も低くなるという問題がある。
【0004】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、空冷ファンによる空冷凝縮器および空冷吸収器へ
の送風量を適正に変化させ得るようにすることを目的と
するものである。
ので、空冷ファンによる空冷凝縮器および空冷吸収器へ
の送風量を適正に変化させ得るようにすることを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明の基本構成(請
求項1の発明)では、上記課題を解決するための手段と
して、高温再生器1、気液分離器3、低温再生器5、空
冷凝縮器6、冷房熱源を得るための蒸発器7および空冷
吸収器8を順次接続してなる空冷吸収式冷凍装置におい
て、前記空冷凝縮器6および空冷吸収器8を冷却するた
めの複数台の冷却ファン12A,12B・・を付設する
とともに、該空冷ファン12A,12B・・の少なくと
も1台を回転数可変型空冷ファンとしている。
求項1の発明)では、上記課題を解決するための手段と
して、高温再生器1、気液分離器3、低温再生器5、空
冷凝縮器6、冷房熱源を得るための蒸発器7および空冷
吸収器8を順次接続してなる空冷吸収式冷凍装置におい
て、前記空冷凝縮器6および空冷吸収器8を冷却するた
めの複数台の冷却ファン12A,12B・・を付設する
とともに、該空冷ファン12A,12B・・の少なくと
も1台を回転数可変型空冷ファンとしている。
【0006】上記のように構成したことにより、回転数
可変型空冷ファンの回転数を変化させれば、空冷凝縮器
6および空冷吸収器8へ供給される送風量を適正に制御
することができることとなり、安定した運転が得られる
とともに効率も向上する。しかも、回転数可変型空冷フ
ァンの台数を少なくできるところから、コストダウンを
達成することができる。
可変型空冷ファンの回転数を変化させれば、空冷凝縮器
6および空冷吸収器8へ供給される送風量を適正に制御
することができることとなり、安定した運転が得られる
とともに効率も向上する。しかも、回転数可変型空冷フ
ァンの台数を少なくできるところから、コストダウンを
達成することができる。
【0007】請求項2の発明におけるように、前記回転
数可変型空冷ファンを、インバータ式ファンモータによ
り駆動されるものとした場合、周波数変化により回転数
を容易に変化させることができる。
数可変型空冷ファンを、インバータ式ファンモータによ
り駆動されるものとした場合、周波数変化により回転数
を容易に変化させることができる。
【0008】請求項3の発明におけるように、前記回転
数可変型空冷ファンを、タップ切換により回転数可変と
されたファンモータにより駆動されるものとした場合、
低コストのタップ切換により回転数を容易に変化させる
ことができる。
数可変型空冷ファンを、タップ切換により回転数可変と
されたファンモータにより駆動されるものとした場合、
低コストのタップ切換により回転数を容易に変化させる
ことができる。
【0009】請求項4の発明におけるように、前記空冷
凝縮器6における凝縮温度Tc1、前記低温再生器5に
おける溶液温度Tl1、前記空冷吸収器8における希溶
液温度Tl2、前記高温再生器1の温度Thのいずれか
に基づいて前記回転数可変型空冷ファンの回転数制御を
行う制御手段15を付設した場合、凝縮温度Tc、溶液
温度Tl1、希溶液温度Tl2、高温再生器温度Thの検
知により回転数可変型空冷ファンの回転数制御を容易に
行うことができる。
凝縮器6における凝縮温度Tc1、前記低温再生器5に
おける溶液温度Tl1、前記空冷吸収器8における希溶
液温度Tl2、前記高温再生器1の温度Thのいずれか
に基づいて前記回転数可変型空冷ファンの回転数制御を
行う制御手段15を付設した場合、凝縮温度Tc、溶液
温度Tl1、希溶液温度Tl2、高温再生器温度Thの検
知により回転数可変型空冷ファンの回転数制御を容易に
行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
【0011】以下の各実施の形態においては、吸収液と
して例えば臭化リチウム水溶液(LiBr水溶液)が採
用され、冷媒として水および水蒸気が採用されている。
して例えば臭化リチウム水溶液(LiBr水溶液)が採
用され、冷媒として水および水蒸気が採用されている。
【0012】第1の実施の形態(請求項1〜4に対応) 図1には、本願発明の第1の実施の形態にかかる空冷吸
収式冷凍装置の冷凍システムが示されている。
収式冷凍装置の冷凍システムが示されている。
【0013】図1において、符号1は高温再生器であ
り、ガスバーナ等の加熱源(図示省略)を備えている。
該高温再生器1の上方には、沸騰気液通路2を介して連
通された気液分離器3が設けられている。前記高温再生
器1においては、吸収希溶液c(即ち、臭化リチウム希
溶液)を加熱沸騰させて、沸騰気液通路3を介して上方
に位置する気液分離器3に供給し、ここで冷媒蒸気であ
る水蒸気aと中間濃溶液b1(即ち、臭化リチウム中間
濃溶液)とに分離再生するようになっている。
り、ガスバーナ等の加熱源(図示省略)を備えている。
該高温再生器1の上方には、沸騰気液通路2を介して連
通された気液分離器3が設けられている。前記高温再生
器1においては、吸収希溶液c(即ち、臭化リチウム希
溶液)を加熱沸騰させて、沸騰気液通路3を介して上方
