JPH1155715A - 移動無線通信システム - Google Patents

移動無線通信システム

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Publication number
JPH1155715A
JPH1155715A JP9217016A JP21701697A JPH1155715A JP H1155715 A JPH1155715 A JP H1155715A JP 9217016 A JP9217016 A JP 9217016A JP 21701697 A JP21701697 A JP 21701697A JP H1155715 A JPH1155715 A JP H1155715A
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JP
Japan
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mobile station
mobile
priority
call
general
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Application number
JP9217016A
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English (en)
Inventor
Toshikazu Okayasu
俊和 岡安
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線チャネルの使用が多い場合でも、極力一
般移動機に対して制限を与えず、優先移動機に対しては
優先的に無線チャネルを確保する。 【解決手段】 複数の移動機1a〜1nと、各移動機1
a〜1nとの間で無線チャネルを利用してリンクされる
基地局2a〜2mと、基地局2a〜2mを制御する制御
装置3を有する移動無線通信システムにおいて、制御装
置3は、無線チャネル状態記憶部31及び移動機情報記
憶部32を備え、移動機の発呼要求時に無線チャネルに
空きがない場合は無線チャネル状態記憶部31の移動機
識別番号を基に移動機情報記憶部32から発呼要求移動
機の移動機種別を検索し、この移動機種別が優先移動機
である場合には無線チャネル使用中の一般移動機に終話
を促し、優先移動機のために無線チャネルを予約するよ
うに制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の移動機と基
地局との無線通信が可能な移動無線通信システムに関
し、特に優先移動機に対して基地局との接続を極力保証
することができる移動無線通信システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、優先移動機との接続を極力保証す
る移動無線通信システムにおいて、限られた無線チャネ
ルを複数の移動機が使用できるようするために、無線通
信システムの許容無線チャネル数を越える呼が発生した
場合の対処方式としては、特開平7−222246号公
報に示されるような優先通話方式が知られている。この
優先通話方式は、(a)一般移動機と優先移動機を予め
区別しておき、使用されている無線チャネルが規定数よ
り多く使用された場合、優先移動機用に未使用無線チャ
ネルを確保し、優先移動機からの発呼があった時に、確
保した未使用無線チャネルを割り当てる、(b)一般移
動機の通話時間に制限を設け、一般移動機に対する長時
間の通話を抑制して無線チャネルの独占を禁止する、
(c)一般移動機の発呼を禁止することにより、優先移
動機にのみ無線チャネルを割り当てる、構成になってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(a)の方式では、通話を開始する優先移動機がない場
合でも、優先移動機用に無線チャネルが確保されてしま
うため、一般移動機に割り当てられる無線チャネル数が
少なくなり、無線チャネルの有効利用ができないという
問題がある。
【0004】また、上記(b)の方式では、一般移動機
の通話を強制的に切断するため、優先移動機用に空き無
線チャネルを確保することが可能であっても、強制切断
を受けた一般移動機の利用者は再発呼し、その無線チャ
ネルを再度利用してしまった場合には、他の移動機利用
者がいつまでも移動機を利用できないという問題があ
る。
【0005】また、上記(c)の方式では、一般移動機
の発呼を全て禁止してしまうため、一般移動機に対して
