JPH1155674A - 画像符号化装置および画像復号装置 - Google Patents

画像符号化装置および画像復号装置

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JPH1155674A
JPH1155674A JP20580397A JP20580397A JPH1155674A JP H1155674 A JPH1155674 A JP H1155674A JP 20580397 A JP20580397 A JP 20580397A JP 20580397 A JP20580397 A JP 20580397A JP H1155674 A JPH1155674 A JP H1155674A
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memory
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JP20580397A
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English (en)
Inventor
Tsukasa Kimura
司 木村
Yasuhiro Tomita
靖浩 富田
Mineo Masamitsu
峰夫 正満
Takashi Saito
隆 斉藤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 参照画像を使用しない場合にメモリを不必要
に占有するのを防ぐことを可能とした画像符号化装置、
および画像復号装置を提供する。 【解決手段】 画像符号化装置の場合では、現在の入力
画像から圧縮参照画像生成手段105で生成したビット
列を圧縮参照画像メモリ106に記憶しておく。符号化
制御部110は、次の入力画像の符号化の際に参照画像
を出力する場合、画像入力手段108で入力画像を入力
せず、ビット列を生成させず、圧縮参照画像出力手段1
09でビット列を出力して参照画像を新たに生成して、
フレームメモリ103を消去してから該生成した参照画
像を記憶させる。反対に、参照画像の出力をしない場
合、圧縮参照画像出力手段109でビット列を出力せ
ず、参照画像を新たに生成させず、フレームメモリ10
3を消去する。以上により、メモリを不必要に占有する
ことを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を符号化しビ
ット列を生成する画像符号化装置、およびその画像を符
号化して生成したビット列を入力し復号して復号画像を
生成する画像復号装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像を符号化するための代表的な方式
に、フレーム間差分符号化方式がある。これは、一般的
に入力画像に対し直前の画像との間で減算を行い、その
差分情報のみを符号化してビット列を生成するものであ
る。このようなフレーム間差分符号化方式を用いる一般
的な従来の画像符号化装置では、現在の入力画像を符号
化した後に次の入力画像を符号化する際に、現在の画像
と減算を行うことを可能にするために、現在の入力画像
を符号化して生成したビット列に、直前の画像との間で
加算を行い局所復号することにより、参照画像を生成
し、現在の入力画像を符号化した後にフレームメモリを
消去してから該生成した参照画像を記憶しておき、次の
入力画像を符号化する際に出力するようにしていた。
【0003】また、入力画像に対し直前以前の画像との
間で減算を行うようなフレーム間差分符号化方式もあ
る。このようなフレーム間差分符号化方式を用いる従来
の画像符号化装置では、現在の入力画像を符号化した後
に次または次以後の入力画像を符号化する際に、任意の
参照画像と減算を行うことを可能にするために、生成し
た複数の参照画像をフレームメモリに記憶しておき、次
または次以後の入力画像を符号化する際に使用する参照
画像を一つ選択して出力するようにしていた。
【0004】一方、一般的に入力画像に対し直前の画像
との間で減算を行い、その差分情報のみを符号化してビ
ット列を生成するような、上記した代表的なフレーム間
差分符号化方式を用いて画像を符号化して生成したビッ
ト列に対し、復号して復号画像を生成するために、フレ
ーム間差分復号方式がある。これは、一般的に入力ビッ
ト列を復号して生成した差分情報に対し、直前の画像と
の間で加算を行い復号画像を生成するものである。この
ようなフレーム間差分復号方式を用いる一般的な従来の
画像復号装置では、現在の入力ビット列を復号した後に
次の入力ビット列を復号する際に、参照画像と加算を行
うことを可能にするために、現在の入力ビット列を復号
することにより参照画像を生成し、フレームメモリに記
憶しておき次の入力ビット列を復号する際に出力するよ
うにしていた。
【0005】また、上記した入力画像に対し直前の画像
またはそれ以前の画像との間で減算を行うようなフレー
ム間差分符号化方式を用いて画像を符号化して生成した
ビット列に対し、復号して復号画像を生成するために、
入力ビット列を復号して生成した差分情報に対し、直前
の画像またはそれ以前の画像との間で加算を行うような
フレーム間差分復号方式がある。このようなフレーム間
差分復号方式を用いる従来の画像復号装置では、現在の
入力ビット列を復号した後に次の入力ビット列を復号す
る際に、任意の参照画像と加算を行うことを可能にする
ために、現在または現在以前に生成した複数の参照画像
をフレームメモリに記憶しておき、次の入力ビット列を
復号する際に使用する参照画像を一つ選択して出力する
ようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た一般的な従来の画像符号化装置では、次の入力画像を
処理する際に参照画像を使用しない場合がある。そのよ
うな場合、参照画像をフレームメモリから直ちに消去す
ることが可能である。それにも関わらず、従来の画像符
号化装置では、現在の入力画像を処理する際に現在の入
力画像から直ちに参照画像を生成しフレームメモリに記
憶しているので、メモリを不必要に占有しているという
欠点を有していた。
【0007】また、入力画像に対し直前以前の画像との
間で減算を行うような従来の画像符号化装置では、次ま
たは次以後の入力画像を処理する際に、現在の入力画像
を処理する際に使用した参照画像またはそれ以後の参照
画像のみを使用する場合がある。そのような場合、現在
の入力画像を処理する際に使用した参照画像より前の参
照画像をフレームメモリから直ちに消去することが可能
であると共に、入力画像を処理する際に使用した参照画
像がフレームメモリに存在する限りにおいて、該入力画
像から生成したビット列を局所復号して参照画像を生成
することが、該入力画像を処理した後であっても随時可
能である。一方、該生成した参照画像が入力画像の処理
に使用される場合があるのは、一般に画像符号化装置が
複数の入力画像を処理した後である。それにも関わらず
従来の画像符号化装置では、該生成したビット列から直
ちに局所復号して参照画像を生成しフレームメモリに記
憶するので、メモリを不必要に占有しているという欠点
を有していた。
【0008】また、1996年電子情報通信学会総合大
会の講演番号D−263およびD−320の講演の予稿
によれば、圧縮した参照画像を該生成した参照画像から
生成することにより、メモリを不必要に占有するのを防
ぐようにしている。しかし、一旦参照画像を生成してい
るため、生成中はメモリを不必要に占有しているという
欠点を有していた。
【0009】一方、一般的な従来の画像復号装置では、
入力ビット列が、入力画像に対し直前の画像との間で減
算を行わずに生成されている場合、同様に、次の入力ビ
ット列を処理する際に参照画像を使用しない。従って、
参照画像をフレームメモリから直ちに消去することが可
