JPH1166049A - 年表表示システム - Google Patents

年表表示システム

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JPH1166049A
JPH1166049A JP9228502A JP22850297A JPH1166049A JP H1166049 A JPH1166049 A JP H1166049A JP 9228502 A JP9228502 A JP 9228502A JP 22850297 A JP22850297 A JP 22850297A JP H1166049 A JPH1166049 A JP H1166049A
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JP9228502A
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Koichi Honma
浩一 本間
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RIKURUUTO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般ユーザであっても自分史を容易に、かつ
安価に作成する年表表示システムの提供。 【解決手段】 利用者が操作するための1以上の利用者
端末(2x)と、利用者端末から入力された個人履歴情報に
基づいて個人履歴情報を蓄積する個人イベントデータベ
ース(402)と、歴史情報を蓄積する歴史イベントデータ
ベース(403)と、サーバコンピュータ(303)と、を備え
る。サーバコンピュータ(303)は、歴史一覧作成を要求
された場合、個人イベントデータベース(402)から個人
履歴情報を読み取り、当該個人履歴情報に対応付けられ
る歴史情報を歴史イベントデータベース(403)から読み
取り、これら個人履歴情報と歴史情報とを対応させて合
成した歴史一覧を表示させるためのデータを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザが自分で自
分史を作成するためのシステムに係り、特に、インター
ネット等のネットワークを通じて、一般社会で起こった
事件等を自分史に対比させて表示させることのできる年
表表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットが急速に普及したことに
より、一般ユーザは、ワールド・ワイド・ウェブ(Worl
d Wide Web:以下WWWと略す)というインターネット
上のシステムを利用して、任意のウェブサイト(web si
te)から画像情報または音声情報を取得できるようにな
った。一般ユーザが、インターネットに接続されたコン
ピュータ等の端末装置(以下、利用者端末と称する)か
らインターネット上のアドレスであるURL(Universa
l Resource Locator)を指定すると、この利用者端末は
所望のウェブサイトに接続することができる。ウェブサ
イトに接続すると、ハイパーテキスト形式のファイルが
利用者端末に提供される。利用者端末では、このハイパ
ーテキスト形式のファイルを閲覧するためのソフトウェ
アであるWWWブラウザを利用して、その表示画面であ
るウェブページをディスプレイに表示させることができ
る。
【0003】近年ではハイパーテキスト形式のファイル
を一般ユーザが容易に作成できるようになった。一般ユ
ーザはインターネット上にウェブサイトを開設し、この
ファイルを閲覧可能に設定しておくことで、自分の作成
したウェブページを公開することができるようになっ
た。
【0004】ハイパーテキスト形式のファイルを作成す
るためには、このフォーマットに従ったテキストをエデ
ィタで作成したり、このフォーマットへの変換機能を備
えたワードプロセッサを利用したりする。このファイル
には、そのテキストに画像情報を付けたり音声情報を付
けたりする指定が自由に行える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、ユー
ザが自分の履歴を年表化して自分史を作成するといった
習慣は、一般的ではなかった。著名人であればその伝記
を文筆家が書くこともあったが、一般人の場合は、たと
え自分史が欲しいと思っても、自分史を特別に労力と金
銭を費やして作成し、自費出版する等しなければならな
かった。このため自分史を作成する事例は希だった。イ
ンターネット等を通じて自分史を公開しようと思って
も、自分史を作成する作業自体にかかる負担が軽減され
ることはなかった。
【0006】誰しも自分の歩んだ途を整理し、自分と深
い関係のある者に見せたり、他人に見せたりしたいもの
であり、そのためには、自分史を簡単に作れるようなシ
ステムがあれば好ましいと考えられる。ところが、自分
史をまとめる際、一般的には、個人が辿ってきた履歴
(以下個人イベントと称する)の他に、その時代に一般
社会では何が起こっていたのかを示す歴史事項(以下歴
史イベントと称する)を併記した年表を示することが多
い。個人イベントのみで自分史をまとめるのであれば、
まだその作成が容易であるが、一般社会で何が起こって
いたのかについての歴史を調べ、その中からその個人に
相応しいものを選択し、まとめていくのは大変な作業で
ある。
【0007】そこで、本発明の第1の課題は、個人イベ
ントと歴史イベントとを対比させた年表を簡単に作成で
きる年表作成システムを提供することである。
【0008】本発明の第2の課題は、歴史をその性格別
に分類し、その分類に基づいて所望の歴史イベントを選
択することにより、個人イベントと歴史イベントとを併
せた年表を簡単に作成できる年表作成システムを提供す
ることである。
【0009】本発明の第3の課題は、利用者が選択した
歴史イベントのみを個人イベントと対比させた年表を簡
単に作成できる年表作成システムを提供することであ
る。
【0010】本発明の第4の課題は、一人の利用者であ
っても複数の年表を作成することが可能な年表作成シス
テムを提供することである。
【0011】本発明の第5の課題は、利用者が年表の公
開・非公開を指定することが可能な年表作成システムを
提供することである。
【0012】本発明の第6の課題は、歴史イベントのう
ち人気の多少を記録することにより、より利用者に利用
しやすい年表作成システムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
る発明は、(a) 利用者が操作するための1以上の利用
者端末と、(b) 利用者端末から入力された個人履歴情
報に基づいて利用者別に個人イベントレコードを1以上
蓄積する個人イベントデータベースと、(c) 個々の歴
史情報を表す歴史イベントレコードを1以上蓄積する歴
史イベントデータベースと、(d) 個人イベントデータ
ベースとの間でレコードの読み取りおよび書き込みが可
能に構成され、歴史イベントデータベースから歴史イベ
ントレコードを読み取り可能に構成されたサーバコンピ
ュータと、を備える。
【0014】そして、サーバコンピュータは、利用者端
末から年表表示要求が出された場合に、個人イベントデ
ータベースからこの指示をした利用者端末に係る個人イ
ベントレコードを読み取り、当該個人イベントレコード
に対応付けられる歴史イベントレコードを歴史イベント
データベースから読み取り、当該個人イベントレコード
と歴史イベントレコードとを対応させて配置した年表を
表示させるためのデータを生成する。
【0015】ここで、「利用者端末」とは、ネットワー
ク等を介してサーバコンピュータと接続可能な機能を備
えたコンピュータ、ワードプロセッサ等の電子装置をい
う。「個人イベントレコード」とは、年順に個人の履歴
(個人イベント)を記す情報をいう。「歴史イベントレ
コード」とは、過去の事件等(歴史イベント)をその事
件が起こった年とともに記す情報をいう。「年表」と
は、個人履歴情報と歴史情報とを一覧できる表示をい
う。
【0016】なお、利用者端末とサーバコンピュータと
は、ネットワークを介して接続されるのが好ましい。ネ
ットワークは、利用者端末と提供者端末とを相互に接続
可能なものであればよい。特に、インターネットである
ことが好ましい。利用者端末からの主たる情報の伝達
は、ワールドワイドウェブ(WWW)システムを使用し
て行うことが好ましい。インターネットとは、米国国防
総省が中心となって開発された情報ネットワークであ
り、企業や一般の個人ユーザのパーソナルコンピュータ
やサーバを相互に接続して構成された世界的なネットワ
ークをいう。ワールドワイドウェブとは、ハイパーテキ