は通話の機会が与えられず、一般移動機からの発信がで
きないという問題がある。
【0006】本発明は、上記のような問題を解決するも
のであり、無線チャネルの使用が多い場合でも、極力一
般移動機に対して制限を与えず、優先移動機に対しては
優先的に無線チャネルを確保できるようにした移動無線
通信システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、移動無線通信システムにおいて、制御装置
は、基地局の各無線チャネル番号に対応して無線チャネ
ル毎の無線チャネル使用状態・移動機の識別番号・移動
機の一般/優先を表す移動機種別・予約中移動機識別番
号の各情報をテーブル化して記憶する無線チャネル状態
記憶手段と、移動機の識別番号に対応して予め登録した
各移動機毎の一般/優先を表す移動機種別・各移動機の
通信状態を表す移動機状態の各情報をテーブル化して記
憶する移動機情報記憶手段と、移動機の発呼要求時に無
線チャネルに空きがない場合は前記無線チャネル状態記
憶手段の移動機識別番号を基に前記移動機情報記憶手段
から発呼要求移動機の移動機種別を検索し、該移動機種
別が優先移動機である場合には無線チャネル使用中の一
般移動機に終話を促し、優先移動機のために無線チャネ
ルを予約するように制御する制御手段とを備えるもので
ある。
【0008】本発明によれば、無線チャネルの使用が多
い場合でも、極力一般移動機に対して制限を与えず、優
先移動機に対しては優先的に無線チャネルを確保でき
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数の移動機と、前記各移動機との間で無線チャネ
ルを利用してリンクされる基地局と、前記基地局を制御
する制御装置を有する移動無線通信システムにおいて、
前記制御装置は、前記基地局の各無線チャネル番号に対
応して無線チャネル毎の無線チャネル使用状態・前記移
動機の識別番号・移動機の一般/優先を表す移動機種別
・予約中移動機識別番号の各情報をテーブル化して記憶
する無線チャネル状態記憶手段と、前記移動機の識別番
号に対応して予め登録した各移動機毎の一般/優先を表
す移動機種別・各移動機の通信状態を表す移動機状態の
各情報をテーブル化して記憶する移動機情報記憶手段
と、前記移動機の発呼要求時に無線チャネルに空きがな
い場合は前記無線チャネル状態記憶手段の移動機識別番
号を基に前記移動機情報記憶手段から発呼要求移動機の
移動機種別を検索し、該移動機種別が優先移動機である
場合には無線チャネル使用中の一般移動機に終話を促
し、優先移動機のために無線チャネルを予約するように
制御する制御手段とを備えるものであり、無線チャネル
に空きがない時に優先移動機が発呼してきた場合は、無
線チャネル状態記憶手段の移動機識別番号を基に移動機
情報記憶手段から発呼要求移動機の移動機種別を検索
し、この移動機種別が優先移動機である場合には無線チ
ャネル使用中の一般移動機に終話を促し、この無線チャ
ネルを優先移動機のために予約し、発呼した優先移動機
のために当該無線チャネルを確保できるという作用を有
する。
【0010】請求項2に記載の発明は、無線チャネル状
態記憶手段に優先移動機のための無線チャネルを所定の
時間予約中に保持するタイマ情報を予め設定しておき、
無線チャネルに空きがない時に移動機種別が優先移動機
である移動機からの発呼を受けた場合には、無線チャネ
ル使用中の一般移動機に終話を促すとともに、前記タイ
マ情報を基に所定時間だけ優先移動機のために該当無線
チャネルを予約し、該予約の開始時点からの経過時間が
前記タイマ情報を越えた時に前記予約した無線チャネル
を開放するものであり、無線チャネルが優先移動機用に
予約されたままになることを防ぐという作用を有する。
【0011】請求項3に記載の発明は、各移動機毎の一
般/優先を表す移動機種別を設定するとともに各移動機
の種別を優先順位の高い移動機から優先順位の低い移動
機にグループ分けして設定して移動機情報記憶手段に記
憶する保守端末を備え、無線チャネルに空きがない時に
移動機種別が優先移動機である移動機からの発呼を受け
た場合には、通話中の優先順位の最も低い移動機グルー
プから順に優先移動機に対して無線チャネルを予約する
ようにしたものであり、終話させたい移動機のランク付
けが可能になるという作用を有する。
【0012】請求項4に記載の発明は、無線チャネル状
態記憶手段に、終話が促された一般移動機の終話時間を
予め設定しておき、終話を促す一般移動機が選択できた
時点からの経過時間が前記設定した終話時間を越えた時
は前記一般移動機が通話中でも該一般移動機の無線チャ
