JPH1161185A - 自動食器洗浄機用洗浄剤組成物 - Google Patents

自動食器洗浄機用洗浄剤組成物

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JPH1161185A
JPH1161185A JP22348397A JP22348397A JPH1161185A JP H1161185 A JPH1161185 A JP H1161185A JP 22348397 A JP22348397 A JP 22348397A JP 22348397 A JP22348397 A JP 22348397A JP H1161185 A JPH1161185 A JP H1161185A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トリポリリン酸塩を含有しなくても各種汚れ
に対する洗浄力に優れた自動食器洗浄機用洗浄剤を提供
する。 【解決手段】 自動食器洗浄機用洗浄剤組成物の洗浄基
剤として、下記一般式(1)で表される多価カルボン酸又
はその塩(a) と、オキシプロピレン基の平均縮合度が10
〜90であるポリオキシプロピレン(b) とを用いる。 【化1】 (式中、M1〜M4は、水素、アルカリ金属等を示し、R1
水素又は水酸基を示す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトリポリリン酸塩を
含有せず、各種汚れに対して優れた洗浄力を示す自動食
器洗浄機用洗浄剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
自動食器用洗浄機は急速に普及し、業務用ばかりでな
く、一般家庭にも盛んに用いられるようになった。
【0003】食器類に強固に付着した米飯等に代表され
る澱粉質の汚れおよび茶しぶ等に代表される色素汚れを
除去するために、従来、自動食器洗浄機用洗浄剤として
は、α−アミラーゼなどの澱粉分解酵素およびジクロル
イソシアヌル錯塩などの塩素系漂白剤を配合した有リン
洗剤が主として使用されてきた。一方、酵素、香料、染
料などは塩素系漂白剤に対して不安定であるため、塩素
系漂白剤に換えて酸素系漂白剤を用いた有リン洗剤も提
供されるに到った(特開昭60-60198号公報)。
【0004】しかしながら、多くの洗浄剤について無り
ん洗剤が主流である現在、環境問題の点からリン酸塩含
有洗剤は社会的な問題になりかねない。そこで、自動食
器洗浄機の普及に伴い各種汚れに対する洗浄力を低下す
ることなく無リン化する技術が強く要望されていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこのような
要望に応えるべく鋭意研究の結果、特定の多価カルボン
酸又はその塩と特定のポリオキシプロピレンとを併用す
れば有リン洗剤と同等の性能を有する洗浄剤組成物が得
られることを見出し、本発明を完成した。
【0006】即ち、本発明は、下記一般式(1)で表され
る多価カルボン酸又はその塩(a) と、オキシプロピレン
基の平均縮合度が10〜90であるポリオキシプロピレン
(b) とを含有する自動食器洗浄機用洗浄剤組成物を提供
するものである。
【0007】
【化2】
【0008】(式中、M1〜M4は、水素、アルカリ金属、
アルカリ土類金属、アンモニウム、アルキルアンモニウ
ム又は置換アルキルアンモニウムを示し、R1は水素又は
水酸基を示す。)
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の(a) 成分である一般式
(1)で表される多価カルボン酸又はその塩は、一般式
(1)中のM1〜M4(対イオン)は、上記のものであるが、
なかでも水素、ナトリウム、カリウムが一般的である。
ここで、部分中和されたものが金属イオン封鎖能は最も
