JPH1156522A - クッションシートの張材 - Google Patents
クッションシートの張材Info
- Publication number
- JPH1156522A JPH1156522A JP24782297A JP24782297A JPH1156522A JP H1156522 A JPH1156522 A JP H1156522A JP 24782297 A JP24782297 A JP 24782297A JP 24782297 A JP24782297 A JP 24782297A JP H1156522 A JPH1156522 A JP H1156522A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cloth
- spring
- upholstery
- cushion sheet
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クッションシートを薄く、軽く、スペースの
とらない張材を提供する。 【解決手段】 布バネ２に上張り布４を接着してクッシ
ョンシートの張材１とする。または、布バネ２、シート
状の緩衝材３および上張り布４を緩衝材３を挟んで積層
接着してクッションシートの張材１とする。
とらない張材を提供する。 【解決手段】 布バネ２に上張り布４を接着してクッシ
ョンシートの張材１とする。または、布バネ２、シート
状の緩衝材３および上張り布４を緩衝材３を挟んで積層
接着してクッションシートの張材１とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、コイルバネまた
はＳバネを必要としない、椅子、ベッド、車等の座、
背、床等クッションシートの張材に関するものである。
はＳバネを必要としない、椅子、ベッド、車等の座、
背、床等クッションシートの張材に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のクッションシートは、コイルバネ
またはＳバネの上にネットまたはフエルトを置き、その
上にウレタンフォーム等の緩衝材を置いて上張り布を張
っている。
またはＳバネの上にネットまたはフエルトを置き、その
上にウレタンフォーム等の緩衝材を置いて上張り布を張
っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のクッションシー
トは、バネ当たりを緩和するために緩衝材をある程度厚
くする必要があり、クッションシートの厚さが分厚くな
ることが避けられない。従って、重量が重くなり嵩高に
なってスペースをとる。また、永年の使用によりバネに
よる摩擦により緩衝材を突き破って上張り布を破ること
がある。
トは、バネ当たりを緩和するために緩衝材をある程度厚
くする必要があり、クッションシートの厚さが分厚くな
ることが避けられない。従って、重量が重くなり嵩高に
なってスペースをとる。また、永年の使用によりバネに
よる摩擦により緩衝材を突き破って上張り布を破ること
がある。
【０００４】この発明は、布バネを使用することによっ
てクッションシートを薄くし、軽く、スペースを取ら
ず、従来のようなコイルバネやＳバネを使用しないので
これらバネによる摩擦による緩衝材や上張り布を損なう
恐れのないクッションシートの張材を提供することを目
的とする。
てクッションシートを薄くし、軽く、スペースを取ら
ず、従来のようなコイルバネやＳバネを使用しないので
これらバネによる摩擦による緩衝材や上張り布を損なう
恐れのないクッションシートの張材を提供することを目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】布バネに上張り布を接着
してクッションシートの張材とする。または、布バネ、
シート状緩衝材および上張り布を前記シート状緩衝材を
挟んで積層接着してクッションシートの張材とする。
してクッションシートの張材とする。または、布バネ、
シート状緩衝材および上張り布を前記シート状緩衝材を
挟んで積層接着してクッションシートの張材とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面によ
り説明する。クッションシートの張材１は図１に示すよ
うに、布バネ２の上にウレタンフォーム等のシートより
なる緩衝材３を接着し、その上に上張り布４を貼り合わ
せて形成する。
り説明する。クッションシートの張材１は図１に示すよ
うに、布バネ２の上にウレタンフォーム等のシートより
なる緩衝材３を接着し、その上に上張り布４を貼り合わ
せて形成する。
【０００７】布バネ２は、布自体がバネのような弾性を
有し、伸縮できるもので、デュポン社のダイメトロール
（商標）を使用するのが好ましい。
有し、伸縮できるもので、デュポン社のダイメトロール
（商標）を使用するのが好ましい。
【０００８】上張り布４は、パイル状に起毛した布のよ
うに触感が柔らかいものが好ましいが、特に限定するも
のでない。また、上張り布４は、伸縮する布バネ２に接
着するので、ニット等少し伸縮する素材を選定する必要
がある。
うに触感が柔らかいものが好ましいが、特に限定するも
のでない。また、上張り布４は、伸縮する布バネ２に接
着するので、ニット等少し伸縮する素材を選定する必要
がある。
【０００９】緩衝材３を布バネ２と上張り布４とで挟む
と柔らかい風合いを出すことができるが、緩衝材３を省
略することも可能である。
と柔らかい風合いを出すことができるが、緩衝材３を省
略することも可能である。
【００１０】上記張材１をクッションシートのフレーム
に張着固定してクッションシートを形成する。
に張着固定してクッションシートを形成する。
【００１１】図２は、張材１を張着固定してクッション
シートを形成した椅子の斜視図である。椅子のフレーム
５に張材１を張着するに当たっては、フレーム５が木製
である時にはステープルまたは釘でフレーム５に張材１
を固定する。この場合、ステープルの針または釘の頭が
