JPH1164033A - オドトリップ装置 - Google Patents

オドトリップ装置

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Publication number
JPH1164033A
JPH1164033A JP9221716A JP22171697A JPH1164033A JP H1164033 A JPH1164033 A JP H1164033A JP 9221716 A JP9221716 A JP 9221716A JP 22171697 A JP22171697 A JP 22171697A JP H1164033 A JPH1164033 A JP H1164033A
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JP
Japan
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switch
wiring board
trip
knob
hard wiring
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JP9221716A
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English (en)
Inventor
Kenji Yagi
健次 八木
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンビネーションメータ内への設置位置の自
由度を拡大し、これによってメータ自体のデザイン上の
制約をも解除することができること。 【解決手段】 液晶表示部3とバックライト機構とを備
えた本体部2と、この本体部2に導通するスイッチ4と
スイッチ4をON,OFFさせるトリップノブ5とを備
えたスイッチ機構6とからなり、コンビネーションメー
タ100内に組み込まれるオドトリップ装置1におい
て、コンビネーションメータ100が複数のムーブメン
トに共通して導通する硬質配線基板8を有しており、本
体部2が硬質配線基板8に取り付けられており、スイッ
チ機構6が本体部2とは別個に硬質配線基板8に取り付
けられるスイッチ4を備えて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンビネーショ
ンメータ内に組み込まれるオドトリップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のオドトリップ装置は、特開平8−
201811号公報に開示されている。このオドトリッ
プ装置は、走行記録を表示する液晶表示部とこの液晶表
示部を照明するバックライト機構とを備えた本体部と、
この本体部に導通するスイッチと軸方向移動により前記
スイッチをON,OFFさせるトリップノブとを備えた
スイッチ機構とが一個のケース体内に組み込まれてユニ
ット化されて構成されており、このユニット化された一
体物としてコンビネーションメータ内に組み込まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のオ
ドトリップ装置は、前記したようにユニット化されて構
成されるものであるから、本体部とスイッチ機構との相
対位置が固定されて、オドトリップ装置が組み込まれる
コンビネーションメータのデザインによっては本体部の
液晶表示部が見にくかったり、あるいは/及びスイッチ
機構のトリップノブが操作しぬくかったりする不具合が
生じるので、自ずとメータ自体がデザイン上の制約を受
けるという課題を有している。
【0004】そこで、この発明は、コンビネーションメ
ータ内への設置位置の自由度を拡大し、これによってメ
ータ自体のデザイン上の制約をも解除することができる
オドトリップ装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、走行記録を表示する液晶表示部
とこの液晶表示部を照明するバックライト機構とを備え
た本体部と、この本体部に導通するスイッチと軸方向移
動により前記スイッチをON,OFFさせるトリップノ
ブとを備えたスイッチ機構とからなり、コンビネーショ
ンメータ内に組み込まれるオドトリップ装置において、
前記コンビネーションメータが複数の計器のムーブメン
トに共通して導通する硬質配線基板を有して構成されて
おり、前記本体部が前記硬質配線基板に取り付けられて
構成されており、前記スイッチ機構が前記本体部とは別
個に前記硬質配線基板に取り付けられる前記スイッチを
備えて構成されていることを特徴としている。
【0006】このため請求項1記載の発明では、スイッ
チ機構と本体部とは別体として構成され、それぞれ別個
に硬質配線基板上の適所を選択して設置することができ
る。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1に
記載のオドトリップ装置であって、前記スイッチ機構
が、前記コンビネーションメータのメータケースの壁部
内面に一体に形成されたホルダ部に軸方向移動可能に取
