JPH1157184A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH1157184A
JPH1157184A JP9223812A JP22381297A JPH1157184A JP H1157184 A JPH1157184 A JP H1157184A JP 9223812 A JP9223812 A JP 9223812A JP 22381297 A JP22381297 A JP 22381297A JP H1157184 A JPH1157184 A JP H1157184A
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Shigetoshi Hayashi
成歳 林
Masahito Ogasawara
雅人 小笠原
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Okumura Yu Ki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 当たり判定の処理の際に使用する計数の値の
変化を外部から予測することを不可能にすることによっ
て、所謂「ぶらさげ基板」による不正行為の防止を図っ
たパチンコ機を提供すること。 【解決手段】 パチンコ機の当たり判定の処理(S6)
の際に使用される計数RNDの値は、「リセット割込
み」毎に加算値が加算されることによって、第1範囲内
を周期的かつ順次に変化している。また、計数器13の
値SYCは、「リセット割込み」が発生する第1間隔と
は関係ない第2間隔毎に、第1範囲内において変化して
いる。そして、計数器13の値SYCを計数RNDに代
入することによって(S9)、計数RNDの値を代入時
の値から計数器13の値SYCまで飛び越して変化させ
ており、計数RNDの値の変化を外部から予測すること
は不可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、当たり判定の際に
使用する計数の値の取得タイミングを外部から制御する
ことによって、パチンコ機を不正に当たり状態にする所
謂「ぶらさげ基板」による不正を防止するパチンコ機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機においては、ハード構
成により一定間隔で発生するリセット信号毎に、蛍光管
表示データ転送の処理、スイッチ入力の処理、当たり判
定の処理等の各動作処理プログラムを順次に実行するこ
とにより、パチンコ機を動作させている。そして、当た
り判定の処理においては、リセット信号毎に変化する計
数の値に基づいて当たり判定を行っている。
【0003】例えば、第1種パチンコ機の場合では、第
1始動口にパチンコ球が入球したときに取得される計数
の値が、予め設定された「当たり値」であるか否かを判
断することにより、当たり判定の処理を行っている。
【0004】従って、リセット信号毎に変化する計数の
値が「当たり値」であるときに、第1始動口にパチンコ
球が入球しなければ、パチンコ機を当たりの状態にさせ
ることはできない。また、リセット信号は「msec」
単位の一定間隔で発生しており、「msec」単位で変
化する計数の値を遊技者が認識することはできないの
で、計数の値が「当たり値」であるときを狙って、遊技
者が第1始動口にパチンコ球を入球させることは不可能
である。すなわち、遊技者側からするならば、パチンコ
機を当たりの状態にするには、第1始動口にパチンコ球
を次々に入球させる以外に方法がなく、言い換えれば、
当たり判定の処理の際に使用する計数の値として「当た
り値」が取得されたか否かは、第1始動口に入球するパ
チンコ球の偶然性に大きく左右されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、当たり
判定の処理の際に使用する計数の値は、一定間隔で発生
するリセット信号毎に一定の加算値が加算されることに
より一定範囲内を周期的かつ順次に変化するものである
から、計数の値が「当たり値」に変化する時点は周期的
に訪れることになり、計数の値が「当たり値」になる時
点を何らかのハードウエアで認識することができれば、
その後に計数の値が「当たり値」になる時点を予測する
ことも可能となる。
【0006】そして、近年においては、所謂「ぶらさげ
基板」を主基板に不正に接続して、計数の値が「当たり
値」になる時点をハード構成により認識し、計数の値が
「当たり値」になると予測した時点に、第1始動口にパ
チンコ球が入球したことを示す信号を主基板へ送信し