スト形式のファイルを相互に参照するためのシステムで
あり、WWWを使用する情報を発進する発信者のみなら
ず、ウェブページを閲覧するユーザからの個別情報を発
信者に提供可能に構成できるため利用度が高い。ウェブ
ページとは、WWWから情報を発信する際に、利用者の
目次に相当するページのことをいう。
【0017】本発明によれば、サーバコンピュータは、
個人イベントレコードおよび歴史イベントレコードに記
録された時間軸情報に基づいて、双方のレコードを対応
させる。
【0018】本発明によれば、個人イベントデータベー
スに書き込まれる個人イベントレコードは、少なくと
も、年表特定情報、時間軸情報、イベント内容を含む各
フィールドを含んで構成される。
【0019】本発明によれば、歴史イベントデータベー
スに格納された歴史イベントレコードは、少なくとも、
歴史イベント特定情報、時間軸情報、イベント内容を含
む各フィールドを含んで構成される。
【0020】上記第2の課題を解決する発明によれば、
歴史イベントデータベースに格納された歴史イベントレ
コードは、さらに各歴史イベントの分類を特定する分類
情報のフィールドを含んで構成される。
【0021】本発明によれば、各レコードには、さらに
画像情報または音声情報への接続情報を記録したフィー
ルドを含んで構成される。
【0022】上記第3の課題を解決する発明は、利用者
端末により選択された歴史情報を特定するためのイベン
ト選択レコードを読み取りおよび書き込み可能に構成さ
れたイベント選択データベースをさらに備える。そし
て、サーバコンピュータは、利用者端末から年表作成要
求が出された場合に、当該利用者端末が選択した歴史情
報を特定するためのイベント選択レコードを生成してイ
ベント選択データベースに書き込む。また、利用者端末
から年表表示要求が出された場合に、イベント選択デー
タベースに格納されたイベント選択情報を参照して、個
人イベントレコードに、当該利用者端末により選択され
た歴史情報を表す歴史イベントレコードを対応させる。
【0023】本発明によれば、イベント選択データベー
スに書き込まれるイベント選択レコードは、少なくと
も、年表特定情報、歴史イベント特定情報を含んで構成
される。
【0024】上記第4の課題を解決する発明は、年表を
特定するための年表レコードを読み取りおよび書き込み
可能に構成された年表データベースをさらに備える。そ
して、サーバコンピュータは、利用者端末から年表作成
要求が出された場合に、この年表を特定するための年表
レコードを生成して年表データベースに書き込む。ま
た、利用者端末から年表作成要求が出された場合に、年
表データベースに書き込まれた年表レコードに基づい
て、年表を表示させるデータを作成する。
【0025】本発明によれば、年表データベースに書き
込まれる年表レコードは、少なくとも、利用者端末特定
情報、生年月日、年表表示属性情報を含んで構成され
る。
【0026】上記第5の課題を解決する発明は、利用者
端末の認証情報が記録された利用者レコードを読み取り
および書き込み可能に蓄積するユーザデータベースをさ
らに備える。また、年表データベースに書き込まれる年
表レコードは、年表を公開するか否かの公開指示情報を
含む。そして、サーバコンピュータは、年表レコードの
公開指示情報が非表示であることを示している場合に
は、ユーザデータベースに書き込まれた認証レコードに
基づく認証が肯定された利用者端末には、当該年表を表
示させるデータを供給し、当該認証が否定された利用者
端末には、当該年表を表示させるデータの供給を禁止す
る。
【0027】上記第6の課題を解決する発明によれば、
サーバコンピュータは、歴史イベントデータベースに蓄
積された歴史イベントレコードが選択されるたびに、そ
のレコードが選択された回数を、イベント選択データベ
ースのイベント選択レコードに付随させて記録する。そ
して、利用者端末から年表表示要求が出された場合に、
イベント選択レコードに記録された歴史イベントの選択
回数を参照し、その選択回数に応じて、その歴史イベン
トレコードの表示態様を変化させるデータを生成する。
例えば、文字の太さ、フォントの大きさ、文字の色彩を
変える他、書体、文字装飾等を変化させる。
【0028】本発明によれば、表示態様の変化は、その
歴史イベントの表示文字の太さを変えるものである。例
えば、太字表示とする。
【0029】本発明によれば、表示態様の変化は、その
歴史イベントの表示文字の大きさを変えるものである。
例えば、フォントのポイント数を大きくする。
【0030】本発明によれば、表示態様の変化は、その
歴史イベントの表示文字の色彩を変えるものである。例
えば、通常黒色であるところを赤色、青色等に変える。
【0031】本発明によれば、表示態様の変化は、その
歴史イベントに対して提供される情報の項目数を変える
ものである。例えば、新たなコメントを記録するフィー
ルドを付加する。
【0032】本発明によれば、表示態様の変化は、その
歴史イベントに対して提供される情報量を変えるもので
ある。例えば、表示できる画像情報の容量を大きくす
る。
【0033】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な実施の形態
を、図面を参照して説明する。
【0034】(ネットワーク構成)図1に、本実施形態
のネットワーク構成図を示す。同図に示すように、本実
施形態の年表表示システムは、インターネット1に、利
用者端末201〜20n(nは任意の自然数)、管理者
システム3およびデータベース群4を接続して構成され
ている。
【0035】インターネット1は、利用者端末20x
(xは1からnまでの任意の数)および管理者システム
3を、いわゆるプロバイダーと呼ばれる接続業者の設備
により、あるいはパソコン通信業者の設備により、公衆
回線を介して相互に接続可能に構成されている。その通
信プロトコルは、TCP/IP技術による。公衆回線
は、加入者回線であっても専用線であってもよい。利用
者端末20xからは、WWWシステムを利用して、WW
W上のウェブサイトを特定するURLを指定することに
より、そのウェブサイトで提供されるウェブページを参
照することが可能である。インターネット1を介して接
続された各利用者端末は、どの端末からでもこのURL
で特定したウェブサイトに接続し、そのウェブサイトを
管理するサーバコンピュータの固定ディスク内に格納さ
れているファイルを参照することが可能に構成されてい
る。
【0036】なお、各端末装置を相互に接続するネット
ワークは、インターネット類似の機能を有するものであ
れば、他の規格の専用回線網、WAN等のネットワーク
であってもよい。また、公衆回線を利用しないLANで
構成されるイントラネットのようなネットワークであっ
てもよい。
【0037】利用者端末201〜20nは、パーソナル
コンピュータであって、それぞれがコンピュータ装置2
01およびディスプレイ装置202を備えて構成されて
いる。コンピュータ装置201は、汎用のコンピュータ
装置であって、内部に、図示しないCPU、通信インタ
ーフェース回路、モデム回路、描画回路、RAM、RO
M、固定ディスク等を備え、モデム回路あるいはDSU
及びTAを使用することにより、加入者回線または専用
回線を介してインターネット1に接続可能に構成されて
いる。ディスプレイ装置202は、コンピュータ装置2
01から出力された映像信号をその表示面に表示可能に
構成されている。コンピュータ装置201は、ハイパー
テキスト形式、例えばHTML(Hypertext Markup Lan
guage)形式のファイルを閲覧するためのプログラムで
ある、いわゆるWWWブラウザを起動可能であり、ユー
ザがこのWWWブラウザを使用して任意のURLを指定
することで、インターネット1上のサーバコンピュータ
のウェブサイトに接続し、そのウェブページを表示等す
ることが可能に構成されている。
【0038】管理者システム3は、コンピュータ装置3
01、ディスプレイ装置302およびサーバコンピュー
タ303を備えている。コンピュータ装置301とディ
スプレイ装置302については、上記利用者端末におけ
るコンピュータ装置201およびディスプレイ装置20
2と同様である。
【0039】サーバコンピュータ303は、内部に、図
示しないCPU、通信インターフェース回路、モデム回
路、描画回路、RAM、ROM、固定ディスク等を備
え、加入者回線または専用回線を介してインターネット
1に接続可能に構成されている。特に、固定ディスク等
に格納されたプログラムデータをCPUが実行すること
により、本発明の年表表示システムの制御部として動作
可能に構成されている。また、サーバコンピュータ30
