JPH1166151A - 勤務シフト作成支援方式および記録媒体 - Google Patents
勤務シフト作成支援方式および記録媒体Info
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- JPH1166151A JPH1166151A JP22989097A JP22989097A JPH1166151A JP H1166151 A JPH1166151 A JP H1166151A JP 22989097 A JP22989097 A JP 22989097A JP 22989097 A JP22989097 A JP 22989097A JP H1166151 A JPH1166151 A JP H1166151A
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】勤怠管理,給与計算に使用するコンピュータを
活用し、人件費合計を参照しながら表示データを修正し
て容易にシフトスケジュールを作成可能とする。 【解決手段】従業員氏名,契約勤務時刻,時間給等の基
本情報を保持する従業員マスタファイル1と、勤務実績
トランザクションファイル2と、作成した月間のシフト
スケジュールを格納するシフトスケジュールファイル3
とから、データ編集手段4がシフト作成画面に初期表示
するデータを抽出してシフト参照ファイル5に格納す
る。シフト作成手段6は、この情報に基づいてシフト作
成画面を端末装置7のディスプレイ上に週単位,数人単
位で横および縦方向にスクロール表示し、表示データを
修正してシフトスケジュールを作成する。メモリ上の人
件費合計格納領域10に集計した日別,月間の人件費合
計を画面に表示し、人件費を考慮しながら作成作業がで
きる。シフト表8及び人件費一覧9の印刷を行う。
活用し、人件費合計を参照しながら表示データを修正し
て容易にシフトスケジュールを作成可能とする。 【解決手段】従業員氏名,契約勤務時刻,時間給等の基
本情報を保持する従業員マスタファイル1と、勤務実績
トランザクションファイル2と、作成した月間のシフト
スケジュールを格納するシフトスケジュールファイル3
とから、データ編集手段4がシフト作成画面に初期表示
するデータを抽出してシフト参照ファイル5に格納す
る。シフト作成手段6は、この情報に基づいてシフト作
成画面を端末装置7のディスプレイ上に週単位,数人単
位で横および縦方向にスクロール表示し、表示データを
修正してシフトスケジュールを作成する。メモリ上の人
件費合計格納領域10に集計した日別,月間の人件費合
計を画面に表示し、人件費を考慮しながら作成作業がで
きる。シフト表8及び人件費一覧9の印刷を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は勤務シフト作成支援
方式に関し、特に小規模企業においてコンピュータを使
用した勤怠管理,給与計算システムと連係し、時間給従
業員の勤務時間予定表の作成を行う勤務シフト作成支援
方式に関する。
方式に関し、特に小規模企業においてコンピュータを使
用した勤怠管理,給与計算システムと連係し、時間給従
業員の勤務時間予定表の作成を行う勤務シフト作成支援
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンビニエンスストアに代表され
る時間給従業員が大部分を占める小規模企業において
も、コンピュータを使用した勤怠管理,給与計算システ
ムが広く利用されるようになっているが、従業員の日
別,時間帯別の勤務予定(シフトスケジュールと言う)
を作成する勤務シフト作成作業は、手作業により行われ
ているのが現状である。すなわち、管理者が日別,時間
帯別の必要な人員数と月間の人件費予算とを経験により
判断しながら、各従業員の日別の勤務時刻を紙面に書き
込み、所定期間(通常1ヶ月)のシフトスケジュールを
作成している。
る時間給従業員が大部分を占める小規模企業において
も、コンピュータを使用した勤怠管理,給与計算システ
ムが広く利用されるようになっているが、従業員の日
別,時間帯別の勤務予定(シフトスケジュールと言う)
を作成する勤務シフト作成作業は、手作業により行われ
ているのが現状である。すなわち、管理者が日別,時間
帯別の必要な人員数と月間の人件費予算とを経験により
判断しながら、各従業員の日別の勤務時刻を紙面に書き
込み、所定期間(通常1ヶ月)のシフトスケジュールを
作成している。
【0003】製造工場の生産ラインを対象として資材や
人員の割り付けを行うスケジューリング方式には多くの
事例があり、特開平8―235261号公報には、スー
パーマーケットなどの大規模な売場を持つ店舗等におい
て、天候や販促活動状況等の条件を設定して作業量を予
測し、その日に勤務する店員に対して時間単位で作業の
割り付けを半自動的に行う人員スケジューリング装置が
記載されている。これらは、大規模企業を対象とする適
用対象や使用目的を異にするものであり、上述した小規
模企業の時間給従業員を対象としたシフトスケジュール
の作成に、これらの手法を単純に流用することは困難で
ある。
人員の割り付けを行うスケジューリング方式には多くの
事例があり、特開平8―235261号公報には、スー
パーマーケットなどの大規模な売場を持つ店舗等におい
て、天候や販促活動状況等の条件を設定して作業量を予
測し、その日に勤務する店員に対して時間単位で作業の
割り付けを半自動的に行う人員スケジューリング装置が
記載されている。これらは、大規模企業を対象とする適
用対象や使用目的を異にするものであり、上述した小規
模企業の時間給従業員を対象としたシフトスケジュール
の作成に、これらの手法を単純に流用することは困難で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、勤務
シフト作成作業を手作業で行う場合には、多数の従業員
の契約勤務時刻がそれぞれ異なるため、管理者は各従業
員の契約勤務時刻の情報を調べる必要があり、且つ、そ
れを紙面に書き込んでいく作業が発生するため、シフト
スケジュールの作成に多くの工数が消費される欠点があ
る。
シフト作成作業を手作業で行う場合には、多数の従業員
の契約勤務時刻がそれぞれ異なるため、管理者は各従業
