JPH1155234A - クロック周波数精度監視回路 - Google Patents
クロック周波数精度監視回路Info
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- JPH1155234A JPH1155234A JP20436597A JP20436597A JPH1155234A JP H1155234 A JPH1155234 A JP H1155234A JP 20436597 A JP20436597 A JP 20436597A JP 20436597 A JP20436597 A JP 20436597A JP H1155234 A JPH1155234 A JP H1155234A
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- JP
- Japan
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- clock signal
- clock
- frequency
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- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のクロック信号を選択出力する為のクロ
ック周波数精度監視回路に関し、実際に選択すべきクロ
ック信号の周波数精度を監視して周波数精度の良いクロ
ック信号を選択出力する。 【解決手段】 単一又は複数の送信側等の外部のクロッ
ク源からのクロック信号ECLK,LCLKと、内部の
クロック発生部3からのクロック信号INTCLKとの
何れか一つを選択出力する選択回路1と、外部のクロッ
ク源からのクロック信号の周波数オフセットを監視し、
設定したオフセット値を超えた時に次候補のクロック信
号を選択するように、周波数オフセット値又はアラーム
信号EALM,LALMを選択回路1に加えるオフセッ
ト検出部2−1,2−2とを備えている。
ック周波数精度監視回路に関し、実際に選択すべきクロ
ック信号の周波数精度を監視して周波数精度の良いクロ
ック信号を選択出力する。 【解決手段】 単一又は複数の送信側等の外部のクロッ
ク源からのクロック信号ECLK,LCLKと、内部の
クロック発生部3からのクロック信号INTCLKとの
何れか一つを選択出力する選択回路1と、外部のクロッ
ク源からのクロック信号の周波数オフセットを監視し、
設定したオフセット値を超えた時に次候補のクロック信
号を選択するように、周波数オフセット値又はアラーム
信号EALM,LALMを選択回路1に加えるオフセッ
ト検出部2−1,2−2とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のクロック信
号の周波数精度を監視して品質の良いクロック信号を選
択するクロック周波数精度監視回路に関する。SDH
(Synchronous Digital Hierarchy)ネットワーク
に於いては、精度の高い基準クロック信号にネットワー
ク全体が同期している必要がある。そこで、複数のクロ
ック信号を選択できるように構成し、選択使用中のクロ
ック信号の断等の障害発生により、次候補のクロック信
号に切替える構成が採用されている。このようなシステ
ムに於ける信頼性を更に向上させることが要望されてい
る。
号の周波数精度を監視して品質の良いクロック信号を選
択するクロック周波数精度監視回路に関する。SDH
(Synchronous Digital Hierarchy)ネットワーク
に於いては、精度の高い基準クロック信号にネットワー
ク全体が同期している必要がある。そこで、複数のクロ
ック信号を選択できるように構成し、選択使用中のクロ
ック信号の断等の障害発生により、次候補のクロック信
号に切替える構成が採用されている。このようなシステ
ムに於ける信頼性を更に向上させることが要望されてい
る。
【0002】
【従来の技術】従来例のSDHネットワークに於ける基
準クロックノード(クロックマスタ局)は、外部基準ク
ロック装置(SSU)から入力されるクロック信号を基
準クロック信号として送受信処理を行うものである。又
複数の方路からデータを受信する従属クロックノード
(クロックスレーブ局)に於いては、例えば、クロック
マスタ局又はそれに相当するクロック品質(精度)を有
する局からの受信データから抽出したクロック信号を優
先的に選択し、優先度の高い方の受信データが断となる
と、次候補の受信データから抽出したクロック信号に切
替えて、送受信処理を行うものである。又全ての受信デ
ータが断となっても、送信処理が可能となるように、断
直前のクロック精度を維持できるホールドオーバ(HO
LD OVER)機能、或いは、独立同期的にクロック
を自局に於いて発生するクロック発生部を備えている。
準クロックノード(クロックマスタ局)は、外部基準ク
ロック装置(SSU)から入力されるクロック信号を基
準クロック信号として送受信処理を行うものである。又
複数の方路からデータを受信する従属クロックノード
(クロックスレーブ局)に於いては、例えば、クロック
マスタ局又はそれに相当するクロック品質(精度)を有
する局からの受信データから抽出したクロック信号を優
先的に選択し、優先度の高い方の受信データが断となる
と、次候補の受信データから抽出したクロック信号に切
替えて、送受信処理を行うものである。又全ての受信デ
ータが断となっても、送信処理が可能となるように、断
直前のクロック精度を維持できるホールドオーバ(HO
LD OVER)機能、或いは、独立同期的にクロック
を自局に於いて発生するクロック発生部を備えている。
【0003】そして、抽出したクロック信号を選択使用
している受信データの方路の信号断(LOS;Loss of
Signal ),フレーム損失(LOF;Loss of Fra
me alignment),アラーム表示信号(AIS;Alarm
Indication Signal )等を検出した時に、次候補のク
ロック信号に切替えるものである。
している受信データの方路の信号断(LOS;Loss of
Signal ),フレーム損失(LOF;Loss of Fra
me alignment),アラーム表示信号(AIS;Alarm
Indication Signal )等を検出した時に、次候補のク
ロック信号に切替えるものである。
【0004】又STM−N(0,1,2,・・・)フォ
ーマットのオーバーヘッドのZ1バイトを用いたSSM
B(Synchronous Status Message Byte )によ
り、伝送しているデータに含まれるクロック信号成分の
クロック品質情報を通知する方式が規格化された。この
クロック品質情報は、送信元のクロック源の品質がコー
ド化されて入力されており、例えば、クロック源の周波
数オフセットや位相誤差等がどの程度のレベルであるか
等により、現在伝送しているデータのクロック信号の品