3は、データベース群4の各データベースに読み取りお
よび書き込み可能に接続されている。サーバコンピュー
タ303は、その固定ディスク内に、図5以降に示すウ
ェブページを表示させるためのハイパーテキスト形式、
例えばHTML形式のファイルが格納されている。この
ファイルの格納場所には、プロバイダ等により特有のU
RLが割り当てられている。各利用者端末20xはこの
特有のURLを指定して、ウェブページを閲覧すること
が可能である。
【0040】データベース群4は、ユーザ(利用者)デ
ータベース401、個人イベントデータベース402、
歴史イベントデータベース403、イベント選択データ
ベース404および年表データベース405により構成
されている。各データベースは、一つの記憶ユニットを
複数の領域に分割して使用されるものでも、別個の記憶
ユニットにそれぞれ設けられるものでもよい。また、デ
ータベース群4はサーバコンピュータ303が内部バス
を通じて直接アクセス可能な固定ディスク上に配置され
るものでも、サーバコンピュータ303と別の記憶ユニ
ットに蓄積されるものでもよい。また、インターネット
を介して接続可能であれば、ネットワーク上のいずれの
コンピュータ装置内に配置されるものであってもよい。
各データベースの管理は、一つのサーバコンピュータに
よる集中管理方式によっても複数のコンピュータ装置に
よる分散処理方式によってもよい。
【0041】(データベース構成)図2に、本年表表示
システムにおける各データベースのリレーションシップ
を示す。
【0042】ユーザデータベース401は、基本データ
ベース4011と認証履歴データベース4012とから
構成されている。基本データベース4011は、顧客コ
ードごとに1レコードが作成され、メールアドレス、氏
名、住所、年代、ユーザIDおよびパスワードの各フィ
ールドから構成されている。顧客コードは、ユーザを特
定するための特有の番号である。メールアドレスは、ユ
ーザにサーバ側から連絡するための電子メールアドレス
である。氏名、住所および年代は、ユーザ特有の属性情
報として記録される。ユーザIDは、このユーザを特定
するためのIDコードである。パスワードは、ユーザに
より指定され、情報のセキュリティ保持のために必要な
秘密の符号であり、年表表示システムを介しては表示さ
せない符号である。
【0043】認証履歴データベース4012は、一のユ
ーザに対して1レコードが割り当てられ、認証番号をキ
ーとして、顧客コードおよび認証日の各フィールドから
構成されている。認証番号は、当該システムに認証要求
がされた順に割り振られる番号であり、同一ユーザであ
っても認証要求する度に異なる番号が割り振られる。認
証日は、認証がされた日付を表す情報である。
【0044】年表データベース405は、年表番号ごと
に、キーである顧客コード、ハンドル名、年表名、生年
月日、公開・非公開フラグ、バックGIF選択番号、フ
ォント選択番号、時間軸の表示方法情報、性別等の各フ
ィールドが記録されている。年表番号とは、一つの年表
に対して1つ割り当てられるもので、同一の顧客コード
に対し複数の年表番号が割り当てられる。つまり、一人
のユーザが複数の年表を作成することができるようにレ
コードが割り当てられている。ハンドル名とは、ユーザ
が年表一覧画面から指定したニックネーム等である。年
表名は、ユーザが年表一覧画面から指定した年表を特定
する名称である。生年月日は、ユーザが年表一覧画面か
ら指定したユーザの生年月日情報である。公開・非公開
フラグとは、ユーザが年表一覧画面で選択した公開また
は非公開の別をフラグで表すものである。バックGIF
選択番号とは、年表表示において背景画像を特定するた
めの指定番号である。番号ごとに、複数種類の画像デー
タが背景画像に割り当てられる。フォント選択番号と
は、年表表示に用いるフォント情報等である。時間軸の
表示方法とは、年表の時間軸を、西暦+和暦で表示する
か、西暦+年齢で表示するか、和暦+年齢で表示するか
を特定する情報である。性別とは、ユーザが指定した性
別を示すフラグである。
【0045】個人イベントデータベース402は、個人
イベントに対して1レコードが割り当てられ、年表番号
をキーとして、タイトル、内容、年、月、日、GIFフ
ァイル名等の各フィールドから構成されている。タイト
ルとは、個人イベントごとの内容の概要を表す文字情報
であり、年表の全体表示において各イベントを表すため
の文字情報である。内容とは、ユーザにイベント個別の
詳細表示が要求された場合に表示させる、イベントの内
容を詳細に解説するための文字情報である。年、月およ
び日は、個人イベントの日付を特定するための時間軸情
報である。GIFファイル名とは、各イベントの詳細表
示においてFTP(File Transfer Protocol)により画
像ファイルまたは音声ファイルを転送するためのリンク
先アドレスである。なお、表示態様を定める属性情報を
付属して記録しておくことは好ましい。属性情報を記録
させれば、ユーザの選択に応じて、文字等の表示態様を
種々に変化させることができるからである。
【0046】歴史イベントデータベース403は、歴史
イベントデータベース4032と歴史イベント分類デー
タベース4031とにより構成されている。これらデー
タベースは、総てのユーザに共通に参照される共通デー
タベースである。
【0047】歴史イベントデータベースは、歴史イベン
トごとに1レコードが記録されるものであり、各歴史イ
ベントごとに割り当てられる歴史イベント番号ごとに、
年、月、日、イベントの分類コード、イベント内容、G
IFファイル名の各フィールドから構成されている。
年、月および日は、その歴史イベントの日付を特定する
ための時間軸情報である。イベントの分類コードとは、
歴史イベントの性格に応じて区分けされた分類を特定す
る番号であり、歴史イベント分類データベースの分類内
容フィールドによってその内容が決定される。イベント
内容とは、その歴史イベントを説明するための文字情報
であり、概略情報と詳細情報とに分けられる。GIFフ
ァイル名は、各イベントの詳細表示においてFTP(Fi
le Transfer Protocol)により画像ファイルまたは音声
ファイルを転送するためのリンク先アドレスである。な
お、表示態様を定める属性情報を付属して記録しておく
ことは好ましい。属性情報を記録させれば、ユーザの選
択に応じて、文字等の表示態様を種々に変化させること
ができるからである。また、歴史イベントごとにその選
択回数を付随させて記憶しておくことは好ましい。選択
回数に応じて歴史イベントの表示態様を変化させれば、
ユーザにより歴史イベント選択の便宜を図ることができ
る。
【0048】歴史イベント分類データベース4031に
は、歴史イベント分類コードごとに、その分類内容を示
す文字列が記録されるフィールドを備えている。
【0049】イベント選択データベース404は、イベ
ント選択番号ごとに、年表番号、歴史イベント番号の各
フィールドにより構成されている。イベント選択番号と
は、歴史イベント選択処理において、ユーザが、その歴
史イベントを自分史年表に加えるために選択すると、そ
の選択のたびごとに割り当てられる番号である。年表番
号は、上記した年表を特定するための情報をいう。歴史
イベント番号は、上記した個々の歴史イベントごとに割
り当てられた番号である。
【0050】上記データベースの構造において、図2に
示すように、ユーザを特定する顧客コードにより、基本
データベース4011と認証履歴データベース4012
が相互に参照され、ユーザデータベース401と年表デ
ータベース405が相互に参照可能なリレーションシッ
プ(接続関係)が設定されている。
【0051】また、一つの年表が定められると、その年
表番号によって、年表データベース405と個人イベン
トデータベース402、イベント選択データベース40
4が相互に参照可能なリレーションシップが設定されて
いる。
【0052】さらに、一つのイベント選択番号が定めら
れると、歴史イベント番号によって、歴史イベントデー
タベース4032が相互に参照され、歴史イベントデー
タベース4032の歴史イベント分類コードによって、
さらに歴史イベント分類データベース4031が相互に
参照可能なリレーションシップが設定されている。
【0053】したがって、顧客コードを特定し、年表番
号を特定すれば、個人イベントデータベース402中の
各レコードと歴史イベントデータベース403中の各レ
コードとが、ともに読み出せることになる。さらに各レ
コード中の時間軸情報を参照することにより、各レコー
ドを任意に対比して配置させることができる。
【0054】(処理手順)次に、上記データベースを備
