JPH1157552A - 建築板の木口面塗装方法及びその装置 - Google Patents

建築板の木口面塗装方法及びその装置

Info

Publication number
JPH1157552A
JPH1157552A JP22902297A JP22902297A JPH1157552A JP H1157552 A JPH1157552 A JP H1157552A JP 22902297 A JP22902297 A JP 22902297A JP 22902297 A JP22902297 A JP 22902297A JP H1157552 A JPH1157552 A JP H1157552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building boards
building
paint
coating
boards
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22902297A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Murase
守 村瀬
Katsumi Osawa
勝實 大沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichiha Corp
Original Assignee
Nichiha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichiha Corp filed Critical Nichiha Corp
Priority to JP22902297A priority Critical patent/JPH1157552A/ja
Publication of JPH1157552A publication Critical patent/JPH1157552A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築板の木口面の塗装能率を向上させると共
に、飛散塗料による建築板の汚れを防止して塗装品質を
向上させる。 【解決手段】 複数枚の建築板22を積み上げた状態で
コンベア21により木口面塗装位置まで搬送した後、こ
の木口面塗装位置で、昇降テーブル23を上昇させて複
数枚の建築板22を持ち上げ、該建築板22の最上面
を、その上方位置から紐等の変形自在な吊持部材26で
宙吊り状態に吊り下げられた被覆板25に密着させて、
該建築板22の最上面全体を該被覆板25でカバーす
る。この後、コンベア21の側方から塗料回収樋30を
昇降テーブル23の下方に移動させた後、該建築板22
の両側の木口面に沿って2つのスプレーノズル27を往
復走行させて、該木口面を塗装する。この後、昇降テー
ブル23を90°回転させて、建築板22の残り二方の
木口面を塗装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築板の木口面を
スプレー塗装機で塗装する建築板の木口面塗装方法及び
その装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、セメント系無機質板により形成し
た屋根材、外壁板等の建築板の需要が急増しているが、
この建築板は、屋外に露出して、風雨、日射や温暖の変
化等、厳しい環境に晒されるため、建築板の表面に塗装
を施して、耐候性と意匠性とを向上させるようにしてい
る。屋根材等は木口面も露出するため、木口面にも塗装
を施して、吸水による劣化や凍害を防ぐようにしてい
る。
【0003】従来の建築板の木口面の塗装方法は、図5
に示すように、建築板11をコンベア12により塗装ブ
ース13に搬送すると共に、塗装ブース13内で回転機
構14によりスプレーノズル15を建築板11の周囲を
回転させ、スプレーノズル15から噴霧する塗料を建築
板11の木口面に吹き付けるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の木口面塗装方法では、建築板11を1枚ずつ塗装す
るため、塗装能率が非常に悪いという欠点がある。しか
も、スプレーノズル15から周囲に飛散する塗料が建築
板11の表面やコンベア12にも多量に付着するため、
建築板11の表面が飛散塗料で汚れて塗装品質が低下し
たり、コンベア12が飛散塗料で汚れ、このコンベア1
2で搬送する後続の建築板11の下面も塗料で汚れてし
まうという欠点がある。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、建築板の木口面の塗
