JPH1165247A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

Info

Publication number
JPH1165247A
JPH1165247A JP9217787A JP21778797A JPH1165247A JP H1165247 A JPH1165247 A JP H1165247A JP 9217787 A JP9217787 A JP 9217787A JP 21778797 A JP21778797 A JP 21778797A JP H1165247 A JPH1165247 A JP H1165247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
developing device
carrier
developing
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9217787A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Inaba
繁 稲葉
Yutaka Kanai
豊 金井
Yasuaki Watanabe
靖晃 渡辺
Migaku Fukuhara
琢 福原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP9217787A priority Critical patent/JPH1165247A/ja
Publication of JPH1165247A publication Critical patent/JPH1165247A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、現像剤の搬送および供給を行う方
向が上下方向であっても長期にわたって現像剤が劣化し
にくい現像装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 この現像装置100は、スリーブ120
に伴って現像領域に搬送される現像剤160の量と、現
像マグロール130上に供給される現像剤160の量
と、現像マグロール130上から上方へ現像剤を搬送す
ることができる能力とが調整されているため、現像マグ
ロール130上に供給された現像剤160のうち、層形
成部材190とスリーブ120との間を通過しない分は
層形成部材190と第1汲上ロール140との間で滞留
部161を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に組
み込まれる、静電潜像にトナーを付着させて可視化を行
う現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像信号に応じて強度変調および
パルス幅変調された光ビームで、静電潜像を担持する像
担持体を走査することにより像担持体上に静電潜像を形
成するいわゆるディジタル電子写真方式の画像形成装置
が広く採用されており、特にフルカラーディジタル画像
形成装置の普及がめざましい。このフルカラーディジタ
ル画像形成装置においては高画質化が要求されている
が、これに加え近年特に高速化、小型化およびロングラ
イフ化の要求も増えつつある。
【0003】上記要求のうちの高速化の要求に応える技
術として、複数の像担持体及び複数の現像装置が配列さ
れるいわゆるタンデム方式が挙げられる。タンデム方式
のフルカラーディジタル画像形成装置においては、例え
ば画像信号がイエロー、マゼンタ、サイアンおよびブラ
ックの4色それぞれの画像信号に変換され、この各画像
信号に応じて変調された光により4色それぞれの像担持
体が露光されることにより静電潜像が形成され、この静
電潜像が、イエロー、マゼンタ、サイアンおよびブラッ
クの4色それぞれの現像装置により現像される。現像さ
れた4色それぞれの画像が順次重ね合わされてフルカラ
ー画像が形成される。
【0004】図12は現像装置の一例を示す模式図であ
る。この現像装置500には、固定磁石511を内部に
有する円柱状の磁石ロール510と磁石ロール510の
周囲を覆う円筒状のスリーブ520からなる現像マグロ
ールが備えられており、スリーブ520は磁石ロール5
10の周囲を回転移動する。また、スリーブ520の表
面には磁石ロール510の磁力によって現像剤530が
吸着される。また、現像装置500には層形成部材54
0が備えられており、スリーブ520の回転移動に伴い
この層形成部材540によって、スリーブ520の表面
に吸着されている現像剤530が所定の厚さの層に形成
される。層に形成された現像剤530は、スリーブ52
0の回転移動に伴って像担持体600の近傍に運搬さ
れ、現像剤530に含まれるトナー531によって静電
潜像が現像される。現像装置500には現像剤撹拌室5
50とスクリューオーガ551が備えられており、静電
潜像を現像した現像剤530が現像剤撹拌室550内で
スクリューオーガ551によって撹拌され、トナーの補
給等が行われ、再び現像剤担持体に供給される。
【0005】図13は、タンデム方式のフルカラーディ
ジタル画像形成装置を示す模式図である。この画像形成
装置700には、巡回移動するベルト状の転写ベルト7
10が備えられており、この転写ベルト710移動方向
に向かって複数の像担持体600および複数の現像装置
500が配列されている。転写ベルト710の移動に同
期して、像形成器720によって像担持体600上に静
電潜像が形成され、その静電潜像が現像装置500で現
像され、転写器730によって転写ベルト710に転写
される。各像担持体600上の各色の画像が順次転写ベ
ルト710に転写されることによってフルカラー画像が
形成される。画像の転写が終わった像担持体600の表
