JPH1157539A - 粉体塗装用ハンドガン及びこれを組み込んだ塗装システム - Google Patents

粉体塗装用ハンドガン及びこれを組み込んだ塗装システム

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JPH1157539A
JPH1157539A JP9224861A JP22486197A JPH1157539A JP H1157539 A JPH1157539 A JP H1157539A JP 9224861 A JP9224861 A JP 9224861A JP 22486197 A JP22486197 A JP 22486197A JP H1157539 A JPH1157539 A JP H1157539A
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coating
switch
hand gun
hand
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JP9224861A
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Mikio Kato
美喜男 加藤
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Carlisle Fluid Technologies Ransburg Japan KK
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Ransburg Industrial Finishing KK
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    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/14Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas designed for spraying particulate materials
    • B05B7/1404Arrangements for supplying particulate material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/025Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
    • B05B5/03Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by the use of gas, e.g. electrostatically assisted pneumatic spraying
    • B05B5/032Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by the use of gas, e.g. electrostatically assisted pneumatic spraying for spraying particulate materials
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
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    • B05B5/1683Arrangements for supplying liquids or other fluent material specially adapted for particulate materials

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  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電塗装法による塗装におけるハンドガンを
用いた粉体塗装において、塗装作業の途中での塗装条件
の変化又は変更に、作業者が作業を中断することなく瞬
時に応答することのできる粉体塗装用ハンドガン及びこ
れを組み込んだ塗装システムを提供する。 【解決手段】 ハンドガン12のバレル部分14の後半
部分には、ハンドガン12を把持した右手の親指Tだけ
をグリップ部分16から離して、この親指Tを立てるこ
とで操作することのできるスイッチ22が設けられ、箱
物を塗装している途中で、箱物の内面コーナ部分にさし
かかったときに、このスイッチ22を操作することで、
ハンドガン12から吐出する塗料の量を例えば400g/
cm3 から200g/cm3 に変更することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般的には、粉