装能率を向上できると共に、飛散塗料による建築板の汚
れを極力防止できて塗装品質を向上できる建築板の木口
面塗装方法及びその装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1,5によれば、複数枚の建築板を
積み上げた状態でコンベアにより木口面塗装位置まで搬
送した後、この木口面塗装位置で、昇降テーブルを上昇
させて前記複数枚の建築板を持ち上げ、該建築板の最上
面を、その上方位置から紐、ロープ、チェーン、ワイヤ
等の変形自在な吊持部材で宙吊り状態に吊り下げられた
被覆板に密着させて、該建築板の最上面を該被覆板でカ
バーした後、前記複数枚の建築板の木口面をスプレー塗
装機で塗装する。
【0007】この塗装方法では、複数枚の建築板を積み
上げた状態で複数枚の建築板の木口面を同時に塗装する
ことで、木口面の塗装を能率良く行うものである。更
に、昇降テーブルで建築板をコンベアから持ち上げた状
態で塗装することで、飛散塗料が多量にコンベアに付着
することを防止する。また、複数枚の建築板を積み上げ
て、その最上面を被覆板でカバーした状態で塗装するこ
とで、飛散塗料が建築板の上面に付着することを防止
し、建築板の木口面のみに集中的に塗料を付着させる。
【0008】ところで、被覆板の位置が固定されている
と、建築板の厚みのばらつきや建築板の積上げ枚数に応
じて昇降テーブルの上昇量を調整する機構が必要にな
り、その分、装置の構成が複雑化して設備コストが高く
なる。
【0009】この点、本発明では、被覆板を紐、ロー
プ、チェーン、ワイヤ等の変形自在な吊持部材で宙吊り
状態に吊り下げているので、被覆板の位置は上方に自由
に変化できるようになっている。従って、昇降テーブル
を上昇させる際に、複数枚の建築板の最上面が被覆板に
当接してからも暫く昇降テーブルを上昇させるように設
定すれば、建築板の厚みのばらつきや建築板の積上げ枚
数に応じて昇降テーブルの上昇量を調整しなくても、建
築板の最上面に被覆板を確実に密着させることができ
る。
【0010】この場合、請求項2のように、昇降テーブ
ルを上昇させた後、コンベアの側方から塗料回収樋を昇
降テーブルの下方に移動させてから、昇降テーブル上の
複数枚の建築板の木口面をスプレー塗装機で塗装するよ
うにしても良い。このようにすれば、塗装中に建築板の
下方側に飛散する塗料や建築板の木口面等から滴下する
余分な塗料を塗料回収樋で受けて回収することができ
る。
【0011】また、請求項3のように、複数枚の建築板
の木口面を塗装する際に、スプレー塗装機のスプレーノ
ズルを複数枚の建築板の木口面に沿って左右方向に往復
走行させると共に、該スプレーノズルの塗料噴射方向を
走行方向に対して傾斜させ、且つ、該スプレーノズルの
傾斜方向を往路と復路で左右逆方向に切り替えるように
しても良い。このようにすれば、建築板の木口面が凹凸
状に形成されていても、その凹凸面の隅々までまんべん
なく塗料を吹き付けることができる。
【0012】また、請求項4のように、複数枚の建築板
の両側にそれぞれスプレーノズルを配置し、該複数枚の
建築板の両側の木口面を塗装した後、昇降テーブルを9
0°回転させて、残り二方の木口面を塗装するようにし
ても良い。この場合、被覆板は変形自在な吊持部材で宙
吊り状態に吊り下げられていて、自由に回転できる状態
になっているので、昇降テーブルを90°回転させる際
に、建築板上に被覆板を載せた状態で両者を一体的に9
0°回転させることができ、建築板の最上面に被覆板に
て擦り傷がつけられることを防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。まず、木口面塗装装置全体の構成
を説明する。コンベア21上には、セメント系無機質板
により形成した屋根材、外壁板等の建築板22が複数枚
積み上げられた状態で載せられ、木口面塗装位置まで搬
送される。木口面塗装位置には、昇降テーブル23がリ
フト機構24によって昇降可能に設けられている。リフ
ト機構24には、回転機構(図示せず)が設けられ、こ
の回転機構により昇降テーブル23が水平方向に90°
回転できるようになっている。この昇降テーブル23
は、通常は、コンベア21上の搬送スペースよりも下方
の位置に退避し、建築板22が木口面塗装位置まで搬送
されて停止した後に、図1に二点鎖線で示すように、昇
降テーブル23が上昇して複数枚の建築板22を持ち上
げる。
【0014】昇降テーブル23の上方位置には、被覆板
25が紐、ロープ、チェーン、ワイヤ等の変形自在の吊
持部材26によって宙吊り状態に水平に吊り下げられて