面は、クリーニング器740によって、残ったトナーが
除去される。
【0006】このようなタンデム方式のフルカラーディ
ジタル画像形成装置の場合、上記のように複数の像担持
体および複数の現像装置が並んでいるため装置が大型化
する。そこで、特開平8−305151号公報には、像
担持体に対して現像装置が斜め上方になるように現像装
置が配置された画像形成装置が提案されており、特開平
5−72903号公報には、像担持体の鉛直上方に現像
装置が配置された画像形成装置が提案されている。これ
らは像担持体と現像装置が鉛直方向に一部または全部が
重なるように配置されているため、省スペースとなり画
像形成装置を小型化することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公開公報
における画像形成装置の現像装置に着目すると、現像剤
担持体が現像装置の鉛直下方部に設置されるため現像剤
の搬送および供給を行う方向が上下方向となる。図14
は、現像装置の従来例を示す模式図である。
【0008】この現像装置800には、像担持体900
に対向するように配置された現像マグロール810が備
えられ、現像マグロール810は表面に現像剤を担持し
て搬送する。また、現像装置800には、現像マグロー
ル810から上方へ現像剤820を搬送する汲上ロール
830と、現像剤820を撹拌する現像剤撹拌室840
と、現像装置800の開口部の近傍で現像マグロール8
10に対向している層形成部材850とが備えられてい
る。現像マグロール上に供給され、現像マグロールによ
って搬送された現像剤は層形成部材にぶつかって現像剤
層に形成される。このため、層形成部材850近傍の現
像剤820には、現像剤層を形成することによる圧力が
掛かるが、それに加え、現像剤820が重力方向に圧縮
されることによる圧力が大きく掛かるため現像剤820
が劣化しやすいという問題がある。
【0009】本発明は、上記事情に鑑み、現像剤の搬送
および供給を行う方向が上下方向であっても長期にわた
って現像剤が劣化しにくい現像装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の現像装置は、静電潜像を担持して所定の方向に移動
する像担持体上の静電潜像を、磁性を有する粒状の磁性
キャリアとトナーとが混合されてなる現像剤によって所
定の現像領域において可視化する現像装置において、現
像領域において像担持体に表面が近接もしくは接触する
ように配置された、表面に現像剤の層を担持して循環移
動する現像剤担持体と、現像剤を現像剤担持体上に現像
剤担持体の上方から供給する供給手段と、供給手段によ
って供給された現像剤を所定の厚さの層に形成する層形
成部材と、現像剤担持体の表面に対向するように配置さ
れた、現像剤を現像剤担持体上から現像剤担持体の上方
へ搬送する搬送機構とを備え、層形成部材と搬送機構と
の間の現像剤担持体上に、供給手段によって現像剤担持
体上に供給された現像剤が上方に空間を保ちつつ滞留し
てなる滞留部が形成されてなることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の現像装置の第1の実施形態
を示す概略構成図である。この現像装置100には、周
面に配列された複数の固定磁石111を有する磁石ロー
ル110と、この磁石ロール110の周囲を巡回移動す
る非磁性の中空円筒状のスリーブ120とからなる現像
マグロール(本発明にいう現像剤担持体)130が備え
られており、この現像マグロール130は、像担持体2
00に対して微少間隙を開けて対向するように配置され
ている。また、現像マグロール130の上方には、本発
明にいう搬送機構である2つの汲上ロール140,15
0と、現像剤160を水平方向に搬送しながら撹拌する
2つのスクリューオーガ171を有する現像剤撹拌室1
70とが備えられ、その現像剤撹拌室170のスクリュ
ーオーガ171による現像剤160の搬送方向に対して
平行な壁面に、本発明にいう供給手段を構成する、搬送
方向前方に向かって幅が漸増するテーパ状の供給口18
0が設けられている。また、供給口180の下方には板
状のシュート185が備えられており、現像マグロール
130の中心軸の鉛直上方には現像マグロール130の
表面に対向するように剛体の部材からなる層形成部材1
90が備えられている。
【0012】この現像装置100内を、磁性キャリアと
トナーが混合された二成分現像剤である現像剤160が
循環している。現像マグロール130上の現像剤160
は磁石ロール110の固定磁石111によってスリーブ
120の外周面に吸着され、スリーブ120の回転移動
に伴って搬送される。現像剤160は現像マグロール1
30内の磁石ロール110の磁力によって磁気ブラシと
なり、像担持体200と対向する現像領域において像担
持体200上に形成された静電潜像と摺擦され現像が行
われる。現像マグロール130上の現像剤160がスリ
ーブ120の回転移動に伴って、磁気吸引力が低下した
領域に到達すると現像マグロール130上から、現像マ
グロール130とは逆の方向に回転する第1汲上ロール
140によって剥離され、現像マグロール130と同じ
方向に回転する第2汲上ロール150に移されて上方の
現像剤撹拌室170まで搬送される。2つの汲上ロール
140,150によって現像剤撹拌室170まで搬送さ
れた現像剤160は2本のスクリューオーガ171によ
って撹拌され、新たなトナーが補給されて再調整され
る。再調整された現像剤160は、現像剤撹拌室170
の壁面に設けられた供給口180からスクリューオーガ
171の動きによって自ずと溢れ出し、シュート185
に沿って落下して層形成部材190の近傍の現像マグロ
ール130上に供給される。現像マグロール130上に
供給された現像剤160は、図に示す矢印方向に回転す
