JPH116624A - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

Info

Publication number
JPH116624A
JPH116624A JP15970297A JP15970297A JPH116624A JP H116624 A JPH116624 A JP H116624A JP 15970297 A JP15970297 A JP 15970297A JP 15970297 A JP15970297 A JP 15970297A JP H116624 A JPH116624 A JP H116624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
heater case
cooking chamber
projection
projection holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15970297A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunari Imamoto
和成 今本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP15970297A priority Critical patent/JPH116624A/ja
Publication of JPH116624A publication Critical patent/JPH116624A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 調理物を効率的に加熱すること。 【解決手段】 調理室14の側板にはヒータケース24
が回動可能に装着されており、ヒータケース24内には
赤外線ヒータ26が収納されている。そして、ヒータケ
ース24の両面にはマイクロ波の進入を遮断する複数の
投射孔24b,24cが形成されており、ヒータケース
24が水平に回動すると、赤外線ヒータ26が調理物に
接近し、複数の投射孔24b,24cを通して赤外線が
投射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒータ調理機能を
有する電子レンジに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】電子レンジには、図7
に示すように、調理室1内の上部に赤外線ヒータからな
る固定ヒータ2を配設すると共に、調理室1の下方に面
状ヒータからなる固定ヒータ3を配設し、棚板4,4上
の調理物5,5を固定ヒータ2からの輻射熱および固定
ヒータ3からの対流熱により加熱する構成のものがあ
る。
【0003】しかしながら、この構成の場合、固定ヒー
タ2および3から調理物5までの距離が遠く、調理物5
の昇温に時間がかかるため、調理物5の表面に焦げ目が
付き難く、加熱効率の点で改善の余地が残されていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は、調理物を効率的に加熱できる加熱調理器を提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電子レン
ジは、調理室内に収納された調理物を加熱するための固
定ヒータと、前記調理室の側部に回動可能に設けられた
ヒータケースと、このヒータケース内に収納された赤外
線ヒータとを備え、前記ヒータケース内へのマイクロ波
の進入を遮断し且つ前記赤外線ヒータからの赤外線を前
記調理室内へ投射する複数の投射孔が前記ヒータケース
に設けられているところに特徴を有している。
【0005】上記手段によれば、ヒータケースの回動に
伴いヒータケース内の赤外線ヒータを調理物に接近させ
ることができるので、調理物が効率良く加熱される上、
調理物の表面に焦げ目が付き易くなる。しかも、調理物
を赤外線ヒータ,固定ヒータの双方により加熱できるの
で、調理物を固定ヒータのみで加熱する場合に比べ、調
理物の加熱状態が均一化される。さらに、マイクロ波が
複数の投射孔を通してヒータケース内に進入することが
防止されるので、マイクロ波が赤外線ヒータを通して外
部に漏れることが防止される。
【0006】請求項2記載の電子レンジは、棚板が載置
される棚板支えが調理室の側壁に上下2段に設けられ、
ヒータケースが上段の棚板支えと下段の棚板支えとの間
に配置されているところに特徴を有している。上記手段
によれば、ヒータケースが一方の棚板に接近するように
回動すると、他方の棚板にも接近するので、調理室内に
棚板を上下2段にセットする場合でも、両棚板上の調理
物が効率的に加熱される。
【0007】請求項3記載の電子レンジは、ヒータケー
スが略水平になったときに上下方向へ指向する両面に複
数の投射孔が各々設けられ、上方へ指向する一面に設け
られた投射孔の開孔面積と下方へ指向する一面に設けら
れた投射孔の開孔面積とが相違しているところに特徴を
有している。上記手段によれば、ヒータケースが略水平
に回動した状態において、ヒータケースの上面に位置す
る複数の投射孔の開孔面積と下面に位置する複数の投射
孔の開孔面積とが相違しているので、ヒータケースから
調理室内の上下部へ異なる量の赤外線を投射できる。
【0008】請求項4記載の電子レンジは、ヒータケー
スが略水平になったときに上下方向へ指向する両面に複
