JPH1157370A - ダストセパレーター - Google Patents
ダストセパレーターInfo
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- JPH1157370A JPH1157370A JP9227215A JP22721597A JPH1157370A JP H1157370 A JPH1157370 A JP H1157370A JP 9227215 A JP9227215 A JP 9227215A JP 22721597 A JP22721597 A JP 22721597A JP H1157370 A JPH1157370 A JP H1157370A
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- JP
- Japan
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- dust
- separator
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- filtration chamber
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 粉塵及び紙片が混在した含塵空気を濾過す
る。 【解決手段】 上部に設けたフィルターセパレーター3
における通気集塵式のフィルター9内のフィルター濾過
室5に含塵空気SMWの流入口6を設け、又下部に設け
たサイクロンセパレーター4のサイクロン濾過室7の一
側に流入口13を設けると共に、流入室28の上部に設けた
流出口8をフィルター濾過室5に連通し、又フィルター
9の内面に対して適宜時機に吸引作用する再生装置10の
流路11における下流端12をサイクロンセパレーター4の
流入口13に連繋することによって、紙片Mをフィルター
濾過室5から流出口8を通ってサイクロン濾過室7へ自
然落下させ、フィルター9の目詰まり時には、再生装置
10でフィルター9内面に付着した捕集粉塵WWを回収し
てサイクロンセパレーター4で濾過し、再生濾過空気S
Sをフィルター濾過室5へ再送する。
る。 【解決手段】 上部に設けたフィルターセパレーター3
における通気集塵式のフィルター9内のフィルター濾過
室5に含塵空気SMWの流入口6を設け、又下部に設け
たサイクロンセパレーター4のサイクロン濾過室7の一
側に流入口13を設けると共に、流入室28の上部に設けた
流出口8をフィルター濾過室5に連通し、又フィルター
9の内面に対して適宜時機に吸引作用する再生装置10の
流路11における下流端12をサイクロンセパレーター4の
流入口13に連繋することによって、紙片Mをフィルター
濾過室5から流出口8を通ってサイクロン濾過室7へ自
然落下させ、フィルター9の目詰まり時には、再生装置
10でフィルター9内面に付着した捕集粉塵WWを回収し
てサイクロンセパレーター4で濾過し、再生濾過空気S
Sをフィルター濾過室5へ再送する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙加工機における
紙吸引空気からダストを除去するダストセパレーターに
関する。
紙吸引空気からダストを除去するダストセパレーターに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、含塵空気からダストを除去する手
段として、通気集塵タイプのフィルター、遠心分離式の
サイクロンなどのセパレーター(集塵機)が、単独で又
は連繋させて使用されていた。
段として、通気集塵タイプのフィルター、遠心分離式の
サイクロンなどのセパレーター(集塵機)が、単独で又
は連繋させて使用されていた。
【0003】そして、フィルター式集塵機にあっては、
フィルターが目詰まりして集塵効率が低下する欠点を有
し、又サイクロン式集塵機にあっては、吸引濾過流量に
見合った円錐本体部が必要で装置が大型化する欠点を有
していた。又、各種装置の組み合わせにあっては、夫々
の集塵方式が相違するため、一体化が困難で、実際には
1種類の集塵が終了した濾過空気を、次の種類の集塵機
へ送出しており、小型一体化することは困難であった。
フィルターが目詰まりして集塵効率が低下する欠点を有
し、又サイクロン式集塵機にあっては、吸引濾過流量に
見合った円錐本体部が必要で装置が大型化する欠点を有
していた。又、各種装置の組み合わせにあっては、夫々
の集塵方式が相違するため、一体化が困難で、実際には