るスリーブ120に伴われて搬送され、層形成部材19
0によって所定の厚さの現像剤層に形成される。現像マ
グロール130上には当然ながら現像剤層に形成される
分を越える分量の現像剤160が供給され、供給された
現像剤160のうちの一部は現像マグロール130上に
残ることとなる。
【0013】層形成部材190はスリーブ120と約
0.7mmの間隔を保持して配置されているので、層形
成部材190とスリーブ120との間を通る現像剤は単
位面積あたりの重量が50mg/cm2 であり、スリー
ブ120の周速は33cm/secであるので、スリー
ブ120に伴って現像領域に搬送される現像剤160
の、現像マグロールの中心軸方向の単位長さあたりの搬
送量は1.65g/secである。現像剤160の供給
量は供給口180の開口幅で調整され、現像剤160を
現像剤撹拌室170に十分に満たした状態では、スリー
ブ120に伴って現像領域に搬送される現像剤160の
量の約3倍である4.95g/secになるように調整
されている。
【0014】第1汲上ロール140はスリーブ120と
約0.7mmの間隔を保持して配置されており、第1汲
上ロール140の周速はほぼ現像マグロール130と同
じ周速である。また、第2汲上ロール150は第1汲上
ロール140と2.4mmの間隙を保持して配置されて
おり、第2汲上ロール150の周速は第1汲上ロール1
40のほぼ2倍である。第1および第2汲上ロール14
0,150による現像剤搬送能力は、最終段の第2汲上
ロール150に移行できる現像剤量で決定され、スリー
ブ120に伴って現像領域に搬送される現像剤160の
量と比較するとおよそ6倍である9.9g/secの搬
送能力がある。
【0015】スリーブ120に伴って現像領域に搬送さ
れる現像剤160の量と、供給口180から現像マグロ
ール130上に供給される現像剤160の量と、2つの
汲上ロールが現像マグロール130上から上方へ現像剤
を搬送することができる能力とが上記のように調整され
ているため、現像マグロール130上に供給された現像
剤160のうち、層形成部材190とスリーブ120と
の間を通過しない分は層形成部材190と第1汲上ロー
ル140との間で滞留部161を形成する。
【0016】図2は滞留部周辺の現像剤の様子を示す模
式的拡大図である。この滞留部161からは、スリーブ
120と層形成部材190との間を通って現像剤160
が搬送され、この搬送量の約3倍の量の現像剤160が
上方から供給されるので、滞留部161の現像剤160
は次第に増加する。滞留部161がある程度大きくなる
と第1汲上ロール140によって一部の現像剤160が
上方へ搬送され始め、2つの汲上ロール140,150
による搬送能力が供給量を上回っているため滞留部16
1の現像剤160の増加が止まる。この結果、滞留した
現像剤160の量は少ない量で安定し、滞留部161の
上方には常に、現像剤160が自由に動くことができる
空間が存在するので、現像剤160の自重等によって働
く圧縮力は小さくなる。
【0017】なお、本発明の現像装置では、現像剤の供
給量および搬送量は、上記の量に限定されないことは当
然であり、滞留部が形成されるような量的なバランスが
取れていればどのような量でも良い。なお、層形成部材
による現像剤層の形成時には摩擦によってトナーが帯電
されるが、本発明の現像装置では、上述のように層形成
部材近傍における現像剤への圧縮力が小さくなるため帯
電量が少なくなるおそれがある。この点を解決するため
に帯電能が高い樹脂でほぼ全面を被覆された磁性キャリ
アが用いられることが望ましい。
【0018】また、本発明の現像装置では、落下を利用
して現像マグロールに現像剤が供給されるので現像剤の
磁性キャリアはある程度の比重を有することが必要であ
る。しかし、比重が大きすぎる場合には層形成部材近傍
等で現像剤の圧縮が生じやすく現像剤の劣化を促進す
る。現在一般的に使用されている磁性キャリアとして
は、樹脂に磁性粉が内添された樹脂キャリア、フェライ
ト粒子に樹脂が被覆されたフェライトキャリア、鉄粉に
樹脂が被覆された鉄粉キャリアなどがあるが、上記の理
由により、樹脂キャリアは比重が小さすぎ、鉄粉キャリ
アは比重が大きすぎる。同様の理由で、本発明の現像装
置に用いる現像剤の磁性キャリアとしてはフェライトキ
ャリアが望ましい。
【0019】さらに、本発明の現像装置に用いる現像剤
の磁性キャリアは十分な流動性を確保する必要があるた
め、粒径30μm以上であることが望ましい。以下、第
1の実施形態以外の実施形態について説明するが、第1
の実施形態と同じ構成部分については、同一の符号を付
して重複説明を省略する。図3は、本発明の現像装置の
第2の実施形態を示す概略構成図である。
【0020】この現像装置100には、層形成部材19
0から1cm離れたところに、層形成部材に190に対
して平行に設置された、高さ1cmの板状の非磁性体で
ある分割部材191が備えられており、分割部材191
は、滞留部161を層形成部材190側と第1汲上ロー
ル140側とに分割する。図4は、滞留部周辺の現像剤
の様子を示す模式的拡大図である。
【0021】シュート185から供給される現像剤16
0は層形成部材190と分割部材191との間に溜まっ
て層形成部材190側の滞留部162を形成する。層形
成部材190側の滞留部162を形成する現像剤160
の一部はスリーブ120の回転移動と磁石ロール110
の磁気力によって層形成部材190とスリーブ120と
の間を抜けて搬送される。搬送された分の現像剤160
はシュート185から供給され続けている現像剤160
によって直ちに補われるとともに、余分な現像剤160
は分割部材191を乗り越えて第1汲上ロール140側
へ向かうので層形成部材190側の滞留部162の体積