数の投射孔が各々設けられ、上方へ指向する一面に設け
られた投射孔の開孔面積が下方へ指向する一面に設けら
れた投射孔の開孔面積より大きいところに特徴を有して
いる。上記手段によれば、棚板が上下2段にセットされ
ている場合には、ヒータケースの上面から上段の棚板に
多量の赤外線が照射され、ヒータケースの下面から下段
の棚板の上面に少量の赤外線が照射される。このため、
下段の棚板上の調理物については、焦げのみの進行が和
らげられ、内部まで十分に加熱される。また、上段の棚
板上の調理物については、棚板を通過する際の熱損失が
補填され、十分に加熱されるので、両棚板上の調理物の
加熱状態が同時に向上する。
【0009】請求項5記載の電子レンジは、ヒータケー
スが略水平になったときに上下方向へ指向する両面に複
数の投射孔が各々設けられ、下方へ指向する一面に設け
られた投射孔の開孔面積が上方へ指向する一面に設けら
れた投射孔の開孔面積より大きいところに特徴を有して
いる。上記手段によれば、ヒータケースの上面から少量
の赤外線が照射され、下面から多量の赤外線が照射され
る。このため、ヒータケースの下方にパンをセットして
トースタ調理を行うにあたって、パンの表面に素早く焦
げ目が付くようになるので、水分が飛ぶことなく、ふっ
くらとした焼き上がりになる。
【0010】請求項6記載の電子レンジは、ヒータケー
スの内面のうち開孔面積の小さい複数の投射孔側が開孔
面積の大きい複数の投射孔側より光沢状にされていると
ころに特徴を有している。上記手段によれば、赤外線ヒ
ータからの赤外線の一部がヒータケースの内面で反射さ
れ、開孔面積が大きな複数の投射孔側へ向うので、開孔
面積が大きな複数の投射孔から投射される赤外線量が増
大する。
【0011】請求項7記載の電子レンジは、棚板が載置
される棚板支えが調理室の側壁に設けられ、ヒータケー
スが調理室の側壁に略沿った状態になったときに棚板支
えの先端部と略面一あるいは棚板支えの先端部より側壁
方向へ引込むところに特徴を有している。上記手段によ
れば、ヒータケースが調理室の側壁に略沿った状態にな
ると、棚板支えの先端部と略面一あるいは棚板支えの先
端部より側壁方向へ引込む。このため、特にレンジ調理
を行うにあたって、ヒータケースに邪魔されることな
く、調理室内を有効に利用することができる。
【0012】請求項8記載の電子レンジは、ヒータケー
スが調理室の側壁に略沿った状態になったときに調理室
の側壁方向および調理室方向へ指向する両面に複数の投
射孔が各々設けられ、調理室方向へ指向する一面に設け
られた投射孔の開孔面積が調理室の側壁方向へ指向する
一面に設けられた投射孔の開孔面積より小さいところに
特徴を有している。
【0013】上記手段によれば、ヒータケースが調理室
の側壁に略沿った状態になると、開孔面積が小さな複数
の投射孔が調理室に面し、開孔面積が大きな複数の投射
孔が調理室の側壁に面する。このため、開孔面積が大き
な複数の投射孔を通してヒータケース内に汚れ等が進入
することが防止される上、開孔面積が大きな複数の投射
孔を通してヒータケース内にマイクロ波が進入すること
が確実に防止される。
【0014】請求項9記載の電子レンジは、ヒータケー
スが調理室の側壁に略沿った状態における上端部を中心
に回動可能にされているところに特徴を有している。上
記手段によれば、例えばヒータケースをモータ等で駆動
するにあたって、モータが故障した場合でも、ヒータケ
ースが自重で回動し、調理室の側壁に沿って垂下するの
で、ヒータケースが調理室内に突出しままの状態になる
ことが防止される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図5に基づいて説明する。まず、図4において、
電子レンジ本体11は、外箱12の内部に内箱13を配
設してなるものであり、内箱13の内部は調理室14と
して機能する。また、外箱12には扉15が回動可能に
装着されており、調理室14の前面開口部は、扉15の
回動に伴い開閉される。
【0016】電子レンジ本体11の底部には、図1に示
すように、RTモータ16が配設されており、RTモー
タ16の回転軸16aは、調理室14内の底部に突出し
ている。そして、回転軸16aには、レンジ調理時に調
理物を載置するための回転皿17が連結されており、こ
の回転皿17は、RTモータ16の作動に伴い回転す
る。
【0017】外箱12と内箱13との間には、右側部に
位置して機械室18が形成されており、この機械室18
内には、マグネトロン19および導波管20が配設され
ている。そして、調理室14の右側板には励振口(図示
せず)が設けられており、マグネトロン19が作動する
と、導波管20から励振口を通して調理室14内にマイ
クロ波が照射される。
【0018】調理室14の左右側板には、図4に示すよ
うに、突状の上部棚板支え13a,13aおよび下部棚
板支え13b,13bが上下2段に一体形成されてい
る。これら両上部棚板支え13aおよび両下部棚板支え
13bは、図1に示すように、ヒータ調理時に棚板21
および21を載置するためのものであり、各棚板21上
には調理物が載置される。
【0019】調理室14内の天井部には、固定ヒータに
相当する上ヒータ22が配設されている。この上ヒータ
22は、矩形枠状の赤外線ヒータ(石英管ヒータ)から
なるものであり、上ヒータ22が発熱すると、調理室1
4内に輻射熱が投射される。また、調理室14の下方に