高く、洗浄力の向上効果が高いが、完全に中和されたも
のも充分な洗浄力向上の効果を発現する。また、一般式
(1)において、R1としては特に水酸基が好ましい。これ
らの化合物は例えば日本触媒(株)社製の「HIDS」
として入手可能である。
【0010】本発明において、(a) 成分は1〜50重量
%、好ましくは5〜30重量%配合される。(a) 成分の配
合量が1重量%より少ない場合には充分な洗浄効果が得
られず、50重量%より多い場合には後述のように酵素を
配合した場合に酵素の活性が損なわれる。
【0011】本発明の(b) 成分であるポリオキシプロピ
レンは、オキシプロピレン基の平均縮合度が10〜90、好
ましくは30〜50である。この範囲のものが洗浄力に優れ
ている。本発明に用いられるポリオキシプロピレンとし
ては、平均分子量として600以上5000以下のものが好ま
しく、特に2000〜4000のものが好ましい。本発明におい
て、かかるポリオキシプロピレンは、組成物中に0.001
〜10重量%配合されることが好ましく、より好ましくは
0.005〜5重量%である。ポリオキシプロピレンの配合
量が 0.001重量%より少ない場合には充分な洗浄効果が
得られず、10重量%より多く含有する場合には増泡によ
り洗浄効率が損なわれる。
【0012】また、本発明においては、(a) 成分と(b)
成分の重量比が、(a) /(b) =1/5〜500 /1、特に
1/2〜30/1であることが洗浄力の面からより好まし
い。更に組成物中の(a) 成分と(b) 成分の合計量は2〜
40重量%が好ましく、特に5〜30重量%が好ましい。
【0013】本発明の組成物には、酵素を配合すること
が好ましい。本発明に使用される酵素成分としては、ア
ミラーゼ、澱粉枝切り酵素、セルラーゼ、リパーゼ、ヘ
ミセルラーゼ、β−グリコシダーゼ、グルコースオキシ
ダーゼ、コレステロールオキシダーゼ、プロテアーゼな
どである。
【0014】アミラーゼとしては菌から誘導されたもの
であってもよい。好適なアミラーゼはBacillus licheni
formis菌から得られたアミラーゼであり、Novo社から市
販されている"Termamyl"(登録商標)等である。より好
ましくは液化型アルカリα−アミラーゼが挙げられる。
かかる液化型アルカリα−アミラーゼを生産する微生物
としては、高ランダムに澱粉又は澱粉系多糖類を分解す
る性質を有し、かつ至適pHがアルカリ領域にあり、等電
点の高いα−アミラーゼを生産する能力を有するもので
あれば特に限定されないが、例えば特開平3−108482号
公報掲載のバチルス属に属するバチルス エスピー.
(Bacillus sp.)KSM-AP1378(FERM BP-3048)が挙げら
れる。
【0015】アミラーゼは 0.2〜5重量%配合され、こ
れによってDNS法による糖化活性が本洗浄剤組成物の
実使用濃度に於いて1×103 キロユニット(1分間に1
mgのグルコースを生成する酵素量を 100単位とする。)
以上となるようにする。
【0016】又、適当なプロテアーゼの例としては、B.
subtilis菌や、B.licheniformis 菌の特定の菌株から得
られる、スプチリシンが挙げられる。これらの例として
はギスト社から販売されている“マクサターゼ”(登録
商標)、Novo社の“アルカラーゼ”(登録商標)、“エ
スペラーゼ”(登録商標)及び“サビナーゼ”(登録商
標)などである。
【0017】本発明に用いられる澱粉枝切り酵素として
はプルラナーゼ、イソプルラナーゼ及びイソアミラーゼ
が挙げられる。これら澱粉枝切り酵素は、α−アミラー
ゼ及びβ−アミラーゼと同様に澱粉質の分解に関与する
ものであるが、α−アミラーゼ及びβ−アミラーゼがア
ミロース及びアミロペクチン中の糖鎖のα−1,4 結合を
切断するのに対して、プルラナーゼ及びイソアミラーゼ
はアミロペクチン中の糖鎖のα−1,6 結合を、イソプル
