JPH1163609A - 吸油テープ - Google Patents

吸油テープ

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Publication number
JPH1163609A
JPH1163609A JP9216396A JP21639697A JPH1163609A JP H1163609 A JPH1163609 A JP H1163609A JP 9216396 A JP9216396 A JP 9216396A JP 21639697 A JP21639697 A JP 21639697A JP H1163609 A JPH1163609 A JP H1163609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
groove
absorbing
oil absorption
tape
Prior art date
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Pending
Application number
JP9216396A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideichiro Suzuki
秀一郎 鈴木
Takako Iwahara
卓子 岩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MA Aluminum Corp
Original Assignee
Mitsubishi Aluminum Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Aluminum Co Ltd filed Critical Mitsubishi Aluminum Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンジフードの溝に受溜する油液を吸収し保
持することで、前記溝に油汚れが発生することを防止す
ること。 【解決手段】 レンジフード2の溝3に填設され、前記
溝3に受溜する油液を吸収する吸油テープ1であって、
吸油性材料により形成された吸油部材4と、この吸油部
材4の少なくとも1側面に貼設され前記吸油部材4の形
状を保持するためのシート部材5とを有すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油液を吸収し得る吸
油テープに係り、特に、レンジフードの溝の頑固な油汚
れを防止することのできる吸油テープに関する。
【0002】
【従来の技術】調理場に配設されているレンジフード
は、前記レンジフードの開口奥部に配設されるファンを
駆動させることにより、調理される魚や肉等から発生す
る油分を含んだ煤煙等を効率よく回収するためのもので
ある。そして、前記レンジフードを機能させれば、前記
油分を含んだ煤煙等の汚れ(以下、油汚れという)がレ
ンジフードの壁面に付着することは必至であり、この油
汚れを払拭する清掃は、かなりの手間と労力を必要とす
るのが常である。特に、一般的に使用されているレンジ
フードの開口端辺は、危険防止、美観確保を目的とし
て、さらには、レンジフードの内壁に付着して液化した
前記煤煙の油分等(以下、油液という)を受けること
(汁受け)を目的として、レンジフードの内側に溝を形
成するようにして折り曲げ形成されているものが多く、
この溝に受けられた廃油は粘性を有する頑固な油汚れと
なって、レンジフードの清掃作業をより困難なものにし
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、従来において
は、前記廃油を回収することができ、なおかつ前記溝に
頑固な油汚れを生じさせない有効な手段や機構がなかっ
た。
【0004】本発明は前記した点に鑑みなされたもの
で、レンジフードの溝に受溜する油液を吸収し保持する
ことで、前記溝に油汚れが発生することを防止すること
のできる簡便な吸油テープを提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係る本発明の吸油テープは、レンジフードの
溝に填設され、前記溝に受溜する油液を吸収する吸油テ
ープであって、吸油性材料により形成された吸油部材
と、この吸油部材の少なくとも1側面に貼設され前記吸
油部材の形状を保持するためのシート部材とを有するこ
とを特徴とする。
【0006】本発明によれば、シート部材により吸油部
材の形状をほぼ一定に保つことができるので、使用の際
の取り扱いを容易にできるものである。
【0007】また、請求項2に記載の本発明の吸油テー
プは、請求項1に記載の吸油テープの吸油部材は、不織
布により形成されていることを特徴とする。
【0008】本発明によれば、不織布により、効率的に
油液を吸着させることができる。
【0009】そして、請求項3に記載の本発明の吸油テ
ープは、請求項1または請求項2に記載の吸油テープの
前記シート部材には、防油加工が施されていることを特
徴とする。
【0010】本発明によれば、吸油テープをレンジフー
ドの溝に対して前記シート部材が溝の底壁内面と対向す
るように填設することで、前記吸油部材に含まれた油液
がシート部材を通過して溝を汚すことを防止することが
できる。
【0011】また、請求項4に記載の吸油テープは、請
求項1乃至3のいずれか1項に記載の吸油テープであっ