に位置する気液分離器3に供給し、ここで冷媒蒸気であ
る水蒸気aと中間濃溶液b1(即ち、臭化リチウム中間
濃溶液)とに分離再生するようになっている。
【0014】前記臭化リチウム希溶液cは、後に詳述す
る空冷吸収器8において吸収濃溶液である臭化リチウム
濃溶液b2に冷媒蒸気である水蒸気aを吸収して得ら
れ、低温溶液熱交換器10および高温溶液熱交換器11
を経て予熱されて高温再生器1へ還流される。符号4は
気液分離器3において分離された凝縮水を高温再生器1
へ還流させるための還流通路である。
る空冷吸収器8において吸収濃溶液である臭化リチウム
濃溶液b2に冷媒蒸気である水蒸気aを吸収して得ら
れ、低温溶液熱交換器10および高温溶液熱交換器11
を経て予熱されて高温再生器1へ還流される。符号4は
気液分離器3において分離された凝縮水を高温再生器1
へ還流させるための還流通路である。
【0015】前記気液分離器3において分離された水蒸
気aは低温再生器5に送られ、凝縮した冷媒凝縮液d
(即ち、凝縮水)は空冷凝縮器6へ送られる。
気aは低温再生器5に送られ、凝縮した冷媒凝縮液d
(即ち、凝縮水)は空冷凝縮器6へ送られる。
【0016】また、前記気液分離器3において分離され
た臭化リチウム中間濃溶液b1は、前記高温溶液熱交換
器11において前記した臭化リチウム希溶液cと熱交換
した後に前記低温再生器5へ供給される。
た臭化リチウム中間濃溶液b1は、前記高温溶液熱交換
器11において前記した臭化リチウム希溶液cと熱交換
した後に前記低温再生器5へ供給される。
【0017】前記低温再生器5においては、気液分離器
3から供給された水蒸気aと高温溶液熱交換器11から
供給された臭化リチウム中間濃溶液b1とを熱交換させ
ることにより、水蒸気aを凝縮させるとともに臭化リチ
ウム中間濃溶液b1中に含まれる残余水分を蒸発させて
さらに高濃度の臭化リチウム溶液をとりだす。
3から供給された水蒸気aと高温溶液熱交換器11から
供給された臭化リチウム中間濃溶液b1とを熱交換させ
ることにより、水蒸気aを凝縮させるとともに臭化リチ
ウム中間濃溶液b1中に含まれる残余水分を蒸発させて
さらに高濃度の臭化リチウム溶液をとりだす。
【0018】前記低温再生器5において臭化リチウム中
間濃溶液b1から蒸発された水蒸気aは、空冷凝縮器6
に送られて凝縮液化されて冷媒凝縮液(即ち、凝縮水
d)となり蒸発器7へ供給される。
間濃溶液b1から蒸発された水蒸気aは、空冷凝縮器6
に送られて凝縮液化されて冷媒凝縮液(即ち、凝縮水
d)となり蒸発器7へ供給される。
【0019】一方、前記低温再生器5から取り出された
臭化リチウム濃溶液b2は、低温溶液熱交換器10にお
いて前記した臭化リチウム希溶液cと熱交換した後に空
冷吸収器8に供給される。
臭化リチウム濃溶液b2は、低温溶液熱交換器10にお
いて前記した臭化リチウム希溶液cと熱交換した後に空
冷吸収器8に供給される。
【0020】前記蒸発器7は、利用側冷媒y(例えば、
R407C等)と空冷凝縮器6から送られる凝縮水dと
を熱交換させて凝縮水dを蒸発させるものであり、冷房
運転時の冷熱源を得る作用をなす。
R407C等)と空冷凝縮器6から送られる凝縮水dと
を熱交換させて凝縮水dを蒸発させるものであり、冷房
運転時の冷熱源を得る作用をなす。
【0021】そして、前記空冷吸収器8から取り出され
た臭化リチウム希溶液cは、溶液ポンプ9により前述し
たように低温溶液熱交換器10および高温溶液熱交換器
11を経て高温再生器1に戻される。
た臭化リチウム希溶液cは、溶液ポンプ9により前述し
たように低温溶液熱交換器10および高温溶液熱交換器
11を経て高温再生器1に戻される。
【0022】さらに、前記空冷凝縮器6および空冷吸収
器8へ冷却風を送風するための第1および第2空冷ファ
ン12A,12Bが付設されている。該第1空冷ファン
12Aのファンモータ14は回転数不変型とされる一
方、第2空冷ファン12Bのファンモータ13Bはイン
バータ制御により回転数を変えられる回転数可変型とさ
れている。なお、第2空冷ファン12Bのファンモータ
13Bはタップ切換により回転数を変えられるものとし
てもよい。
器8へ冷却風を送風するための第1および第2空冷ファ
ン12A,12Bが付設されている。該第1空冷ファン
12Aのファンモータ14は回転数不変型とされる一
方、第2空冷ファン12Bのファンモータ13Bはイン
バータ制御により回転数を変えられる回転数可変型とさ
れている。なお、第2空冷ファン12Bのファンモータ
13Bはタップ切換により回転数を変えられるものとし
てもよい。
【0023】さらにまた、前記空冷凝縮器6の出口側に
は、凝縮温度Tc1を検出するための温度センサー14
が付設されている。
は、凝縮温度Tc1を検出するための温度センサー14
が付設されている。
【0024】しかして、前記温度センサー14により検
出された凝縮温度Tc1は、制御手段として作用するコ
ントローラ15に温度情報として入力され、該コントロ
ーラ15からの制御信号により前記第2空冷ファン12
Bのファンモータ13Bの回転数制御が行われることと
なっている。
出された凝縮温度Tc1は、制御手段として作用するコ
ントローラ15に温度情報として入力され、該コントロ
ーラ15からの制御信号により前記第2空冷ファン12
Bのファンモータ13Bの回転数制御が行われることと
なっている。
【0025】上記のように構成された空冷吸収式冷凍装