ラナーゼは糖鎖のα−1,6 結合近傍のα−1,4結合を選
択的に切断する酵素として知られている。すなわちアミ
ロペクチン中の分岐鎖を切断する点でα−アミラーゼ及
びβ−アミラーゼと異なっている。
【0018】これらの澱粉枝切り酵素は種々の起源から
得られるが、一般には菌類から誘導される。好適な澱粉
枝切り酵素としては、クレブシェラ属に属する菌、バチ
ルス属に属する菌、アスペルギルス属に属する菌、シュ
ードモナス属に属する菌等から得られたアミロペクチン
−6−グルカノヒドラーゼ活性を示すプルラナーゼ、イ
ソプルラナーゼ及びイソアミラーゼが挙げられる。
【0019】また、澱粉枝切り酵素は市販品を用いるこ
ともできる。市販されているプルラナーゼとしては、ス
プレンターゼ(天野製薬社製)、プロモザイム200L( ノ
ボ・インダストリー社製)等が、イソアミラーゼとして
は、イソアミラーゼ(生化学工業社製)等が挙げられ
る。
【0020】澱粉枝切り酵素としては、アルカリ性、特
にpH8〜11に至適pHを有するものが好ましく、特にアル
カリプルラナーゼが好ましい。アルカリプルラナーゼ生
産菌としては、バチルス エスピー.KSM-AP1876(FERM
BP-3049)が利用できる。ここで、至適pHは、0.25%プ
ルラン、10mM酢酸緩衝液(pH4〜6)、リン酸緩衝液
(pH6〜8)、グリシン−食塩−水酸化ナトリウム緩衝
液(pH8〜11)及び塩化カリウム−水酸化ナトリウム緩
衝液(pH11〜12)の反応系を用い、45℃で10分間反応さ
せて測定することができる。
【0021】本発明において、酵素成分の含有量は 0.1
〜10重量%、好ましくは 0.1〜5重量%である。本成分
の含有量が 0.1重量%より少ない場合には洗浄液の安定
性が低く、10重量%より多く含有する場合には配合の自
由度が小さくなる。
【0022】また、本発明の組成物には、Ca(カルシウ
ム)捕捉剤を配合することが好ましい。Ca捕捉剤として
は、ヒドロキシモノあるいは多価カルボン酸あるいはそ
の塩、イミノ二酢酸構造を有するアミノカルボン酸ある
いはその塩、珪酸化合物、アルミノ珪酸化合物、ポリア
クリル酸塩、アクリル酸/マレイン酸共重合体の塩、マ
レイン酸とオレフィン類の共重合体の塩からなる群より
選ばれる1種以上のCa捕捉剤が挙げられる。ここで、ヒ
ドロキシモノあるいは多価カルボン酸(塩)としてはシ
ュウ酸、マロン酸、コハク酸、クエン酸、リンゴ酸、グ
ルタール酸等及びこれらの塩が挙げられる。イミノ二酢
酸構造を有するアミノカルボン酸(塩)としてはエチレ
ンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸等及びこれらの塩が
挙げられる。また、ヘキサメタリン酸、アミノトリ(メ
チレンスルホン酸)等を配合することもできる。Ca捕捉
剤は、組成物中に5〜85重量%配合することが好まし
く、より好ましくは5〜20重量%である。
【0023】本発明の組成物には、漂白剤を配合するこ
とができる。漂白剤としては酸素系漂白剤が挙げられ
る。酸素系漂白剤としては、モノパーオキシフタル酸マ
グネシウムなどの有機塩酸又はその塩、アルカリ金属の
過ホウ酸塩(1水和物又は4水和物)、過炭酸塩及び過
ケイ酸塩などの水溶液中で過酸化水素を発生する過酸化
物が挙げられる。これら過酸化水素付加体のうち、好ま
しいものは過ホウ酸ナトリウム及び過炭酸ナトリウムで
ある。また、漂白剤は、水中において過酸化水素と反応
して有機過酸を発生する漂白活性化剤と併用して用いる
のが良い。漂白活性化剤としてはテトラアセチルエチレ
ンジアミン(TAED)、テトラアセチルグリコールウ
リル(TAGU)、グルコースペンタ酢酸(GPA)及
びキシローステトラ酢酸(XTA)が一般的に使用され
る。漂白剤/漂白活性化剤は重量比で8/1〜1/1の
範囲で用いられる。漂白剤を配合する場合、その配合量
は組成物中0.1 〜20重量%、好ましくは1〜10重量%で