能である。それにも関わらず、該従来の画像復号装置で
は、現在の入力ビット列を処理する際に現在の入力ビッ
ト列から直ちに参照画像を生成しフレームメモリに記憶
しているので、メモリを不必要に占有しているという欠
点を有していた。
【0010】また、入力ビット列が、現在の入力ビット
列を処理する際に使用した参照画像またはそれ以後の参
照画像のみを使用して生成されている場合がある。その
ような場合、入力ビット列を復号して生成した差分情報
に対し、直前の画像またはそれ以前の画像との間で加算
を行うような従来の画像復号装置では同様に、次の入力
ビット列を処理する際に、現在の入力ビット列を処理す
る際に使用した参照画像またはそれ以後の参照画像のみ
を使用する。従って、現在の入力ビット列を処理する際
に使用した参照画像より前の参照画像をフレームメモリ
から直ちに消去することが可能であると共に、入力ビッ
ト列を処理する際に使用した参照画像がフレームメモリ
に存在する限りにおいて、該入力ビット列を復号して参
照画像を生成することが、該入力ビット列を処理した後
であっても随時可能である。一方、該生成した参照画像
が入力ビット列の処理に使用される場合があるのは、一
般に画像復号装置が複数の入力ビット列を処理した後で
ある。それにも関わらず従来の画像復号装置では、該入
力ビット列から直ちに復号して参照画像を生成しフレー
ムメモリに記憶するので、メモリを不必要に占有してい
るという欠点を有していた。
【0011】また、1996年電子情報通信学会総合大
会の講演番号D−263およびD−320の講演の予稿
によれば、圧縮した参照画像を該生成した参照画像から
生成することにより、メモリを不必要に占有するのを防
ぐようにしている。しかし、一旦参照画像を生成してい
るため、生成中はメモリを不必要に占有しているという
欠点を有していた。
【0012】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、参照画像を使用しない場合にメモリを不必要に占有
するのを防ぐことを可能とした画像符号化装置、および
画像復号装置を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明による第一の発明では、入力画像に対し参
照画像との差分を表すビット列を生成する符号化部と、
該ビット列を復号して新たな参照画像を生成する局所復
号部と、該参照画像の記憶または消去を行うフレームメ
モリと、前記フレームメモリからの該参照画像の出力の
有無を切り換えるメモリ出力手段と、を有する画像符号
化装置であって、圧縮した参照画像を該入力画像から生
成する圧縮参照画像生成手段と、該圧縮した参照画像の
記憶または消去を行う圧縮参照画像メモリと、該圧縮し
た参照画像から参照画像を生成する参照画像生成手段
と、前記圧縮参照画像生成手段への該入力画像の入力の
有無を切り換える画像入力手段と、前記圧縮参照画像メ
モリからの該圧縮した参照画像の出力の有無を切り換え
る圧縮参照画像出力手段と、前記メモリ出力手段の参照
画像の出力の有無の切り換えに基づいて、前記画像入力
手段での前記切り換え、前記圧縮参照画像メモリでの前
記消去、前記圧縮参照画像出力手段での前記切り換え、
および前記フレームメモリでの前記消去を制御する制御
部と、を有することを手段とする。
【0014】また、本発明による第二の発明では、入力
画像に対し参照画像の差分を表すビット列を生成する符
号化部と、該ビット列に対し復号して新たな参照画像を
生成する局所復号部と、複数の参照画像の記憶または消
去を行うフレームメモリと、前記フレームメモリからの
出力を、前記フレームメモリに記憶している各々の参照
画像から高々一つ選択するメモリ出力手段と、を有する
画像符号化装置であって、圧縮した参照画像を該入力画
像から生成する圧縮参照画像生成手段と、複数の該圧縮
した参照画像の記憶または消去を行う圧縮参照画像メモ
リと、該圧縮した参照画像から参照画像を生成する参照
画像生成手段と、前記圧縮参照画像生成手段への該入力
画像の入力の有無を切り換える画像入力手段と、前記圧
縮参照画像メモリからの出力を、前記圧縮参照画像メモ
リに記憶している各々の該圧縮した参照画像から高々一
つ選択する圧縮参照画像出力手段と、前記メモリ出力手
段の参照画像の出力の有無の切り換え、または前記圧縮
参照画像メモリの前記記憶に基づいて、前記画像入力手
段での前記切り換え、前記圧縮参照画像メモリでの前記
消去、前記圧縮参照画像出力手段での前記切り換え、お
よび前記フレームメモリでの前記消去を制御する制御部
と、を有することを手段とする。
【0015】上記第一の発明および上記第二の発明にお
ける圧縮参照画像生成手段での処理としては、符号化部
の処理を指し示すものとし、圧縮した参照画像として
は、符号化部で生成したビット列を指し示すものとする
のが好適である。また、上記第一の発明および上記第二
の発明における参照画像生成手段での処理としては、局
所復号部の処理を指し示すものとし、参照画像を新たに
生成するのが好適である。
【0016】上記第一の発明におけるフレームメモリ、
圧縮参照画像メモリ、画像入力手段、圧縮参照画像出力
手段としては、次の入力画像を処理する際にメモリ出力
手段でフレームメモリからの参照画像の出力をしない場
合、圧縮参照画像出力手段により、圧縮参照画像メモリ
に記憶しているビット列の局所復号部への出力をしない
で、参照画像を新たに生成しないで、フレームメモリを
消去し、反対に次の入力画像を処理する際にメモリ出力
手段でフレームメモリからの参照画像の出力をする場
合、画像入力手段により、次の入力画像の符号化部への
入力をしないで、ビット列を生成しないで、圧縮参照画
像出力手段により、現在の入力画像から生成したビット
列の局所復号部への出力をして、参照画像を新たに生成
して、現在の入力画像を符号化した後にフレームメモリ
を消去してから該生成した参照画像を記憶し、その後画
像入力手段により、次の入力画像の符号化部への入力を
するのが好適である。また、符号化部で生成したビット
列を圧縮参照画像メモリに記憶する際、それに先行し、
圧縮参照画像メモリを消去するのが好適である。
【0017】上記第二の発明におけるフレームメモリ、
圧縮参照画像メモリ、画像入力手段、圧縮参照画像出力
手段としては、入力画像を処理する際にメモリ出力手段
でフレームメモリからの直前以前の参照画像の出力をす
る場合、圧縮参照画像出力手段により、圧縮参照画像メ
モリに記憶しているビット列の局所復号部への出力をし
ないで、参照画像を新たに生成しないで、該出力する参
照画像より前の参照画像を記憶しているフレームメモリ
の部分を消去すると共に、該出力する参照画像より前の
ビット列を記憶している圧縮参照画像メモリの部分を消
去するのが好適である。また、フレームメモリの部分を
消去する参照画像を使用して、局所復号部で処理する可
能性のあるビット列が、圧縮参照画像メモリにある場
合、消去に先行し、画像入力手段により、該入力画像の
符号化部への入力をしないで、ビット列を生成しない
で、圧縮参照画像出力手段により、ビット列の局所復号
部への出力をして、参照画像を新たに生成してフレーム
メモリに記憶し、その後画像入力手段により、該入力画
像の符号化部への入力をするのが好適である。
【0018】なお、上記第二の発明の画像符号化装置で
あって、入力画像を処理する際にメモリ出力手段でフレ
ームメモリからの直前の参照画像の出力をする場合があ
るような画像符号化装置も、一般的には有り得る。その
ような画像符号化装置におけるフレームメモリ、圧縮参
照画像メモリ、画像入力手段、圧縮参照画像出力手段と
しては、フレームメモリからの直前の参照画像の出力を
する場合、画像入力手段により、該入力画像の符号化部
への入力をしないで、ビット列を生成しないで、圧縮参
照画像出力手段により、直前の入力画像から生成したビ
ット列の局所復号部への出力をして、参照画像を新たに
