JPH1166250A - 非接触情報記録媒体を用いた情報伝送システム - Google Patents

非接触情報記録媒体を用いた情報伝送システム

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JPH1166250A
JPH1166250A JP9231078A JP23107897A JPH1166250A JP H1166250 A JPH1166250 A JP H1166250A JP 9231078 A JP9231078 A JP 9231078A JP 23107897 A JP23107897 A JP 23107897A JP H1166250 A JPH1166250 A JP H1166250A
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frequency
transmission wave
information recording
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JP9231078A
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Takafumi Watanabe
隆文 渡辺
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/10009Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves
    • G06K7/10158Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves methods and means used by the interrogation device for reliably powering the wireless record carriers using an electromagnetic interrogation field
    • G06K7/10178Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves methods and means used by the interrogation device for reliably powering the wireless record carriers using an electromagnetic interrogation field including auxiliary means for focusing, repeating or boosting the electromagnetic interrogation field

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Abstract

(57)【要約】 【課題】電力伝送波の出力値を増加させずにリ−ダ・ラ
イタの通信エリアを拡大することを目的とする。 【解決手段】 リ−ダ・ライタ301の通信エリアに
中継器501を設置してリ−ダ・ライタ301の通信エ
リアを実質的に拡大し、カ−ド101との通信を中継器
501を介して行うように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バッテリーなど
の電源を持たず、通信端末装置の通信エリア内において
回路の動作に必要な電力を得る非接触情報記録媒体を用
いる情報伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバッテリーを持たない非接触情報
記録媒体は通信端末装置であるリーダ・ライタから供給
される伝送波から電力を得て、これを動作電源に用いて
いる。即ち、このリーダ・ライタの通信エリア内では前
記伝送波による電界強度が所定値以上のレベルにあり、
前記非接触情報記録媒体のアンテナをとうして所定値以
上の電力が発生する。この非接触情報記録媒体は情報を
記憶するメモリと、このメモリに対して情報の書き込
み、読出を行う電子回路と、この電子回路と外部回路と
の間で情報伝送波を送受信する無線送受信回路とを有す
るが、これらのすべての回路は前記発生された電力を用
いて動作するようになっている。