て、前記シート部材の吸油部材への貼設面の裏面には、
接着層が形成されていることを特徴とする。
【0012】本発明によれば、吸油テープをレンジフー
ドの溝の内壁に前記接着層を介して接着させることがで
きる。
【0013】請求項5に記載の吸油テープは、請求項1
乃至4のいずれか1項に記載の吸油テープであって、前
記シート部材は、前記吸油部材の隣接する2側面に貼設
されていることを特徴とする。
【0014】本発明によれば、吸油テープをその吸油部
材のいずれの面を溝の底壁内面に対向させて填設して
も、吸油テープの形状をさらに強固に保つことができ、
前記吸油部材に含まれた油液がシート部材を通過して溝
を汚すことを防止することができ、さらには、レンジフ
ードの溝の内壁にさらに強固に接着させることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図5を参照して説明する。
【0016】図1は本発明に係る吸油テープの第1実施
形態を示したもので、本実施形態の吸油テープ1は、レ
ンジフード2の溝3に填設し、前記溝3に受溜する油液
を吸収させるものであり、前記吸油テープ1は、前記油
液を吸着する吸着部材4と、その吸着部材4の側面に貼
設され、前記吸油部材4の形状を保持する役割を果たす
ことができるシート部材5とから構成されている。
【0017】前記吸油部材4としては、例えばスポンジ
などの発泡体や不織布など、前記油液をその内部に吸収
して保持することができるものを用いる。そして、本実
施形態において、前記吸油部材4は、断面を15mm×
20mmの略長方形状とした長尺なテープ状に形成され
ている。
【0018】前記吸油部材4の幅20mmに形成された
一側面の全面には、図示しない接着剤をもって前記シー
ト部材5が貼設されている。本実施形態のシート部材5
としては防油加工が施された紙の平シートを用いること
とする。しかし、前記シート部材5は前述の構成に限る
ことなく、吸収した油液が前記吸油部材4を通過してし
まうことを他の手段で対策すれば防油加工の必要はな
く、例えば、ネット状のシート等を用いることも可能と
なる。
【0019】次に、本実施形態の吸油テープ1を20m
mの幅を有するレンジフードの溝3に取り付ける取付方
法および作用について説明する。
【0020】まず、取付ける溝3の長さを測定し、長尺
状の吸油テープ1を前記溝3の長さサイズに合わせてカ
ットする。
【0021】本実施形態の吸油テープ1は不織布や発泡
体などと紙とにより構成されているので、一般的なハサ
ミやカッタで簡単に所望の長さにカットすることができ
る。
【0022】そして、予め油汚れを除去した溝3に、長
さ方向の位置を確認しながら、図2に示すように、吸油
テープ1を前記シート部材5が前記溝3の底壁内面3a
と対向するように填設する。
【0023】このとき、吸油テープ1は、前記シート部
材5により形状を保持されつつ、しかも、不織布により
構成された吸油部材4は不織布の有する柔軟性により溝
3の形状に添いながら、前記溝3にセットされることと
なる。
【0024】このように、本発明によれば、吸油テープ
1は形状をほぼ一定としつつ、適度な柔軟性を有してい
るので、溝3に対する取付けを容易に行えるものであ
る。
【0025】そして、溝3に填設された吸油テープ1
は、前記溝3に溜まる油液を吸油部材4が吸収すること
で、前記油液によりレンジフード2の溝3が汚れること
を防止することができる。さらに、本実施形態において
は、防油加工が施されたシート部材5を溝3の底壁内面
3aと対向するように填設しているので、前記吸油部材
4に含まれた油液が、万が一、吸油部材4を通過しても
前記シート部材5においてくい止めることができるの
で、前記油液がレンジフード2の溝3を汚すことを確実
に防止することができる。使用した吸油テープ1は、適
当な時期に、新たな吸油テープ1と交換することはいう
までもない。
【0026】なお、両面テープ等の接着剤を用いて、前
記シート部材5の吸油部材4が貼設された面と反対側の
面(裏面)を溝3の底壁内面3aに対して部分的に接着
させて、吸油テープ1をより確実に前記溝3内に配設し
てもよい。さらには、前記シート部材5の吸油部材4が
貼設された面と反対側の面(裏面)に、両面テープ等の
接着層6を予め形成しておくことも可能である。
【0027】図3は、前記第1実施形態の吸油テープ1
を15mm未満の幅を有するレンジフードの溝3に填設
した填設例を示している。
【0028】前述のように、第1実施形態に用いた吸油
テープ1は、前記吸油部材4が、断面を15mm×20
mmの略長方形状とした長尺なテープ状に形成されてお
り、幅20mmとされた一側面全面にはシート部材5が
貼設されている。
【0029】そして、本実施形態では、幅15mmに形
成された一側面を溝の底壁内面3aに対向させ、シート
部材5が貼設された幅20mmの面は溝3の一側壁内面
に対向させるようにして填設する。
【0030】本実施形態の場合においても、吸油部材4
を溝3の形状に添わせながら前記溝3に対して容易に填
設することができ、溝3に填設された吸油テープ1は、
前記溝3に溜まる油液を吸収するので、前記油液により
レンジフード2の溝3が汚れることを防止することがで
きる。
【0031】なお、本実施形態においては、防油加工が
施されたシート部材5は溝3の一側壁内面と対向するよ
うに填設されているので、前記シート部材5をもって吸
油部材4に含まれた油液がその許容量を超えて多量とな
った場合に前記吸油部材4を通過してしまうことを遮断