質を通知するものである。従って、信号断,フレーム損
失による同期外れ,アラーム表示信号の検出等によっ
て、次候補のクロック信号に切替える前に、クロック品
質情報を参照して次候補のクロック信号に切替えること
ができるから、ネットワークの同期品質の向上を図るこ
とができる。
ーマットのオーバーヘッドのZ1バイトを用いたSSM
B(Synchronous Status Message Byte )によ
り、伝送しているデータに含まれるクロック信号成分の
クロック品質情報を通知する方式が規格化された。この
クロック品質情報は、送信元のクロック源の品質がコー
ド化されて入力されており、例えば、クロック源の周波
数オフセットや位相誤差等がどの程度のレベルであるか
等により、現在伝送しているデータのクロック信号の品
質を通知するものである。従って、信号断,フレーム損
失による同期外れ,アラーム表示信号の検出等によっ
て、次候補のクロック信号に切替える前に、クロック品
質情報を参照して次候補のクロック信号に切替えること
ができるから、ネットワークの同期品質の向上を図るこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】データの受信側に於い
ては、送信側からの前述のSSMBによるクロック品質
情報に従って、次候補のクロック信号に切替えることが
できる。しかし、送信側又は受信側の回路障害等によっ
て、実際のクロック信号の品質情報と、SSMBによる
クロック品質情報とが一致しない場合が生じる。このよ
うな場合、実際の伝送データ上のクロック信号の周波数
精度が劣化しても、SSMBによるクロック品質情報が
良好な状態を示す場合、次候補のクロック信号に切替え
ないことになり、クロック周波数精度が劣化したクロッ
ク信号を用いてデータ伝送を行うことになって、ネット
ワーク全体のクロック品質が不安定となる問題がある。
本発明は、SSMBによるクロック選択方法と共に、実
際の選択すべきクロック信号の周波数精度を監視して、
周波数精度の良いクロック信号を選択することを目的と
する。
ては、送信側からの前述のSSMBによるクロック品質
情報に従って、次候補のクロック信号に切替えることが
できる。しかし、送信側又は受信側の回路障害等によっ
て、実際のクロック信号の品質情報と、SSMBによる
クロック品質情報とが一致しない場合が生じる。このよ
うな場合、実際の伝送データ上のクロック信号の周波数
精度が劣化しても、SSMBによるクロック品質情報が
良好な状態を示す場合、次候補のクロック信号に切替え
ないことになり、クロック周波数精度が劣化したクロッ
ク信号を用いてデータ伝送を行うことになって、ネット
ワーク全体のクロック品質が不安定となる問題がある。
本発明は、SSMBによるクロック選択方法と共に、実
際の選択すべきクロック信号の周波数精度を監視して、
周波数精度の良いクロック信号を選択することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のクロック周波数
精度監視回路は、(1)単一又は複数の外部のクロック
源からのクロック信号ECLK(External Clock),
LCLK(Line Clock)と内部のクロック源からのク
ロック信号INTCLK(Internal Clock)との何れ
か一つを選択出力する選択回路1と、外部のクロック源
からのクロック信号ECLK,LCLKの周波数オフセ
ットを監視し、設定したオフセット値を超えた時に次候
補のクロック源からのクロック信号を選択出力するよう
に、選択回路1を制御するオフセット検出部2−1,2
−2とを備えている。従って、データの受信側に於いて
常にクロック信号ECLK,LCLKの周波数オフセッ
トを監視することにより、クロック周波数精度の良いク
ロック信号を選択することができる。
精度監視回路は、(1)単一又は複数の外部のクロック
源からのクロック信号ECLK(External Clock),
LCLK(Line Clock)と内部のクロック源からのク
ロック信号INTCLK(Internal Clock)との何れ
か一つを選択出力する選択回路1と、外部のクロック源
からのクロック信号ECLK,LCLKの周波数オフセ
ットを監視し、設定したオフセット値を超えた時に次候
補のクロック源からのクロック信号を選択出力するよう
に、選択回路1を制御するオフセット検出部2−1,2
−2とを備えている。従って、データの受信側に於いて
常にクロック信号ECLK,LCLKの周波数オフセッ
トを監視することにより、クロック周波数精度の良いク
ロック信号を選択することができる。
【0007】又(2)オフセット検出部2−1,2−2
は、外部のクロック源からのクロック信号を所定時間毎
にカウントするカウンタと、このカウンタのカウント値
が設定値を超えた時に、選択回路を制御して次候補のク
ロック源からのクロック信号を選択出力するように制御
する比較回路とを有している。
は、外部のクロック源からのクロック信号を所定時間毎
にカウントするカウンタと、このカウンタのカウント値
が設定値を超えた時に、選択回路を制御して次候補のク
ロック源からのクロック信号を選択出力するように制御
する比較回路とを有している。
【0008】又(3)選択回路1は、伝送情報から抽出
したクロック信号を外部クロック源からのクロック信号
とし、この伝送情報のオーバーヘッドバイトによるクロ
ック信号の周波数精度情報と、オフセット検出部による
クロック信号のオフセット検出信号とを入力し、周波数
精度情報が正常状態を示しても、オフセット検出部によ
るクロック信号の周波数オフセット値が設定オフセット
値を超えたオフセット検出信号により、次候補のクロッ
ク源のクロック信号を選択出力する構成を有するもので
ある。
したクロック信号を外部クロック源からのクロック信号
とし、この伝送情報のオーバーヘッドバイトによるクロ
ック信号の周波数精度情報と、オフセット検出部による
クロック信号のオフセット検出信号とを入力し、周波数
精度情報が正常状態を示しても、オフセット検出部によ
るクロック信号の周波数オフセット値が設定オフセット
値を超えたオフセット検出信号により、次候補のクロッ
ク源のクロック信号を選択出力する構成を有するもので
ある。
【0009】又(4)外部のクロック源からのクロック
信号の周波数オフセット情報を付加した伝送情報を受信
してクロック信号を抽出すると共に前記周波数オフセッ
ト情報を抽出する抽出部4と、この抽出部4により抽出
した周波数オフセット情報が設定オフセット値を超えて
いる時に次候補のクロック源からのクロック信号に切替
える選択回路とを備えることができる。
信号の周波数オフセット情報を付加した伝送情報を受信
してクロック信号を抽出すると共に前記周波数オフセッ
ト情報を抽出する抽出部4と、この抽出部4により抽出
した周波数オフセット情報が設定オフセット値を超えて
いる時に次候補のクロック源からのクロック信号に切替
える選択回路とを備えることができる。
【0010】又(5)外部のクロック源からのクロック