員の契約勤務時刻の情報を調べる必要があり、且つ、そ
れを紙面に書き込んでいく作業が発生するため、シフト
スケジュールの作成に多くの工数が消費される欠点があ
る。
【0005】更に、時間給従業員を主体とするシフトス
ケジュールの作成では、計画した人員配置にかかる人件
費予定額を把握することが望まれるが、多数の従業員の
時間給や時間帯による割増額がそれぞれ違うため、人件
費の概算を掴むにも煩雑な計算を行う必要があり、人件
費予定額の把握が容易でないという問題点がある。
ケジュールの作成では、計画した人員配置にかかる人件
費予定額を把握することが望まれるが、多数の従業員の
時間給や時間帯による割増額がそれぞれ違うため、人件
費の概算を掴むにも煩雑な計算を行う必要があり、人件
費予定額の把握が容易でないという問題点がある。
【0006】本発明の目的は、勤怠管理,給与計算シス
テムに使用しているコンピュータを活用し、画面に表示
されるテンプレートデータを修正することにより容易に
シフトスケジュールを作成でき、管理者の工数を削減で
きる勤務シフト作成支援方式を提供することである。更
に、その実施にかかる人件費概算額を同時に把握できる
勤務シフト作成支援方式を提供することである。
テムに使用しているコンピュータを活用し、画面に表示
されるテンプレートデータを修正することにより容易に
シフトスケジュールを作成でき、管理者の工数を削減で
きる勤務シフト作成支援方式を提供することである。更
に、その実施にかかる人件費概算額を同時に把握できる
勤務シフト作成支援方式を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の勤務シフト作
成支援方式は、従業員の氏名,契約勤務時刻,時間帯別
時間給等が格納されている従業員マスタファイルと、従
業員の勤務実績データが個人別,日別に蓄積される勤務
実績トランザクションファイルと、作成された所定期間
分のシフトスケジュールの情報を格納するシフトスケジ
ュールファイルと、前記所定期間内の個人別,日別の勤
務時刻データを含むシフト作成画面に表示する必要デー
タが格納されるシフト参照ファイルと、前記従業員マス
タファイル,勤務実績トランザクションファイル及びシ
フトスケジュールファイルからシフト作成画面に初期表
示する勤務時刻のテンプレートデータを抽出して他の必
要データと共に前記シフト参照ファイルに格納するデー
タ編集手段と、前記シフト参照ファイルに基づいてシフ
ト作成画面をディスプレイ上に表示し表示内容を修正す
ることにより前記所定期間分のシフトスケジュールを作
成および更新して前記シフトスケジュールファイルに格
納するシフト作成手段とを備えて構成されている。
成支援方式は、従業員の氏名,契約勤務時刻,時間帯別
時間給等が格納されている従業員マスタファイルと、従
業員の勤務実績データが個人別,日別に蓄積される勤務
実績トランザクションファイルと、作成された所定期間
分のシフトスケジュールの情報を格納するシフトスケジ
ュールファイルと、前記所定期間内の個人別,日別の勤
務時刻データを含むシフト作成画面に表示する必要デー
タが格納されるシフト参照ファイルと、前記従業員マス
タファイル,勤務実績トランザクションファイル及びシ
フトスケジュールファイルからシフト作成画面に初期表
示する勤務時刻のテンプレートデータを抽出して他の必
要データと共に前記シフト参照ファイルに格納するデー
タ編集手段と、前記シフト参照ファイルに基づいてシフ
ト作成画面をディスプレイ上に表示し表示内容を修正す
ることにより前記所定期間分のシフトスケジュールを作
成および更新して前記シフトスケジュールファイルに格
納するシフト作成手段とを備えて構成されている。
【0008】請求項2の勤務シフト作成支援方式は、請
求項1記載の勤務シフト作成支援方式において、前記シ
フト作成手段は、シフト作成画面の所定位置に日別,月
間の概算人件費合計を計算して表示するための機能を備
え、前記データ編集手段は、概算人件費の計算に必要な
情報を前記従業員マスタファイルから抽出して前記シフ
ト参照ファイルに格納する機能を備えていることを特徴
としている。
求項1記載の勤務シフト作成支援方式において、前記シ
フト作成手段は、シフト作成画面の所定位置に日別,月
間の概算人件費合計を計算して表示するための機能を備
え、前記データ編集手段は、概算人件費の計算に必要な
情報を前記従業員マスタファイルから抽出して前記シフ
ト参照ファイルに格納する機能を備えていることを特徴
としている。
【0009】請求項3の勤務シフト作成支援方式は、請
求項2記載の勤務シフト作成支援方式において、前記シ
フト作成手段は、シフト作成画面における修正入力に伴
い、修正情報をリアルタイムで概算人件費合計の表示に
反映させる機能を備えていることを特徴としている。
求項2記載の勤務シフト作成支援方式において、前記シ
フト作成手段は、シフト作成画面における修正入力に伴
い、修正情報をリアルタイムで概算人件費合計の表示に
反映させる機能を備えていることを特徴としている。
【0010】請求項4の勤務シフト作成支援方式は、請
求項1,請求項2又は請求項3記載の勤務シフト作成支
援方式において、前記シフト作成手段は、作成されたシ
フトスケジュールの情報を所定の形式で紙面に印字した
シフト表を出力する機能を備えたことを特徴としてい
る。
求項1,請求項2又は請求項3記載の勤務シフト作成支
援方式において、前記シフト作成手段は、作成されたシ
フトスケジュールの情報を所定の形式で紙面に印字した
シフト表を出力する機能を備えたことを特徴としてい
る。
【0011】請求項5の勤務シフト作成支援方式は、請
求項2又は請求項3記載の勤務シフト作成支援方式にお
いて、前記シフト作成手段は、前記シフト表と共に作成
されたシフトスケジュールの情報を基に計算された日
別,月間の概算人件費合計を従業員のタイプ別の小計と
併せて記録した人件費一覧表を印字出力する機能を備え
たことを特徴としている。
求項2又は請求項3記載の勤務シフト作成支援方式にお
いて、前記シフト作成手段は、前記シフト表と共に作成
されたシフトスケジュールの情報を基に計算された日
別,月間の概算人件費合計を従業員のタイプ別の小計と
併せて記録した人件費一覧表を印字出力する機能を備え
たことを特徴としている。
