JPH1155264A - 受信パス選択方法及び装置 - Google Patents
受信パス選択方法及び装置Info
- Publication number
- JPH1155264A JPH1155264A JP9222049A JP22204997A JPH1155264A JP H1155264 A JPH1155264 A JP H1155264A JP 9222049 A JP9222049 A JP 9222049A JP 22204997 A JP22204997 A JP 22204997A JP H1155264 A JPH1155264 A JP H1155264A
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- Japan
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- paths
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パスプロテクション設定のためのパス管理負
担を軽減するとともに、装置ハードウェアの削減を図
る。 【解決手段】 SDH装置1に入力される伝送路信号を
伝送路終端部11において終端し、STM信号からパス
受信部12内のDEMUX回路121によりプロテクシ
ョンが行われるパス単位にパスを分離する。パストレー
ス抽出回路14ではパス内に割り付けられているパスト
レースバイトをパス単位に抽出し、この抽出結果とSD
H装置に対して設定されている受信パスIDとの一致検
索を検索回路15によって行う。検索結果からプロテク
ションの対象となるパスの組み合わせが判明し、この組
み合わせの内の何れかのパスでパス故障が発生した場合
や切替要求がある場合には、切替判定回路16により指
定された正常なパスが選択回路122によりSW部に対
し出力される。
担を軽減するとともに、装置ハードウェアの削減を図
る。 【解決手段】 SDH装置1に入力される伝送路信号を
伝送路終端部11において終端し、STM信号からパス
受信部12内のDEMUX回路121によりプロテクシ
ョンが行われるパス単位にパスを分離する。パストレー
ス抽出回路14ではパス内に割り付けられているパスト
レースバイトをパス単位に抽出し、この抽出結果とSD
H装置に対して設定されている受信パスIDとの一致検
索を検索回路15によって行う。検索結果からプロテク
ションの対象となるパスの組み合わせが判明し、この組
み合わせの内の何れかのパスでパス故障が発生した場合
や切替要求がある場合には、切替判定回路16により指
定された正常なパスが選択回路122によりSW部に対
し出力される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SDH(Synchron
ous Digital Hierarchy)システムにおけるITU−T
勧告(G.707〜G.709)に規定されているSD
H信号を扱うNNI(Network Node Interface)におい
て、対向装置から異なる経路又は同一経路から入力され
るSDH信号に多重されるパス(VC3,VC4,VC
1,VC2)を、受信側で二経路の内何れか一方のみを
選択する伝送装置の切替方式に関する。
ous Digital Hierarchy)システムにおけるITU−T
勧告(G.707〜G.709)に規定されているSD
H信号を扱うNNI(Network Node Interface)におい
て、対向装置から異なる経路又は同一経路から入力され
るSDH信号に多重されるパス(VC3,VC4,VC
1,VC2)を、受信側で二経路の内何れか一方のみを
選択する伝送装置の切替方式に関する。
【0002】
【従来の技術】伝送装置のうち、特にリニア網に於いて
パストレールが複数のルートダイバーシティを採りうる
場合や、ITU−T勧告G.841に記載されているS
NC/P(Sub-Network Connection Protection)のリン
グ網において任意のパス間でパス切替を行う場合など、
パス切替によるプロテクションを提供するネットワーク
に供されるSDH伝送装置においては、パスの受信端と
なる装置で受信したパスのうちいずれがプロテクション
対象であるかという情報(冗長構成を採るパスの組み合
わせ情報)が必要となる。
パストレールが複数のルートダイバーシティを採りうる
場合や、ITU−T勧告G.841に記載されているS
NC/P(Sub-Network Connection Protection)のリン
グ網において任意のパス間でパス切替を行う場合など、
パス切替によるプロテクションを提供するネットワーク
に供されるSDH伝送装置においては、パスの受信端と
なる装置で受信したパスのうちいずれがプロテクション
対象であるかという情報(冗長構成を採るパスの組み合
わせ情報)が必要となる。