ある。漂白剤の含有量が0.1重量%より少ない場合には
漂白効果が弱く、20重量%より多く含有する場合には酵
素等の他の成分を阻害する。また、漂白活性化剤を配合
する場合、その配合量は組成物中0.1 〜30重量%であ
り、好ましくは1〜15重量%、特に好ましくは2〜10重
量%である。漂白活性化剤の配合量が0.1 重量%未満で
は洗浄効果の向上が認められず、また30重量%を超えて
配合してもそれ以上の効果は得られず、経済的にも不利
となる傾向にある。
【0024】本発明の組成物には、アルカリ剤や界面活
性剤を配合することができる。
【0025】アルカリ剤としては、炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、ホウ砂、珪酸ナトリウムなどが挙
げられる。珪酸ナトリウムは金属腐食防止作用を有する
ので、これを他のアルカリ剤と併用するのが望ましい。
特に、炭酸水素ナトリウムと珪酸ナトリウム(SiO2/Na
O 比が1/1〜4/1、好ましくは2/1〜 2.5/1)
の重量比が35/1〜2/1、或いは炭酸ナトリウムと珪
酸ナトリウム(SiO2/Na2O比が1/1〜4/1、好まし
くは2/1〜2.5 /1)の重量比が35/1〜2/1で併
用して用いるのが最も好ましい。本発明において、アル
カリ剤の配合量は5〜85重量%が好ましく、より好まし
くは20〜70重量%である。アルカリ剤は0.05〜1重量%
濃度の洗剤溶液が pH9.0〜11.0になるように調整して用
いるのが望ましい。
【0026】本発明に用いられる界面活性剤としては、
一般的な界面活性剤が挙げられるが、非イオン性界面活
性剤が好ましい。非イオン性界面活性剤としては、特に
限定されないが、ポリオキシエチレンモノアルキル又は
モノアルケニルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテル類、ポリオキシプロピレンモノアル
キル又はモノアルケニルエーテル類、ポリオキシブチレ
ンモノアルキル又はモノアルケニルエーテル類、アルキ
レンオキシド付加モノアルキル基又はモノアルケニル基
含有非イオン性界面活性剤混合物、蔗糖脂肪酸エステル
類、脂肪族アルカノールアミド類、脂肪酸グリセリンモ
ノエステル類、アミンオキサイド類、酸化エチレン縮合
型界面活性剤及びアルキルグリコシド類の中から選ばれ
る一種又は二種以上が好ましい。かかる非イオン性界面
活性剤を更に具体的に示すと以下の (1)〜(10)が挙げら
れる。
【0027】(1) ポリオキシエチレンモノアルキル又は
モノアルケニルエーテル類であって、アルキル基又はア
ルケニル基の平均炭素数が10〜20であり、エチレンオキ
サイド付加モル数は、平均で1〜30モルであるもの。
【0028】(2) ポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテル類であって、アルキル基の平均炭素数が6〜12
であり、エチレンオキサイド付加モル数は、平均で1〜
25モルであるもの。
【0029】(3) ポリオキシプロピレンモノアルキル又
はモノアルケニルエーテル類であって、アルキル基又は
アルケニル基の平均炭素数が10〜20であり、プロピレン
オキサイド付加モル数は、平均で1〜20モルであるも
の。
【0030】(4) ポリオキシブチレンモノアルキル又は
モノアルケニルエーテル類であって、アルキル基又はア
ルケニル基の平均炭素数が10〜20であり、ブチレンオキ
サイド付加モル数は、平均で1〜20モルであるもの。
【0031】(5) 片末端のみにアルキル基又はアルケニ
ル基を有し、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイ
ド(モル比: 0.1/9.9 〜 9.9/0.1 )あるいはエチレ
ンオキサイドとブチレンオキサイド(モル比: 0.1/9.