体の塗料を用いた静電塗装に関し、より詳しくは、粉体
塗装用ハンドガン及びこれを組み込んだ塗装システムに
関する。
【0002】
【従来技術】塗料を静電的に塗着させる静電塗装法のな
かで、近時の公害問題などに対処するのに好適であると
して粉体塗装法が注目されており(例えば、特公昭55
−51628号公報参照)、この粉体塗装法において
も、液体式の静電塗装法と同様に、比較的小ロットの被
塗物を塗装するのに都合のよいハンドガンが市販されて
いる。ハンドガンは、ガンのようにバレル部分とグリッ
プ部分と引き金を備えた構成を有し、作業者がグリップ
部分を片手で把持して人差し指で引き金を引き絞ること
で、インジェクターからエア搬送される粉体塗料をバレ
ル部分の先端の噴口から被塗物に向けて噴霧することが
できる。
【0003】ここに、引き金には、噴口からの粉体の吐
出をON/OFF制御する機能が与えられており、ハン
ドガンから吐出する粉体塗料の量の調整は、インジェク
ターに供給するエアの量を調節することにより行われ
る。従来の粉体塗装システムにあっては、コントロー
ラ、より詳しくは、コントロールパネルに設けられたバ
ルブを調整することにより、ハンドガンから吐出する粉
体塗料の量の調整を行うようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の粉体塗装システ
ムによれば、作業者は、作業を開始する前の準備段階と
してコントロールパネルのバルブを調整して、ハンドガ
ンから吐出される粉体塗料の量を予め設定した後に、塗
装作業を行うものであるが、例えば、塗装途中に、被塗
物を運ぶラインの速度が変更された場合あるいは例えば
箱物のように内面にコーナ部分を有するような被塗物の
場合には、オーバスプレーなどの問題が発生し易く、ハ
ンドガンを操作する作業者の技量によってこれに対処せ
ざるを得ないものであった。勿論、このような塗装条件
の変化又は変更があったときには、作業を停止してコン
トロールパネルのバルブを調節し直せばよいのである
が、その度毎に塗装作業を中断することは塗装作業の作
業効率の面で好ましいものとはいえない。
【0005】そこで、本発明の目的は、静電塗装法によ
る塗装におけるハンドガンを用いた粉体塗装において、
塗装作業の途中での塗装条件の変化又は変更に、作業者
が作業を中断することなく瞬時に応答することのできる
粉体塗装用ハンドガン及びこれを組み込んだ塗装システ
ムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に従うハンドガン
にあっては、粉体塗料を被塗物に向けて吐出するための
静電塗装方式の粉体塗装用ハンドガンを前提として、作
業者が把持したグリップ部分から手を離すことなくその
一部の指で操作することのできる位置に配置され、前記
ハンドガンから吐出される粉体塗料の量を段階的に変更
することのできる粉体塗料吐出量変更手段を有すること
を特徴とする。
【0007】また、ハンドガンを組み込んだ本発明に塗
装システムにあっては、加圧エア源と、粉体塗料を収容
した塗料源と、前記加圧エア源から供給されたエアによ
って前記塗料源から粉体塗料を吸引してこれを吐出する
インジェクターと、前記加圧エア源から前記インジェク
ターに供給するエアの量を調節するエア量調節手段と、
前記インジェクターから吐出される粉体塗料を受け取っ
てこれを被塗物に向けて吐出する静電塗装用のハンドガ
ンと、該ハンドガンに設けられ、このハンドガンを把持
した作業者の手を離すことなくその一部の指で操作する
ことのできる位置に配置されたスイッチと、該スイッチ
からの信号を受け取って、前記エア量調節手段を制御し
て前記ハンドガンから吐出される粉体塗料の量を段階的
に変更する粉体塗料吐出量変更制御手段とを有すること
を特徴とする。
【0008】
【発明の作用効果】本発明によれば、ハンドガンに設け
られた粉体塗料吐出量変更手段又はスイッチによって、
作業者は、ハンドガンから手を離すことなく、換言すれ
ば、塗装を継続しながら、このハンドガンから吐出する
粉体塗料を変更することができるため、変化する塗装条
件に応じて吐出量の瞬時に変更を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の態様】本発明に従うハンドガン又は塗装
システムにおいては、上述した粉体塗料吐出量変更手段
又はスイッチは、ハンドガンのグリップを把持している
手の親指で操作可能な範囲に設置するのが好ましく、ま
た、ハンドガンの引き金を操作している人差し指で操作
できる位置つまり引き金を人差し指で引き絞ったとき
に、この引き金の引き絞り量を検出又は引き金の引き絞
り動作に応動するスイッチを設け、このスイッチからの
信号に応答して粉体塗料吐出量を変更するようにしても
よい。その他の本発明の特徴及び利点は、以下の本発明