1種類の集塵が終了した濾過空気を、次の種類の集塵機
へ送出しており、小型一体化することは困難であった。
【0004】又、シート又は紙製品の切断、折曲、印刷
などの加工機、搬送機(以下、紙加工機と称する)、例
えば、シートフィーダーにあっては、シートの搬送状態
を安定するために、吸引状態でシート搬送を行ってい
る。又、シート搬送と同時に、又は前後して、シートに
切断、その他の各種処理を行う際に、切断屑の紙片及び
粉塵を集塵機で回収している。
などの加工機、搬送機(以下、紙加工機と称する)、例
えば、シートフィーダーにあっては、シートの搬送状態
を安定するために、吸引状態でシート搬送を行ってい
る。又、シート搬送と同時に、又は前後して、シートに
切断、その他の各種処理を行う際に、切断屑の紙片及び
粉塵を集塵機で回収している。
【0005】しかしながら、かかる紙片及び粉塵回収の
完全達成は現実には困難であり、シートの搬送、固定等
のための吸引空気に、粉塵が混入していることは当然と
しても、粉塵に比して大型の紙片もまれに混入してい
た。そして、紙加工機における紙吸引空気からダスト
(紙片及び粉塵)を除去する必要があるが、フィルター
式、サイクロン式などの集塵機は、濾過集塵対象が一般
的に特定されており、紙片、粉塵の異質なものが混入し
た含塵空気を、効率良く濾過することは困難であった。
完全達成は現実には困難であり、シートの搬送、固定等
のための吸引空気に、粉塵が混入していることは当然と
しても、粉塵に比して大型の紙片もまれに混入してい
た。そして、紙加工機における紙吸引空気からダスト
(紙片及び粉塵)を除去する必要があるが、フィルター
式、サイクロン式などの集塵機は、濾過集塵対象が一般
的に特定されており、紙片、粉塵の異質なものが混入し
た含塵空気を、効率良く濾過することは困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、粉塵及び紙
片が混在した含塵空気を小型な装置で効率良く濾過する
様にしたダストセパレーターを提供する。
片が混在した含塵空気を小型な装置で効率良く濾過する
様にしたダストセパレーターを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
に基づく、2種類の性状が全く相違する粉塵と紙片を含
塵空気から効率良く濾過出来ない課題に鑑み、本体の上
下にフィルターセパレーター及びサイクロンセパレータ
ーを夫々設け、フィルターセパレーターは通気集塵式の
フィルター内をフィルター濾過室と成すと共に、該フィ
ルター濾過室に含塵空気の流入口を設け、又サイクロン
セパレーターのサイクロン濾過室は流入室と該流入室下
流の円錐濾過室から成り、流入室の一側に流入口を設け
ると共に、流入室の上部に設けた流出口をフィルター濾
過室に連通し、又フィルターの内面に対して適宜時機に
吸引作用する再生装置を設け、該再生装置の流路におけ
る下流端をサイクロンセパレーターの流入口に連繋する
ことによって、紙片をフィルター濾過室から流出口を通
ってサイクロン濾過室へ自然落下させ、フィルターの目
詰まり時には、再生装置でフィルター内面に付着した捕
集粉塵を回収してサイクロンセパレーターで濾過し、再
生濾過空気をフィルター濾過室へ再送する様にして、上
記課題を解決する。
に基づく、2種類の性状が全く相違する粉塵と紙片を含
塵空気から効率良く濾過出来ない課題に鑑み、本体の上
下にフィルターセパレーター及びサイクロンセパレータ
ーを夫々設け、フィルターセパレーターは通気集塵式の
フィルター内をフィルター濾過室と成すと共に、該フィ
ルター濾過室に含塵空気の流入口を設け、又サイクロン
セパレーターのサイクロン濾過室は流入室と該流入室下
流の円錐濾過室から成り、流入室の一側に流入口を設け
ると共に、流入室の上部に設けた流出口をフィルター濾
過室に連通し、又フィルターの内面に対して適宜時機に
吸引作用する再生装置を設け、該再生装置の流路におけ
る下流端をサイクロンセパレーターの流入口に連繋する
ことによって、紙片をフィルター濾過室から流出口を通
ってサイクロン濾過室へ自然落下させ、フィルターの目
詰まり時には、再生装置でフィルター内面に付着した捕
集粉塵を回収してサイクロンセパレーターで濾過し、再
生濾過空気をフィルター濾過室へ再送する様にして、上
記課題を解決する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。図1、2、3に示す様に、1は紙片