て、当たり判定の処理の際に使用する計数の値として
「当たり値」を取得させることにより、パチンコ機を当
たりの状態にする不正行為が多発しており、かかる不正
を防止する必要性が生じていた。
【0007】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、当たり判定の処理の際
に使用する計数の値の変化を外部から予測することを不
可能にすることによって、所謂「ぶらさげ基板」による
不正行為の防止を図ったパチンコ機を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に成された請求項1に係るパチンコ機は、第1間隔で発
生するリセット信号毎に各動作処理プログラムを順次に
実行するとともに、前記リセット信号毎に加算値が加算
されることにより第1範囲内を周期的かつ順次に変化す
る計数の値に基づいて当たり判定を行うパチンコ機であ
って、第2間隔毎に変化する計数器の値に基づいて前記
計数の値を変更することを特徴とする。
【0009】また、請求項2に係るパチンコ機は、請求
項1に記載するパチンコ機であって、前記計数器の値か
らの算出値を前記計数に代入することを特徴とする。ま
た、請求項3に係るパチンコ機は、請求項2に記載する
パチンコ機であって、前記計数器の値は前記第1範囲内
で変化することを特徴とする。また、請求項4に係るパ
チンコ機は、請求項2に記載するパチンコ機であって、
前記計数器の値は前記第1範囲とは異なる第2範囲内で
変化することを特徴とする。
【0010】また、請求項5に係るパチンコ機は、請求
項1に記載するパチンコ機であって、前記計数器の値に
基づいて前記加算値を変更することを特徴とする。ま
た、請求項6に係るパチンコ機は、請求項1に記載する
パチンコ機であって、前記計数器の値からの算出値を前
記計数に代入するとともに、前記計数器の値に基づいて
前記加算値を変更することを特徴とする。
【0011】このような構成を有する本発明のパチンコ
機においては、第1間隔で発生するリセット信号毎に各
動作処理プログラムを順次に実行することによって、パ
チンコ機の動作を行っており、かかる動作処理プログラ
ムの一つである当たり判定の処理においては、計数の値
に基づいて行っている。
【0012】このとき、計数の値は、原則として、リセ
ット信号毎に加算値が加算されることによって、第1範
囲内を周期的かつ順次に変化している。また、計数器の
値は、リセット信号が発生する第1間隔とは関係ない第
2間隔毎に、第1範囲内又は第1範囲とは異なる第2範
囲内において変化している。
【0013】そして、計数器の値から算出された第1範
囲内の算出値を計数に代入することによって、計数の値
を代入時の値から算出値まで飛び越して変化させたり、
計数器の値に基づいて加算値を変更することによって、
計数の値を不規則に変化させたりすれば、計数の値の変
化を外部から予測することは不可能となる。
【0014】すなわち、本発明のパチンコ機は、リセッ
ト信号が発生する第1間隔とは関係ない第2間隔毎に変
化する計数器の値に基づいて計数の値を変更しており、
当たり判定の処理の際に使用する計数の値の変化を外部
から予測することを不可能にしているので、所謂「ぶら
さげ基板」による不正行為を防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照にして説明する。第1実施の形態のパチンコ機
を、図1、図2、図6を参照にして説明する。第1実施
の形態のパチンコ機は、第1種パチンコ機である。そし
て、ハード構成により「msec」単位の第1間隔で発
生する、リセット信号である「リセット割込み」毎に、
各動作処理プログラムを順次に実行することによって、
パチンコ機自身を動作させるものである。
【0016】ここで、第1実施の形態のパチンコ機のハ
ード構成を、図6を用いて説明する。図6に図示された
ハード構成は主基板に搭載される主なものである。CP
U10は、ROM16に記憶された各動作処理プログラ
ムを順次に実行するものであり、CPU10自身に内蔵
されたクロックから第1間隔を認識するものである。R
AM11は、後述する変数の計数RNDなどを記憶する
ものである。クロック12は、CPU10自身に内蔵さ
れたクロック(第1間隔を認識させるもの)とは独立し
て、後述する第2間隔毎に信号を発生させるものであ
る。尚、かかる第2間隔は、第1間隔と同様に、「ms
ec」単位である。
【0017】計数器13は、クロック12が発生する信
号に基づいて、第2間隔毎に、第1範囲である値
「AX」から値「AY」の間を加算値Nである値「N1
