JP2001319022A - ユーザ支援方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ユーザ支援方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体

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JP2001319022A
JP2001319022A JP2000134632A JP2000134632A JP2001319022A JP 2001319022 A JP2001319022 A JP 2001319022A JP 2000134632 A JP2000134632 A JP 2000134632A JP 2000134632 A JP2000134632 A JP 2000134632A JP 2001319022 A JP2001319022 A JP 2001319022A
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Yumiko Seki
由美子 関
Yasuki Ito
泰樹 伊藤
Hitoshi Hayakawa
仁志 早川
Takehide Mihara
丈英 三原
Yoshiro Oka
義朗 岡
Yoshimi Sayama
嘉美 佐山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザによる担当業務の遂行を効率的に支援
することが可能な技術を提供する。 【解決手段】 業務処理を行うユーザの操作を支援する
ユーザ支援方法において、ユーザの担当業務で必要とな
る情報を示す知識ルールを管理するステップと、前記知
識ルールに基づいて当該担当業務に必要な情報を選択す
るステップと、前記選択した情報をユーザに提示するス
テップとを有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は計算機によって電子
化された文書を管理してユーザを支援するユーザ支援シ
ステムに関し、特に他のユーザとの知識の共有及び再利
用を行ってユーザの業務を支援するユーザ支援システム
に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術の文書管理システムにおいて
は、例えば、特開平11−203329号公報「知識統
合システム及びアプリケーションの相互操作性及び同期
の提供方法」の様に、異種のソフトウェアシステムに含
まれる同期データ、情報及び知識に対するアクセス、処
理及び視覚化を提供している。
【0003】また、従来技術のヘルプシステムにおいて
は、例えば、特開平11−259199号公報、特開平
11−212996号公報に見られる様に、利用者の習
熟度、趣向等を操作履歴から判定し、文脈に合せたガイ
ダンスを行って、利用者の作業を支援している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術の文書管
理システムの特開平11−203329号公報において
は、文書間の関係に基づいてユーザに関係なく一括して
管理される方法は記載されているが、ユーザ毎に或いは
作業手順に応じて、ユーザに提示する情報を選択するこ
とについては考慮されていないという問題がある。ま
た、前記従来技術の文書管理システム特開平11−20
3329号公報においては、予め関連付けられていない
文書に対しては、ユーザが仕事をする際に参照したい情
報を自分で検索して探さなければならず、ユーザがその
仕事の作業手順についてあまり熟知していない場合には
情報の検索を効率良く行えないという問題がある。
【0005】前記従来技術の特開平11−259199
号公報のヘルプシステムにおいては、履歴や入力検知に
よって利用者の習熟度や趣向等を逐次判定して、ガイダ
ンス方法を決めているので、操作履歴を持たないユーザ
に対して、異なる情報を仕事の内容に応じて事前に提示
することはできないという問題がある。
【0006】本発明の目的は上記問題を解決し、ユーザ
による担当業務の遂行を効率的に支援することが可能な
技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、業務処理を行
うユーザの操作を支援するユーザ支援システムにおい
て、ユーザの担当業務で必要となる情報を知識ルールに