【0012】請求項6の記録媒体は、請求項1から請求
項5までに記載されている勤務シフト作成支援方式をコ
ンピュータにより実現するためのプログラム及びデータ
が記録されていることを特徴としている。
項5までに記載されている勤務シフト作成支援方式をコ
ンピュータにより実現するためのプログラム及びデータ
が記録されていることを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の第1の実施の形態の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【0015】第1の実施の形態の勤務シフト作成支援方
式は、図1に示すように、従業員の氏名,契約勤務時
刻,時間帯別時間給等の給与計算に必要な基本情報が格
納されている従業員マスタファイル1と、個人別,日別
に実績勤務時間を蓄積する勤務実績トランザクションフ
ァイル2と、作成した月間のシフトスケジュールを格納
するシフトスケジュールファイル3と、上記各ファイル
からシフト作成画面の表示に必要な基本データとシフト
作成画面に初期表示する勤務時刻のテンプレートデータ
とを抽出し編集するデータ編集手段4と、編集したデー
タを格納するシフト参照ファイル5と、シフト参照ファ
イル5に基づいてシフト作成画面を端末装置7のディス
プレイ画面上に表示し、表示データの修正操作により勤
務シフトスケジュールを作成または更新し、シフトスケ
ジュールファイル3に格納すると共にシフト表8及び人
件費一覧9の印刷を行うシフト作成手段6とで構成され
ている。なお、人件費合計格納領域10は、シフト作成
画面に表示する人件費合計を格納するメモリ上の領域で
ある。
式は、図1に示すように、従業員の氏名,契約勤務時
刻,時間帯別時間給等の給与計算に必要な基本情報が格
納されている従業員マスタファイル1と、個人別,日別
に実績勤務時間を蓄積する勤務実績トランザクションフ
ァイル2と、作成した月間のシフトスケジュールを格納
するシフトスケジュールファイル3と、上記各ファイル
からシフト作成画面の表示に必要な基本データとシフト
作成画面に初期表示する勤務時刻のテンプレートデータ
とを抽出し編集するデータ編集手段4と、編集したデー
タを格納するシフト参照ファイル5と、シフト参照ファ
イル5に基づいてシフト作成画面を端末装置7のディス
プレイ画面上に表示し、表示データの修正操作により勤
務シフトスケジュールを作成または更新し、シフトスケ
ジュールファイル3に格納すると共にシフト表8及び人
件費一覧9の印刷を行うシフト作成手段6とで構成され
ている。なお、人件費合計格納領域10は、シフト作成
画面に表示する人件費合計を格納するメモリ上の領域で
ある。
【0016】従業員マスタファイル1は、従業員コード
を主キーとし、氏名,契約タイプ,契約勤務時刻,契約
稼働時間,基本時給,時間帯別時給,残業割増率等の給
与計算に必要な基本情報が記録され、勤怠管理および給
与計算システムにも使用されるマスタファイルである。
を主キーとし、氏名,契約タイプ,契約勤務時刻,契約
稼働時間,基本時給,時間帯別時給,残業割増率等の給
与計算に必要な基本情報が記録され、勤怠管理および給
与計算システムにも使用されるマスタファイルである。
【0017】勤務実績トランザクションファイル2は、
従業員コードと勤務日付とをキーとして、勤務時刻,休
憩時間,実稼働時間等の勤務実績データが個人別に蓄積
される勤怠管理用のファイルであり、タイムレコーダ等
と連動して必要なデータを蓄積するように構成されてい
る。なお、タイムレコーダと連動させなくても、毎日忘
れずに実績を入力するようにすれば差し支えない。
従業員コードと勤務日付とをキーとして、勤務時刻,休
憩時間,実稼働時間等の勤務実績データが個人別に蓄積
される勤怠管理用のファイルであり、タイムレコーダ等
と連動して必要なデータを蓄積するように構成されてい
る。なお、タイムレコーダと連動させなくても、毎日忘
れずに実績を入力するようにすれば差し支えない。
【0018】シフトスケジュールファイル3は、作成し
た1月分のシフトスケジュールを格納するファイルであ
り、各従業員の勤務予定日付,勤務予定時刻が勤務実績
トランザクションファイル2と同様のレイアウトで記録
される。
た1月分のシフトスケジュールを格納するファイルであ
り、各従業員の勤務予定日付,勤務予定時刻が勤務実績
トランザクションファイル2と同様のレイアウトで記録
される。
【0019】データ編集手段4は、シフトスケジュール
の作成,更新または表示の要求により起動され、従業員
マスタファイル1,勤務実績トランザクションファイル
2及びシフトスケジュールファイル3を参照し、シフト
作成画面に表示する従業員の個人情報と、シフト作成画
面に初期表示するテンプレートデータとなる勤務時刻デ
ータとを抽出し、作成対象である1月分を個人別,日別
に編集してシフト参照ファイル5を作成する。テンプレ
ートデータとしては、勤務実績トランザクションファイ
ル2の実績勤務時刻,シフトスケジュールファイル3の
勤務予定時刻,従業員マスタファイル1の契約勤務時刻
の優先順で、各ファイルに格納されている勤務時刻デー
タを抽出する。
の作成,更新または表示の要求により起動され、従業員
マスタファイル1,勤務実績トランザクションファイル
2及びシフトスケジュールファイル3を参照し、シフト
作成画面に表示する従業員の個人情報と、シフト作成画
面に初期表示するテンプレートデータとなる勤務時刻デ
ータとを抽出し、作成対象である1月分を個人別,日別
に編集してシフト参照ファイル5を作成する。テンプレ
ートデータとしては、勤務実績トランザクションファイ
ル2の実績勤務時刻,シフトスケジュールファイル3の
勤務予定時刻,従業員マスタファイル1の契約勤務時刻
の優先順で、各ファイルに格納されている勤務時刻デー
タを抽出する。
【0020】図2は、上述した図1のデータ編集手段4
の動作を示したフローチャートである。まず、従業員マ
スタファイル1をシフト作成画面およびシフト表に表示
する順番にソートする処理を行う(ステップS1)。次
に、シフト作成の対象となる期間(通常1ケ月)の全日
付,曜日のカレンダ情報をメモリ上のテーブルに作成す
る(ステップS2)。続いて、ソート後の従業員マスタ