置における空冷ファンの風量制御について、図2に示す
フローチャートおよび図3の風量制御説明図を参照して
詳述する。
置における空冷ファンの風量制御について、図2に示す
フローチャートおよび図3の風量制御説明図を参照して
詳述する。
【0026】空冷吸収式冷凍装置の運転中において、ス
テップS1において温度センサー14により検出された
凝縮温度Tc1がコントローラ15に入力されると、ス
テップS2において凝縮温度Tc1と上限設定値Tsh
(例えば、47℃)との比較がなされる。ここでTc1
≧Tshと判定された場合には、ステップS3に進み、
第1および第2空冷ファン12A,12Bによる風量を
所定量だけ増加し、ステップS4において所定時間tが
経過したと判定されるまで待ってステップS1へリター
ンする。
テップS1において温度センサー14により検出された
凝縮温度Tc1がコントローラ15に入力されると、ス
テップS2において凝縮温度Tc1と上限設定値Tsh
(例えば、47℃)との比較がなされる。ここでTc1
≧Tshと判定された場合には、ステップS3に進み、
第1および第2空冷ファン12A,12Bによる風量を
所定量だけ増加し、ステップS4において所定時間tが
経過したと判定されるまで待ってステップS1へリター
ンする。
【0027】一方、ステップS2においてTc1<Tsh
と判定された場合には、ステップS5に進み、凝縮温度
Tc1と下限設定値Tsl(例えば、42℃)との比較
がなされる。ここでTc1≦Tslと判定された場合に
は、ステップS6に進み、第1および第2空冷ファン1
2A,12Bによる風量を所定量だけ減少し、ステップ
S7において所定時間tが経過したと判定されるまで待
ってステップS1へリターンする。なお、ステップS5に
おいてTc1>Tslと判定された場合には、ステップ
S1へリターンする。
と判定された場合には、ステップS5に進み、凝縮温度
Tc1と下限設定値Tsl(例えば、42℃)との比較
がなされる。ここでTc1≦Tslと判定された場合に
は、ステップS6に進み、第1および第2空冷ファン1
2A,12Bによる風量を所定量だけ減少し、ステップ
S7において所定時間tが経過したと判定されるまで待
ってステップS1へリターンする。なお、ステップS5に
おいてTc1>Tslと判定された場合には、ステップ
S1へリターンする。
【0028】上記のようにすると、第1および第2空冷
ファン12A,12Bの風量制御により、空冷凝縮器6
における凝縮温度Tc1を所定範囲(即ち、上限設定値
Tsh=47℃と下限設定値Tsl=42℃との間)に
保持することができる。その結果、空冷吸収器8におけ
る希溶液温度Tl2も所定範囲(即ち、上限値=47℃
と下限値=42℃との間)に保持することができる。
ファン12A,12Bの風量制御により、空冷凝縮器6
における凝縮温度Tc1を所定範囲(即ち、上限設定値
Tsh=47℃と下限設定値Tsl=42℃との間)に
保持することができる。その結果、空冷吸収器8におけ
る希溶液温度Tl2も所定範囲(即ち、上限値=47℃
と下限値=42℃との間)に保持することができる。
【0029】ところで、前記第1および第2空冷ファン
12A,12Bによる風量制御は、図3に示すように、
第1空冷ファン12Aを発停制御するとともに、第2空
冷ファン12Bを回転数制御することにより行われ、両
空冷ファン12A,12Bの合計風量Qがほぼ比例状態
で制御されることとなっている。従って、安定した運転
が行えるとともに、効率向上を図ることができる。
12A,12Bによる風量制御は、図3に示すように、
第1空冷ファン12Aを発停制御するとともに、第2空
冷ファン12Bを回転数制御することにより行われ、両
空冷ファン12A,12Bの合計風量Qがほぼ比例状態
で制御されることとなっている。従って、安定した運転
が行えるとともに、効率向上を図ることができる。
【0030】第2の実施の形態(請求項1〜4に対応) 図4には、本願発明の第2の実施の形態にかかる空冷吸
収式冷凍装置の冷凍システムが示されている。
収式冷凍装置の冷凍システムが示されている。
【0031】この場合、低温再生器5における凝縮温度
Tc2を検出するための温度センサー16が付設されて
おり、第2空冷ファン12Bの回転数制御を低温再生器
5における凝縮温度Tc2に基づいて行うようにしてい
る。なお、空冷凝縮器6の凝縮温度Tc1を検出するた
めの温度センサー14は省略されている。その他の構成
は第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略す
る。
Tc2を検出するための温度センサー16が付設されて
おり、第2空冷ファン12Bの回転数制御を低温再生器
5における凝縮温度Tc2に基づいて行うようにしてい
る。なお、空冷凝縮器6の凝縮温度Tc1を検出するた
めの温度センサー14は省略されている。その他の構成
は第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略す
る。
【0032】次に、本実施の形態にかかる空冷吸収式冷
凍装置における空冷ファンの風量制御について、図5に
示すフローチャートを参照して説明する。
凍装置における空冷ファンの風量制御について、図5に
示すフローチャートを参照して説明する。
【0033】空冷吸収式冷凍装置の運転中において、ス
テップS1において温度センサー16により検出された