M及び粉塵Wが混在し、紙加工機から送出される含塵空
気SMWを濾過するセパレーターであり、本体2の上部
をフィルターセパレーター3と成すと共に、本体2の下
部をサイクロンセパレーター4と成している。
基づいて説明する。図1、2、3に示す様に、1は紙片
M及び粉塵Wが混在し、紙加工機から送出される含塵空
気SMWを濾過するセパレーターであり、本体2の上部
をフィルターセパレーター3と成すと共に、本体2の下
部をサイクロンセパレーター4と成している。
【0009】そして、フィルターセパレーター3のフィ
ルター濾過室5に含塵空気SMWの流入口6を設けると
共に、フィルター濾過室5の下部に、サイクロンセパレ
ーター4のサイクロン濾過室7の上部に連通した流出口
8を、連通させている。更に、フィルターセパレーター
3の通気集塵式のフィルター9の内面にクリーニング作
用する空気吸引式の再生装置10を設け、該再生装置10の
流路11の下流端12をサイクロン濾過室7の流入口13に連
通している。
ルター濾過室5に含塵空気SMWの流入口6を設けると
共に、フィルター濾過室5の下部に、サイクロンセパレ
ーター4のサイクロン濾過室7の上部に連通した流出口
8を、連通させている。更に、フィルターセパレーター
3の通気集塵式のフィルター9の内面にクリーニング作
用する空気吸引式の再生装置10を設け、該再生装置10の
流路11の下流端12をサイクロン濾過室7の流入口13に連
通している。
【0010】以下、上述の基本構成(フィルターセパレ
ーター3、サイクロンセパレーター4及び再生装置10)
を有したセパレーター1の詳細な実施例を説明する。図
1、2に示す様に、キャスター20、20a …を取付けた基
板21上に枠体22、22a …を立設し、本体2の上下中間部
一側面に紙加工機における吸引空気の流入口6を設け、
該流入口6の下部にサイクロンセパレーター4を設置す
ると共に、流入口6の上部にフィルターセパレーター3
を設置し、且つ立設した枠体22、22a…の上部に天井板2
3を取付けている。
ーター3、サイクロンセパレーター4及び再生装置10)
を有したセパレーター1の詳細な実施例を説明する。図
1、2に示す様に、キャスター20、20a …を取付けた基
板21上に枠体22、22a …を立設し、本体2の上下中間部
一側面に紙加工機における吸引空気の流入口6を設け、
該流入口6の下部にサイクロンセパレーター4を設置す
ると共に、流入口6の上部にフィルターセパレーター3
を設置し、且つ立設した枠体22、22a…の上部に天井板2
3を取付けている。
【0011】そして、フィルターセパレーター3にあっ
ては、円筒状の通気集塵式のフィルター9を立設し、該
フィルター9の下部を枠帯24で支持して下面開口と成す
と共に、該下面開口をサイクロンセパレーター4の区割
板27で閉塞し、且つ、フィルター9の上部を天板25で閉
塞して、円筒状のフィルター濾過室5を形成している。
そして、含塵空気SMWの流入口6をフィルター濾過室
5の下方一側に連通させると共に、フィルター9の外部
の略全円周部を濾過空気Sの排気面と成している。
ては、円筒状の通気集塵式のフィルター9を立設し、該
フィルター9の下部を枠帯24で支持して下面開口と成す
と共に、該下面開口をサイクロンセパレーター4の区割
板27で閉塞し、且つ、フィルター9の上部を天板25で閉
塞して、円筒状のフィルター濾過室5を形成している。
そして、含塵空気SMWの流入口6をフィルター濾過室
5の下方一側に連通させると共に、フィルター9の外部
の略全円周部を濾過空気Sの排気面と成している。
【0012】又、サイクロンセパレーター4にあって
は、フィルターセパレーター3との区割板27で上面閉塞
の円形状の流入室28、該流入室28の下方側に連続形成し
た円錐状の円錐濾過室29でサイクロン濾過室7を形成
し、又円錐濾過室29の下面を塵排出口30として開口して
いる。
は、フィルターセパレーター3との区割板27で上面閉塞
の円形状の流入室28、該流入室28の下方側に連続形成し
た円錐状の円錐濾過室29でサイクロン濾過室7を形成
し、又円錐濾過室29の下面を塵排出口30として開口して
いる。
【0013】更に、サイクロンセパレーター4の流入室
28における中央上部に上下連通の流出口8を形成するパ
イプ31を、フィルターセパレーター3の中心から変位さ
せて取付け、該パイプ31の上端を区割板27を貫通してフ
ィルター濾過室5へ連通開口させ、又流入室28における
一側に、接線方向の流入路を有する様に、再生装置10で
送出される再生含塵空気SSWの流入口13を取付けてい
