JPH1158484A - 合成樹脂成形品の製造方法 - Google Patents

合成樹脂成形品の製造方法

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JPH1158484A
JPH1158484A JP9217792A JP21779297A JPH1158484A JP H1158484 A JPH1158484 A JP H1158484A JP 9217792 A JP9217792 A JP 9217792A JP 21779297 A JP21779297 A JP 21779297A JP H1158484 A JPH1158484 A JP H1158484A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で、損傷しにくくかつ商品品位の向上し
た合成樹脂成形品の製造方法を提供する。 【解決手段】 ポリカーボネートなどの透光性を有する
熱可塑性合成樹脂2にガラス粉粒体4と金属粉粒体3と
を添加して押出成形装置5によって筒状に押出して成形
品が成形される。この押出された成形品を冷却すること
によって、合成樹脂2が熱収縮し、表面に金属粉粒体3
およびガラス粉粒体4が突出して、凹凸状の粗面とな
る。このような成形品によって釣竿ケース1は製造され
る。このように作業工程を増やすことなく金属感を付与
し、表面が粗面の釣竿ケース1を容易に製造することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば釣竿ケー
スとして好適に実施される合成樹脂成形品の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、軽くて安価な釣竿ケースとし
て合成樹脂材料から押出成形によって筒状に形成して製
造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】釣竿ケースは、屋外で
使用されるため比較的粗雑に扱われる。しかしながら従
来の釣竿ケースは安価に製造するために上述のように合
成樹脂によって形成されるので、傷つき易く、また衝撃
などに対して割れが生じ易いといった問題を有する。ま
た合成樹脂から形成されるので表面が滑らかであり、濡
れた手で釣竿ケースを把持すると容易に滑って落ちると
いった問題を有し、落下した衝撃によっても割れが生じ
やすい。またこのような問題を解消するために、表面に
粗面加工を施して滑りにくくする方法も考えられるが、
作業工程が増えるため製造コストが高くなるといった問
題を有する。
【0004】またこのような合成樹脂から成る釣竿ケー
スは、合成樹脂特有の表面光沢と軽さから低廉感を与え
る。これに対して、釣竿ケースに金属感などを付与して
付加価値を高め、商品品位を向上する方法が考えられる
が、金属粉粒体を有する塗料を釣竿ケースに塗布して金
属感を付与する場合には、屋外での使用で容易に塗料が
剥離するといった問題を有し、さらに作業工程が増加す
ることによって製造コストが増加するといった問題を有
する。
【0005】本発明の目的は、安価で、損傷しにくくか
つ商品品位の向上した合成樹脂成形品の製造方法を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、透光性を有す
る熱可塑性合成樹脂に、5〜20wt%のガラス粉粒体
と、0.1〜3.0wt%の金属粉粒体とを添加した成
形材料を、押出成形装置に投入して前記熱可塑性合成樹
脂の溶融温度付近まで加熱し、加圧することによって金
型から所定の形状に押出成形することを特徴とする合成
樹脂成形品の製造方法である。
【0007】本発明に従えば、ガラス粉粒体と金属粉粒
体とが添加された熱可塑性合成樹脂から成る成形材料
を、押出成形装置によって押出成形すると、合成樹脂成
形品は冷却されて熱収縮し、ガラス粉粒体および金属粉
粒体が表面に突出して表面が粗面となる。このとき、ガ
ラス粉粒体および金属粉粒体の表面に熱可塑性合成樹脂
が付着し、ガラス粉粒体および金属粉粒体自体が合成樹
脂から露出しないので、ガラスおよび金属粉粒体が尖っ
ていたとしても、成形品の表面の突部は滑らかに盛り上
がった形状となり、安全であり、かつガラスおよび金属
粉粒体が容易に剥離するといったことが防がれる。この
ようにして合成樹脂成形品の表面が粗面となるので、濡
れた手で成形品を把持したとしても滑り落ちるといった
ことが防がれる。また合成樹脂表面には前述のように合
成樹脂よりも硬いガラスおよび金属粉粒体が突出して設
けられるので、このような粉粒体が添加されない従来の
合成樹脂成形品に比べて傷つきにくくなる。また、表面
が粗面であるので、表面が傷ついたとしてもその傷が目
立ちにくくなる。またさらにガラスおよび金属粉粒体が
合成樹脂成形品内に分散しているので、衝撃などによっ
て亀裂が生じたとしても、前記分散されるガラスおよび
金属粉粒体によって亀裂が停止し、大きく割れるといっ
たことが防がれる。