ネルを強制的に切断させるものであり、一定時間が経過
すれば、予約している優先移動機に対して確実に無線チ
ャネルを割り当てることができるという作用を有する。
【0013】請求項5に記載の発明は、終話が促された
一般移動機が終話した時に、該一般移動機の無線チャネ
ルを予約している優先移動機に当該無線チャネルが空い
たことを通知するものであり、予約中の優先移動機は無
線チャネルの空きの通知を受けてから再発呼すれば確実
に無線接続できるという作用を有する。
【0014】請求項6に記載の発明は、各一般移動機の
通話開始時点からの通話時間を無線チャネル状態記憶手
段に記憶しておき、無線チャネルに空きがない時に移動
機種別が優先移動機である移動機からの発呼を受けた場
合は、前記無線チャネル状態記憶手段に記憶された通話
時間が最長の一般移動機に終話を促すものであり、何時
でも同じ一般移動機が終話の対象にならず、終話対象の
一般移動機を公平に選択できるという作用を有する。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図6を用いて説明する。
【0016】図1は本発明の実施の形態における移動無
線通信システムの全体構成を示すブロック図である。図
1において、1a〜1nは一般機及び優先機として指定
される移動機、2a〜2mは各移動機1a〜1nと無線
回線を通して接続される基地局、3は基地局2a〜2m
の制御や、基地局2a〜2mを通しての移動機1a〜1
n同士の通話回線制御及び移動機1a〜1nと公衆網5
間の通話回線を制御する制御装置であり、この制御装置
3には、各移動機1a〜1nに対して一般機及び優先機
の移動機種別等の情報を入力し設定する保守端末4が接
続されている。また、上記制御装置3は、無線チャネル
状態記憶部31、移動機情報記憶部32及びタイマ33
を備える。
【0017】無線チャネル状態記憶部31は、図2に示
すように、基地局2a〜2mの各無線チャネル番号に対
応して無線チャネル毎の無線チャネル使用状態・移動機
1a〜1nの識別番号・移動機1a〜1nの一般/優先
を表す移動機種別・無線チャネル使用状態が通信中の場
合には通話中時間を、無線チャネルが予約された場合に
は予約中時間を決めるタイマ情報・予約中移動機識別番
号の各情報をテーブル化して記憶する。また、移動機情
報記憶部32は、図3に示すように、移動機1a〜1n
の識別番号に対応して予め登録した各移動機毎の一般/
優先を表す移動機種別・各移動機1a〜1nの通信状態
を表す移動機状態の各情報をテーブル化して記憶する。
【0018】次に、上記のように構成された移動無線通
信システムにおける優先通話法の動作について、図4〜
図6を参照して説明する。
【0019】例えば、基地局2aの無線エリアにいる移
動機1a(移動機識別番号A)から基地局2aを通して
発呼の要求を制御装置3が受けると図3に示す処理プロ
グラムがスタートする。これにより、まず、制御装置3
は、図5に示す無線チャネル状態記憶部31内の無線チ
ャネル使用状態欄を参照して無線チャネルに空きがある
かを判定する(ステップS1)。空き無線チャネルがあ
る場合は、空き無線チャネルを移動機1aに割り当てる
(ステップS2)。
【0020】一方、図5に示すように、無線チャネル使
用状態が“通信中”又は“予約中”により、全ての無線
チャネルが使用中で空きの無線チャネルが無い場合は、
発呼してきた移動機1aの移動機識別番号を基に移動機
情報記憶部32から該当移動機の移動機種別を検索し、
移動機1aが“優先移動機”か“一般移動機”かを判定
する(ステップS3)。ここで、移動機1aの移動機種
別が“一般移動機”の場合は、空き無線チャネルが無い
ことを移動機1aに通知し発呼を拒否する(ステップS
4)。また、移動機識別番号を基に移動機情報記憶部3
2から該当移動機の移動機種別を検索した結果、移動機
識別番号Aに対応する移動機1aの移動機種別は図6か
ら明らかなように“優先移動機”であるため、次のステ
ップS5において、移動機情報記憶部32内の移動機状
態欄を参照して該当優先移動機の状態が“待ち受け中”
か“予約中”か又は“予約発呼待ち中”かを判定する。
【0021】ここで、該当移動機1aの状態が“待ち受
け中(該当優先移動機のために無線チャネルが予約され
ていない状態)”の場合は、図6に示す移動機情報記憶
部32を参照して移動機種別が“一般移動機”である通
信中の移動機を選択する。図6に示す例の場合では、移
動機識別番号Bの一般移動機を選択し、この識別番号B
の一般移動機の移動機状態を“終話待機中”にする。そ
して、該当識別番号Bの一般移動機に対して終話を促す
信号を通知する(ステップS6)。