る。尚、サイクロンセパレーター4の円錐濾過室29の下
部にダストバッグ32の取付具33を設けている。
28における中央上部に上下連通の流出口8を形成するパ
イプ31を、フィルターセパレーター3の中心から変位さ
せて取付け、該パイプ31の上端を区割板27を貫通してフ
ィルター濾過室5へ連通開口させ、又流入室28における
一側に、接線方向の流入路を有する様に、再生装置10で
送出される再生含塵空気SSWの流入口13を取付けてい
る。尚、サイクロンセパレーター4の円錐濾過室29の下
部にダストバッグ32の取付具33を設けている。
【0014】又、フィルターセパレーター3の再生装置
10にあっては、フィルターセパレーター3と天井板23の
間に水平な再生第1流路40を設けると共に、該再生第1
流路40の中心部に回収筒41を、天板25を貫通させてフィ
ルターセパレーター3のフィルター濾過室5内に上方か
ら臨む様に、回転自在に取付けている。
10にあっては、フィルターセパレーター3と天井板23の
間に水平な再生第1流路40を設けると共に、該再生第1
流路40の中心部に回収筒41を、天板25を貫通させてフィ
ルターセパレーター3のフィルター濾過室5内に上方か
ら臨む様に、回転自在に取付けている。
【0015】又、天井板23の中心上部に、後述の作用で
説明する様に、適宜時機に間欠作動する駆動モータ42を
取付けると共に、該駆動モータ42に回収筒41の駆動軸43
を取付け、又再生第1流路40内における回収筒41の一部
に連通孔44を設けている。
説明する様に、適宜時機に間欠作動する駆動モータ42を
取付けると共に、該駆動モータ42に回収筒41の駆動軸43
を取付け、又再生第1流路40内における回収筒41の一部
に連通孔44を設けている。
【0016】又、フィルター濾過室5内に回転自在状態
で突出させた下面開口の回収筒41の下端に、フィルター
濾過室5内の半径方向で、先端をフィルター9の内面に
近接させ、内部に吸引路を設定し適宜幅を有した回収ノ
ズル体45を取付け、該回収ノズル体45の先端に、フィル
ター9の内面に近接状態で対向する様にノズル口46を縦
方向に開口している。
で突出させた下面開口の回収筒41の下端に、フィルター
濾過室5内の半径方向で、先端をフィルター9の内面に
近接させ、内部に吸引路を設定し適宜幅を有した回収ノ
ズル体45を取付け、該回収ノズル体45の先端に、フィル
ター9の内面に近接状態で対向する様にノズル口46を縦
方向に開口している。
【0017】又、フィルターセパレーター3及びサイク
ロンセパレーター4の一側で縦方向に再生第2流路47を
配置し、該再生第2流路47の上流端を、フィルター濾過
室5に回収ノズル体45等を介して連繋させた再生第1流
路40に連通させると共に、流路11の中間である再生第2
流路47の下流端にクリーニング用ファンユニット48を連
繋させている。
ロンセパレーター4の一側で縦方向に再生第2流路47を
配置し、該再生第2流路47の上流端を、フィルター濾過
室5に回収ノズル体45等を介して連繋させた再生第1流
路40に連通させると共に、流路11の中間である再生第2
流路47の下流端にクリーニング用ファンユニット48を連
繋させている。
【0018】上記クリーニング用ファンユニット48にあ
っては、送風箱49内にファンモータ50で駆動されるファ
ン51を回転自在に設置し、送風箱49の吸引口52を再生第
2流路47の下流端に連通させている。又、再生第2流路
47と平行に再生第3流路54を縦方向に配置すると共に、
送風箱49の排出口53を再生第3流路54の上流端に連通さ
せ、該再生第3流路54の下流端、即ち、再生装置10の流
路11における下流端12をサイクロンセパレーター4にお
けるサイクロン濾過室7への流入口13に連通させてい
る。
っては、送風箱49内にファンモータ50で駆動されるファ
ン51を回転自在に設置し、送風箱49の吸引口52を再生第
2流路47の下流端に連通させている。又、再生第2流路
47と平行に再生第3流路54を縦方向に配置すると共に、
送風箱49の排出口53を再生第3流路54の上流端に連通さ
せ、該再生第3流路54の下流端、即ち、再生装置10の流
路11における下流端12をサイクロンセパレーター4にお
けるサイクロン濾過室7への流入口13に連通させてい
る。
【0019】尚、セパレーター1の上部に設けたフィル
ターセパレーター3のフィルター9は円筒状で固定式の
ものと成したが、フィルター9を回転式と成すと共に、
再生装置10を固定式と成しても良く、或いはフィルター