いる(図2参照)。この被覆板25のサイズは、建築板
22のサイズよりも大きく、被覆板25によって建築板
22の上面全体を確実にカバーすることができるように
なっている。
【0015】昇降テーブル23で持ち上げられた建築板
22の前後両側には、スプレー塗装機のスプレーノズル
27が1本ずつ配置されている。両スプレーノズル27
は、左右スライド機構28によって建築板22の木口面
に沿って左右方向に往復走行するようになっている。更
に、左右スライド機構28には、スプレーノズル27の
塗料噴射角度を切り替える塗料噴射角度切替機構29
(図2参照)が設けられている。この塗料噴射角度切替
機構29により、図4に示すように、スプレーノズル2
7の塗料噴射方向が走行方向と反対方向に傾斜され、且
つ、該スプレーノズル27の傾斜方向が往路と復路で左
右逆方向に切り替えられる。また、昇降テーブル23を
90°回転させて建築板22を90°回転させた時に、
建築板22の木口面とスプレーノズル27との間隔を所
定量に調整するために、左右スライド機構28には、各
スプレーノズル27の位置を前後方向にスライド移動さ
せるノズル位置切替機構(図示せず)が設けられてい
る。
【0016】また、飛散塗料を回収する塗料回収樋30
は、塗装時以外は、建築板22の上下動の邪魔にならな
いように、コンベア21の側方に待機する(この待機位
置を図1に実線で示す)。そして、昇降テーブル23の
上昇完了後に、図1に二点鎖線で示すように、塗料回収
樋30をコンベア21側にスライド移動させて、該塗料
回収樋30を昇降テーブル23の下方に差し出す。塗料
回収樋30のサイズは、建築板22や被覆板25よりも
大きく、これらから滴下する余分な塗料を回収できるよ
うになっている。
【0017】以上のように構成した木口面塗装装置の動
作を以下に説明する。複数枚の建築板22を積み上げた
状態でコンベア21により木口面塗装位置まで搬送する
と、これがリミットスイッチ、光センサ等で検出され、
コンベア21が停止される。この後、リフト機構24を
作動させて昇降テーブル23を上昇させ、複数枚の建築
板22を持ち上げる。この途中で、複数枚の建築板22
の最上面が被覆板25に当接し、その後は、建築板22
の最上面に被覆板25を載せた状態で暫く昇降テーブル
23を上昇させ、図1及び図3に示すように、紐等の吊
持部材26が十分に弛んだ状態で昇降テーブル23の上
昇を停止する。これにより、建築板22の最上面の全面
に被覆板25が確実に密着した状態となると共に、建築
板22の両側の木口面にスプレーノズル27が対向した
状態となる。
【0018】そして、塗料回収樋30を図1に二点鎖線
で示すようにコンベア21側にスライド移動させて、該
塗料回収樋30を昇降テーブル23の下方に差し出した
状態にする。この後、スプレーノズル27から塗料を吹
き出して複数枚の建築板22の木口面を同時に塗装す
る。この際、スプレーノズル27を複数枚の建築板22
の木口面に沿って左右方向に往復走行させると共に、図
4に示すように、スプレーノズル27の塗料噴射方向を
走行方向と反対方向に傾斜させ、且つ、スプレーノズル
27の傾斜方向を往路と復路で左右逆方向に切り替え
る。これにより、建築板22の木口面が凹凸状に形成さ
れていても、その凹凸面の隅々までまんべんなく塗料が
吹き付けられる。
【0019】このようにして、複数枚の建築板22の二
方の木口面を塗装し終えると、昇降テーブル23を複数
枚の建築板22と一体的に90°回転させ、残り二方の
木口面をスプレーノズル27と対向させる。この場合、
建築板22上に載った被覆板22は変形自在な吊持部材
26によって自由に回転できる状態になっているので、
昇降テーブル23を90°回転させる際に、建築板22
上に被覆板25を載せた状態で両者を一体的に90°回
転させることができ、建築板22の最上面に被覆板25
にて擦り傷がつけられることを防止できる。
【0020】昇降テーブル23を90°回転させた後、
建築板22の木口面とスプレーノズル27との間隔が所
定量となるように、スプレーノズル27の位置を前後方
向にスライド移動させる。この後、上述と同じく、スプ
レーノズル27を左右方向に往復走行させて複数枚の建
築板22の木口面を同時に塗装する。
【0021】この場合、複数枚の建築板22を積み上げ
た状態で複数枚の建築板22の木口面を同時に塗装でき
るので、木口面の塗装を能率良く行うことができる。し
かも、建築板22の最上面全体を被覆板25でカバーし
た状態で塗装するので、飛散塗料が建築板22の上面に
付着せず、建築板22の木口面のみに塗料を付着させる
ことができる。
【0022】また、塗装中に、スプレーノズル27から