9 〜9.9 /0.1 )が付加されてなる非イオン性界面活性
剤混合物であって、アルキル基又はアルケニル基の平均
炭素数が10〜20であり、1分子当たりのアルキレンオキ
サイド付加モル数は平均で1〜30モルであるもの。
【0032】(6) 下記の一般式(A)で表わされる高級
脂肪酸アルカノールアミド類又はそのアルキレンオキサ
イド付加物。
【0033】
【化3】
【0034】〔式中、R3は炭素数10〜20のアルキル基又
はアルケニル基であり、R4、R5は同一又は異なってH 又
はCH3 であり、p は1〜3の数、q は0〜3の数であ
る。〕 (7) 蔗糖脂肪酸エステル類であって、脂肪酸部分の平均
炭素数が10〜20であるもの。
【0035】(8) 脂肪酸グリセリンモノエステル類であ
って、脂肪酸部分の平均炭素数が10〜20であるもの。
【0036】(9) アミンオキサイド類。例えば炭素数1
〜24の直鎖又は分岐鎖アルキル基又はアルケニル基を有
するアルキル又はアルケニルアミンオキサイドが挙げら
れる。より好ましいアミンオキサイドとしては、下記の
一般式(B)で表されるアルキルアミンオキサイドが挙
げられる。
【0037】
【化4】
【0038】上記一般式(B)において、R6は炭素数8
〜24のアルキル基又はアルケニル基であるが、特に炭素
数12〜18のアルキル基が好ましい。R7、R8は炭素数1〜
3のアルキル基であるが、特に炭素数1のメチル基が好
ましい。
【0039】(10)アルキル多糖類。例えば、下記の一般
式(C)で表されるアルキル多糖類。 R9(OR10)xGy (C) 〔式中、R9は、直鎖又は分岐鎖の総炭素数8〜18のアル
キル基又はアルケニル基又はアルキルフェニル基を表わ
し、R10 は炭素数2〜4のアルキレン基を表わし、G は
炭素数5〜6を有する還元糖に由来する残基である。x
(平均値)は0〜5であり、y(平均値)は1〜5であ
る。〕 上記一般式(C)中のx はその平均値が0〜5である
が、この値を変えることにより、本洗浄剤組成物の水溶
性及び結晶性を調整できる。つまり、x の値が大きいも
の程、水溶性が高くなり且つ結晶性が低くなる傾向にあ
る。好ましいx の値は0〜2であり、特に好ましくは0
である。一方、y は、その平均値が1より大きい場合、
つまり2糖類以上の糖鎖を親水性基とする場合、糖鎖の
結合様式が1−2、1−3、1−4、1−6結合のも
の、更にα−、β−ピラノシド結合又はフラノシド結合
及びこれらの混合された結合様式を有する任意の混合物
を含むことが可能である。また、一般式(C)中のy の
平均値は1〜5、好ましくは1〜1.5 、より好ましくは
1.1〜1.4 である。尚、y の測定値はプロトンNMR法
によるものである。また、式中のR9は、溶解性及び洗浄
性の点から炭素数10〜14のアルキル基が好ましい。ま
た、R10 は、水溶性の点から炭素数2〜3のアルキレン
基が好ましい。更にG は単糖類若しくは2糖類以上の原
料によってその構造が決定されるが、このG の原料とし
ては、単糖類ではグルコース、フルクトース、ガラクト
ース、キシロース、マンノース、リキソース、アラビノ
ース、及びこれらの混合物等が挙げられ、2糖類以上で
はマルトース、キシロビオース、イソマルトース、セロ
ビオース、ゲンチビオース、ラクトース、スクロース、
ニゲロース、ツラノース、ラフィノース、ゲンチアノー
ス、メレジトース、及びこれらの混合物等が挙げられ
る。これらのうち、好ましい原料は、それらの入手容易
性及びコストの点から、単糖類ではグルコース及びフル
クトースであり、2糖類以上ではマルトース及びスクロ
ースである。この中でも特に入手容易性の点からグルコ
ースが好ましい。更に、ペンタエリスリトール・イソス
テアリルグリシジルエーテルの1モル付加体、ソルビト
ール・イソステアリルグリシジルエーテルの1モル付加
体、マンニトール・2−オクチルドデシルグリシジルエ
ーテルの1モル付加体、メチルグルコシド・イソステア
リルグリシジルエーテルの1モル付加体、ジグリセリン
・イソステアリルグリシジルエーテルの1モル付加体、
フィタントリオール等の1分子中に少なくとも1個の長
鎖分岐アルキル基又はアルケニル基及び少なくとも3個
の水酸基を有する非イオン性界面活性剤が挙げられる。
【0040】これらの非イオン性界面活性剤の中でも
(1) 、(5) 、(6) 、(9) 及び(10)が好ましく、更に(5)
、(9) 及び(10)が特に好ましい。
【0041】本発明において、界面活性剤の配合量は0.