【0003】そのため、従来、ネットワーク管理システ
ム(NMS)が、当該プロテクション対象となるパスが
ネットワーク内に於いてそれぞれどのようなルートを経
由しているか、また当該プロテクション対象となるパス
がそれぞれどの多重位置に多重されているかを管理し、
ネットワークの構成変更や伝送路障害が発生する度に受
信端となる装置に対して冗長構成をとるパスが収容され
る伝送路や多重位置に関する組み合わせ情報を設定する
必要があり、受信端となる装置ではこれらの設定情報の
保持を行う必要があった。
ム(NMS)が、当該プロテクション対象となるパスが
ネットワーク内に於いてそれぞれどのようなルートを経
由しているか、また当該プロテクション対象となるパス
がそれぞれどの多重位置に多重されているかを管理し、
ネットワークの構成変更や伝送路障害が発生する度に受
信端となる装置に対して冗長構成をとるパスが収容され
る伝送路や多重位置に関する組み合わせ情報を設定する
必要があり、受信端となる装置ではこれらの設定情報の
保持を行う必要があった。
【0004】図2は、従来の受信パス選択方式を示すブ
ロック図である。図2において、SDH装置1は、SD
H信号を終端し、必要に応じてパスのプロテクションや
クロスコネクトを行う。伝送路終端部11は、受信した
伝送路SDH信号を終端する。パス受信部12は、伝送
路終端部11からの出力信号をパス単位に分離し、切替
判定回路16の結果に従いパスプロテクションを行う。
DMUX回路121は、パス受信部12の中で伝送路終
端部11からの出力信号をパス単位に分離する。選択回
路122は、パス受信部12の中で切替判定回路16の
結果に従いパスプロテクションを行う。
ロック図である。図2において、SDH装置1は、SD
H信号を終端し、必要に応じてパスのプロテクションや
クロスコネクトを行う。伝送路終端部11は、受信した
伝送路SDH信号を終端する。パス受信部12は、伝送
路終端部11からの出力信号をパス単位に分離し、切替
判定回路16の結果に従いパスプロテクションを行う。
DMUX回路121は、パス受信部12の中で伝送路終
端部11からの出力信号をパス単位に分離する。選択回
路122は、パス受信部12の中で切替判定回路16の
結果に従いパスプロテクションを行う。
【0005】SW部13は、パス受信部で選択されたパ
スを必要に応じてパス単位でクロスコネクトする機能を
有している。パストレース抽出回路14は、DMUX回
路121で分離されたパス毎にパストレースバイトを抽
出する。切替判定回路16は、パスの故障状態等をもと
にプロテクションの組となっているパスの切替判定を行
う。
スを必要に応じてパス単位でクロスコネクトする機能を
有している。パストレース抽出回路14は、DMUX回
路121で分離されたパス毎にパストレースバイトを抽
出する。切替判定回路16は、パスの故障状態等をもと
にプロテクションの組となっているパスの切替判定を行
う。
【0006】パス冗長情報管理部17は、SDH装置1
が受信する各パス毎にパス管理OpS(Operations Sys
tem)2から設定される受信パスIDを保持する。パス
管理OpS2は、伝送路上に収容されるパス毎の受信パ
スIDを管理し、SDH装置1に対し各パス毎に受信パ
スIDを設定する。
が受信する各パス毎にパス管理OpS(Operations Sys
tem)2から設定される受信パスIDを保持する。パス
管理OpS2は、伝送路上に収容されるパス毎の受信パ
スIDを管理し、SDH装置1に対し各パス毎に受信パ
スIDを設定する。
【0007】次に、従来の受信パス選択方式の動作につ
いて図2を参照して説明する。SDH装置1に入力され
る伝送路信号は、伝送路終端部11において終端され、
STM(Synchronous Transfer Mode:同期転送モー
ド)信号からパス受信部12内のDEMUX回路121
により、プロテクションが行われるパス単位に分離され
る。パストレース抽出回路14では、パス内に割り付け
られているパストレースバイトがパス単位に抽出され
る。
いて図2を参照して説明する。SDH装置1に入力され
る伝送路信号は、伝送路終端部11において終端され、
STM(Synchronous Transfer Mode:同期転送モー
ド)信号からパス受信部12内のDEMUX回路121
により、プロテクションが行われるパス単位に分離され
る。パストレース抽出回路14では、パス内に割り付け
られているパストレースバイトがパス単位に抽出され
る。
【0008】SDH装置1内部のパス冗長情報管理部1
7では、装置外部のパス管理OpS2によって設定され
る各パス毎の受信パスIDが、冗長構成をとるパスが収
容される伝送路や多重位置に関する組み合わせ情報とと
もに保持される。パス管理OpS2によって設定される
受信パスIDは、プロテクションの対象となるパスの組
毎に同一のIDが設定されている。例えば、パスAとパ