ファイル1の従業員レコードの必要な情報を1人分ずつ
読み込み(ステップS3,S4)、シフト参照テーブル
作成処理により日付に対応して勤務時刻のテンプレート
データを記憶し(ステップS5)、メモリ上の人件費合
計格納領域10に日別,月間の人件費を加算した後(ス
テップS6)、読み込んだ従業員レコードの情報とテン
プレートデータとをシフト参照ファイル5に書き込む
(ステップS7)。ステップS3からステップS7まで
の処理は、ソート後の従業員マスタファイル1のレコー
ドが無くなるまで繰り返される。このとき、メモリの人
件費合計格納領域10には、読み込んだ全従業員に対す
る合計が記憶されている。
の動作を示したフローチャートである。まず、従業員マ
スタファイル1をシフト作成画面およびシフト表に表示
する順番にソートする処理を行う(ステップS1)。次
に、シフト作成の対象となる期間(通常1ケ月)の全日
付,曜日のカレンダ情報をメモリ上のテーブルに作成す
る(ステップS2)。続いて、ソート後の従業員マスタ
ファイル1の従業員レコードの必要な情報を1人分ずつ
読み込み(ステップS3,S4)、シフト参照テーブル
作成処理により日付に対応して勤務時刻のテンプレート
データを記憶し(ステップS5)、メモリ上の人件費合
計格納領域10に日別,月間の人件費を加算した後(ス
テップS6)、読み込んだ従業員レコードの情報とテン
プレートデータとをシフト参照ファイル5に書き込む
(ステップS7)。ステップS3からステップS7まで
の処理は、ソート後の従業員マスタファイル1のレコー
ドが無くなるまで繰り返される。このとき、メモリの人
件費合計格納領域10には、読み込んだ全従業員に対す
る合計が記憶されている。
【0021】図3は、図2のステップS5のシフト参照
テーブル作成処理の内容を詳細に示したフローチャート
である。まず、カレンダテーブルの先頭の日付を選択し
(ステップS11)、勤務実績トランザクションファイ
ル2の該当する従業員コードのその日付に勤務実績デー
タが存在するか否かをチェックし、存在すればその実績
勤務時刻を取得し(ステップS13,S14)、メモリ
上のシフト参照テーブルの該当日付に記憶した後(ステ
ップS18)、カレンダテーブルから次の日付を選択す
る(ステップS19)。存在しないときは、同じ従業員
コードと日付でシフトスケジュールファイル3の検索を
行い、その日付の格納データが存在すればそのデータ
(予定勤務時刻)を取得し(ステップS15,S1
6)、ステップS18に進みシフト参照テーブルに記録
した後、ステップS19で次の日付の処理に移る。シフ
トスケジュールが未作成でシフトスケジュールファイル
3に該当データがないときは、ステップS17に進み従
業員マスタファイル1から契約勤務時刻を取得し、シフ
ト参照テーブルに記録した後(ステップS18)、次の
日付の処理に移る(ステップS19)。以上のステップ
S13からステップS19までの処理をカレンダテーブ
ルに未処理の日付が無くなるまで繰り返す(ステップS
12)。以上の結果、各従業員に対し、実績が存在する
過去の日付の場合は実績勤務時刻を、既に作成したシフ
トスケジュールがある場合にはその予定勤務時刻を、実
績も作成済みのシフトスケジュールも存在しない場合に
は契約勤務時刻をそれぞれ抽出し、テンプレートデータ
としてシフト参照テーブルが作成されることとなる。
テーブル作成処理の内容を詳細に示したフローチャート
である。まず、カレンダテーブルの先頭の日付を選択し
(ステップS11)、勤務実績トランザクションファイ
ル2の該当する従業員コードのその日付に勤務実績デー
タが存在するか否かをチェックし、存在すればその実績
勤務時刻を取得し(ステップS13,S14)、メモリ
上のシフト参照テーブルの該当日付に記憶した後(ステ
ップS18)、カレンダテーブルから次の日付を選択す
る(ステップS19)。存在しないときは、同じ従業員
コードと日付でシフトスケジュールファイル3の検索を
行い、その日付の格納データが存在すればそのデータ
(予定勤務時刻)を取得し(ステップS15,S1
6)、ステップS18に進みシフト参照テーブルに記録
した後、ステップS19で次の日付の処理に移る。シフ
トスケジュールが未作成でシフトスケジュールファイル
3に該当データがないときは、ステップS17に進み従
業員マスタファイル1から契約勤務時刻を取得し、シフ
ト参照テーブルに記録した後(ステップS18)、次の
日付の処理に移る(ステップS19)。以上のステップ
S13からステップS19までの処理をカレンダテーブ
ルに未処理の日付が無くなるまで繰り返す(ステップS
12)。以上の結果、各従業員に対し、実績が存在する
過去の日付の場合は実績勤務時刻を、既に作成したシフ
トスケジュールがある場合にはその予定勤務時刻を、実
績も作成済みのシフトスケジュールも存在しない場合に
は契約勤務時刻をそれぞれ抽出し、テンプレートデータ
としてシフト参照テーブルが作成されることとなる。
【0022】シフト参照ファイル5は、シフト作成画面
を表示するために必要な情報が格納されるファイルであ
り、最初にデータ編集手段4によって初期表示に必要な
情報が書き込まれ、シフト作成手段6による作成および
更新処理中に修正入力されたデータで更新される。デー
タ編集手段4により書き込まれる情報の中には、編集さ
れた日別の勤務時刻のテンプレートデータと、従業員マ
スタファイル1に記録されている氏名,契約タイプコー
ド,契約勤務時刻などのシフト作成画面に直接表示され
る情報のほかに、従業員マスタファイル1に記録されて
いる契約稼働時間,基本時給,時間帯別時給,残業割増
率等の給与計算に用いられる人件費計算要素も含まれ、
シフト作成手段6がシフト作成画面に日別,月間の概算
人件費合計を表示するために使用される。
を表示するために必要な情報が格納されるファイルであ
り、最初にデータ編集手段4によって初期表示に必要な
情報が書き込まれ、シフト作成手段6による作成および
更新処理中に修正入力されたデータで更新される。デー
タ編集手段4により書き込まれる情報の中には、編集さ
れた日別の勤務時刻のテンプレートデータと、従業員マ
スタファイル1に記録されている氏名,契約タイプコー
ド,契約勤務時刻などのシフト作成画面に直接表示され
る情報のほかに、従業員マスタファイル1に記録されて
