JP2019071071A - 創作支援システム - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、特開2003−50841号公報には、提供者のコンピュータ装置と、印刷所のコンピュータ装置とを、インターネットを介して接続することによって構成された書籍出版システムが開示されており、執筆者に関する情報と、投稿原稿のタイトル名と、原稿ファイル名とを入力させ、それによって執筆者情報と原稿タイトル名からなるメール本文と、投稿された原稿のファイル名に応じた添付ファイルと、からなる電子メールを生成し、投稿者が選択したジャンルに応じたメールアドレス宛に送信する技術が提案されている。
紙媒体での出版ではなく、音楽や動画など多様な作品を、多様な手段で提供したいとの要請に応える必要もある。例えばE−ラーニングシステムの教師は、授業で使う自作の教科書を、多様な媒体で、効果的な時期に提供したいと考える。
そこで、本発明は、作品を容易に創作することができ、創作された作品を、所望の提供先に、所望の時期・態様で提供できるようにするためのシステムの提供を目的とする。
この場合、歴史上の事件を示す見出語に対応付けた状態でその内容を解説する事件記述が保持された事件メモリを含み、前記歴史記述の中に含まれた前記見出語に参照操作が施されることで、前記事件メモリから該当する事件記述を呼び出して表示する共に、その事件に関するコメントの入力を促し、該コメントを前記年齢頁に追加するように構成してもよい。
また、提供しようとする作品に関する作品情報と、該作品の提供先に関する宛名情報と、提供時期に関する時期情報との入力を促す受注システムと、前記宛名情報と前記時期情報と前記作品情報とが保持されるデータベースと、前記時期情報に基づいて前記データベースから作品情報を呼び出し、前記宛名情報に従って作品を提供する作品提供システムと、作品を直ちに提供しない旨の情報が前記時期情報に含まれると判断された際に、提供時期を判定するための時期判定信号を、提供者が契約する電話番号への所定期間ごとの発信によって送出し、該電話番号の不通によって未受信信号を送出する時期判定信号送出システムと、を更に含んで構成すると共に、前記書籍を、前記作品情報として前記データベースに保持させてもよい。
請求項2に係る創作支援システムは、歴史記述の中に含まれた見出語に参照操作を施すことで事件記述が表示されるので、内容の充実した作品とすることができる。
請求項3に係る創作支援システムによれば、提供先の宛名情報と時期情報の入力と共に作品の寄託を促し、作品を直ちに提供しない旨の情報が時期情報に含まれている場合には、提供時を判定するための時期判定信号を所定期間ごとに送出し、それが受信されなかった際に作品を提供するので、作品寄託者に不測の事態が生じた場合でも、寄託された作品を確実に提供することができる。作品の効果的な提供時期を見極めることができるので、営業や教育などの作品提供目的の実現に資する。
このシステムは、自身の作品を提供しようとする動機や目的が、提供者によって様々であることを前提として開発されたものであり、提供しようと思う作品の寄託を促す受注システム10と、作品提供に関わる情報を保持するデータベース20と、作品の提供時期を判定するための時期判定信号S1を所定期間ごとに送出する時期判定信号送出システム30と、その信号が受信されなかったことを示す未受信信号S2を受けた際に作品提供を指示する提供指示システム40と、宛名情報に従って作品を提供する提供システム50と、を基本構成とするものである。
作品情報Wには、原作に関する情報と、複製する際の媒体、複製の部数、著作権に関する情報などの提供態様情報D3が含まれている。この作品情報Wに従って作品の複製物が作成され、宛名情報D1に従って提供される。この際、時期情報D2に、直ちに提供しない旨の情報が含まれている場合は、時期判定信号送出システム30において、その提供の時期を判定するための時期判定信号S1を所定期間ごとに送出する。
そして、時期判定信号S1が受信されなかったことを示す未受信信号S2を受けることで、作品を提供すべき時とみなす。
未受信信号S2を受けた提供指示システム40は、データベース20から作品情報Wを呼び出し、宛名情報D1に従って提供されるよう提供システム50に指示する。
例えば研究者は、研究成果を論文(作品A、作品B…)として随時出版しておき、死後、その集大成としての作品C(内容はA+B)を出版し、所定の図書館に寄贈したいと考えるであろう。
小説家を目指す学生は、自身の未完成品A’をネット上で公開し、読者や専門家のアドバイスを受けながら作品Aとして完成させたいと考えるかもしれない。