スBとをプロテクションの対象となるパスの組として設
定する場合には、パスAとパスBに対して同一のIDが
設定され、この情報がパス冗長情報管理部に保持され
る。
7では、装置外部のパス管理OpS2によって設定され
る各パス毎の受信パスIDが、冗長構成をとるパスが収
容される伝送路や多重位置に関する組み合わせ情報とと
もに保持される。パス管理OpS2によって設定される
受信パスIDは、プロテクションの対象となるパスの組
毎に同一のIDが設定されている。例えば、パスAとパ
スBとをプロテクションの対象となるパスの組として設
定する場合には、パスAとパスBに対して同一のIDが
設定され、この情報がパス冗長情報管理部に保持され
る。
【0009】パストレース抽出回路14で抽出された結
果をもとに、パス冗長情報管理部17に対し設定されて
いる冗長構成を採るパスが収容される伝送路や多重位置
に関する組み合わせ情報から冗長の対象となるパス同士
の受信パスIDが一致した場合に、プロテクションの対
象となるパスの組み合わせが判明し、この組み合わせの
内の何れかのパスでパス故障が発生した場合や切替要求
がある場合には、切替判定回路16により指定された正
常なパスが選択回路122によりSW部13に対し出力
される。
果をもとに、パス冗長情報管理部17に対し設定されて
いる冗長構成を採るパスが収容される伝送路や多重位置
に関する組み合わせ情報から冗長の対象となるパス同士
の受信パスIDが一致した場合に、プロテクションの対
象となるパスの組み合わせが判明し、この組み合わせの
内の何れかのパスでパス故障が発生した場合や切替要求
がある場合には、切替判定回路16により指定された正
常なパスが選択回路122によりSW部13に対し出力
される。
【0010】このように、従来の受信パス選択方式にお
いては、ネットワーク管理システム(NMS)が、当該
プロテクション対象となるパスがネットワーク内に於い
てそれぞれどのようなルートを経由しているか、また、
当該プロテクション対象となるパスがそれぞれどの多重
位置に多重されているかを管理し、受信端となる装置に
対し冗長構成を採るパスが収容される伝送路や多重位置
に関する組み合わせ情報を設定することにより、冗長パ
スを採るパスの組み合わせを認識している。
いては、ネットワーク管理システム(NMS)が、当該
プロテクション対象となるパスがネットワーク内に於い
てそれぞれどのようなルートを経由しているか、また、
当該プロテクション対象となるパスがそれぞれどの多重
位置に多重されているかを管理し、受信端となる装置に
対し冗長構成を採るパスが収容される伝送路や多重位置
に関する組み合わせ情報を設定することにより、冗長パ
スを採るパスの組み合わせを認識している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、パス管理オペレーションシステムで、プロテクショ
ン対象となるパスがネットワーク内に於いてそれぞれど
のようなルートを経由しているか、また、当該プロテク
ション対象となるパスがそれぞれどの多重位置に多重さ
れているかを管理し、ネットワークの構成変更や伝送路
障害が発生する度に受信端となる装置に対して冗長構成
を採るパスが収容される伝送路や多重位置に関する組み
合わせ情報を設定する必要があり、受信端となる装置に
おいては、これらの設定情報の保持を行う必要があっ
た。このため、設定のための通信処理によるパス管理O
pSに対する負荷の増大や、設定情報の保持のための装
置ハードウェア規模の増大等の問題が生ずる。
は、パス管理オペレーションシステムで、プロテクショ
ン対象となるパスがネットワーク内に於いてそれぞれど
のようなルートを経由しているか、また、当該プロテク
ション対象となるパスがそれぞれどの多重位置に多重さ
れているかを管理し、ネットワークの構成変更や伝送路
障害が発生する度に受信端となる装置に対して冗長構成
を採るパスが収容される伝送路や多重位置に関する組み
合わせ情報を設定する必要があり、受信端となる装置に
おいては、これらの設定情報の保持を行う必要があっ
た。このため、設定のための通信処理によるパス管理O
pSに対する負荷の増大や、設定情報の保持のための装
置ハードウェア規模の増大等の問題が生ずる。
【0012】本発明の目的は、パスプロテクション設定
のための通信処理によるパス管理OpSに対する負荷を
軽減するとともに、パスプロテクション設定情報の保持
のための装置ハードウェアを削減することである。
のための通信処理によるパス管理OpSに対する負荷を
軽減するとともに、パスプロテクション設定情報の保持
のための装置ハードウェアを削減することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】ITU−T勧告(G.7
07〜G.709)に規定されているSDH信号は、図
3に示すように、SDH伝送フレーム内のパスオーバヘ
ッドに、受信端に於いてパス送信端の特定を可能とする
