JPH1161514A - 防火服の内衣 - Google Patents

防火服の内衣

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JPH1161514A
JPH1161514A JP9231079A JP23107997A JPH1161514A JP H1161514 A JPH1161514 A JP H1161514A JP 9231079 A JP9231079 A JP 9231079A JP 23107997 A JP23107997 A JP 23107997A JP H1161514 A JPH1161514 A JP H1161514A
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cloth
garment
felt
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back side
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JP9231079A
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Seiji Nakajima
誠二 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防火服の上着の肩部などを水の気化によって
冷却し、着用者の消火活動をしやすくした防火服の内衣
を提供する。 【解決手段】 上着およびズボンを、それぞれ外衣と内
衣とによって構成した防火服において、上着の内衣1の
本体部2に設けた表側布4と上部裏側布5とを透湿防水
布とし、表側布4と上部裏側布5との間の後身頃8上部
に、裏面にゴム層14aを薄く形成してあるフェルト1
5aを介在させて位置決め保持し、フェルト15aと対
向させて上部裏側布5に設けた給水孔5aから注水し、
フェルト15aに水を十分に含浸させ、この状態で、上
着およびズボンを着用して消火活動を行い、上着の後身
頃上部が火災の熱で加熱されても、フェルト15aに含
浸させた水が気化して表側布4外に透過し、上衣の後身
頃上部とその近くを冷却し、高温になることを防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、消防隊員などが
火災の消火活動時に着用する防火服の内衣に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、防火服の上着として、左,右前身
頃および後身頃を有する本体部に左,右袖を取り付けた
外衣と内衣(2〜4重構造)とを備え、外衣の本体部裏
面に内衣の本体部を着脱可能に保持させ、外衣の左,右
袖内に内衣の左,右袖を着脱可能に嵌めたものが一般に
用いられている。また、防火服のズボンとして、腰部を
覆う身頃部および左,右上脚部からなる本体部を有し、
左,右上脚部に、下方に延びる左,右下脚部をそれぞれ
連結した外衣と内衣とを備え、外衣内に内衣を着脱可能
に装着したものが一般に用いられている。そして、上着
およびズボンの外衣は難燃性の布の縫製品であり、上着
およびズボンの内衣は表布と裏布との間に不織布などの
芯材を介在させてキルティングしたものや、内衣の素材
に透湿防水布を使用して着用者の発汗する温度を外へ出
す構造としたものが広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の防火服
は、内衣の素材の特性から、着用者が発汗による湿度を
外部へ放出して着用者の体温を最適状態に維持するとい
う透湿効果については、冬季の使用においては、ある程
度期待できるが、気温が20℃を超える初夏から秋にか
けての消火活動などでは、外気温、火災の外気熱および
着用者の体温の上昇が激しく、ほとんどその効果を実感
できない状態であり、熱疲労を伴う消火活動がしにくい
という問題点があった。
【0004】この発明は、前述した問題点を解決するた
めに、上着または上着とズボンの内衣の所要部分に水を