が安定し、現像剤層として搬送される現像剤160の量
が第1の実施形態よりも安定する。
【0022】分割部材191を乗り越えた現像剤160
は第1汲上ロール140側の滞留部163を形成し第1
の実施形態同様に第1汲上ロール140によって上方に
搬送される。図5は、本発明の現像装置の第3の実施形
態を示す概略構成図である。この現像装置100には、
図3に示す分割部材191と、分割部材191の上端か
ら第1汲上ロール140に向かって延びる板状の部材と
からなる構造をした堰止誘導部材192が層形成部材1
90と第1汲上ロール140との間に配置され、本発明
にいう供給手段である供給口180から供給された現像
剤160を堰き止めることにより滞留部164を形成す
るとともに、溢れ出た現像剤を第1汲上ロール140へ
誘導する。また、堰止誘導部材192の、第1汲上ロー
ル140に向かって延びる板状の部分と第1汲上ロール
140との距離は、スリーブ120から剥離された現像
剤160の流れを妨げない距離であることが必要なの
で、本実施形態では1.0mmになっている。
【0023】図6は、堰止誘導部材周辺の現像剤の様子
を示す模式的拡大図である。シュート185から供給さ
れる現像剤160は堰止誘導部材192によって堰き止
められて、層形成部材190と堰止誘導部材192との
間で滞留部164を形成する。この滞留部164を形成
している現像剤160の一部はスリーブ120の回転移
動と磁石ロール110の磁気力によって層形成部材19
0とスリーブ120との間を抜けて搬送される。第2の
実施例同様に、この搬送によって滞留部164の現像剤
160の量が減ると直ちに、シュート185から供給さ
れ続けている現像剤160によって補給される。また、
滞留部164から搬送される分以上に供給された現像剤
160は滞留部164から溢れて第1汲上ロール140
の方へ誘導される。このため滞留部164の体積は安定
し、現像剤層として搬送される現像剤160の量も安定
する。滞留部164から溢れた現像剤160はスリーブ
120の表面に触れることなく第1汲上ロール140近
傍まで誘導され、第1汲上ロール140によって上方へ
搬送される。これにより、スリーブ120上で現像剤1
60が受けるストレスが第2の実施形態の場合よりも軽
減される。
【0024】図7は、本発明の現像装置の第4の実施形
態を示す概略構成図である。この現像装置100では、
本発明にいう供給手段が、滞留部161上に出口187
が形成されてなる案内路186を有しており、案内路1
86を介して現像剤160が供給される。即ち、この現
像装置100には、図1に示すシュート185と、シュ
ート185に対して平行に間隔6mmで配置された板状
部材とからなる案内路186が備えられており、供給口
180から出た現像剤160はこの案内路186を通っ
て層形成部材190近傍の出口187まで流れ落ち、出
口187から流出し、滞留部161を形成する。
【0025】図8は、案内路の出口周辺の現像剤の様子
を示す模式的拡大図である。案内路186の出口187
は滞留部161によって塞がれた状態になるため、現像
剤160の供給は止まる。滞留部161を形成している
現像剤160の一部はスリーブ120の回転移動と磁石
ロール110の磁気力によって層形成部材190とスリ
ーブ120との間を抜けて搬送される。また、滞留部1
61の第1汲上ロール140側に存在する現像剤160
は第1汲上ロール140によって上方へ搬送される。こ
れらの搬送によって滞留部161が減少した分案内路1
86の出口187から現像剤160が供給される。この
ため、第1の実施形態と比較すると滞留部161の体積
は安定する。
【0026】また、本実施形態では、案内路186の出
口187が層形成部材190に沿って、現像マグロール
130の軸方向に設けられているため、現像マグロール
130の軸方向における現像剤160の量のばらつきが
抑えられ画質が向上する。図9は、本発明の現像装置の
第5の実施形態を示す概略構成図である。この現像装置
100には、第4の実施形態同様に案内路186が備え
られているが、この案内路186は、水平面に対して現
像剤160の安息角よりも大きな角度を有している。即
ち、現像剤160の安息角が37度であるのに対して案
内路186は水平面に対して70度の角度を持つ。ま
た、案内路186を形成している2枚の互いに平行な板
状部材の間の距離は、第4の実施形態の半分の3mmで
ある。このように板状部材の間の距離を小さくしても案
内路186の角度が急角度であるため、図10に示すよ
うな粉体ブリッジ188が生じることはなく、現像剤1
60は円滑に流れることができる。その結果、案内路1
86の出口187から流出する現像剤160の量が安定
する。
【0027】
【実施例】
(第1実施例)第1の実施形態の現像装置と、以下に説
明する現像剤とを用いて実験を行った。現像剤の磁性キ
ャリアは以下の方法で作製した。磁性キャリアの材料と
して、フェライト粒子(体積平均粒径:約50μm)1
00重量部と、トルエン14重量部と、スチレンメタク
リレート共重合体1.0重量部とを用意し、フェライト
粒子を除く上記成分をホモミキサーで10分間分散し、
被覆層形成液を調合した。この被覆層形成液とフェライ
ト粒子を真空脱気型ニーダに入れ、温度60℃において
30分撹拌した後、減圧してトルエンを留去して、フェ
ライト粒子の周囲を覆う樹脂被覆層を形成した。このよ
うにして作製した磁性キャリアの体積抵抗率は1011Ω
cmであった。
【0028】また、トナーは富士ゼロックスのACol
or635を用い、トナー濃度が6%となるように配合
した。撹拌後の帯電量は32μC/gであり、十分な帯
電量であった。第1の実施形態の現像装置内に上記の現
像剤を入れ、現像装置の駆動を行い、駆動開始の5分
後、10分後、および60分後に、層形成部材および第