信号の周波数オフセット情報及びクロック信号の周波数
精度情報を付加した伝送情報を受信してクロック信号を
抽出すると共に前記周波数オフセット情報及び前記周波
数精度情報を抽出する抽出部と、この抽出部により抽出
した前記周波数精度情報が正常状態を示しても、前記周
波数オフセット情報が設定オフセット値を超えている時
は、次候補のクロック源からのクロック信号に切替える
選択回路とを備えることができる。
信号の周波数オフセット情報及びクロック信号の周波数
精度情報を付加した伝送情報を受信してクロック信号を
抽出すると共に前記周波数オフセット情報及び前記周波
数精度情報を抽出する抽出部と、この抽出部により抽出
した前記周波数精度情報が正常状態を示しても、前記周
波数オフセット情報が設定オフセット値を超えている時
は、次候補のクロック源からのクロック信号に切替える
選択回路とを備えることができる。
【0011】又(6)外部のクロック源からのクロック
信号の周波数オフセット情報を付加した伝送情報を受信
してクロック信号を抽出すると共に前記周波数オフセッ
ト情報を抽出する抽出部と、この抽出部により抽出した
クロック信号の周波数オフセットを検出するオフセット
検出部と、抽出部により抽出した前記周波数オフセット
情報が設定オフセット値を超えない時でも、オフセット
検出部により検出した周波数オフセット値が設定オフセ
ット値を超えた時は、次候補のクロック源のクロック信
号に切替える選択回路とを備えることができる。
信号の周波数オフセット情報を付加した伝送情報を受信
してクロック信号を抽出すると共に前記周波数オフセッ
ト情報を抽出する抽出部と、この抽出部により抽出した
クロック信号の周波数オフセットを検出するオフセット
検出部と、抽出部により抽出した前記周波数オフセット
情報が設定オフセット値を超えない時でも、オフセット
検出部により検出した周波数オフセット値が設定オフセ
ット値を超えた時は、次候補のクロック源のクロック信
号に切替える選択回路とを備えることができる。
【0012】又(7)外部のクロック源からのクロック
信号の周波数オフセット情報及び周波数精度情報を付加
した伝送情報を受信してクロック信号を抽出すると共に
前記周波数オフセット情報及び周波数精度情報を抽出す
る抽出部と、この抽出部により抽出したクロック信号の
周波数オフセットを検出するオフセット検出部と、この
オフセット検出部により検出した周波数オフセットと、
前記抽出部により抽出した前記周波数オフセット情報及
び周波数精度情報とを基に次候補のクロック源からのク
ロック信号に切替えるか否かを制御する選択回路とを備
えることができる。
信号の周波数オフセット情報及び周波数精度情報を付加
した伝送情報を受信してクロック信号を抽出すると共に
前記周波数オフセット情報及び周波数精度情報を抽出す
る抽出部と、この抽出部により抽出したクロック信号の
周波数オフセットを検出するオフセット検出部と、この
オフセット検出部により検出した周波数オフセットと、
前記抽出部により抽出した前記周波数オフセット情報及
び周波数精度情報とを基に次候補のクロック源からのク
ロック信号に切替えるか否かを制御する選択回路とを備
えることができる。
【0013】又(8)周波数オフセット情報は、伝送情
報のオーバーヘッドバイトとして付加され、このオーバ
ーヘッドから前記周波数オフセット情報を抽出する抽出
部を備えることができる。
報のオーバーヘッドバイトとして付加され、このオーバ
ーヘッドから前記周波数オフセット情報を抽出する抽出
部を備えることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
の説明図であり、1は選択回路、2−1,2−2はオフ
セット検出部、3はクロック発生部、4は抽出部を示
す。選択回路1は、外部クロック源からのクロック信号
ECLK(External Clock)と、抽出部4により受信
データから抽出したクロック信号LCLK(Line Clo
ck)と、内部のクロック発生部3からのクロック信号I
NTCLK(Internal Clock)との何れかを、オフセ
ット検出部2−1,2−2によるクロック信号ECL
K,LCLKの周波数オフセットが規格外であることに
よるアラーム信号EALM,LALMに従って選択切替
出力する。
の説明図であり、1は選択回路、2−1,2−2はオフ
セット検出部、3はクロック発生部、4は抽出部を示
す。選択回路1は、外部クロック源からのクロック信号
ECLK(External Clock)と、抽出部4により受信
データから抽出したクロック信号LCLK(Line Clo
ck)と、内部のクロック発生部3からのクロック信号I
NTCLK(Internal Clock)との何れかを、オフセ
ット検出部2−1,2−2によるクロック信号ECL
K,LCLKの周波数オフセットが規格外であることに
よるアラーム信号EALM,LALMに従って選択切替
出力する。
【0015】なお、選択回路1に入力されるクロック信
号ECLK,LCLK,INTCLK以外に更に多種類
のクロック信号を入力する構成とすることも可能であ
る。又選択出力されたクロック信号は、図示を省略した
位相同期回路(PLL)に入力され、この位相同期回路
の出力を基準クロック信号として装置内各部に供給する
ことになる。
号ECLK,LCLK,INTCLK以外に更に多種類
のクロック信号を入力する構成とすることも可能であ
る。又選択出力されたクロック信号は、図示を省略した
位相同期回路(PLL)に入力され、この位相同期回路
の出力を基準クロック信号として装置内各部に供給する
ことになる。
【0016】又オフセット検出部2−1,2−2は、例
えば、図2に示す構成を有するものであり、11はカウ
ンタ、12はタイマ、13は比較回路、13aは設定オ
フセット超過検出部、13bは設定オフセット未満検出
部、14はJKフリップフロップである。タイマ12
は、内部のクロック発生部3からのクロック信号INT
CLKを基に例えば1秒間を設定するタイマであり、タ
イマ出力信号をカウンタ11の端子CKとJKフリップ
フロップ14のクロック端子CKとに入力する。
えば、図2に示す構成を有するものであり、11はカウ
ンタ、12はタイマ、13は比較回路、13aは設定オ
フセット超過検出部、13bは設定オフセット未満検出
部、14はJKフリップフロップである。タイマ12
は、内部のクロック発生部3からのクロック信号INT
CLKを基に例えば1秒間を設定するタイマであり、タ
イマ出力信号をカウンタ11の端子CKとJKフリップ
フロップ14のクロック端子CKとに入力する。
【0017】又カウンタ11は、外部クロック源からの
クロック信号ECLK又はクロックLCLKを端子CT
Rに入力してカウントアップし、タイマ出力信号により
カウンタ11はリセットされるから、タイマ12の設定
時間の例えば1秒間のクロック信号をカウントアップす
ることになる。
クロック信号ECLK又はクロックLCLKを端子CT