建築板22の下方側に飛散する塗料や、建築板22の木
口面、被覆板25等から滴下する余分な塗料は、塗料回
収樋30で受けて回収し、再利用する。これにより、コ
ンベア21が飛散塗料で汚れることが防止され、後続の
建築板の下面を塗料で汚さずに済む。
【0023】このようにして、建築板22の四方の木口
面を塗装し終えると、昇降テーブル23を元の方向に9
0°回転させてから、昇降テーブル23を下降させ、塗
装後の建築板22をコンベア21に戻す。この後、コン
ベア21の駆動を再開して、塗装後の建築板22を次の
工程へ搬出すると共に、後続の建築板を木口面塗装位置
に搬入し、以後、上述した動作を繰り返して、木口面の
塗装を実行する。
【0024】以上説明した木口面の塗装方法では、被覆
板25を紐等の変形自在な吊持部材26で宙吊り状態に
吊り下げているので、複数枚の建築板22の最上面の上
昇量に応じて被覆板25の位置を自由に変化させること
ができる。従って、昇降テーブル23を上昇させる際
に、複数枚の建築板22の最上面が被覆板25に当接し
てからも暫く昇降テーブル23を上昇させるように設定
すれば、建築板22の厚みのばらつきや建築板22の積
上げ枚数に応じて昇降テーブル23の上昇量を調整しな
くても、建築板22の最上面に被覆板25を確実に密着
させることができて、建築板22の最上面に飛散塗料が
付着することを確実に防止できる。しかも、建築板22
の厚みのばらつきや建築板22の積上げ枚数に応じて昇
降テーブル23の上昇量を調整する機構が不要になり、
その分、装置の構成を簡素化できて設備コストを低減で
きる。
【0025】尚、上記実施形態では、スプレーノズル2
7を2本設けたが、1本のみとしても良い。この場合に
は、1つの木口面の塗装を終了する毎に昇降テーブル2
3を90°ずつ回転させて、木口面を塗装する動作を繰
り返せば良い。勿論、スプレーノズル27を各木口面毎
に1本ずつ(合計4本)設けても良く、この場合には、
昇降テーブル23を回転させる機構を省略できる。
【0026】また、上記実施形態では、建築板22の木
口面が凹凸状に形成されていても、その凹凸面の隅々ま
でまんべんなく塗料を吹き付けることができるようにす
るために、スプレーノズル27の塗料噴射方向を走行方
向と反対方向に傾斜させるようにしたが、これを走行方
向に傾斜させるようにしても良い。
【0027】但し、建築板22の木口面が平坦面に形成
されている場合には、スプレーノズル27の塗料噴射方
向を木口面に対して垂直に固定して塗装するようにして
も良い。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1,5によれば、コンベアで搬送されてきた複
数枚の建築板を昇降テーブルで持ち上げ、建築板の最上
面を被覆板でカバーした状態で、建築板の木口面を塗装
するようにしたので、建築板の木口面の塗装能率を向上
できると共に、飛散塗料による建築板の汚れを極力防止
できて塗装品質を向上できる。
【0029】更に、請求項2では、昇降テーブル上の複
数枚の建築板の木口面を塗装する際に、予め塗料回収樋
を昇降テーブルの下方に移動させてから塗装するように
したので、コンベアへの塗料の付着を塗料回収樋で確実
に防止できると共に、建築板の木口面に付着しなかった
塗料を塗料回収樋で回収して再利用できて、塗料の無駄
を無くすことができる。
【0030】また、請求項3では、塗装時に、スプレー
ノズルを複数枚の建築板の木口面に沿って左右方向に往
復走行させると共に、該スプレーノズルの塗料噴射方向
を走行方向に対して傾斜させ、且つ、該スプレーノズル
の傾斜方向を往路と復路で左右逆方向に切り替えるよう
にしたので、建築板の木口面が凹凸状に形成されていて
も、その凹凸面の隅々までまんべんなく塗料を吹き付け
ることができ、木口面の塗装品質を向上できる。
【0031】また、請求項4では、複数枚の建築板の両
側にそれぞれスプレーノズルを配置し、該複数枚の建築
板の両側の木口面を塗装した後、昇降テーブルを90°
回転させて、残り二方の木口面を塗装するようにしたの
で、2つのスプレーノズルで建築板の四方の木口面を能
率良く塗装できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す木口面塗装装置の側
面図
【図2】昇降テーブルを上昇させる前の状態を示す斜視
【図3】昇降テーブルを上昇させた後の状態を示す斜視
【図4】(a)及び(b)はそれぞれスプレーノズルの
走行方向(往路・復路)とスプレーノズルの塗料噴射方
向との関係を説明する図
【図5】従来の木口面塗装装置の斜視図
【符号の説明】
21…コンベア、22…建築板、23…昇降テーブル、