0010〜10重量%、好ましくは1〜10重量%である。界面
活性剤の配合量が1重量%より少ない場合には充分な洗
浄効果が得られず、10重量%より多く含有する場合には
配合の自由度が狭まるため好ましくない。
【0042】本発明の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物に
は、更に、銅の腐食防止に炭化水素鎖長が約8〜18を有
する脂肪酸を 0.1〜5重量%添加すること、更にはベン
ゾトリアゾール等を添加することも効果的である。
【0043】本発明の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物は
一般に乾燥粉粒状生成物の形に製造できる。即ちこれ
は、常用の製造技術に従って粉状又は粒状の各成分を乾
式混合し次に液体成分(非イオン性界面活性剤など)を
前記混合物上に噴霧することによっても製造できるが、
特に限定されるものではない。
【0044】尚、本発明の自動食器洗浄機用洗浄剤は、
上記したように強アルカリを使用せずに、充分な洗浄力
を有するものであり、主に強アルカリの使用が困難であ
る家庭用の自動食器洗浄機に対して使用される。
【0045】
【発明の効果】以上の通り、本発明の自動食器洗浄機用
洗浄剤は自動食器洗浄機用洗浄剤の基本性能である油・
澱粉質に対する充分な洗浄力を有すると同時にトリポリ
リン酸塩を含有せず、かつ、食器に沈着した色素汚れ除
去能つまり漂白性能をも有する実用的価値の高い自動食
器洗浄機用洗浄剤である。
【0046】
【実施例】次に実施例によって本発明を更に具体的に説
明するが、本発明はこれらの実施例によって限定される
ものではない。尚、以下の例において「%」は「重量
%」を表す。
【0047】実施例1〜6及び比較例1〜4 下記の表1に示す組成物を調製し、下記の洗浄条件で、
下記の洗浄力試験を行い、評価を行った。結果を表1に
示す。
【0048】<洗浄条件> 使用洗浄機;松下電器(株)製全自動食器洗い機(機種
NP-820)洗浄剤水溶液が回転ノズルから噴射され、その
噴射軌道上面に設置された食器類を洗浄する形式のも
の。 洗浄温度;5℃から55℃まで徐々に昇温する。 洗浄用水;硬度 3.5°DHの水 洗剤濃度;0.2 % 洗浄時間;洗浄20分−すすぎ20分 洗浄時の循環水量;約 2.5リットル。
【0049】<洗浄力の評価> 〔米飯汚れ洗浄力測定法〕 (汚染皿の調製)軟質の炊き上がり米飯を30分間室温に
て放置し、3gを直径25cmの磁性の皿に引き伸ばして塗
布し、室温で1昼夜風乾したものを6枚洗浄に供した。
【0050】(米飯汚れ洗浄力評価方法)洗浄後の皿の
米飯の残留をヨウ素の呈色反応によって生じた青色部分
の面積(P)を写真判定によって測り、初期の汚染面積
(S)から各皿の洗浄率を下式によって求めた。更に、
6枚の皿の洗浄率を平均し、平均洗浄率(%)とした。 皿一枚の洗浄率(%)=〔(S−P)/S〕×100
【0051】
【数1】
【0052】〔複合汚れ洗浄力測定法〕 (汚染皿の調製)ホワイトソース(ハインツ社製の缶
詰) 100gにマーガリン(雪印社製「ネオソフト」)10
gを加え、60℃に加温し良く混合し複合汚れとする。直
径25cmの磁性の皿一枚当たりに、上記の複合汚れ5gを
塗布し、 120℃で15分間焼き付ける。これを一昼夜放置
した後洗浄に供した。 (洗浄試験と洗浄力評価方法)汚染皿5枚を洗浄機に入
れ、上記の洗浄条件にて洗浄を行った。洗浄後の皿は一
枚づつ下記の判断基準により判定し、下式により洗浄評
価点を算出した。 完全に洗浄された 5点 わずかに汚れの残留がある 4点 少量の汚れの残留が認められる 3点 皿の約1/4に汚れの残留が認められる 2点 皿の約1/2に汚れの残留が認められる 1点 全く洗浄されなかった 0点 洗浄評価点=〔各汚染皿の評価点の和〕×4
【0053】
【表1】
【0054】(注) *1:一般式(1)において、R1が水酸基、M1〜M4がNaで
ある化合物 *2:ポリプロピレングリコール、平均分子量約3000、
平均縮合度約50(ジオールタイプ、和光純薬株式会社) *3:ソフタノールEP7085(日本触媒(株)) *4:ターマミル60T(ノボノルディスクバイオインダ
ストリー(株)) *5:サビナーゼ12.0T(ノボノルディスクバイオイン
ダストリー(株)) *6:テトラアセチルエチレンジアミン(Warwick 社