の好ましい実施例の説明から明らかになるであろう。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の好ましい実施例を添付した
図面に基づいて説明する。図1は粉体静電塗装システム
の全体系統図である。このシステム1は、コンプレッサ
ーなどの加圧エア源2と、加圧エア源2からのエアを制
御するコントローラ4と、粉体塗料を収容したコンテナ
ー、ホッパーなどの塗料源6と、コントローラ4から供
給される加圧エアによって塗料源6から粉体塗料を吸引
してこれを吐出するベンチュリーなどのインジェクター
8と、インジェクター8から可撓性ホース10を経由し
てエア搬送された粉体塗料を被塗物(図示せず)に向け
て噴霧するハンドガン12とを有する。
【0011】インジェクター8の塗料の吐出量つまりハ
ンドガン12の塗料噴霧量は、コントローラ4からイン
ジェクター8に送り込むエアの量を調整することによっ
て任意に調整することが可能であり、この調整は、コン
トローラ4に内蔵された調整弁(図示せず)を調節する
ことにより行われるが、このことについては、後の図3
を参照した説明のなかで詳しく説明する。このようなシ
ステム1は従来から周知であるので、システム1に関す
るこれ以上の詳しい説明は省略するが、上述したハンド
ガン12の塗料噴霧量の設定は、初期設定として、作業
者が作業を開始する前の準備段階に行うのが通常であ
る。
【0012】図2は本発明に従うハンドガン12の側面
図である。同図から分かるように、ハンドガン12はバ
レル部分14とグリップ部分16とを有し、グリップ部
分16には引き金18が設けられている。作業者は、グ
リップ部分16を片手に持ってバレル部分14の先端を
被塗物(図示せず)に向けた後に、人差し指Fで引き金
18を引くことにより、バレル部分14の先端の噴口2
0から粉体塗料が被塗物に向けて噴霧される。
【0013】ハンドガン12は、噴口20からの粉体の
吐出量を2段階に変更するためのスイッチ22を有し、
このスイッチ22は、バレル部分14又はグリップ部分
16のいずれに設けてもよいが、ハンドガン12を把持
した手の親指Tで操作することのできる領域に配設する
のが好都合である。右利きの作業者を対象に考えるので
あれば、図2に示すように、ハンドガン12を右手で把
持したときに、右手の親指Tで操作可能な領域、例え
ば、図2に例示するようにバレル部分14の左側面の後
半部分に設けるのが好都合である。これにより、作業者
は、ハンドガン12を把持して塗装作業を行いながら、
右手の親指Tだけをグリップ部分16から離して、この
親指Tを立てることでスイッチ22を操作することがで
きる。
【0014】スイッチ22は、この実施例ではプッシュ
式のスイッチが採用されているが、このプッシュ式のス
イッチに限定されるものではない。スイッチの種類とし
ては、ロータリ式スイッチ、トグルスイッチなど様々な
形式のスイッチが知られており、これら既知のスイッチ
の中から任意のものを選択することができる。作業者が
指でボタンを押すだけでスイッチの切り替えを行うこと
のできるプッシュ式スイッチや、作業者が指で揺動可能
な操作レバーを倒すだけでスイッチの切り替えを行うこ
とのできるトグルスイッチは、スイッチの切り替えのた
めに特別の労力及び注意を払う必要がないことから、作
業中の作業者が作業を継続しながら塗料の吐出量つまり
ハンドガン12から噴霧される粉体の量を変更できるの
で好都合である。トグルスイッチは、スイッチを操作す
るために加える力の方向がバレル部分14を横断する方
向でないため、スイッチの操作に伴ってバレル部分14
の指向方向つまり塗料の噴霧方向が変動してしまう恐れ
がないので特に好都合である。トグルスイッチとして
は、具体的には、日開(nikkai)社が販売する防水性を備
えたM−Wシリーズのトグルスイッチが望ましい。
【0015】図3は、コントローラ4の内部に配置され
たエア管路の一部を示すものである。同図において、参
照符号30は、コンプレッサーなどの加圧エア源2から
受け取ったエアをインジェクター8に送るためのメイン
導気管を示し、図示の矢印はエアの流れ方向を示す。メ
イン導気管30には、上流側から下流側に向けて、主ソ
レノイドバルブ(SOL-M)32、上流側調節バルブ(AR-M)
34、高流量用ソレノイドバルブ(SOL-H)36が配設さ
れている。メイン導気管30には、また、高吐出用ソレ
ノイドバルブ36を迂回するバイパス導気管38が設け
られている。
【0016】すなわち、バイパス導気管38は、その上
流端が、上流側調節バルブ34と高流量用ソレノイドバ
ルブ36との間のメイン導気管30に接続され、バイパ
ス導気管38の下流端は、高流量用ソレノイドバルブ3
6よりも下流側のメイン導気管30に接続されている。
そして、このバイパス導気管38には、上流側から下流
側に向けて、下流側調節バルブ(AR-L)40、低流量用ソ