り付けられた前記トリップノブと、前記硬質配線基板上
で前記トリップノブに対応する位置に取り付けられた前
記スイッチとから構成されていることを特徴としてい
る。
【0008】このため請求項2記載の発明では、スイッ
チ機構はメータケースの壁部内面を加味した硬質配線基
板上の適所を選択してメータケースの壁部内面側にトリ
ップノブを、硬質配線基板側にスイッチを設置して構成
することができる。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項1に
記載のオドトリップ装置であって、前記スイッチ機構
が、前記硬質配線基板上に設けられたホルダ部に軸方向
移動可能に取り付けられた前記トリップノブと、前記硬
質配線基板上で前記トリップノブに対応する位置に取り
付けられた前記スイッチとから構成されていることを特
徴としている。
【0010】このため請求項3記載の発明では、スイッ
チ機構は硬質配線基板上の適所を選択して該適所にトリ
ップノブ及びスイッチを設置して構成することができ
る。
【0011】また、請求項4記載の発明は、請求項1に
記載のオドトリップ装置であって、前記スイッチ機構
が、前記コンビネーションメータのメータケースの前面
に取り付けられる見返しの裏面に設けられたホルダ部に
軸方向移動可能に取り付けられた前記トリップノブと、
前記硬質配線基板上で前記トリップノブに対応する位置
に取り付けられた前記スイッチとから構成されているこ
とを特徴としている。
【0012】このため請求項4記載の発明では、スイッ
チ機構は見返しの裏面を加味した硬質配線基板上の適所
を選択して見返しの裏面側にトリップノブを、硬質配線
基板側にスイッチを設置して構成することができる。
【0013】また、請求項5記載の発明は、請求項2に
記載のオドトリップ装置であって、前記トリップノブ
が、前記ホルダ部に取り付けられるノブ本体と、このノ
ブ本体に係合されて前記スイッチ上に載置されると共に
前記硬質配線基板に穿設された案内孔に沿って上下動可
能に取り付けられた押し板とから構成されていることを
特徴としている。
【0014】このため請求項5記載の発明では、トリッ
プノブがそれぞれ別個に案内されるノブ本体と押し板と
から構成されているので、スイッチに真近に位置する押
し板の作動をノブ本体の作動の如何に拘らず正確に確保
することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0016】図1は、本発明の第1実施形態としてのオ
ドトリップ装置1を示す。このオドトリップ装置1は、
走行記録を表示する液晶表示部3とこの液晶表示部3を
照明するバックライト機構(図示せず)とを備えた本体
部2と、この本体部2に導通するスイッチ4と軸方向移
動により前記スイッチ4をON,OFFさせるトリップ
ノブ5とを備えたスイッチ機構6とからなり、コンビネ
ーションメータ100内に組み込まれている。このとき
コンビネーションメータ100は、メータ内に組み込ま
れるスピードメータ,タコメータ,燃料計,水温計等複
数の計器のムーブメント(図示せず)に共通して導通す
る硬質配線基板8を有して構成されており、オドトリッ
プ装置1はその本体部2が硬質配線基板8に取り付けら
れて構成されると共に、そのスイッチ機構6が本体部2
とは別個に硬質配線基板8に取り付けられるスイッチ4
を備えて構成されている。
【0017】すなわちオドトリップ装置1は、本体部2
が液晶表示部3とバックライト機構とがケース7内に組
み込まれてユニット化されて構成されて硬質配線基板8
上に取り付けられており、スイッチ機構6がコンビネー
ションメータ100のメータケース101の壁部内面1
01aに一体に形成されたホルダ部9に軸方向移動可能
に取り付けられたトリップノブ5と硬質配線基板8上で
トリップノブ5に対応する位置に取り付けられたスイッ
チ4とから構成されている。
【0018】トリップノブ5は、円柱状の操作部5a
と、この操作部5aの下端に同心上に延設された平角柱
状の案内杆5eと、操作部5aと案内杆5eとの境界部
位に形成されたフランジ部5dと、このフランジ部5d
の対向部位に下方に延設された下端に係止爪5fを有す
る弾性係止片5c,5cと、フランジ部5dから下方に
延設された下端に押圧片5gを有する押圧部5bとを有
して構成されている。
【0019】一方このトリップノブ5を保持するホルダ
部9は、上端面に案内孔9aが穿設され、両側部に縦方
向の係合溝9bが形成されたブロック状体としてメータ
ケース101の壁部内面101aに一体に形成されてい
る。
【0020】そしてトリップノブ5は、案内杆5eにリ
ターンスプリング10を外挿し、押圧片5gを硬質配線
基板8上に取り付けたスイッチ4上に対向させてホルダ
部9の上方から両弾性係止片5c,5cを外側へ押し広
げるようにして押し込むことにより案内杆5eを案内孔
9aに挿入すると共に弾性係止片5cの係止爪5fを係
合溝9bに嵌入させてホルダ部9に取り付けられる。こ
のように取り付けたトリップノブ5はリターンスプリン
グ10により上方へ付勢されると共に係止爪5fの係合
溝9bの上端部への係合により抜止めが図られてホルダ
部9に保持される。また硬質配線基板8上に取り付けら