基づいて選択して提示するものである。
【0008】本発明のユーザ支援システムでは、ユーザ
が入力したユーザIDを基に、ユーザと担当業務とを対
応付ける為のユーザ情報の問合せを行い、ユーザの所属
部署、担当業務や役職等の情報を得る。そして、業務内
容に対応するセキュリティレベルを定義した業務内容情
報を参照し、ユーザが従事している担当業務の業務内
容、承認レベルやセキュリティレベルを取得する。
【0009】次に、業務の手順を定義した業務手順情報
を参照し、ユーザが従事している担当業務の業務内容に
基づく手順を取得する。そして、その手順に応じて参照
される文書間の関連付け情報を参照し、その手順のとき
に参照されるべき情報を示す選択情報を取得する。
【0010】前記取得した選択情報で示される情報を検
索する為に、選択情報キー生成情報に基づいて検索式を
作成し、前記取得したセキュリティレベルでアクセス可
能な文書の検索を行う。前記選択情報の検索が終了した
ら、担当業務を行う為の画面表示と共に前記検索結果を
表示して、ユーザによる当該担当業務の遂行を支援す
る。
【0011】以上の様に本発明のユーザ支援システムに
よれば、ユーザの担当業務で必要となる情報を知識ルー
ルに基づいて選択して提示するので、ユーザによる担当
業務の遂行を効率的に支援することが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に業務処理を行うユーザの操
作を支援する一実施形態のユーザ支援システムについて
説明する。
【0013】図1は本実施形態のユーザ支援システム1
06の全体構成を示す図である。図1に示す様に本実施
形態のユーザ支援システム106は、知識ルール管理部
107と、情報選択部108と、情報提示部109とを
有している。
【0014】知識ルール管理部107は、ユーザの担当
業務で必要となる情報を示す知識ルールを管理する処理
部である。情報選択部108は、前記知識ルールに基づ
いて当該担当業務に必要な情報を選択する処理部であ
る。情報提示部109は、前記選択した情報をユーザに
提示する処理部である。
【0015】ユーザ支援システム106を知識ルール管
理部107、情報選択部108及び情報提示部109と
して機能させる為のプログラムは、CD−ROM等の記
録媒体に記録され磁気ディスク等に格納された後、メモ
リにロードされて実行されるものとする。なお前記プロ
グラムを記録する記録媒体はCD−ROM以外の他の記
録媒体でも良い。
【0016】文書管理システム104はセキュリティ管
理部105を有している。セキュリティ管理部105
は、ユーザの業務内容に対応するセキュリティレベルと
文書に定義されているセキュリティ情報とを比較して、
当該文書が前記情報選択の対象となるかどうかを判定す
る処理部である。
【0017】文書管理システム104をセキュリティ管
理部105として機能させる為のプログラムは、CD−
ROM等の記録媒体に記録され磁気ディスク等に格納さ
れた後、メモリにロードされて実行されるものとする。
なお前記プログラムを記録する記録媒体はCD−ROM
以外の他の記録媒体でも良い。
【0018】文書サーバ101〜103はネットワーク
上で文書情報を参照することができるサーバ装置であ
る。文書管理システム104は、これらの文書情報を参
照することのできる既存のシステムであって、ネットワ
ーク上のサーバ若しくはクライアントから起動すること
ができる。またこの文書管理システム104は、CD−
ROMまたはDAT等の媒体を通じてインストールする
ことが可能である。
【0019】図2は本実施形態のユーザ支援処理の知識
ルール管理部107の処理手順を示すフローチャートで
ある。図2に示す様にユーザ支援システム106の知識
ルール記述部201には、ユーザ情報記述部202、業
務内容記述部203、業務手順記述部204、文書間の
関連付け情報記述部205、選択情報キー生成ルール記
述部206が含まれている。それぞれの記述例を図3に
示す。
【0020】図3は本実施形態の知識ルール記述部20
1の記述例を示す図である。本実施形態のユーザ支援シ
ステム106の知識ルール管理部107は、図3に示す
様な知識ルール記述部201中の知識ルールを逐次参照
しながら処理を行う。
【0021】まずステップ210でユーザ支援システム
106の知識ルール管理部107は、ユーザがユーザ支
援システム106にログインすると、当該ユーザのユー