Rに入力してカウントアップし、タイマ出力信号により
カウンタ11はリセットされるから、タイマ12の設定
時間の例えば1秒間のクロック信号をカウントアップす
ることになる。
【0018】このカウンタ11のカウント値を比較回路
13に入力して設定オフセット値と比較するものであ
り、カウント値CAが、CA±βの範囲未満の時に設定
オフセット未満検出部13bの出力信号が“1”とな
り、又カウント値CAがCA±αの範囲を超えると、設
定オフセット超過検出部13aの出力信号が“1”とな
る。この場合、α>βの関係に選定される。
13に入力して設定オフセット値と比較するものであ
り、カウント値CAが、CA±βの範囲未満の時に設定
オフセット未満検出部13bの出力信号が“1”とな
り、又カウント値CAがCA±αの範囲を超えると、設
定オフセット超過検出部13aの出力信号が“1”とな
る。この場合、α>βの関係に選定される。
【0019】従って、外部クロック源からのクロック信
号の周波数が上昇又は降下して、カウンタ11のカウン
ト値CAが、CA+β〜CA−βの範囲未満となると、
設定オフセット未満検出部13bの出力信号は“1”と
なる。この時点で、カウンタ11のカウント値CAが、
CA+α〜CA−αの範囲を超えない場合は、JKフリ
ップフロップ14は前の状態を維持するから、アラーム
信号ALMが出力されていない時は、そのまま出力され
ない。
号の周波数が上昇又は降下して、カウンタ11のカウン
ト値CAが、CA+β〜CA−βの範囲未満となると、
設定オフセット未満検出部13bの出力信号は“1”と
なる。この時点で、カウンタ11のカウント値CAが、
CA+α〜CA−αの範囲を超えない場合は、JKフリ
ップフロップ14は前の状態を維持するから、アラーム
信号ALMが出力されていない時は、そのまま出力され
ない。
【0020】更にクロック信号の周波数が変化して、カ
ウンタ11のカウント値CAが、CA+α〜CA−αの
範囲を超えると、設定オフセット超過検出部13aの出
力信号が“1”となり、JKフリップフロップ14のQ
端子は“1”となる。即ち、アラーム信号ALMが出力
されて選択回路1に入力される。このアラーム信号AL
Mは、オフセット検出部2−1ではEALM、オフセッ
ト検出部2−2ではLALMとして示すアラーム信号と
なる。
ウンタ11のカウント値CAが、CA+α〜CA−αの
範囲を超えると、設定オフセット超過検出部13aの出
力信号が“1”となり、JKフリップフロップ14のQ
端子は“1”となる。即ち、アラーム信号ALMが出力
されて選択回路1に入力される。このアラーム信号AL
Mは、オフセット検出部2−1ではEALM、オフセッ
ト検出部2−2ではLALMとして示すアラーム信号と
なる。
【0021】クロック発生部3からのクロック信号の周
波数精度を、例えば、±4.6ppm、又選択回路1か
ら選択出力したクロックを入力する位相同期回路(PL
L)の引込み範囲を±4.6ppmとし、クロック信号
の周波数を2,048,000Hz(2.048MH
z)とした時、クロック発生部3からのクロック信号の
周波数精度を2倍の±9.2ppmまで許容すると、引
込み範囲の±4.6ppmと合わせて、±13.8pp
mとなる。又全体に20%のマージンをとると、±1
6.56ppmとなる。
波数精度を、例えば、±4.6ppm、又選択回路1か
ら選択出力したクロックを入力する位相同期回路(PL
L)の引込み範囲を±4.6ppmとし、クロック信号
の周波数を2,048,000Hz(2.048MH
z)とした時、クロック発生部3からのクロック信号の
周波数精度を2倍の±9.2ppmまで許容すると、引
込み範囲の±4.6ppmと合わせて、±13.8pp
mとなる。又全体に20%のマージンをとると、±1
6.56ppmとなる。
【0022】従って、2,048,000Hzの周波数
オフセットの閾値は、 2,048,000×16.58/1,000,000
=33.9148≒34(Hz) となる。そこで、α=34、β=33とすると、周波数
オフセットが34Hz以上となった時、即ち、カウンタ
11のカウント値が2,048,034以上或いは2,
047,966以下となると、設定オフセット超過検出
部13aの出力信号が“1”となり、JKフリップフロ
ップ14がセットされてアラーム信号ALMが出力され
る。
オフセットの閾値は、 2,048,000×16.58/1,000,000
=33.9148≒34(Hz) となる。そこで、α=34、β=33とすると、周波数
オフセットが34Hz以上となった時、即ち、カウンタ
11のカウント値が2,048,034以上或いは2,
047,966以下となると、設定オフセット超過検出
部13aの出力信号が“1”となり、JKフリップフロ
ップ14がセットされてアラーム信号ALMが出力され
る。
【0023】又周波数オフセットが33Hz未満の場
合、即ち、カウンタ11のカウント値が2,048,0
33以上或いは2,047,967以下の場合、JKフ
リップフロップ14は前の状態を維持することになる。
又周波数オフセットが32Hz以下となると、即ち、カ
ウンタ11のカウント値が2,048,032以下或い
は2,047,968以上の場合、JKフリップフロッ
プ14はリセットされてアラーム解除となる。又短期的
な周波数オフセット発生によるアラームの発生,復旧の
ばたつきを防ぐ為の保護回路は、ハード又はソフトによ
り容易に実現することができる。
合、即ち、カウンタ11のカウント値が2,048,0
33以上或いは2,047,967以下の場合、JKフ
リップフロップ14は前の状態を維持することになる。
又周波数オフセットが32Hz以下となると、即ち、カ
ウンタ11のカウント値が2,048,032以下或い
は2,047,968以上の場合、JKフリップフロッ
プ14はリセットされてアラーム解除となる。又短期的
な周波数オフセット発生によるアラームの発生,復旧の
ばたつきを防ぐ為の保護回路は、ハード又はソフトによ
り容易に実現することができる。
【0024】例えば、クロック信号ECLKの次候補を
クロック信号LCLK、その次の候補をクロック信号I
NTCLKとすると、クロック信号ELCKを選択回路
1が選択出力している時に、オフセット検出部2−1か
らアラーム信号EALMが出力されると、選択回路1
は、クロック信号ECLKの次候補のクロック信号LC
LKを選択出力する。引き続いて、オフセット検出部2
−2からもアラーム信号LALMが出力されると、選択
回路1は、クロック信号LCLKの次候補のクロック信
号INTCLKを選択出力することになる。従って、実
際に受信しているクロック信号の周波数精度を監視し
て、障害発生状態となる前の周波数精度の劣化時に於い
て、次候補のクロック信号に切替えることができる。そ
れにより、ネットワークのクロック品質の安定化を図る
ことができる。
クロック信号LCLK、その次の候補をクロック信号I
NTCLKとすると、クロック信号ELCKを選択回路
1が選択出力している時に、オフセット検出部2−1か