含浸させたフェルトを配設し、この水を着用者自身又は
外界からの熱エネルギーによって気化させ、この気化熱
により内衣内の温度を冷却するようにしたものであっ
て、温度が高くなれば、その状況に応じて気化が進んで
冷却エネルギーが増し、逆に温度が低くなれば、冷却エ
ネルギーも少なくなるように、熱エネルギーの大きさに
より気化量を自動的に変化させる、即ち、熱エネルギー
の量に比例して気化量(冷却)が自動変化するようにし
て、内衣内の温度を規制し、着用者の消火活動をしやす
くし、また、2〜3日放置すると、水が蒸発すること
で、前記内衣の保守を不要にした防火服の内衣の提供を
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る防
火服の内衣は、上着およびズボンを、それぞれ外衣と外
衣に着脱可能にまたは縫い付けによって装着する内衣と
によって構成した防火服の内衣において、上着の内衣の
本体部に設けた左,右前身頃および後身頃を、表側布と
上部裏側布と上部裏側布の下縁部に連結した下部裏側布
とによって構成し、前記本体部に形成した左,右袖ぐり
の周縁部に、表面布と裏面布とによって2重筒状に形成
した内衣の左,右袖の基端部をそれぞれ連結し、前記表
側布、上部裏側布および表面布をそれぞれ透湿防水布と
し、表側布の上部と上部裏側布との間の後身頃または後
身頃および左,右前身頃の上部に、裏面側にゴム層が薄
く形成してあるフェルトを介在させて位置決め保持し、
前記フェルトと対向させて上部裏側布に給水孔を形成
し、上着の内衣を構成したものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載した防
火服の上着の内衣に加え、ズボンの内衣の本体部に、身
頃部と身頃部の下方にそれぞれ連結した筒状の左,右上
脚部を設け、左,右上脚部の下方に筒状の左,右下脚部
を連結させ、前記内衣の本体部の表布および裏布と左,
右下脚の表布とをそれぞれ透湿防水布とし、左,右上脚
部の大腿部に位置する表布と裏布との間に、裏面側にゴ
ム層が薄く形成してあるフェルトをそれぞれ介在させて
位置決め保持し、表布と裏布との一方に、前記フェルト
と対向させて給水孔を形成し、ズボンの内衣を構成した
ものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1,図2に示すように、この発
明の一実施形態に係る防火服の上着(コート状のものを
含む)の内衣1は、本体部2と左,右袖3とを備えてい
る。上着の内衣1の本体部2は、表側布4と上部裏側布
5および下部裏側布6とからなり、上部裏側布5の下縁
部と下部裏側布6の上縁部とを縫い付けて連結し、左,
右前身頃7および後身頃8を構成し、上端に開口する
左,右袖ぐり2aを形成してある。
【0008】前記左,右袖3は、表面布9と裏面布10
とを重ね、これらの両側縁部を縫い合せて筒状に形成
し、裏面布10の先端部を外周側に折り返し、折り返し
部10aによって表面布9の先端部を挟み、3重にして
縫い付け、表面布9と裏面布10との基端部を袖ぐり2
aの縁部に縫い付け、本体部2の周縁部および左,右袖
3の基端縁部を、2つ折りした縁布11によって挟み、
縁布11と共に縫い付けてある。
【0009】そして、左,右一方の前身頃7の下部から
後身頃8の上縁部を経て左,右他方の前身頃7の下部に
至る歯付きファスナ12の一片の布部を縁布11に縫い
付け、左,右袖3の裏面布10の折り返し部10a外面
には複数のベルベット式ファスナ13の他片を周方向に
適宜の間隔で縫い付け、前記歯付きファスナ12の一片
を、防火服の上着の外衣に設けた歯付きファスナの一片
に、また前記ベルベット式ファスナ13の他片を前記外
衣の左,右袖の内周面に設けたベルベット式ファスナ
に、それぞれ取り外し可能に係合させることで、外衣に
対し内衣を着脱可能にしてある。
【0010】前記内衣1の本体部2の表側布4と、上部
裏側布5、および左,右袖3の表面布9は、難燃素材ま
たは難燃処理を施した透湿防水布を用い、本体部2の下
部裏側布6、および左,右袖3の裏面布10は難燃処理
を施した適宜の布を用いている。
