JPH1161513A - 防水用ズボン - Google Patents
防水用ズボンInfo
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- JPH1161513A JPH1161513A JP9213116A JP21311697A JPH1161513A JP H1161513 A JPH1161513 A JP H1161513A JP 9213116 A JP9213116 A JP 9213116A JP 21311697 A JP21311697 A JP 21311697A JP H1161513 A JPH1161513 A JP H1161513A
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- waterproof
- trousers
- rear member
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- motorcycle
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D1/00—Garments
- A41D1/06—Trousers
- A41D1/08—Trousers specially adapted for sporting purposes
- A41D1/084—Trousers specially adapted for sporting purposes for cycling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
- Outer Garments And Coats (AREA)
Abstract
い目からの雨水の浸入を防止し、頻繁な乗降においても
尻部が破損せず、且つ夜間降雨時においても存在が目立
つようにした防水用ズボンを提供する。 【解決手段】 防水生地をカッティングした前部材を通
常より狭幅に、後部材は広幅に設定することで、内側合
わせ部及び外側合わせ部の縫い目ラインがいずれも正面
側に位置するようにする。後部材の尻部に尻当て部材を
取り付け、内側には中パンツを介在させて尻部を三重構
造とする。リフレクタ機能を有する裾フラップを両裾部
の外側に取り付け、夜間降雨時であっても他車ドライバ
ーが視認し易いように目立たせる。
Description
て配達業務等を行う人のためのビジネス向け防水用ズボ
ンに関する。
トバイ等に乗って行われる場合が多く、雨天においては
通常レインウエアーを着用して業務が遂行される。従来
のレインウエアーは上下に別れており、その下部の防水
用ズボンは、防水生地を素材として縫製され、ズボンを
履いたままでも上から簡単に着脱できる形式のもので、
ウエストの周囲にはゴムバンドの付いたものが知られて
いる。
来の防水用ズボンは、防水素材であるにも拘らず雨水が
浸入し、又尻部の破損が早期に発生する問題があった。
そのため、ユーザーからのクレーム処理や修理に多くの
時間を要し、もっと満足のいく商品を望む声が高まって
いる。このような問題を解決すべく種々研究を重ねた結
果、雨水の浸入はオートバイ等に乗った際に、股下部分
の縫い目ライン即ち防水用ズボンの前部材と後部材の合
わせ部の縫い目ラインがサドルに接触して生じること、
尻部の破損は短時間で多数の配達をしなければないこと
から、オートバイ等への乗り降りの回数が頻繁となり、
しかも乗り降りの際に尻部に強い摩擦力や引っ張り力が
作用するのが原因であることが判明した。更に、夜間降
雨時においては、他車両から見え難くなって交通安全上
好ましくないという問題もあった。
されたもので、股下部分の縫い目から雨水が浸入するの
を防止し、頻繁な乗降においても尻部が破損せず、且つ
夜間降雨時においても存在が目立つようにした防水用ズ
ボンを提供することを目的とする。
めの具体的手段として、本発明は、防水生地をカッティ
ングした前部材と後部材との内側合わせ部及び外側合わ
せ部を縫製してなる防水用ズボンであって、前記前部材
を通常より狭幅に、後部材は広幅に設定することで、前
記内側合わせ部の縫い目ライン及び外側合わせ部の縫い
目ラインを正面側に位置させた防水用ズボンを要旨とす
る。又、前部材と後部材との間に中パンツが介在され、
且つ後部材に尻当て部材を取り付けることにより尻部を
三重構造としたこと、リフレクタ機能を有する裾フラッ
プが、裾の外側部分に取り付けられたこと、を要旨とす
るものである。
図面に基づいて詳説する。図1は、本発明に係る防水用
ズボンの分解斜視図であり、1は前部材、2は膝下部
材、3は後部材、4は尻当て部材、5は中パンツ、6は
裾フラップであり、これらの各構成部材は防水生地例え
ばナイロン地にPVCコーティングを施した生地等をカ
ッティングして形成される。
部材2がそれぞれ合わせ部8において縫着一体化され
る。これは膝の屈伸性を高めて活動し易くするためであ
る。前記後部材3は、上から下まで一体に形成され、図
1のように両裾部には面接合テープ7がそれぞれ所定の
間隔をあけて上下に複数本(図例では3本)取り付けら
れている。
上縁部を除く外周縁部が前記後部材3の上部に縫着さ
れ、尻部のほぼ全面を被覆するようにしてある。
狭く(1/2程度)形成されると共に、後部材3の横幅
寸法は通常より広く(2倍程度)形成され、図2(イ)
のようにこれらの内側合わせ部9及び外側合わせ目10
を縫着すると、縫い目ラインはいずれも正面側に位置す
るようにしてある。つまり、普通のズボンでは内側合わ
せ部及び外側合わせ部は、いずれも内外側面のほぼ中央
に位置しているが、この防水用ズボン11では内外の合
わせ部がいずれも正面側に位置している。