は、固定ヒータに相当する下ヒータ23が配設されてい
る。この下ヒータ23は、面状ヒータからなるものであ
り、下ヒータ23が発熱すると、調理室14内に対流熱
が供給される。
【0020】調理室14の左右側板には、図4に示すよ
うに、上部棚板支え13aと下部棚板支え13bとの間
に位置して凹部13cが形成されている。これら各凹部
13cの前後面には孔13dが形成されており(後面の
孔13dのみ図示する)、各孔13d内には、図2に示
すように、ステンレスからなるヒータケース24の回転
筒24aが回動可能に挿入されている。
【0021】電子レンジ本体11内には、各ヒータケー
ス24の後方に位置してヒータモータ25が配設されて
おり、これら各ヒータモータ25の回転軸にはヒータケ
ース24の後方の回転筒24aが連結されている。そし
て、初期状態では、図1に実線で示すように、各ヒータ
ケース24が凹部13c内に収納された垂直状態にな
り、右側に位置するヒータケース24の左側面が上部棚
支え13aおよび下部棚支え13bの先端部と面一にな
り、左側に位置するヒータケース24の右側面が上部棚
支え13aおよび下部棚支え13bの先端部と面一にな
っている。この状態で各ヒータモータ25が作動する
と、各ヒータケース24が両回転筒24aを中心に矢印
A方向へ回動し、図1に二点鎖線で示すように、水平状
態になる。
【0022】各ヒータケース24の対向する両面には、
図3に示すように、パンチング孔からなる複数の投射孔
24bおよび24cが形成されている。これら各投射孔
24bの直径寸法および各投射孔24cの直径寸法は、
マイクロ波の通過を防止する6mmおよび3mmに設定
されており、図1に示すように、各ヒータケース24が
垂直になった初期状態では、径大な複数の投射孔24b
が調理室14に面し、径小な複数の投射孔24cが調理
室14の側板に面する。また、各ヒータケース24が水
平になった状態では、径大な複数の投射孔24bが上段
の棚板21の下面に近接状態で面し、径小な複数の投射
孔24cが下段の棚板21の上面に面する。
【0023】各ヒータケース24内には、図3に示すよ
うに、直状の赤外線ヒータ26が配設されている。これ
ら各赤外線ヒータ26は石英管ヒータからなるものであ
り、各赤外線ヒータ26が発熱すると、複数の投射孔2
4bおよび24cを通して調理室14内に赤外線が投射
される。
【0024】各ヒータケース24の複数の投射孔24b
の個数と複数の投射孔24cの個数とは略同一に設定さ
れ、複数の投射孔24bの開孔面積は複数の投射孔24
cの開孔面積より大きく設定されている。従って、各ヒ
ータケース24の複数の投射孔24bからは多量の赤外
線が投射され、各ヒータケース24の複数の投射孔24
cからは少量の赤外線が投射される。
【0025】各ヒータケース24の内面のうち開孔面積
が小さな複数の投射孔24cを有する一面は、反対面よ
り光沢状をなす鏡面状にされている。しかも、複数の投
射孔24cを有する一面は湾曲しており、各赤外線ヒー
タ26から出射された赤外線の一部は、ヒータケース2
4の内面のうち複数の投射孔24cを有する一面で反射
され、反対面へ向う。従って、各ヒータケース24の複
数の投射孔24bからは一層多量の赤外線が投射され、
各ヒータケース24の複数の投射孔24cからは一層少
量の赤外線が投射される。
【0026】左側の上部棚支え13aの下面および下部
棚支え13bの下面には、図1に示すように、上棚板検
出スイッチ27および下棚板検出スイッチ28が装着さ
れている。これら上棚板検出スイッチ27のプランジャ
および下棚板検出スイッチ28のプランジャは、上部棚
支え13aおよび下部棚支え13bの上方に突出してお
り、両上部棚支え13aおよび両下部棚支え13bに棚
板21および21をセットすると、上棚板検出スイッチ
27のプランジャおよび下棚板検出スイッチ28のプラ
ンジャが上段の棚板21および下段の棚板21により押
圧され、上棚板検出スイッチ27および下棚板検出スイ
ッチ28がオンされる。
【0027】電子レンジ本体11には、図4に示すよう
に、機械室18の前方に位置して操作パネル29が配設
されており、この操作パネル29には、調理モードキー
29a,スタートキー29b,表示器29cが装着され
ている。また、機械室18内には、図5に示すように、
制御装置30が配設されている。この制御装置30は、
マイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、
上棚板検出スイッチ27,下棚板検出スイッチ28,調
理モードキー29a,スタートキー29bからの出力信
号に基づいてRTモータ16,マグネトロン19,上ヒ
ータ22,下ヒータ23,両ヒータモータ25,両赤外
線ヒータ26,表示器29cを駆動制御する。 尚、各
赤外線ヒータ26の両電源コード26aは、図3に示す
ように、両回転筒24aの内周部を通してヒータケース
24の外部に導出された後、機械室18内に引込まれ、
制御装置30に接続されている。
【0028】次に上記構成の作用について説明する。調
理モードキー29aを操作して「レンジ調理」を選択し
た後、スタートキー29bを操作すると、制御装置30
は、RTモータ16およびマグネトロン19に電源を供
給し、回転皿17を回転させながら調理室14内にマイ
クロ波を照射する。この状態で設定時間に達すると、R
Tモータ16およびマグネトロン19を断電し、「レン
ジ調理」を終了する。