えた本年表表示システムの処理を、図3および図4のフ
ローチャートを参照して説明する。以下の説明では、説
明を理解し易くするため、一台の利用者端末がインター
ネットに接続するものとして説明するが、複数台の端末
が同時に接続していても、各端末ごとの処理は、一台の
端末が接続している場合と同様に考えることができる。
【0055】ステップS1: ユーザは、利用者端末2
0xにおいてWWWブラウザを起動し、WWWブラウザ
のURLの指定欄に、本年表表示システムを提供するウ
ェブサイトのURLを入力する。このURLがプロバイ
ダ等のサーバにより解析され、年表表示システムを提供
するウェブサイトと利用者端末とが接続される。ウェブ
サイトから利用者端末20xのWWWブラウザにハイパ
ーテキスト形式のファイルが読み込まれ、利用者端末2
0xのディスプレイ装置202には図4に示すウェブペ
ージが表示される。以下、WWWブラウザを利用して新
たなファイルに接続することを「リンクする」と称す
る。
【0056】図5に示すウェブページは年表表示システ
ムの導入画面である。同図に示すように、導入画面に
は、「ID登録」、「年表作成」または「ご意見箱」の
アイコンが表示される。ユーザは、利用者端末に備えら
れたマウスまたはキーボード等を使用して、任意のアイ
コンの位置にカーソルを移動させクリック等の操作をす
る。以下、これらの操作をすることを「アイコンを選択
する」と称する。「ID登録」は年表表示システムの正
規ユーザとして会員登録するための機能であり、「年表
作成」は、本発明の年表作成や年表表示を利用するため
の機能である。「ご意見箱」は電子メール等により、管
理者に対するコメントを送信するための機能である。
【0057】なお、どのウェブページを参照しても、そ
の上部に常に表示される「Back」、「Forward」、「Hom
e」、「Reload」、「image」、「Open」、「Print」、
「Find」および「Stop」の各アイコンは、WWWブラウ
ザにより提供される標準的な機能を使用するための操作
アイコンである。
【0058】ユーザが新規に年表表示システムを利用す
る場合、まず同図の矢印で示す「ID登録」アイコン
を選択する。それぞれのアイコンに対してはリンク先で
あるハイパーテキスト形式のファイルのアドレス(ファ
イル名)が設定されている。アイコンを選択すると、そ
のリンク先のファイルが読み出され、このファイルにリ
ンクする。ID登録用のファイルにリンクすると、ID
登録用のファイルが参照され、そのウェブページが表示
される。ユーザは、そのウェブページにおいて、IDと
パスワードとをキーボード等を利用して入力する。ID
は、例えばユーザの氏名等特定の文字列であり、パスワ
ードはユーザが暗唱する固有の番号である。
【0059】ステップS2: ユーザが既に年表表示シ
ステムの会員登録を済ませてある場合、図5のの矢印
で示す「年表作成」アイコンを選択する。「年表作成」
アイコンを選択すると、図6に示す認証画面のウェブペ
ージにリンクする。
【0060】ステップS3: 認証画面のウェブページ
において、ユーザは、ID登録の際に入力したIDおよ
びパスワードを、利用者端末20xのキーボード等から
入力し、「登録」アイコンを選択する。
【0061】ステップS4: サーバコンピュータ30
3は、利用者端末20xからID及びパスワードが送信
されると、年表表示システムの登録会員情報を蓄積する
ユーザデータベース401を参照し、その認証履歴デー
タベース4012からIDおよびパスワードがともに一
致するレコードを検索する。
【0062】ステップS5: IDおよびパスワードが
ともに一致しない場合(ステップS5;NO)には、
「ID番号またはパスワードが間違っています」という
ような内容の画面表示をさせるウェブページのファイル
にリンクした(ステップS6)後、導入画面のウェブペ
ージにリンクする。
【0063】ステップS8: IDおよびパスワードが
ともに一致した場合(ステップS5;YES)、図7に
示す年表一覧画面を提供するファイルにリンクする。年
表一覧画面には、生年月日6a、ニックネーム6b、年
表名6c、時間軸の表示方法6d、年表の公開の有無6
e、および性別6fの各入力欄が表示される。
【0064】生年月日の欄6aは、矢印アイコンをクリ
ックすることにより、年月日を表示する数値を増減させ
て、年表対象者の生年月日を指定する欄である。
【0065】ニックネームの欄6bでは、年表対象者の
本名またはその略称を入力する。このニックネームの欄
に記載する文字列を変えることにより、一つのID番号
およびパスワードで複数人の自分史を作成することもで
きる。年表名の欄6cには、この年表に付する名称を記
入する。この名称は、例えば、「人生を変えた出会い年
表」というように、年表のテーマに応じて名称付けをす
る。異なる年表名を指定することによって、一つのID
番号およびパスワードに対し、自分史をテーマ別に複数
作成することができる。
【0066】時間軸の表示方法の欄6dでは、年表の時
間軸の表記方法を指定する。例えば、西暦と和暦とを併
せた表記、西暦に年齢を併せた表記、または和暦に年齢
を併せた表記のいずれかを選択可能である。年表公開の
有無の欄6eでは、第三者が当該ウェブサイトに接続し
た場合に、この第三者に対してこの年表を公表するかし
ないかを択一的に選択する。「公開する」の欄でマウス
等をクリックする(以下これらの操作を「チェックす
る」と称する)と、その後にこのウェブサイトに接続し
た利用者端末にはIDおよびパスワードの入力による認
証が求められず、誰でもウェブページを閲覧できる。
「公開しない」をチェックすると、このウェブサイトに
接続時、ステップS2〜S6で説明した認証処理が要求
される。このためIDとパスワードをユーザから伝授さ
れた特定の者だけが自分史を閲覧でき、他の者に自分史
の公開を禁止することができる。性別の欄6fでは、年
表対象者の性別を入力する。
【0067】年表一覧画面の上部には、「年表一覧」6
l、「年表表示画面」6mおよび「歴史イベント選択」
6nの各アイコンが表示される。「年表一覧」アイコン
6lを選択すると、どの画面からでも年表一覧画面(図
7、図8(ステップS8))にリンクできる。「年表表
示画面」アイコン6mを選択すると、どの画面からでも
年表表示画面(図9)にリンクできる。「歴史イベント
選択」6nアイコンを選択すると、どの画面からでも歴
史イベント選択画面(図13(ステップS30)にリン
クできる。
【0068】ステップS9: 年表一覧画面の左欄に
は、「公式年表を見る」というアイコン6h、「新しく
年表を作る」というアイコン6iが表示される。「公式
年表を見る」というアイコン6hの冒頭には、このID
およびパスワードで特定されたユーザの筆頭に記録され
た年表対象者のニックネームが参照されて表示される。
既に年表の入力がある程度されている場合には、このア
イコンをチェックすると(ステップS9;年表見る)、
年表データベース405を検索することにより(ステッ
プS10)、その年表を特定する年表番号が取得され
る。これに基づいてさらに個人イベントデータベース4
02,イベント選択データベース404および歴史イベ
ントデータベース403が参照される。そして、年表表
示用のハイパーテキスト形式のファイルが生成され、利
用者端末のWWWブラウザを介して年表画面が表示され
る(ステップS14乃至S17:図9)。
【0069】ステップS11: 「新しく年表を作る」
というアイコン6iをチェックすると(ステップS9;
新規)、年表一覧画面の各入力欄の内容が消去され、図
7に示すように各入力欄が空欄となる。ユーザは、各入
力欄に文字を記入したり、選択したりする(図8参
照)。
【0070】ステップS12: そして、図7または図
8下部に示す「年表を表示する」というアイコンを選択
すると、新しい年表レコードが年表データベース405
上に作成される。すなわち、新しい年表を特定するため
の年表番号が付与され、各フィールドにユーザが入力し
た情報が書き込まれる。年表の公開・非公開の有無につ
いては、公開・非公開を表すフラグとして、年表レコー
ドに記録される。なお、一旦年表データベース上に新た
なレコードが作成されても、後にその記録内容を変更す
ることも可能である。ただし、この年表一覧画面は、I
Dおよびパスワードがともに一致した場合にしか表示さ
れず、また変更することができない。
【0071】(新規年表作成処理)図4に、ステップS
13に示すデータ入力ルーチンの詳細を示す。ユーザ
が、図7または図8の年表表示画面から新規作成を選択
した場合(ステップS9;新規)、図9に示すような表
示画面であって、同図8a、8bおよび8cの欄が空間