【0011】また、本体部2の後身頃8および左,右前
身頃7の上部には、表側布4と上部裏側布5との間に、
図3のA,Bにも示すように、裏面にゴム層14a,1
4bが形成してあるほぼ台形状、三角形状のフェルト1
5a,15bをそれぞれ介在させ、これらの外周側で全
周にわたり、表側布4と上部裏側布5とを縫い付けるこ
とで、前記各フェルト15a,15bを位置決め保持さ
せている。なお、フェルト15a,15bは厚さ5mmの
芳香族ポリアミド・フェルトを用い、ゴム層14a,1
4bは厚さ0.05mm程度に前記フェルト15a,15b
の裏面全体にコーティングしたものである。さらに、上
部裏面布5には、各フェルト15a,15bのゴム層1
4a,14bのほぼ中央部と対向させて給水孔5aをそ
れぞれ形成し、これらの給水孔5aの外周に鳩目金具1
6を固着してある。
【0012】前記本体部2の表側布4と左,右袖3の表
面布9との縫い付け部、表側布4と上部裏側布5とのフ
ェルト15a,15bを位置決めする縫い付け部、およ
び左,右袖3の表面布9の縫い付け部の表面には、防水
テープまたは防水剤17を適宜の方法でそれぞれ貼り付
けることで、前記各縫い付け部の縫い糸通し孔から水漏
れしないようにしてある。
【0013】図4に示すように、防火服のズボンの内衣
21は、本体部22と、左,右下脚部23とを備えてい
る。ズボンの内衣21の本体部22は、左,右前身頃2
4と左,右後身頃25とを縫い付けることで、筒状の
左,右上脚部26と、これらの上方に連なる身頃部27
とを構成し、身頃部27の後側に脚曲げ余裕部26aを
形成するとともに正面に前合せ部22cを形成してあ
り、左,右下脚部23は、筒状に形成し、上端部を左,
右上脚部26の下端部に縫い付けて連結し、連結部の前
側に膝曲げ余裕部26aを形成してある。
【0014】また、内衣21の本体部22の上端部外面
には多数の上部止め具28を所要間隔で固定し、外衣の
ズボンの本体部の内面に設けた止め具に着脱可能に係合
させ、また内衣の左,右下脚部23の下端部外面にも複
数の下部止め具29を所要間隔で固定し、ズボンの外衣
の左,右下脚部の内面に設けた止め具に着脱可能に係合
させることで、ズボンの外衣内にズボンの内衣21を着
脱可能に嵌めて保持できるようにしてある。
【0015】前記内衣21を構成するズボンの本体部2
2の左,右前身頃24、左,右後身頃25および左,右
上脚部26は、それぞれ表布30と上,下裏布31,3
2とによって構成し、表布30と上裏布31とを難燃処
理を施した透湿防水布とし、下裏布32は防火服の内衣
に用いる従来公知の布にしてある。
【0016】そして、ズボンの本体部22の左,右上脚
部26の膝曲げ余裕部26aより上方の左,右大腿部2
6bには、表布30と上裏布31との間の前面部に、裏
面にゴム層34が形成してあるフェルト33をそれぞれ
介在させ、これらの上,下側で全周にわたり、表布30
と上裏布31とを縫い付けることで、前記フェルト33
を位置決め保持させてある。なお、フェルト33は、前
述した上着の内衣1に設けたフェルト15a,15bと
同材料のものである。さらに、表布30には、フェルト
33と対向させて給水孔30aをそれぞれ形成し、これ
らの給水孔30aの外周に鳩目金具35を固着してあ
る。
【0017】前記ズボンの本体部22の表布30と左,
右下脚部23の表布30との縫い付け部、ズボン本体部
22の表布30とフェルト34を位置決めする上裏布3
1、左,右上脚部26の表布30の縫い付け部の表面に
は、上衣の内衣1に設けた防水テープと同材料の防水テ
ープ36を適宜の方法で貼り付けることで、前記各縫い
付け部の縫い糸通し孔から水漏れしないようにしてあ
る。
【0018】なお、ズボンの本体部22の上縁部、前合
せ部22c、および左,右下脚部23の下縁部には、布
製の縁保護テープ37を2つ折りして縫い付けてある。
さらに、ズボンの外衣と内衣の装着においては、上着の
外衣と内衣の取付けと同様にファスナを介して装着する
ようにしてもよいことは勿論である。
【0019】前述したように、この発明の一実施形態に
係る防火服の上着(コート状のものを含む)の内衣1、