1汲上ロール近傍の現像剤の状態を目視で観察した。特
に層形成部材と第1汲上ロールとの間に形成された滞留
部の均一性を観察した。その結果、滞留部の現像剤の量
は安定しており、現像マグロールの軸方向へのばらつき
は見られなかった。
【0029】次に上記実験に続いてさらに60分間現像
装置の駆動を続けた後、現像装置から現像剤を少量取り
出し、ブローオフによりトナーを吹き飛ばし磁性キャリ
アだけを回収した。この磁性キャリアに新たなトナーを
実験開始時の現像剤のトナー濃度と同じトナー濃度で添
加し、全体を撹拌した結果、撹拌後の帯電量は、実験開
始時の帯電量に対して10%低下した。この帯電量の低
下は現像剤へのストレスと強い相関があることがわかっ
ており、現像剤へのストレスは、磁性キャリア表面のト
ナー汚染や樹脂被覆層の摩耗・破壊を引き起こす。
【0030】図12に示す現像装置での同様の実験では
帯電量の低下が20%程度であり、また、図14に示す
従来の現像装置における同様の実験では約45%の帯電
量の低下が認められることから、本発明の現像装置はき
わめて現像剤へのストレスが少ないことがわかった。第
3の実験として、上記の現像剤を入れた第1の実施形態
の現像装置を画像形成装置に組み込んで、現像された画
像の均一性を確認しやすい、画像印字率が30%の全面
ハーフトーンを形成させた。その結果、画像にむらは認
められず均一な画像であった。これは、滞留部における
現像剤の量が安定しているために現像剤層の形成が安定
的に行われたからである。
【0031】(第2実施例)第3の実施形態の現像装置
と、第1実施例で用いた現像剤とを用いて第1実施例と
同様の3つの実験を行った。現像剤の状態を目視観察し
た結果、滞留部における現像剤の量は常に一定の量を保
っていることが確認された。また、滞留部は層形成部材
と堰止誘導部材との間の空間に限定されているために、
現像マグロールの中心軸と水平面とのなす角度が約3度
になるように現像装置を傾けても滞留部が現像マグロー
ルの中心軸方向に偏ることはなかった。また、滞留部に
流れ込めなかった現像剤が速やかに第1汲上ロールによ
って上方へ搬送されることを確認した。
【0032】また、帯電量の低下は第1実施例よりも若
干少ない7%であった。これは滞留部から溢れた現像剤
が現像マグロール上で滞留することなく、直接第1汲上
ロールによって搬送されるため、現像剤へのストレスが
より低減されたからである。さらに、画像印字率が30
%の全面ハーフトーンを形成させた結果、画像にむらは
認められず均一な画像であった。これは、第1実施例同
様、滞留部の量が安定しているため現像剤層の形成が安
定して行われたからである。また、現像マグロールの中
心軸と水平面とのなす角度が約3度になるように現像装
置を傾けても画像濃度が偏ることはなかった。
【0033】(第3実施例)第4の実施形態の現像装置
と第1実施例で用いた現像剤とを用いて第1実施例と同
様の3つの実験を行った。現像剤の状態を目視によって
観察した結果、滞留部における現像剤は常に一定の量を
保っていることが確認された。また、滞留部上にある案
内路を介して、現像マグロールの中心軸方向に対して均
等に現像剤の供給が行われているため、現像マグロール
の中心軸と水平面とのなす角度が約3度になるように現
像装置を傾けても滞留部が現像マグロールの中心軸方向
に偏ることはなかった。
【0034】また、帯電量の低下は第1実施例の場合と
ほぼ同じ14%であった。さらに、画像印字率が30%
の全面ハーフトーンを形成させた結果、画像にむらは認
められず均一な画像であった。これは、第1実施例同
様、滞留部の量が安定しているため現像剤層の形成が安
定して行われたからである。また、第2実施例同様、現
像マグロールの中心軸と水平面とのなす角度が約3度に
なるように現像装置を傾けても画像濃度が偏ることはな
かった。
【0035】(第4実施例)第5の実施形態の現像装置
と第1実施例で用いた現像剤とを用いて第1実施例と同
様の3つの実験を行った。現像剤の状態を目視によって
観察した結果、第3実施例同様、滞留部における現像剤
は常に一定の量を保っていることが確認され、現像装置
を第3実施例同様に傾けても滞留部の偏りは生じなかっ
た。また、現像装置の駆動を一旦止めて24時間放置し
た後再度5分間の駆動を行ったところ、案内路の出口か
らの現像剤の流れは一定で、粉体ブリッジが形成された
形跡は見られなかった。
【0036】また、帯電量の低下は第1実施例とほぼ同
じ12%であった。さらに、画像印字率が30%の全面
ハーフトーンを形成させた結果、第3実施例同様に、画
像にむらは認められず均一な画像であり、現像装置を第
3実施例同様に傾けても画像濃度が偏ることはなかっ
た。 (第5実施例)第1の実施形態の現像装置と、以下に説
明する現像剤とを用いて第1実施例と同様の3つの実験
を行った。
【0037】現像剤の磁性キャリアは以下の方法で作製
した。磁性キャリアの材料として、フェライト粒子(体
積平均粒径:約50μm)100重量部と、トルエン1
4重量部と、ジエチルアミノエチルメタクリレート/ス
チレン/メチルメタクリレート共重合体(共重合比4/
20/76)1.0重量部と、酸化金属粉(導電粉)3
0vol.%(被覆材料中)とを用意し、フェライト粒
子を除く上記成分をホモミキサーで10分間分散して被
覆層形成液を調合した。この被覆層形成液とフェライト
粒子を真空脱気型ニーダに入れ、温度60℃において3
0分間撹拌した後、減圧しトルエンを留去してフェライ
ト粒子の周囲に樹脂被覆層を形成した。このようにして
作製した磁性キャリアの体積抵抗率は107 Ωcmであ
った。
【0038】また、トナーは第1実施例同様に富士ゼロ
ックスのAColor635を用いた。現像剤を目視で
観察した結果、滞留部の現像剤の量は安定しており、現