凝縮温度Tc2がコントローラ15に入力されると、ス
テップS2において凝縮温度Tc2と上限設定値Tsh
(例えば、100℃)との比較がなされる。ここでTc
2≧Tshと判定された場合には、ステップS3に進み、
第1および第2空冷ファン12A,12Bによる風量を
所定量だけ増加し、ステップS4において所定時間tが
経過したと判定されるまで待ってステップS1へリター
ンする。
テップS1において温度センサー16により検出された
凝縮温度Tc2がコントローラ15に入力されると、ス
テップS2において凝縮温度Tc2と上限設定値Tsh
(例えば、100℃)との比較がなされる。ここでTc
2≧Tshと判定された場合には、ステップS3に進み、
第1および第2空冷ファン12A,12Bによる風量を
所定量だけ増加し、ステップS4において所定時間tが
経過したと判定されるまで待ってステップS1へリター
ンする。
【0034】一方、ステップS2においてTc2<Tsh
と判定された場合には、ステップS5に進み、凝縮温度
Tc2と下限設定値Tsl(例えば、95℃)との比較
がなされる。ここでTc1≦Tslと判定された場合に
は、ステップS6に進み、第1および第2空冷ファン1
2A,12Bによる風量を所定量だけ減少し、ステップ
S7において所定時間tが経過したと判定されるまで待
ってステップS1へリターンする。なお、ステップS5に
おいてTc2>Tslと判定された場合には、ステップ
S1へリターンする。
と判定された場合には、ステップS5に進み、凝縮温度
Tc2と下限設定値Tsl(例えば、95℃)との比較
がなされる。ここでTc1≦Tslと判定された場合に
は、ステップS6に進み、第1および第2空冷ファン1
2A,12Bによる風量を所定量だけ減少し、ステップ
S7において所定時間tが経過したと判定されるまで待
ってステップS1へリターンする。なお、ステップS5に
おいてTc2>Tslと判定された場合には、ステップ
S1へリターンする。
【0035】上記のようにすると、第1および第2空冷
ファン12A,12Bの風量制御により、低温再生器5
における凝縮温度Tc2を所定範囲(即ち、上限設定値
Tsh=100℃と下限設定値Tsl=95℃との間)
に保持することができる。その結果、空冷凝縮器6にお
ける凝縮温度Tc1および空冷吸収器8における希溶液
温度Tl2を所定範囲(即ち、上限値=47℃と下限値
=42℃との間)に保持することができる。
ファン12A,12Bの風量制御により、低温再生器5
における凝縮温度Tc2を所定範囲(即ち、上限設定値
Tsh=100℃と下限設定値Tsl=95℃との間)
に保持することができる。その結果、空冷凝縮器6にお
ける凝縮温度Tc1および空冷吸収器8における希溶液
温度Tl2を所定範囲(即ち、上限値=47℃と下限値
=42℃との間)に保持することができる。
【0036】その他の作用効果は第1の実施の形態にお
けると同様なので説明を省略する。
けると同様なので説明を省略する。
【0037】第3の実施の形態(請求項1〜4に対応) 図6には、本願発明の第3の実施の形態にかかる空冷吸
収式冷凍装置の冷凍システムが示されている。
収式冷凍装置の冷凍システムが示されている。
【0038】この場合、低温再生器5における溶液温度
Tl1を検出するための温度センサー17が付設されて
おり、第2空冷ファン12Bの回転数制御を低温再生器
5における溶液温度Tl1に基づいて行うようにしてい
る。なお、空冷凝縮器6の凝縮温度Tc1を検出するた
めの温度センサー14は省略されている。その他の構成
は第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略す
る。
Tl1を検出するための温度センサー17が付設されて
おり、第2空冷ファン12Bの回転数制御を低温再生器
5における溶液温度Tl1に基づいて行うようにしてい
る。なお、空冷凝縮器6の凝縮温度Tc1を検出するた
めの温度センサー14は省略されている。その他の構成
は第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略す
る。
【0039】次に、本実施の形態にかかる空冷吸収式冷
凍装置における空冷ファンの風量制御について、図7に
示すフローチャートを参照して説明する。
凍装置における空冷ファンの風量制御について、図7に
示すフローチャートを参照して説明する。
【0040】空冷吸収式冷凍装置の運転中において、ス
テップS1において温度センサー17により検出された
溶液温度Tl1がコントローラ15に入力されると、ス
テップS2において溶液温度Tl1と上限設定値Tsh
(例えば、95℃)との比較がなされる。ここでTl1
≧Tshと判定された場合には、ステップS3に進み、
第1および第2空冷ファン12A,12Bによる風量を
所定量だけ増加し、ステップS4において所定時間tが
経過したと判定されるまで待ってステップS1へリター
ンする。
テップS1において温度センサー17により検出された
溶液温度Tl1がコントローラ15に入力されると、ス
テップS2において溶液温度Tl1と上限設定値Tsh
(例えば、95℃)との比較がなされる。ここでTl1
≧Tshと判定された場合には、ステップS3に進み、
第1および第2空冷ファン12A,12Bによる風量を
所定量だけ増加し、ステップS4において所定時間tが
経過したと判定されるまで待ってステップS1へリター