【0008】また透光性を有する合成樹脂内に金属粉粒
体が添加されるので、成形品に金属感を付与することが
でき、商品品位を向上することができる。このような金
属感の付与および表面の粗面加工は、ガラスおよび金属
粉粒体を熱可塑性合成樹脂に添加して成形するだけでよ
く、別途に粗面加工および塗料を塗布するといった作業
を必要としないので、製造コストを抑えることができ
る。また、透光性を有する合成樹脂を透過して金属粉粒
体表面で反射する光が、ガラス粉粒体を透過する場合
は、このガラス粉粒体によるレンズ効果によって反射光
が収束したり分散したりする。これによって成形品に独
特の金属感を施すことができ、商品品位を向上すること
ができる。このように金属粉粒体およびガラス粉粒体を
添加することによって表面が粗面となり、かつ比重が増
加するので、成形品に合成樹脂特有の軽くて滑らかな感
触がなくなり、金属感と表面の凹凸と比重の増加とが相
俟って、把持したときに重厚な感触が得られ、商品品位
が向上される。
【0009】このようなガラス粉粒体は、成形品に対し
て5〜20wt%添加される。ガラス粉粒体の添加量が
5wt%未満だと、成形品の表面に充分に凹凸を形成し
て粗面とすることができず、20wt%を超えると、押
出成形時の賦形成が悪くなるといった問題を有する。ま
た金属粉粒体の添加量は、0.1〜3.0wt%に選ば
れ、0.1wt%未満だと、成形品に充分な金属感を付
与することができず、また3.0wt%を超えると、成
形品の脆性が高くなるといった問題を有する。
【0010】また本発明の前記ガラス粉粒体の粒径は、
50〜200μmに選ばれ、前記金属粉粒体の粒径は、
30〜150μmに選ばれることを特徴とする。
【0011】本発明に従えば、ガラス粉粒体の粒径は5
0〜200μmに選ばれるので、これによって成形品の
表面に適度の凹凸を付与して粗面とすることができる。
ガラス粉粒体の粒径が50μm未満だと、表面に充分の
凹凸を形成することができず、また200μmを超える
と押出成形時の賦形成が悪くなる。また金属粉粒体の粒
径は30〜150μmに選ばれるので、これによって合
成樹脂成形品に好適に金属感を付与することができる。
金属粉粒体の粒径が30μm未満であると、成形品に充
分な金属感を付与することができず、また150μmを
超えると成形品の脆性が高くなり、賦形成が悪くなると
いった問題を有する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
製造方法によって製造された釣竿ケース1の一部を拡大
して示す断面図である。なお、図1では図解の便宜のた
めハッチングは省略してある。釣竿ケース1は、たとえ
ばポリカーボネートから成る透光性を有する熱可塑性合
成樹脂2に、鉛ガラスなどの透孔性の高い無色のガラス
粉粒体4と、アルミニウム合金などの金属粉粒体3とが
分散される。このような釣竿ケース1の表面1aには、
前記ガラス粉粒体4および金属粉粒体3が突出して設け
られ、表面1aが凹凸状となり粗面となる。これによっ
て濡れた手で釣竿ケース1を把持したとしても滑り落ち
るといったことが防がれるとともに、合成樹脂特有の軽
くて滑らかな感触でなく、重厚感が得られ、商品品位が
向上される。また金属粉粒体3が添加されることによっ
て、釣竿ケース1に金属感が施され、これによっても商
品品位が向上される。
【0013】このような金属粉粒体3の材質として防錆
性を有するアルミニウム合金を選ぶことによって、釣竿
ケース1に銀色の金属感を付与することができる。また
アルミニウム合金に代えて防錆性を有するステンレス鋼
から成る粉粒体を添加することによって、白金色の金属
感を付与することができ、さらに防錆性を有する黄銅か
ら成る粉粒体を添加することによって釣竿ケース1に金
色の金属感を付与することができる。このように金属粉
粒体3を選択することによって、その金属特有の金属色
を露呈させて金属感を付与することができる。また金属
粉粒体3として銅を選ぶことによって、釣竿ケース1に
抗菌効果を施すことができ、これによって雑菌の繁殖な
どを抑えることができる。このような金属粉粒体3の粒
径は30〜150μmに選ばれ、好ましくは70〜10
0μmに選ばれる。このように選ぶことによって、押出
成形を正確に行うとともに釣竿ケース1に適度な金属感
を付与することができる。
【0014】また透光性を有する熱可塑性合成樹脂2で
あるポリカーボネートは、ガラスとのなじみがよいの
で、ガラス粉粒体4を添加することによって釣竿ケース
1が脆弱となるといったことが防がれる。このようなガ
ラス粉粒体4の粒径は、30〜150μmに選ばれ、好
ましくは70〜100μmに選ばれる。このように選ぶ
ことによって、押出成形を正確に行うとともに釣竿ケー
ス1の表面に適度の凹凸を付与することができる。また
金属粉粒体3よりもガラス粉粒体4の粒径を大きく選ぶ
ことによって、釣竿ケース1の表面1aにポリカーボネ
ートに強固に付着するガラス粉粒体4を金属粉粒体3よ
