JPH1161413A - レーザcvd装置及び方法 - Google Patents

レーザcvd装置及び方法

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JPH1161413A
JPH1161413A JP21483197A JP21483197A JPH1161413A JP H1161413 A JPH1161413 A JP H1161413A JP 21483197 A JP21483197 A JP 21483197A JP 21483197 A JP21483197 A JP 21483197A JP H1161413 A JPH1161413 A JP H1161413A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで加工部の温度精度を向上させ、基
板を所定温度まで上昇させる時間を短縮するレーザCV
D装置を提供する。 【解決手段】 第2の配管15を加熱することにより加
熱され高温に保たれたバッファガス9を流量コントロー
ラ11により所定の流量で基板19の表面上の加工部2
0に吹き付けて加工部20を加熱し、加工部20が原料
ガス1の温度を越えたときバッファガス9を停止し、加
工部20に原料ガス1を供給し、加工部20の温度が低
下して原料ガス1の温度になった後にレーザ光源23を
制御してレーザ光の照射を開始する。また、バッファガ
ス9の設定温度、流量、吹き付け時間およびレーザ光照
射開始時間は、入力される基板厚さ及びCVDを行うと
きに設定されるべき基板温度にしたがって加熱条件設定
テーブル22より読み出され決定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザCVD装置
に関し、特に半導体ICの製造や液晶ディスプレイの製
造に用いられるフォトマスクの欠陥修正や、液晶基板の
配線修正に用いられるレーザCVD装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のレーザCVD装置は、フ
ォトマスク等の欠陥を修正することを目的として用いら
れている。従来のレーザCVD装置の構造は、レーザ光
源と、レーザ照射機能と顕微鏡機能を備える照射光学系
と、CVD原料ガスを供給する原料ガス供給ユニット
と、基板上のレーザ光照射部に原料ガスを導入する導入
部と、基板を保持し基板温度を所定の温度に保つための
ヒータと、ヒータを保持するX−Yステージからなって
いる。この装置の中で基板温度を一定に保つヒータは、
CVD加工再現性を保つ上で極めて重要である。
【0003】このような構成は、たとえば、特開平3−
248430号公報に記載されている。この装置では基
板の加熱に基板下部に板状のヒータを設ける構成が実施
例として示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら液晶用の
フォトマスク等では、基板の大きさが最大1m×1m程
度にも達する非常に大きな基板を修正する必要があり、
そのためにヒータも大型化する必要があるが、大型ヒー
タでは、基板面内の温度分布が、発熱分布のばらつき
や、ヒータと基板の接触度のばらつきなどにより、CV
Dの安定化に必要な温度精度を確保できない。
【0005】また、基板をヒータ上にセットした後、基
板が所定の温度範囲に安定化するまでの時間が長くかか
る。
【0006】また、大型ヒータは高価で、装置コストの
上昇が避けられないという欠点もあった。
【0007】本発明の目的は、低コストで加工部の温度
精度を向上させ、基板を所定温度まで上昇させる時間を
短縮するレーザCVD装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のレーザCVD装
置は、被加工物の表面上の加工部(図1の20)に原料
ガス(図1の3)を供給し停止する原料ガス供給部(図
1の1)と、加工部(図1の20)に集光されたレーザ
光を照射するレーザ光源(図1の23)及び対物レンズ
(図1の24)と、原料ガス(図1の3)より高温に加
熱されたバッファガス(図1の14)を加工部(図1の
20)に吹き付けて供給し停止するバッファガス供給部
(図1の9)と、バッファガス供給部(図1の9)を制
御して加工部(図1の20)にバッファガス(図1の1
4)を供給して加熱し加工部(図1の20)が原料ガス
(図1の3)の温度を越えたときバッファガス(図1の