ンする。
【0041】一方、ステップS2においてTl1<Tsh
と判定された場合には、ステップS5に進み、溶液温度
Tl1と下限設定値Tsl(例えば、90℃)との比較
がなされる。ここでTl1≦Tslと判定された場合に
は、ステップS6に進み、第1および第2空冷ファン1
2A,12Bによる風量を所定量だけ減少し、ステップ
S7において所定時間tが経過したと判定されるまで待
ってステップS1へリターンする。なお、ステップS5に
おいてTl1>Tslと判定された場合には、ステップ
S1へリターンする。
と判定された場合には、ステップS5に進み、溶液温度
Tl1と下限設定値Tsl(例えば、90℃)との比較
がなされる。ここでTl1≦Tslと判定された場合に
は、ステップS6に進み、第1および第2空冷ファン1
2A,12Bによる風量を所定量だけ減少し、ステップ
S7において所定時間tが経過したと判定されるまで待
ってステップS1へリターンする。なお、ステップS5に
おいてTl1>Tslと判定された場合には、ステップ
S1へリターンする。
【0042】上記のようにすると、第1および第2空冷
ファン12A,12Bの風量制御により、低温再生器5
における溶液温度Tl1を所定範囲(即ち、上限設定値
Tsh=95℃と下限設定値Tsl=90℃との間)に
保持することができる。その結果、空冷凝縮器6におけ
る凝縮温度Tc1および空冷吸収器8における希溶液温
度Tl2を所定範囲(即ち、上限値=47℃と下限値=
42℃との間)に保持することができる。
ファン12A,12Bの風量制御により、低温再生器5
における溶液温度Tl1を所定範囲(即ち、上限設定値
Tsh=95℃と下限設定値Tsl=90℃との間)に
保持することができる。その結果、空冷凝縮器6におけ
る凝縮温度Tc1および空冷吸収器8における希溶液温
度Tl2を所定範囲(即ち、上限値=47℃と下限値=
42℃との間)に保持することができる。
【0043】その他の作用効果は第1の実施の形態にお
けると同様なので説明を省略する。
けると同様なので説明を省略する。
【0044】第4の実施の形態(請求項1〜4に対応) 図8には、本願発明の第4の実施の形態にかかる空冷吸
収式冷凍装置の冷凍システムが示されている。
収式冷凍装置の冷凍システムが示されている。
【0045】この場合、空冷吸収器8における希溶液温
度Tl2を検出するための温度センサー18が付設され
ており、第2空冷ファン12Bの回転数制御を空冷吸収
器8における希溶液温度Tl2に基づいて行うようにし
ている。なお、空冷凝縮器6の凝縮温度Tc1を検出す
るための温度センサー14は省略されている。その他の
構成は第1の実施の形態におけると同様なので説明を省
略する。
度Tl2を検出するための温度センサー18が付設され
ており、第2空冷ファン12Bの回転数制御を空冷吸収
器8における希溶液温度Tl2に基づいて行うようにし
ている。なお、空冷凝縮器6の凝縮温度Tc1を検出す
るための温度センサー14は省略されている。その他の
構成は第1の実施の形態におけると同様なので説明を省
略する。
【0046】次に、本実施の形態にかかる空冷吸収式冷
凍装置における空冷ファンの風量制御について、図9に
示すフローチャートを参照して説明する。
凍装置における空冷ファンの風量制御について、図9に
示すフローチャートを参照して説明する。
【0047】空冷吸収式冷凍装置の運転中において、ス
テップS1において温度センサー18により検出された
希溶液温度Tl2がコントローラ15に入力されると、
ステップS2において希溶液温度Tl2と上限設定値Ts
h(例えば、47℃)との比較がなされる。ここでTl
2≧Tshと判定された場合には、ステップS3に進み、
第1および第2空冷ファン12A,12Bによる風量を
所定量だけ増加し、ステップS4において所定時間tが
経過したと判定されるまで待ってステップS1へリター
ンする。
テップS1において温度センサー18により検出された
希溶液温度Tl2がコントローラ15に入力されると、
ステップS2において希溶液温度Tl2と上限設定値Ts
h(例えば、47℃)との比較がなされる。ここでTl
2≧Tshと判定された場合には、ステップS3に進み、
第1および第2空冷ファン12A,12Bによる風量を
所定量だけ増加し、ステップS4において所定時間tが
経過したと判定されるまで待ってステップS1へリター
ンする。
【0048】一方、ステップS2においてTl2<Tsh
と判定された場合には、ステップS5に進み、希溶液温
度Tl2と下限設定値Tsl(例えば、42℃)との比
較がなされる。ここでTl2≦Tslと判定された場合
には、ステップS6に進み、第1および第2空冷ファン
12A,12Bによる風量を所定量だけ減少し、ステッ
プS7において所定時間tが経過したと判定されるまで
待ってステップS1へリターンする。なお、ステップS5
においてTl2>Tslと判定された場合には、ステッ
プS1へリターンする。
と判定された場合には、ステップS5に進み、希溶液温
度Tl2と下限設定値Tsl(例えば、42℃)との比
較がなされる。ここでTl2≦Tslと判定された場合
には、ステップS6に進み、第1および第2空冷ファン
12A,12Bによる風量を所定量だけ減少し、ステッ
プS7において所定時間tが経過したと判定されるまで
待ってステップS1へリターンする。なお、ステップS5