9が非円筒状であっても、再生装置10の回収ノズル体45
でフィルター9の内面に付着した粉塵W、捕集粉塵WW
を回収可能であれば他の形式と成しても良い。又、紙加
工機から含塵空気SMWが流入する流入口6に、紙加工
機とは別途で吸引ファン等を設置しても良い。
ターセパレーター3のフィルター9は円筒状で固定式の
ものと成したが、フィルター9を回転式と成すと共に、
再生装置10を固定式と成しても良く、或いはフィルター
9が非円筒状であっても、再生装置10の回収ノズル体45
でフィルター9の内面に付着した粉塵W、捕集粉塵WW
を回収可能であれば他の形式と成しても良い。又、紙加
工機から含塵空気SMWが流入する流入口6に、紙加工
機とは別途で吸引ファン等を設置しても良い。
【0020】次に本発明に係るダストセパレーターの作
用について説明する。図4に示す様に、流入口6から流
入する紙片M及び粉塵Wを有した含塵空気SMWは、セ
パレーター1の上部に設けたフィルター濾過室5の下方
から流入し、通気集塵式のフィルター9で粉塵Wは濾過
されて、浄化された濾過空気Sはフィルター9の外周面
から排気される。
用について説明する。図4に示す様に、流入口6から流
入する紙片M及び粉塵Wを有した含塵空気SMWは、セ
パレーター1の上部に設けたフィルター濾過室5の下方
から流入し、通気集塵式のフィルター9で粉塵Wは濾過
されて、浄化された濾過空気Sはフィルター9の外周面
から排気される。
【0021】他方、紙片Mはフィルター濾過室5内を浮
遊漂流し、フィルター濾過室5内に連通させたサイクロ
ンセパレーター4の流出口8からサイクロン濾過室7へ
落下し、円錐濾過室29を降下してダストバッグ32に回収
される。
遊漂流し、フィルター濾過室5内に連通させたサイクロ
ンセパレーター4の流出口8からサイクロン濾過室7へ
落下し、円錐濾過室29を降下してダストバッグ32に回収
される。
【0022】又、フィルターセパレーター3における濾
過作用により、フィルター9の内面に粉塵Wが付着し、
フィルター9が目詰まりした時には、図5に示す様に、
駆動モータ42及びクリーニング用ファンユニット48を作
動させる。駆動モータ42で回転作動される回収ノズル体
45のノズル口46はフィルター9内面に沿って移動すると
共に、クリーニング用ファンユニット48の吸引力は再生
第2流路47、再生第1流路40、連通孔44、回収筒41、回
収ノズル体45等を介してノズル口46に作用する。する
と、フィルター9内面に吸着捕集された捕集粉塵WWは
含塵空気SMWと共に、回収ノズル体45のノズル口46に
吸引され、再生装置10の流路11を経由してサイクロンセ
パレーター4の流入口13からサイクロン濾過室7の流入
室28に流入する。
過作用により、フィルター9の内面に粉塵Wが付着し、
フィルター9が目詰まりした時には、図5に示す様に、
駆動モータ42及びクリーニング用ファンユニット48を作
動させる。駆動モータ42で回転作動される回収ノズル体
45のノズル口46はフィルター9内面に沿って移動すると
共に、クリーニング用ファンユニット48の吸引力は再生
第2流路47、再生第1流路40、連通孔44、回収筒41、回
収ノズル体45等を介してノズル口46に作用する。する
と、フィルター9内面に吸着捕集された捕集粉塵WWは
含塵空気SMWと共に、回収ノズル体45のノズル口46に
吸引され、再生装置10の流路11を経由してサイクロンセ
パレーター4の流入口13からサイクロン濾過室7の流入
室28に流入する。
【0023】そうすると、流入室28に流入した時点で、
再生含塵空気SSWは旋回流となり、流入室28から円錐
濾過室29に螺旋状態で降下し、捕集粉塵WWは引き続き
円錐濾過室29を降下して塵排出口30からダストバッグ32
に回収される。他方、再生濾過空気SSは流入室28内で
Uターン上昇して、サイクロンセパレーター4の流出口
8からフィルターセパレーター3のフィルター濾過室5
へ流入し、流入口6から流入する含塵空気SMWと合流
する。
再生含塵空気SSWは旋回流となり、流入室28から円錐
濾過室29に螺旋状態で降下し、捕集粉塵WWは引き続き
円錐濾過室29を降下して塵排出口30からダストバッグ32
に回収される。他方、再生濾過空気SSは流入室28内で
Uターン上昇して、サイクロンセパレーター4の流出口
8からフィルターセパレーター3のフィルター濾過室5
へ流入し、流入口6から流入する含塵空気SMWと合流
する。
【0024】尚、含塵空気SMWに混入して流入した紙