像マグロールの軸方向にばらついていることもなかっ
た。また、現像マグロールの中心軸と水平面とのなす角
度が約3度になるように現像装置を傾けると、滞留部の
現像剤は偏った。
【0039】また、帯電量の低下は第1実施例同様10
%であった。さらに、画像印字率が30%の全面ハーフ
トーンを形成させた結果、画像にむらは認められず均一
な画像であり、現像マグロールの中心軸と水平面とのな
す角度が約3度になるように現像装置を傾けても画像濃
度が偏ることはなかった。これは、体積抵抗率が107
Ωcmという導電性の良い磁性キャリアを用いたため、
図11に示すように、磁性キャリア300とトナー40
0によって形成される磁気ブラシ中の電界がゼロとな
り、いわゆる仮想現像電極の位置が像担持体200に近
接することになったと考えられる。このため、トナーを
転移させる電界は磁気ブラシの先端付近と像担持体20
0の表面との間(図11の線Bの左側)に形成され、電
界のおよぶトナー400は、磁気ブラシの先端付近即ち
像担持体200の近傍に存在するトナー400に限られ
たと考えられる。この結果、滞留部の偏りのために現像
剤層の厚さに偏りが生じても画像濃度に偏りが生じなか
ったと考えられる。
【0040】
【発明の効果】本発明の現像装置によれば、現像剤の搬
送および供給を行う方向が上下方向であっても長期にわ
たって現像剤が劣化しにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像装置の第1の実施形態を示す概略
構成図である。
【図2】滞留部周辺の現像剤の様子を示す模式的拡大図
である。
【図3】本発明の現像装置の第2の実施形態を示す概略
構成図である。
【図4】滞留部周辺の現像剤の様子を示す模式的拡大図
である。
【図5】本発明の現像装置の第3の実施形態を示す概略
構成図である。
【図6】堰止誘導部材周辺の現像剤の様子を示す模式的
拡大図である。
【図7】本発明の現像装置の第4の実施形態を示す概略
構成図である。
【図8】案内路の出口周辺の現像剤の様子を示す模式的
拡大図である。
【図9】本発明の現像装置の第5の実施形態を示す概略
構成図である。
【図10】案内路内の粉体ブリッジの様子を表す図であ
る。
【図11】磁気ブラシ先端の電界を示す図である。
【図12】現像装置の一例を示す模式図である。
【図13】タンデム方式のフルカラーディジタル画像形
成装置を示す模式図である。
【図14】現像装置の従来例を示す模式図である。
【符号の説明】
100,500,800 現像装置 110,510 磁石ロール 111,511 固定磁石 120,520 スリーブ 130,810 現像マグロール 140 第1汲上ロール 150 第2汲上ロール 830 汲上ロール 160,530,820 現像剤 161,162,163,164 滞留部 170,550,840 現像剤撹拌室 171,551 スクリューオーガ 180 供給口 185 シュート 186 案内路 187 出口 190,540,850 層形成部材 191 分割部材 192 堰止誘導部材 200,600,900 像担持体 300 磁性キャリア 400,531 トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福原 琢 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像を担持して所定の方向に移動する
    像担持体上の静電潜像を、磁性を有する粒状の磁性キャ
    リアとトナーとが混合されてなる現像剤によって所定の
    現像領域において可視化する現像装置において、 前記現像領域において前記像担持体に表面が近接もしく
    は接触するように配置された、該表面に現像剤の層を担
    持して循環移動する現像剤担持体と、 前記現像剤を前記現像剤担持体上に該現像剤担持体の上
    方から供給する供給手段と、 前記供給手段によって供給された現像剤を所定の厚さの
    層に形成する層形成部材と、 前記現像剤担持体の表面に対向するように配置された、
    前記現像剤を該現像剤担持体上から該現像剤担持体の上
    方へ搬送する搬送機構とを備え、 前記層形成部材と前記搬送機構との間の前記現像剤担持
    体上に、前記供給手段によって該現像剤担持体上に供給
    された現像剤が上方に空間を保ちつつ滞留してなる滞留
    部が形成されてなることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】前記滞留部を、前記層形成部材側と前記搬
    送機構側とに分割する分割部材を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の現像装置
  3. 【請求項3】前記層形成部材と前記搬送機構との間に配
    置され、前記供給手段から供給された現像剤を堰き止め
    ることにより前記滞留部を形成するとともに、溢れ出た
    現像剤を前記搬送機構へ誘導する堰止誘導部材を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  4. 【請求項4】前記供給手段が、前記滞留部上に出口が形
    成されてなる案内路を有し、該案内路を介して前記現像
    剤を供給するものであることを特徴とする請求項1記載
    の現像装置。
  5. 【請求項5】前記案内路が、水平面に対して前記現像剤
    の安息角よりも大きな角度を有するものであることを特
    徴とする請求項4記載の現像装置。
  6. 【請求項6】前記現像剤を水平方向に搬送しながら撹拌
    するスクリューを有する現像剤撹拌室を備え、該現像剤
    攪拌室の該スクリューによる該現像剤の搬送方向に対し
    て平行な壁面に、前記供給手段を構成する、該搬送方向