においてTl2>Tslと判定された場合には、ステッ
プS1へリターンする。
【0049】上記のようにすると、第1および第2空冷
ファン12A,12Bの風量制御により、低温再生器5
における溶液温度Tl2を所定範囲(即ち、上限設定値
Tsh=47℃と下限設定値Tsl=42℃との間)に
保持することができる。その結果、空冷凝縮器6におけ
る凝縮温度Tc1および空冷吸収器8における希溶液温
度Tl2を所定範囲(即ち、上限値=47℃と下限値=
42℃との間)に保持することができる。
ファン12A,12Bの風量制御により、低温再生器5
における溶液温度Tl2を所定範囲(即ち、上限設定値
Tsh=47℃と下限設定値Tsl=42℃との間)に
保持することができる。その結果、空冷凝縮器6におけ
る凝縮温度Tc1および空冷吸収器8における希溶液温
度Tl2を所定範囲(即ち、上限値=47℃と下限値=
42℃との間)に保持することができる。
【0050】その他の作用効果は第1の実施の形態にお
けると同様なので説明を省略する。
けると同様なので説明を省略する。
【0051】第5の実施の形態(請求項1〜4に対応) 図10には、本願発明の第5の実施の形態にかかる空冷
吸収式冷凍装置の冷凍システムが示されている。
吸収式冷凍装置の冷凍システムが示されている。
【0052】この場合、高温再生器1の温度Thを検出
するための温度センサー19が付設されており、第2空
冷ファン12Bの回転数制御を高温再生器1の温度Th
に基づいて行うようにしている。なお、空冷凝縮器6の
凝縮温度Tc1を検出するための温度センサー14は省
略されている。その他の構成は第1の実施の形態におけ
ると同様なので説明を省略する。
するための温度センサー19が付設されており、第2空
冷ファン12Bの回転数制御を高温再生器1の温度Th
に基づいて行うようにしている。なお、空冷凝縮器6の
凝縮温度Tc1を検出するための温度センサー14は省
略されている。その他の構成は第1の実施の形態におけ
ると同様なので説明を省略する。
【0053】次に、本実施の形態にかかる空冷吸収式冷
凍装置における空冷ファンの風量制御について、図11
に示すフローチャートを参照して説明する。
凍装置における空冷ファンの風量制御について、図11
に示すフローチャートを参照して説明する。
【0054】空冷吸収式冷凍装置の運転中において、ス
テップS1において温度センサー19により検出された
高温再生器温度Thがコントローラ15に入力される
と、ステップS2において高温再生器温度Thと上限設
定値Tsh(例えば、170℃)との比較がなされる。
ここでTh≧Tshと判定された場合には、ステップS
3に進み、第1および第2空冷ファン12A,12Bに
よる風量を所定量だけ増加し、ステップS4において所
定時間tが経過したと判定されるまで待ってステップS
1へリターンする。
テップS1において温度センサー19により検出された
高温再生器温度Thがコントローラ15に入力される
と、ステップS2において高温再生器温度Thと上限設
定値Tsh(例えば、170℃)との比較がなされる。
ここでTh≧Tshと判定された場合には、ステップS
3に進み、第1および第2空冷ファン12A,12Bに
よる風量を所定量だけ増加し、ステップS4において所
定時間tが経過したと判定されるまで待ってステップS
1へリターンする。
【0055】一方、ステップS2においてTh<Tsh
と判定された場合には、ステップS5に進み、高温再生
器温度Thと下限設定値Tsl(例えば、165℃)と
の比較がなされる。ここでTh≦Tslと判定された場
合には、ステップS6に進み、第1および第2空冷ファ
ン12A,12Bによる風量を所定量だけ減少し、ステ
ップS7において所定時間tが経過したと判定されるま
で待ってステップS1へリターンする。なお、ステップ
S5においてTh>Tslと判定された場合には、ステ
ップS1へリターンする。その結果、空冷凝縮器6およ
び空冷吸収器8における希溶液温度Tl2における凝縮
温度Tc1を所定範囲(即ち、上限値=47℃と下限値
=42℃との間)に保持することができる。
と判定された場合には、ステップS5に進み、高温再生
器温度Thと下限設定値Tsl(例えば、165℃)と
の比較がなされる。ここでTh≦Tslと判定された場
合には、ステップS6に進み、第1および第2空冷ファ
ン12A,12Bによる風量を所定量だけ減少し、ステ
ップS7において所定時間tが経過したと判定されるま
で待ってステップS1へリターンする。なお、ステップ
S5においてTh>Tslと判定された場合には、ステ
ップS1へリターンする。その結果、空冷凝縮器6およ
び空冷吸収器8における希溶液温度Tl2における凝縮
温度Tc1を所定範囲(即ち、上限値=47℃と下限値
=42℃との間)に保持することができる。
【0056】上記のようにすると、第1および第2空冷
ファン12A,12Bの風量制御により、高温再生器1
の温度Thを所定範囲(即ち、上限設定値Tsh=17
0℃と下限設定値Tsl=165℃との間)に保持する
ことができる。その結果、空冷凝縮器6における凝縮温
度Tc1を所定範囲(即ち、上限値=47℃と下限値=
42℃との間)に保持することができる。
ファン12A,12Bの風量制御により、高温再生器1
の温度Thを所定範囲(即ち、上限設定値Tsh=17
0℃と下限設定値Tsl=165℃との間)に保持する
ことができる。その結果、空冷凝縮器6における凝縮温