【0029】調理モード選択キー29aを操作して「ヒ
ータ調理」を選択した後、スタートキー29bを操作す
ると、制御装置30は、上棚板検出スイッチ27および
下棚板検出スイッチ28からの出力信号に基づいて棚板
21のセット状態を検出する。そして、下記のように、
棚板21のセット状態に基づいて上ヒータ22,下ヒー
タ23,両ヒータモータ25,両赤外線ヒータ26を駆
動制御する。
【0030】<上下2段に棚板21をセットしてヒータ
調理を行う場合>制御装置30は、上棚板検出スイッチ
27および下棚板検出スイッチ28からオン信号が出力
されていることに基づいて棚板21が上下2段にセット
されていることを検出し、両ヒータモータ25に電源を
供給する。そして、両ヒータケース24を垂直な初期状
態から水平状態に回動させた後、上ヒータ22,下ヒー
タ23,両赤外線ヒータ26に電源を供給し、上ヒータ
22,下ヒータ23,両赤外線ヒータ26を発熱させ
る。
【0031】すると、上段の棚板21上の調理物には、
上ヒータ22から赤外線が直接投射される。これと共
に、両ヒータケース24の複数の投射孔24bから上段
の棚板21の下面に赤外線が投射され、上段の棚板21
を通して上段の棚板21上の調理物が加熱される。ま
た、下段の棚板21上の調理物には、両ヒータケース2
4の複数の投射孔24cから赤外線が直接投射される。
これと共に、下ヒータ23から下段の棚板21の下面に
対流熱が与えられ、下段の棚板21を通して下段の棚板
21上の調理物が加熱される。
【0032】この状態で設定時間に達すると、制御装置
30は、上ヒータ22,下ヒータ23,両赤外線ヒータ
26を断電し、ヒータ調理を終了する。これと共に、両
ヒータモータ25に電源を供給し、両ヒータケース24
を反矢印A方向へ回動させることに伴い、凹部13c内
に収納された垂直な初期状態に復帰させる。
【0033】<上段のみに棚板21をセットしてヒータ
調理(グリル調理)を行う場合>制御装置30は、上棚
板検出スイッチ27のみからオン信号が出力されている
ことに基づいて棚板21が上段のみにセットされている
ことを検出し、両ヒータモータ25に電源を供給する。
そして、両ヒータケース24を垂直な初期状態から水平
状態に回動させた後、上ヒータ22,両赤外線ヒータ2
6に電源を供給する。
【0034】すると、棚板21上の調理物に上ヒータ2
2から赤外線が直接投射される。これと共に、両ヒータ
ケース24の複数の投射孔24bから上段の棚板21の
下面に赤外線が投射され、上段の棚板21を通して上段
の棚板21上の調理物が加熱される。この状態で設定時
間に達すると、制御装置30は、上ヒータ22,両赤外
線ヒータ26を断電し、ヒータ調理を終了する。これと
共に、両ヒータモータ25に電源を供給し、両ヒータケ
ース24を凹部13c内に収納する。
【0035】<下段のみに棚板21をセットしてヒータ
調理(オーブン調理)を行う場合>制御装置30は、下
棚板検出スイッチ28のみからオン信号が出力されてい
ることに基づいて棚板21が下段のみにセットされてい
ることを検出し、両ヒータケース24を初期状態に保持
したまま、上ヒータ22,下ヒータ23,両赤外線ヒー
タ26に電源を与える。
【0036】すると、上ヒータ22および両赤外線ヒー
タ26の複数の投射孔24bから調理室14内に赤外線
が投射され、下ヒータ23から棚板21に対流熱が供給
される。この状態で設定時間に達すると、制御装置30
は、上ヒータ22,下ヒータ23,両赤外線ヒータ26
を断電し、ヒータ調理を終了する。
【0037】上記実施例によれば、調理室14の側部に
ヒータケース24を回動可能に設けると共に、ヒータケ
ース24内に赤外線ヒータ26を収納した。このため、
ヒータケース24を水平状態に回動させると、赤外線ヒ
ータ26が調理物に接近するので、調理物を効率良く加
熱できる。しかも、調理物を赤外線ヒータ26,上ヒー
タ22,下ヒータ23により加熱できるので、調理物を
上ヒータ22,下ヒータ23のみで加熱する場合に比
べ、調理物の加熱状態が均一化される。
【0038】ところで、本出願人から出願された「実願
平4−2732号(実開平5−64615号)」には、
調理室14の側壁にシーズヒータを回動可能に装着する
ことが記載されている。この構成の場合、シーズヒータ
の回動に伴い、シーズヒータを調理物に接近させること
ができるので、調理物を効率的に加熱できる。しかしな
がら、シーズヒータの立上がりが遅く、シーズヒータが
赤熱するまでに時間を要するため、調理室内の温度を素
早く立上げるには不向きだった。
【0039】これに対して上記実施例では、赤外線ヒー
タ26を用いた。このため、調理室14内の温度の立上
がりが早くなるので、特に調理物に焦げ目を付ける場合
に有利になる。しかも、赤外線ヒータ26をヒータケー
ス24内に収納したので、赤外線ヒータ26に外力が作
用して赤外線ヒータ26が破損することが防止される。
これと共に、マイクロ波が複数の投射孔24bおよび2
4cを通してヒータケース24内に進入することが防止
されるので、マイクロ波が赤外線ヒータ26および回転
筒24aを通して外部に漏れることが防止される。
【0040】また、図7に示す従来構成の場合、調理室
1内に上下2段に棚板4をセットすると、上ヒータ2か
らの輻射熱が上段の棚板4に邪魔され、下段の棚板4に
照射され難くなる。同様に、下ヒータ3からの対流熱が
下段の棚板4に邪魔され、上段の棚板4に供給され難く