いる契約稼働時間,基本時給,時間帯別時給,残業割増
率等の給与計算に用いられる人件費計算要素も含まれ、
シフト作成手段6がシフト作成画面に日別,月間の概算
人件費合計を表示するために使用される。
【0023】シフト作成手段6は、シフト参照ファイル
5の情報に基づいて、端末装置7のディスプレイ上にカ
レンダ形式のシフト作成画面を表示し、表示されたシフ
ト作成画面のテンプレートデータに対して、管理者がマ
ウスやキーボードから必要な箇所のみに修正を加えるこ
とによりシフトスケジュールの新規作成および更新を行
う。シフト作成画面は、図4に示すように、週単位,数
人単位でカレンダ形式で表示されるので、横および縦方
向にスクロール表示することにより、1月分の全従業員
のシフトスケジュールを作成または更新する。シフト作
成画面には、メモリ上の人件費合計格納領域10に集計
した日別,月間の人件費合計も表示されるので、人件費
を考慮しながらシフトスケジュールの作成作業が行え
る。作成が終了すると、作成または更新されたシフトス
ケジュールは、シフトスケジュールファイル3に格納さ
れ、シフト表8及び人件費一覧9の印刷も行う。
5の情報に基づいて、端末装置7のディスプレイ上にカ
レンダ形式のシフト作成画面を表示し、表示されたシフ
ト作成画面のテンプレートデータに対して、管理者がマ
ウスやキーボードから必要な箇所のみに修正を加えるこ
とによりシフトスケジュールの新規作成および更新を行
う。シフト作成画面は、図4に示すように、週単位,数
人単位でカレンダ形式で表示されるので、横および縦方
向にスクロール表示することにより、1月分の全従業員
のシフトスケジュールを作成または更新する。シフト作
成画面には、メモリ上の人件費合計格納領域10に集計
した日別,月間の人件費合計も表示されるので、人件費
を考慮しながらシフトスケジュールの作成作業が行え
る。作成が終了すると、作成または更新されたシフトス
ケジュールは、シフトスケジュールファイル3に格納さ
れ、シフト表8及び人件費一覧9の印刷も行う。
【0024】人件費合計格納領域10は、シフト作成手
段6がシフト作成画面に表示する日別,月間の人件費合
計を記憶するメモリ上の領域であり、データ編集手段4
が従業員レコードを読み込み日別の勤務時刻のテンプレ
ートデータを抽出してシフト参照ファイル5に書き込む
とき、日別,月間の人件費を逐次加算していく。このた
め、データ編集手段4の処理が終了しシフト作成手段6
が作動し始める時点では、テンプレートデータによる全
従業員の日別,月間の人件費合計が記憶されている。シ
フト作成手段6は、シフト作成画面を表示する際に、人
件費合計格納領域10に記憶されている日別,月間の人
件費合計を画面に表示すると共に、画面への修正入力の
度に、シフト参照ファイル5に格納されている人件費計
算要素を用いて変更分を計算してメモリ上の人件費合計
と加減算を行い、即時に画面の日別,月間の人件費合計
を変更表示する。これにより、人件費を考慮したシフト
スケジュールの作成が容易に行える。
段6がシフト作成画面に表示する日別,月間の人件費合
計を記憶するメモリ上の領域であり、データ編集手段4
が従業員レコードを読み込み日別の勤務時刻のテンプレ
ートデータを抽出してシフト参照ファイル5に書き込む
とき、日別,月間の人件費を逐次加算していく。このた
め、データ編集手段4の処理が終了しシフト作成手段6
が作動し始める時点では、テンプレートデータによる全
従業員の日別,月間の人件費合計が記憶されている。シ
フト作成手段6は、シフト作成画面を表示する際に、人
件費合計格納領域10に記憶されている日別,月間の人
件費合計を画面に表示すると共に、画面への修正入力の
度に、シフト参照ファイル5に格納されている人件費計
算要素を用いて変更分を計算してメモリ上の人件費合計
と加減算を行い、即時に画面の日別,月間の人件費合計
を変更表示する。これにより、人件費を考慮したシフト
スケジュールの作成が容易に行える。
【0025】図4は、シフトスケジュールを新規作成す
る際のシフト作成画面の初期の表示状態を示している。
参照番号41で示した表中の左側の欄には従業員マスタ
ファイル1の情報から抽出した従業員氏名,契約タイプ
コード,契約勤務時刻が表示され、参照番号42で示し
た最上欄には作成したカレンダテーブルの中から1週間
分の日付と曜日が表示されている。その下の参照番号4
3の部分には修正入力のためのガイドが表示され、参照
番号44の部分にデータ編集手段4で作成された当該従
業員の当該日付のテンプレートデータが表示されてい
る。更に、参照番号45及び46の部分にはそれぞれ日
別および月間の人件費合計が表示されている。新規作成
の場合にはテンプレートデータとして契約勤務時刻が採
用されるので、各従業員の氏名欄(参照番号41)に表
示されている契約勤務時刻と同じ値がシフトデータ欄
(参照番号44)のすべての日付に対して表示されてい
る。シフトスケジュールの作成は、このシフトデータ欄
のデータの修正により行う。なお、この例はシフトスケ
ジュールの作成対象期間が10日から翌月の9日までの
1ヶ月であり、月曜から日曜までの1週間単位でスクロ
ール表示する場合の最初の5人分を表示したもので、1
0日が月曜でない場合には、該当する曜日の前は空白の
状態で表示される。
る際のシフト作成画面の初期の表示状態を示している。
参照番号41で示した表中の左側の欄には従業員マスタ
ファイル1の情報から抽出した従業員氏名,契約タイプ
コード,契約勤務時刻が表示され、参照番号42で示し
た最上欄には作成したカレンダテーブルの中から1週間
分の日付と曜日が表示されている。その下の参照番号4
3の部分には修正入力のためのガイドが表示され、参照
番号44の部分にデータ編集手段4で作成された当該従
業員の当該日付のテンプレートデータが表示されてい
る。更に、参照番号45及び46の部分にはそれぞれ日
別および月間の人件費合計が表示されている。新規作成
の場合にはテンプレートデータとして契約勤務時刻が採
用されるので、各従業員の氏名欄(参照番号41)に表
示されている契約勤務時刻と同じ値がシフトデータ欄
(参照番号44)のすべての日付に対して表示されてい
る。シフトスケジュールの作成は、このシフトデータ欄