【0003】したがって、このリーダ・ライタの通信エ
リアを広くするためには送出される伝送波の送信電力を
大きくする必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リーダ
・ライタから供給される伝送波は法律などの制限により
出力の大きさが制限され、これにより非接触情報記録媒
体との通信距離が制限されていた。
【0005】そこでこの発明は、中継装置を設けること
により法律の制限の範囲内でリーダ・ライタと非接触情
報記録媒体との間の通信距離を従来より飛躍的に大きく
することができる、情報伝送システムを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の情報伝送シス
テムは、情報を記憶するメモリと、このメモリに対して
情報の書き込み、読出を行う電子回路と、この電子回路
と外部回路との間で情報伝送波を送受信する無線通信手
段と、外部電界から電源電力を発生する手段とを具備す
る非接触情報記録媒体と、前記非接触情報記録媒体のメ
モリに対して非接触で情報の書き込み、読出を行う通信
端末装置と、前記通信端末装置からの伝送波を受信し、
電力増幅して前記非接触情報記録媒体に伝送する中継装
置とから構成されている。
【0007】上記の構成により、法律の規制の範囲内の
電力で通信端末装置であるリーダ・ライタから送信され
た伝送波はこのリーダ・ライタの通信エリア内に設置さ
れた中継装置で電力増幅され、再び法律の規制の範囲内
の電力で送信され、非接触情報記録媒体に伝送される。
これにより法律の制限の範囲内でリーダ・ライタと非接
触情報記録媒体との間の通信距離を飛躍的に大きくする
ことができる情報伝送システムを提供することができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1の実施の形
態について図面を参照して説明する。この第1の実施の
形態は特定の管理エリアの入出管理に適用できる。
【0009】図1(a)はカ−ド形状の非接触情報記録
媒体101の外観を示す斜視図である。
【0010】この非接触情報記録媒体101の表面には
必要に応じて本人の写真101aの他,ID番号101
bなどのID情報を印刷しておく。以下、この非接触情
報記録媒体101をカード101として説明する。
【0011】このカード101は図1(b)に示したよ
うに、アンテナ102と、このアンテナ102により受
信された変調波を復調、或いは情報信号を含んだ変調波
を生成してアンテナ102に送る変復調回路103と、
復調して生成された情報信号をメモリ105に記憶さ
せ、或いはメモリ105に記憶された情報信号を読出す
ためのCPUを含む制御回路104と、前記アンテナ1
02で受信された伝送波から電源電力を発生する電源生
成回路110などで構成されている。電源生成回路11
0によって生成される電力がカード101内のすべての
回路に動作電源として供給される。
【0012】なお、以下アンテナ102により受信され
る伝送波を電力を供給する意味を含め「電力伝送波」と
呼ぶが、この伝送波は当然情報信号を含んでいても(情
報信号で変調されていても)良い。
【0013】なお、ここでは情報信号で変調された電力
伝送波を前記アンテナ102で受信して、カ−ド101
内部で必要とする情報信号と電源電力を得るようにして
いるが、情報伝送波と電力伝送波とを別々に送受信する
ようにしてもよい。そのためにアンテナ102としては
平面型のアンテナなど用途に応じて適切なものを用いる
必要がある。
【0014】図1(b)において情報伝送波と電力伝送
波とを別々に送受信する場合には、アンテナ102は情
報伝送波および電力伝送波を受信する。このうち情報伝
送波部分は変復調回路103で復調されて情報信号が生
成され、これがCPUを含む制御回路104に供給され
る。
【0015】図1(c)はメモリ105の記憶領域の構
造を示すメモリマップであり、先頭にメモリの目次の役
割をするメモリポインタエリア107が設けられ、次い
で、カードIDエリア108および種々のアプリケーシ
ョンで用いられるアプリケーションデータエリア109
などからなっている。
【0016】復調された情報信号がたとえばリーダ・ラ
イタからのID番号の質問信号であれば、制御回路10
4はこれを受けてメモリ105からカードIDを読出し
て、変復調回路103で変調し、アンテナ102からリ
ータ・ライタへID番号を送信する。