なる。このため、上下2段に棚板4をセットすると、加
熱効率が低下する事情があった。
【0041】これに対して上記実施例では、ヒータケー
ス24を上部棚板支え13aと下部棚板支え13bとの
間に配置した。このため、ヒータケース24が水平状態
に回動すると、上段の棚板21および下段の棚板21間
にヒータケース24が介在され、両棚板21上の調理物
に接近するので、上下2段に棚板21をセットする場合
でも、両棚板21上の調理物が効率良く加熱される。
【0042】また、ヒータケース24が水平になったと
きに上下方向へ指向する両面に複数の投射孔24bおよ
び24cを形成し、複数の投射孔24bおよび24cの
開孔面積を相違させた。このため、ヒータケース24の
上下面から調理室14内の上下部に異なる量の赤外線を
投射できる。
【0043】また、ヒータケース24が水平になったと
きに上方へ指向する複数の投射孔24bの開孔面積を下
方へ指向する複数の投射孔24cの開孔面積より大きく
設定したので、ヒータケース24の上面から上段の棚板
21の下面に多量の赤外線が照射され、ヒータケース2
4の下面から下段の棚板21の上面に少量の赤外線が照
射される。このため、下段の棚板21上の調理物につい
ては、焦げのみの進行が和らげられ、内部まで十分に加
熱される。上段の棚板21上の調理物については、棚板
21を通過する際の損失分が補填され、十分に加熱され
るので、両棚板21上の調理物の加熱状態が同時に向上
する。
【0044】また、ヒータケース24が垂直になったと
きに調理室14方向へ指向する複数の投射孔24bの開
孔面積を調理室14の側板方向へ指向する複数の投射孔
24cの開孔面積より大きく設定した。このため、ヒー
タケース24を垂直状態に保持したまま赤外線ヒータ2
6を駆動してヒータ調理を行う際に、開孔面積が大きな
複数の投射孔24bから調理室14内に多量の赤外線が
投射されるので、加熱効率が向上する。
【0045】また、ヒータケース24の内面のうち、開
孔面積が小さい複数の投射孔24c側を開孔面積が大き
な複数の投射孔24b側より光沢状にしたので、赤外線
ヒータ28からの赤外線の一部がヒータケース24の内
面で反射され、複数の投射孔24b側へ向う。このた
め、複数の投射孔24bから上段の棚板21の下面に照
射される赤外線量が増大し、下段の棚板21の上面に照
射される赤外線量が減少するので、両棚板21上の調理
物の加熱状態が一層向上する。
【0046】また、ヒータケース24の両面のうち、開
孔面積が小さい複数の投射孔24c側を湾曲させたの
で、赤外線ヒータ28からの赤外線の一部がヒータケー
ス24の湾曲面で反射され、複数の投射孔24b側へ向
う。このため、複数の投射孔24bからの赤外線投射量
が一層増大し、複数の投射孔24cからの赤外線投射量
が一層減少するので、両棚板21上の調理物の加熱状態
がより一層向上する。
【0047】また、ヒータケース24が調理室14の側
板に沿って垂直になったときに、ヒータケース24を上
部棚支え13aおよび下部棚支え13bの先端部と面一
にした。このため、特にレンジ調理を行うにあたって、
ヒータケース24に邪魔されることなく、調理室14内
を有効に利用することができる。
【0048】また、ヒータケース24の回動支点を上端
部の回動筒24aに設定した。このため、ヒータモータ
25が故障しても、ヒータケース24が自重で回動し、
調理室14の側板に沿って垂下するので、ヒータケース
24が水平状態に保持されることが防止される。
【0049】次に本発明の第2実施例を図6に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。各ヒータケース24の対向する
両面には、複数の投射孔24bおよび24cが略同一個
数だけ形成されており、各ヒータケース24が水平に回
動した状態では、開孔面積が大きな複数の投射孔24b
が下方へ指向し、開孔面積が小さな複数の投射孔24c
が上方へ指向する。また、各ヒータケース24が凹部1
3c内に収納された初期状態では、開孔面積が大きな複
数の投射孔24bが調理室14の側板に対向し、開孔面
積が小さな複数の投射孔24cが調理室14に対向す
る。
【0050】各ヒータケース24の内面は、開孔面積が
小さな複数の投射孔24c側が反対側より光沢状にされ
ている。しかも、複数の投射孔24cを有する一面は湾
曲しており、各赤外線ヒータ26から出射された赤外線
の一部は、ヒータケース24の内面のうち複数の投射孔
24cを有する側で反射され、反対側へ向う。
【0051】RTモータ16の回転軸16aには、パン
等を載置するための回転網31が連結されており、調理
モード選択キー29aを操作してトースタ調理を選択し
た後、スタートキー29bを操作すると、制御装置30
は、両ヒータケース24を水平状態に回動させた後、R
Tモータ16,下ヒータ23,両赤外線ヒータ26に電
源を供給する。すると、回転網31の回転状態で、下ヒ
ータ23からパンに対流熱が供給され、開孔面積が大き
な複数の投射孔24bからパンに短時間に多量の赤外線
が照射される。
【0052】上記実施例によれば、ヒータケース24が
水平になったときに下方へ指向する複数の投射孔24b
の開孔面積を上方へ指向する複数の投射孔24cの開孔
面積より大きく設定した。このため、トースタ調理を行
うにあたって、回転網31上のパンに多量の赤外線が照
射され、パンの表面に素早く焦げ目が付くようになるの