ことを目的としてHO(High Order),LO(Low Orde
r)の各パス毎にパストレースバイトJ1、J2が割り
付けられている。このパストレースバイトは、パス送信
端においてパス毎に特定の値が付加され、受信端ではこ
の値を抽出して、パス冗長切替の際の切替対象パスの確
認や、パスの導通確認などに使用される。
07〜G.709)に規定されているSDH信号は、図
3に示すように、SDH伝送フレーム内のパスオーバヘ
ッドに、受信端に於いてパス送信端の特定を可能とする
ことを目的としてHO(High Order),LO(Low Orde
r)の各パス毎にパストレースバイトJ1、J2が割り
付けられている。このパストレースバイトは、パス送信
端においてパス毎に特定の値が付加され、受信端ではこ
の値を抽出して、パス冗長切替の際の切替対象パスの確
認や、パスの導通確認などに使用される。
【0014】本発明では、このパストレースバイトを用
い、パスの受信端である伝送装置においてプロテクショ
ン対象となるパスを自動判定し、判定結果の組み合わせ
に従って切替対象を特定することを特徴とするものであ
る。
い、パスの受信端である伝送装置においてプロテクショ
ン対象となるパスを自動判定し、判定結果の組み合わせ
に従って切替対象を特定することを特徴とするものであ
る。
【0015】すなわち、本発明は、SDH装置内に、パ
スのトレース値を受信パスIDとして保持する受信パス
ID保持回路と検索回路とを具備し、パストレース抽出
回路で抽出された結果をもとに、抽出したパストレース
バイトと受信パスID保持回路に設定されている受信パ
スIDとの一致検索を行い、受信パスIDと一致するパ
ストレースバイトの値を持ったパス同士をプロテクショ
ンの対象となるパスの組み合わせであると判定するもの
である。
スのトレース値を受信パスIDとして保持する受信パス
ID保持回路と検索回路とを具備し、パストレース抽出
回路で抽出された結果をもとに、抽出したパストレース
バイトと受信パスID保持回路に設定されている受信パ
スIDとの一致検索を行い、受信パスIDと一致するパ
ストレースバイトの値を持ったパス同士をプロテクショ
ンの対象となるパスの組み合わせであると判定するもの
である。
【0016】パス管理OpSからはSDH装置において
受信するパスのトレース値のみを設定しておくことで、
プロテクションを行うパスの収容位置をそれぞれ自動的
に判定し、パスのプロテクションを行うことができるの
で、パス受信端となる装置に対し、冗長構成を採るパス
が収容される伝送路や多重位置に関する組み合わせ情報
を設定する必要がなく、設定のための通信処理によるネ
ットワーク管理システムに対する負荷の増大や、設定情
報の保持のための装置ハードウェア規模の増大などの従
来例における問題を解決することができる。
受信するパスのトレース値のみを設定しておくことで、
プロテクションを行うパスの収容位置をそれぞれ自動的
に判定し、パスのプロテクションを行うことができるの
で、パス受信端となる装置に対し、冗長構成を採るパス
が収容される伝送路や多重位置に関する組み合わせ情報
を設定する必要がなく、設定のための通信処理によるネ
ットワーク管理システムに対する負荷の増大や、設定情
報の保持のための装置ハードウェア規模の増大などの従
来例における問題を解決することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の受信パス選択方
式の実施の形態を示すブロック図である。図1におい
て、SDH装置1は、受信したSDH信号を終端し、必
要に応じてパスのプロテクションやクロスコネクトを行
う。伝送路終端部11は、伝送路SDH信号を終端す
る。パス受信部12は、伝送路終端部11からの出力信
号をパス単位に分離し、切替判定回路16の結果に従い
パスプロテクションを行う。DMUX回路121は、パ
ス受信部12の中で伝送路終端部11からの出力信号を
パス単位に分離する。選択回路122は、パス受信部1
2の中で切替判定回路16の結果に従いパスプロテクシ
ョンを行う。
式の実施の形態を示すブロック図である。図1におい
て、SDH装置1は、受信したSDH信号を終端し、必
要に応じてパスのプロテクションやクロスコネクトを行
う。伝送路終端部11は、伝送路SDH信号を終端す
る。パス受信部12は、伝送路終端部11からの出力信
号をパス単位に分離し、切替判定回路16の結果に従い
パスプロテクションを行う。DMUX回路121は、パ
ス受信部12の中で伝送路終端部11からの出力信号を
パス単位に分離する。選択回路122は、パス受信部1
2の中で切替判定回路16の結果に従いパスプロテクシ
ョンを行う。
【0018】SW部13は、パス受信部で選択されたパ
スを必要に応じてパス単位でクロスコネクトする機能を
有している。パストレース抽出回路14は、DMUX回
路121で分離されたパス毎にパストレースバイトを抽