14)を停止し、原料ガス供給部(図1の1)を制御し
て加工部(図1の20)に原料ガス(図1の3)を供給
し、加工部(図1の20)の温度が低下して原料ガス
(図1の3)の温度になった後にレーザ光源(図1の2
3)を制御してレーザ光の照射を開始する制御ユニット
(図1の19)とを有している。
【0009】また、バッファガス供給部(図1の9)
は、バッファガスを加工部に導く第2の配管(図1の1
5)を加熱しバッファガス(図1の14)の温度を原料
ガス(図1の3)より高温に保つヒータ(図1の11)
を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は本発明のレーザCVD装置の概略構
成図である。
【0012】CVDを行うための原料ガス1を供給する
原料ガス供給部2は、原料ガス材料3を収納する容器
4、キャリアガス5、第1のバルブ6、第1の配管7か
ら構成される。容器4にはCVDを行うための原料ガス
1の材料となる原料ガス材料3が収納される。原料ガス
1の温度は、必要とされる原料ガス1の濃度(分圧)か
ら決まり、容器2と、後述の第1の配管7は、図示しな
いヒータにより、その温度に保たれる。原料ガス材料3
としては、例えば、Cr(CO)6 が用いられる。容器
1内に収納される原料ガス材料3は、容器4内で加熱さ
れて気化し、容器4に供給されるキャリアガス5と混合
され、第1のバルブ6が設けられた第1の配管7を通っ
て、チャンバ8に原料ガス1として供給される。キャリ
アガス5としては、例えばArを使用する。また、原料
ガス1は、図示しないヒータにより所定の温度に保たれ
たものとなっている。
【0013】また、第1の配管7に、高温に保たれたバ
ッファガス9を供給するバッファガス供給部10が接続
されている。バッファガス供給部10は、流量コントロ
ーラ11、ヒータ12、温度センサ13及び第2のバル
ブ14が設けられた第2の配管15からなっている。第
2の配管15は、第1の配管7の第1のバルブ6の下流
側に接続されている。
【0014】バッファガス9は、化学的に不活性なガス
である。例えば、窒素ガス、アルゴンガスなどを使用す
る。
【0015】流量コントローラ11は、バッファガス9
の流量を検知し、接続されている制御ユニット21に検
知結果を出力し、制御ユニット21の命令に基づきバッ
ファガス9の流量をコントロールする。
【0016】ヒータ12は、流量コントローラ11の下
流側に設けられ、温度調節器16に駆動されて第2の配
管15を加熱することによりバッファガス9を加熱す
る。
【0017】温度センサ13は、ヒータ12の下流側に
設置され、バッファガス9の温度を検知するためのセン
サである。例えば熱電対を用いる。
【0018】チャンバ8内に供給されるバッファガス9
および原料ガス1は、第1の配管の最終端部に接続され
たノズル17から基板19上の表面の一部である加工部
20に吹き出される。加工部20とは基板19の表面の
うちバッファガス9により所定の温度に加熱される範囲
を示す。
【0019】また、制御ユニット21は、操作者より入
力される条件から、バッファガス9の流量、バッファガ
ス9の温度並びに第1のバルブ6及び第2のバルブ14
の開閉タイミングを決定して流量コントローラ11、温
度調節器16並びに第1のバルブ6及び第2のバルブ1
4の制御を行い、レーザ照射開始信号を出力する。
【0020】ここで、バッファガス9の温度、バッファ
ガス9の流量およびバルブの開閉タイミングの決定につ
いては、基板厚さおよびCVDを行う時に設定されてい
るべき基板温度を入力して、対応するバッファガス温度
とバッファガス流量とバッファガス吹き付け開始から停
止までの吹き付け時間とバッファガス吹き付け停止から
レーザ光の照射を開始するまでのレーザ照射開始時間を
出力する加熱条件設定テーブル22を有し、入力された
基板厚さ、基板温度に対応したこれらの値を読み出し、
加熱条件設定テーブル22に記録されていない場合は補
完計算を行って決定する。
【0021】図3に加熱条件設定テーブル22の1例を
示す。
【0022】バッファガス温度は、バッファガスの制御
目標温度であり、バッファガス流量は、流量コントロー
ラ11により制御されるバッファガス9の流量であり、
吹き付け時間は、第2のバルブ14を開いてから基板1
9の加熱を止めるため第2のバルブ14を閉じるまでの
時間である。バッファガス温度とバッファガス流量は、
ヒータ12及び流量コントローラ11の能力で設定値に