製)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C11D 3/20 C11D 3/20 3/37 3/37 3/386 3/386 3/39 3/39 3/395 3/395

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で表される多価カルボン
    酸又はその塩(a) と、オキシプロピレン基の平均縮合度
    が10〜90であるポリオキシプロピレン(b) とを含有する
    自動食器洗浄機用洗浄剤組成物。 【化1】 (式中、M1〜M4は、水素、アルカリ金属、アルカリ土類
    金属、アンモニウム、アルキルアンモニウム又は置換ア
    ルキルアンモニウムを示し、R1は水素又は水酸基を示
    す。)
  2. 【請求項2】 (a) 成分を1〜50重量%含有する請求項
    1記載の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 (b) 成分を0.001 〜10重量%含有する請
    求項1又は2記載の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物。
  4. 【請求項4】 (a) /(b) 重量比が、(a) /(b) =1/
    5〜500 /1である請求項1〜3の何れか1項記載の自
    動食器洗浄機用洗浄剤組成物。
  5. 【請求項5】 酵素を含有する請求項1〜4の何れか1
    項記載の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物。
  6. 【請求項6】 酵素を0.1 〜10重量%含有する請求項5
    記載の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物。
  7. 【請求項7】 酵素が、アミラーゼ、プロテアーゼ、セ
    ルラーゼ、リパーゼ、プルラナーゼ、イソプルラナー
    ゼ、及びイソアミラーゼからなる群より選ばれる1種以
    上の酵素である請求項5又は6記載の自動食器洗浄機用
    洗浄剤組成物。
  8. 【請求項8】 Ca捕捉剤を含有する請求項1〜7の何れ
    か1項記載の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物。
  9. 【請求項9】 Ca補捉剤を5〜85重量%含有する請求項
    8記載の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物。
  10. 【請求項10】 Ca捕捉剤が、ヒドロキシモノあるいは
    多価カルボン酸あるいはその塩、イミノ二酢酸構造を有
    するアミノカルボン酸あるいはその塩、珪酸化合物、ア
    ルミノ珪酸化合物、ポリアクリル酸塩、アクリル酸/マ
    レイン酸共重合体の塩及びマレイン酸とオレフィン類の
    共重合体の塩からなる群より選ばれる1種以上のCa捕捉
    剤である請求項9記載の自動食器洗浄機用洗浄剤組成
    物。
  11. 【請求項11】 漂白剤を0.1 〜20重量%含有する請求
    項1〜10の何れか1項記載の自動食器洗浄機用洗浄剤組
    成物。
  12. 【請求項12】 漂白剤が、過炭酸ナトリウム、過ホウ
    酸ナトリウムから選ばれる1種又は2種の漂白剤である
    請求項11記載の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物。
  13. 【請求項13】 水中において過酸化水素と反応して有
    機過酸を発生する漂白活性化剤0.1 〜30重量%を含有す
    る請求項11又は12記載の自動食器洗浄機用洗浄剤組成
    物。
  14. 【請求項14】 アルカリ剤を5〜85重量%含有する請
    求項1〜13の何れか1項記載の自動食器洗浄機用洗浄剤
    組成物。
  15. 【請求項15】 界面活性剤を含有する請求項1〜14の
    何れか1項記載の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物。
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