れたスイッチ4は硬質配線基板8に形成された回路導体
により本体部2に導通している。なお、図1中符号10
2は硬質配線基板8に半田付けされて計器のムーブメン
トに電気的に接続する接続端子であり、符号103は照
明用光源である。
【0021】このようにトリップノブ5は、案内杆5e
の案内孔9a内の摺動及び係止爪5fの係合溝9b内の
摺動により案内されて軸方向移動可能にホルダ部9に保
持されており、硬質配線基板8上で押圧部5bの押圧片
5gに対応する位置に取り付けられたスイッチ4と共に
スイッチ機構6を構成している。そしてこのスイッチ機
構6は硬質配線基板8の他所に取り付けた本体部2と共
にオドトリップ装置1を構成しており、このオドトリッ
プ装置1はトリップノブ5の軸方向移動により押圧部5
bの押圧片5gを介してスイッチ4をON,OFFして
本体部2の駆動を制御することができるようになってい
る。
【0022】このように構成されたオドトリップ装置1
は、スイッチ機構6と本体部2とは別体として構成さ
れ、それぞれ別個に硬質配線基板8上の適所を選択して
設置することができる。特にスイッチ機構6はメータケ
ース101の壁部内面101aを加味した硬質配線基板
8上の適所を選択してメータケース101の壁部内面1
01a側にトリップノブ5を、硬質配線基板8側にスイ
ッチ4を設置して構成することができる。このためオド
トリップ装置1はメータケース101内の設置位置の自
由度が拡大し、これによってメータ100自体のデザイ
ン上の制約をも解除することができるものとなってい
る。
【0023】図2は、本発明の第2実施形態としてのオ
ドトリップ装置20を構成するスイッチ機構16を示
す。このオドトリップ装置20の他の構成要素としての
本体部は第1実施形態と同様にスイッチ機構16とは別
体に構成され、スイッチ機構16とは別の箇所の硬質配
線基板8上に設置される。
【0024】このスイッチ機構16はホルダ部9の設置
箇所が異なるだけで、他の構成は前述したスイッチ機構
6と同様になっている。すなわちスイッチ機構16は硬
質配線基板8上に設置されたホルダ部9を有して構成さ
れている。このときホルダ部9は下部に突起9c,9c
を有して形成されており、この突起9cを硬質配線基板
8に穿設された貫通孔8aに透通させると共に、その透
通端を溶着する(図2(b))ことにより硬質配線基板
8上に設置されている。このホルダ部9の固定手段は前
記溶着の他、ねじ止めによっても行うことができること
は勿論である。そしてスイッチ機構16はこの硬質配線
基板8上に設置されたホルダ部9に、前述したスイッチ
機構6と同様にトリップノブ5を組み付け、硬質配線基
板8上に設置されたスイッチ4との組み合わせにより構
成される。
【0025】このようにオドトリップ装置20は、スイ
ッチ機構16が本体部の設置位置に拘らず硬質配線基板
8上の適所を選択して該適所にトリップノブ5及びスイ
ッチ4を設置して構成することができるので、メータケ
ース内の設置自由度が拡大し、これにより前述したオド
トリップ装置1と同様の作用効果を奏することができ
る。
【0026】図3は、本発明の第3実施形態としてのオ
ドトリップ装置30を構成するスイッチ機構26を示
す。このオドトリップ装置30の他の構成要素としての
本体部は第1実施形態と同様にスイッチ機構26とは別
体に構成され、スイッチ機構26とは別の箇所の硬質配
線基板8上に設置される。
【0027】このスイッチ機構26は、別体に形成した
ノブ本体15と押し板13とからトリップノブ50を構
成した点が異なるだけで、他の構成は前述したスイッチ
機構6と同様に構成されている。
【0028】すなわちトリップノブ50は、ホルダ部9
に取り付けられるノブ本体15と、このノブ本体15に
係合されてスイッチ4上に載置されると共に硬質配線基
板8に穿設された案内孔8aに沿って上下動可能に取り
付けられた押し板13とから構成されている。
【0029】ノブ本体15は、スイッチ機構6のトリッ
プノブ5の押圧部5b以外の構成要素を全て有し、かつ
フランジ部5dに係合突起15aを形成して構成されて
おり、トリップノブ5と同様にリターンスプリング10
で上方へ付勢された状態で、メータケース101の壁部
内面101aに一体に形成されホルダ部9に保持されて
いる。
【0030】また押し板13は、板状の押圧片13a
と、この押圧片13a上に起立形成した支柱13bとを
有して略L字形状に形成されており、押圧片13aの両
側部には下端に係止爪13dを有する弾性案内片13
c,13cが一体に形成されており、かつ支柱13bの
上端面には係合凹部13eが形成されている。この押し
板13は、弾性案内片13cを硬質配線基板8に穿設さ
れた案内孔8aに透通させると共に係止爪13dを案内
孔8aに係止させて上方への抜け止めを図り、かつ押圧
片13aの下面を硬質配線基板8上に取り付けたスイッ
チ4に当接させて取り付けられている(図3(b))。
この取り付け状態の押し板13は弾性案内片13cの案
内孔8aに対する摺動に案内されて上下動する。
【0031】そしてこのように取り付けられたノブ本体
15と押し板13とは、図3(a)に示すように押し板