生成して、直前のさらに直前の参照画像を記憶している
フレームメモリの部分を消去してから該生成した参照画
像を記憶し、その後画像入力手段により、該入力画像の
符号化部への入力をするのが好適である。
【0019】また、本発明における画像の処理単位はフ
レーム単位が代表的な例であるが、フレームを構成する
画像の小領域やその小領域を構成する画素の集まりの単
位を処理単位とする等任意である。
【0020】以上の第一の発明および第二の発明の作用
は、以下のとおりである。
【0021】上記第一の発明の画像符号化装置では、ビ
ット列を生成する符号化部の処理を例えば圧縮参照画像
生成手段で行い、ビット列を圧縮参照画像メモリで記憶
または消去を行い、新たな参照画像を生成する局所復号
部の処理を例えば参照画像生成手段で行い、圧縮参照画
像生成手段への入力画像の入力の有無を画像入力手段で
切り換え、圧縮参照画像メモリからの圧縮信号の出力の
有無を圧縮参照画像出力手段で切り換えることにより、
入力画像を処理する際にフレームメモリからの参照画像
の出力をする場合、入力画像の入力をしないでビット列
を生成しないで、ビット列を出力して参照画像を新たに
生成して、フレームメモリを消去してから該生成した参
照画像を記憶し、反対に入力画像を処理する際にフレー
ムメモリからの参照画像の出力をしない場合、ビット列
を出力しないで参照画像を新たに生成しないで、フレー
ムメモリを消去することを可能として、直ちに参照画像
を生成することなく、メモリを不必要に占有するのを防
ぐ。
【0022】また、上記第二の発明の画像符号化装置で
は、ビット列を生成する符号化部の処理を例えば圧縮参
照画像生成手段で行い、複数のビット列を圧縮参照画像
メモリに記憶または消去を行い、新たな参照画像を生成
する局所復号部の処理を例えば参照画像生成手段で行
い、圧縮参照画像生成手段への入力画像の入力の有無を
画像入力手段で切り換え、圧縮参照画像メモリからの出
力を、圧縮参照画像メモリに記憶している各々のビット
列から圧縮参照画像出力手段で高々一つ選択することに
より、入力画像を処理する際にフレームメモリからの参
照画像の出力をする場合、ビット列を出力しないで参照
画像を新たに生成しないで、該出力する参照画像より前
の参照画像を記憶しているフレームメモリの部分を消去
し、また、フレームメモリの部分を消去する参照画像を
使用して、局所復号部で処理する可能性のあるビット列
が、圧縮参照画像メモリにある場合、消去に先行し、入
力画像の入力をしないでビット列を生成しないで、ビッ
ト列を出力して参照画像を新たに生成してフレームメモ
リに記憶することを可能として、直ちに参照画像を生成
することなく、メモリを不必要に占有するのを防ぐ。
【0023】一方前記の課題を解決するために、本発明
による第三の発明では、入力ビット列に対し参照画像を
用いて復号を行う復号部と、該参照画像の記憶または消
去を行うフレームメモリと、前記フレームメモリからの
該参照画像の出力の有無を切り換えるメモリ出力手段
と、を有する画像復号装置であって、圧縮した参照画像
を該入力ビット列から生成する圧縮参照画像生成手段
と、該圧縮した参照画像の記憶または消去を行う圧縮参
照画像メモリと、該圧縮した参照画像から参照画像を生
成する参照画像生成手段と、前記圧縮参照画像生成手段
への該入力ビット列の入力の有無を切り換えるビット列
入力手段と、前記圧縮参照画像メモリからの該圧縮した
参照画像の出力の有無を切り換える圧縮参照画像出力手
段と、前記メモリ出力手段の参照画像の出力の有無の切
り換えに基づいて、前記ビット列入力手段での前記切り
換え、前記圧縮参照画像メモリでの前記消去、前記圧縮
参照画像出力手段での前記切り換え、および前記フレー
ムメモリでの前記消去を制御する制御部と、を有するこ
とを手段とする。
【0024】また、本発明による第四の発明では、入力
ビット列に対し参照画像を用いて復号を行う復号部と、
複数の参照画像の記憶または消去を行うフレームメモリ
と、前記フレームメモリからの出力を、前記フレームメ
モリに記憶している各々の参照画像から高々一つ選択す
るメモリ出力手段と、を有する画像復号装置であって、
圧縮した参照画像を該入力ビット列から生成する圧縮参
照画像生成手段と、複数の該圧縮した参照画像の記憶ま
たは消去を行う圧縮参照画像メモリと、該圧縮した参照
画像から参照画像を生成する参照画像生成手段と、前記
圧縮参照画像生成手段への該入力ビット列の入力の有無
を切り換えるビット列入力手段と、前記圧縮参照画像メ
モリからの出力を、前記圧縮参照画像メモリに記憶して
いる各々の該圧縮した参照画像から高々一つ選択する圧
縮参照画像出力手段と、前記メモリ出力手段の参照画像
の出力の有無の切り換え、または前記圧縮参照画像メモ
リの前記記憶に基づいて、前記ビット列入力手段での前
記切り換え、前記圧縮参照画像メモリでの前記消去、前
記圧縮参照画像出力手段での前記切り換え、および前記
フレームメモリでの前記消去を制御する制御部と、を有
することを手段とする。
【0025】上記第三の発明および上記第四の発明にお
ける圧縮参照画像生成手段としては、入力ビット列をそ
のまま、圧縮した参照画像とするのが好適である。ま
た、上記第三の発明および上記第四の発明における参照
画像生成手段としては、ビット列に対し参照画像を用い
て新たな参照画像を生成するのが好適である。
【0026】上記第三の発明におけるフレームメモリ、
圧縮参照画像メモリ、ビット列入力手段、圧縮参照画像
出力手段としては、次の入力ビット列を処理する際にメ
モリ出力手段でフレームメモリからの参照画像の出力を
しない場合、圧縮参照画像出力手段により、圧縮参照画
像メモリに記憶しているビット列の参照画像生成手段へ
の出力をしないで、参照画像を新たに生成しないで、フ
レームメモリを消去し、反対に次の入力ビット列を処理
する際にメモリ出力手段でフレームメモリからの参照画
像の出力をする場合、ビット列入力手段により、次のビ
ット列の圧縮参照画像生成手段への入力をしないで、圧
縮参照画像出力手段により、現在の入力ビット列の参照
画像生成手段への出力をして、参照画像を新たに生成し
て、現在の入力ビット列を復号した後にフレームメモリ
を消去してから該生成した参照画像を記憶し、その後ビ
ット列入力手段により、次のビット列の圧縮参照画像生
成手段への入力をするのが好適である。また、入力ビッ
ト列を圧縮参照画像メモリに記憶する際、それに先行
し、圧縮参照画像メモリを消去するのが好適である。
【0027】上記第四の発明におけるフレームメモリ、
圧縮参照画像メモリ、ビット列入力手段、圧縮参照画像
出力手段としては、入力ビット列を処理する際にメモリ
出力手段でフレームメモリからの直前以前の参照画像の
出力をする場合、圧縮参照画像出力手段により、圧縮参
照画像メモリに記憶しているビット列の参照画像生成手
段への出力をしないで、参照画像を新たに生成しない
で、該出力する参照画像より前の参照画像を記憶してい
るフレームメモリの部分を消去すると共に、該出力する
参照画像より前のビット列を記憶している圧縮参照画像
メモリの部分を消去するのが好適である。また、フレー
ムメモリの部分を消去する参照画像を使用して、復号部
で処理する可能性のあるビット列が、圧縮参照画像メモ
リにある場合、消去に先行し、ビット列入力手段によ
り、次のビット列の圧縮参照画像生成手段への入力をし
ないで、圧縮参照画像出力手段により、該ビット列の参
照画像生成手段への出力をして、参照画像を新たに生成
してフレームメモリに記憶し、その後ビット列入力手段
により、次のビット列の圧縮参照画像生成手段への入力
をするのが好適である。
【0028】なお、上記第四の発明の画像復号装置であ
って、入力ビット列を処理する際にメモリ出力手段でフ
レームメモリからの直前の参照画像の出力をする場合が
あるような画像復号装置も、一般的には有り得る。その
ような画像復号装置におけるフレームメモリ、圧縮参照
画像メモリ、ビット列入力手段、圧縮参照画像出力手段