自作の絵本を後世に残したいと願う主婦は、自身のアイデアaをもとに専門家の指導を受けながら作品Aとして完成させたいと思うであろう。
独力で自分史Aを作成し、それをベースに他者の力を借りながら家族史A”へと発展させ、書籍として出版しようと考える老人もいるであろう。
自身の音楽作品(M)を随時ネット上で公開し、「いいね」の評価を多数得た場合、CDとして販売したいと考える音楽家もいる。
E−ラーニングの教師は、生徒端末に表示される電子教科書(A)とは別に、詳しく解説した紙媒体の教科書A”を、効果的なタイミングで提供したいと考えるだろう。
そして、時期判定信号送出システム30を、積算システムにおいて計算された費用を請求する請求システム31と、費用の入金を受けた後に指導の要否を判断する指導判断システム32と、提供時を判断する提供時判断システム33と、直ちに提供されないと判断した場合に時期判定信号D5を送出する発信システム34と、を含んで構成した。
発信システム34としては、金融機関の自動口座引き落とし(又は振込み)システムを利用し、補充的に電話システムを利用することとした。即ち、金融機関からの口座引き落とし(振り込み)不能の通知をもって未受信信号S1とみなすこととした。
さらに、多様な態様で作品を提供できるようにするために、書籍としての提供を請け負う出版システム51と、ネット上での公開を請け負う公開システム52と、によって提供システム50を構成した。
宛名情報D1には、提供先の氏名(名称)と住所(居所)とが含まれる。書店に納入する場合は、その部数も入力される。
時期情報D2には、いつ提供するか(「直ち」に提供するか、「将来」の未確定時に提供するか、「死後」提供するか、或いはその組み合わせであるか)に関する情報と、「将来」又は「死後」が選択された場合における発信システム34と、時期判定信号S1の送出間隔に関する情報が含まれる。
金融機関名が選択された場合、引き落とし期間の入力が促される。
電話会社名が選択された場合は、ユーザの電話への発信をもって「時期判定信号S1の送出」とされるが、この際、何日ごとに電話をかけるか、また電話に出ない場合の対応方法の特定が求められる。
即ち、寄託される作品には、自作の著作物、他作の著作物、自己の所持品(現物)、既成品などがあるが、現物寄託の場合は、その保管場所を示す情報、既成品の場合は製品番号などが態様情報D3として入力される。
提供の際の媒体としては、紙又は電子媒体の出版物Aとしての提供、CDなどのメディアMとしての提供、ネット上で電子データ(A)(M)として提供があり、それらを特定する情報も態様情報D3に含まれる。
自作の著作物のみならず、他作の著作物の寄託することができるが、自作の著作物の場合は、オリジナルのものか、或いは他者作品の二次的著作物か、などの著作権に関する情報を態様情報D3として含めることもできる。この著作権情報には、著作権の相続人、作者名(又は筆名)掲載の要否、及び改変の可否に関する情報を含むこともできる。
また、提供先において受け取りが拒否された場合や、売れ残った場合の処分方法(廃棄、著作権者に返却など)に関する情報などを態様情報D3に含めることができる。
「紙媒体による出版」が選択されている場合、発効部数、書籍としての装丁や頁数、校正や修正の要否などの情報に基づいて提供費用が算出される。作品がデータとして寄託されている場合は、文字数や図面(写真)数などを変数として、予め設定された計算式に寄託作品の文字数・図面数などを当てはめることで、自動的に算出されるように設計されている。
態様情報D3として、「他者作品(サンプルx)」が選択された場合はサンプル使用料が加算され、「未完成品」、「自作(アイデアa)」、「他者作品(サンプルx)」が選択された場合は、後述する指導システム60の使用料が加算される。
寄託作品の更新や提供態様などの変更は受注システム10を介して行われるが、その都度、積算システム25において費用が再計算され、新たな費用情報D4との差額が請求(又は返金)されることとなる。
指導判断システム32では、寄託された作品が、完成品か否かの判断がなされる。完成品でない場合は、指導が必要である旨を示す指導指示情報D5を、後述する指導システム60へと送出する。完成品の場合は、直ちに提供するか否かを判定し、「直ちに提供する」旨の選択がなされている場合は、提供指示システム40に向けて、提供指示情報D6を送出する。
この発信開始情報D7は、発信システム34に応じた方法(金融機関の場合は口座からの自動引き落とし依頼、電話の場合はオペレータとの契約など)によって送出される。
発信開始情報D7の入力を受けて、発信システム34は、提供時を検出するための時期判定信号S1を所定期間ごとに送出する。