ずつ加算しながら計数しつつ、値「AY」に値「N1」を
加算したときは「AX」に戻るように計数するハードウ
エアである。かかる計数器13の値SYCは、バッファ
14とI/Oデコーダ15を介して、CPU10に認識
される。
【0018】次に、第1実施の形態のパチンコ機の動作
について説明する前に、動作処理プログラムの一つであ
る当たり判定の処理について説明する。第1実施の形態
のパチンコ機においては、当たり判定の処理のために、
変数である計数RNDをRAM11に設けている。かか
る計数RNDは、電源投入時に値「AX」からスタート
し、以後、「msec」単位の第1間隔で発生する「リ
セット割込み」毎に加算値Nである値「N1」が加算さ
れ、値「AY」になれば値「AX」に書き換えられて、第
1範囲である値「AX」から値「AY」の間を変化するも
のである。尚、このような計数RNDの値の変化は、後
述する図1のS7の計数更新の処理が「リセット割込
み」毎に実行されることによって、行われる。
【0019】このように、「リセット割込み」毎に値
「N1」が加算されることにより値「AX」から値
「AY」の間を周期的かつ順次に変化する計数RND
を、第1始動口にパチンコ球が入球した際に取得し、そ
の取得値が「当たり値」として予め設定されていた値
「AM」と一致するか否かによって、当たり判定の処理
を行っている。尚、当たり判定の処理は、後述する図1
のS6の中の動作処理プログラムの一つとして、「リセ
ット割込み」毎に実行される。また、計数RNDの値を
取得する動作は、第1始動口にパチンコ球が入球したか
否かを「リセット割込み」毎に判断し、第1始動口にパ
チンコ球が入球したと判断した場合のみ、その「リセッ
ト割込み」内で行われる。
【0020】次に、第1実施の形態のパチンコ機の動作
について説明する。図1に示すように、第1実施の形態
のパチンコ機においては、「msec」単位の第1間隔
で発生する「リセット割込み」毎に、各動作処理プログ
ラムを順次に実行している。すなわち、「リセット割込
み」が発生すると、S1において、現在の「リセット割
込み」が電源投入直後のものであるか否かを判断する。
【0021】現在の「リセット割込み」が電源投入直後
のものであると判断した場合には(S1:Yes)、S
3において、計数RNDに値「AX」を代入する等の処
理を行うことにより、RAM11を初期化し、現在の
「リセット割込み」における動作を終了する。
【0022】一方、現在の「リセット割込み」が電源投
入直後のものでないと判断した場合には(S1:N
o)、S2において、蛍光管表示データ転送の処理等の
動作処理プログラムの一部を順次に実行し、S6におい
て、当たり判定の処理や停止図柄作成の処理等の動作処
理プログラムの一部を順次に実行し、S7において、計
数更新の処理を、動作処理プログラムの一部として、実
行する。
【0023】ここで、S7の計数更新の処理について、
図2を参照にして説明する。計数更新の処理(図1のS
7)においては、RAM11に設けられた変数である計
数RNDを、第1範囲である値「AX」から値「AY」の
間で変化させている。すなわち、図2に示すように、S
30において、計数RNDに値「N1」を加算し、その
後のS31において、計数RNDが値「AY+N1」以上
であるか否かを判断し、計数RNDが値「AY+N1」以
上であると判断した場合のみ(S31:Yes)、S3
2において、計数RNDに値「(AY−AX)+N1」を
減算する。かかる計数更新の処理(図1のS7)が実行
されると、図1のS8に進む。
【0024】図1のS8においては、現在の「リセット
割込み」における、S6の中の当たり判定の処理におい
て、当たりと判定されたか否かを判断し、当たり判定の
処理で当たりと判定されたと判断した場合には(S8:
Yes)、S9において、計数RNDに、上述した計数
器13の値SYCを代入した後に、一方、当たり判定の
処理で当たりと判定されたと判断しない場合には(S
8:No)、何もすることなく、現在の「リセット割込
み」における動作を終了する。
【0025】以上詳細に説明したように、第1実施の形
態のパチンコ機においては、「msec」単位の第1間
隔で発生する「リセット割込み」毎に、現在の「リセッ
ト割込み」が電源投入直後のものであると判断した場合
には(S1:Yes)、S3を実行することによって、
また、現在の「リセット割込み」が電源投入直後のもの
であると判断しない場合には(S1:No)、S2とS
6からS9までの各動作処理プログラムを順次に実行す
ることによって、パチンコ機の動作を行っており(図1
参照)、かかる動作処理プログラムの一つである当たり