となっている表示画面が表示される。年表データベース
405にはレコードが作成されているが、個人イベント
データベース402およびイベント選択データベース4
04には、レコードが作成されていないので、合成され
るデータが存在しないからである。
【0072】なお、時間軸欄8aは、年表一覧画面にお
いて指定した年表の表示方法で年が表示される欄であ
る。個人イベント表示欄8bは、個人イベントデータベ
ース402を参照して読み取られたレコードにより、各
レコードの年に対応する時間軸上の行に並んでレコード
の内容が表示される欄である。月日は必要に応じて表示
される。歴史イベント表示欄8cは、イベント選択デー
タベース404および歴史イベントデータベース403
を参照して読み取られたレコードにより、各レコードの
年に対応する時間軸の行に配置されてそのレコードの内
容が表示される欄である。月、日、分類の各内容につい
ては、ユーザの選択により表示、非表示を任意に設定で
きる。
【0073】操作アイコンとしては、「個人イベント新
規入力・追加」(の矢印)、「歴史イベント新規入力
・追加」(の矢印)、「イベント詳細表示」および
「一番下へ移動」の各入力用アイコンが表示される。
【0074】「個人イベント新規入力・追加」アイコン
を選択すると、ステップS20〜S22で説明する個人
イベントの追加入力が行える。「歴史イベント新規入力
・追加」アイコンを選択すると、歴史イベントの追加入
力が行える。「イベント詳細表示」アイコンを選択する
と、画像表示を含めた詳細表示モードに切り替わる。す
なわち、同図に示す画面表示は簡略表示モードであり、
各レコードのうち概略表示のためのタイトル情報が読み
取られて表示されているに過ぎない。「イベント詳細表
示」アイコンを選択すると、各レコードの詳細な内容を
記録したフィールドが読み取られ、またFTPが設定さ
れている場合にはその画像データや音源データへのリン
ク情報が取り込まれる。言い換えれば、詳細なコメント
がさらに付加され、一つのレコード当たりの情報量およ
び表示される項目が増えるのである。情報量が増えて一
画面に表示できなくなる場合でも、画面右側のスクロー
ルバーを操作して、画面をスクロールさせることによっ
て、総ての情報を表示させることができる。
【0075】その他、「年表一覧」、「年表表示画面」
および「歴史イベント選択」(の矢印)の各アイコン
については前述した通りである。
【0076】(個人イベント入力)ステップS20:
図9に示す年表表示画面においての矢印で示す「個人
イベント新規入力・追加」アイコンを選択すると、図1
1に示すような個人イベント入力画面にリンクする。個
人イベント入力画面では、同図に示すように、入力した
い日付、そのタイトル、詳細なコメント、リンクさせた
い画像またはホームページのURL、新たな画像、およ
び強調表示の各入力欄等が表示される。
【0077】「入力したい日付」欄10aには、西暦
で、イベントが起こった年、月および日を入力する。月
と日については、矢印アイコンで数値の増減をさせて
も、直接数値を入力してもよい。
【0078】「タイトル」欄10bには、イベントのタ
イトルを入力する。「タイトル」欄に入力した文字列
が、年表表示画面の簡略表示モードで画面表示される内
容となる。
【0079】「詳細なコメント」欄10cには、年表表
示画面の詳細表示モードで表示させたいコメントを入力
する。
【0080】「URL」10dには、そのイベントに関
連する既存のウェブページをそのイベント欄からリンク
させたい場合に、そのURLを入力する。このURLを
入力しておくと、年表表示画面において、そのイベント
にリンク先のウェブページのタイトルが色違いで表示さ
れることになり、利用者がそのタイトルを選択すると、
入力したURLで特定されるリンク先のウェブページを
閲覧できる。また、URLで特定できる画像ファイルを
表示させたい場合には、そのURLを入力する。このU
RLを入力しておくとFTPが設定され、年表表示画面
において、そのイベントに付随して画像が表示され、音
声が送出される。
【0081】「画像」欄10eは、特別に自ら使用した
い画像がある場合に、その画像データを任意の形式で貼
り付ける欄である。この欄に画像を貼り付けておくと、
サーバコンピュータ303がこの画像データを内部メモ
リに読み取り、その画像データに対するFTPが設定さ
れる。これにより年表表示画面を閲覧する際には、この
画像データにリンクし、その画像がイベントに付随して
表示される。
【0082】「強調表示」欄10fは、この欄をチェッ
クしておくことにより、そのイベントのタイトルを強調
表示させることができる。強調表示とは、太字にした
り、文字色を変えたり、フォントを拡大したり、文字に
装飾を施したりすることをいう。なお、どのような強調
表示をするかについては、プロパティで任意に設定でき
るように構成してもよい。
【0083】ステップS21: 新たな個人イベントを
加える場合には、上記各入力欄に入力し、「書き込む」
アイコン10gを選択する。
【0084】ステップS22: 「書き込む」アイコン
10gが選択されると、入力した内容を確認させるた
め、図12に示すような個人入力確認画面にリンクす
る。個人入力確認画面には、個人イベント入力画面で入
力した文字列の内容11aが表示される。表示された内
容で誤りがなければ矢印で示す「年表一覧」アイコン1
1bを選択して、年表一覧画面にリンクする。表示され
た内容に誤りがあれば、「Back」アイコン11cを選択
し、個人入力確認画面に再度リンクし、入力をやり直
す。
【0085】ステップS23: 「年表一覧へ」アイコ
ン11bが選択されると、入力欄に入力した内容がサー
バコンピュータ303に転送され、個人イベントデータ
ベース402上にこの個人イベントを記録した新たな個
人イベントレコードが作成され、上記各情報がこのレコ
ードの各フィールドに記録される。
【0086】ユーザが、個人イベント新規入力を指定す
るたびに、ステップS20〜S23の各処理が繰り返さ
れ、その度に新たな個人イベントレコードが作成され、
書き込まれていく。
【0087】(歴史イベント選択) ステップS30: 図9の年表表示画面において、の
矢印で示す「歴史イベント選択」アイコンを選択する
と、図13に示すような歴史分類一覧画面にリンクす
る。この画面の左欄には、歴史イベントの分類を選択す
る分類アイコン、年代を指定する年代一覧アイコンまた
は年を指定する年別一覧アイコンのいずれか、あるいは
その組み合わせが表示される。同図では分類アイコン1
2aのみが表示されている。
【0088】分類アイコン12aのそれぞれは、歴史イ
ベントデータベース4032の歴史イベント分類コード
により識別される。分類には、大分類と小分類が存在す
る。同図に表示されているのは大分類である。これら分
類は、サーバコンピュータ303が歴史イベントデータ
ベース4032の歴史イベント分類コードフィールドを
スキャンし、そこに記録されているコードについてさら
に歴史イベント分類データベース4031を参照し、そ
こに記録されている文字列を読み取ることによって、表
示される。
【0089】また、歴史詳細一覧画面の上部には、先に
説明した「年表一覧」アイコンおよび「年表表示」アイ
コンの他に、「個人イベント操作」欄および「歴史イベ
ント操作」欄が設けられている。「個人イベント操作」
欄において「新規入力」アイコンを選択すると、歴史詳
細一覧画面である限りどのウェブページからでも、ステ
ップS20乃至S23で説明した個人新規入力が行え
る。「歴史イベント操作」欄において、年数指定欄に年
数を入れて「操作画面」アイコンを選択すると、歴史詳
細一覧画面である限り、どのウェブページからでも、指
定した年数の歴史イベント一覧が表示される。
【0090】ステップS31: ユーザがいずれかの分
類アイコン12aを選択すると、歴史イベントデータベ
ース403がさらに参照される。
【0091】ステップS32: 分類の下にさらに小分
類が設定されている場合には、小分類を選択するための
小分類アイコンが表示される。例えば、図13の矢印で
示す「政治関係」アイコンを選択した場合には、さらに
図14に示すような「外交」、「政治」、「国際」およ
び「皇室」からなる小分類アイコン13aが表示され
る。なお、小分類が規定されていない場合には、小分類
アイコンは表示されず、歴史詳細一覧画面にリンクす
る。
【0092】同様に、大分類「経済関係」には小分類
「経済」および「企業」が規定され、大分類「社会関
係」には小分類「事件」、「社会」、「世相」、「ブー
ム」、「ファッション」、「広告」および「自然」が規
定されている。大分類「生活関係」には小分類「仕事」