「振り込み」または「引き落とし」の何れの方法を選ぶかは、積算システム20において算出された金額に応じて判断するのが好ましい。例えば、将来又は死後に書籍出版の形で提供しようとする場合は、出版費用として多額の入金が見込まれるが、このような当座使用されることのない金銭を運用することによって生じた利益を、配当金として振り込んでもよい。
いずれの場合であっても、名義人の死亡によって口座が凍結されるので、未受信信号S2としての「振り込み(又は引き落とし)不能の通知」を受け取ることができ、この通知によって、名義人が死亡した(それに類する状態にある)との判断を行うことが可能となる。
この場合、提供システム50が出版社51の場合、宛名情報D1と、態様情報D3の中から抽出された所定の必要情報(即ち、発行部数や装丁など出版に関わる情報、受け取りが許否された場合の対応策などに加え、著作権の発生日や著作者名などの著作権情報)が送出される。
指導システム60は、寄託作品に応じた指導方法を判断する指導認定システム61と、パソコン画面の指示に従って作品を完成させる自動指導システムと、人による個別的な指導を求める個別指導システムと、ネット上で公衆による指導を求める公開指導システムと、を含んで構成される。
本発明に係る創作支援システムについて以下に説明する。
本実施例における創作支援システム160は、図3に示すように、ユーザの誕生年に関する誕生年Yの入力を促すユーザ情報入力部161と、年表メモリ162と、記述手段163と、データ形式の書籍を作成するための書籍作成手段164と、を備えて構成される。
記述手段163は、誕生年Yに年齢yを加算して得られた暦年をキーとして、年表メモリ162から歴史記述ZYを呼び出し、当時の出来事を記述する頁(年齢頁Py)に出力する。例えば、1934年生まれの人が誕生した頃の年齢頁(P0)には、西暦「1934+0」年当時の歴史記述が出力され、3歳時の年齢頁(P3)には、西暦「1934+3」年当時の歴史記述が出力される(図3(c)を参照)。
このシステムによって作成された書籍(x’)は、作品情報Wの一部としてデータベース20に保持される。
このシステムは、図5(b)に示すように、自分史記述部Kに自動的に文章が記述されるようにしたものであり、上記システムに、自分史作成用データベース165、自分史作成手段166と、を加えたものである。
ユーザ情報入力部161では、自身の生い立ちを説明するのに必要な情報の入力が促される。その情報にもとづいて、図5(c)に示すような自分史作成用データベース165が作成され、それを参照することで文章が作成される。
このようにして作成された文章f’を、自分史作成用データベース(自由記載欄用のサブページのファイル165’)に保持させておき、自分史作成手段166’としてのブラウザ機能を利用することで、歴史記述部Xに対して文章的に繋がるように表示させる。
この場合、図7に示すシステムのように、挿絵用の多数の画像データを保持した挿絵メモリ167を設け、そのメモリからサンプルを提示し、所望の挿絵を適宜選択できるようにするのが好ましい。選択された挿絵の所在を示す情報がデータベースに保持される。或いは、自身の写真をアップロードできるようにしておき、その写真を挿入できるようにしてもよい。
事件メモリ168には、図8(b)に示すように、歴史上の事件を示す見出語に、その内容を解説する事件記述が対応付けられた状態で保持されている。
年齢頁の歴史記述部Zは、図8(c)に示すように、所定のキーワードを選択(クリック)できるように設計されており、その選択動作によって、事件メモリ168から該当する事件記述が呼び出され、新たな画面に解説文として表示される。
歴史上の事件と家族のエピソードとの関係が自動的に表示されるように設計してもよい。この場合、事件を解説する項目に加えて、事件に関連する家族のエピソードf”を記載した項目を有するエピソード付事件メモリ168’が作成されるように設計される(図9を参照)。
このエピソード付事件メモリ168’と歴史メモリ162を参照することで、当時の関係者のエピソードf’が歴史記述部Zに追加されるようになっている(図9(c)を参照)。事件メモリやエピソード付事件メモリ168’も、歴史メモリと同様、WEBシステムにおけるファイル(サブページの束)として構成することができる。
このシステム260は、図10に示すように、関係者に関する情報が入力される関係者情報入力部261と、それが保持される関係者メモリ262と、家族史作成用データベース265と、を追加することによって構成される。
この関係者メモリ262を参照して、家族史作成用データベース265が作られる(図10(c)を参照)。家族史作成用データベース265は、自分史作成用データベース165に家族等の情報を追加していくことで作成することができる。