片Mは、フィルター濾過室5で浮遊し、サイクロンセパ
レーター4へ降下する他、粉塵Wと同様にフィルター9
内面に捕集されることもあり、又粉塵Wもフィルター9
内面での捕集前後に大きく集積し、塵塊(図示せず)と
なれば、紙片Mと同様にサイクロンセパレーター4の流
出口8からサイクロン濾過室7内へ降下する。そして、
これらの各種状態が部分的に混在して紙片M及び粉塵W
は、最終的にサイクロンセパレーター4を介してダスト
バッグ32へ回収される。
片Mは、フィルター濾過室5で浮遊し、サイクロンセパ
レーター4へ降下する他、粉塵Wと同様にフィルター9
内面に捕集されることもあり、又粉塵Wもフィルター9
内面での捕集前後に大きく集積し、塵塊(図示せず)と
なれば、紙片Mと同様にサイクロンセパレーター4の流
出口8からサイクロン濾過室7内へ降下する。そして、
これらの各種状態が部分的に混在して紙片M及び粉塵W
は、最終的にサイクロンセパレーター4を介してダスト
バッグ32へ回収される。
【0025】又、再生装置10は適宜時機に駆動モータ4
2、クリーニング用ファンユニット48等を同時に作動さ
せるが、定期的に所定時間、即ち、間欠作動させたり、
フィルターセパレーター3におけるフィルター9での粉
塵Wの捕集状態、即ち、目詰まり状態に応じて作動させ
る。
2、クリーニング用ファンユニット48等を同時に作動さ
せるが、定期的に所定時間、即ち、間欠作動させたり、
フィルターセパレーター3におけるフィルター9での粉
塵Wの捕集状態、即ち、目詰まり状態に応じて作動させ
る。
【0026】
【発明の効果】要するに本発明は、本体2の上下にフィ
ルターセパレーター3及びサイクロンセパレーター4を
夫々設け、フィルターセパレーター3は通気集塵式のフ
ィルター9内をフィルター濾過室5と成すと共に、該フ
ィルター濾過室5に含塵空気SMWの流入口6を設けた
ので、含塵空気SMWに混入した粉塵Wはフィルター9
で除去され、浄化された濾過空気Sをフィルター9の外
周面から排出することが出来る。
ルターセパレーター3及びサイクロンセパレーター4を
夫々設け、フィルターセパレーター3は通気集塵式のフ
ィルター9内をフィルター濾過室5と成すと共に、該フ
ィルター濾過室5に含塵空気SMWの流入口6を設けた
ので、含塵空気SMWに混入した粉塵Wはフィルター9
で除去され、浄化された濾過空気Sをフィルター9の外
周面から排出することが出来る。
【0027】又、サイクロンセパレーター4のサイクロ
ン濾過室7は流入室28と該流入室28下流の円錐濾過室29
から成り、流入室28の一側に流入口13を設けると共に、
流入室28の上部に設けた流出口8をフィルター濾過室5
に連通したので、含塵空気SMWに混入した紙片Mはフ
ィルター濾過室5内からサイクロンセパレーター4の流
出口8を通過落下し、サイクロン濾過室7に降下した紙
片Mは、そのまま自然落下して塵排出口30からダストバ
ッグ32に回収することが出来る。
ン濾過室7は流入室28と該流入室28下流の円錐濾過室29
から成り、流入室28の一側に流入口13を設けると共に、
流入室28の上部に設けた流出口8をフィルター濾過室5
に連通したので、含塵空気SMWに混入した紙片Mはフ
ィルター濾過室5内からサイクロンセパレーター4の流
出口8を通過落下し、サイクロン濾過室7に降下した紙
片Mは、そのまま自然落下して塵排出口30からダストバ
ッグ32に回収することが出来る。
【0028】又、フィルター9の内面に対して適宜時機
に吸引作用する再生装置10を設け、該再生装置10の流路
11における下流端12をサイクロンセパレーター4の流入
口13に連繋したので、フィルター9の目詰まりによる捕
集効率が低下した時に、再生装置10を作動させることに
より、フィルター9の内面に付着した粉塵Wを吸引して
フィルター9を再生することが出来、且つフィルター9
の再生により発生する捕集粉塵WWは、再生含塵空気S
SWとしてサイクロンセパレーター4へ流入し回収する
ことが出来る。
に吸引作用する再生装置10を設け、該再生装置10の流路
11における下流端12をサイクロンセパレーター4の流入
口13に連繋したので、フィルター9の目詰まりによる捕
集効率が低下した時に、再生装置10を作動させることに
より、フィルター9の内面に付着した粉塵Wを吸引して
フィルター9を再生することが出来、且つフィルター9
の再生により発生する捕集粉塵WWは、再生含塵空気S
SWとしてサイクロンセパレーター4へ流入し回収する
ことが出来る。
【0029】又、サイクロンセパレーター4における再