【0017】以下図2を参照して、非接触情報記録媒体
として用いられるカード101と非接触で通信を行い、
カード101のメモリ105内の情報を非接触で読み書
きするリーダ・ライタ201について説明する。
【0018】図2(a)に図1に示したカ−ド101と
の間で非接触で情報の送受信を行うためのリーダ・ライ
タ201の概略構成を示す。ここでは一例として回路部
202とアンテナ部203が分離された形で示されてい
るが、勿論回路部202とアンテナ部203を一体にし
て構成してもよい。
【0019】アンテナ部203から放出される伝送波に
よる所定の電界強度を有する通信エリア内にはカード1
01あるいは後述する中継装置が設置される。
【0020】図2(b)にリ−ダ・ライタ201の回路
構成をブロック図で示す。図2(a)のアンテナ部20
3はこの例では送信アンテナ204と受信アンテナ20
5とに分離して構成されている。
【0021】送信アンテナ204は、電力増幅器を含む
電力ドライバ206と、搬送波を送信情報信号で変調す
るための変調回路207とを順次介して制御回路210
に接続される。
【0022】受信アンテナ205は、受信信号を増幅す
るための増幅回路208および受信波信号から情報信号
を抽出するための復調回路209とを順次介して制御回
路210に接続される。
【0023】制御回路210は変調回路207とメモリ
211との間で送信情報信号の読出を行い、復調回路2
09とメモリ211との間で受信情報の書き込みが行わ
れる。
【0024】ここで、リーダ・ライタ201のアンテナ
部203から電力伝送波が送信されている状態で、リー
ダ・ライタ201の通信エリア内にカード101が入っ
てきたものとする。
【0025】送信アンテナ204からはカード101内
のデータ、たとえば個人のID番号の質問信号が電力伝
送波に重畳されて送出されている。カード101ではま
ずアンテナ102で受けた電力伝送波が電源生成回路1
10に供給され、これがカード101内のすべての回路
に動作電源として供給される。
【0026】一方、電力伝送波に重畳された質問信号が
変復調回路103で復調される。復調された情報信号が
リーダ・ライタ201からのID番号の問い合わせ信号
であれば、制御回路104はこれを受けてメモリ105
のエリア108からカードIDを読出して、変復調回路
103で変調し、アンテナ102からリーダ・ライタ2
01へID番号デ−タを送信する。
【0027】送信されたID番号データを含んだ伝送波
はリ−ダ・ライタ201の受信アンテナ205で受信さ
れ、受信波増幅回路208で増幅され、復調回路209
で復調され、ID番号データが得られる。
【0028】以上の説明はリーダ・ライタ201の通信
エリア内にカ−ド101が入ってきた場合であるが、こ
の発明ではリーダ・ライタ201の通信エリア外であっ
ても中継装置により中継された通信エリア内であれば通
信が可能である。この説明はあとで詳細に行う。
【0029】なお、図2に示したリーダ・ライタ201
は単一の周波数を持つ電力伝送波を送出する構成である
が、この電力伝送波の周波数は二つ以上の複数の周波数
の中から選択して送出するようにしてもよい。
【0030】図3に複数の周波数源を持つリーダ・ライ
タ301の電力伝送部の回路ブロック図を示す。このよ
うな電力伝送部を持つリーダ・ライタを以降「複数周波
数源リーダ・ライタ」と呼ぶことにする。ここでは周波
数源306は周波数f1、f2の2つの周波数の出力を
出す周波数源306a,306bからなる。
【0031】即ち、周波数源306は周波数f1,f2
を持つ2つの単一周波数信号を発生する発生器306
a,306bを有し、制御回路307により切替え制御
されるスイッチ308を介して選択された周波数f1あ
るいはf2の信号を変調回路304に供給する。
【0032】一方、メモリ305から読出したデータあ
るいはID番号問い合わせコマンドなどの情報信号を変
調回路304に与え、選択された周波数f1あるいはf
2の信号を変調して後、電力ドライバ303で電力増幅
を行い、所定の電力でアンテナ302から送信する。
【0033】ここで、図4を参照して図3に示した複数
周波数源リーダ・ライタ301が、2つの周波数(f
l,f2)の発生器306a,306bからの出力を交
互に送出する場合の流れ図を示す。
【0034】まず制御回路307によりスイッチ308