りも突出させることができる。これによって釣竿ケース
1の表面1aの突部が容易に剥離するといったことを防
ぐことができる。
【0015】また、ガラス粉粒体4の成形材料に対する
割合は0.5〜20wt%に選ばれ、好ましくは10w
t%程度に選ばれる。また金属粉粒体3の成形材料に対
する割合は、0.1〜3.0wt%に選ばれ、好ましく
は0.5〜1.0wt%に選ばれる。このようにガラス
および金属粉粒体3,4を添加することによって、成形
時の賦形成を低下させることなく釣竿ケース1に適度の
凹凸と金属感を付与することができる。表面1aの凹凸
を大きくする場合には、ガラス粉粒体4の粒径を大きく
し、添加量を増加すればよく、また金属感を増す場合に
は同様に金属粉粒体3の粒径を大きくし、添加量を増加
すればよい。
【0016】このような釣竿ケース1の表面1aに光が
入射したとき、入射角θが大気と透光性を有する合成樹
脂2との臨界角を超えると、光が合成樹脂2内に入射す
る。入射した光は、金属粉粒体3表面で反射し、釣竿ケ
ース1は金属感が得られる。また金属粉粒体3で反射し
た光が合成樹脂2内でガラス粉粒体4内に入射すると、
ガラス粉粒体4のレンズ効果によって光が収束または発
散して合成樹脂2から出射する。すなわち、ガラス粉粒
体4の形状によってガラス粉粒体4が凸レンズもしくは
凹レンズとして作用する。また金属粉粒体3で反射した
光が合成樹脂2とガラスとの臨界角未満でガラス粉粒体
4に入射すると、ガラス粉粒体4表面で全反射して合成
樹脂2から出射する。このように透光性を有する合成樹
脂2にガラス粉粒体4および金属粉粒体3が分散される
ことによって、見る角度および距離によって金属粉粒体
3での反射光が収束または発散して光が様々に散乱する
といった独特の表面と成り、釣竿ケース1の商品品位が
向上される。
【0017】また合成樹脂2内にガラス粉粒体4および
金属粉粒体3が分散されることによって、釣竿ケース1
を落としたときなどの衝撃によって亀裂が生じたとして
も、ガラス粉粒体4または金属粉粒体3によって亀裂が
停止し、大きく割れることが防がれる。
【0018】図2は、釣竿ケース1を成形する押出成形
装置5を示す断面図である。押出成形装置5は、成形装
置本体16と、成形材料が投入されるホッパー6と、筒
状のバレル7と、バレル7の先端に設けられる金型9と
を有する。
【0019】釣竿ケース1を形成するには、先ず熱可塑
性合成樹脂2に金属粉粒体3およびガラス粉粒体4を一
様に添加し、前記ホッパー6に投入する。前記バレル7
にはヒータ8およびスクリュー10が設けられ、投入さ
れた形成材料はヒータ8によって溶融温度付近まで加熱
される。溶融温度付近とは、熱可塑性合成樹脂2の軟化
点を超え、溶融温度を超えない程度まで加熱される温度
を言う。このようにヒータ8によって加熱されて軟化し
た合成樹脂2は、スクリュー10によって連続的に押出
される。バレル7の先端には金型9が設けられ、形成材
料は金型9から筒状となって押出される。押出された成
形品はベルトコンベアなどによって引き出される。金属
およびガラス粉粒体3,4の添加量および粒径が前述の
ように選ばれるので、成形材料が金型9から押出される
とき、各粉粒体3,4が抵抗として作用せず、賦形成が
悪くなるといったことが防がれる。
【0020】図3は、押出された成形品が熱収縮する状
態を示す断面図である。金型9から押出された直後の成
形品は図3の左図に示されるように、ガラス粉粒体4お
よび金属粉粒体3が合成樹脂2内に埋没した状態であ
る。したがって、押出時には各粉粒体3,4が抵抗とし
て作用しない。これは各粉粒体3,4の粒径および添加
量が前述の範囲内に選ばれるからである。その後冷却さ
れることによって図3の右図のように合成樹脂2が熱収
縮する。このように合成樹脂2が収縮することによっ
て、図3の右図に示されるようにガラス粉粒体4および
金属粉粒体3が表面から突出することとなる。このよう
に、合成樹脂2内にガラス粉粒体4および金属粉粒体3
が埋設された状態から合成樹脂2が収縮するので、収縮
した後に、金属およびガラス粉粒体3,4自体が成形品
の表面から露出するのでなく、突出した金属およびガラ
ス粉粒体3,4の表面に合成樹脂2が付着した状態とな
る。すなわち金属およびガラス粉粒体3,4が尖ってい
たとしても成形品の表面から突出する凸部は滑らかに盛
り上がった形状となり、安全である。また、金属および
ガラス粉粒体3,4が容易に合成樹脂2から剥離すると
いったことも防がれる。このような成形品の厚みtは、
たとえば0.5mm程度に選ばれ、これによって表面が
適度の凹凸となる。
【0021】図4は、釣竿ケース1を示す斜視図であ
る。釣竿ケース1は、長筒11と短筒12とから構成さ
れる。これらの長筒11および短筒12は、前述のよう
に押出成形装置5によって押出された筒状の成形品を長
筒11および短筒12に応じた所定の長さに切断して形
成される。筒状の成形品の直径Dは、たとえば40mm
に選ばれ、これによって釣竿ケース1として好適に実施