そして、関係者誕生年(例えば1904年KY)からユーザの誕生年(例えば1934年Y)を減じて得られた年齢頁(ユーザが生まれる30年前のことを述べる頁)に、関係者誕生年(1904年KY)をキーとして年表メモリ162から呼び出された歴史記述Z’が表示される。このようにして、先祖代々遡って記載された家族史が作成される。
WEB上のファイルとしてエピソード付事件メモリ168’を構成した場合は、年齢頁の歴史記述Zの中に含まれるキーワードがクリックされることで、該当する事件記述と、その際のエピソードとが呼び出され、それが表示されるように設計する。
或いは、入力された関係者情報を基に、直系親族を縦方向に連結し、配偶関係や傍系親族は横方向に連結させることで、自動的に家系図が作成されるように設計してもよい。
次に、ユーザから提供された写真などを利用して自分史を作成する創作支援システム360を、図12を参照して説明する。
選択された頁レイアウトを表示し、そこに挿入されるべき写真の提供を求める。適当な写真が存在しない場合は、挿絵メモリの中から選択を求める。
この場合、ユーザの顔写真を予め登録しておき、ユーザとの関連で被写体が何であるかを認識するシステム364と、認識された被写体に関する質問を質問メモリから検索するシステム365とを更に設け、自動的に質問が提示されるようにしてもよい。
質問に対する回答は、提示された回答例の中から選択させてもよい。夫々の回答例は、予め作成された文章にリンクされており、それが呼び出されて表示されるように設計する。作成された原稿は印刷可能な状態にされてデータベース20に保持される。
寄託作品が未完成品A’の場合であって公開指導を希望する旨の情報が入っている場合、寄託作品は、未完成品A’であることが表示された状態で、ネット上で公開される。
この際、「いいね」の評価欄やコメントの記入欄が設けられており、この評価を参考に作品を改良することができる。改良された作品が寄託されることで、データベースの作品情報Wが更新される。
なお、作品提供システム50としての公開システム52に、公開指導機能を持たせてもとよい。受注システム10において、未完成品A’として作品が寄託され、「インターネットにおいて直ちに提供する」旨の選択がなされた場合は、公開システム52としてのホームページに、未完成品A’として公開する。
閲覧者からのフィードバックを得て改良したのち、完成品Aとして寄託する。この時点で、公開システム52において提供されていた未完成品A’が削除される。
「紙媒体の出版物として直ちに提供する」旨の入力を受けて、提供指示システム40に対して提供指示情報D6が送出される。
先ず、自身の研究論文(作品A)を社会に提供しようと考えている研究者の使用例を説明する。
この者の作品Aは、既に自身のHPで公開されており、それを紙媒体の書籍として出版しようと考えている。自身のHPにおいて今後発表予定の作品Bも同様に出版し、死後、それらの作品を集めた論文集(A+B+c)を作品Cとして出版し、所定の図書館に寄贈しようと考えている。
そこで、研究の進展に応じて作品A、作品B…の出版を随時指示できるようにすると共に、死後、自身のホームページ上の全ての論文をまとめた論文集を出版し、所定の提供先に送付されるように、下記の契約を取り交わした。
受注システム10に入力されたこれらの情報は、積算システム25に送出され、作品Aを提供するのに要する費用が算出される。
この場合、書店販売用として直ちに出版するのに必要な費用と、死後、図書館に寄贈するための出版費用と、死後、本システムのHPで公開するための費用との総和として算出され、その金額が費用情報D4として送出されることとなる。
作品Aは、書籍として直ちに出版し、論文集(作品C)としての出版は死後である旨の判定がなされ、作品Aの提供指示情報D8が提供指示システム40に向けて送出される。作品C(現時点ではC=A+c)については、時期判定信号S1が所定期間ごとに送出される。なお、作品Cを書籍化する際の「前書きc」などをデフォルトとして作品情報Wに入れておき、それに作品A,B…が順次加えられるようにしてもよい。
払い込まれた費用を何らかの手段で運用し、その配当金の振り込みを時期判定信号S1とすることもできる。
振り込み不能の通知が金融機関から発せられた場合、ユーザが死亡したものと判断し、作品Cの出版が実行され、所定の図書館に寄贈される。
受注システム10において、作品を未完成品A’として寄託し、本システム内の「ホームページ」において「直ち」に提供する旨の情報を入力する。加えて、メールによる個別指導が必要である旨の選択を行う。完成後、ホームページにおける公開を止め、紙媒体の書籍(完成品A)として書店で販売する旨の情報を入力する。