レノイドバルブ(SOL-L)42が配設されている。
【0017】主ソレノイドバルブ32はハンドガン12
の引き金18の操作によってON/OFF制御される。
具体的には、主ソレノイドバルブ32は、従来から既知
のように、引き金18の初動動作によってON/OFF
制御され、作業者が引き金18を引くとON状態となっ
てメイン導気管30を開き、作業者が引き金18から手
を離すとOFF状態となってメイン導気管30を閉じ
る。
【0018】高流量用ソレノイドバルブ36及び低流量
用ソレノイドバルブ42はハンドガン12に設けられた
スイッチ22の操作によってON/OFF制御される。
作業者によりスイッチ22がOFFされると、高流量用
ソレノイドバルブ36がON状態となり且つ低流量用ソ
レノイドバルブ42がOFF状態となって、メイン導気
管30を開き且つバイパス導気管38を閉じる第1モー
ドを形成する。この第1モードでは、エアはメイン導管
30を通ってインジェクター8に供給される。他方、作
業者によりスイッチ22がONされると、高流量用ソレ
ノイドバルブ36がOFF状態となり且つ低流量用ソレ
ノイドバルブ42がON状態となって、メイン導気管3
0を閉じ且つバイパス導気管38を開く第2モードを形
成する。。この第2モードでは、エアはバイパス導気管
38を通ってインジェクター8に供給される。
【0019】第1モードでのエアの流量つまりメイン導
気管30を通ってインジェクター8に送るエアの流量
は、上流側調節バルブ34を手動操作することによって
無段階に調節可能であり、調節後のエア流量つまり上流
側調節バルブ34によって制御されるハンドガン12の
粉体吐出量は、上流側調節バルブ34に接続した第1の
メータ(AG-H)44によって確認することができる。この
第1モードでの粉体吐出量は、例えば400g/cm3 に設
定される。第2モードでのエアの流量つまりバイパス導
気管38を経由してインジェクター8に送るエアの流量
は、下流側調節バルブ40を手動操作することによって
無段階に調節可能であり、調節後のエア流量つまり上流
側調節バルブ34によって制御されるハンドガン12の
粉体吐出量は、下流側調節バルブ40に接続した第2の
メータ(AG-L)46によって確認することができる。この
第2モードでの粉体吐出量は、例えば200g/cm3 に設
定される。
【0020】作業を開始する前の準備段階において、作
業者は、被塗物の種類および形態や塗装ラインのライン
速度などを含む様々な作業条件を考慮して、上流側調節
バルブ34を操作することにより第1モードでのハンド
ガン12の粉体吐出量を適当な値に設定し、また、下流
側調節バルブ40を操作することにより第2モードでの
ハンドガン12の粉体吐出量を適当な値に設定する。比
較的小さい値に設定される第2モードの吐出量は、第1
モードの吐出量との差が、モード切り替えに伴う粉体吐
出量の変化を目で確認できる程に相当に大幅な吐出量の
差となるような値に設定するのが好ましい。例えば、第
1モードの吐出量として400g/cm3 を設定したときに
は、第2モードの吐出量として200g/cm3 ないし15
0g/cm3を設定するのが好ましく、第1モードの吐出量
として300g/cm3 を設定したときには、第2モードの
吐出量として100g/cm3 を設定するのが好ましい。
【0021】例えば、被塗物が箱物の場合、その塗装作
業の途中で、被塗物である箱物に向けたハンドガン12
の向きがこの箱物の内面コーナ部分にさしかかったとき
に、粉体塗料の噴霧を中止することなく単にスイッチ2
2を操作して第2モードに切り替えることで、瞬時に、
ハンドガン12から吐出される粉体塗料の量を減少させ
ることができる。これにより、オーバースプレーつまり
過剰な塗料を塗布することに伴う「塗料の吹き飛ばし」
を生じることなく、均一な膜厚の塗膜を形成することが
できる。このことは、被塗物を搬送するライン速度の変
更があった場合にも同様であり、ライン速度が低速に変
更されたときには、これに対応して、ハンドガン12か
ら吐出される粉体塗料の量を第2モードつまり低吐出量
モードに切り替えることができる。
【0022】したがって、塗装条件に変更があった場合
あるいは被塗物の形状の変化などに応じて作業者は、塗
装を中断することなく、ハンドガン12から被塗物に向
けて粉体を噴霧しながら高吐出量モード又は低吐出量モ
ードに瞬時に切り替えることができ、作業効率および塗
布効率又は塗膜の均一性を向上することができる。もち
ろん、作業開始当初から低速のライン速度が設定されて
いる場合には、第2モードの吐出量が、この低速のライ
ン速度に見合ったものであるときには、作業開始に先立
って行う初期設定つまりコントローラ4の上流側調節バ
ルブ34を操作することなく、単に、ハンドガン12の
スイッチ22を操作することで、ライン速度に見合った
吐出量を設定することができるので、作業開始前の初期