速やかにバッファガス9の温度及び流量が設定できる範
囲の値が設定され、さらに、入力される基板19の基板
厚さ及びCVDを行う時に設定されているべき基板温度
に対応して加工部20の温度が短時間で所望の温度に適
するように予め実験により設定する。実験においては、
基板上の加工部20の温度を放射温度計でモニタしなが
ら仮に設定したバッファガス温度及びバッファガス流量
でバッファガス9を吹き付けて所定の温度に達する時間
を測定する。そして、バッファガス温度及びバッファガ
ス流量を変更して所定の温度に達する時間を測定し、種
々のバッファガス温度及びバッファガスの設定条件の
内、最も短時間で加工部20の温度が所定の温度に達す
る条件を、バッファガス温度及びバッファガスの流量と
する。また、同一のバッファガス温度及びバッファガス
の流量について、基板19の初期の温度等の初期状態に
より、加工部20の温度が所定の温度に達する時間に差
があるので、種々の初期状態からこのばらつきの最長時
間を吹き付け時間の設定値とする。
【0023】また、レーザ照射開始時間は、第2のバル
ブ14を閉じてからレーザ照射開始信号を出力するまで
の時間であり、これも実験により設定され加熱条件設定
テーブル22に記録されている。
【0024】これについても、実際の装置において種々
の初期状態から第2のバルブ14を閉じたときの加工部
20の温度がばらついているので、所定の温度の原料ガ
ス1を吹き付けて加工部20の温度が設定の温度に達す
るのに要する最長時間をレーザ照射開始時間の設定値と
する。
【0025】なお、バッファガス停止後は、徐々に基板
温度が低下するため、吹き出し停止時には、CVDを行
う温度より高温であることが必要であり、吹き出し停止
後から一定の時間でCVDを行うことが必要である。こ
のため、レーザ照射開始時間から所定の時間経過後に
は、さらにレーザ照射が強制的に停止される。
【0026】あるいは、制御ユニット21に、表示パネ
ルや警告音を発生する警告装置が備えられ、警告表示あ
るいは警告音が発せられるとしても良い。
【0027】また、チャンバ8内には加工対象となる基
板19を載置し移動するX−Yステージ18が設置され
ている。
【0028】また、レーザ光源23からレーザ光が出射
され、対物レンズ24により、窓25を通してX−Yス
テージ18上に載置された被加工物である基板19の表
面上の加工部20に集光される。レーザ光源23として
は、例えばNd:YAGレーザの第2高調波を出射する
レーザ装置を用いる。
【0029】さらに、チャンバ8には、チャンバ8内の
加工部20に向かって吹き出され加工部20を通過した
後の原料ガス1およびバッファガス9を外部に排気する
ための排気系26が備えられている。
【0030】また、さらに、照明光源、カメラおよびモ
ニタからなる観察光学系27により基板19の加工部2
0付近を観察できる構成となっている。
【0031】次に本発明のレーザCVD装置の基板加熱
制御動作を説明する。
【0032】図2は図1のレーザCVD装置の基板加熱
制御動作を示すフローチャートである。
【0033】操作者によりチャンバ8内のX−Yステー
ジ18上に基板19がセットされ、基板19の厚さ、C
VDを行う時に設定されるべき目標の基板温度等の入力
情報が入力され、X−Yステージ18により、集光され
たレーザ光の照射位置に基板19の加工部20が位置合
わせされた後、操作者より入力された情報を基に、制御
ユニット21は、設定すべきバッファガス温度、バッフ
ァガス流量、吹き付け時間及びレーザ照射開始時間を加
熱条件設定テーブル22に基づいて算出する(ステップ
S1)。そして、第1のバルブ6を閉じた状態で第2の
バルブ14を開き、バッファガス9をチャンバ8内の基
板19に吹き付けを開始する(ステップS2)。ここ
で、バッファガス9を基板19に吹き付けている間、流
量コントローラ11で流量を検知してバッファガス9の
流量を設定流量となるようフィードバック制御しつつ、
温度センサ13でバッファガス9の温度を検知して温度
調節器16によりバッファガス9を設定温度となるよう
フィードバック制御し、所定の温度に加熱されたバッフ
ァガス9により基板19の加工部20の加熱を行う。
【0034】バッファガス9の吹き付けを開始してステ
ップS1で算出された一定時間が経過したか判断し(ス
テップS3)、経過していれば、第2のバルブ14を閉
じ、バッファガス9の吹き付けを停止する(ステップS
4)。経過していなければ吹き付けを継続し、再度ステ