【0022】次に、終話予定の識別番号Bの一般移動機
が使用している無線チャネルを図5に示す無線チャネル
状態記憶部31内の無線チャネル番号欄から検索する。
この場合、図5から明らかなように、識別番号Bの一般
移動機が使用している無線チャネル番号は0番であり、
この無線チャネル番号0の無線チャネル使用状態を“予
約中”にし、制御装置3が内蔵するタイマ33を起動
し、予約中移動機識別番号に優先移動機の識別番号
“A”をセットする(ステップS7)。更に、図6にお
ける移動機情報記憶部32の移動機識別番号Aに相当す
る優先移動機の起動機状態を“予約中”にし、移動機識
別番号Bに相当する一般移動機の起動機状態を“終話待
機中”にする(ステップS8)。そして、移動機識別番
号Aの優先移動機に無線チャネルを予約したことを通知
する(ステップS9)。ただし、この時点では無線チャ
ネルが使用できないため、発呼は拒否される。
【0023】ステップS5において該当優先移動機の移
動機状態が予約中、または移動機識別番号Bの一般移動
機が終話する前に、再び移動機識別番号Aの優先移動機
が発呼してきた場合には、該当優先移動機に対して予約
中であることを通知し、その発呼を拒否する(ステップ
S9)。また、ステップS5において該当優先移動機の
移動機状態が予約中、または移動機識別番号Bの一般移
動機が終話した時点では、図6に示す移動機情報記憶部
32の移動機識別番号Aに相当する優先移動機の移動機
状態を“予約発呼待ち中”とする。この状態で移動機識
別番号Aの優先移動機が発呼した場合は、予約している
無線チャネルを割り当て、タイマ33を停止する(ステ
ップS10)。
【0024】なお、予約済みの無線チャネルがある場合
でも、他の優先移動機から発呼があった場合には、予約
済み以外の無線チャネルを予約する処理が上記と同様な
手順で行われる。
【0025】上記のような本発明の実施の形態によれ
ば、各移動機に対して一般機または優先機の移動機種別
を設定し、優先移動機からの発呼があって、しかも空き
の無線チャネルがない場合には、一般移動機が使用して
いた無線チャネル該当優先移動機のために予約するた
め、空き無線チャネルがない場合でも、優先移動機に対
して無線チャネルを割り当てることができいる。
【0026】次に、無線チャネルが全て使用中の時に、
移動機種別が優先移動機である移動機からの発呼があっ
た場合について説明する。この場合は、無線チャネル使
用中の一般移動機に終話を促し、この無線チャネルを発
呼した優先移動機のために予約する。この時点でタイマ
33を起動し、タイマ33の値が無線チャネル状態記憶
部31のタイマ情報欄に前以て指定されている無線チャ
ネルの所定の予約時間を越えた時は、当該無線チャネル
を開放し、移動機情報記憶部32における該当無線チャ
ネルの使用状態を“未使用”にする。
【0027】このような本発明の実施の形態によれば、
優先移動機が予約している時間を無線チャネル状態記憶
部31のタイマ情報欄に前以て指定しておくことによ
り、優先移動機から再び発呼されない場合でも無線チャ
ネルを他の移動機の通話のために開放することができ
る。
【0028】次に、保守端末4から図3に示す移動機情
報記憶部32の各移動機に対する移動機種別を設定する
場合について説明する。この場合は、一番優先順位の高
い移動機グループを“1”と設定し、次に優先順位が高
い移動機グループを“2”とし、以下同様にして優先順
位が最低の移動機グループを“n”と設定する。
【0029】かかる状態において、無線チャネルに空き
がない時は、まず、図3に示す移動機情報記憶部32か
ら通話中の移動機グループ“n”を検索する。このグル
ープに該当する通話中の移動機がある場合には、その無
線チャネルを発呼してきた移動機のために予約する。も
し、通話中の移動機グループ“n”がない場合は、次に
優先順位が低い通話中の移動機グループ“n−1”を検
索する。同様な処理を発呼してきた移動機の優先順位よ
り低い移動機グループから通話中の移動機が見つかるま
で続ける。
【0030】このような本発明の実施の形態によれば、
緊急用移動機の優先順位を最高位にし、移動機を使用し
て重要な通話をする人には優先順位を高めに設定し、他
の移動機は低く設定することが可能になり、これによ
り、無線通信システムを利用する組織の形態に合わせて
移動機種別を自由に設定することができる。
【0031】次に、終話を促す一般移動機が選択された
時点で、該一般移動機を強制的に切断する場合について
説明する。この場合は、図2に示す無線チャネル状態記
憶部31の該当する無線チャネルのタイマ33を起動す