することができる。所定の長さに切断された長筒11
は、一端部に底部13が形成され、他端部の開口端部は
加熱しながら縮径することによって挿入口15が形成さ
れる。また所定の長さに切断された短筒12も同様に一
端部に底部14が形成され、他端部の開口部が前記長筒
11の挿入口15に嵌め込まれる。このようにして1種
類の金型9によって押出成形された円筒状の成形品によ
って、長筒11および短筒12が形成されて釣竿ケース
1が製造される。
【0022】また本発明の合成樹脂成形品は釣竿ケース
に限らず、たとえばペンケースなどの小物入れにも好適
に実施することができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、熱可塑性
合成樹脂にガラス粉粒体と金属粉粒体とが添加されて成
形されるので、表面が粗面となり、滑りにくくなる。ま
た、前記金属およびガラス粉粒体によって亀裂が大きく
なることが防がれ、これによって衝撃などによって割れ
るといったことが防がれる。また、金属粉粒体とガラス
粉粒体との相乗効果によって独特の金属感が施され、こ
れによって商品品位が向上する。また、表面が粗面とな
ることにより、表面が傷ついたとしても目立ちにくくな
る。また表面から突出するガラスおよび金属粉粒体は合
成樹脂によって覆われるので、安全性が向上されるとと
もに、前記各粉粒体が剥離するといったことが防がれ
る。また、ガラス粉粒体および金属粉粒体の粒径および
添加量を調整することによって、表面の凹凸および金属
感を容易に調整することができる。このような粗面およ
び金属光沢は、別途に粗面加工および塗料の塗布といっ
た作業を必要としないので、製造コストを抑えて製造す
ることができる。このようなガラス粉粒体は成形材料に
対して5〜20wt%添加されるので、賦形成が低下す
ることなく、適度の凹凸を施すことができる。またガラ
ス粉粒体は0.1〜3.0wt%添加されるので、成形
品が脆弱となることなく、金属感を付与することができ
る。
【0024】また本発明によれば、ガラス粉粒体の粒径
は50〜200μmに選ばれるので、賦形成が低下する
ことなく、成形品の表面に充分な凹凸を付与することが
できる。また金属粉粒体の粒径は30〜150μmに選
ばれるので、成形品が脆弱となることなく、また賦形成
が低下することなく成形品に金属感を付与し、表面を凹
凸状に成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の製造方法によって製造
された釣竿ケース1の一部分を拡大して示す断面図であ
る。
【図2】押出成形装置5を示す断面図である。
【図3】成形品が熱収縮する状態を示す断面図である。
【図4】釣竿ケース1の斜視図である。
【符号の説明】
1 釣竿ケース 2 合成樹脂 3 金属粉粒体 4 ガラス粉粒体 5 押出成形装置 9 金型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性を有する熱可塑性合成樹脂に、5
    〜20wt%のガラス粉粒体と、0.1〜3.0wt%
    の金属粉粒体とを添加した成形材料を、押出成形装置に
    投入して前記熱可塑性合成樹脂の溶融温度付近まで加熱
    し、加圧することによって金型から所定の形状に押出成
    形することを特徴とする合成樹脂成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ガラス粉粒体の粒径は、50〜20
    0μmに選ばれ、前記金属粉粒体の粒径は、30〜15
    0μmに選ばれることを特徴とする請求項1記載の合成
    樹脂成形品の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2481030A (en) * 2010-06-08 2011-12-14 Polypipe Ltd Method and apparatus for extruding a pipe, gutter or the like with a textured outer surface

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2481030A (en) * 2010-06-08 2011-12-14 Polypipe Ltd Method and apparatus for extruding a pipe, gutter or the like with a textured outer surface
GB2481030B (en) * 2010-06-08 2017-06-28 Polypipe Ltd Method and apparatus for extruding a pipe, gutter or the like,and a pipe, gutter or the like

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