を操作して周波数源を周波数flの発生器306aに切
り替え(ステップ401)、データあるいはID番号問
い合わせコマンドなどの情報信号(以下データとする)
がある場合は、メモリ305から当該データを取り出す
(ステップ402)。変調回路304においては、発生
器306aからの単一周波数信号をメモリ305から読
出されたデータで変調し(ステップ403)、電力ドラ
イバ303で電力増幅した後、アンテナ302にて送信
する(ステップ404)。
【0035】送信データがない場合は周波数flの単一
周波数信号を変調せずに電力ドライバ303に通して電
力増幅し、そのまま送信する。
【0036】非接触情報記録媒体であるカ−ド101の
データリードまたはライト過程(ステップ405)後
に、今度は周波数源をf2の発生器306bに切り替え
(ステップ406)、送信するデータがある場合はメモ
リ305から一連のデータを取り出す(ステップ40
7)。これらを用いて変調回路304を通して周波数f
2の単一周波数信号を変調し(ステップ408)、電力
ドライバ303で電力増幅後にアンテナ302にて送信
する(ステップ409)(送信データがない場合は周波
数f2の単一周波数信号を電力ドライバ303を通し、
そのまま送信する)。
【0037】カ−ド101のデータリードまたはライト
過程(410)後に、再び周波数源をflに切り替え
(401)、再度これらの過程を繰り返す。
【0038】図5にこの実施例に使用するカ−ド101
と複数周波数源リーダ・ライタ301間の電力伝送波を
中継する非接触情報記録用中継器501の回路ブロック
図を示す。
【0039】図5において、非接触情報記録用中継器5
01は受信アンテナ502と送信アンテナ506とを有
する。受信アンテナ502は受信バッファ・増幅部50
3に接続され、この受信バッファ・増幅部503の出力
は周波数変換部504の入力として与えられ、周波数変
換部504の出力は次に電力増幅部505にて電力増幅
されて、その出力が送信アンテナ506に供給される構
成となっている。
【0040】図5の構成において、受信アンテナ502
にてたとえば複数周波数源リーダ・ライタ301からの
特定の周波数の電力伝送波が受信されると、非接触情報
記録用中継器501は受信バッファ・増幅部503に
て、信号操作可能なレベルまで増幅を行う。その後周波
数変換部504にて周波数を変換し、電力増幅部505
にて電力増幅を行い、送信アンテナ506にて送信を行
う。このように、この非接触情報記録用中継器501が
電力伝送波の増幅を行うため、カード101はさらに離
れた位置で通信に必要な十分な電力を得ることができ
る。
【0041】ここで、さらに詳細に説明する。カ−ド1
01が周波数flの電力伝送波に反応し、非接触情報記
録用中継器501が周波数f2の電力伝送波に反応する
ようにシステムが設定されたものと仮定する。したがっ
て、非接触情報記録用中継器501が周波数f2の電力
伝送波を受信したときのみ、これを周波数flの電力伝
送波に変換し、電力増幅を行った後にアンテナ506か
らカ−ド101に対して出力される。
【0042】図6にこのときの複数周波数源リーダ・ラ
イタ301に対するカ−ド101または非接触情報記録
用中継器501の種々の場合の基本動作を示す。
【0043】図6(a)の場合はカ−ド101と複数周
波数源リーダ・ライタ301との1対1の通信が成立す
る場合であり、したがって非接触情報記録用中継器50
1なしでカ−ド101がリーダ・ライタ301からの周
波数flの電力伝送波を受信し、これに直接に応答する
ための電源を得て動作し、変調されたデータ波がリーダ
・ライタ301に返信される。
【0044】この場合は同じリーダ・ライタ301から
の通信エリア中に図6(b)に示したように非接触情報
記録用中継器501があったとしても、この周波数fl
の電力伝送波には反応しないのは勿論である。
【0045】同様に、図6(c)に示したようにリーダ
・ライタ301からカ−ド101が周波数f2の電力伝
送波を受ける場合もカ−ド101は反応しない。
【0046】図6(d)は、非接触情報記録用中継器5
01が周波数f2の電力伝送波を受け、これに応答して
周波数変換,電力増幅した周波数flの電力伝送波を放
射する場合を示している。
【0047】図7を用いて図6(d)の場合の非接触情
報記録用中継器501動作時の複数周波数源リーダ・ラ