らアラーム信号EALMが出力されると、選択回路1
は、クロック信号ECLKの次候補のクロック信号LC
LKを選択出力する。引き続いて、オフセット検出部2
−2からもアラーム信号LALMが出力されると、選択
回路1は、クロック信号LCLKの次候補のクロック信
号INTCLKを選択出力することになる。従って、実
際に受信しているクロック信号の周波数精度を監視し
て、障害発生状態となる前の周波数精度の劣化時に於い
て、次候補のクロック信号に切替えることができる。そ
れにより、ネットワークのクロック品質の安定化を図る
ことができる。
【0025】図3は本発明の第2の実施の形態の説明図
であり、21は送信部、22はマスタクロックMCLK
を入力する位相同期回路(PLL)、23はオフセット
検出部、24は多重化部、25は挿入部、26はコーダ
(COD)、31は受信部、32は多重分離部、33は
分離部、34はデコーダ(DECOD)、35は抽出
部、36はオフセット検出部、37は選択判定部であ
る。
であり、21は送信部、22はマスタクロックMCLK
を入力する位相同期回路(PLL)、23はオフセット
検出部、24は多重化部、25は挿入部、26はコーダ
(COD)、31は受信部、32は多重分離部、33は
分離部、34はデコーダ(DECOD)、35は抽出
部、36はオフセット検出部、37は選択判定部であ
る。
【0026】送信部21は、STM−N(Synchronous
Transport Module Level N)構成として、受信
部31に送信する場合を示し、N=1のSTM−1は1
50Mbpsの伝送速度である。オフセット検出部23
は、内部クロック信号INTCLKを基に、位相同期回
路22から多重化部24に入力されるマスタクロックM
CLKの周波数オフセット値SOFを検出し、多重化部
24に入力する。
Transport Module Level N)構成として、受信
部31に送信する場合を示し、N=1のSTM−1は1
50Mbpsの伝送速度である。オフセット検出部23
は、内部クロック信号INTCLKを基に、位相同期回
路22から多重化部24に入力されるマスタクロックM
CLKの周波数オフセット値SOFを検出し、多重化部
24に入力する。
【0027】又マスタクロック信号MCLKのクロック
品質情報SSMBを多重化部24に入力し、多重化部2
4は、位相同期回路22からのクロック信号を基に、主
信号データをペイロードに挿入し、オーバーヘッドのZ
1バイトに、クロック品質情報SSMBと、コード化し
た周波数オフセット値SOFとを挿入する。
品質情報SSMBを多重化部24に入力し、多重化部2
4は、位相同期回路22からのクロック信号を基に、主
信号データをペイロードに挿入し、オーバーヘッドのZ
1バイトに、クロック品質情報SSMBと、コード化し
た周波数オフセット値SOFとを挿入する。
【0028】前述のクロック品質情報SSMBは、オー
バーヘッドのZ1バイトの中の4ビットを用いて伝送す
るものである。例えば、STM−0のフォーマットは、
図4に示すもので、セクションオーバーヘッドSOHと
ペイロードとからなり、セクションオーバーヘッドSO
HのA1,A2はフレーム同期、C1は識別番号、B1
は誤り監視、E1はオーダーワイヤ、F1は故障特定、
D1〜D3は中継セクションのデータ通信、B2は誤り
監視、K1は切替制御、K2は状態転送、D4〜D12
は多重セクションのデータ通信、Z2は誤り状態通知、
E2はオーダーワイヤの各バイトを示す。又STM−1
のフォーマットは、STM−0の3倍の速度の150M
bpsであるから、セクションオーバーヘッドSOH及
びペイロードは、バイトインタリーブにより多重化さ
れ、例えば、Z1バイトは3バイト分設けられる。
バーヘッドのZ1バイトの中の4ビットを用いて伝送す
るものである。例えば、STM−0のフォーマットは、
図4に示すもので、セクションオーバーヘッドSOHと
ペイロードとからなり、セクションオーバーヘッドSO
HのA1,A2はフレーム同期、C1は識別番号、B1
は誤り監視、E1はオーダーワイヤ、F1は故障特定、
D1〜D3は中継セクションのデータ通信、B2は誤り
監視、K1は切替制御、K2は状態転送、D4〜D12
は多重セクションのデータ通信、Z2は誤り状態通知、
E2はオーダーワイヤの各バイトを示す。又STM−1
のフォーマットは、STM−0の3倍の速度の150M
bpsであるから、セクションオーバーヘッドSOH及
びペイロードは、バイトインタリーブにより多重化さ
れ、例えば、Z1バイトは3バイト分設けられる。
【0029】又図4の下方に示すように、Z1バイトの
b5〜b8の4ビットによりクロック品質情報SSMB
を伝送することが提案されており、S1バイトとも称さ
れる。この4ビット構成のクロック品質情報SSMBに
より、クロック信号の周波数精度が受信側に通知され
る。又本発明に於いては、一例として、Z1バイトのク
ロック品質情報SSMBとして使用されないb1〜b4
を利用して、周波数オフセット値を伝送する場合を示
す。なお、他のオーバーヘッドの未使用バイトを利用す
ることも可能である。
b5〜b8の4ビットによりクロック品質情報SSMB
を伝送することが提案されており、S1バイトとも称さ
れる。この4ビット構成のクロック品質情報SSMBに
より、クロック信号の周波数精度が受信側に通知され
る。又本発明に於いては、一例として、Z1バイトのク
ロック品質情報SSMBとして使用されないb1〜b4
を利用して、周波数オフセット値を伝送する場合を示
す。なお、他のオーバーヘッドの未使用バイトを利用す
ることも可能である。
【0030】この周波数オフセット値は、例えば、オー
ル“0”をオフセット値が不明のコードとし、オール
“1”をクロック信号の使用禁止を示すコードとし、他
のコードにより、周波数オフセット値をコード化した例
を示す。即ち、周波数オフセット値を、±4ppm,±
8ppm,±16ppm,±32ppm,±33pp
m,±34ppmのそれぞれをコード化し、−オーバー
レンジを“0111”、+オーバーレンジを“111
0”でコード化した場合を示す。なお、他の周波数オフ
セット値についてのコード化を適用することも勿論可能
であり、又前述の周波数オフセット値の通知機能を使用
しない装置に対しては、周波数オフセット値の通知機能
をキャンセルする設定内容とすることも可能である。
ル“0”をオフセット値が不明のコードとし、オール
“1”をクロック信号の使用禁止を示すコードとし、他
のコードにより、周波数オフセット値をコード化した例
を示す。即ち、周波数オフセット値を、±4ppm,±
8ppm,±16ppm,±32ppm,±33pp
m,±34ppmのそれぞれをコード化し、−オーバー
レンジを“0111”、+オーバーレンジを“111
0”でコード化した場合を示す。なお、他の周波数オフ
セット値についてのコード化を適用することも勿論可能
であり、又前述の周波数オフセット値の通知機能を使用
しない装置に対しては、周波数オフセット値の通知機能