度Tc1を所定範囲(即ち、上限値=47℃と下限値=
42℃との間)に保持することができる。
【0057】その他の作用効果は第1の実施の形態にお
けると同様なので説明を省略する。
けると同様なので説明を省略する。
【0058】なお、空冷ファンの風量制御(即ち、ファ
ンモータの回転数制御)は、スター/デルタ結線による
場合もある。
ンモータの回転数制御)は、スター/デルタ結線による
場合もある。
【0059】
【発明の効果】本願発明(請求項1の発明)によれば、
高温再生器1、気液分離器3、低温再生器5、空冷凝縮
器6、冷房熱源を得るための蒸発器7および空冷吸収器
8を順次接続してなる空冷吸収式冷凍装置において、前
記空冷凝縮器6および空冷吸収器8を冷却するための複
数台の冷却ファン12A,12B・・を付設するととも
に、該空冷ファン12A,12B・・の少なくとも1台
を回転数可変型空冷ファンとしているので、回転数可変
型空冷ファンの回転数を変化させることにより、空冷凝
縮器6および空冷吸収器8へ供給される送風量を適正に
制御することができることとなり、安定した運転が得ら
れるとともに効率も向上するという優れた効果がある。
しかも、回転数可変型空冷ファンの台数を少なくできる
ところから、コストダウンを達成することができるとい
う効果もある。
高温再生器1、気液分離器3、低温再生器5、空冷凝縮
器6、冷房熱源を得るための蒸発器7および空冷吸収器
8を順次接続してなる空冷吸収式冷凍装置において、前
記空冷凝縮器6および空冷吸収器8を冷却するための複
数台の冷却ファン12A,12B・・を付設するととも
に、該空冷ファン12A,12B・・の少なくとも1台
を回転数可変型空冷ファンとしているので、回転数可変
型空冷ファンの回転数を変化させることにより、空冷凝
縮器6および空冷吸収器8へ供給される送風量を適正に
制御することができることとなり、安定した運転が得ら
れるとともに効率も向上するという優れた効果がある。
しかも、回転数可変型空冷ファンの台数を少なくできる
ところから、コストダウンを達成することができるとい
う効果もある。
【0060】請求項2の発明におけるように、前記回転
数可変型空冷ファンを、インバータ式ファンモータによ
り駆動されるものとした場合、回転数可変を周波数変化
により容易に行える。
数可変型空冷ファンを、インバータ式ファンモータによ
り駆動されるものとした場合、回転数可変を周波数変化
により容易に行える。
【0061】請求項3の発明におけるように、前記回転
数可変型空冷ファンを、タップ切換により回転数可変と
されたファンモータにより駆動されるものとした場合、
低コストのタップ切換により回転数を容易に変化させる
ことができる。
数可変型空冷ファンを、タップ切換により回転数可変と
されたファンモータにより駆動されるものとした場合、
低コストのタップ切換により回転数を容易に変化させる
ことができる。
【0062】請求項4の発明におけるように、前記空冷
凝縮器6における凝縮温度Tc1、前記低温再生器5に
おける溶液温度Tl1、前記空冷吸収器8における希溶
液温度Tl2、前記高温再生器1の温度Thのいずれか
に基づいて前記回転数可変型空冷ファンの回転数制御を
行う制御手段15を付設した場合、凝縮温度Tc、溶液
温度Tl1、希溶液温度Tl2、高温再生器温度Thの検
知により回転数可変型空冷ファンの回転数制御を容易に
行うことができる。
凝縮器6における凝縮温度Tc1、前記低温再生器5に
おける溶液温度Tl1、前記空冷吸収器8における希溶
液温度Tl2、前記高温再生器1の温度Thのいずれか
に基づいて前記回転数可変型空冷ファンの回転数制御を
行う制御手段15を付設した場合、凝縮温度Tc、溶液
温度Tl1、希溶液温度Tl2、高温再生器温度Thの検
知により回転数可変型空冷ファンの回転数制御を容易に
行うことができる。
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる空冷吸収
式冷凍装置の冷凍サイクルを示す回路図である。
式冷凍装置の冷凍サイクルを示す回路図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態にかかる空冷吸収
式冷凍装置における空冷ファンの風量制御を示すフロー
チャートである。
式冷凍装置における空冷ファンの風量制御を示すフロー
チャートである。
【図3】本願発明の第1の実施の形態にかかる空冷吸収
式冷凍装置における空冷ファンの風量制御特性を示す特
性図である。
式冷凍装置における空冷ファンの風量制御特性を示す特
性図である。
【図4】本願発明の第2の実施の形態にかかる空冷吸収
式冷凍装置の冷凍サイクルを示す回路図である。
式冷凍装置の冷凍サイクルを示す回路図である。
【図5】本願発明の第2の実施の形態にかかる空冷吸収
式冷凍装置における空冷ファンの風量制御を示すフロー
チャートである。
式冷凍装置における空冷ファンの風量制御を示すフロー
チャートである。
【図6】本願発明の第3の実施の形態にかかる空冷吸収
式冷凍装置の冷凍サイクルを示す回路図である。
式冷凍装置の冷凍サイクルを示す回路図である。
【図7】本願発明の第3の実施の形態にかかる空冷吸収
式冷凍装置における空冷ファンの風量制御を示すフロー
チャートである。
式冷凍装置における空冷ファンの風量制御を示すフロー
チャートである。
【図8】本願発明の第4の実施の形態にかかる空冷吸収