することはできない。しかし、本実施形態の場合には、
図3に示すように、前記溝3の底壁内面3aに対向する
幅15mmに形成された一側面の全面に防油性を有する
テープまたは両面テープを貼設し、接着層6を設けるこ
とにより、万一の場合の油液の通過を防止することがで
きる。前記接着層6を設けた場合には、前記吸油テープ
1が溝3内により確実に配設することが可能となる。
【0032】このように、前記吸油部材4を断面長方形
状とし、縦横の寸法を異ならせた場合には、前記溝3の
底壁内面3aと対向する面として縦横いずれかの寸法の
側面を選択することにより、1つの吸油テープ1で少な
くとも2つのレンジフードの溝の幅寸法に対応させるこ
とができる。
【0033】また、図4は前記吸油テープ1の更に別の
填設例を示しており、図に示すように、溝3の寸法に合
わせて複数本の吸油テープ1を幅方向で組み合わせて填
設することにより、様々な寸法のレンジフードの溝に対
応させることができる。
【0034】例えば、前記吸油テープ1と同様に15m
m×20mmとされた吸油テープ1を2本用意して、図
4に示すようにその縦横を組み合わせることにより、3
5mm未満の幅を有する溝3に対応させることが可能と
なる。
【0035】図5は、本発明の吸油テープ1の第2実施
形態の構成を示しており、本実施形態の吸油テープ1
は、前記シート部材5が前記吸油部材4の隣接する2側
面に貼設されているものである。
【0036】このように構成された吸油テープ1は、吸
油テープ1の形状をさらに強固に保つことができる。
【0037】さらに、前記シート部材5として防油加工
が施されたものを用いれば、前記吸油部材4の縦横の寸
法が異なる長方形状のものであっても、前記溝3の底壁
内面3aに対して、常に前記シート部材5を貼設した面
を対向させるようにして填設することが可能となり、万
一の場合の油液の通過を防止することができる。
【0038】さらには、本実施形態の吸油テープ1にお
いても、各シート部材5の吸油部材4が貼設された面と
反対側の面(裏面)に両面テープ等の接着層6を配設し
ておき、必要に応じてレンジフードの溝3の内壁に接着
させるようにすることも可能であり、前記吸油テープ1
を溝3内により確実に配設することが可能となる。
【0039】なお、本発明は前記実施形態のものに限定
されるものではなく、必要に応じて種々変更することが
可能である。
【0040】例えば、吸油部材の断面形状は前記実施形
態のように長方形状とせず、正方形状としてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る吸油テ
ープは、レンジフードの溝に溜まる油液を吸油部材が吸
収することで、レンジフードの溝の油汚れを防止し、し
かも、レンジフードの溝の寸法形状に対応させて容易に
填設することができ、困難であったレンジフードの清掃
作業を簡単、かつ効率的に行うことができる等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る吸油テープの構成の第1実施形
態を示す断面図
【図2】 図1の吸油テープの填設例
【図3】 図1の吸油テープの別の填設例
【図4】 複数本の吸油テープを幅方向に組み合わせた
填設例
【図5】 本発明に係る吸油テープの構成の第2実施形
態を示す断面図
【符号の説明】
1 吸油テープ 2 レンジフード 3 溝 3a 底面内壁 4 吸油部材 5 シート部材 6 接着層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンジフードの溝に填設され、前記溝に
    受溜する油液を吸収する吸油テープであって、吸油性材
    料により形成された吸油部材と、この吸油部材の少なく
    とも1側面に貼設された前記吸油部材の形状を保持する
    ためのシート部材とを有することを特徴とする吸油テー
    プ。
  2. 【請求項2】 前記吸油部材は、不織布により形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の吸油テープ。
  3. 【請求項3】 前記シート部材には、防油加工が施され
    ていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の吸油テープ。
  4. 【請求項4】 前記シート部材の吸油部材への貼設面の
    裏面には、接着層が形成されていることを特徴とする請
    求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の吸油テー
    プ。
  5. 【請求項5】 前記シート部材は、前記吸油部材の隣接
    する2側面に貼設されていることを特徴とする請求項1
    乃至請求項4のいずれか1項に記載の吸油テープ。
JP9216396A 1997-08-11 1997-08-11 吸油テープ Pending JPH1163609A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010169278A (ja) * 2009-01-20 2010-08-05 Toshiaki Murata 厨房排気ダクトの清掃内張システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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