積算システム20では、書籍作成の基本料金(最低費用)に、指導料としての基本料金が加算されて請求される。費用の入金を受けて、指導システム60へと作品情報Wが送出され、指導システム60において指導計画書が作成される。
指導計画書には、面接又は電話による個別指導が実施される日時等が記載されており、それに従った教育が個別的に実施される。
このようにして完成された作品Aは寄託され、「直ちに提供する」旨の情報が送出されることで、指定の態様にて出版される。
本システム内には、贈物データベースが保持されており、「ハンカチ」や「花束」などの既製品を送る場合は、その製品番号を選択することで、その番号が贈物情報pとしてデータベースに登録される。遺品などを贈り物とする場合は、贈物保管システムにおいて保管される。
個別指導は、図12に示す、写真を利用した創作支援システム360を利用して遂行される。先ず、ユーザに対して写真の提供が求められ、ユーザが選択された頁レイアウトを、電子メールの添付ファイルを介して生徒端末に表示する。そして、そこに挿入されるべき写真の提供を求める。
細かいことを思い出しながら自分史を作成し、その結果として、歴史資料としての価値がある文書が後世に残されることとなるので、高齢者に対して生きがいを与えることができる。
サンプルを使用して自伝を作成するので、すばやく作品を完成させることができる。完成品として提供可能な状態にした上で、週ごとの電話指導により、内容の濃いものへと改良させていくことができる。1週間ごとの電話(時期判定信号S1)は、一人暮らしの高齢者に対し、「見守られている」という安心感を与えることができる。
受注システム10を介して、自身の作品Mとしての音楽ファイル(又は動画ファイル)が寄託される。時期情報D1としては、「直ちに提供」が選択され、態様情報D3としては「HPで公開」が選択される。
この場合、CDとして出版の可否を判定するシステムが設けられており、所定数の「いいね」がカウントされた際に、提供指示システム40に向けて送出される。即ち、有形物と電子媒体の双方で提供する旨の選択がなされた場合において、将来の未確定時に有形物として提供する旨の選択がなされた際には、受注システム10において、有形物として提供する際の条件を定めた閾値情報(作品(M)へのアクセス数の目標値)の入力が促されている。
この未受信信号S2の入力を受けて、提供指示システム40は、有形物としての複製作品Mを提供するよう指示する。
このように、出版時期の判断に公開システム52を利用することによって、CDとして出版した際の売れ行き予測することができる。また、自己の作品を事前に周知させることができるので、効率的なマーケティングが可能となる。
教育を提供するための教師端末2は、インターネットを介して生徒端末70に接続されている。
つまり、教科書80の見開き一方の頁Lには、パソコン画面に表示されているウェブ情報71がそのまま主学習情報81として表示され、それに隣接する他方の頁Rで、キーワード72を解説することとした。
このように、ウェブ上ではなく、教科書に解説欄82を設けたので、キーワード72について深い知識を得たい場合にのみ、パソコン画面から目を離して教科書を参照すればよくなる。このため、ユーザは、興味のあるテーマは教科書で詳しく学び、不要なテーマは飛ばして学習を先に進めることができる。
さらに、その領域内に、回答欄88の記載に対する評価が記載される評価欄89を設けた。この分離部87は、切り取り線として区画づけられていてもよいし、剥離紙を台紙とする頁に着脱可能に貼付されたシールとして構成してもよい。
パソコン画面70に現れたサブページ74には、教科書80において、それと同一内容が記載されている頁が、頁情報75として示されている。その頁情報75に従って教科書80の頁を開けると、見開きの一方の頁Lにパソコン画面70と略同一内容の情報が現れる。
従属頁84を特定するための頁情報75をパソコン画面70に表示してもよいし、教科書に、該当するWEBページを特定するためのWEBページ情報表示部85を設けてもよい。
なお、学習の流れに従って学習テーマを並べ、そのテーマに学習内容が対応付けられた状態で保持された学習メモリを、図3〜図10に示す年表メモリ162や事件メモリ168と同様の構成にて作成しておけば、学習内容を適宜追加していっても、学習の流れに沿った教科書が自動的に作成される。
学習に際しては、図17に示すように、生徒端末において所定のWEBページを表示し、それに対応する教科書80の頁を開ける。パソコン画面70に表示されたウェブ情報71を読みながら学習を進め、マークの付されたキーワード72に辿りついた際に、そのキーワードについて深く学ぶか否かを判断し、学ぶ必要がない場合は更に読み進める。