ザIDを取得する。
【0022】次にステップ211で知識ルール管理部1
07は、前記取得したユーザIDを基にしてユーザ情報
記述部202にユーザ情報の問合せを行う。図3の例で
あれば、ユーザIDを基にユーザXXXXの所属部署Y
YYY、担当業務A、役職C等のユーザ情報を得る。
【0023】次にステップ212で知識ルール管理部1
07は、ユーザが従事している担当業務Aの業務内容を
業務内容記述部203から取得する。図3の例ではユー
ザXXXXの担当業務Aの業務内容はA、承認レベル
D、セキュリティレベルZである。
【0024】ステップ213で知識ルール管理部107
は、ユーザが従事している担当業務Aの業務内容に基づ
く手順を、業務手順記述部204から取得する。図3の
例では、業務内容Aに対する手順はBであり、Bの内訳
はB1、B2である。
【0025】ステップ214で情報選択部108は、手
順Bのときに参照されるべき選択情報を、文書間の関連
付け情報記述部205から取得する。図3の例では、最
初の手順B1の時、選択情報として選択情報1が参照さ
れる。このとき選択情報1は顧客情報である。顧客情報
は顧客名、顧客住所、顧客のURLからなる情報であ
る。
【0026】ステップ215で情報選択部108は、選
択情報を検索する為に、選択情報キー生成ルール記述部
206に基づいて検索式を作成する。例では、「顧客
名」「顧客住所」「顧客URL」のいずれか少なくとも
一つを検索キーとして文書の検索を行う。検索において
は、構造化文書が対象であれば、その構造タグを検索
し、構造化されていない文書が対象であれば全文検索を
行う。また、検索を行う際に文書が多くなり過ぎること
を防ぐ為には、文書名、文書種別、作成者等の文書属性
情報に基づいて文書数を絞ってから検索を行うのが良
い。
【0027】ここで文書管理システム104のセキュリ
ティ管理部105は、当該ユーザの業務内容に対応する
セキュリティレベルと検索対象の文書に定義されている
セキュリティ情報とを比較して、当該文書をアクセス可
能であるかどうかを判定し、アクセス可能である場合に
検索を行う。前記検索処理が終了するとユーザ支援シス
テム106の情報提示部109は、前記検索によって選
択された選択情報を表示してユーザに提示する。
【0028】ステップ216で知識ルール管理部107
は、ユーザの操作している業務内容若しくは手順のいず
れかが変更されたか確認し、業務内容が変更された場合
はステップ212に戻り、業務手順が変更された場合は
ステップ213に戻る。またユーザがユーザ支援システ
ム106からログアウトした場合には本処理を終了す
る。
【0029】図4は本実施形態の情報選択部108の処
理概要を示す図である。図4に示す様にユーザ支援シス
テム106の情報選択部108では、ユーザがアクセス
可能な文書401及び402並びに社外の公開文書サー
バ、例えばWebサーバ中の文書403等を選択対象と
し、ステップ215で生成した検索式に基づいて情報を
選択し、選択情報404〜406を作成する。
【0030】図3に示した様に選択情報1に含まれる情
報として顧客名、顧客住所及び顧客のURLを選択する
場合には、顧客名410を文書401から取得し、また
取得した顧客名410に基づいて文書402から顧客住
所411及び顧客URL412を取得する。関連URL
リンクを含む選択情報2は、文書401から関連URL
413を取得することによって得られる情報を表してい
る。また選択情報3は社外Webサーバの文書403か
ら前記顧客名等のキーを含む文書情報、例えばニュース
記事等を検索することによって得られる情報である。
【0031】検索対象となる文書401〜403は、予
め文書サーバ101〜103に登録された文書であり、
文書管理システム104のセキュリティ管理部105で
ユーザの閲覧が認められる限り、誰が作成したものでも
良い。この様に別のユーザが作成した任意の文書を検索
対象したことで、ユーザは過去に別ユーザによって蓄積
された情報を容易に再利用することができる。
【0032】以上の様にして作成された選択情報は、情
報提示部109によりユーザの作業手順に応じて提示さ
れる。この時の提示の方法を以下に述べる。
【0033】図5は本実施形態の情報提示の一例を示す
図である。図5に示す様にユーザ支援システム106の
情報提示部109は、情報選択部108によって選択さ
れた選択情報をユーザの作業手順に応じて重みをつけて