式冷凍装置の冷凍サイクルを示す回路図である。
式冷凍装置の冷凍サイクルを示す回路図である。
【図9】本願発明の第4の実施の形態にかかる空冷吸収
式冷凍装置における空冷ファンの風量制御を示すフロー
チャートである。
式冷凍装置における空冷ファンの風量制御を示すフロー
チャートである。
【図10】本願発明の第5の実施の形態にかかる空冷吸
収式冷凍装置の冷凍サイクルを示す回路図である。
収式冷凍装置の冷凍サイクルを示す回路図である。
【図11】本願発明の第5の実施の形態にかかる空冷吸
収式冷凍装置における空冷ファンの風量制御を示すフロ
ーチャートである。
収式冷凍装置における空冷ファンの風量制御を示すフロ
ーチャートである。
1は高温再生器、3は気液分離器、5は低温再生器、6
は空冷凝縮器、7は蒸発器、8は空冷吸収器、12A,
12Bは空冷ファン、14は温度センサー、15は制御
手段(コントローラ)、Tc1,Tc2は凝縮温度、Tl
1は溶液温度、Tl2は希溶液温度、Thは高温再生器温
度。
は空冷凝縮器、7は蒸発器、8は空冷吸収器、12A,
12Bは空冷ファン、14は温度センサー、15は制御
手段(コントローラ)、Tc1,Tc2は凝縮温度、Tl
1は溶液温度、Tl2は希溶液温度、Thは高温再生器温
度。
Claims (4)
- 【請求項1】 高温再生器(1)、気液分離器(3)、
低温再生器(5)、空冷凝縮器(6)、冷房熱源を得る
ための蒸発器(7)および空冷吸収器(8)を順次接続
してなる空冷吸収式冷凍装置であって、前記空冷凝縮器
(6)および空冷吸収器(8)を冷却するための複数台
の冷却ファン(12A),(12B)・・を付設すると
ともに、該空冷ファン(12A),(12B)・・の少
なくとも1台を回転数可変型空冷ファンとしたことを特
徴とする空冷吸収式冷凍装置。 - 【請求項2】 前記回転数可変型空冷ファンを、インバ
ータ制御により回転数可変とされたファンモータにより
駆動されるものとしたことを特徴とする請求項1記載の
空冷吸収式冷凍装置。 - 【請求項3】 前記回転数可変型空冷ファンを、タップ
切換により回転数可変とされたファンモータにより駆動
されるものとしたことを特徴とする請求項1記載の空冷
吸収式冷凍装置。 - 【請求項4】 前記空冷凝縮器(6)における凝縮温度
(Tc1)、前記低温再生器(5)における凝縮温度
(Tc2)、前記低温再生器(5)における溶液温度
(Tl1)、前記空冷吸収器(8)における希溶液温度
(Tl2)、高温再生器(1)の温度(Th)のいずれ
かに基づいて前記回転数可変型空冷ファンの回転数制御
を行う制御手段(15)を付設したことを特徴とする前
記請求項1ないし請求項3のいずれか一項記載の空冷吸
収式冷凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9159936A JPH116664A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 空冷吸収式冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9159936A JPH116664A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 空冷吸収式冷凍装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH116664A true JPH116664A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15704401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9159936A Pending JPH116664A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 空冷吸収式冷凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH116664A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004087830A1 (ja) * | 2003-03-28 | 2004-10-14 | Hachinohe Institute Of Technology | 吸収冷凍機用作動媒体、吸収冷凍機および冷熱熱媒体製造方法 |
-
1997
- 1997-06-17 JP JP9159936A patent/JPH116664A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004087830A1 (ja) * | 2003-03-28 | 2004-10-14 | Hachinohe Institute Of Technology | 吸収冷凍機用作動媒体、吸収冷凍機および冷熱熱媒体製造方法 |
JPWO2004087830A1 (ja) * | 2003-03-28 | 2006-07-06 | 学校法人八戸工業大学 | 吸収冷凍機用作動媒体、吸収冷凍機および冷熱熱媒体製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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