設定の手間を省くことができる。
【0023】図4は、本発明に従う第2実施例のハンド
ガンの側面図であり、上述した第1実施例のハンドガン
の要素と同一の要素には同一の参照符号が付してある。
また、この図4では、この実施例の要部を明確にするた
めに、ハンドガンの外形線を仮想線で描いてある。第2
実施例のハンドガン50にあっては、引き金12の回動
軸52に関連したスイッチ又はセンサ54が内蔵され
る。このスイッチ又はセンサ54は、第1実施例のスイ
ッチ22に相当するものであり、引き金12の引き絞り
量に応じて、前述した高吐出量の第1モードと、低吐出
量の第2モードとの切り替えを行うことができるように
なっている。第1モードと第2モードとの切り替えタイ
ミングの設定は任意であるが、この実施例では、引き金
12を最大限に引き絞ったときに第1モード(引き金1
2のこの位置を“H”で示してある)となり、その直前
までは第2モード(引き金12のこの位置を“L”で示
してある)で作動するように設定されている。したがっ
て、作業者は、塗装条件の変化に対応して、引き金12
を最大限に引き絞る又はこれを若干緩めるという操作を
するだけで、第1モードと第2モードとの間で塗料吐出
量の増減を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来一般的な粉体塗装システムの全体系統図。
【図2】本発明に従う第1実施例のハンドガンの斜視
図。
【図3】本発明に従う塗装システムのエア制御系統の部
分図。
【図4】本発明に従う第2実施例のハンドガンの斜視
図。
【符号の説明】
2 加圧エア源 4 コントローラ 6 塗料源 8 インジェクター 12 ハンドガン 14 ハンドガンのバレル部分 16 ハンドガンのグリップ部分 18 引き金 22 スイッチ 30 メイン導気管 34 上流側調節バルブ 36 高流量用ソレノイドバルブ 38 バイパス導気管 40 下流側調節バルブ 42 低流量用ソレノイドバルブ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体塗料を被塗物に向けて吐出するため
    の静電塗装方式の粉体塗装用ハンドガンにおいて、 作業者が把持したグリップ部分から手を離すことなくそ
    の一部の指で操作することのできる位置に配置され、前
    記ハンドガンから吐出される粉体塗料の量を変更するこ
    とのできる粉体塗料吐出量変更手段を有することを特徴
    とする粉体塗装用ハンドガン。
  2. 【請求項2】 前記粉体塗料吐出量変更手段が、前記グ
    リップ部分を把持した手の親指で操作可能な位置に配設
    されている、請求項1に記載のハンドガン。
  3. 【請求項3】 前記粉体塗料吐出量変更手段が、前記ハ
    ンドガンのバレル部分の後半部分に配置されている、請
    求項1に記載のハンドガン。
  4. 【請求項4】 加圧エア源と、 粉体塗料を収容した塗料源と、 前記加圧エア源から供給されたエアによって前記塗料源
    から粉体塗料を吸引してこれを吐出するインジェクター
    と、 前記加圧エア源から前記インジェクターに供給するエア
    の量を調節するエア量調節手段と、 前記インジェクターから吐出される粉体塗料を受け取っ
    てこれを被塗物に向けて吐出する静電塗装用のハンドガ
    ンと、 該ハンドガンに設けられ、このハンドガンを把持した作
    業者の手を離すことなくその一部の指で操作することの
    できる位置に配置されたスイッチと、 該スイッチからの信号を受け取って、前記エア量調節手
    段を制御して前記ハンドガンから吐出される粉体塗料の
    量を変更する粉体塗料吐出量変更制御手段とを有するこ
    とからなる塗装システム。
  5. 【請求項5】 前記エア量調節手段が、加圧エア源から
    のエアを前記インジェクターに供給するメイン導気管に
    介装した第1の流量調節バルブと該第1の流量調節バル
    ブの下流側に配置された第1のソレノイドバルブと、該
    第1のソレノイドバルブを迂回するバイパス導気管に配
    置された第2の流量調節バルブおよび第2の流量調節バ
    ルブとで構成されている、請求項4に記載の塗装システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記スイッチが、作業者が指で押すこと
    によりON/OFFされるプッシュ式のスイッチからな
    る、請求項4又は請求項5に記載の塗装システム。
  7. 【請求項7】 前記スイッチが、作業者が揺動可能な操
    作レバーを倒すことによりON/OFFされるプッシュ
    式のスイッチからなる、請求項4又は請求項5に記載の
    塗装システム。
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