様態を変化させて提示する。
【0034】例えば、選択情報404は現在ユーザが行
っている業務に直結する選択情報である。その為、重要
度が高く設定されているものとすると、情報提示部10
9は、選択情報404をユーザが現在作業している業務
エリア501内に表示する。
【0035】ここで、例えばユーザが作成中の文書の中
に顧客名を書き入れる情報表示欄502が設けられてい
る場合に、選択情報1中の顧客名410を情報表示欄5
02へ入力することで、ユーザの作業量を軽減し、書き
違い等のミスを防ぐものとしても良い。
【0036】選択情報405及び選択情報406は選択
情報404と共に現在行っている業務に参考になる情報
であるが、選択情報404に比較すると重要度は低く設
定されているという場合、情報提示部109は、業務に
関わる情報表示エリア503に選択情報405及び選択
情報406を表示する。
【0037】選択情報405及び選択情報406の表示
に際してはユーザの閲覧性を高める為に、レイアウト作
成を行う。例えば、顧客名とその顧客に関するニュース
記事、URL等を表形式で表示する等の方法がある。ユ
ーザが表形式で表示された情報をより詳細に閲覧したい
場合に、これらの表示された選択情報の内の所望の情報
を入力装置によって選択すると、情報提示部109は、
文書サーバ101〜103に蓄積されている元の文書4
01〜403(検索対象となった文書)を表示する。こ
のとき見易い様に元の文書401〜403を別の画面上
に表示しても良い。
【0038】また情報提示部109は、この他にユーザ
が選択可能な業務一覧を提示し、ユーザがこれを選択す
ることのできる業務内容選択エリア504及び文書を検
索する検索キーをユーザが指定する為の情報検索指定エ
リア505を構成要素として持つ表示を行う。
【0039】なお本実施形態の業務エリア501〜情報
検索指定エリア504の表示を行う際に、ユーザの操作
のし易さを考慮してそれぞれの配置位置を入れ換えた
り、組み合わせて表示しても良い。
【0040】図6は本実施形態のセキュリティ管理部1
05の概要を示す図である。図6に示す様に文書管理シ
ステム104のセキュリティ管理部105は、ステップ
601で検索キーによる検索コマンドを受け付けると、
ステップ602でセキュリティ情報を予め定義したセキ
ュリティレベル記述テーブル603を参照し、検索対象
となる文書が当該ユーザのセキュリティレベルによって
閲覧若しくは参照可能であるかどうかを判定する。当該
文書へのアクセスが可能であれば、ステップ604でそ
の文書を検索対象として検索を行って、得られた選択情
報404〜406を出力する。ステップ602で判定し
た結果、このユーザが文書にアクセスできない場合には
何も出力せずにこの検索を終了する。
【0041】セキュリティ管理部105の処理を、この
様にユーザの業務内容に対応するセキュリティレベルと
文書に定義されているセキュリティ情報とを比較して行
う様にしたことで、ユーザの担当業務内容が変わった場
合にも知識ルール管理部107でのセキュリティ情報の
保守を容易に行うことができる。
【0042】以下に本実施形態のユーザ支援システム1
06において、融資案件の起案を行うユーザの業務を支
援する場合の処理を例として説明する。
【0043】図7は本実施形態の融資案件の起案を行う
場合のユーザの知識ルール記述部201の記述例を示す
図である。図7に示す様に本実施形態の融資案件の起案
を行うユーザの知識ルールでは、融資案件の起案書を作
成する業務の手順として、起案基本情報入力、起案書類
作成、融資案件申請等が示されている。
【0044】まずステップ210でユーザ支援システム
106の知識ルール管理部107は、ユーザがユーザ支
援システム106にログインすると、当該ユーザのユー
ザIDを取得し、次にステップ211では、前記取得し
たユーザIDを基にしてユーザ情報記述部202にユー
ザ情報の問合せを行う。図7の例では、ユーザIDを基
にユーザ「野田十郎」の所属部署YYYY、担当業務
「融資案件起案」、役職C等のユーザ情報を得る。
【0045】次にステップ212で知識ルール管理部1
07は、ユーザが従事している担当業務「融資案件起
案」の業務内容を業務内容記述部203から取得し、情
報提示部109により業務内容選択エリア504に表示
し、ユーザからの選択を受付ける。図7の例ではユーザ
「野田十郎」の担当業務「融資案件起案」の業務内容は