で、水分が飛ぶことなく、ふっくらとした焼き上がりに
なる。
【0053】しかも、ヒータケース24の内面のうち開
孔面積が小さい複数の投射孔24c側を開孔面積が大き
な複数の投射孔24b側より光沢状にした。このため、
複数の投射孔24bからパンに照射される赤外線量が増
大し、パンの表面に一層素早く焦げ目が付くようになる
ので、一層ふっくらとした焼き上がりになる。さらに、
ヒータケース24の両面のうち開孔面積が小さい複数の
投射孔24c側を湾曲させたので、複数の投射孔24b
からの赤外線投射量が一層増大し、より一層ふっくらと
した焼き上がりになる。
【0054】また、ヒータケース24が調理室14の側
板に沿った初期状態になったときに、開孔面積が小さな
複数の投射孔24cを調理室14に対向させ、開孔面積
が大きな複数の投射孔24bを調理室14の側板に対向
させた。このため、開孔面積が大きな複数の投射孔24
bを通してヒータケース24内に汚れ等が進入し難くな
る上、複数の投射孔24bを通してヒータケース24内
にマイクロ波が進入することが確実に防止される。
【0055】尚、上記第1および第2実施例において
は、<上段のみに棚板21をセットしてヒータ調理(グ
リル調理)を行う場合>に上ヒータ22,両赤外線ヒー
タ26を作動させたが、これに限定されるものではな
く、例えば上ヒータ22,下ヒータ23,両赤外線ヒー
タ26を作動させても良い。あるいは、両ヒータケース
24を垂直な初期状態に保持し、上ヒータ22のみを作
動させても良い(「ゆっくりグリル調理」)。
【0056】また、上記第1および第2実施例において
は、<下段のみに棚板21をセットしてヒータ調理(オ
ーブン調理)を行う場合>に両ヒータケース24を初期
状態に保持したまま、上ヒータ22,下ヒータ23,両
赤外線ヒータ26を作動させたが、これに限定されるも
のではなく、例えば、上ヒータ22,下ヒータ23のみ
を作動させても良い(「ゆっくりオーブン調理」)。
【0057】また、上記第1および第2実施例において
は、両ヒータケース24をヒータモータ25により回動
させたが、これに限定されるものではなく、例えば手動
で回動操作しても良い。また、上記第1および第2実施
例においては、各ヒータケース24内に赤外線ヒータ2
6を1本収納したが、これに限定されるものではなく、
例えば2本以上収納しても良い。
【0058】また、上記第1および第2実施例において
は、上ヒータ22を管状の赤外線ヒータから構成し、下
ヒータ23を面状ヒータから構成したが、これに限定さ
れるものではなく、例えば、上ヒータ22を面状ヒータ
から構成し、下ヒータ23を管状の赤外線ヒータから構
成しても良い。また、上記第1および第2実施例におい
ては、ヒータケース24をステンレスから形成したが、
これに限定されるものではなく、例えばセラミックによ
り形成しても良い。
【0059】また、上記第1実施例および第2実施例に
おいては、各ヒータケース24の一面に径大な複数の投
射孔24bを形成し、対向面に径小な複数の投射孔24
cを形成し、複数の投射孔24bの個数と複数の投射孔
24cの個数とを略同一に設定したが、これに限定され
るものではなく、例えば、各ヒータケース24の一面お
よび対向面に径寸法が等しい複数の投射孔を各々形成
し、両面の投射孔の個数を相違させても良い。
【0060】また、上記第1および第2実施例において
は、上部棚板支え13aと下部棚板支え13bとの間に
ヒータケース24を配置したが、これに限定されるもの
ではなく、例えば上部棚板支え13aの上方にヒータケ
ース24を配置し、ヒータケース24の下面(水平状態
での下面)に複数の投射孔を形成しても良い。この構成
の場合、上ヒータ22,ヒータケース24から上段の棚
板21に赤外線を集中照射できるので、グリル調理を快
速で行う場合等に有効である。
【0061】また、上記第1および第2実施例において
は、ヒータケース24が凹部13c内に収納された状態
で、ヒータケース24を上部棚支え13aおよび下部棚
支え13bの先端部と面一にしたが、これに限定される
ものではなく、例えばヒータケース24を上部棚支え1
3aおよび下部棚支え13bの先端部と略面一にした
り、あるいは、ヒータケース24を上部棚支え13aお
よび下部棚支え13bより調理室14の側板方向へ引込
ませても良い。
【0062】また、上記第1および第2実施例において
は、ヒータケース24の前後面に回転筒24aを取付
け、両回転筒24aを調理室14の側板に装着したが、
これに限定されるものではなく、例えば、ヒータケース
24の後面に回転筒24aを取付けて調理室14の後板
に装着しても良く、要は、調理室14の側部にヒータケ
ース24が回動可能に配置されていれば良い。また、上
記第1および第2実施例においては、ヒータケース24
を上端部(初期状態における上端部)を中心に回動させ
たが、これに限定されるものではなく、例えば、下端部
(初期状態における下端部)を中心に回動させても良
い。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電子レンジは次の効果を奏する。請求項1記載の手段
によれば、調理室の側部にヒータケースを回動可能に設
けると共に、ヒータケース内に赤外線ヒータを収納し
た。このため、赤外線ヒータを調理物に接近させること
ができるので、調理物が効率良く加熱される上、調理物
に焦げ目が付き易くなる。しかも、調理物を赤外線ヒー