出する。切替判定回路16は、パスの故障状態等をもと
にプロテクションの組となっているパスの切替判定を行
う。
スを必要に応じてパス単位でクロスコネクトする機能を
有している。パストレース抽出回路14は、DMUX回
路121で分離されたパス毎にパストレースバイトを抽
出する。切替判定回路16は、パスの故障状態等をもと
にプロテクションの組となっているパスの切替判定を行
う。
【0019】受信パスID保持回路18は、パス管理O
pS2によって設定される受信パスIDを保持する。検
索回路15は、各パスから抽出したパストレースバイト
と受信パスID保持回路18に設定されている受信パス
IDとの一致検索を行う。
pS2によって設定される受信パスIDを保持する。検
索回路15は、各パスから抽出したパストレースバイト
と受信パスID保持回路18に設定されている受信パス
IDとの一致検索を行う。
【0020】パス管理OpS2は、伝送路上に収容され
るパス毎の受信パスIDを管理し、受信パスID保持回
路18に対して受信するパスのトレース値を受信パスI
Dとして設定して出力する。
るパス毎の受信パスIDを管理し、受信パスID保持回
路18に対して受信するパスのトレース値を受信パスI
Dとして設定して出力する。
【0021】次に、本発明の受信パス選択方式の動作に
ついて図1を参照して説明する。SDH装置1に入力さ
れる伝送路信号は、伝送路終端部11において終端さ
れ、STM信号からパス受信部12内のDEMUX回路
121によりプロテクションが行われるパス単位に分離
される。パストレース抽出回路14では、パス内に割り
付けられているパストレースバイトがパス単位に抽出さ
れる。
ついて図1を参照して説明する。SDH装置1に入力さ
れる伝送路信号は、伝送路終端部11において終端さ
れ、STM信号からパス受信部12内のDEMUX回路
121によりプロテクションが行われるパス単位に分離
される。パストレース抽出回路14では、パス内に割り
付けられているパストレースバイトがパス単位に抽出さ
れる。
【0022】一方、SDH装置1内部の受信パスID保
持回路18では、装置外部のパス管理OpS2によって
設定される受信パスのトレース値が受信パスIDとして
保持されており、検索回路15において、各パスからパ
ストレース抽出回路14で抽出された結果をもとに、抽
出されたパストレースバイトと受信パスID保持回路1
8に設定されている受信パスIDとの一致検索が行われ
る。
持回路18では、装置外部のパス管理OpS2によって
設定される受信パスのトレース値が受信パスIDとして
保持されており、検索回路15において、各パスからパ
ストレース抽出回路14で抽出された結果をもとに、抽
出されたパストレースバイトと受信パスID保持回路1
8に設定されている受信パスIDとの一致検索が行われ
る。
【0023】パス検索回路15の検索の結果、受信パス
IDと一致するパストレースバイトの値を持ったパス同
士がプロテクションの対象となるパスの組み合わせであ
ることが判明し、この組み合わせの内の何れかのパスで
パス故障が発生した場合や切替要求がある場合は、切替
判定回路16により指定された正常なパスが選択回路1
22によりSW部13に対し出力される。
IDと一致するパストレースバイトの値を持ったパス同
士がプロテクションの対象となるパスの組み合わせであ
ることが判明し、この組み合わせの内の何れかのパスで
パス故障が発生した場合や切替要求がある場合は、切替
判定回路16により指定された正常なパスが選択回路1
22によりSW部13に対し出力される。
【0024】このようにして、パス管理OpS2からは
SDH装置において受信するパスのトレース値のみを設
定しておくことにより、プロテクションを行うパスの収
容位置がそれぞれ自動的に判定され、パスのプロテクシ
ョンを行うことができる。
SDH装置において受信するパスのトレース値のみを設
定しておくことにより、プロテクションを行うパスの収
容位置がそれぞれ自動的に判定され、パスのプロテクシ
ョンを行うことができる。
【0025】
【発明の効果】本発明においては、従来技術のように、
パス管理OpSからパス受信端となるSDH装置に対
し、ネットワークの構成変更や伝送路障害が発生する度
に冗長構成を採るパスが収容される伝送路や多重位置に
関する組み合わせ情報を設定する必要がないので、パス
プロテクション設定のための通信処理によるパス管理O
pSに対する負荷を軽減することができる。
パス管理OpSからパス受信端となるSDH装置に対
し、ネットワークの構成変更や伝送路障害が発生する度
に冗長構成を採るパスが収容される伝送路や多重位置に
関する組み合わせ情報を設定する必要がないので、パス
プロテクション設定のための通信処理によるパス管理O
pSに対する負荷を軽減することができる。
【0026】また、装置内に冗長構成を採るパスが収容
される伝送路や多重位置に関する組み合わせ情報を保持