としては、フレームメモリからの直前の参照画像の出力
をする場合、ビット列入力手段により、次のビット列の
圧縮参照画像生成手段への入力をしないで、圧縮参照画
像出力手段により、直前の入力ビット列の参照画像生成
手段への出力をして、参照画像を新たに生成して、直前
のさらに直前の参照画像を記憶しているフレームメモリ
の部分を消去してから該生成した参照画像を記憶し、そ
の後ビット列入力手段により、次のビット列の圧縮参照
画像生成手段への入力をするのが好適である。
【0029】また、本発明における画像の処理単位はフ
レーム単位が代表的な例であるが、フレームを構成する
画像の小領域やその小領域を構成する画素の集まりの単
位を処理単位とする等任意である。
【0030】以上の第三の発明と、第四の発明の作用は
以下のとおりである。
【0031】上記第三の発明の画像復号装置では、例え
ば入力ビット列をそのまま、圧縮した参照画像とする処
理を圧縮参照画像生成手段とし、ビット列を圧縮参照画
像メモリで記憶または消去を行い、ビット列に対し参照
画像を用いて新たな参照画像を生成する処理を参照画像
生成手段とし、圧縮参照画像生成手段への入力ビット列
の入力の有無をビット列入力手段で切り換え、圧縮参照
画像メモリからのビット列の出力の有無を圧縮参照画像
出力手段で切り換えることにより、入力ビット列を処理
する際にフレームメモリからの参照画像の出力をする場
合、入力ビット列の入力をしないで、ビット列を出力し
て参照画像を新たに生成して、フレームメモリを消去し
てから該生成した参照画像を記憶し、反対に入力ビット
列を処理する際にフレームメモリからの参照画像の出力
をしない場合、ビット列を出力しないで参照画像を新た
に生成しないで、フレームメモリを消去することを可能
として、直ちに参照画像を生成することなく、メモリを
不必要に占有するのを防ぐ。
【0032】また、上記第四の発明の画像復号装置で
は、例えば入力ビット列をそのまま、圧縮した参照画像
とする処理を圧縮参照画像生成手段とし、複数のビット
列を圧縮参照画像メモリに記憶または消去を行い、ビッ
ト列に対し参照画像を用いて新たな参照画像を生成する
処理を参照画像生成手段とし、圧縮参照画像生成手段へ
の入力ビット列の入力の有無をビット列入力手段で切り
換え、圧縮参照画像メモリからの出力を、圧縮参照画像
メモリに記憶している各々のビット列から圧縮参照画像
出力手段で高々一つ選択することにより、入力ビット列
を処理する際にフレームメモリからの参照画像の出力を
する場合、ビット列を出力しないで参照画像を新たに生
成しないで、該出力する参照画像より前の参照画像を記
憶しているフレームメモリの部分を消去し、また、フレ
ームメモリの部分を消去する参照画像を使用して、復号
部で処理する可能性のあるビット列が、圧縮参照画像メ
モリにある場合、消去に先行し、入力ビット列の入力を
しないで、ビット列を出力して参照画像を新たに生成し
てフレームメモリに記憶することを可能として、直ちに
参照画像を生成することなく、メモリを不必要に占有す
るのを防ぐ。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例につい
て図面を参照して説明する。
【0034】図1は、本発明による第一の発明の実施形
態例の構成を示す図である。
【0035】図中、101は入力画像に対し参照画像と
減算を行いビット列を生成する符号化部、102は該ビ
ット列に対し該参照画像と加算を行い参照画像を新たに
生成する局所復号部、103は該参照画像の記憶または
消去を行うフレームメモリ、104は前記フレームメモ
リからの該参照画像の出力の有無を切り換えるメモリ出
力手段、105は圧縮した参照画像を該入力画像から生
成する圧縮参照画像生成手段、106は該圧縮した参照
画像の記憶または消去を行う圧縮参照画像メモリ、10
7は該圧縮した参照画像をから参照画像を生成する参照
画像生成手段、108は圧縮参照画像生成手段105へ
の該入力画像の入力の有無を切り換える画像入力手段、
109は圧縮参照画像メモリ106からの該圧縮した参
照画像の出力の有無を切り換える圧縮参照画像出力手
段、110は参照画像の記憶または消去をフレームメモ
リ103に指示しフレームメモリ103からの参照画像
の出力の有無をメモリ出力手段104に指示すると共
に、圧縮参照画像生成手段105への該入力画像の入力
の有無を画像入力手段108に指示し、圧縮した参照画
像の記憶または消去を圧縮参照画像メモリ106に指示
し圧縮参照画像メモリ106からの圧縮した参照画像の
出力の有無を圧縮参照画像出力手段109に指示する符
号化制御部、111は該ビット列を受信する画像復号装
置である。
【0036】図1を用いて、本発明による第一の発明の
実施形態例の動作について説明する。
【0037】符号化制御部110は、現在の入力画像を
処理する際に、フレームメモリ103からの参照画像の
出力の有無を、メモリ出力手段104に指示すると共
に、圧縮参照画像メモリ106からのビット列の出力の
有無も連動するよう、圧縮参照画像出力手段109に指
示する。メモリ出力手段104で参照画像の出力をする
場合、入力画像を入力しないよう画像入力手段108に
指示し、フレームメモリ103を消去してから参照画像
生成手段107で生成した参照画像を記憶するように
し、反対にメモリ出力手段104で参照画像の出力をし
ない場合、フレームメモリ103を消去するようにす
る。その後入力画像を入力するよう画像入力手段108
に指示し、圧縮参照画像メモリ106からのビット列の
出力をしないよう圧縮参照画像出力手段109に指示
し、圧縮参照画像メモリ106を消去してから圧縮参照
画像生成手段105で生成したビット列を記憶するよう
にする。
【0038】現在の入力画像に対し、符号化部101
は、メモリ出力手段104で参照画像の出力をする場
合、該参照画像との間で画素信号の減算を行う。反対に
メモリ出力手段104で参照画像の出力をしない場合、
何もしない。このようにしてビット列を生成する。
【0039】生成したビット列は、画像復号装置111
へ送信すると共に、圧縮参照画像メモリ106を消去し
てから記憶しておき、次の入力画像を処理する際にメモ
リ出力手段104で参照画像の出力をする場合に、圧縮
参照画像出力手段109で出力する。
【0040】該出力したビット列に対し、局所復号部1
02は、メモリ出力手段104で参照画像の出力をする
場合、該参照画像との間で画素信号の加算を行う。反対
にメモリ出力手段104で参照画像の出力をしない場
合、何もしない。このようにして新たに参照画像を生成
する。
【0041】フレームメモリ103は、次の入力画像を
処理する際にメモリ出力手段104で参照画像の出力を
する場合、該出力に先行し、消去してから該生成した参
照画像を記憶しておく。反対に次の入力画像を処理する
際にメモリ出力手段104で参照画像の出力をしない場
合、消去するようにする。
【0042】このように、現在の入力画像から生成した
ビット列を圧縮参照画像メモリ106に記憶しておき、
次の入力画像を処理する際にメモリ出力手段104で参
照画像の出力をする場合、画像入力手段108で入力画
像の入力をしないでビット列を生成しないで、圧縮参照
画像出力手段109でビット列を出力して参照画像を新
たに生成して、フレームメモリ103を消去してから該
生成した参照画像を記憶し、反対に次の入力画像を処理
する際にメモリ出力手段104で参照画像の出力をしな
い場合、圧縮参照画像出力手段109でビット列を出力
しないで参照画像を新たに生成しないで、フレームメモ
リ103を消去することにより、メモリを不必要に占有
することを防ぐという課題を解決することが可能とな
る。
【0043】図2は、本発明による第二の発明の実施形
態例の構成を示す図である。
【0044】図中、201は入力画像に対し参照画像と
減算を行いビット列を生成する符号化部、202は該ビ