およびズボンの内衣21は、水道水などの清浄な水を上
着の内衣1およびズボンの内衣21に設けた給水孔5a
および給水孔30aからそれぞれ注水させて、フェルト
15a,15bおよびフェルト33に水を十分に含浸さ
せる。この場合に、フェルト15a,15b,33の毛
管現象によってこれらの全体にそれぞれ水が行きわた
り、各フェルトに水を多量に含ませることができる。ま
た、上着の内衣1のフェルト15a,15bに対する注
水は、上着を着用する以前に給水孔5aから行えばよ
く、また、ズボンの内衣21のフェルト33に対する注
水は、内衣21の内側に位置する給水孔30aから行え
ばよい。
【0020】消火活動時に、上着およびズボンの外衣が
火災などの熱で、加熱されても、上着の内衣1の後身頃
8、左,右前身頃7の上部、およびズボンの内衣21の
左,右大腿部26aに配置したフェルト15a,15b
およびフェルト33に含浸された水が気化し、各フェル
ト15a,15b,33の裏面にはゴム層14a,14
b,34があるため、気化した水蒸気が主として内衣
1,21の表側布4、表布30外に透過し、上着、ズボ
ンの各フェルト15a,15b,33と対向する部分や
これらの近くが一定温度以上になることを防止し、上
着、ズボンを着用した消防隊員などの消火活動がしやす
くなる。実験結果によれば、外気温度70℃で−18℃
程度、同60℃では−13℃程度、同50℃では−9℃
程度、温度を下げる効果があった。
【0021】なお、各フェルト15a,15b,33に
含浸させる水の量は比較的少なく、含浸させた水の重量
により、上衣は約200〜300グラム、ズボンは約2
50グラム程度重くなるが、消火活動の動作を阻害する
ことがない。熱エネルギーが大きいと水の気化速度が早
まり、連続使用時間が短くなることはいうまでもない。
また、上着,ズボンの内衣1,21の各フェルト15
a,15b,33に含浸させた水は、2〜3日程変放置
することで、蒸発して大気に放散されるので、前記内衣
1,21の保守を必要としない。
【0022】この発明において、上着の左,右前身頃の
上部に配置したフェルトは省略してもよく、また、ズボ
ンの左,右大腿部に配置したフェルトを省略して、ズボ
ンの内衣は従来のものを用いてもよい。
【0023】この発明において、上着、ズボンの内衣を
対応する外衣に着脱可能に取り付ける部材は、必ずしも
前記実施形態のものに限られることなく、適宜変更でき
る。
【0024】この発明において、上着の内衣に設けた後
身頃は、下縁の左右方向中央から上方に所要長さだけ切
り込みを形成して、着用者の活動をより容易にしたり、
後身頃の下部を左,右前身頃の下縁から突出させるな
ど、適宜変更できる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係る防火服の内衣は、上着の本体部に設けた表側布、上
部裏側布を透湿防火布とし、表側布の上部と上部裏側布
との間の少なくとも後身頃に、裏面側にゴム層が薄く形
成してあるフェルトを介在させて位置決め保持したの
で、前記フェルトと対向させて上部裏側布に形成した給
水孔から清浄な水をフェルトに注水し、水を十分に含浸
させた状態で、消火活動を行うと、上着の外衣が火災な
どの熱で加熱されても、フェルトに含浸された水が気化
し、気化した水蒸気が表側布外に透過し、上着の内衣と
外衣の後身頃間で、気化熱による冷却が行われ、上着の
後身頃の上部、すなわち着用者の肩部や背中の上部など
を一定温度冷却し、高温になることを防止し、着用者の
熱疲労を軽減することで消火活動がしやすくなり、疲労
による事故(災害)を未然に防ぐことができる。
【0026】また、火災等の外気の熱エネルギーがない
時でも、着用者の体温によって気化冷却できることは勿
論であり、例えば、外気温が32℃、湿度48%程度の
条件下では、着用者の体温が40℃前後であった場合、
約6〜7℃の冷却が行なわれる。そして、内衣の上着の
表側布の上部と上部裏側布との間の後身頃および左,右
前身頃の上部に、前記フェルトを介在させ、これらのフ
ェルトに清浄な水を含浸させて、消火活動を行うこと
で、着用者の肩部や背中に加えて、左,右胸部も一定温