「起案文書作成」、承認レベルD、セキュリティレベル
Zである。ここで処理中の融資案件等、他の業務内容が
ある場合にはこれらも表示してユーザからの選択を受付
ける。もしユーザが支店長等のより職位の高い者である
場合には、担当業務として、融資案件を審査する「審査
状況」や、担当者の文書作成状況を把握する「資料作成
状況」等の業務内容が業務内容記述部203に記述さ
れ、またその承認レベルやセキュリティレベルは、担当
者よりも高いものになる。
【0046】ステップ213で知識ルール管理部107
は、ユーザが従事している担当業務「融資案件起案」の
業務内容「起案文書作成」が業務内容選択エリア504
で選択されると業務内容「起案文書作成」に基づく手順
を業務手順記述部204から取得して最初の手順の処理
を開始する。図7の例では、業務内容「起案文書作成」
に対する手順は「起案基本情報入力」、「起案書類作
成」、「融資案件申請」等であり、業務内容「起案文書
作成」の選択の後、「起案基本情報入力」の処理を開始
する。
【0047】図8は本実施形態の起案基本情報入力の一
例を示す図である。図8に示す様に本実施形態の起案基
本情報入力では、融資案件名、融資顧客や融資額等の基
本情報の入力が行われる。これらの情報を検索キーとし
て用いることにより、各種選択情報を検索したり、事前
に作成され、管理されている文書を取り込むことができ
る。
【0048】ステップ214で情報選択部108は、手
順「起案基本情報入力」のときに参照されるべき選択情
報を、文書間の関連付け情報記述部205から取得す
る。図7の例では、最初の手順「起案基本情報入力」の
場合、選択情報が定義されていないので選択情報の取得
を行わず、従って次のステップ215の処理も行わな
い。
【0049】図8の表示に従って融資案件名、融資顧客
や融資額等の基本情報の入力がユーザにより行われた
後、「起案書類作成へ」の文字がクリックされると、ス
テップ216で知識ルール管理部107は、ユーザから
手順「起案書類作成」が指示されたことを検出してステ
ップ213に戻る。
【0050】ステップ213で知識ルール管理部107
は、「起案基本情報入力」の次の手順「起案書類作成」
の処理を開始し、融資案件の起案を行う為の文書を情報
提示部109により業務エリア501に表示してユーザ
による「起案書類作成」を支援する。ここで図8の起案
基本情報入力で入力された顧客名「花丸商事」を用い
て、事前に作成され、管理されている「信用調査書」及
び「不動産登記簿写し」を情報選択部108により検索
してその文書を業務エリア501に取り込んでも良い。
【0051】ステップ214で情報選択部108は、手
順「起案書類作成」のときに参照されるべき選択情報
を、文書間の関連付け情報記述部205から取得する。
図7の例では、最初の手順「起案書類作成」の際、選択
情報として選択情報1が参照される。このとき選択情報
1は、顧客名、社長及び格付等の顧客情報である。
【0052】ステップ215で情報選択部108は、選
択情報を検索する為に選択情報キー生成ルール記述部2
06に基づいて検索式を作成する。ここでは図8の起案
基本情報入力で入力された顧客名「花丸商事」を用いて
その社長や格付等の顧客情報を検索する為の検索キーを
生成する。
【0053】文書管理システム104のセキュリティ管
理部105は、情報選択部108から検索の依頼がある
と、当該ユーザの業務内容に対応するセキュリティレベ
ルと検索対象の文書に定義されているセキュリティ情報
とを比較して、当該文書をアクセス可能であるかどうか
を判定し、アクセス可能である場合に検索を行う。前記
検索処理が終了するとユーザ支援システム106の情報
提示部109は、前記検索によって選択された選択情報
を情報表示エリア503に表示してユーザに提示する。
【0054】図9は本実施形態の起案書類作成の一例を
示す図である。図9に示す様に本実施形態の起案書類作
成では、融資案件の起案を行う為の文書が業務エリア5
01に表示され、またその業務に関連する選択情報が情
報表示エリア503に表示されている。ここで業務エリ
ア501に表示されている「信用調査書」及び「不動産
登記簿写し」は、事前に作成され、管理されている文書
を取り込んだものである。また情報表示エリア503に
表示されている融資・作成規定集やニュース及び融資実
績等の情報は顧客情報と同様にして情報選択部108に
より検索されたものである。