タ,固定ヒータにより加熱できるので、調理物を固定ヒ
ータのみで加熱する場合に比べ、調理物の加熱状態が均
一化される。さらに、赤外線ヒータがヒータケースによ
り保護されるので、赤外線ヒータの破損が防止される。
これと共に、マイクロ波が複数の投射孔を通してヒータ
ケース内に進入することが防止されるので、マイクロ波
が赤外線ヒータを通して外部に漏れることも防止され
る。
【0064】請求項2記載の手段によれば、ヒータケー
スを上段の棚板支えと下段の棚板支えとの間に配置し
た。このため、ヒータケースを上段の棚板および下段の
棚板に接近させることができるので、上下2段に棚板を
セットする場合でも、両棚板上の調理物が効率良く加熱
される。請求項3記載の手段によれば、ヒータケースが
略水平になったときに上下方向へ指向する両面に複数の
投射孔を形成し、両面の投射孔の開孔面積を相違させ
た。このため、ヒータケースの上下面から調理室内の上
下部に異なる量の赤外線を投射できる。
【0065】請求項4記載の手段によれば、ヒータケー
スが略水平になったときに上方へ指向する複数の投射孔
の開孔面積を下方へ指向する複数の投射孔の開孔面積よ
り大きく設定した。このため、上下2段に棚板をセット
する場合には、両棚板上の調理物を適切な形態で加熱す
ることができるので、両棚板上の調理物の加熱状態が同
時に向上する。請求項5記載の手段によれば、ヒータケ
ースが略水平になったときに下方へ指向する複数の投射
孔の開孔面積を上方へ指向する複数の投射孔の開孔面積
より大きく設定した。このため、トースタ調理を行う場
合には、パンの表面に素早く焦げ目を付けることができ
るので、ふっくらとした焼き上がりになる。
【0066】請求項6記載の手段によれば、ヒータケー
スの内面のうち開孔面積が小さい複数の投射孔側を開孔
面積が大きな複数の投射孔側より光沢状にしたので、開
孔面積が大きな複数の投射孔から一層多量の赤外線が投
射される。このため、上下2段に棚板をセットする場合
には、両棚板上の調理物の加熱状態が一層向上し、トー
スタ調理を行う場合には、パンが一層ふっくらとした焼
き上がりになる。請求項7記載の手段によれば、ヒータ
ケースが調理室の側壁に略沿った状態になったときに、
棚板支えの先端部から突出しないようにした。このた
め、レンジ調理を行うにあたって、ヒータケースに邪魔
されることなく、調理室内を有効に利用することができ
る。
【0067】請求項8記載の手段によれば、ヒータケー
スが調理室の側壁に略沿った状態になったときに、開孔
面積が小さな複数の投射孔を調理室に対向させ、開孔面
積が大きな複数の投射孔を調理室の側壁に対向させた。
このため、開孔面積が大きな複数の投射孔を通してヒー
タケース内に汚れが進入し難くなる上、開孔面積が大き
な複数の投射孔を通してヒータケース内にマイクロ波が
進入することが確実に防止される。請求項9記載の手段
によれば、ヒータケースの回動中心を上端部に設定し
た。このため、ヒータケースが自重で回動し、調理室の
側壁に沿って垂下するようになるので、ヒータケースが
調理室内に突出したままの状態で停止することが防止さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(全体構成を示す
縦断正面図)
【図2】全体構成を示す縦断側面図
【図3】ヒータケースを示す斜視図
【図4】全体構成を示す斜視図
【図5】電気的構成の概略を示すブロック図
【図6】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図7】従来例を示す図
【符号の説明】
13aは上部棚板支え(棚板支え)、13bは下部棚板
支え(棚板支え)、14は調理室、21は棚板、22は
上ヒータ(固定ヒータ)、23は下ヒータ(固定ヒー
タ)、24はヒータケース、24bおよび24cは投射
孔、26は赤外線ヒータを示す。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理室内に収納された調理物を加熱する
    ための固定ヒータと、 前記調理室の側部に回動可能に設けられたヒータケース
    と、 このヒータケース内に収納された赤外線ヒータとを備
    え、 前記ヒータケースには、前記ヒータケース内へのマイク
    ロ波の進入を遮断し且つ前記赤外線ヒータからの赤外線
    を前記調理室内へ投射する複数の投射孔が設けられてい
    ることを特徴とする電子レンジ。
  2. 【請求項2】 調理室の側壁には、棚板が載置される棚
    板支えが上下2段に設けられ、 ヒータケースは、上段の棚板支えと下段の棚板支えとの
    間に配置されていることを特徴とする請求項1記載の電
    子レンジ。
  3. 【請求項3】 複数の投射孔は、ヒータケースが略水平
    になったときに上下方向へ指向する両面に各々設けら
    れ、 上方へ指向する一面に設けられた投射孔の開孔面積と、
    下方へ指向する一面に設けられた投射孔の開孔面積とは
    相違していることを特徴とする請求項1または2記載の
    電子レンジ。
  4. 【請求項4】 複数の投射孔は、ヒータケースが略水平
    になったときに上下方向へ指向する両面に各々設けら
    れ、 上方へ指向する一面に設けられた投射孔の開孔面積は、
    下方へ指向する一面に設けられた投射孔の開孔面積より
    大きいことを特徴とする請求項1または2記載の電子レ
    ンジ。