13の係合凹部13eにノブ本体15の係合突起15a
を係合させてスイッチ機構26を構成している。
【0032】このように構成されたオドトリップ装置3
0は、前述したオドトリップ装置1と同様にメータケー
ス内の設置自由度が拡大して同様の作用効果を奏するこ
とができると共に、トリップノブ50がそれぞれ別個に
案内されるノブ本体15と押し板13とから構成されて
いるので、スイッチ4に真近に位置する押し板13の作
動をノブ本体15の作動の如何に拘らず正確に確保する
ことができる。
【0033】図4及び図5は、本発明の第4実施形態と
してのオドトリップ装置40を構成するスイッチ機構3
6を示す。このオドトリップ装置40の他の構成要素と
しての本体部は第1実施形態と同様にスイッチ機構36
とは別体に構成され、スイッチ機構36とは別の箇所の
硬質配線基板8上に設置される。
【0034】このスイッチ機構36は、コンビネーショ
ンメータのメータケースの前面に取り付けられる見返し
104の裏面に設けられたホルダ部9に軸方向移動可能
に取り付けられたトリップノブ25と、硬質配線基板8
上でトリップノブ25に対応する位置に取り付けられた
スイッチ4とから構成されている(図5参照)。なお図
5中、符号105は文字板である。
【0035】ホルダ部9は、中央部に貫通孔9cを両側
部に係合溝9bをそれぞれ形成し、一側端面にばね固着
部9dを形成したブロック状体で構成されており、貫通
孔9cの開口部を見返し104に穿設した透通孔104
aに合致させると共に他側端面を見返し104の裏面に
当接させて固着されている。
【0036】またトリップノブ25は、円柱状の操作部
25aと、この操作部25aの一端側に形成されたフラ
ンジ部25bと、このフランジ部25bの対向する両側
部位から操作部25aと平行になるように延設され端部
に係止爪25dを形成した弾性係止片25c,25c
と、フランジ部25bから操作部25aと反対側に延設
された端部に押圧片25fを有する押圧部25eとを有
して構成されている。なお、図4中、符号11は引っ張
りばねからなるリターンスプリングである。
【0037】そしてこのトリップノブ25は、リターン
スプリング11を操作部25aに外挿すると共にその一
端部11aをフランジ部25bに固着して取り付け、そ
の後操作部25aを貫通孔9cに挿入して操作部25a
の挿入端を見返し104の表面側に突出させると共に、
弾性係止片25cの係止爪25dを係合溝9bに嵌入さ
せ、かつリターンスプリング11の他端部11bをばね
固着部9dに固着してホルダ部9に取り付けられてい
る。
【0038】この取り付け状態は、図5(a)に示すよ
うにトリップノブ25がリターンスプリング11により
見返し104側に引き寄せられた状態になっていると共
に、押圧部25eの一部が文字板105の透通孔105
aを貫通して押圧片25fが硬質配線基板8上に取り付
けたスイッチ4上に対向したOFF状態になっている。
そして操作部25aをリターンスプリング11のばね力
に抗して押し込むことにより、図5(b)に示すように
押圧片25fがスイッチ4を押し込んでON状態とな
り、硬質配線基板8の他の箇所に設置した本体部(図示
せず)を駆動させることができる。
【0039】このように構成されたオドトリップ装置4
0は、スイッチ機構36が見返し104の裏面を加味し
た硬質配線基板8上の適所を選択して見返し104の裏
面側にトリップノブ25を、硬質配線基板8側にスイッ
チ4を設置して構成することができるので、前述したオ
ドトリップ装置1と同様にメータケース内の設置自由度
が拡大して同様の作用効果を奏することができると共
に、見返し104のデッドスペースの有効利用を図るこ
とができる。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば次の効果を奏することができる。
【0041】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
スイッチ機構と本体部とは別体として構成され、それぞ
れ別個に硬質配線基板上の適所を選択して設置すること
ができるのでメータケース内の設置位置の自由度が拡大
し、これによってメータ自体のデザイン上の制約をも解
除することができる。
【0042】また、請求項2記載の発明によれば、スイ
ッチ機構はメータケースの壁部内面を加味した硬質配線
基板上の適所を選択してメータケースの壁部内面側にト
リップノブを、硬質配線基板側にスイッチを設置して構
成することができるので、メータケース内の設置自由度
が拡大し、これにより前述した請求項1記載の発明と同
様の効果を奏することができる。
【0043】また、請求項3記載の発明によれば、スイ
ッチ機構は硬質配線基板上の適所を選択して該適所にト
リップノブ及びスイッチを設置して構成することができ
るのでメータケース内の設置自由度が拡大し、これによ
り前述した請求項1記載の発明と同様の効果を奏するこ
とができる。
【0044】また、請求項4記載の発明によれば、スイ
ッチ機構は見返しの裏面を加味した硬質配線基板上の適
所を選択して見返しの裏面側にトリップノブを、硬質配
線基板側にスイッチを設置して構成することができるの