イタ301、カ−ド101間の通信状態を説明する。複
数周波数源リーダ・ライタ301から周波数f2の電力
伝送波が放射されたときは、非接触情報記録用中継器5
01がこれに応答し、周波数f2の電力伝送波を周波数
flの信号に変換し、これを電力増幅したf1の電力伝
送波を放射する。これをカ−ド101が受信し、電力を
得て動作し、データ変調波が複数周波数源リーダ・ライ
タ301に向かって返される。
【0048】この場合、カ−ド101は最初の周波数f
2の伝送波には反応せず中継された周波数f1の伝送波
にのみ反応するので、複数周波数源リ−ダ・ライタ30
1に対して確実な応答が行われる。
【0049】図8には図6(a),(b)に示した場
合、すなわち複数周波数源リーダ・ライタ301が周波
数flの電力伝送波を放射したとき(ステップ801)
の流れ図を示す。複数周波数源リーダ・ライタ301の
通信エリア内にカ−ド101が存在する場合には、図6
(a)に示したようにこのカ−ド101が反応(ステッ
プ804)し、複数周波数源リーダ・ライタ301との
間に通信が成立する。なお通信エリア内に非接触情報記
録用中継器501が存在したとしても、図6(a)に示
したように反応しない(ステップ805、806)。
【0050】図9には図6(c),(d)に示した場
合、即ち複数周波数源リーダ・ライタ301が周波数f
2の伝送波を放射したとき(ステップ901)の流れ図
を示す。この場合、周波数f2に対する通信エリア内に
カ−ド101が存在していてもカ−ド101は応答しな
い(ステップ902、904)。
【0051】通信エリア内に非接触情報記録用中継器5
01が存在すると(ステップ903)ステップ905に
て周波数f2の電力伝送波の周波数が周波数flの電力
伝送波に変換され、電力増幅を行って送信する。
【0052】この周波数f1の非接触情報記録用中継器
501から放射された電力伝送波をリ−ダ・ライタ30
1が受信したものとすると、リ−ダ・ライタ301は非
接触情報記録用中継器がエリア内に存在していることを
認識できる。
【0053】この状態で周波数変換された電力伝送波の
通信エリア内にカ−ド101が存在する場合(ステップ
907)にはステップ909にてカ−ド101がリ−ダ
・ライタ301に対して応答信号を送信する。即ちカ−
ド101はこの周波数flの電力伝送波を受信、電力を
得て動作し、カ−ド101内のデ−タを含むデ−タ伝送
波が複数周波数源リーダ・ライタ301に向かって返信
される。
【0054】ここで、図10を参照して非接触情報記録
用中継器501の動作確認法を説明する。前述したよう
に、複数周波数源リーダ・ライタ301から周波数f2
の電力伝送波が送信されると、非接触情報記録用中継器
501の動作が正常に行われている場合には、この周波
数f2の電力伝送波の周波数が周波数flの電力伝送波
に変換され、電力増幅を行って送信される。従って、非
接触情報記録用中継器501からの周波数flの電力伝
送波が送信され、複数周波数源リーダ・ライタ301は
この周波数flの電力伝送波を受信することで、非接触
情報記録用中継器501が正常に動作していることまた
はその存在を確認することができる。
【0055】また非接触情報記録用中継器501の動作
エリアにカ−ド101が存在する場合には、カ−ド10
1がこの周波数flの電力伝送波を受信、電力を得て動
作し、カ−ド101内のデ−タによって変調されたデ−
タ伝送波が複数周波数源リーダ・ライタ301に向かっ
て返信されてくる。したがって、このカ−ド101から
の返信信号を受け取ることによっても非接触情報記録用
中継器501が正常に動作していることを確認すること
ができる。
【0056】図11にその流れ図を示す。まず複数周波
数源リーダ・ライタ301が周波数f2の電力伝送波を
送信する(ステップ1101)。そして周波数flの信
号が戻ってくるかどうかをステップ1102で監視し、
戻つてきた場合には非接触情報記録用中継器501があ
ると認識し(ステップ1103)、戻ってこない場合に
は非接触情報記録用中継501がないと認識する。
【0057】以上のべたように、この実施例では複数周
波数源リーダ・ライタ301は周波数f2の電力伝送波
を送信し、非接触情報記録用中継器501はこの周波数
f2の電力伝送波を周波数flに変換・増幅し、カ−ド
101は周波数flの電力伝送波により動作するとして
説明した。
【0058】このように周波数を変換することによりカ