ット列に対し該参照画像と加算を行い参照画像を新たに
生成する局所復号部、203は複数の参照画像の記憶ま
たは消去を行うフレームメモリ、204は前記フレーム
メモリからの出力を、前記フレームメモリに記憶してい
る各々の参照画像から高々一つ選択するメモリ出力手
段、205は圧縮した参照画像を該入力画像から生成す
る圧縮参照画像生成手段、206は複数の該圧縮した参
照画像の記憶または消去を行う圧縮参照画像メモリ、2
07は該圧縮した参照画像から参照画像を生成する参照
画像生成手段、208は圧縮参照画像生成手段205へ
の該入力画像の入力の有無を切り換える画像入力手段、
209は圧縮参照画像メモリ206からの出力を、圧縮
参照画像メモリ206に記憶している各々の該圧縮した
参照画像から高々一つ選択する圧縮参照画像出力手段、
210は複数の参照画像の記憶または消去をフレームメ
モリ203に指示し、フレームメモリ203からの出力
の、各々の参照画像からの高々一つの選択をメモリ出力
手段204に指示すると共に、圧縮参照画像生成手段2
05への該入力画像の入力の有無を画像入力手段208
に指示し、複数の圧縮した参照画像の記憶または消去を
圧縮参照画像メモリ206に指示し、圧縮参照画像メモ
リ206からの出力の、各々の圧縮した参照画像からの
高々一つの選択を圧縮参照画像出力手段209に指示す
る符号化制御部、211は該ビット列を受信する画像復
号装置である。
【0045】図2を用いて、本発明による第二の発明の
実施形態例の動作について説明する。
【0046】符号化制御部210は、入力画像を処理す
る際にメモリ出力手段204でフレームメモリからの直
前以前の参照画像の出力をする場合、圧縮参照画像メモ
リ206に記憶しているビット列の参照画像生成手段2
07への出力をしないよう圧縮参照画像出力手段209
に指示し、該出力する参照画像より前の参照画像を記憶
しているフレームメモリ203の部分を消去するように
すると共に、該出力する参照画像より前のビット列を記
憶している圧縮参照画像メモリ206の部分を消去す
る。また、フレームメモリ203の部分を消去する参照
画像を使用して、参照画像生成手段207で処理する可
能性のあるビット列が、圧縮参照画像メモリ206にあ
る場合、消去に先行し、該入力画像の圧縮参照画像生成
手段205への入力をしないよう画像入力手段208に
指示し、該ビット列の参照画像生成手段207への出力
をするよう圧縮参照画像出力手段209に指示し、参照
画像生成手段207で生成した参照画像をフレームメモ
リ203に記憶するようにする。その後該入力画像を入
力するよう画像入力手段208に指示し、圧縮参照画像
メモリ206からのビット列の出力をしないよう圧縮参
照画像出力手段209に指示し、圧縮参照画像生成手段
205で生成したビット列を圧縮参照画像メモリ206
に記憶するようにする。
【0047】入力画像に対し、符号化部201は、メモ
リ出力手段204で直前以前の参照画像の出力をする場
合、該参照画像との間で画素信号の減算を行い、ビット
列を生成する。
【0048】生成したビット列は、画像復号装置211
へ送信すると共に、圧縮参照画像メモリ206に記憶し
ておく。該生成したビット列は、入力画像を処理する際
に該参照画像を記憶しているフレームメモリ203の部
分を消去する場合、消去に先行し、圧縮参照画像出力手
段209で出力する。あるいは、入力画像を処理する際
に該参照画像を記憶しているフレームメモリ203の部
分および該生成したビット列を消去する場合、該生成し
たビット列を消去する。
【0049】該出力したビット列に対し、局所復号部2
02は、該参照画像との間で画素信号の加算を行い、新
たに参照画像を生成し、フレームメモリ203に記憶し
ておく。該生成した参照画像は、入力画像を処理する際
に該生成した参照画像の出力をメモリ出力手段204で
する場合、メモリ出力手段204で出力をする。あるい
は、入力画像を処理する際に該生成した参照画像以後の
参照画像の出力をメモリ出力手段204でする場合、該
生成した参照画像を消去する。
【0050】ここで、複数の参照画像をフレームメモリ
203の各々の部分に記憶しておく構成としてFIFO
メモリを使用する場合の、実施形態例の動作について説
明する。
【0051】新たに生成した参照画像を記憶する場合、
まず、消去されているフレームメモリ203の部分に、
フレームメモリ203に記憶している最も前の参照画像
を記憶し、次に、該最も前の参照画像を記憶していたフ
レームメモリ203の部分に、該最も前の参照画像の次
の参照画像を記憶し、以下同様に繰り返し、最後に、F
IFOメモリの入力の先頭となるフレームメモリ203
の部分に、新たに生成した参照画像を入力して記憶する
ようにする。
【0052】また、出力する参照画像より前の参照画像
を記憶しているフレームメモリの部分を消去する場合、
該出力する参照画像を記憶しているフレームメモリ20
3の部分を、FIFOメモリの出力の先頭とし、FIF
Oメモリ以外のフレームメモリ203の部分を消去する
ようにする。
【0053】なお、参照画像の入力をする場合の前記F
IFOメモリの動作方法としては、フレームメモリ20
3に記憶している各々の参照画像を再び記憶するのでな
く、該各々の参照画像に対して、記憶しているフレーム
メモリ203の各部分を指し示すポインタを移動する等
の、動作方法でも可能である。
【0054】また、消去するフレームメモリ203の部
分が、出力する参照画像より前でない参照画像である場
合も一般的には有り得る。そのような場合、該部分を消
去する場合の前記FIFOメモリの動作方法としては、
該出力する参照画像の次の参照画像を記憶しているフレ
ームメモリ203の部分に対して、記憶している参照画
像の前の参照画像を記憶しているフレームメモリ203
の部分を指し示すポインタを移動し、該出力する参照画
像を記憶しているフレームメモリ203の部分をFIF
Oメモリ以外とするようにしてから、該部分を消去する
等の、動作方法にて可能である。
【0055】複数の圧縮した参照画像を圧縮参照画像メ
モリ206の各々の部分に記憶しておく構成としてFI
FOメモリを使用する場合も、上記と同様である。
【0056】このように、入力画像から生成したビット
列を圧縮参照画像メモリ206に記憶しておき、入力画
像を処理する際にメモリ出力手段204で参照画像の出
力をする場合、圧縮参照画像出力手段209でビット列
を出力しないで参照画像を新たに生成しないで、該出力
する参照画像より前の参照画像を記憶しているフレーム
メモリ203の部分を消去し、また、フレームメモリ2
03の部分を消去する参照画像を使用して処理する可能
性のあるビット列が、圧縮参照画像メモリ206にある
場合、消去に先行し、画像入力手段208で入力画像の
入力をしないでビット列を生成しないで、圧縮参照画像
出力手段209でビット列を出力して参照画像を新たに
生成してフレームメモリ203に記憶することにより、
メモリを不必要に占有することを防ぐという課題を解決
することが可能となる。
【0057】図3は、本発明による第三の発明の実施形
態例の構成を示す図である。
【0058】図中、301はビット列を送信する画像符
号化装置、302は入力ビット列に対し参照画像を用い
て復号を行う復号部、303は該参照画像の記憶または
消去を行うフレームメモリ、304はフレームメモリ3
03からの該参照画像の出力の有無を切り換えるメモリ
出力手段、305は圧縮した参照画像を該入力ビット列
から生成する圧縮参照画像生成手段、306は該圧縮し
た参照画像の記憶または消去を行う圧縮参照画像メモ
リ、307は該圧縮した参照画像から参照画像を生成す
る参照画像生成手段、308は圧縮参照画像生成手段3
05への該入力ビット列の入力の有無を切り換えるビッ
ト列入力手段、309は圧縮参照画像メモリ306から
の該圧縮した参照画像の出力の有無を切り換える圧縮参
照画像出力手段、310は参照画像の記憶または消去を