    前方に向かって幅が漸増するテーパ状の供給口が設けら
    れてなるものであることを特徴とする請求項1記載の現
    像装置。
  7. 【請求項7】前記磁性キャリアが、平均粒径30μm以
    上のフェライトのコアの表面に樹脂が被覆されてなるも
    のであることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  8. 【請求項8】前記磁性キャリアが、107 Ω・cm以下
    の体積抵抗率を有するものであることを特徴とする請求
    項1記載の現像装置。
JP9217787A 1997-08-12 1997-08-12 現像装置 Pending JPH1165247A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9217787A JPH1165247A (ja) 1997-08-12 1997-08-12 現像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9217787A JPH1165247A (ja) 1997-08-12 1997-08-12 現像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1165247A true JPH1165247A (ja) 1999-03-05

Family

ID=16709727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9217787A Pending JPH1165247A (ja) 1997-08-12 1997-08-12 現像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1165247A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006301065A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Konica Minolta Business Technologies Inc 現像装置及び画像形成装置
US7412194B2 (en) 2005-04-26 2008-08-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Developing apparatus
US8637218B2 (en) 2011-09-14 2014-01-28 Ricoh Company, Ltd. Carrier for developing electrostatic latent image and developer
US8663892B2 (en) 2011-09-08 2014-03-04 Ricoh Company, Ltd. Latent electrostatic image developing carrier, process cartridge and image forming apparatus
EP2708951A1 (en) 2012-09-18 2014-03-19 Ricoh Company, Ltd. Carrier for two-component developer, electrostatic latent image developer, and image forming method
US8778587B2 (en) 2011-10-19 2014-07-15 Ricoh Company, Ltd. Carrier for electrostatic latent image developer, electrostatic latent image developer formed of carrier and toner, and process cartridge using the developer
US9086647B2 (en) 2012-09-12 2015-07-21 Ricoh Company, Ltd. Developing device that suppresses hysteresis
US9146487B2 (en) 2012-07-20 2015-09-29 Ricoh Company, Ltd. Carrier for developing electrostatic latent image, and electrostatic latent image developer
US9298119B2 (en) 2013-03-04 2016-03-29 Ricoh Company, Ltd. Carrier for two-component developer, two-component developer using the carrier, and image forming method and process cartridge using the two-component developer
US9304427B2 (en) 2011-09-16 2016-04-05 Ricoh Company, Ltd. Carrier for developing an electrostatic latent image, developer and image forming apparatus

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006301065A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Konica Minolta Business Technologies Inc 現像装置及び画像形成装置