のデータの修正により行う。なお、この例はシフトスケ
ジュールの作成対象期間が10日から翌月の9日までの
1ヶ月であり、月曜から日曜までの1週間単位でスクロ
ール表示する場合の最初の5人分を表示したもので、1
0日が月曜でない場合には、該当する曜日の前は空白の
状態で表示される。
【0026】図5は、図4の画面に対して実際に修正入
力を行った画面である。図中に斜線で示した箇所に休暇
の予定や勤務時刻の変更を入力すると、日別および月間
の人件費合計が逐次変動する。人件費表示欄に表示され
る金額は、画面に表示されている人数だけでなく、対象
となる全従業員分の合計金額であるが、図4は最初の5
人分であるため、変更の無かった日付の日別合計は変更
されない。なお、有給休暇の場合には賃金が支払われる
ので、勤務時刻の変更が有っても金額は変更されていな
い。このような修正を画面を縦スクロールして全従業員
に対し、横スクロールして対象期間の全日付について行
うと、1ヶ月分のシフトスケジュールが作成される。
力を行った画面である。図中に斜線で示した箇所に休暇
の予定や勤務時刻の変更を入力すると、日別および月間
の人件費合計が逐次変動する。人件費表示欄に表示され
る金額は、画面に表示されている人数だけでなく、対象
となる全従業員分の合計金額であるが、図4は最初の5
人分であるため、変更の無かった日付の日別合計は変更
されない。なお、有給休暇の場合には賃金が支払われる
ので、勤務時刻の変更が有っても金額は変更されていな
い。このような修正を画面を縦スクロールして全従業員
に対し、横スクロールして対象期間の全日付について行
うと、1ヶ月分のシフトスケジュールが作成される。
【0027】このため、管理者は個人のマスタ情報を記
憶しておく必要がなく、画面表示を見ながら必要な箇所
を修正することにより、簡単にシフトスケジュールを作
成することができる。更に、シフト作成画面上に日別お
よび月間の人件費合計が表示され、修正と共に更新され
るので月間の人件費予算を考慮しながら作成することが
できる。なお、画面には個人別の時間給などは表示され
ないので、個人の機密情報が漏れることもない。なお、
画面表示から画面終了までの間は、シフト参照ファイル
5とメモリにのみアクセスするため、レスポンスも飛躍
的に向上している。
憶しておく必要がなく、画面表示を見ながら必要な箇所
を修正することにより、簡単にシフトスケジュールを作
成することができる。更に、シフト作成画面上に日別お
よび月間の人件費合計が表示され、修正と共に更新され
るので月間の人件費予算を考慮しながら作成することが
できる。なお、画面には個人別の時間給などは表示され
ないので、個人の機密情報が漏れることもない。なお、
画面表示から画面終了までの間は、シフト参照ファイル
5とメモリにのみアクセスするため、レスポンスも飛躍
的に向上している。
【0028】上述した方法によって作成されたシフトス
ケジュールに基づき、全従業員の勤務予定を印字したシ
フト表8と、1ヶ月分の人件費の日別と累計を印字した
人件費一覧表9を出力することができる。
ケジュールに基づき、全従業員の勤務予定を印字したシ
フト表8と、1ヶ月分の人件費の日別と累計を印字した
人件費一覧表9を出力することができる。
【0029】図6及び図7は、前述した図4及び図5の
シフト作成画面に対応するシフト表8及び人件費一覧表
9の印刷結果である。シフト表8には、図6に示すよう
に、週ごとの全従業員の日別の勤務予定時刻と休暇の予
定が印刷され、1ヶ月分の必要な枚数の表が出力され
る。人件費一覧表9には、図7に示すように、従業員の
契約タイプ(001,002……)別の当日の出勤人
数,当日までの延べ人数と人件費合計が、全契約タイプ
に対する累計と共に日別に記録される。
シフト作成画面に対応するシフト表8及び人件費一覧表
9の印刷結果である。シフト表8には、図6に示すよう
に、週ごとの全従業員の日別の勤務予定時刻と休暇の予
定が印刷され、1ヶ月分の必要な枚数の表が出力され
る。人件費一覧表9には、図7に示すように、従業員の
契約タイプ(001,002……)別の当日の出勤人
数,当日までの延べ人数と人件費合計が、全契約タイプ
に対する累計と共に日別に記録される。
【0030】なお、図4及び図5は、シフトスケジュー
ルを新規に作成する場合の画面例であるが、作成したシ
フトスケジュールを月の中間で変更する場合は、テンプ
レートデータとして前日までの分は実績勤務時刻が、当
日以降の分は作成済みの予定勤務時刻がデータ編集手段
4によりシフト参照ファイル5に格納されるので、シフ
ト作成画面には、それぞれ実績勤務時刻と予定勤務時刻
とが表示され、前日までの日別の人件費合計には実績の
人件費が表示される。表示された過去のデータに対する
修正は不可能であり、修正が終了しシフトスケジュール
ファイル3に格納する場合には、作成済みシフトスケー
ジュールの前日までのデータはそのままとし、当日以降
の予定勤務時刻のみが更新値に書き換えられる。
ルを新規に作成する場合の画面例であるが、作成したシ
フトスケジュールを月の中間で変更する場合は、テンプ
レートデータとして前日までの分は実績勤務時刻が、当
日以降の分は作成済みの予定勤務時刻がデータ編集手段
4によりシフト参照ファイル5に格納されるので、シフ
ト作成画面には、それぞれ実績勤務時刻と予定勤務時刻
とが表示され、前日までの日別の人件費合計には実績の
人件費が表示される。表示された過去のデータに対する
修正は不可能であり、修正が終了しシフトスケジュール
ファイル3に格納する場合には、作成済みシフトスケー
ジュールの前日までのデータはそのままとし、当日以降
の予定勤務時刻のみが更新値に書き換えられる。
【0031】以上の説明では、シフト作成画面には日
別,月間の人件費合計が表示され、画面上の勤務時刻デ
ータを修正すると、シフト作成手段がその都度計算を行
い表示金額が変更されるものとした。これに対して、修
正の都度変更を行わずに、修正の完了時または中間時点
で一括再計算して表示変更するようにしてもよい。又、
人件費予算を考慮する必要性が少ない場合には人件費合
計の表示を省略してもよく、この場合でも、シフト作成
画面上には従業員の契約勤務時刻とテンプレートデータ
とが表示されるので、シフト作成作業は容易となる。更
に、シフト表や人件費一覧の印刷をシフト作成手段が行