  5. 【請求項5】 複数の投射孔は、ヒータケースが略水平
    になったときに上下方向へ指向する両面に各々設けら
    れ、 下方へ指向する一面に設けられた投射孔の開孔面積は、
    上方へ指向する一面に設けられた投射孔の開孔面積より
    大きいことを特徴とする請求項1または2記載の電子レ
    ンジ。
  6. 【請求項6】 ヒータケースの内面は、開孔面積が小さ
    い複数の投射孔側が開孔面積が大きい複数の投射孔側よ
    り光沢状にされていることを特徴とする請求項3ないし
    5のいずれかに記載の電子レンジ。
  7. 【請求項7】 調理室の側壁には、棚板が載置される棚
    板支えが設けられ、 ヒータケースは、調理室の側壁に略沿った状態になった
    ときに棚板支えの先端部と略面一あるいは棚板支えの先
    端部より側壁方向へ引込むことを特徴とする請求項1記
    載の電子レンジ。
  8. 【請求項8】 複数の投射孔は、ヒータケースが調理室
    の側壁に略沿った状態になったときに調理室の側壁方向
    および調理室方向へ指向する両面に各々設けられ、 調理室方向へ指向する一面に設けられた投射孔の開孔面
    積は、調理室の側壁方向へ指向する一面に設けられた投
    射孔の開孔面積より小さいことを特徴とする請求項1記
    載の電子レンジ。
  9. 【請求項9】 ヒータケースは、調理室の側壁に略沿っ
    た状態において、上端部を中心に回動可能にされている
    ことを特徴とする請求項1記載の電子レンジ。
JP15970297A 1997-06-17 1997-06-17 電子レンジ Pending JPH116624A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15970297A JPH116624A (ja) 1997-06-17 1997-06-17 電子レンジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15970297A JPH116624A (ja) 1997-06-17 1997-06-17 電子レンジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH116624A true JPH116624A (ja) 1999-01-12

Family

ID=15699451

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15970297A Pending JPH116624A (ja) 1997-06-17 1997-06-17 電子レンジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH116624A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100478455B1 (ko) * 2002-08-19 2005-03-22 삼성전자주식회사 전자렌지
CN100359241C (zh) * 2003-02-21 2008-01-02 乐金电子(天津)电器有限公司 微波炉搁架安装结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100478455B1 (ko) * 2002-08-19 2005-03-22 삼성전자주식회사 전자렌지
CN100359241C (zh) * 2003-02-21 2008-01-02 乐金电子(天津)电器有限公司 微波炉搁架安装结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110198344A1 (en) Cooker
RU2547883C2 (ru) Гибридная система для жарки - электрический элемент для жарки
JP3364475B2 (ja) 電子レンジ
US20100301039A1 (en) Cooker
KR100395559B1 (ko) 히터를 가지는 전자렌지
JP6446673B2 (ja) 加熱調理器
JPH102562A (ja) 加熱調理器
JPH116624A (ja) 電子レンジ
US6686568B1 (en) Cooking apparatus having heaters
JP2010002170A (ja) 加熱調理器
KR101474767B1 (ko) 조리기기
KR100315392B1 (ko) 전자렌지
KR100393571B1 (ko) 전자레인지의 히팅 장치
JP2607194Y2 (ja) 加熱調理器
JPH08270951A (ja) オーブン機能付き電子レンジ
KR101074709B1 (ko) 전자레인지 히터 반사판 제어 장치
JPH0714725Y2 (ja) ヒータ付高周波加熱調理装置
JPH07318075A (ja) 加熱調理器
KR100381164B1 (ko) 전자레인지의 히팅 장치 및 방법
JP3171577B2 (ja) 加熱調理器
JPH118054A (ja) 加熱調理器および加熱調理方法
JPH06347041A (ja) 加熱調理器
KR100293343B1 (ko) 전자렌지의회동식히터
JP3081736B2 (ja) 加熱調理器
JP2005214616A (ja) 加熱調理機