および「教育」が規定され、大分類「文化関係」には小
分類「文化」および「科学技術」が規定されている。大
分類「スポーツ関係」には小分類「オリンピック」、
「相撲」、「プロ野球」、「60年代」、「70年
代」、「80年代」および「90年代」等が規定されて
いる。大分類「テレビ」には小分類「テレビドラマ」、
「ラジオ」および「その他」が規定されている。また、
大分類「本」、「アニメ」、「歌」、「流行語」、「ゲ
ーム」および「映画」には、小分類として、年代ごとの
小分類が規定されている。
【0093】ステップS34: ここで、小分類アイコ
ンを選択すると(ステップS33)、歴史イベントデー
タベース403が参照され、歴史詳細一覧画面にリンク
する。例えば、図14に矢印で示す「外交」の小分類ア
イコンを選択すると、図15に示すように、外交に関す
る歴史イベントが表示される。
【0094】この表示画面は、歴史イベントデータベー
ス4032から選択された小分類コードが記録されたレ
コードを抽出し、さらに対応する分類内容を歴史イベン
ト分類データベース4031から読み取り、それらを時
間軸情報に基づいて昇順にソートして表示したものであ
る。時間軸欄14aは、歴史イベントデータベース40
31の「年」、「月」、「日」の各フィールドを参照す
ることにより表示され、タイトル欄14bは、「タイト
ル」フィールドを参照することにより表示される。各レ
コードにはその冒頭にチェックアイコン14cが付随し
て表示される。また、各イベントには選択する際にチェ
ックするためのチェック欄14dが設けられている。歴
史イベントの選択は、同一画面から複数チェック欄にチ
ェックすることにより、同一画面から複数の歴史イベン
トを同時に選択することができる。
【0095】ユーザは、タイトル欄14bに表示される
タイトルを見て、所望の歴史イベントを自分史に反映し
たい場合には、その歴史イベントのチェック欄14dを
チェックする。
【0096】この画面から他の分類アイコン14fを選
択することにより、他の分類に基づく歴史イベントを表
示させることができる。例えば図15に矢印で示すよう
に「皇室」アイコンを選択すると、図16に示すような
皇室に関する歴史イベントを抽出した歴史詳細一覧画面
にリンクする。
【0097】ステップS36: 前述したように、歴史
詳細一覧表示画面では、「歴史イベント操作」欄で年数
を指定することで(ステップS35)、所望の年数に起
こった歴史イベントのみを抽出して表示させることがで
きる。例えば、例えば、図16の「歴史イベント操作」
欄において、年数の指定欄に、キーボード等で「197
0」と打ち込み、「操作画面」アイコンを選択すると、
図17に示すような1970年の歴史イベント一覧が表
示される。同図の画面では、時間が特定の年数に設定さ
れているので時間軸表示が行われず、代わりに歴史イベ
ントの分類を示した分類軸17aが表示される。分類に
よる抽出は行われないため、歴史イベントのタイトル一
覧17bには、すべての分類の歴史イベントが表示され
る。詳細表示のためのチェック欄17cおよび歴史イベ
ント選択のためのチェック欄17dも表示される。
【0098】ステップS39: ここで、いずれかの歴
史イベントについて、そのチェック欄17cを選択する
と、再度、歴史イベントデータベース4032のイベン
ト内容フィールドおよびGIFファイル名が参照され、
詳細な歴史イベント情報と画像や音声が提供される。例
えば、歴史イベント「東京サミット」においてチェック
欄を選択すると、図19に示すような歴史イベント詳細
表示画面にリンクする。同図に示すように、歴史イベン
ト詳細表示画面には、歴史イベントデータベース403
2が参照され、その時間軸情報、タイトル、詳細なイベ
ント内容、および画像データや音源データへのリンクが
GIFファイル名で指定されている場合には、その画像
データが提供され18aのような画像が表示されたり、
音源データに基づいて音源が動作して、関連する音響を
発生させる。歴史イベント詳細表示画面から元の歴史イ
ベント一覧表示画面にリンクするためには、「back」ア
イコンを選択する。
【0099】同様に、歴史イベント一覧表示画面の「歴
史イベント操作」欄において、年数「1960」を指定
すれば、図20に示すように、1960年に関する歴史
イベント一覧が分類軸とともに表示される。
【0100】ステップS41: 歴史イベントの選択を
続ける場合には(ステップS40;NO)、歴史分類ア
イコン、「個人イベント操作」欄または「歴史イベント
操作」欄において選択や年数の書き込みを行えばよい。
歴史イベントの選択を終了する場合には(ステップS4
0;YES)、図20の矢印で示すように「年表表示」
アイコンを選択する。「年表表示」アイコンの選択によ
り、図21に示すような歴史イベント選択完了を示す入
力終了表示が行われる。
【0101】ステップS42: 選択の終了時に、レコ
ードの書き込みが行われる。それまでにチェックされた
歴史イベントについて、歴史イベントごとに、イベント
選択データベース404に新たなイベント選択番号を付
与したイベント選択レコードが作成される。各レコード
には、選択された歴史イベントを特定するための番号と
作成に係る年表番号とが記録される。
【0102】このレコードが作成された歴史イベントデ
ータは、後述するステップS14の合成処理によって、
個人イベントデータとの合成が行われ、その結果、図9
に示すような年表が表示される。
【0103】なお、歴史イベント選択においては、上記
ステップS30〜S41の順番に選択していかなければ
ならないものではなく、各画面に表示されているアイコ
ンを任意の画面から選択等することにより、いずれの画
面にもリンクできる。また、WWWブラウザの「Back」
や「Forward」のアイコンを操作することにより、任意
の画面に戻ったり、既に選択した画面に進めたりでき
る。さらに任意の画面に戻った後に他の分類等に進むこ
ともできる。
【0104】(レコードの合成) ステップS14(図2): ステップS13におけるデ
ータの入力が終了すると、データ合成が行われる。サー
バコンピュータ303は、年表データベース405を参
照し、年表番号を取得する。そして年表番号をキーとし
て、個人イベントデータベース402から、当該年表番
号が付与された個人イベントレコードを、年月日フィー
ルドの示す時間軸情報に基づいて、昇順に抽出してい
く。
【0105】同様に、イベント選択データベース404
からも、同じ年表番号をキーとして、歴史イベント番号
が読み取られ、さらにこの歴史イベント番号に対応する
歴史イベントレコードが、歴史イベントデータベース4
03から読み取られる。読み取られる歴史イベントレコ
ードの順番は、時間軸情報に基づく昇順とする。
【0106】ステップS15: そして、個人イベント
レコードに記録された時間軸情報と同一の時間軸情報
が、歴史イベントレコードに記録されていた場合には、
それらを同一の時間軸に揃えて配置させて表示するハイ
パーテキスト形式のファイルが作られる。例えば、同一
時間軸情報について、個人イベントレコードに対応する
歴史イベントレコードが読み取られた場合には、図10
に示すように、同一年であることを示す同一の行に、個
人イベントと歴史イベントが並べて表示させるようなフ
ァイルが作られる。
【0107】この年表番号が記録された個人イベントレ
コードが個人イベントデータベース402中に存在する
限り(ステップS16;NO)、データ合成とファイル
の作成が繰り返される(ステップS14およびS1
5)。
【0108】個人イベントデータベース402中からこ
の年表番号が記録された個人イベントレコードがすべて
読み取られた場合には(ステップS16;YES)、す
べてのレコードの対比が終了している。このとき作られ
たハイパーテキスト形式のファイルをWWWブラウザで
読み取ると、図9に示すように、ユーザがステップS3
0以降の処理で選択した歴史イベントのみが、自分で作
成した個人イベントと時間軸上で対比されて表示され
る。このハイパーテキスト形式のファイルは、所定のウ
ェブサイトで参照可能に書き込まれる。
【0109】以上の処理により、このウェブサイトに
は、ユーザの作成した年表表示のためのハイパーテキス
ト形式のファイルが格納される。このウェブサイトにW
WWブラウザから接続すれば、このユーザが作成した自
分史年表を利用者端末のディスプレイ装置に表示させる
ことができる。
【0110】なお、年表一覧表示において(図7、図
8)、年表の公開方法の欄で、「公開する」を選択して
いる場合には、年表作成後、図6の認証画面が表示され
ず、直接年表一覧が表示される。したがって、ID番号