生濾過空気SSはフィルターセパレーター3に戻される
ことにより、外部への排気はフィルター9で浄化され、
サイクロンセパレーター4を使用しても、クリーンな濾
過空気Sを排気することが出来、又サイクロンセパレー
ター4への流入空気は、紙加工機から流入する含塵空気
SMWでなく、フィルターセパレーター3におけるフィ
ルター9の再生時に発生する再生含塵空気SSWである
ことにより、処理流量が格段に低下してサイクロンセパ
レーター4を小型化することが出来る。
生濾過空気SSはフィルターセパレーター3に戻される
ことにより、外部への排気はフィルター9で浄化され、
サイクロンセパレーター4を使用しても、クリーンな濾
過空気Sを排気することが出来、又サイクロンセパレー
ター4への流入空気は、紙加工機から流入する含塵空気
SMWでなく、フィルターセパレーター3におけるフィ
ルター9の再生時に発生する再生含塵空気SSWである
ことにより、処理流量が格段に低下してサイクロンセパ
レーター4を小型化することが出来る。
【0030】上述の効果の相乗により、紙片M及び粉塵
Wが混在した含塵空気SMWを小型なセパレーター1で
効率よく、且つ長期連続的にクリーン化することが出来
る。
Wが混在した含塵空気SMWを小型なセパレーター1で
効率よく、且つ長期連続的にクリーン化することが出来
る。
【0031】又、再生装置10にあっては、フィルター9
を円筒状と成すと共に、フィルター9の内面に沿ってノ
ズル口46が対向状態で移動する回収ノズル体45を、フィ
ルター濾過室5内に回転自在に設け、回収ノズル体45に
連繋させた吸引作用を有する流路11の下流端12をサイク
ロンセパレーター4の流入口13に連通したので、大量の
含塵空気SMWを処理する比較的大きなフィルター9を
固定状態と成して、フィルターセパレーター3の大型
化、機構複雑化を防止し、又粉塵Wが付着する内面側か
らフィルター9を再生することが出来る。
を円筒状と成すと共に、フィルター9の内面に沿ってノ
ズル口46が対向状態で移動する回収ノズル体45を、フィ
ルター濾過室5内に回転自在に設け、回収ノズル体45に
連繋させた吸引作用を有する流路11の下流端12をサイク
ロンセパレーター4の流入口13に連通したので、大量の
含塵空気SMWを処理する比較的大きなフィルター9を
固定状態と成して、フィルターセパレーター3の大型
化、機構複雑化を防止し、又粉塵Wが付着する内面側か
らフィルター9を再生することが出来る。
【0032】又、フィルターセパレーター3の一側に流
入口6を配置し、フィルター濾過室5の上部に再生第1
流路40を設け、該再生第1流路40に連通孔44を有した回
収筒41を間欠回転自在に設置し、フィルター濾過室5内
に突出させた回収筒41の下端に回収ノズル体45を連通状
態で取付け、再生第1流路40の一側に連通した再生第
2、3流路47、54の中間部にクリーニング用ファンユニ
ット48を設けたので、フィルターセパレーター3とサイ
クロンセパレーター4の部分的な連通状態を確保しつ
つ、再生装置10はサイクロンセパレーター4の上部に設
置し、再生含塵空気SSWを流通させる流路11、クリー
ニング用ファンユニット48等をフィルターセパレーター
3及びサイクロンセパレーター4の側方等に設置し、セ
パレーター1の全体を小型、コンパクト化することが出
来る等その実用的効果甚だ大である。
入口6を配置し、フィルター濾過室5の上部に再生第1
流路40を設け、該再生第1流路40に連通孔44を有した回
収筒41を間欠回転自在に設置し、フィルター濾過室5内
に突出させた回収筒41の下端に回収ノズル体45を連通状
態で取付け、再生第1流路40の一側に連通した再生第
2、3流路47、54の中間部にクリーニング用ファンユニ
ット48を設けたので、フィルターセパレーター3とサイ
クロンセパレーター4の部分的な連通状態を確保しつ
つ、再生装置10はサイクロンセパレーター4の上部に設
置し、再生含塵空気SSWを流通させる流路11、クリー
ニング用ファンユニット48等をフィルターセパレーター
3及びサイクロンセパレーター4の側方等に設置し、セ
パレーター1の全体を小型、コンパクト化することが出
来る等その実用的効果甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るダストセパレーターの正面図であ
る。
る。
【図2】図1の側面図である。
【図3】流路を示すダストセパレーターの縦断面図であ
る。
る。
【図4】紙加工機から流入した含塵空気の濾過時の流路