サブページ74に表示された内容(従学習内容)は、リンク元のページに表示された内容(主学習内容)と何等かの関係(連続関係、補充関係、対立関係など)を有するので、ウェブ情報71の文末に現れる導入表示73に導かれながら、読み進めることで、内容の理解を一層深めることができる。
レベルに合わせて複数の教科書を作成しておき、学習者のニーズに合わせて提供することができるので、学習効果を高めることができる。
創作支援システムを利用して自分史Aを作成し、完成後、親戚関係の者のみがアクセス可能な公開システム52において提供する。そして、親戚関係者の情報を加えて家族史A”へと発展させる。完成された家族史を出版し、身近な人に贈ろうと考えている。
パソコン画面70には歴史記述部Z(前記ウェブ情報71に相当)が表示されるが、その中のキーワード72をクリックすることで、その事件に関する解説が表示され、コメント記載欄が現れる。このコメント欄に家族のエピソードを追加することで、自分史を家族史へと発展させることができる。
これによって、様々な人が情報を入力する場合でも、年齢頁(暦年頁)に沿って流れよく家族の歴史が記述される。歴史の中での家族の生き様を知ることができるので、祖先への理解を深めることができる。
また、提供時期を判定するための信号発信手段は、訪問介護システムなど、公的機関によって提供されるシステムであってもよい。
10…受注システム
20…データベース
25…積算システム
30…時期判定信号送出システム
31…請求システム
32…指導判断システム
33…提供時判断システム
34…発信システム
40…提供指示システム
50…提供システム
51…出版システム
52…公開システム
32…贈物保管システム
60…指導システム
61…指導認定システム
70…生徒端末
71…ウェブ情報(第1の作品)
80…教科書(第2の作品)
160,260,360…創作支援システム、
161,361…ユーザ情報入力部
162…年表メモリ
163…記述手段
164…書籍作成手段
165…自分史作成用データベース
166…自分史作成手段
167…挿絵メモリ
168…事件メモリ
169…事件表示部
261…関係者情報入力部
262…関係者メモリ
265…家族史作成用データベース
362…レイアウトメモリ
363…質問データベース
364…被写体認識システム
365…検索システム
Claims (3)
- ユーザの誕生年に関する情報の入力を促すユーザ情報入力部(161)と、
暦年に対応付けられた状態でその時代に関する歴史記述が保持された年表メモリ(162)と、
前記誕生年に年齢を加算して得られた暦年をキーとして、前記年表メモリ(162)から歴史記述を呼び出し、該年齢の時代に生じた出来事を記述する年齢頁に、その時代の歴史記述を表示する記述手段(163)と、
該記述手段によって出力された年齢頁を複数含んで構成された書籍を作成する書籍作成手段(164)と、を備えた創作支援システム。 - 歴史上の事件を示す見出語に対応付けた状態でその内容を解説する事件記述が保持された事件メモリ(168)を含み、
前記歴史記述の中に含まれた前記見出語に参照操作が施されることで、前記事件メモリ(168)から該当する事件記述を呼び出して表示する共に、その事件に関するコメントの入力を促し、該コメントを前記年齢頁に追加するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の創作支援システム。 - 提供しようとする作品に関する作品情報(W)と、該作品の提供先に関する宛名情報(D1)と、提供時期に関する時期情報(D2)との入力を促す受注システム(10)と、
前記宛名情報(D1)と前記時期情報(D2)と前記作品情報(W)とが保持されるデータベース(20)と、
前記時期情報(D2)に基づいて前記データベース(20)から作品情報(W)を呼び出し、前記宛名情報(D1)に従って作品を提供する作品提供システム(50)と、
作品を直ちに提供しない旨の情報が前記時期情報(D2)に含まれると判断された際に、提供時期を判定するための時期判定信号(S1)を、提供者が契約する電話番号への所定期間ごとの発信によって送出し、該電話番号の不通によって未受信信号(S2)を送出する時期判定信号送出システム(30)と、を更に含んで構成すると共に、
前記書籍を、前記作品情報(W)として前記データベース(20)に保持させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の創作支援システム。
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