をキャンセルする設定内容とすることも可能である。
【0031】受信部31に於いては、多重分離部32の
分離部33に於いてペイロードの主信号データを分離す
ると共に、セクションオーバーヘッドSOHのZ1バイ
トを抽出し、b5〜b8の4ビットによるクロック品質
情報SSMBと、b1〜b4の4ビットによる周波数オ
フセット情報とを分離し、デコーダ34によりデコード
した周波数オフセット値SOFとを選択判定部37に入
力し、又抽出部35によりクロック信号を抽出し、オフ
セット検出部36により周波数オフセット値ROFを検
出して選択判定部37に入力する。なお、クロック品質
情報SSMB及び周波数オフセット値ROFとを、セク
ションオーバーヘッドSOHの他のバイトを用いて伝送
する場合は、そのバイトを分離部33に於いて抽出する
ことになる。
分離部33に於いてペイロードの主信号データを分離す
ると共に、セクションオーバーヘッドSOHのZ1バイ
トを抽出し、b5〜b8の4ビットによるクロック品質
情報SSMBと、b1〜b4の4ビットによる周波数オ
フセット情報とを分離し、デコーダ34によりデコード
した周波数オフセット値SOFとを選択判定部37に入
力し、又抽出部35によりクロック信号を抽出し、オフ
セット検出部36により周波数オフセット値ROFを検
出して選択判定部37に入力する。なお、クロック品質
情報SSMB及び周波数オフセット値ROFとを、セク
ションオーバーヘッドSOHの他のバイトを用いて伝送
する場合は、そのバイトを分離部33に於いて抽出する
ことになる。
【0032】選択判定部37は、クロック品質情報SS
MBと、送信周波数オフセット値SOFと、受信周波数
オフセット値ROFとがそれぞれ規格内を示す場合は、
現在使用中のクロック信号をそのまま使用する為に切替
要求信号は送出しないが、それらの何れか一つでも規格
外を示す場合は、切替要求信号を送出する。それによっ
て、選択回路1(図1参照)は、次候補のクロック信号
を選択出力する。
MBと、送信周波数オフセット値SOFと、受信周波数
オフセット値ROFとがそれぞれ規格内を示す場合は、
現在使用中のクロック信号をそのまま使用する為に切替
要求信号は送出しないが、それらの何れか一つでも規格
外を示す場合は、切替要求信号を送出する。それによっ
て、選択回路1(図1参照)は、次候補のクロック信号
を選択出力する。
【0033】この場合、送信側と受信側とに於いてクロ
ック信号の周波数を監視し、送信側のクロック信号のク
ロック品質情報SSMBが正常値を示す場合でも、受信
周波数オフセット値ROFが規格外を示す場合は、次候
補のクロック信号に切替えるから、安定度を向上するこ
とができる。又オフセット検出部23,36に於いて、
図1に於けるオフセット検出部2−1,2−2と同様
に、クロック信号の周波数オフセットを検出し、設定オ
フセット値を超えた時にアラーム信号を出力し、このア
ラーム信号をオーバーヘッドに付加して伝送する構成を
用いることも可能である。
ック信号の周波数を監視し、送信側のクロック信号のク
ロック品質情報SSMBが正常値を示す場合でも、受信
周波数オフセット値ROFが規格外を示す場合は、次候
補のクロック信号に切替えるから、安定度を向上するこ
とができる。又オフセット検出部23,36に於いて、
図1に於けるオフセット検出部2−1,2−2と同様
に、クロック信号の周波数オフセットを検出し、設定オ
フセット値を超えた時にアラーム信号を出力し、このア
ラーム信号をオーバーヘッドに付加して伝送する構成を
用いることも可能である。
【0034】図5は本発明の第3の実施の形態の説明図
であり、41は送信部、42は多重化部等を含む送信処
理部、43は位相同期回路(PLL)、51は受信部、
52は多重分離部や抽出部等を含む受信処理部、53は
クロック信号を選択出力する選択回路、54は内部のク
ロック発生部、55はオフセット検出部である。
であり、41は送信部、42は多重化部等を含む送信処
理部、43は位相同期回路(PLL)、51は受信部、
52は多重分離部や抽出部等を含む受信処理部、53は
クロック信号を選択出力する選択回路、54は内部のク
ロック発生部、55はオフセット検出部である。
【0035】位相同期回路43は、外部クロック信号
(MCLK)に位相同期したクロック信号を送信処理部
42に入力し、主信号データをペイロードに、クロック
信号の品質情報SSMBをオーバーヘッドに付加して、
STM−Nフォーマットとして送信する。
(MCLK)に位相同期したクロック信号を送信処理部
42に入力し、主信号データをペイロードに、クロック
信号の品質情報SSMBをオーバーヘッドに付加して、
STM−Nフォーマットとして送信する。
【0036】受信部51に於いては、受信処理部52に
よりクロック信号LCLKを抽出して主信号データを分
離し、且つオーバーヘッドに付加したクロック信号の品
質情報SSMBを分離する。オフセット検出部55は、
クロック発生部54からのクロック信号INTCLKを
基に、受信抽出したクロック信号LCLKの周波数オフ
セットを検出して選択回路53に加える。
よりクロック信号LCLKを抽出して主信号データを分
離し、且つオーバーヘッドに付加したクロック信号の品
質情報SSMBを分離する。オフセット検出部55は、
クロック発生部54からのクロック信号INTCLKを
基に、受信抽出したクロック信号LCLKの周波数オフ
セットを検出して選択回路53に加える。
【0037】選択回路53は、受信処理部52に於いて
分離したクロック品質情報SSMBと、オフセット検出
部55による受信周波数オフセット値とが正常範囲を示
すか否かを判定し、正常範囲を示す場合はクロック信号
LCLKを選択出力する。又クロック品質情報SSMB
と受信周波数オフセット値との何れか一つでも正常範囲
を示さない場合は、クロック発生部54からのクロック
信号INTCLKを選択出力する。なお、オフセット検
出部55は図2に示すようにアラーム信号ALMを出力
する構成とすることも可能である。
分離したクロック品質情報SSMBと、オフセット検出
部55による受信周波数オフセット値とが正常範囲を示
すか否かを判定し、正常範囲を示す場合はクロック信号
LCLKを選択出力する。又クロック品質情報SSMB
と受信周波数オフセット値との何れか一つでも正常範囲
を示さない場合は、クロック発生部54からのクロック
信号INTCLKを選択出力する。なお、オフセット検
出部55は図2に示すようにアラーム信号ALMを出力
する構成とすることも可能である。
【0038】図6は本発明の第4の実施の形態の説明図
であり、図5と同一符号は同一部分を示し、44はオフ
セット検出部である。送信部41にオフセット検出部4
4を設けて、位相同期回路(PLL)43からのクロッ
ク信号の周波数オフセットを検出し、送信処理部42
は、送信周波数オフセット値SOFとしてオーバーヘッ
ドに付加し、主信号データをペイロードに挿入したST
M−Nフォーマットとして送信する。