度の範囲で冷却されることになり、着用者の熱疲労を防
止できて好ましく、水の補充により長時間くり返し使用
できる。
【0027】請求項2の発明に係る防火服の内衣は、請
求項1に記載した上着の内衣の前記効果に加え、ズボン
の内衣の本体部に設けた表布、裏布を透湿防水布とし、
左,右上部脚の大腿部に位置する前記表布、裏布間に、
裏面側にゴム層が薄く形成してあるフェルトをそれぞれ
介在させて位置決め保持させたので、給水孔から清浄な
水をフェルトに含浸させた状態にして、消火活動を行う
ことで、ズボンの左,右大腿部やこれらの近くが一定の
範囲で冷却され、高温になることをフェルトに含浸した
水の気化によって防止できる。
【0028】さらに、請求項1,2の発明は内衣の上
着、ズボンに設けたフェルトに含浸した水が、2〜3日
程放置しておくことで蒸発し、前記上着、ズボンの各部
材が乾くので、上着、ズボンの保守管理が不要であると
共に、自然現象を利用した構成であるため、着用者に害
がなく、自然界の環境破壊の恐れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る防火服の上着の内
衣を示した一部切欠き正面図。
【図2】図1に示した上着の内衣の背面図。
【図3】図1に示した上着の内衣の部分横断説明図で、
(A)はA−A線断面図、(B)はB−B線断面図。
【図4】この発明の一実施形態に係る防火服のズボンの
内衣を示した一部切り欠き正面図。
【符号の説明】
1 上着の内衣 2 本体部 3 袖 4 表側布 5 上部裏側布 5a 給水孔 6 下部裏側布 7 前身頃 8 後身頃 9 表面布 10 裏面布 11 縁布 12 歯付きファスナ 13 ベルベット式ファスナ 14a ゴム層 14b ゴム層 15a フェルト 15b フェルト 16 鳩目金具 17 防水テープ 21 ズボンの内衣 22 本体部 23 下脚部 24 前身頃 25 後身頃 26 上脚部 27 身頃部 28 上部止め具 29 下部止め具 30 表布 30a 給水孔 31 上裏布 32 下裏布 33 フェルト 34 ゴム層 35 鳩目金具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上着およびズボンを、それぞれ外衣と外
    衣に着脱可能にまたは縫い付けによって装着する内衣と
    によって構成した防火服の内衣において、 上着の内衣の本体部に設けた左,右前身頃および後身頃
    を、表側布と上部裏側布と上部裏側布の下縁部に連結し
    た下部裏側布とによって構成し、前記本体部に形成した
    左,右袖ぐりの周縁部に、表面布と裏面布とによって2
    重筒状に形成した内衣の左,右袖の基端部をそれぞれ連
    結し、前記表側布、上部裏側布および表面布をそれぞれ
    透湿防水布とし、表側布の上部と上部裏側布との間の後
    身頃または後身頃および左,右前身頃の上部に、裏面側
    にゴム層が薄く形成してあるフェルトを介在させて位置
    決め保持し、前記フェルトと対向させて上部裏側布に給
    水孔を形成し、上着の内衣を構成したことを特徴とする
    防火服の内衣。
  2. 【請求項2】 ズボンの内衣の本体部に、身頃部と身頃
    部の下方にそれぞれ連結した筒状の左,右上脚部を設
    け、左,右上脚部の下方に筒状の左,右下脚部を連結さ
    せ、前記内衣の本体部の表布および裏布と左,右下脚の
    表布とをそれぞれ透湿防水布とし、左,右上脚部の大腿
    部に位置する表布と裏布との間に、裏面側にゴム層が薄
    く形成してあるフェルトをそれぞれ介在させて位置決め
    保持し、表布と裏布との一方に、前記フェルトと対向さ
    せて給水孔を形成し、ズボンの内衣を構成したことを特
    徴とする請求項1に記載した防火服の内衣。
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Cited By (2)

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