JP4742656B2 (ja) * 2005-04-18 2011-08-10 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 現像装置及び画像形成装置
US7412194B2 (en) 2005-04-26 2008-08-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Developing apparatus
US8663892B2 (en) 2011-09-08 2014-03-04 Ricoh Company, Ltd. Latent electrostatic image developing carrier, process cartridge and image forming apparatus
US8637218B2 (en) 2011-09-14 2014-01-28 Ricoh Company, Ltd. Carrier for developing electrostatic latent image and developer
US9304427B2 (en) 2011-09-16 2016-04-05 Ricoh Company, Ltd. Carrier for developing an electrostatic latent image, developer and image forming apparatus
US8778587B2 (en) 2011-10-19 2014-07-15 Ricoh Company, Ltd. Carrier for electrostatic latent image developer, electrostatic latent image developer formed of carrier and toner, and process cartridge using the developer
US9146487B2 (en) 2012-07-20 2015-09-29 Ricoh Company, Ltd. Carrier for developing electrostatic latent image, and electrostatic latent image developer
US9086647B2 (en) 2012-09-12 2015-07-21 Ricoh Company, Ltd. Developing device that suppresses hysteresis
EP2708951A1 (en) 2012-09-18 2014-03-19 Ricoh Company, Ltd. Carrier for two-component developer, electrostatic latent image developer, and image forming method
US9298119B2 (en) 2013-03-04 2016-03-29 Ricoh Company, Ltd. Carrier for two-component developer, two-component developer using the carrier, and image forming method and process cartridge using the two-component developer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3127594B2 (ja) 現像装置
JP4167002B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP3382541B2 (ja) 現像装置
JPH1165247A (ja) 現像装置
US7289754B2 (en) Image forming apparatus
JP2003323043A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JPH11212345A (ja) 現像装置
JP2005315909A (ja) 画像形成装置
AU2007201595B2 (en) Developing device and image forming apparatus including same
JPH083684B2 (ja) 現像装置
JP2003323052A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JPH1144997A (ja) 現像装置
JP2018077339A (ja) 現像装置
JP3227978B2 (ja) 電子写真装置の現像装置
JP4890099B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JPH0619296A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP2004280092A (ja) 現像装置及びタンデム型カラー画像形成機
JP2000056566A (ja) 現像装置
JPH06222673A (ja) 現像装置
JPH11174807A (ja) 現像装置
JP2001201927A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2002139916A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JPH11231626A (ja) 現像装置
JPH11184225A (ja) 現像装置
JPH01321459A (ja) 現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040204