露出して美観を損なうので、布バネ２または布バネ２に
緩衝材３を接着したものをステープルまたは釘を用いて
フレーム５に固定し、その上に上張り布４を接着するの
が好ましい。
シートを形成した椅子の斜視図である。椅子のフレーム
５に張材１を張着するに当たっては、フレーム５が木製
である時にはステープルまたは釘でフレーム５に張材１
を固定する。この場合、ステープルの針または釘の頭が
露出して美観を損なうので、布バネ２または布バネ２に
緩衝材３を接着したものをステープルまたは釘を用いて
フレーム５に固定し、その上に上張り布４を接着するの
が好ましい。
【００１２】フレーム５が金属またはプラスチックより
なる場合には、ボルト、ナット等公知の係止部材を用い
て張材１をフレーム５に固定する。この場合において
も、布バネ２または布バネ２と緩衝材３とをフレームに
固定してから、その上に緩衝材３と上張り布４、または
上張り布４を接着して係止具を覆うのが好ましい。
なる場合には、ボルト、ナット等公知の係止部材を用い
て張材１をフレーム５に固定する。この場合において
も、布バネ２または布バネ２と緩衝材３とをフレームに
固定してから、その上に緩衝材３と上張り布４、または
上張り布４を接着して係止具を覆うのが好ましい。
【００１３】図３に示すものは、張材１を成形金型に入
れ周縁を合成樹脂で成形し、合成樹脂製フレーム６に張
材１を張着してなる張材付枠７である。この張材付枠７
のフレーム６の裏側に、図示していないが、ネジ孔また
はボルト孔を設けておき、フレーム５にネジ釘またはボ
ルトとナットで張材付枠７を固定する。
れ周縁を合成樹脂で成形し、合成樹脂製フレーム６に張
材１を張着してなる張材付枠７である。この張材付枠７
のフレーム６の裏側に、図示していないが、ネジ孔また
はボルト孔を設けておき、フレーム５にネジ釘またはボ
ルトとナットで張材付枠７を固定する。
【００１４】フレーム５がパイプよりなる場合には、張
材１の端部をパイプに巻いてその端部と他の張材の部分
との当接部を接着剤で接着する。その接着部を合成樹脂
で縁取りし補強するのが好ましい。
材１の端部をパイプに巻いてその端部と他の張材の部分
との当接部を接着剤で接着する。その接着部を合成樹脂
で縁取りし補強するのが好ましい。
【００１５】
【発明の効果】この発明に係るクッションシートは、厚
さが薄く、軽量であり、スペースを取らない。特に車用
シートに用いた場合、シートと天井との間の空間が大き
くなり、座高の高い人もゆったり座ることができる。従
来のバネを使用していないので、バネの摩擦がなく、シ
ートの寿命が永くなる。
さが薄く、軽量であり、スペースを取らない。特に車用
シートに用いた場合、シートと天井との間の空間が大き
くなり、座高の高い人もゆったり座ることができる。従
来のバネを使用していないので、バネの摩擦がなく、シ
ートの寿命が永くなる。
【図１】張材の要部斜視図である。
【図２】椅子の斜視図である。
【図３】張材付枠の要部斜視図である。
１ 張材 ２ 布バネ ３ 緩衝材 ４ 上張り布 ５ フレーム ６ 合成樹脂性フレーム ７ 張材付枠
Claims (2)
- 【請求項１】 布バネに上張り布を接着してなるクッシ
ョンシートの張材。 - 【請求項２】 布バネ、シート状緩衝材および上張り布
を前記シート状緩衝材を挟んで積層接着してなるクッシ
ョンシートの張材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24782297A JPH1156522A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | クッションシートの張材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24782297A JPH1156522A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | クッションシートの張材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1156522A true JPH1156522A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=17169187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24782297A Pending JPH1156522A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | クッションシートの張材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1156522A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012128370A1 (ja) * | 2011-03-23 | 2012-09-27 | 株式会社デルタツーリング | クッション部材及び座席構造 |
-
1997
- 1997-08-28 JP JP24782297A patent/JPH1156522A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012128370A1 (ja) * | 2011-03-23 | 2012-09-27 | 株式会社デルタツーリング | クッション部材及び座席構造 |
| CN103442620A (zh) * | 2011-03-23 | 2013-12-11 | 株式会社三角工具加工 | 缓冲部件以及坐席构造 |
| US9022481B2 (en) | 2011-03-23 | 2015-05-05 | Delta Tooling Co., Ltd. | Cushion member and seat structure |
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