る。そして、タイマ33の値が無線チャネル状態記憶部
31のタイマ情報欄に保守端末4から予め設定されてい
る無線チャネルの所定の終話時間を越えた場合は、この
無線チャネルを使用している一般移動機が通話中でも、
制御装置3により当該無線チャネルを強制的に切断す
る。
【0032】このような本発明の実施の形態によれば、
終話を促された後、一般移動機が通話可能な所定の時間
を設定しておくことにより、所定時間経過後に該当優先
移動機が再発呼すれば確実に無線チャネルを割り当てる
ことができる。
【0033】次に、予約中の優先移動機が確実に無線チ
ャネルを獲得する場合について説明する。この場合は、
終話が促された一般移動機が終話した時、この一般移動
機が使用していた無線チャネルに対応する、図2に示す
無線チャネル状態記憶部31の無線チャネル使用状態を
“予約発呼待ち中”とする。この時点で、当該無線チャ
ネルを予約している優先移動機に対して、無線チャネル
が空いたことを通知する。
【0034】このような本発明の実施の形態によれば、
予約した無線チャネルが空いたことを制御装置3に通知
することにより、予約中の優先移動機保持者は、時間を
気にせずに通知を受けてから再発呼すれば、確実に無線
チャネルを獲得することができる。
【0035】次に、終話対象の一般移動機を公平に選択
する場合について説明する。この場合は、移動機が通話
を開始した時点からタイマ33を起動し、このタイマ3
3の計測値を図2に示す無線チャネル状態記憶部31の
タイマ情報欄に図5に示すように無線チャネル毎に取り
込んで順次記憶する。そして、優先移動機のために無線
チャネルを予約する場合には、タイマ情報欄を参照して
タイマ値が最大(通話時間が最大)の無線チャネルを検
索し、タイマ値が最大となる無線チャネルを使用してい
る一般移動機に対して終話を促す。図5に示す例では、
タイマ値が60となる移動識別番号Bの一般移動機が終
話対象となる。
【0036】このような本発明の実施の形態によれば、
無線チャネルを長時間使用している一般移動機を終話さ
せることができ、公平に終話対象の一般移動機を選択す
ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、優先移動
機は、無線チャネルに空きがない場合でも、一般移動機
が使用している無線チャネルを使用できるため、優先移
動機に対し常に優先的に無線チャネルを割り当て通話す
ることができる。
【0038】また本発明によれば、無線チャネルが優先
移動機用に予約されたままになることを防ぐことができ
る。
【0039】また本発明によれば、終話させたい移動機
のランク付けが可能になり、無線通信システムを利用す
る組織の形態に合わせて移動機種別を自由に設定するこ
とができる。
【0040】また本発明によれば、終話が促された一般
移動機が通話中でも一定時間 経過すれば、該一般移動
機の無線チャネルを強制的に切断されるから、予約して
いる優先移動機に対して確実に無線チャネルを割り当て
ることができる。
【0041】また本発明によれば、予約中の優先移動機
は時間を気にせずに通知を受けてから再発呼することが
でき、確実に無線チャネルを獲得することができる。
【0042】また本発明によれば、無線チャネルを長時
間使用している一般移動機を終話させることができ、何
時でも同じ一般移動機が終話の対象にならず、終話対象
の一般移動機を公平に選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における移動無線通信シス
テムの全体構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態における無線チャネル状態
記憶部のテーブル構成例を示す図
【図3】本発明の実施の形態における移動機情報記憶部
のテーブル構成例を示す図
【図4】本発明の実施の形態における優先通話の処理手
順を示すフローチャート
【図5】本発明の実施の形態における無線チャネル状態
記憶部への情報格納例を示す図
【図6】本発明の実施の形態における移動機情報記憶部
への情報格納例を示す図
【符号の説明】
1a〜1n 移動機 2a〜2m 基地局 3 制御装置 4 保守端末 5 公衆網 31 移動機情報記憶部 32 移動機情報記憶部 33 タイマ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の移動機と、前記各移動機との間で
    無線チャネルを利用してリンクされる基地局と、前記基
    地局を制御する制御装置を有する移動無線通信システム
    において、前記制御装置は、前記基地局の各無線チャネ