判定の処理においては(S6)、第1始動口にパチンコ
球が入球した際に取得された計数RNDの値に基づいて
行っている。
【0026】このとき、計数RNDは、原則として、
「リセット割込み」毎に値「N1」が加算されることに
よって、値「AX」から値「AY」の間を周期的かつ順次
に変化している(図1のS7、図2のS30〜S3
2)。また、計数器13の値SYCは、「リセット割込
み」が発生する第1間隔とは関係ない第2間隔毎に、第
1範囲内の値「AX」から値「AY」の間において変化し
ている。
【0027】そして、S6の中の当たり判定の処理にお
いて、当たりと判定されたと判断した場合に(S8:Y
es)、計数器13の値SYCを計数RNDに代入する
ことによって(S9)、計数RNDの値を代入時の値か
ら計数器13の値SYCまで飛び越して変化させている
ので、計数RNDの値の変化を外部から予測することは
不可能となる。
【0028】すなわち、第1実施の形態のパチンコ機
は、「リセット割込み」が発生する第1間隔とは関係な
い第2間隔毎に変化する計数器13の値SYCに基づい
て計数RNDの値を変更しており、当たり判定の処理の
際に使用する計数RNDの値の変化を外部から予測する
ことを不可能にしているので、所謂「ぶらさげ基板」に
よる不正行為を防止することができる。
【0029】次に、第2実施の形態のパチンコ機を、図
3〜図6を参照にして説明する。第2実施の形態のパチ
ンコ機は、第1種パチンコ機である。そして、ハード構
成により「msec」単位の第1間隔で発生する、リセ
ット信号である「リセット割込み」毎に、各動作処理プ
ログラムを順次に実行することによって、パチンコ機自
身を動作させるものである。
【0030】ここで、第2実施の形態のパチンコ機のハ
ード構成を、図6を用いて説明する。図6に図示された
ハード構成は主基板に搭載される主なものである。CP
U10は、ROM16に記憶された各動作処理プログラ
ムを順次に実行するものであり、CPU10自身に内蔵
されたクロックから第1間隔を認識するものである。R
AM11は、後述する変数の計数RND、加算数N、図
5のテーブルなどを記憶するものである。クロック12
は、CPU10自身に内蔵されたクロック(第1間隔を
認識させるもの)とは独立して、後述する第2間隔毎に
信号を発生させるものである。尚、かかる第2間隔は、
第1間隔と同様に、「msec」単位である。
【0031】計数器13は、クロック12が発生する信
号に基づいて、第2間隔毎に、値「BX」、値「BX+N
1」、値「BX+2N1」…値「BY」の順で計数しつつ、
値「BY」の次は値「BX」に戻るように計数するハード
ウエアである。そして、RAM11に記憶された図5の
テーブルによって、かかる計数器13の値CTNである
値「BX」、値「BX+N1」、値「BX+2N1」…値
「BY」に一対一に対応するように、加算値Nである値
「N1」又は値「N2」が規定されている。尚、計数器1
3の値SYCは、バッファ14とI/Oデコーダ15を
介して、CPU10に認識される。
【0032】次に、第2実施の形態のパチンコ機の動作
について説明する前に、動作処理プログラムの一つであ
る当たり判定の処理について説明する。第2実施の形態
のパチンコ機においては、当たり判定の処理のために、
変数である計数RNDをRAM11に設けている。かか
る計数RNDは、電源投入時に値「AX」からスタート
し、以後、「msec」単位の第1間隔で発生する「リ
セット割込み」毎に加算値Nが加算され、値「AY」に
なれば値「AX」に書き換えられて、第1範囲である値
「AX」から値「AY」の間を変化するものである。尚、
このような計数RNDの値の変化は、後述する図3のS
47の計数更新の処理が「リセット割込み」毎に実行さ
れることによって、行われる。
【0033】このように、「リセット割込み」毎に加算
値Nが加算されることにより値「AX」から値「AY」の
間を周期的かつ順次に変化する計数RNDを、第1始動
口にパチンコ球が入球した際に取得し、その取得値が
「当たり値」として予め設定されていた値「AM」と一
致するか否かによって、当たり判定の処理を行ってい
る。尚、当たり判定の処理は、後述する図3のS46の
中の動作処理プログラムの一つとして、「リセット割込
み」毎に実行される。また、計数RNDの値を取得する
動作は、第1始動口にパチンコ球が入球したか否かを
「リセット割込み」毎に判断し、第1始動口にパチンコ
球が入球したと判断した場合のみ、その「リセット割込
み」内で行われる。
【0034】次に、第2実施の形態のパチンコ機の動作