する必要がなく、比較的データ量の少ない受信パスID
情報を保持すればよいので、パスプロテクション設定情
報の保持のための装置ハードウェアの削減が可能とな
る。
される伝送路や多重位置に関する組み合わせ情報を保持
する必要がなく、比較的データ量の少ない受信パスID
情報を保持すればよいので、パスプロテクション設定情
報の保持のための装置ハードウェアの削減が可能とな
る。
【0027】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】従来例を示すブロック図である。
【図3】SDH信号フレームの構成例を示す図である。
1 SDH装置 11 伝送路終端部 12 パス受信部 121 DMUX回路 122 選択回路 13 SW部 14 パストレース抽出回路 15 検索回路 16 切替判定回路 17 パス冗長情報管理部 18 受信パスID保持回路 2 パス管理オペレーションシステム
Claims (5)
- 【請求項1】 受信端SDH装置に於いて、受信するパ
スのトレース値を受信パスIDとして保持し、該保持さ
れている受信パスIDとSDH伝送フレーム内のパスオ
ーバヘッドに割り付けられているパストレースバイトと
を用いて、プロテクション対象となるパスの組を検索す
ることを特徴とする受信パス選択方法。 - 【請求項2】 前記受信パスIDと一致するパストレー
スバイトの値を持ったパス同士をプロテクション対象の
パスの組とすることを特徴とする請求項1記載の受信パ
ス選択方法。 - 【請求項3】 SDH伝送フレーム内のパスオーバヘッ
ドに割り付けられたパストレースバイトを抽出するパス
トレース抽出手段と、当該SDH装置に於いて受信する
パスのトレース値を受信パスIDとして設定保持する手
段と、前記設定された受信パスIDをもとにして前記抽
出されたパストレースバイトとプロテクション対象とな
るパスの組を検索する検索手段と、検索結果に従って切
替対象となるパスの組を特定し、プロテクション切替を
行う切替手段を備えていることを特徴とする受信パス選
択装置。 - 【請求項4】 前記検索手段は、前記パストレース抽出
手段によって抽出されたパストレースバイトと前記設定
されている受信パスIDとの一致検索を行うことにより
プロテクション対象となるパスの組を検索することを特
徴とする請求項3記載の受信パス選択装置。 - 【請求項5】 前記切替手段は、パス故障またはパス切
替要求信号が入力されたときに、前記検索されたプロテ
クション対象となるパスの組のうちから正常なパスを選
択して切り替えることを特徴とする請求項3記載の受信
パス選択装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9222049A JPH1155264A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 受信パス選択方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9222049A JPH1155264A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 受信パス選択方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1155264A true JPH1155264A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16776304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9222049A Pending JPH1155264A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 受信パス選択方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1155264A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000072529A1 (fr) * | 1999-05-19 | 2000-11-30 | Fujitsu Limited | Selecteur de trajet virtuel |
WO2004021614A1 (ja) * | 2002-08-28 | 2004-03-11 | Fujitsu Limited | 受信パストレース検出装置 |
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1997
- 1997-08-05 JP JP9222049A patent/JPH1155264A/ja active Pending
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