    ル番号に対応して無線チャネル毎の無線チャネル使用状
    態・前記移動機の識別番号・移動機の一般/優先を表す
    移動機種別・予約中移動機識別番号の各情報をテーブル
    化して記憶する無線チャネル状態記憶手段と、前記移動
    機の識別番号に対応して予め登録した各移動機毎の一般
    /優先を表す移動機種別・各移動機の通信状態を表す移
    動機状態の各情報をテーブル化して記憶する移動機情報
    記憶手段と、前記移動機の発呼要求時に無線チャネルに
    空きがない場合は前記無線チャネル状態記憶手段の移動
    機識別番号を基に前記移動機情報記憶手段から発呼要求
    移動機の移動機種別を検索し、該移動機種別が優先移動
    機である場合には無線チャネル使用中の一般移動機に終
    話を促し、優先移動機のために無線チャネルを予約する
    ように制御する制御手段とを備えることを特徴とする移
    動無線通信システム。
  2. 【請求項2】 無線チャネル状態記憶手段に優先移動機
    のための無線チャネルを所定の時間予約中に保持するタ
    イマ情報を予め設定しておき、無線チャネルに空きがな
    い時に移動機種別が優先移動機である移動機からの発呼
    を受けた場合には、無線チャネル使用中の一般移動機に
    終話を促すとともに、前記タイマ情報を基に所定時間だ
    け優先移動機のために該当無線チャネルを予約し、該予
    約の開始時点からの経過時間が前記タイマ情報を越えた
    時に前記予約した無線チャネルを開放することを特徴と
    する請求項1記載の移動無線通信システム。
  3. 【請求項3】 各移動機毎の一般/優先を表す移動機種
    別を設定するとともに各移動機の種別を優先順位の高い
    移動機から優先順位の低い移動機にグループ分けして設
    定して移動機情報記憶手段に記憶する保守端末を備え、
    無線チャネルに空きがない時に移動機種別が優先移動機
    である移動機からの発呼を受けた場合には、通話中の優
    先順位の最も低い移動機グループから順に優先移動機に
    対して無線チャネルを予約するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の移動無線通信システム。
  4. 【請求項4】 無線チャネル状態記憶手段に、終話が促
    された一般移動機の終話時間を予め設定しておき、終話
    を促す一般移動機が選択できた時点からの経過時間が前
    記設定した終話時間を越えた時は前記一般移動機が通話
    中でも該一般移動機の無線チャネルを強制的に切断させ
    ることを特徴とする請求項1記載の移動無線通信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 終話が促された一般移動機が終話した時
    に、該一般移動機の無線チャネルを予約している優先移
    動機に当該無線チャネルが空いたことを通知することを
    特徴とする請求項1記載の移動無線通信システム。
  6. 【請求項6】 各一般移動機の通話開始時点からの通話
    時間を無線チャネル状態記憶手段に記憶しておき、無線
    チャネルに空きがない時に移動機種別が優先移動機であ
    る移動機からの発呼を受けた場合は、前記無線チャネル
    状態記憶手段に記憶された通話時間が最長の一般移動機
    に終話を促すことを特徴とする請求項1記載の移動無線
    通信システム。
JP9217016A 1997-07-29 1997-07-29 移動無線通信システム Pending JPH1155715A (ja)

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JP9217016A JPH1155715A (ja) 1997-07-29 1997-07-29 移動無線通信システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003348638A (ja) * 2002-05-23 2003-12-05 Nec Corp 移動通信システム
JP2008508772A (ja) * 2004-07-27 2008-03-21 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 未使用予約時間を解放する方法及びシステム、無線装置

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