について説明する。図3に示すように、第2実施の形態
のパチンコ機においては、「msec」単位の第1間隔
で発生する「リセット割込み」毎に、各動作処理プログ
ラムを順次に実行している。すなわち、「リセット割込
み」が発生すると、S41において、現在の「リセット
割込み」が電源投入直後のものであるか否かを判断す
る。
【0035】現在の「リセット割込み」が電源投入直後
のものであると判断した場合には(S41:Yes)、
S43において、計数RNDに値「AX」を代入する等
の処理を行うことにより、RAM11を初期化し、現在
の「リセット割込み」における動作を終了する。
【0036】一方、現在の「リセット割込み」が電源投
入直後のものでないと判断した場合には(S41:N
o)、S42において、蛍光管表示データ転送の処理等
の動作処理プログラムの一部を順次に実行し、S46に
おいて、当たり判定の処理や停止図柄作成の処理等の動
作処理プログラムの一部を順次に実行し、S47におい
て、計数更新の処理を、動作処理プログラムの一部とし
て実行し、現在の「リセット割込み」における動作を終
了する。
【0037】かかる計数更新の処理(図3のS47)に
おいては、図4に示すように、RAM11に設けられた
変数である計数RNDに、計数器13の値CTNに一対
一に対応する加算値Nを加算することにより、かかる計
数RNDを値「AX」から値「AY」の間で変化させてい
る。
【0038】すなわち、図3のS47の計数更新の処理
は、図4に示すように、S60において、現在の計数器
13の値CTNに一対一に対応する加算値Nを取得す
る。次のS61において、S60で取得した加算値Nを
計数RNDに加算し、その後のS62において、計数R
NDが値「AY+N」以上であるか否かを判断し、計数
RNDが値「AY+N」以上であると判断した場合のみ
(S62:Yes)、S63において、計数RNDに値
「(AY−AX)+N」を減算する。かかる計数更新の処
理(図3のS47)が実行されると、現在の「リセット
割込み」における動作を終了する。
【0039】以上詳細に説明したように、第2実施の形
態のパチンコ機においては、「msec」単位の第1間
隔で発生する「リセット割込み」毎に、現在の「リセッ
ト割込み」が電源投入直後のものであると判断した場合
には(S41:Yes)、S43を実行することによっ
て、また、現在の「リセット割込み」が電源投入直後の
ものであると判断しない場合には(S41:No)、S
42とS46からS47までの各動作処理プログラムを
順次に実行することによって、パチンコ機の動作を行っ
ており(図3参照)、かかる動作処理プログラムの一つ
である当たり判定の処理においては(S46)、第1始
動口にパチンコ球が入球した際に取得された計数RND
の値に基づいて行っている。
【0040】このとき、計数器13の値CTNは、「リ
セット割込み」が発生する第1間隔とは関係ない第2間
隔毎に、値「BX」から値「BY」の間において変化して
いる。
【0041】そして、第1間隔で発生するリセット信号
毎に、計数器13の値CTNに基づいて加算値Nを値
「N1」又は値「N2」に変更することによって(S6
0、図5)、計数RNDの値を不規則に変化させている
ので、計数RNDの値の変化を外部から予測することは
不可能となる。
【0042】すなわち、第2実施の形態のパチンコ機
は、「リセット割込み」が発生する第1間隔とは関係な
い第2間隔毎に変化する計数器13の値CTNに基づい
て計数RNDの値を変更しており、当たり判定の処理の
際に使用する計数RNDの値の変化を外部から予測する
ことを不可能にしているので、所謂「ぶらさげ基板」に
よる不正行為を防止することができる。
【0043】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が
可能である。例えば、第1実施の形態のパチンコ機にお
いては、S6の中の当たり判定の処理において、当たり
と判定されたと判断したときに(S8:Yes)、計数
器13の値SYCを計数RNDに代入しているが(S
9)、パチンコ機の動作に悪影響が出なければ、計数器
13の値SYCを計数RNDに代入するときは、いつで
もよい。
【0044】また、第1実施の形態のパチンコ機におい
ては、計数器13の値SYCを計数RNDにそのまま代
入しているが(S9)、計数器13の値SYCからの算
出値を、第1範囲と同じ値「AX」から値「AY」の間で
算出するならば、かかる算出値を計数RNDに代入して
もよい。
【0045】また、第1実施の形態のパチンコ機におい
ては、計数器13の値SYCは、第1範囲と同じ値「A