うものとしたが、これらは別の業務として行うようにし
てもよい。
別,月間の人件費合計が表示され、画面上の勤務時刻デ
ータを修正すると、シフト作成手段がその都度計算を行
い表示金額が変更されるものとした。これに対して、修
正の都度変更を行わずに、修正の完了時または中間時点
で一括再計算して表示変更するようにしてもよい。又、
人件費予算を考慮する必要性が少ない場合には人件費合
計の表示を省略してもよく、この場合でも、シフト作成
画面上には従業員の契約勤務時刻とテンプレートデータ
とが表示されるので、シフト作成作業は容易となる。更
に、シフト表や人件費一覧の印刷をシフト作成手段が行
うものとしたが、これらは別の業務として行うようにし
てもよい。
【0032】図8は、本発明の第2の実施の形態の構成
を示すブロック図である。第2の実施の形態は、端末装
置7と、データ処理部および記憶部を含むコンピュータ
11と、記録媒体12と、ファイル記憶装置13とで構
成されている。記録媒体12には、前述した第1の実施
の形態のデータ編集手段4及びシフト作成手段6が行う
処理をコンピュータ11に実施させるために必要なプロ
グラムが格納されており、これらをコンピュータ11の
記憶部に読み込ませることにより、第1の実施の形態に
おいて説明したと同様な処理を行うことができる。な
お、ファイル記憶装置13はコンピュータ本体に内蔵さ
れたハードディスク又は外付けの外部記憶装置であり、
給与計算および勤怠管理システムに使用される従業員マ
スタファイル1,勤務実績トランザクションファイル2
があらかじめ格納されており、シフト作成支援方式に必
要なシフトスケジュールファイル3及びシフト参照ファ
イル5が作成される。
を示すブロック図である。第2の実施の形態は、端末装
置7と、データ処理部および記憶部を含むコンピュータ
11と、記録媒体12と、ファイル記憶装置13とで構
成されている。記録媒体12には、前述した第1の実施
の形態のデータ編集手段4及びシフト作成手段6が行う
処理をコンピュータ11に実施させるために必要なプロ
グラムが格納されており、これらをコンピュータ11の
記憶部に読み込ませることにより、第1の実施の形態に
おいて説明したと同様な処理を行うことができる。な
お、ファイル記憶装置13はコンピュータ本体に内蔵さ
れたハードディスク又は外付けの外部記憶装置であり、
給与計算および勤怠管理システムに使用される従業員マ
スタファイル1,勤務実績トランザクションファイル2
があらかじめ格納されており、シフト作成支援方式に必
要なシフトスケジュールファイル3及びシフト参照ファ
イル5が作成される。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の勤
務シフト作成支援方式は、ディスプレイ上にシフト作成
画面を表示し、表示されたテンプレートデータ中の必要
な箇所のみを修正しシフトスケジュールの新規作成,更
新が可能である。これにより、管理者は個人のマスタ情
報を記憶しておく必要がなく、必要な箇所を修正するだ
けでよいためシフト作成工数が削減される。なお、画面
表示から画面終了までの間は、シフト参照ファイルとメ
モリにのみアクセスするため、レスポンスも飛躍的に向
上している。更に、シフト作成画面上に日別,月間の人
件費合計を表示することにより、人件費予算を考慮しな
がらのシフト作成が容易となる。
務シフト作成支援方式は、ディスプレイ上にシフト作成
画面を表示し、表示されたテンプレートデータ中の必要
な箇所のみを修正しシフトスケジュールの新規作成,更
新が可能である。これにより、管理者は個人のマスタ情
報を記憶しておく必要がなく、必要な箇所を修正するだ
けでよいためシフト作成工数が削減される。なお、画面
表示から画面終了までの間は、シフト参照ファイルとメ
モリにのみアクセスするため、レスポンスも飛躍的に向
上している。更に、シフト作成画面上に日別,月間の人
件費合計を表示することにより、人件費予算を考慮しな
がらのシフト作成が容易となる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】図1のデータ編集手段の処理を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図3】図2のシフト参照テーブル作成処理の詳細を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図4】図1の実施の形態のシフト作成画面の初期表示
の状態を示す説明図である。
の状態を示す説明図である。
【図5】図1の実施の形態のシフト作成画面の修正入力
中の状態の説明図である。
中の状態の説明図である。
【図6】図1の実施の形態におけるシフト表の説明図で
ある。
ある。
【図7】図1の実施の形態における人件費一覧表の説明
図である。
図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
1 従業員マスタファイル 2 勤務実績トランザクションファイル 3 シフトスケジュールファイル 4 データ編集手段 5 シフト参照ファイル 6 シフト作成手段 7 端末装置 8 シフト表 9 人件費一覧 10 人件費合計格納領域 11 コンピュータ 12 記録媒体 13 ファイル記憶装置
Claims (6)
- 【請求項1】 従業員の氏名,契約勤務時刻,時間帯別
時間給等が格納されている従業員マスタファイルと、従
業員の勤務実績データが個人別,日別に蓄積される勤務
実績トランザクションファイルと、作成された所定期間
分のシフトスケジュールの情報を格納するシフトスケジ
ュールファイルと、前記所定期間内の個人別,日別の勤
務時刻データを含むシフト作成画面に表示する必要デー
タが格納されるシフト参照ファイルと、前記従業員マス
タファイル,勤務実績トランザクションファイル及びシ
フトスケジュールファイルからシフト作成画面に初期表
示する勤務時刻のテンプレートデータを抽出して他の必
要データと共に前記シフト参照ファイルに格納するデー
タ編集手段と、前記シフト参照ファイルに基づいてシフ
ト作成画面をディスプレイ上に表示し表示内容を修正す
ることにより前記所定期間分のシフトスケジュールを作
成および更新して前記シフトスケジュールファイルに格