を示すダストセパレーターの縦断面図である。
を示すダストセパレーターの縦断面図である。
【図5】フィルターセパレーターの再生時における再生
空気の流路を示すダストセパレーターの縦断面図であ
る。
空気の流路を示すダストセパレーターの縦断面図であ
る。
2 本体 3 フィルターセパレーター 4 サイクロンセパレーター 5 フィルター濾過室 6 流入口 7 サイクロン濾過室 8 流出口 9 フィルター 10 再生装置 11 流路 12 下流端 13 流入口 28 流入室 29 円錐濾過室 40 再生第1流路 41 回収筒 44 連通孔 45 回収ノズル体 46 ノズル口 47 再生第2流路 48 クリーニング用ファンユニット 54 再生第3流路
Claims (3)
- 【請求項1】 本体の上下にフィルターセパレーター及
びサイクロンセパレーターを夫々設け、フィルターセパ
レーターは通気集塵式のフィルター内をフィルター濾過
室と成すと共に、該フィルター濾過室に含塵空気の流入
口を設け、 又サイクロンセパレーターのサイクロン濾過室は流入室
と該流入室下流の円錐濾過室から成り、流入室の一側に
流入口を設けると共に、流入室の上部に設けた流出口を
フィルター濾過室に連通し、 又フィルターの内面に対して適宜時機に吸引作用する再
生装置を設け、該再生装置の流路における下流端をサイ
クロンセパレーターの流入口に連繋したことを特徴とす
るダストセパレーター。 - 【請求項2】 再生装置にあっては、フィルターを円筒
状と成すと共に、フィルターの内面に沿ってノズル口が
対向状態で移動する回収ノズル体を、フィルター濾過室
内に回転自在に設け、回収ノズル体に連繋させた吸引作
用を有する流路の下流端をサイクロンセパレーターの流
入口に連通したことを特徴とする請求項1のダストセパ
レーター。 - 【請求項3】 フィルターセパレーターの一側に流入口
を配置し、フィルター濾過室の上部に再生第1流路を設
け、該再生第1流路に連通孔を有した回収筒を間欠回転
自在に設置し、フィルター濾過室内に突出させた回収筒
の下端に回収ノズル体を連通状態で取付け、再生第1流
路の一側に連通した再生第2、3流路の中間部にクリー
ニング用ファンユニットを設けたことを特徴とする請求
項2のダストセパレーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9227215A JPH1157370A (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | ダストセパレーター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9227215A JPH1157370A (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | ダストセパレーター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1157370A true JPH1157370A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16857307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9227215A Pending JPH1157370A (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | ダストセパレーター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1157370A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101804281A (zh) * | 2010-04-15 | 2010-08-18 | 无锡世联丰禾石化装备科技有限公司 | 一种用于去除气体中固液杂质的净化装置 |
-
1997
- 1997-08-07 JP JP9227215A patent/JPH1157370A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101804281A (zh) * | 2010-04-15 | 2010-08-18 | 无锡世联丰禾石化装备科技有限公司 | 一种用于去除气体中固液杂质的净化装置 |
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