X」から値「AY」の間で変化するが、第1範囲と異なる
第2範囲内で変化させてもよい。ただし、S9におい
て、計数RNDに計数器13の値SYCを代入する前
に、計数器13の値SYCを第1範囲の値「AX」から
値「AY」の間の値に変更する。
【0046】また、第2実施の形態のパチンコ機におい
ては、S47の計数更新の処理において、加算値Nを必
ず新たに取得しているが(S60)、一定条件を満たし
た場合にのみ、加算値Nを新たに取得してもよい。
【0047】また、第1実施の形態のパチンコ機の加算
値Nである値「N1」と、第2実施の形態のパチンコ機
の加算値Nである値「N1」又は値「N2」について、両
者の加算値Nは正又は負のいずれの値をとってもかまわ
ない。
【0048】また、第1実施の形態のパチンコ機の計数
器13や第2実施の形態のパチンコ機の計数器13に
は、パチンコ機の動作を制御するCPU10に内蔵され
たカウンタ機能を用いてもよい。
【0049】また、第1実施の形態のパチンコ機と第2
実施の形態のパチンコ機は、第1種パチンコ機であった
が、第2種パチンコ機や第3種パチンコ機などのその他
の機種のパチンコ機であってもよい。
【0050】また、第1実施の形態のパチンコ機の特徴
である、計数RNDの値を代入時の値から計数器13の
値SYCまで飛び越して変化させることと、第2実施の
形態のパチンコ機の特徴である、計数RNDの値に加算
値Nの値「N1」又は値「N2」を加算して不規則に変化
させることを併用して、計数RNDの値の変化を外部か
ら予測することを不可能にしてもよい。
【0051】
【発明の効果】本発明のパチンコ機は、リセット信号が
発生する第1間隔とは関係ない第2間隔毎に変化する計
数器の値に基づいて計数の値を変更しており、当たり判
定の処理の際に使用する計数の値の変化を外部から予測
することを不可能にしているので、所謂「ぶらさげ基
板」による不正行為を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態のパチンコ機の動作のフローチ
ャート図である。
【図2】第1実施の形態のパチンコ機の計数更新の処理
のフローチャート図である。
【図3】第2実施の形態のパチンコ機の動作のフローチ
ャート図である。
【図4】第2実施の形態のパチンコ機の計数更新の処理
のフローチャート図である。
【図5】第2実施の形態のパチンコ機において、第2計
数の値と加算値の関係を示した図である。
【図6】第1実施の形態のパチンコ機と第2実施の形態
のパチンコ機のブロック図である。
【符号の説明】
RND 計数 SYC、CTN 計数器の値 N 加算値 13 計数器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1間隔で発生するリセット信号毎に各
    動作処理プログラムを順次に実行するとともに、前記リ
    セット信号毎に加算値が加算されることにより第1範囲
    内を周期的かつ順次に変化する計数の値に基づいて当た
    り判定を行うパチンコ機において、 第2間隔毎に変化する計数器の値に基づいて前記計数の
    値を変更することを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載するパチンコ機におい
    て、 前記計数器の値からの算出値を前記計数に代入すること
    を特徴とするパチンコ機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載するパチンコ機におい
    て、 前記計数器の値は前記第1範囲内で変化することを特徴
    とするパチンコ機。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載するパチンコ機におい
    て、 前記計数器の値は前記第1範囲とは異なる第2範囲内で
    変化することを特徴とするパチンコ機。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載するパチンコ機におい
    て、 前記計数器の値に基づいて前記加算値を変更することを
    特徴とするパチンコ機。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載するパチンコ機におい
    て、 前記計数器の値からの算出値を前記計数に代入するとと
    もに、前記計数器の値に基づいて前記加算値を変更する
    ことを特徴とするパチンコ機。
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