であり、図5と同一符号は同一部分を示し、44はオフ
セット検出部である。送信部41にオフセット検出部4
4を設けて、位相同期回路(PLL)43からのクロッ
ク信号の周波数オフセットを検出し、送信処理部42
は、送信周波数オフセット値SOFとしてオーバーヘッ
ドに付加し、主信号データをペイロードに挿入したST
M−Nフォーマットとして送信する。
【0039】受信部51は、受信処理部52によりクロ
ック信号LCLKを抽出して主信号データを分離し、且
つオーバーヘッドに付加した送信周波数オフセット値S
OFを分離する。選択回路53は、送信周波数オフセッ
ト値SOFが正常範囲を示す場合は、クロック信号LC
LKを選択出力し、正常範囲でない場合は、クロック発
生部54からのクロック信号INTCLKを選択出力す
る。この実施の形態に於いては、クロック品質情報SS
MBが伝送されない場合でも、送信側に於いてクロック
信号の精度を監視した情報、即ち、送信周波数オフセッ
ト値SOFを基にクロック信号の選択を行うことができ
る。
ック信号LCLKを抽出して主信号データを分離し、且
つオーバーヘッドに付加した送信周波数オフセット値S
OFを分離する。選択回路53は、送信周波数オフセッ
ト値SOFが正常範囲を示す場合は、クロック信号LC
LKを選択出力し、正常範囲でない場合は、クロック発
生部54からのクロック信号INTCLKを選択出力す
る。この実施の形態に於いては、クロック品質情報SS
MBが伝送されない場合でも、送信側に於いてクロック
信号の精度を監視した情報、即ち、送信周波数オフセッ
ト値SOFを基にクロック信号の選択を行うことができ
る。
【0040】図7は本発明の第5の実施の形態の説明図
であり、図5及び図6と同一符号は同一部分を示し、図
6に示す実施の形態に対して、クロック品質情報SSM
Bを付加して送信する場合を示す。従って、受信部51
に於いては、受信処理部52に於いて、クロック信号L
CLKを抽出し、主信号データとクロック品質情報SS
MBと送信周波数オフセット値SOFとを分離する。選
択回路53は、クロック品質情報SSMBと送信周波数
オフセット値SOFとが正常範囲を示す時は、クロック
信号LCLKを選択出力する。又クロック品質情報SS
MBと送信周波数オフセット値SOFとの何れか一つが
正常範囲でないことを示す場合は、クロック発生部54
からのクロック信号INTCLKを選択出力する。
であり、図5及び図6と同一符号は同一部分を示し、図
6に示す実施の形態に対して、クロック品質情報SSM
Bを付加して送信する場合を示す。従って、受信部51
に於いては、受信処理部52に於いて、クロック信号L
CLKを抽出し、主信号データとクロック品質情報SS
MBと送信周波数オフセット値SOFとを分離する。選
択回路53は、クロック品質情報SSMBと送信周波数
オフセット値SOFとが正常範囲を示す時は、クロック
信号LCLKを選択出力する。又クロック品質情報SS
MBと送信周波数オフセット値SOFとの何れか一つが
正常範囲でないことを示す場合は、クロック発生部54
からのクロック信号INTCLKを選択出力する。
【0041】図8は本発明の第6の実施の形態の説明図
であり、図5,図6及び図7と同一符号は同一部分を示
す。この実施の形態は、図6に示す実施の形態に対し
て、受信部51にオフセット検出部55を設けた場合を
示し、送信部41の送信処理部42は、オフセット検出
部44による送信周波数オフセット値SOFをオーバー
ヘッドに付加し、主信号データをペイロードに挿入した
STM−Nフォーマットにより送信する。
であり、図5,図6及び図7と同一符号は同一部分を示
す。この実施の形態は、図6に示す実施の形態に対し
て、受信部51にオフセット検出部55を設けた場合を
示し、送信部41の送信処理部42は、オフセット検出
部44による送信周波数オフセット値SOFをオーバー
ヘッドに付加し、主信号データをペイロードに挿入した
STM−Nフォーマットにより送信する。
【0042】受信部51は、受信処理部52に於いてク
ロック信号LCLKを抽出して、主信号データと送信周
波数オフセット値SOFとを分離し、オフセット検出部
55によりクロック信号LCLKの周波数オフセットを
検出し、その受信周波数オフセット値ROFを選択回路
53に加える。従って、選択回路53は、送信周波数オ
フセット値SOFと受信周波数オフセット値ROFとが
正常範囲を示す場合に、クロック信号LCLKを選択出
力し、送信周波数オフセット値SOFと受信周波数オフ
セット値ROFとの何れか一つが正常範囲でないことを
示す場合は、クロック発生部54からのクロック信号I
NTCLKを選択出力する。
ロック信号LCLKを抽出して、主信号データと送信周
波数オフセット値SOFとを分離し、オフセット検出部
55によりクロック信号LCLKの周波数オフセットを
検出し、その受信周波数オフセット値ROFを選択回路
53に加える。従って、選択回路53は、送信周波数オ
フセット値SOFと受信周波数オフセット値ROFとが
正常範囲を示す場合に、クロック信号LCLKを選択出
力し、送信周波数オフセット値SOFと受信周波数オフ
セット値ROFとの何れか一つが正常範囲でないことを
示す場合は、クロック発生部54からのクロック信号I
NTCLKを選択出力する。
【0043】図9は本発明の第7の実施の形態の説明図
であり、図8と同一符号は同一部分を示す。この実施の
形態は、図8に示す実施の形態に対して、クロック品質
情報SSMBを付加して送信する場合を示し、受信部5
1の選択回路53は、送信周波数オフセット値SOFと
クロック品質情報SSMBと受信周波数オフセット値R
OFとを基にクロック信号の選択を行う。なお、周波数
オフセット値が設定オフセット値を超えた時のアラーム
信号を用いることも可能である。
であり、図8と同一符号は同一部分を示す。この実施の
形態は、図8に示す実施の形態に対して、クロック品質
情報SSMBを付加して送信する場合を示し、受信部5
1の選択回路53は、送信周波数オフセット値SOFと
クロック品質情報SSMBと受信周波数オフセット値R
OFとを基にクロック信号の選択を行う。なお、周波数
オフセット値が設定オフセット値を超えた時のアラーム
信号を用いることも可能である。
【0044】選択回路53に於いては、SSMB=良好
〔例えば、G.811;プライマリ・レファレンス・ク
ロック(Z1バイトのb5〜b8=“0010”)、又
はG.812;スレーブ・クロック(Z1バイトのb5
〜b8=“0100”、又は、b5〜b8=“100
0”)〕,SOF=良好,ROF=良好の場合は、現状
のクロック信号選択状態を維持する。又SSMB=選択
禁止(例えば、Z1バイトのb5〜b8=“111
1”)の場合は、SOF=良好,ROF=良好であって
も、次候補のクロック信号、例えば、クロック信号IN
TCLKを選択出力する。又SSMB=良好,SOF=
規格外れ,ROF=良好の場合は、送信部41に於ける
オフセット検出部44による周波数オフセット値SOF