納するシフト作成手段とを備えたことを特徴とする勤務
シフト作成支援方式。 - 【請求項2】 前記シフト作成手段は、シフト作成画面
の所定位置に日別,月間の概算人件費合計を計算して表
示するための機能を備え、前記データ編集手段は、概算
人件費の計算に必要な情報を前記従業員マスタファイル
から抽出して前記シフト参照ファイルに格納する機能を
備えていることを特徴とする請求項1記載の勤務シフト
作成支援方式。 - 【請求項3】 前記シフト作成手段は、シフト作成画面
における修正入力に伴い、修正情報をリアルタイムで概
算人件費合計の表示に反映させる機能を備えていること
を特徴とする請求項2記載の勤務シフト作成支援方式。 - 【請求項4】 前記シフト作成手段は、作成されたシフ
トスケジュールの情報を所定の形式で紙面に印字したシ
フト表を出力する機能を備えたことを特徴とする請求項
1,請求項2又は請求項3記載の勤務シフト作成支援方
式。 - 【請求項5】 前記シフト作成手段は、前記シフト表と
共に作成されたシフトスケジュールの情報を基に計算さ
れた日別,月間の概算人件費合計を従業員のタイプ別の
小計と併せて記録した人件費一覧表を印字出力する機能
を備えたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の
勤務シフト作成支援方式。 - 【請求項6】 請求項1から請求項5までに記載されて
いる勤務シフト作成支援方式をコンピュータにより実現
するためのプログラム及びデータが記録されていること
を特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22989097A JPH1166151A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 勤務シフト作成支援方式および記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22989097A JPH1166151A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 勤務シフト作成支援方式および記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1166151A true JPH1166151A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16899331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22989097A Pending JPH1166151A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 勤務シフト作成支援方式および記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1166151A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002203085A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Nippon Syst Design Kk | 従業員シフトプラン支援システム |
WO2003007197A1 (en) * | 2001-07-09 | 2003-01-23 | Labour Control Solutions Pty Ltd | Labour scheduling program |
AU2002317627B2 (en) * | 2001-07-09 | 2006-07-06 | H & L Australia Pty Ltd | Labour scheduling program |
JP2008186203A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | P & W Solutions Co Ltd | コミュニケータのスケジュールを作成する方法及びコンピュータ |
JP2015225550A (ja) * | 2014-05-28 | 2015-12-14 | 株式会社ナンバーツー | 勤怠シフトシステム、シフト割当サーバ |
JP7391344B1 (ja) * | 2023-03-20 | 2023-12-05 | 株式会社デイドリーム | 経営管理装置、方法、及びプログラム |
-
1997
- 1997-08-26 JP JP22989097A patent/JPH1166151A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002203085A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Nippon Syst Design Kk | 従業員シフトプラン支援システム |
WO2003007197A1 (en) * | 2001-07-09 | 2003-01-23 | Labour Control Solutions Pty Ltd | Labour scheduling program |
AU2002317627B2 (en) * | 2001-07-09 | 2006-07-06 | H & L Australia Pty Ltd | Labour scheduling program |
JP2008186203A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | P & W Solutions Co Ltd | コミュニケータのスケジュールを作成する方法及びコンピュータ |
JP2015225550A (ja) * | 2014-05-28 | 2015-12-14 | 株式会社ナンバーツー | 勤怠シフトシステム、シフト割当サーバ |
JP7391344B1 (ja) * | 2023-03-20 | 2023-12-05 | 株式会社デイドリーム | 経営管理装置、方法、及びプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991116 |