フレームメモリ303に指示しフレームメモリ303か
らの参照画像の出力の有無をメモリ出力手段304に指
示すると共に、圧縮参照画像生成手段305への該入力
ビット列の入力の有無をビット列入力手段308に指示
し、圧縮した参照画像の記憶または消去を圧縮参照画像
メモリ306に指示し圧縮参照画像メモリ306からの
圧縮した参照画像の出力の有無を圧縮参照画像出力手段
309に指示する復号制御部である。
【0059】図3を用いて、本発明による第三の発明の
実施形態例の動作について説明する。
【0060】復号制御部310は、現在の入力ビット列
を処理する際に、フレームメモリ303からの参照画像
の出力の有無を、メモリ出力手段304に指示すると共
に、圧縮参照画像メモリ306からのビット列の出力の
有無も連動するよう、圧縮参照画像出力手段309に指
示する。メモリ出力手段304で参照画像の出力をする
場合、入力ビット列を入力しないようビット列入力手段
308に指示し、フレームメモリ303を消去してから
参照画像生成手段307で生成した参照画像を記憶する
ようにし、反対にメモリ出力手段304で参照画像の出
力をしない場合、フレームメモリ303を消去するよう
にする。その後入力ビット列を入力するようビット列入
力手段308に指示し、圧縮参照画像メモリ306から
のビット列の出力をしないよう圧縮参照画像出力手段3
09に指示し、圧縮参照画像メモリ306を消去してか
ら圧縮参照画像生成手段305を介して該入力ビット列
を記憶するようにする。
【0061】現在の入力ビット列に対し、復号部302
は、メモリ出力手段304で参照画像の出力をする場
合、該参照画像との間で画素信号の加算を行う。反対に
メモリ出力手段304で参照画像の出力をしない場合、
何もしない。このようにして復号画像を生成する。
【0062】また、現在の入力ビット列は、圧縮参照画
像生成手段305を介して、圧縮参照画像メモリ306
を消去してから記憶しておく。該記憶したビット列は、
次の入力ビット列を処理する際にメモリ出力手段304
で参照画像の出力をする場合に、圧縮参照画像出力手段
309で出力する。
【0063】該出力したビット列に対し、参照画像生成
手段307は、現在の入力ビット列を処理する際にメモ
リ出力手段304で参照画像の出力をする場合、該参照
画像との間で画素信号の加算を行う。反対に現在の入力
ビット列を処理する際にメモリ出力手段304で参照画
像の出力をしない場合、何もしない。このようにして新
たに参照画像を生成する。
【0064】フレームメモリ303は、次の入力ビット
列を処理する際にメモリ出力手段304で参照画像の出
力をする場合、該出力に先行し、消去してから該生成し
た参照画像を記憶しておく。反対に次の入力ビット列を
処理する際にメモリ出力手段304で参照画像の出力を
しない場合、消去するようにする。
【0065】このように、現在の入力ビット列を圧縮参
照画像メモリ306に記憶しておき、次の入力ビット列
を処理する際にメモリ出力手段304で参照画像の出力
をする場合、ビット列入力手段308で入力ビット列の
入力をしないで、圧縮参照画像出力手段309でビット
列を出力して参照画像を新たに生成して、フレームメモ
リ303を消去してから該生成した参照画像を記憶し、
反対に次の入力ビット列を処理する際にメモリ出力手段
304で参照画像の出力をしない場合、圧縮参照画像出
力手段309でビット列を出力しないで参照画像を新た
に生成しないで、フレームメモリ303を消去すること
により、メモリを不必要に占有することを防ぐという課
題を解決することが可能となる。
【0066】図4は、本発明による第四の発明の実施形
態例の構成を示す図である。
【0067】図中、401はビット列を送信する画像符
号化装置、402は入力ビット列に対し参照画像を用い
て復号を行う復号部、403は複数の参照画像の記憶ま
たは消去を行うフレームメモリ、404はフレームメモ
リ403からの出力を、フレームメモリ403に記憶し
ている各々の参照画像から高々一つ選択するメモリ出力
手段、405は圧縮した参照画像を該入力ビット列から
生成する圧縮参照画像生成手段、406は複数の該圧縮
した参照画像の記憶または消去を行う圧縮参照画像メモ
リ、407は該圧縮した参照画像から参照画像を生成す
る参照画像生成手段、408は圧縮参照画像生成手段4
05への該入力ビット列の入力の有無を切り換えるビッ
ト列入力手段、409は圧縮参照画像メモリ406から
の出力を、圧縮参照画像メモリ406に記憶している各
々の該圧縮した参照画像から高々一つ選択する圧縮参照
画像出力手段、410は複数の参照画像の記憶または消
去をフレームメモリ403に指示し、フレームメモリ4
03からの出力の、各々の参照画像からの高々一つの選
択をメモリ出力手段404に指示すると共に、圧縮参照
画像生成手段405への該入力ビット列の入力の有無を
ビット列入力手段408に指示し、複数の圧縮した参照
画像の記憶または消去を圧縮参照画像メモリ406に指
示し、圧縮参照画像メモリ406からの出力の、各々の
圧縮した参照画像からの高々一つの選択を圧縮参照画像
出力手段409に指示する復号制御部である。
【0068】図4を用いて、本発明による第四の発明の
実施形態例の動作について説明する。
【0069】復号制御部410は、入力ビット列を処理
する際にメモリ出力手段404でフレームメモリからの
直前以前の参照画像の出力をする場合、圧縮参照画像メ
モリ406に記憶しているビット列の参照画像生成手段
407への出力をしないよう圧縮参照画像出力手段40
9に指示し、該出力する参照画像より前の参照画像を記
憶しているフレームメモリ403の部分を消去するよう
にすると共に、該出力する参照画像より前のビット列を
記憶している圧縮参照画像メモリ406の部分を消去す
る。また、フレームメモリ403の部分を消去する参照
画像を使用して、参照画像生成手段407で処理する可
能性のあるビット列が、圧縮参照画像メモリ406にあ
る場合、消去に先行し、該入力ビット列の圧縮参照画像
生成手段405への入力をしないようビット列入力手段
408に指示し、該ビット列の参照画像生成手段407
への出力をするよう圧縮参照画像出力手段409に指示
し、参照画像生成手段407で生成した参照画像をフレ
ームメモリ403に記憶するようにする。その後該入力
ビット列を入力するようビット列入力手段408に指示
し、圧縮参照画像メモリ406からのビット列の出力を
しないよう圧縮参照画像出力手段409に指示し、圧縮
参照画像生成手段405を介して該入力ビット列を圧縮
参照画像メモリ406に記憶するようにする。
【0070】入力ビット列に対し、復号部402は、メ
モリ出力手段404で直前以外の参照画像の出力をする
場合、該参照画像との間で画素信号の加算を行い、復号
画像を生成する。
【0071】また、入力ビット列は、圧縮参照画像生成
手段405を介して、圧縮参照画像メモリ406に記憶
しておく。該記憶したビット列は、入力ビット列を処理
する際に該参照画像を記憶しているフレームメモリ40
3の部分を消去する場合、消去に先行し、圧縮参照画像
出力手段409で出力する。あるいは、入力ビット列を
処理する際に該参照画像を記憶しているフレームメモリ
403の部分および該記憶したビット列を消去する場
合、該記憶したビット列を消去する。
【0072】該出力したビット列に対し、参照画像生成
手段407は、該参照画像との間で画素信号の加算を行
い、新たに参照画像を生成し、フレームメモリ403に
記憶しておく。該生成した参照画像は、入力ビット列を
処理する際に該生成した参照画像の出力をメモリ出力手
段404でする場合、メモリ出力手段404で出力をす
る。あるいは、入力ビット列を処理する際に該生成した
参照画像以後の参照画像の出力をメモリ出力手段404
でする場合、該生成した参照画像を消去する。
【0073】ここで、複数の参照画像をフレームメモリ