を知らない第三者であってもこのウェブサイトのURL
を指定しさえすれば、そのID番号の持ち主であるユー
ザが作成した自分史年表を閲覧できる。
【0111】これとは反対に、年表一覧表示において、
「公開しない」を選択している場合には、このウェブサ
イトのURLを指定しても図6の認証画面にリンクする
こととなって、ID番号およびパスワードを知らない第
三者は、この自分史年表を閲覧することができない。し
たがって、プライバシーを守ることができる。
【0112】また、歴史イベント選択において、選択可
能な歴史イベントを表示する際、サーバコンピュータ3
03は、その歴史イベントの参照回数に応じて、その歴
史イベントの表示態様を変えることは好ましい。そのた
めには、サーバコンピュータ303は、ステップS42
において、選択された歴史イベントにおける選択回数の
累計を、イベント選択データベース404に付随して記
録しておく。選択回数が多いほど、人気のある歴史イベ
ントであることを示している。したがって、その選択回
数を歴史イベントデータベース403に付随させて記録
し、その選択回数に応じて歴史イベントの表示態様を変
えれば、歴史イベントをユーザが選択する際に、人気の
高い歴史イベントを見分け易く、ユーザのイベント選択
の便宜を図ることができる。表示態様の変化としては、
表文字の太さを変えたり、表示文字の大きさを変えた
り、表示文字の色彩を変えたり、その歴史イベントに関
して提示可能な画像データの種類等の項目数を増やした
り、表示する画像を大きくして情報量を増やしたりする
ことが考えられる。
【0113】(本実施形態の利点)上記したように、本
実施形態の年表表示システムによれば以下の利点があ
る。
【0114】(1) 本実施形態によれば、歴史イベン
トデータベースが年表表示システムから供給されている
ので、ユーザは、沢山の候補の中から表示させたい歴史
イベントを選択していくだけで、面倒な歴史イベントを
自分史の年表に取り入れることが容易にできる。したが
って、従来の自分史作成より自分史作成に要する経費や
負担を大幅に軽減することができる。
【0115】(2) 本実施形態によれば、歴史イベン
トデータベースには分類フィールドを設けたので、分類
を指定することにより所望の歴史イベントを抽出でき、
より容易に、かつ短時間に自分史を作成することができ
る。
【0116】(3) 本実施形態によれば、ユーザが選
択した歴史イベントのみを記録するイベント選択データ
ベースを設けたので、一般ユーザであっても、個人イベ
ントと特に対比させたい歴史イベントのみを自由に選択
して、簡単に自分史年表を作成することができる。
【0117】(4) 本実施形態によれば、年表データ
ベースを設けて、同一人に複数の年表レコードの作成を
認めたので、一人のユーザであっても複数の年表を作成
することが可能となり、自分史のみならず、自分の家族
や友人等、所望の人間の年表を簡単に作成することがで
きる。
【0118】(5) 本実施形態によれば、ユーザデー
タベースにおいて、認証情報を記憶させ、年表データベ
ースにおいて、ユーザが年表の公開・非公開を記録可能
としたので、公開させたい場合には第三者にアクセス可
能に自分史を公開でき、公開させたくない場合には、認
証チェックがされ、プライバシーを守ることができる。
【0119】(6) 本実施形態によれば、イベント選
択データベースに付随させて歴史イベントの選択回数を
記録する。そして、選択された回数に応じて、歴史イベ
ントの表示態様を変えるので、人気のあるイベントを目
立たせることができ、ユーザの歴史イベント選択の便宜
を図ることができる。
【0120】(7) 歴史イベントの選択回数を記録す
るので、ユーザに人気のあるイベントについて、情報量
を増やしたり、項目数(フィールド数)を増やしたりで
きる。したがって、ユーザが選択を欲するイベントであ
るほど、充実した情報の蓄積が行える。
【0121】(8) インターネット等のネットワーク
は24時間作動しているので、ユーザは時間を気にする
ことなく、年表作成を行える。
【0122】(その他の変形例)なお、上記実施形態は
種々に変形して提供することが可能である。
【0123】例えば、上記実施形態で示した表示画面は
表示例に過ぎず、そのデザインやアイコンの名称、その
配置、各画面の互いにリンクする関係は、種々に変更す
ることが可能である。
【0124】データベースは、上記実施形態では、ユー
ザデータベース、個人イベントデータベース、歴史イベ
ントデータベース、イベント選択データベースおよび年
表データベースに分かれていたが、このように分かれ
ず、一つのデータベースにおける異なったテーブルの集
合体として蓄積されていてもよい。
【0125】各年表テーブルや個人歴史テーブルのレコ
ードには、音源データへのリンク先を記録したフィール
ドを付加して構成してもよい。この音源データへリンク
するためのアイコンを年表に表示させれば、このアイコ
ンを選択することにより音源データが利用者端末に読み
込まれ、利用者端末に備えられた音源により、個人イベ
ントや歴史イベントに関連した音響を提供させることが
できる。例えば、音源データとしてユーザの声を記録し
ておけば、個人イベントで、年表作成者のメッセージを
提供する機能を年表に付加することができる。音源デー
タとして歴史イベントに関する効果音を付加することも
できる。
【0126】また、上記実施形態で作成した年表を、年
表対象者が亡くなった後に開示するようにサーバコンピ
ュータに設定してもよい。サーバコンピュータは、ユー
ザからこのウェブサイトへアクセスがなくなってから一
定期間経過した場合や、サーバコンピュータからユーザ
への電子メール等による定期的な問い合わせに対して返
答がなされなかった場合、ユーザが死亡したものと判断
する。ユーザが死亡したと判断した場合、サーバコンピ
ュータは、ユーザにより予め指定されていた者へ、ID
およびパスワード並びにウェブサイトのアドレス等を通
知する。この者は、例えばユーザの子供であったり親戚
であったり友人であったりする。この通知を受けた者が
このウェブサイトに接続すれば、この年表に非公開の設
定がされていても、IDおよびパスワードを用いた認証
を受けることができ、故人の年表を見ることができる。
つまり、親から子、故人から親戚や友人へ、一種の遺言
の代行をさせることができる。
【0127】
【発明の効果】本発明によれば、個人イベントレコード
と歴史イベントレコードとをそれぞれ別個に記憶し、そ
れらを対比させて年表用のデータを作成するので、一般
ユーザであっても、歴史イベントを引用した自分史年表
を簡単に作成することができる。
【0128】本発明によれば、歴史イベントをその性格
別に分類した情報を歴史イベントレコードに付加したの
で、その分類に基づいて所望の歴史イベントを選択する
ことにより、一般ユーザであっても、個人イベントと歴
史イベントとを併せて簡単に年表を作成できる。
【0129】本発明によれば、利用者が選択した歴史イ
ベントのみを記録するイベント選択データベースを設け
たので、一般ユーザであっても、個人イベントと特に対
比させたい歴史イベントのみを自由に選択して、簡単に
自分史年表を作成することができる。
【0130】本発明によれば、年表データベースを設け
て、同一人に複数の年表レコードの作成を認めたので、
一人のユーザであっても複数の年表を作成することが可
能となり、自分史のみならず、自分の家族や友人等、所
望の人間の年表を簡単に作成することができる。
【0131】本発明によれば、ユーザデータベースにお
いて、認証情報を記憶させ、年表データベースにおい
て、ユーザが年表の公開・非公開を記録可能としたの
で、公開させたい場合には第三者にアクセス可能に自分
史を公開でき、公開させたくない場合には、認証チェッ
クがされ、プライバシーを守ることができる。
【0132】本発明によれば、歴史イベントデータベー
スに、歴史イベントごとの選択回数を記録可能とし、歴
史イベントのうち人気の多少に応じて歴史イベントの表
示態様を変化させるので、ユーザが歴史イベントを選択
する際に、より利用しやすい年表作成システムが提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の年表表示システムの構成図である。
【図2】本発明のデータベース構造を説明する図であ
る。
【図3】本年表表示システムの全体処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図4】年表表示システムのデータ入力の詳細を説明す
るフローチャートである。
【図5】実施形態の導入画面の表示例である。
【図6】実施形態の認証画面の表示例である。