−ド101は非接触情報記録用中継器501からの電力
伝送波にのみ応答し、複数周波数源リーダ・ライタ30
1からの電力伝送波には応答しない構成としたり、カ−
ド101を複数周波数源リ−ダ・ライタ301の電力伝
送波に直接応答させる構成としたりすることで、通信エ
リアの違いを利用した管理も可能となる。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
非接触情報記録用中継器をリ−ダ・ライタなどの通信端
末装置と組み合わせて構成することにより、規制のなか
で実質的に通信距離を延ばすことができ、通信端末装置
からの電力伝送周波数を複数切り替えて用いることによ
り、通信端末装置および非接触情報記録用中継器それぞ
れに固有の管理区域を設定することができるなどの種々
の実用的な効果を有する非接触情報記録媒体を用いた情
報伝送システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の情報伝送システムの一実施例に用い
られる出入り管理用のカ−ドを示し、(a)は外観斜視
図、(b)は回路ブロック図、(c)は内蔵メモリマッ
プ。
【図2】前記実施例に用いられる出入り管理用のリ−ダ
・ライタを示し、(a)は概略構成図、(b)は回路ブ
ロック図。
【図3】図2のリ−ダ・ライタの電力伝送部の一例を示
す回路ブロック図。
【図4】図2、図3に示した構成のリ−ダ・ライタの動
作の流れ図。
【図5】図1〜図3に示したカ−ド及びリ−ダ・ライタ
と組み合わせてこの発明の情報伝送システムの一実施例
を構成する中継器の回路ブロック図。
【図6】図3のリ−ダ・ライタの電力伝送部の種々の動
作モ−ドに対するリ−ダ・ライタの通信エリアにおける
中継器及びカ−ドの応答状態を示す基本動作図。
【図7】図3のリ−ダ・ライタの電力伝送部からの所定
の周波数の電力伝送に対する中継器の通信エリアにおけ
るカ−ドの応答状態を示す基本動作図。
【図8】図3のリ−ダ・ライタの電力伝送部からの所定
の周波数の電力伝送に対するリ−ダ・ライタの通信エリ
アにおけるカ−ド及び中継器の応答状態を示す流れ図。
【図9】図3のリ−ダ・ライタの電力伝送部からの所定
の周波数の電力伝送に対するリ−ダ・ライタの通信エリ
アにおけるカ−ド及び中継器の応答状態ならびに中継器
の通信エリアにおけるカ−ドの応答を示す流れ図。
【図10】中継器の動作状態を確認するための動作図。
【図11】リ−ダ・ライタの通信エリア内における中継
器の有無を確認する動作図。
【符号の説明】
101…カ−ド 102…アンテナ 105…メモリ 110…電源生成回路 201…リ−ダ・ライタ 204、205…アンテナ 206…電力ドライバ 301…リ−ダ・ライタ 303…電力ドライバ 305…メモリ 306a,306b…周波数源 308…スイッチ 501…中継器 502、506…アンテナ 504…周波数変換部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記憶するメモリと、このメモリに
    対して情報の書き込み、読出を行う電子回路と、この電
    子回路と外部回路との間で情報を送受信する無線通信手
    段と、外部回路から送信される伝送波により電源電力を
    発生する手段とを具備する非接触情報記録媒体と、 前記非接触情報記録媒体のメモリに対して非接触で情報
    の書き込み、読出を行う通信端末装置と、 前記通信端末装置からの伝送波を受信し、電力増幅して
    前記非接触情報記録媒体に伝送する中継装置と、を具備
    することを特徴とする情報伝送システム。
  2. 【請求項2】 前記中継装置は前記通信端末装置の通信
    エリア内に設置されることを特徴とする請求項1に記載
    の情報伝送システム。
  3. 【請求項3】 前記中継装置は前記通信端末装置の通信
    エリア内に設置され、通信端末装置からの伝送波を受信
    して電力増幅し受信伝送波より大きい出力で送信するた
    めの電力増幅器を含むことを特徴とする請求項1に記載
    の情報伝送システム。
  4. 【請求項4】 前記通信端末装置は、複数の周波数の伝
    送波の一つを選択的に発生する手段を具備することを特
    徴とする請求項1に記載の情報伝送システム。
  5. 【請求項5】 前記通信端末装置は、前記発生された伝
