JPH1159091A - 転写箔の貼り付け方法 - Google Patents

転写箔の貼り付け方法

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Publication number
JPH1159091A
JPH1159091A JP24607597A JP24607597A JPH1159091A JP H1159091 A JPH1159091 A JP H1159091A JP 24607597 A JP24607597 A JP 24607597A JP 24607597 A JP24607597 A JP 24607597A JP H1159091 A JPH1159091 A JP H1159091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer foil
foil
timber
wood
adhesive
Prior art date
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Pending
Application number
JP24607597A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitoshi Shigeno
佳敬 茂野
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SHIGENO TATEGUTEN KK
Original Assignee
SHIGENO TATEGUTEN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SHIGENO TATEGUTEN KK filed Critical SHIGENO TATEGUTEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物の窓や扉の枠材に対して転写箔を自
動的に貼り付けることができる方法を提供する。 【解決手段】 リール11から引き出した転写箔1の裏
面にウレタン接着剤を塗布し、この接着剤を乾燥炉13
で加熱乾燥させた後、移動させた建材の表面に重ね、こ
れを多方面からのローラによる加圧によって接着させ、
建物の窓や扉の枠材を転写箔1で仕上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の窓や扉の
枠材である木材の表面に、木目を印刷した転写箔を貼り
付けて仕上げる転写箔の貼り付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】木材の表面に木目を印刷した転写箔を貼
り付けて仕上げ、該木材の外観に高級感を与えると同時
に耐久性を上げ、商品価値の向上を図ることは既に行わ
れている。この転写箔は、基材シートの表面に木目柄を
印刷し、その表面を保護層で覆うと共に、基材シートの
裏面に接着剤層を設けた構造を有している。
【0003】従来の転写箔を用いた貼り付け方法は、転
写機を用い、転写箔を予め裏面に接着剤層で木材の表面
に貼り付けるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の転写
機は、平面的な貼り付けしか行えないため、例えば、建
物の窓や扉の枠材である木材のように、表面に凹凸のあ
るようなものには、自動的な貼り付けが行えないという
問題があり、建物の窓や扉の枠材である木材の転写箔に
よる品質の向上を図る事ができないという問題がある。
【0005】そこで、この発明の課題は、建物の窓や扉
の枠材である表面に凹凸のあるような木材の表面に対し
て、ラッピングマシンを用いる事により転写箔の貼り付
けが自動的に行え、建物の窓や扉の枠材の品質の向上を
図る事ができる転写箔の貼り付け方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明は、転写箔の裏面にウレタン
接着剤を塗布し、この接着剤を加熱手段で乾燥させた
後、移動させた建材の表面に多面方向からのローラによ
る加圧によって接着させる構成を採用したものである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、転写箔を加圧接着させる建材が建物の窓や扉の枠材
である構成を採用したものである。
【0008】ここで、転写箔は、基材シートの表面に木
目柄を印刷し、その表面を保護層で覆ったものであり、
ロール巻の状態から引出して移動させ、その移動途中で
裏面側に二液性のウレタン接着剤を塗布し、この接着剤
を加熱手段である乾燥炉で加熱して乾燥させ、この後転
写箔を木材の表面に重ね、移動する木材に対して転写箔
を供給し、多面方向からのローラによる加圧によって感
圧性の生じた接着剤で該転写箔を木材に貼りつける。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
【0010】図2は、転写箔1を示し、基材シート2の
表面に木目柄3を印刷し、その表面を保護層4で覆った
断面構造になっており、長尺のものがロール巻きされて
いる。
【0011】図1は建物の窓や扉の枠材である、表面に
凹凸のある木材Aに上記転写箔1を張りつけるラッピン
グ装置であり、ロール巻きされた転写箔1をリール11
で引出し可能に支持し、該リール11から基台シート2
の裏面を上向きにして引き出される転写箔1の引出し方
向の前方の位置に、転写箔1の基材シート2の裏面側に
二液性のウレタン接着剤を塗布する糊タンク12と、転
写箔1に塗布されたウレタン接着剤を温風によって乾燥
させる乾燥炉13を設け、乾燥炉13を出た転写箔1
は、ガイドローラ14と15で下方に誘導し、送材ロー
ル16で送られる木材Aの上面に上下反転状態で供給さ
れるようになっている。
【0012】図示の場合、ガイドローラ14と15間の
外側にヒータ17を配置し、ウレタン接着剤をさらに乾
燥させるようにしている。
【0013】送材ロール16で送られる木材Aの上部や
側面に多数の加圧ローラ18群が配置され、木材Aに重
ねた転写箔1を木材Aに向けて加圧し、乾燥によって感
圧性となった接着剤で転写箔1を木材Aに貼り付け固定
する。
【0014】上記加圧ローラ18は、木材Aの断面形状
に応じ、該木材Aの上面や側面を加圧するように配置さ
れ、これにより凹凸のある断面形状の木材に対しても転
写箔1を自動的に貼り付けることができる。
【0015】次に、転写箔の貼り付け方法を説明する。
送材ロール16の上に木材Aを安定するように置き、こ
の木材Aのラミネートする部分の寸法を測定しておく。
リール11にロール巻きした転写箔1をセットし、この
リール11から引き出した転写箔1の裏面側を糊タンク
12の下を通し、糊タンク12の接着剤塗布量が50〜
80μになるように、塗布幅と共に調整し、この状態で
転写箔1の自動走行スイッチをオンする。
【0016】リール11から引き出された転写箔1は、
40℃〜50℃に設定された乾燥炉13内を移動し、乾
燥炉13から出た転写箔1はガイドローラ14、15で
下方に誘導し、その先端を送材ロール16上にテープ等
で貼り付ける。
【0017】送材ボタンをオンし、ゆっくりと送材スピ
ードを上げ、コントローラの操作盤のスイッチを手動か
ら自動にし、木材Aに転写箔1が加圧ローラ18によっ
てラミレートされて行くのを確認した後、送材スピード
を作業スピードに上げ、木材Aの全長にわたって転写箔
1を貼り付けて行く。
【0018】このようにして、送材ローラ16から取り
出した木材Aの表面には、予め木目柄が印刷された転写
箔1で仕上げられた製品が得られる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によると建物の
窓や扉の枠材である表面に凹凸のあるような木材の表面
に対して、転写箔の貼り付けが自動的に行えるようにな
り、転写箔を用いて建物の窓や扉の枠材の品質向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】転写箔の貼り付け方法を実施するラッピング装
置の正面図。
【図2】転写箔の断面図。
【符号の説明】
1 転写箔 2 基材シート 3 木目柄 4 保護層 11 リール 12 糊タンク 13 乾燥炉 14、15 ガイドローラ 16 送材ロール 17 ヒータ 18 加圧ローラ A 木材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写箔の裏面にウレタン接着剤を塗布
    し、この接着剤を加熱手段で乾燥させた後、移動させた
    建材の表面に多面方向からのローラによる加圧によって
    接着させることを特徴とする転写箔の貼り付け方法。
  2. 【請求項2】 転写箔を加圧接着させる建材が建物の窓
    や扉の枠材である請求項1記載の転写箔の貼り付け方
    法。
JP24607597A 1997-08-26 1997-08-26 転写箔の貼り付け方法 Pending JPH1159091A (ja)

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JP24607597A JPH1159091A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 転写箔の貼り付け方法

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JP24607597A JPH1159091A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 転写箔の貼り付け方法

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JPH1159091A true JPH1159091A (ja) 1999-03-02

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ID=17143109

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JP24607597A Pending JPH1159091A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 転写箔の貼り付け方法

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