【図7】実施形態の年表一覧画面の表示例であり、新規
入力時の状態である。
【図8】年表一覧画面に個人イベントを入力した状態の
表示例である。
【図9】実施形態の年表表示画面の表示例である。
【図10】個人イベントと歴史イベントとの合成を説明
する図である。
【図11】実施形態の個人イベント入力画面の表示例で
ある。
【図12】実施形態の個人イベント入力確認画面の表示
例である。
【図13】実施形態の年表分類一覧画面の表示例であ
る。
【図14】実施形態の小分類アイコンの表示例である。
【図15】実施形態の歴史詳細画面の表示例であり、外
交が選択されたものである。
【図16】実施形態の歴史詳細画面の表示例であり、皇
室が選択されたものである。
【図17】実施形態の年別アイコンの表示例である。
【図18】実施形態における年別の歴史詳細画面の表示
例であり、1975年が選択された例である。
【図19】実施形態の歴史イベント詳細表示画面の表示
例である。
【図20】実施形態における年別の歴史詳細画面の表示
例であり、1960年が選択された例である。
【図21】実施形態の歴史イベント入力終了画面の表示
例である。
【符号の説明】
1…インターネット 21、22、…、2n…利用者端末 3…管理者システム 4…データベース群 201、301…コンピュータ装置 202,302…ディスプレイ装置 303…サーバコンピュータ 401…ユーザデータベース 402…個人イベントデータベース 403…歴史イベントデータベース 404…イベント選択データベース 405…年表データベース

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が操作するための1以上の利用者
    端末と、 前記利用者端末から入力された個人履歴情報に基づいて
    前記利用者別に個人イベントレコードを1以上蓄積する
    個人イベントデータベースと、 個々の歴史情報を表す歴史イベントレコードを1以上蓄
    積する歴史イベントデータベースと、 前記個人イベントデータベースとの間でレコードの読み
    取りおよび書き込みが可能に構成され、前記歴史イベン
    トデータベースから歴史イベントレコードを読み取り可
    能に構成されたサーバコンピュータと、を備え、 前記サーバコンピュータは、前記利用者端末から年表表
    示要求が出された場合に、前記個人イベントデータベー
    スからこの指示をした利用者端末に係る個人イベントレ
    コードを読み取り、当該個人イベントレコードに対応付
    けられる歴史イベントレコードを前記歴史イベントデー
    タベースから読み取り、当該個人イベントレコードと歴
    史イベントレコードとを対応させて配置した年表を表示
    させるためのデータを生成することを特徴とする年表表
    示システム。
  2. 【請求項2】 前記サーバコンピュータは、前記個人イ
    ベントレコードおよび前記歴史イベントレコードに記録
    された前記時間軸情報に基づいて、双方のレコードを対
    応させる請求項1に記載の年表表示システム。
  3. 【請求項3】 前記個人イベントデータベースに書き込
    まれる個人イベントレコードは、少なくとも、年表特定
    情報、時間軸情報、イベント内容を含む各フィールドを
    含んで構成される請求項1に記載の年表表示システム。
  4. 【請求項4】 前記歴史イベントデータベースに格納さ
    れた歴史イベントレコードは、少なくとも、歴史イベン
    ト特定情報、時間軸情報、イベント内容を含む各フィー
    ルドを含んで構成される請求項1に記載の年表表示シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記歴史イベントデータベースに格納さ
    れた歴史イベントレコードは、さらに各歴史イベントの
    分類を特定する分類情報のフィールドを含んで構成され
    る請求項4に記載の年表表示システム。
  6. 【請求項6】 各前記レコードには、さらに画像情報ま
    たは音声情報への接続情報を記録したフィールドを含ん
    で構成される請求項3または請求項4のいずれか一項に
    記載の年表表示システム。
  7. 【請求項7】 前記利用者端末により選択された歴史情
    報を特定するためのイベント選択レコードを読み取りお
    よび書き込み可能に構成されたイベント選択データベー
    スをさらに備え、 前記サーバコンピュータは、前記利用者端末から年表作
    成要求が出された場合に、当該利用者端末が選択した歴
    史情報を特定するためのイベント選択レコードを生成し
    て前記イベント選択データベースに書き込み、 前記利用者端末から年表表示要求が出された場合に、前
    記イベント選択データベースに格納されたイベント選択
    レコードを参照して、前記個人イベントレコードに、当
    該利用者端末により選択された歴史情報を表す歴史イベ
    ントレコードを対応させる請求項1に記載の年表表示シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記イベント選択データベースに書き込
    まれるイベント選択レコードは、少なくとも、年表特定
    情報、歴史イベント特定情報を含んで構成される請求項
    7に記載の年表表示システム。
  9. 【請求項9】 前記年表を特定するための年表レコード
    を読み取りおよび書き込み可能に構成された年表データ
    ベースをさらに備え、 前記サーバコンピュータは、前記利用者端末から年表作
    成要求が出された場合に、この年表を特定するための年
    表レコードを生成して前記年表データベースに書き込
    み、 前記利用者端末から年表作成要求が出された場合に、前
    記年表データベースに書き込まれた年表レコードに基づ
    いて、前記年表を表示させるデータを作成する請求項1
    に記載の年表表示システム。
  10. 【請求項10】 前記年表データベースに書き込まれる
    年表レコードは、少なくとも、利用者端末特定情報、生
    年月日、年表表示属性情報を含んで構成される請求項9
    に記載の年表表示システム。
  11. 【請求項11】 前記利用者端末の認証情報が記録され
    た利用者レコードを読み取りおよび書き込み可能に蓄積
    するユーザデータベースをさらに備え、 前記年表データベースに書き込まれる年表レコードは、
    年表を公開するか否かの公開指示情報を含み、 前記サーバコンピュータは、前記年表レコードの公開指
    示情報が非表示であることを示している場合には、前記
    ユーザデータベースに書き込まれた認証レコードに基づ
    く認証が肯定された利用者端末には、当該年表を表示さ
    せるデータを供給し、当該認証が否定された利用者端末
    には、当該年表を表示させるデータの供給を禁止する請
    求項9に記載の年表表示システム。
  12. 【請求項12】 前記サーバコンピュータは、前記歴史
    イベントデータベースに蓄積された歴史イベントレコー
    ドが選択されるたびに、そのレコードが選択された回数
    を、前記イベント選択データベースのイベント選択レコ
    ードに付随させて記録し、 前記利用者端末から年表表示要求が出された場合に、イ
    ベント選択レコードに記録された歴史イベントの選択回
    数を参照し、その選択回数に応じて、その歴史イベント
    レコードの表示態様を変化させるデータを生成する請求
    項7に記載の年表表示システム。
  13. 【請求項13】 前記表示態様の変化は、その歴史イベ
    ントの表示文字の太さを変えるものである請求項12に
    記載の年表表示システム。
  14. 【請求項14】 前記表示態様の変化は、その歴史イベ
    ントの表示文字の大きさを変えるものである請求項12
    に記載の年表表示システム。
  15. 【請求項15】 前記表示態様の変化は、その歴史イベ
    ントの表示文字の色彩を変えるものである請求項12に
    記載の年表表示システム。
  16. 【請求項16】 前記表示態様の変化は、その歴史イベ
    ントに対して提供される情報の項目数を変えるものであ
    る請求項12に記載の年表表示システム。
  17. 【請求項17】 前記表示態様の変化は、その歴史イベ
    ントに対して提供される情報量を変えるものである請求
    項12に記載の年表表示システム。
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