ップS3を行う。
【0035】吹き付けを停止して、速やかに第1のバル
ブ6を開き、チャンバ8内の基板への原料ガス1の吹き
付けを開始する(ステップS5)。そして、バッファガ
ス9の吹き付けを停止してから所定の時間経過したか判
断し(ステップS6)、経過していればレーザ照射開始
信号を出力し、レーザ光の照射が開始され、CVDが行
われる(ステップS7)。経過していなければ吹き付け
を継続し再度ステップS6を行う。そして、CVDが終
了したら第1のバルブ5を閉め、原料ガス1を停止する
(ステップS8)。
【0036】そして、排気系26によりチャンバ8内の
ガスの排気を行う(ステップS9)。
【0037】以上の実験形態の具体的な実施例について
説明する。
【0038】基板17として厚さ8mm、60cm角の
液晶用フォトマスクを用いる場合、図3のように、厚さ
8mmに対応するバッファガス温度、バッファガス流
量、バッファガス吹き出し時間、レーザ照射開始時間
は、それぞれ50℃、5l/分、2分間、1分間である
ので、操作者が制御ユニット21に基板厚さを入力する
と、それぞれそのように設定される。
【0039】また、原料ガス材料3は、Cr(CO)6
を使用するので、容器4及び第1の配管7は必要な原料
ガス濃度0.3Torr弱の飽和蒸気圧が得られる30
℃にて保たれている。また、基板19に吹き付けられる
原料ガス1の温度は30℃となる。
【0040】2分間バッファガス9を吹き出した後、第
2のバルブ14を閉じ、第1のバルブ6を開いてから、
1分後には基板19の加工部20の温度は30℃となる
ので、第1のバルブ6を開いてから1分後に制御ユニッ
ト21は、レーザ照射開始信号を出力し、レーザ光源2
3は、レーザ光の照射を開始してCVDを行う。
【0041】従来の装置のように大きなヒータにより加
熱する場合は、厚さ8mm、60cm角の液晶用フォト
マスクの場合では、温度上昇に要する時間は8分間以上
かかっていたが、上記の条件でCVDを行った場合に
は、温度上昇にかかる時間は上記のように3分間で余熱
が完了し、時間が短縮される。
【0042】また、CVDにより形成される膜厚の精度
に関しても、大きなヒータにより加熱してCVDを行っ
た場合、例えば基板内の9箇所にCVDを行い、各箇所
に形成された膜の厚みを測定したところ、膜厚の変動は
平均厚み2000Åに対し±500Åとなったが、一
方、本発明のレーザCVD装置によれば、上記の条件で
同様に基板内の9箇所にCVDを行った場合、誤差は±
300Åとなっており、優れた安定性が得られることを
示した。
【0043】また、チャンバ8には、基板19の加工部
20の付近の温度を非接触で検知する放射温度計を備え
ているものとしてもよい。
【0044】この場合には、加熱条件設定テーブル22
は、吹き出し時間及びレーザ照射開始時間の設定値は不
要であり、また、上述の実施形態の動作に対して、ステ
ップS4において、バッファガス9の吹き付けにより基
板19の加工部20の温度が加工条件の温度を越えたと
き第2のバルブ14を閉じるようにし、ステップS6に
おいて、原料ガス1の吹き付けを開始して基板19の加
工部20の温度が再度加工条件の温度になったとき、レ
ーザ光の照射を開始し、CVDを行うようにする点で異
なる。
【0045】この構成によれば、基板温度が通常より高
めになっている場合、例えば、基板19上の近接した場
所を続けて修正する場合などでも精度良く温度の設定が
できる。
【0046】また、放射温度計を用いない場合、初期状
態によるばらつきを考慮するため、長めの時間バッファ
ガスを吹き付け、設定された基板温度を大きく越えるこ
とになるが、放射温度計を用いる場合は、設定温度を越
えると速やかにバッファガスの吹き付けを停止すること
ができるので短時間で昇温することもできる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレーザC
VD装置は、加熱されたバッファガスを基板上の加工部
に吹き付けて加熱するので、基板を所定の温度まで加熱
する時間を短縮でき、CVDを行う表面を直接加熱する
のでCVD時の加工部の温度を高精度に設定できるので
形成される膜厚を均一化することが可能となる。
【0048】また、バッファガスを加工部に導く配管を
加熱することによりバッファガスを加熱するので大型の
板状ヒータが不要となり、バッファガスの配管部分を加
熱する小型のもので足りるので低コストのレーザCVD