部9、10を正面側に位置させたのは、雨天オートバイ
等のサドル(図略)に座った際に、内側合わせ部9がサ
ドルに接触しないように或はサドルの直近に位置しない
ようにするためである。
材1と後部材3との間に前記中パンツ5が縫い込まれ
る。この中パンツ5は比較的薄い防水素材から形成され
た前、後部材を縫着して成り、上縁部は前部材1及び後
部材3の上縁部に縫着され、股下のほぼ中央部分が防水
用ズボン11の股下部分に止着される。これは、防水用
ズボン11を脱いだ時に、中パンツ5が引き連れて外側
に出るのを防止するためである。但し、中パンツ5の両
脚部の下端縁はいずれも止着されずフリー状態になって
いる。更に、防水用ズボン11のウエスト周囲にはゴム
バンド12が取り付けられ、且つ縛り用のゴム紐13が
環状に設けられている。
んだ防水生地から形成され、図2(イ)、(ロ)に示す
ように一方の側縁部が前記外側合わせ部10の下端部に
それぞれ縫着されており、裏面側には図1のように面接
合テープ14が縦方向に取り付けられ、この面接合テー
プ14を前記面接合テープ7に止着することで固定でき
るようにしてある。面接合テープ7に対する面接合テー
プ14の止着位置を変えることで、防水用ズボン11の
裾開口部の径を容易に調整することができる。
両裾部の外側にそれぞれ位置し、しかも織り込まれた再
起反射糸がリフレクタ機能を発揮するため、夜間他車か
らのヘッドライトを反射し、他車のドライバーが視認し
易くなる。尚、図2(イ)、(ロ)において、15は防
水用ズボン11の両裾部の内側に縫着された補強部材で
あり、オートバイ等に接触し易い裾の内側を保護するも
のであるが、この補強部材15を設けないで実施するこ
ともある。
処理を示すもので、防水素材例えばビニール等で形成さ
れた防水テープ16を、合わせ部の縫い目ライン17に
沿って熱圧着等の手段により貼着する。
ズボン11は、雨天時に着用してオートバイ等に乗る
と、前記のように股下の内側合わせ部9がサドルの上方
に位置するため、股下部分の縫い目から雨水が浸入する
のを防ぐことができる。しかも、各構成部材の合わせ部
の縫い目ラインは、裏面側で前記のように防水テープ1
6による防水処理が施されているので、股下部分以外の
縫い目から雨水等が染み込むこともない。従って、防水
性能は万全である。
後部材3の外側には尻当て部材4が取り付けられると共
に、内側には中パンツ5が介在しているためいわば三重
構造となっており、新聞配達や郵便配達のようにオート
バイ等への乗り降り回数が頻繁であっても、摩擦力や引
っ張り力に対して強く、尻部の破損を防止して長期間の
使用に耐えることができる。
は、リフレクタ機能を有する裾フラップ6が取り付けら
れているため、夜間降雨時に存在が目立ち他車のドライ
バーが視認し易くなって、交通事故を未然に防止するこ
とができる。
防水用ズボンの前部材は通常幅の約半分、後部材は通常
幅の約2倍の寸法にそれぞれ設定し、後部材を尻部側か
ら正面に回し込み、前部材と正面側で縫い合わせるよう
にしたので、合わせ部の縫い目ラインが正面側に位置す
ることとなり、オートバイ等に乗車した際に、股下部分
の縫い目がサドルに接触せず又はサドルの近辺に来ない
ため、股下部分の縫い目からの雨水の浸入を確実に防止
する効果を奏する。又、防水用ズボンの尻部は、後部材
と尻当て部材と中パンツとで三重構造としたので強度が
強く、早期の破損を防止し耐久性を著しく向上させるこ
とができる。従って、一般用の防水用ズボンとして着用
するほか、特にオートバイ等に乗って新聞配達や郵便配
達等の業務を行うビジネス用として着用するとその効果
は絶大である。更に、防水用ズボンの裾部にはリフレク
タ機能を有する裾フラップが取り付けられているので、
夜間降雨時でも存在が目立ち易くなり、二輪車で配達業
務に携わる人を交通事故から保護する効果を奏する。
解斜視図である。
正面側からの斜視図、(ロ)は背面側からの斜視図であ
る。
す説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】防水生地をカッティングした前部材と後部
材との内側合わせ部及び外側合わせ部を縫製してなる防
水用ズボンであって、前記前部材を通常より狭幅に、後
部材は広幅に設定することで、前記内側合わせ部の縫い
目ライン及び外側合わせ部の縫い目ラインを正面側に位
置させたことを特徴とする防水用ズボン。 - 【請求項2】前部材と後部材との間に中パンツが介在さ
れ、且つ後部材に尻当て部材を取り付けることにより尻
部を三重構造とした請求項1記載の防水用ズボン。 - 【請求項3】リフレクタ機能を有する裾フラップが、裾
の外側部分に取り付けられた請求項1又は2記載の防水
用ズボン。
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JP21311697A Expired - Fee Related JP3173431B2 (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 防水用ズボン |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 1997-08-07 JP JP21311697A patent/JP3173431B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103908024A (zh) * | 2014-04-03 | 2014-07-09 | 宁波江北怡和工业设计有限公司 | 一种骑车按摩裤 |
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