【0055】図9の表示に従って「貸出稟議書」の文字
がユーザによりクリックされると、ステップ216で知
識ルール管理部107は、ユーザから手順「貸出稟議書
作成」が指示されたことを検出してステップ213に戻
る。
【0056】ステップ213で知識ルール管理部107
は、「起案書類作成」の「貸出稟議書作成」の処理を開
始し、図8の起案基本情報入力で入力された項目や担当
者名及び受付日時等の情報を設定した貸出稟議書の文書
を情報提示部109により業務エリア501に表示して
ユーザによる「貸出稟議書作成」を支援する。
【0057】図10は本実施形態の貸出稟議書作成の一
例を示す図である。図10に示す様に本実施形態の貸出
稟議書作成では、図8の起案基本情報入力で入力された
項目や、担当者名及び受付日時等の情報が引き継がれて
おり、ユーザはこれらの情報の入力が済んでいる状態か
ら貸出稟議書の作成に取り掛かることができる。
【0058】ユーザは、業務エリア501に表示された
貸出稟議書の各項目に所定のデータを入力した後、その
文書を保存する。他の文書についても前記と同様にして
作成した後、融資案件申請を行ってログアウトする。
【0059】ステップ216で知識ルール管理部107
は、ユーザの操作している業務内容若しくは手順のいず
れかが変更されたか確認し、業務内容が変更された場合
はステップ212に戻り、業務手順が変更された場合は
ステップ213に戻る。またユーザがユーザ支援システ
ム106からログアウトした場合には本処理を終了す
る。
【0060】前記の様に本実施形態のユーザ支援システ
ム106では、業務を行う際に参考とされるべき情報を
事前にかつまた業務遂行段階に応じて適宜提示するの
で、ユーザは、情報を改めて検索することなく必要な知
識を効率良く参照することができる。
【0061】また組織の内部・外部データベースの所在
や構成は元のままの形で、ユーザが現在行っている操作
に必要な情報だけを随時動的に選択して提示するので、
ユーザは閲覧性の高い選択情報を通じて、情報の格納さ
れているデータベースへ個別にアクセスすることが容易
にできる。更に、異なるサーバ上に存在し、互いに関連
付けのない、融資・作成規定集やニュース及び融資実績
等の文書であっても、必要な情報を選択して動的に提示
することができる。
【0062】以上説明した様に本実施形態のユーザ支援
システムによれば、ユーザの担当業務で必要となる情報
を知識ルールに基づいて選択して提示するので、ユーザ
による担当業務の遂行を効率的に支援することが可能で
ある。
【0063】
【発明の効果】本発明によればユーザの担当業務で必要
となる情報を知識ルールに基づいて選択して提示するの
で、ユーザによる担当業務の遂行を効率的に支援するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のユーザ支援システムの全体構成を
示す図である。
【図2】本実施形態のユーザ支援処理の処理手順を示す
フローチャートである。
【図3】本実施形態の知識ルール記述部201の記述例
を示す図である。
【図4】本実施形態の情報選択部108の処理概要を示
す図である。
【図5】本実施形態の情報提示の一例を示す図である。
【図6】本実施形態のセキュリティ管理部105の概要
を示す図である。
【図7】本実施形態の融資案件の起案を行う場合のユー
ザの知識ルール記述部201の記述例を示す図である。
【図8】本実施形態の起案基本情報入力の一例を示す図
である。
【図9】本実施形態の起案書類作成の一例を示す図であ
る。
【図10】本実施形態の貸出稟議書作成の一例を示す図
である。
【符号の説明】
101〜103…文書サーバ、104…文書管理システ
ム、106…ユーザ支援システム、107…知識ルール
管理部、108…情報選択部、109…情報提示部、1
05…セキュリティ管理部、201…知識ルール記述
部、202…ユーザ情報記述部、203…業務内容記述
部、204…業務手順記述部、205…情報記述部、2
06…選択情報キー生成ルール記述部、401〜403
…文書、404〜406…選択情報、410…顧客名、
411…顧客住所、412…顧客URL、413…関連
URL、501…業務エリア、502…情報表示欄、5
03…情報表示エリア、504…業務内容選択エリア、
505…情報検索指定エリア、603…セキュリティレ