24…リフト機構、25…被覆板、26…吊持部材、2
7…スプレーノズル、28…左右スライド機構、29…
塗料噴射角度切替機構、30…塗料回収樋。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の建築板を積み上げた状態でコン
    ベアにより木口面塗装位置まで搬送した後、この木口面
    塗装位置で、昇降テーブルを上昇させて前記複数枚の建
    築板を持ち上げ、該建築板の最上面を、その上方位置か
    ら紐、ロープ、チェーン、ワイヤ等の変形自在な吊持部
    材で宙吊り状態に吊り下げられた被覆板に密着させて、
    該建築板の最上面を該被覆板でカバーした後、前記複数
    枚の建築板の木口面をスプレー塗装機で塗装することを
    特徴とする建築板の木口面塗装方法。
  2. 【請求項2】 前記昇降テーブルを上昇させた後、前記
    コンベアの側方から塗料回収樋を前記昇降テーブルの下
    方に移動させてから、前記複数枚の建築板の木口面を前
    記スプレー塗装機で塗装し、この塗装中に建築板の下方
    側に飛散する塗料や前記建築板の木口面等から滴下する
    余分な塗料を前記塗料回収樋で受けて回収することを特
    徴とする請求項1に記載の建築板の木口面塗装方法。
  3. 【請求項3】 前記複数枚の建築板の木口面を塗装する
    際に、前記スプレー塗装機のスプレーノズルを前記複数
    枚の建築板の木口面に沿って左右方向に往復走行させる
    と共に、該スプレーノズルの塗料噴射方向を走行方向に
    対して傾斜させ、且つ、該スプレーノズルの傾斜方向を
    往路と復路で左右逆方向に切り替えることを特徴とする
    請求項1または2に記載の建築板の木口面塗装方法。
  4. 【請求項4】 前記複数枚の建築板の両側にそれぞれス
    プレーノズルを配置し、該複数枚の建築板の両側の木口
    面を塗装した後、前記昇降テーブルを90°回転させ
    て、残り二方の木口面を塗装することを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の建築板の木口面塗装方
    法。
  5. 【請求項5】 複数枚の建築板を積み上げた状態で塗装
    位置まで搬送するコンベアと、 塗装位置に搬送されてきた前記複数枚の建築板を持ち上
    げる昇降テーブルと、 前記昇降テーブルの上方位置から紐、ロープ、チェー
    ン、ワイヤ等の変形自在な吊持部材で宙吊り状態に吊り
    下げられ、前記昇降テーブルで持ち上げられた前記複数
    枚の建築板の最上面に密着して該最上面をカバーする被
    覆板と、 前記昇降テーブルで持ち上げられた前記複数枚の建築板
    の木口面を塗装するスプレー塗装機とを備えていること
    を特徴とする建築板の木口面塗装装置。
JP22902297A 1997-08-26 1997-08-26 建築板の木口面塗装方法及びその装置 Pending JPH1157552A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22902297A JPH1157552A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 建築板の木口面塗装方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22902297A JPH1157552A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 建築板の木口面塗装方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1157552A true JPH1157552A (ja) 1999-03-02

Family

ID=16885532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22902297A Pending JPH1157552A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 建築板の木口面塗装方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1157552A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006159022A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Fuji Heavy Ind Ltd 塗装システム