403の各々の部分に記憶しておく構成としてFIFO
メモリを使用する場合の、実施形態例の動作について説
明する。
【0074】新たに生成した参照画像を記憶する場合、
まず、消去されているフレームメモリ403の部分に、
フレームメモリ403に記憶している最も前の参照画像
を記憶し、次に、該最も前の参照画像を記憶していたフ
レームメモリ403の部分に、該最も前の参照画像の次
の参照画像を記憶し、以下同様に繰り返し、最後に、F
IFOメモリの入力の先頭となるフレームメモリ403
の部分に、新たに生成した参照画像を入力して記憶する
ようにする。
【0075】また、出力する参照画像より前の参照画像
を記憶しているフレームメモリの部分を消去する場合、
該出力する参照画像を記憶しているフレームメモリ40
3の部分を、FIFOメモリの出力の先頭とし、FIF
Oメモリ以外のフレームメモリ403の部分を消去する
ようにする。
【0076】なお、参照画像の入力をする場合の前記F
IFOメモリの動作方法としては、フレームメモリ40
3に記憶している各々の参照画像を再び記憶するのでな
く、該各々の参照画像に対して、記憶しているフレーム
メモリ403の各部分を指し示すポインタを移動する等
の、動作方法でも可能である。
【0077】また、消去するフレームメモリ403の部
分が、出力する参照画像より前でない参照画像である場
合も一般的には有り得る。そのような場合、該部分を消
去する場合の前記FIFOメモリの動作方法としては、
該出力する参照画像の次の参照画像を記憶しているフレ
ームメモリ403の部分に対して、記憶している参照画
像の前の参照画像を記憶しているフレームメモリ403
の部分を指し示すポインタを移動し、該出力する参照画
像を記憶しているフレームメモリ403の部分をFIF
Oメモリ以外とするようにしてから、該部分を消去する
等の、動作方法にて可能である。
【0078】複数の圧縮した参照画像を圧縮参照画像メ
モリ406の各々の部分に記憶しておく構成としてFI
FOメモリを使用する場合も、上記と同様である。
【0079】このように、入力ビット列を圧縮参照画像
メモリ406に記憶しておき、入力ビット列を処理する
際にメモリ出力手段404で参照画像の出力をする場
合、圧縮参照画像出力手段409でビット列を出力しな
いで参照画像を新たに生成しないで、該出力する参照画
像より前の参照画像を記憶しているフレームメモリ40
3の部分を消去し、また、フレームメモリ403の部分
を消去する参照画像を使用して処理する可能性のあるビ
ット列が、圧縮参照画像メモリ406にある場合、消去
に先行し、ビット列入力手段408で入力ビット列の入
力をしないで、圧縮参照画像出力手段409でビット列
を出力して参照画像を新たに生成してフレームメモリ4
03に記憶することにより、メモリを不必要に占有する
ことを防ぐという課題を解決することが可能となる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による第一
の発明の画像符号化装置によれば、ビット列を生成する
符号化部の処理を例えば圧縮参照画像生成手段でし、ビ
ット列を圧縮参照画像メモリで記憶または消去を行い、
新たな参照画像を生成する局所復号部の処理を例えば参
照画像生成手段でし、圧縮参照画像生成手段への入力画
像の入力の有無を画像入力手段で切り換え、圧縮参照画
像メモリからの圧縮信号の出力の有無を圧縮参照画像出
力手段で切り換えるので、入力画像を処理する際にフレ
ームメモリからの参照画像の出力をする場合、入力画像
の入力をしないでビット列を生成しないで、ビット列を
出力して参照画像を新たに生成して、フレームメモリを
消去してから該生成した参照画像を記憶し、反対に入力
画像を処理する際にフレームメモリからの参照画像の出
力をしない場合、ビット列を出力しないで参照画像を新
たに生成しないで、フレームメモリを消去することが可
能となり、直ちに参照画像を生成することなく、メモリ
を不必要に占有するのを防ぐことが可能となる。
【0081】また、本発明による第二の発明の画像符号
化装置によれば、ビット列を生成する符号化部の処理を
例えば圧縮参照画像生成手段でし、複数のビット列を圧
縮参照画像メモリに記憶または消去を行い、新たな参照
画像を生成する局所復号部の処理を例えば参照画像生成
手段でし、圧縮参照画像生成手段への入力画像の入力の
有無を画像入力手段で切り換え、圧縮参照画像メモリか
らの出力を、圧縮参照画像メモリに記憶している各々の
ビット列から圧縮参照画像出力手段で高々一つ選択する
ので、入力画像を処理する際にフレームメモリからの参
照画像の出力をする場合、ビット列を出力しないで参照
画像を新たに生成しないで、該出力する参照画像より前
の参照画像を記憶しているフレームメモリの部分を消去
し、また、フレームメモリの部分を消去する参照画像を
使用して、局所復号部で処理する可能性のあるビット列
が、圧縮参照画像メモリにある場合、消去に先行し、入
力画像の入力をしないでビット列を生成しないで、ビッ
ト列を出力して参照画像を新たに生成してフレームメモ
リに記憶することが可能となり、直ちに参照画像を生成
することなく、メモリを不必要に占有するのを防ぐこと
が可能となる。
【0082】また、本発明による第三の発明の画像復号
装置によれば、例えば入力ビット列をそのまま、圧縮し
た参照画像とする処理を圧縮参照画像生成手段でし、ビ
ット列を圧縮参照画像メモリで記憶または消去を行い、
ビット列に対し参照画像を用いて新たな参照画像を生成
する処理を参照画像生成手段でし、圧縮参照画像生成手
段への入力ビット列の入力の有無をビット列入力手段で
切り換え、圧縮参照画像メモリからのビット列の出力の
有無を圧縮参照画像出力手段で切り換えるので、入力ビ
ット列を処理する際にフレームメモリからの参照画像の
出力をする場合、入力ビット列の入力をしないで、ビッ
ト列を出力して参照画像を新たに生成して、フレームメ
モリを消去してから該生成した参照画像を記憶し、反対
に入力ビット列を処理する際にフレームメモリからの参
照画像の出力をしない場合、ビット列を出力しないで参
照画像を新たに生成しないで、フレームメモリを消去す
ることが可能となり、直ちに参照画像を生成することな
く、メモリを不必要に占有するのを防ぐことが可能とな
る。
【0083】また、本発明による第四の発明の画像復号
装置によれば、例えば入力ビット列をそのまま、圧縮し
た参照画像とする処理を圧縮参照画像生成手段でし、複
数のビット列を圧縮参照画像メモリに記憶または消去を
行い、ビット列に対し参照画像を用いて新たな参照画像
を生成する処理を参照画像生成手段でし、圧縮参照画像
生成手段への入力ビット列の入力の有無をビット列入力
手段で切り換え、圧縮参照画像メモリからの出力を、圧
縮参照画像メモリに記憶している各々のビット列から圧
縮参照画像出力手段で高々一つ選択するので、入力ビッ
ト列を処理する際にフレームメモリからの参照画像の出
力をする場合、ビット列を出力しないで参照画像を新た
に生成しないで、該出力する参照画像より前の参照画像
を記憶しているフレームメモリの部分を消去し、また、
フレームメモリの部分を消去する参照画像を使用して、
復号部で処理する可能性のあるビット列が、圧縮参照画
像メモリにある場合、消去に先行し、入力ビット列の入
力をしないで、ビット列を出力して参照画像を新たに生
成してフレームメモリに記憶することが可能となり、直
ちに参照画像を生成することなく、メモリを不必要に占
有するのを防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第一の発明の実施形態例の構成を
示す図である。
【図2】本発明による第二の発明の実施形態例の構成を
示す図である。
【図3】本発明による第三の発明の実施形態例の構成を
示す図である。
【図4】本発明による第四の発明の実施形態例の構成を
示す図である。
【符号の説明】