で、メータケース内の設置自由度が拡大して請求項1記
載の発明と同様の効果を奏することができると共に、見
返しのデッドスペースの有効利用を図ることができる。
【0045】また、請求項5記載の発明によれば、請求
項1記載の発明の効果に加えて、トリップノブがそれぞ
れ別個に案内されるノブ本体と押し板とから構成されて
いるので、スイッチに真近に位置する押し板の作動をノ
ブ本体の作動の如何に拘らず正確に確保することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としてのオドトリップ装
置を適用したコンビネーションメータの要部斜視図であ
る。
【図2】本発明の第2実施形態としてのオドトリップ装
置のスイッチ機構を示し、(a)はその斜視図、(b)
はその取り付け状態を示す側面図である。
【図3】本発明の第3実施形態としてのオドトリップ装
置のスイッチ機構を示し、(a)はその斜視図、(b)
は押し板の取り付け状態を示す断面図である。
【図4】本発明の第4実施形態としてのオドトリップ装
置のスイッチ機構の要部を示す分解斜視図である。
【図5】図4のオドトリップ装置のスイッチ機構の作動
を説明する断面図で、(a)はスイッチのOFF状態
を、(b)はスイッチのON状態をそれぞれ示す。
【符号の説明】
1,20,30,40 オドトリップ装置 2 本体部 3 液晶表示部 4 スイッチ 5,25,50 トリップノブ 6,16,26,36 スイッチ機構 8 硬質配線基板 8a 案内孔 9 ホルダ部 13 押し板 15 ノブ本体 100 コンビネーションメータ 101 メータケース 101a 壁部内面(メータケースの)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行記録を表示する液晶表示部とこの液
    晶表示部を照明するバックライト機構とを備えた本体部
    と、この本体部に導通するスイッチと軸方向移動により
    前記スイッチをON,OFFさせるトリップノブとを備
    えたスイッチ機構とからなり、コンビネーションメータ
    内に組み込まれるオドトリップ装置において、 前記コンビネーションメータが複数の計器のムーブメン
    トに共通して導通する硬質配線基板を有して構成されて
    おり、 前記本体部が前記硬質配線基板に取り付けられて構成さ
    れており、 前記スイッチ機構が前記本体部とは別個に前記硬質配線
    基板に取り付けられる前記スイッチを備えて構成されて
    いることを特徴とするオドトリップ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のオドトリップ装置であ
    って、 前記スイッチ機構が、前記コンビネーションメータのメ
    ータケースの壁部内面に一体に形成されたホルダ部に軸
    方向移動可能に取り付けられた前記トリップノブと、前
    記硬質配線基板上で前記トリップノブに対応する位置に
    取り付けられた前記スイッチとから構成されていること
    を特徴とするオドトリップ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のオドトリップ装置であ
    って、 前記スイッチ機構が、前記硬質配線基板上に設けられた
    ホルダ部に軸方向移動可能に取り付けられた前記トリッ
    プノブと、前記硬質配線基板上で前記トリップノブに対
    応する位置に取り付けられた前記スイッチとから構成さ
    れていることを特徴とするオドトリップ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のオドトリップ装置であ
    って、 前記スイッチ機構が、前記コンビネーションメータのメ
    ータケースの前面に取り付けられる見返しの裏面に設け
    られたホルダ部に軸方向移動可能に取り付けられた前記
    トリップノブと、前記硬質配線基板上で前記トリップノ
    ブに対応する位置に取り付けられた前記スイッチとから
    構成されていることを特徴とするオドトリップ装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のオドトリップ装置であ
    って、 前記トリップノブが、前記ホルダ部に取り付けられるノ
    ブ本体と、このノブ本体に係合されて前記スイッチ上に
    載置されると共に前記硬質配線基板に穿設された案内孔
    に沿って上下動可能に取り付けられた押し板とから構成
    されていることを特徴とするオドトリップ装置。
JP9221716A 1997-08-18 1997-08-18 オドトリップ装置 Pending JPH1164033A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003038847A1 (fr) 2001-10-31 2003-05-08 Nippon Seiki Co.,Ltd Compteur de vehicule

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