JP2006315400A (ja) * 2005-04-28 2006-11-24 Homag Holzbearbeitungssysteme Ag プレート状ワークの短辺部分に模様付けをする装置及び方法
JP2006346612A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Arakawa Seisakusho:Kk 塗装機
KR101016875B1 (ko) 2006-06-23 2011-02-22 현대중공업 주식회사 밀폐형 방청유 도포장치
CN103302001A (zh) * 2013-06-26 2013-09-18 昆山市圣吉川工业自动化设备有限公司 一种摩托车油箱喷涂悬挂支架
CN109046851A (zh) * 2018-08-22 2018-12-21 温州磐石机械设备维修咨询有限公司 一种具有多角度喷涂功能的金属制品加工装置
CN117531635A (zh) * 2024-01-09 2024-02-09 潍坊国一铝材有限公司 一种铝合金制品加工用喷涂机构

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006159022A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Fuji Heavy Ind Ltd 塗装システム
JP2006315400A (ja) * 2005-04-28 2006-11-24 Homag Holzbearbeitungssysteme Ag プレート状ワークの短辺部分に模様付けをする装置及び方法
JP2006346612A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Arakawa Seisakusho:Kk 塗装機
KR101016875B1 (ko) 2006-06-23 2011-02-22 현대중공업 주식회사 밀폐형 방청유 도포장치
CN103302001A (zh) * 2013-06-26 2013-09-18 昆山市圣吉川工业自动化设备有限公司 一种摩托车油箱喷涂悬挂支架
CN109046851A (zh) * 2018-08-22 2018-12-21 温州磐石机械设备维修咨询有限公司 一种具有多角度喷涂功能的金属制品加工装置
CN117531635A (zh) * 2024-01-09 2024-02-09 潍坊国一铝材有限公司 一种铝合金制品加工用喷涂机构
CN117531635B (zh) * 2024-01-09 2024-03-26 潍坊国一铝材有限公司 一种铝合金制品加工用喷涂机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1157552A (ja) 建築板の木口面塗装方法及びその装置
CN111974630A (zh) 板材涂漆生产线
CN114733692A (zh) 工件表面喷涂设备及喷涂方法
CN207823294U (zh) 板材表面涂覆自动转移定型一体化设备
JP2009050805A (ja) 板状建材塗装方法
US20100325821A1 (en) Cleaning system and method
JP4446440B2 (ja) 多孔質板の塗装方法
CN212883312U (zh) 板材涂漆生产线
CN208839857U (zh) 一种具有烘干功能的集装箱竹木复合地板加工用喷漆装置
CN218394359U (zh) 工件表面喷涂设备
CN218517035U (zh) 一种多层实木地板复合耐磨涂饰设备
CN217046799U (zh) 木板涂胶设备
JP2009050803A (ja) 板状建材塗装方法
JP3323744B2 (ja) 建築板の塗装方法及び塗装装置
JPS60176982A (ja) 熨斗瓦のミスト施釉装置
JPH08258957A (ja) 素材の姿勢変換装置
JPH09141189A (ja) 建築材の塗装方法
CN112044653B (zh) 一种建材用陶瓦自动上漆设备
JP4866180B2 (ja) 塗装装置
CN209810544U (zh) 一种钢筋架混凝土复合墙体保温板生产设备
JP7413869B2 (ja) 住宅用外壁パネルの塗装装置
CN114042553B (zh) 一种电线线缆桥架表面防火涂层喷涂处理装置
CN216658313U (zh) 齐头齐尾修边机
JPH0137728Y2 (ja)
CN213105940U (zh) 一种环保木地板全自动生产系统