101…符号化部 102…局所復号部 103…フレームメモリ 104…メモリ出力手段 105…圧縮参照画像生成手段 106…圧縮参照画像メモリ 107…参照画像生成手段 108…画像入力手段 109…圧縮参照画像出力手段 110…符号化制御部 111…画像復号装置 201…符号化部 202…局所復号部 203…フレームメモリ 204…メモリ出力手段 205…圧縮参照画像生成手段 206…圧縮参照画像メモリ 207…参照画像生成手段 208…画像入力手段 209…圧縮参照画像出力手段 210…符号化制御部 211…画像復号装置 301…画像符号化装置 302…復号部 303…フレームメモリ 304…メモリ出力手段 305…圧縮参照画像生成手段 306…圧縮参照画像メモリ 307…参照画像生成手段 308…ビット列入力手段 309…圧縮参照画像出力手段 310…復号制御部 401…画像符号化装置 402…復号部 403…フレームメモリ 404…メモリ出力手段 405…圧縮参照画像生成手段 406…圧縮参照画像メモリ 407…参照画像生成手段 408…ビット列入力手段 409…圧縮参照画像出力手段 410…復号制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 隆 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像に対し参照画像との差分を表す
    ビット列を生成する符号化部と、 前記ビット列を復号して新たな参照画像を生成する局所
    復号部と、 前記参照画像の記憶または消去を行うフレームメモリ
    と、 前記フレームメモリからの前記参照画像の出力の有無を
    切り換えるメモリ出力手段と、 を有する画像符号化装置であって、 圧縮した参照画像を前記入力画像から生成する圧縮参照
    画像生成手段と、 前記圧縮した参照画像の記憶または消去を行う圧縮参照
    画像メモリと、 前記圧縮した参照画像から参照画像を生成する参照画像
    生成手段と、 前記圧縮参照画像生成手段への前記入力画像の入力の有
    無を切り換える画像入力手段と、 前記圧縮参照画像メモリからの前記圧縮した参照画像の
    出力の有無を切り換える圧縮参照画像出力手段と、 前記メモリ出力手段の参照画像の出力の有無の切り換え
    に基づいて、前記画像入力手段での前記切り換え、前記
    圧縮参照画像メモリでの前記消去、前記圧縮参照画像出
    力手段での前記切り換え、および前記フレームメモリで
    の前記消去を制御する制御部と、 を有することを特徴とする画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 入力画像に対し参照画像の差分を表すビ
    ット列を生成する符号化部と、 前記ビット列に対し復号して新たな参照画像を生成する
    局所復号部と、 複数の参照画像の記憶または消去を行うフレームメモリ
    と、 前記フレームメモリからの出力を、前記フレームメモリ
    に記憶している各々の参照画像から高々一つ選択するメ
    モリ出力手段と、 を有する画像符号化装置であって、 圧縮した参照画像を前記入力画像から生成する圧縮参照
    画像生成手段と、 複数の前記圧縮した参照画像の記憶または消去を行う圧
    縮参照画像メモリと、 前記圧縮した参照画像から参照画像を生成する参照画像
    生成手段と、 前記圧縮参照画像生成手段への前記入力画像の入力の有
    無を切り換える画像入力手段と、 前記圧縮参照画像メモリからの出力を、前記圧縮参照画
    像メモリに記憶している各々の前記圧縮した参照画像か
    ら高々一つ選択する圧縮参照画像出力手段と、 前記メモリ出力手段の参照画像の出力の有無の切り換
    え、または前記圧縮参照画像メモリの前記記憶に基づい
    て、前記画像入力手段での前記切り換え、前記圧縮参照
    画像メモリでの前記消去、前記圧縮参照画像出力手段で
    の前記切り換え、および前記フレームメモリでの前記消
    去を制御する制御部と、 を有することを特徴とする画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記圧縮参照画像生成手段としては、前
    記符号化部の処理手段を指し示すものとし、 前記圧縮した参照画像としては、前記符号化部で生成し
    たビット列を指し示すものとし、 前記参照画像生成手段としては、局所復号部の処理手段
    を指し示すものとする、 ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像
    符号化装置。
  4. 【請求項4】 入力ビット列に対し参照画像を用いて復
    号を行う復号部と、 前記参照画像の記憶または消去を行うフレームメモリ
    と、 前記フレームメモリからの前記参照画像の出力の有無を
    切り換えるメモリ出力手段と、 を有する画像復号装置であって、 圧縮した参照画像を前記入力ビット列から生成する圧縮
    参照画像生成手段と、 前記圧縮した参照画像の記憶または消去を行う圧縮参照
    画像メモリと、 前記圧縮した参照画像から参照画像を生成する参照画像
    生成手段と、 前記圧縮参照画像生成手段への前記入力ビット列の入力
    の有無を切り換えるビット列入力手段と、 前記圧縮参照画像メモリからの前記圧縮した参照画像の
    出力の有無を切り換える圧縮参照画像出力手段と、 前記メモリ出力手段の参照画像の出力の有無の切り換え
    に基づいて、前記ビット列入力手段での前記切り換え、
    前記圧縮参照画像メモリでの前記消去、前記圧縮参照画
    像出力手段での前記切り換え、および前記フレームメモ
    リでの前記消去を制御する制御部と、 を有することを特徴とする画像復号装置。
  5. 【請求項5】 入力ビット列に対し参照画像を用いて復
    号を行う復号部と、 複数の参照画像の記憶または消去を行うフレームメモリ
    と、 前記フレームメモリからの出力を、前記フレームメモリ
    に記憶している各々の参照画像から高々一つ選択するメ
    モリ出力手段と、 を有する画像復号装置であって、 圧縮した参照画像を前記入力ビット列から生成する圧縮
    参照画像生成手段と、 複数の前記圧縮した参照画像の記憶または消去を行う圧
    縮参照画像メモリと、 前記圧縮した参照画像から参照画像を生成する参照画像
    生成手段と、 前記圧縮参照画像生成手段への前記入力ビット列の入力
    の有無を切り換えるビット列入力手段と、 前記圧縮参照画像メモリからの出力を、前記圧縮参照画
    像メモリに記憶している各々の前記圧縮した参照画像か
    ら高々一つ選択する圧縮参照画像出力手段と、 前記メモリ出力手段の参照画像の出力の有無の切り換
    え、または前記圧縮参照画像メモリの前記記憶に基づい
    て、前記ビット列入力手段での前記切り換え、前記圧縮
    参照画像メモリでの前記消去、前記圧縮参照画像出力手
    段での前記切り換え、および前記フレームメモリでの前
    記消去を制御する制御部と、 を有することを特徴とする画像復号装置。
  6. 【請求項6】 前記圧縮参照画像生成手段は、入力ビッ
    ト列をそのまま、圧縮した参照画像とするものとする、 ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の画像
    復号装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003070000A (ja) * 2001-08-23 2003-03-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像符号化装置

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