    送波に所定の情報信号を含む変調波を送信する手段を含
    むことを特徴とする請求項4に記載の情報伝送システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記通信端末装置は、前記発生された伝
    送波を送出する第1の送信装置と、所定の情報信号を含
    む変調波を送信する第2の送信装置とを含むことを特徴
    とする請求項4に記載の情報伝送システム。
  7. 【請求項7】 前記中継装置は、前記通信端末装置から
    の第1の周波数の伝送波を受信する手段と、この受信し
    た伝送波の周波数とは異なる第2の周波数の伝送波を出
    力する手段と、この出力された第2の周波数の伝送波を
    前記非接触情報記録媒体に伝送する手段とを具備するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の情報伝送システム。
  8. 【請求項8】 前記通信端末装置は、所定の周波数の伝
    送波を送出し、前記所定の周波数に対応する特定の内容
    の応答波が返ってきた場合に、その通信エリア内に前記
    中継装置が存在することを検知する手段を具備すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報伝送システム。
  9. 【請求項9】 前記通信端末装置は、前記送出される伝
    送波を質問信号により変調する手段を有することを特徴
    とする請求項8に記載の情報伝送システム。
  10. 【請求項10】 前記通信端末装置は、第1の周波数の
    伝送波と第2の周波数の伝送波とを選択的に送出する手
    段と、第1の周波数の伝送波を送出したときはその通信
    エリア内の前記非接触情報記録媒体との通信を行い、第
    2の周波数の伝送波を送出したときはその通信エリア内
    の前記中継装置を介して前記非接触情報記録媒体との通
    信を行う手段とを含むことを特徴とする請求項1に記載
    の情報伝送システム。
  11. 【請求項11】 前記第1の周波数の伝送波を送出した
    ときはその通信エリア内の前記非接触情報記録媒体との
    通信を行うことにより第1のエリアの管理を行い、前記
    第2の周波数の伝送波を送出したときはその通信エリア
    内の前記中継装置を介してこの中継装置が設置された第
    2のエリアの非接触情報記録媒体との通信を行うことに
    より前記第2のエリアの管理を行う手段を有することを
    特徴とする請求項10に記載の情報伝送システム。
  12. 【請求項12】 通信機能を有する非接触情報記録媒体
    あるいはこの非接触情報記録媒体との通信の中継を行う
    中継装置に非接触で電力および変調デ−タを送信すると
    ともに前記非接触情報記録媒体あるいは前記中継装置か
    らの変調デ−タを受信する通信端末装置において、 前記非接触情報記録媒体に対する第1の周波数の伝送波
    を発生する第1の発生手段と、 前記中継装置に対する前記第1の周波数とは異なる第2
    の周波数の伝送波を発生する第2の発生手段と、 前記第1および第2の発生手段から発生される第1およ
    び第2の周波数の伝送波を選択的に出力する手段と、 を具備することを特徴とする通信端末装置。
  13. 【請求項13】 前記出力手段は、前記第1および第2
    の発生手段から第1の周波数および第2の周波数を交互
    に出力するよう制御する手段を具備することを特徴とす
    る請求項12に記載の通信端末装置。
  14. 【請求項14】 通信機能を有する非接触情報記録媒体
    またはこの非接触情報記録媒体に非接触で電力および変
    調デ−タを送受信する通信端末装置との通信の中継をへ
    接触で行う中継装置において、 前記非接触情報記録媒体あるいは通信端末装置からの所
    定の周波数の伝送波を受信する手段と、 前記受信手段で受信した伝送波を電力増幅する手段と、 前記増幅手段で増幅した伝送波を前記受信手段で受信し
    た周波数とは異なる周波数に変換する手段と、 前記変換手段で周波数を変換した伝送波を出力する出力
    手段と、 を具備することを特徴とする中継装置。
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