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザCVDの概略構成図である。
【図2】図1のレーザCVD装置の基板加熱制御動作を
示すフローチャートである。
【図3】本発明のレーザCVD装置にかかる加熱条件設
定テーブルの1例である。
【符号の説明】
1 原料ガス 2 原料ガス供給部 3 原料ガス材料 4 容器 5 キャリアガス 6 第1のバルブ 7 第1の配管 8 チャンバ 9 バッファガス 10 バッファガス供給部 11 流量コントローラ 12 ヒータ 13 温度センサ 14 第2のバルブ 15 第2の配管 16 温度調節器 17 ノズル 18 X−Yステージ 19 基板 20 加工部 21 制御ユニット 22 加熱条件設定テーブル 23 レーザ光源 24 対物レンズ 25 窓 26 排気系 27 観察光学系

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物の表面上の加工部に原料ガスを
    供給し停止する原料ガス供給手段と、前記加工部に集光
    されたレーザ光を照射するレーザ照射手段と、原料ガス
    より高温に加熱された高温ガスを前記加工部に吹き付け
    て供給し停止する高温ガス供給手段と、前記高温ガス供
    給部を制御して前記加工部に前記高温ガスを供給して加
    熱し前記加工部が前記原料ガスの温度を越えたとき前記
    高温ガスを停止し、原料ガス供給手段を制御して前記加
    工部に原料ガスを供給し、前記加工部の温度が低下して
    前記原料ガスの温度になった後に前記レーザ照射手段を
    制御して前記レーザ光の照射を開始する制御部とを有す
    ることを特徴とするレーザCVD装置。
  2. 【請求項2】 前記高温ガス供給手段は、前記高温ガス
    を前記加工部に導く配管を加熱し前記高温ガスの温度を
    原料ガスより高温に保つ加熱手段を有することを特徴と
    する請求項1記載のレーザCVD装置。
  3. 【請求項3】 前記高温ガス供給手段は、前記高温ガス
    の流量を制御する流量コントローラを有することを特徴
    とする請求項2記載のレーザCVD装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、入力される被加工物に関
    する情報に対応して温度制御手段、流量コントローラを
    制御し、前記原料ガス及び前記高温ガスの供給及び停止
    タイミングを制御することを特徴とする請求項3記載の
    レーザCVD装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、入力される被加工物に関
    する情報に対応して前記高温ガスの温度と前記高温ガス
    の流量と前記高温ガスの供給開始から停止までの時間と
    前記高温ガスの供給停止からレーザ光の照射を開始する
    レーザ照射開始時間を決定する加熱条件設定テーブルを
    有することを特徴とする請求項4記載のレーザCVD装
    置。
  6. 【請求項6】 前記加工部の温度を非接触で検知し前記
    制御部に検知した温度を出力する温度センサを有し、 前記制御部は、前記加工部の温度が前記原料ガスの温度
    を越えたことを認識したとき前記高温ガスの供給を停止
    して前記原料ガスの供給を開始し、前記加工部の温度が
    前記原料ガスの温度になったことを認識した後に前記レ
    ーザ光の照射を開始することを特徴とする請求項4記載
    のレーザCVD装置。
  7. 【請求項7】 被加工物の表面上の加工部に原料ガスを
    供給し、前記加工部に集光したレーザ光を照射するレー
    ザCVD方法において、 原料ガスの温度より高温に保たれた高温ガスを前記加工
    部に向かって吹き付けて加熱し前記加工部が原料ガスの
    温度を越えたとき前記高温ガスの吹き付けを停止し前記
    加工部の温度が低下して前記原料ガスの温度になった後
    に前記レーザ光の照射を開始することを特徴とするレー
    ザCVD方法。
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JP2019211244A (ja) * 2018-05-31 2019-12-12 株式会社オキサイド 蛍光体評価装置

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