ベル記述テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 180 G06F 17/30 180A (72)発明者 早川 仁志 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 (72)発明者 三原 丈英 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 (72)発明者 岡 義朗 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 (72)発明者 佐山 嘉美 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 Fターム(参考) 5B049 AA05 CC21 DD01 DD05 EE05 EE11 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07 5B075 KK03 KK07 KK13 KK33 KK37 KK43 KK54 KK70 MM11 ND03 ND34 NK46 PP03 PP12 PP13 PP22 PQ02 PQ46 PQ63 PQ64 QP01 QP10 QS01 UU06 UU40

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 業務処理を行うユーザの操作を支援する
    ユーザ支援方法において、 ユーザの担当業務で必要となる情報を示す知識ルールを
    管理するステップと、前記知識ルールに基づいて当該担
    当業務に必要な情報を選択するステップと、前記選択し
    た情報をユーザに提示するステップとを有することを特
    徴とするユーザ支援方法。
  2. 【請求項2】 前記知識ルールは、ユーザと担当業務と
    を対応付ける為のユーザ情報と、業務内容に対応するセ
    キュリティレベルを定義した業務内容情報と、業務の手
    順を定義した業務手順情報と、手順に応じて参照される
    文書間の関連付け情報と、文書から選択される情報を検
    索する為の選択情報キー生成情報とを有することを特徴
    とする請求項1に記載されたユーザ支援方法。
  3. 【請求項3】 ユーザの業務内容に対応するセキュリテ
    ィレベルと文書に定義されているセキュリティ情報とを
    比較して、当該文書が前記情報選択の対象となるかどう
    かを判定するステップを有することを特徴とする請求項
    1または請求項2のいずれかに記載されたユーザ支援方
    法。
  4. 【請求項4】 業務処理を行うユーザの操作を支援する
    ユーザ支援システムにおいて、 ユーザの担当業務で必要となる情報を示す知識ルールを
    管理する知識ルール管理部と、前記知識ルールに基づい
    て当該担当業務に必要な情報を選択する情報選択部と、
    前記選択した情報をユーザに提示する情報提示部とを備
    えることを特徴とするユーザ支援システム。
  5. 【請求項5】 業務処理を行うユーザの操作を支援する
    ユーザ支援システムとしてコンピュータを機能させる為
    のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体において、 ユーザの担当業務で必要となる情報を示す知識ルールを
    管理する知識ルール管理部と、前記知識ルールに基づい
    て当該担当業務に必要な情報を選択する情報選択部と、
    前記選択した情報をユーザに提示する情報提示部として
    コンピュータを機能させる為のプログラムを記録したこ
    とを特徴とする記録媒体。
JP2000134632A 2000-05-08 2000-05-08 ユーザ支援方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体 Pending JP2001319022A (ja)

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JP2000134632A JP2001319022A (ja) 2000-05-08 2000-05-08 ユーザ支援方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体

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