が正常範囲でない規格外れを示すから、次候補のクロッ
ク信号、例えば、クロック信号INTCLKを選択出力
する。
〔例えば、G.811;プライマリ・レファレンス・ク
ロック(Z1バイトのb5〜b8=“0010”)、又
はG.812;スレーブ・クロック(Z1バイトのb5
〜b8=“0100”、又は、b5〜b8=“100
0”)〕,SOF=良好,ROF=良好の場合は、現状
のクロック信号選択状態を維持する。又SSMB=選択
禁止(例えば、Z1バイトのb5〜b8=“111
1”)の場合は、SOF=良好,ROF=良好であって
も、次候補のクロック信号、例えば、クロック信号IN
TCLKを選択出力する。又SSMB=良好,SOF=
規格外れ,ROF=良好の場合は、送信部41に於ける
オフセット検出部44による周波数オフセット値SOF
が正常範囲でない規格外れを示すから、次候補のクロッ
ク信号、例えば、クロック信号INTCLKを選択出力
する。
【0045】又SSMB=良好(例えば、G.811又
はG.812),SOF=良好,ROF=規格外れの場
合は、受信部51のオフセット検出部54による受信周
波数オフセット値ROFが正常範囲でない規格外れを示
すが、送信部41に於けるクロック信号については、ク
ロック品質情報SSMBも送信周波数オフセット値SO
Fも正常範囲を示すから、受信部51のオフセット検出
部54の障害の可能性があるから、現状のクロック信号
選択状態、例えば、クロック信号LCLKの選択出力状
態を維持する。
はG.812),SOF=良好,ROF=規格外れの場
合は、受信部51のオフセット検出部54による受信周
波数オフセット値ROFが正常範囲でない規格外れを示
すが、送信部41に於けるクロック信号については、ク
ロック品質情報SSMBも送信周波数オフセット値SO
Fも正常範囲を示すから、受信部51のオフセット検出
部54の障害の可能性があるから、現状のクロック信号
選択状態、例えば、クロック信号LCLKの選択出力状
態を維持する。
【0046】又SSMB=良好(例えば、G.811又
はG.812),SOF=規格外れ,ROF=規格外れ
の場合は、クロック品質情報SSMBのみが正常範囲を
示しているが、実際にクロック信号を監視したことによ
る送信周波数オフセット値SOF及び受信周波数オフセ
ット値ROFが正常範囲でない規格外れを示すから、次
候補のクロック信号、例えば、クロック信号INTCL
Kを選択出力する。
はG.812),SOF=規格外れ,ROF=規格外れ
の場合は、クロック品質情報SSMBのみが正常範囲を
示しているが、実際にクロック信号を監視したことによ
る送信周波数オフセット値SOF及び受信周波数オフセ
ット値ROFが正常範囲でない規格外れを示すから、次
候補のクロック信号、例えば、クロック信号INTCL
Kを選択出力する。
【0047】図10は本発明の第8の実施の形態の説明
図であり、送信部41−1,41−2から受信部51−
1にSTM−Nフォーマットにより送信し、受信部51
−1は図示を省略した受信処理部によりクロック信号L
CLK1,LCLK2を抽出して主信号データ(図示を
省略)を分離する構成に於いて、クロック信号LCLK
1,LCLK2についてそれぞれオフセット検出部55
−1,55−2により周波数精度を監視し、受信周波数
オフセット値が正常範囲を示す時は、現状のクロック信
号選択状態を維持する。
図であり、送信部41−1,41−2から受信部51−
1にSTM−Nフォーマットにより送信し、受信部51
−1は図示を省略した受信処理部によりクロック信号L
CLK1,LCLK2を抽出して主信号データ(図示を
省略)を分離する構成に於いて、クロック信号LCLK
1,LCLK2についてそれぞれオフセット検出部55
−1,55−2により周波数精度を監視し、受信周波数
オフセット値が正常範囲を示す時は、現状のクロック信
号選択状態を維持する。
【0048】例えば、クロック信号LCLK1を選択回
路53に於いて選択出力している状態に於いて、オフセ
ット検出部55−1による受信周波数オフセット値が規
格外れとなると、選択回路53は、次候補のクロック信
号LCLK2を選択出力する。このクロック信号LCL
K2についてオフセット検出部55−2により周波数精
度を監視し、それによる受信周波数オフセット値が規格
外れとなると、選択回路53は、次候補のクロック発生
部54からのクロック信号INTCLKを選択出力す
る。従って、常に正常範囲のクロック信号を選択出力し
て、送受信を行うことができるから、ネットワークのク
ロック品質の安定化を図ることができる。
路53に於いて選択出力している状態に於いて、オフセ
ット検出部55−1による受信周波数オフセット値が規
格外れとなると、選択回路53は、次候補のクロック信
号LCLK2を選択出力する。このクロック信号LCL
K2についてオフセット検出部55−2により周波数精
度を監視し、それによる受信周波数オフセット値が規格
外れとなると、選択回路53は、次候補のクロック発生
部54からのクロック信号INTCLKを選択出力す
る。従って、常に正常範囲のクロック信号を選択出力し
て、送受信を行うことができるから、ネットワークのク
ロック品質の安定化を図ることができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、単一又
は複数の送信部を外部のクロック源とすると、その送信
部の送信データからクロック信号を抽出し、そのクロッ
ク信号の周波数オフセットを監視し、設定したオフセッ
ト値を超えた時に次候補のクロック信号に切替えるもの
で、外部クロック源からのクロック信号が総て設定した
オフセット値を超える状態の場合は、内部のクロック発
生部からのクロック信号INTCLKに切替えるよう
に、選択回路1が動作するものであり、クロック信号の
周波数オフセット値は、送信側と受信側との何れか一方
又は両方に於いて検出することができる。又クロック品
質情報SSMBを併用することにより、更に安定したク
ロック信号の選択を行うことができる。従って、常時、
クロック信号の精度を監視し、精度の良いクロック信号
を選択して送受信処理を行うことができるから、ネット
ワークのクロック品質の安定化を図ることができる利点
がある。
は複数の送信部を外部のクロック源とすると、その送信
部の送信データからクロック信号を抽出し、そのクロッ
ク信号の周波数オフセットを監視し、設定したオフセッ
ト値を超えた時に次候補のクロック信号に切替えるもの
で、外部クロック源からのクロック信号が総て設定した
オフセット値を超える状態の場合は、内部のクロック発
生部からのクロック信号INTCLKに切替えるよう
に、選択回路1が動作するものであり、クロック信号の
周波数オフセット値は、送信側と受信側との何れか一方
又は両方に於いて検出することができる。又クロック品
質情報SSMBを併用することにより、更に安定したク
ロック信号の選択を行うことができる。従って、常時、
クロック信号の精度を監視し、精度の良いクロック信号
を選択して送受信処理を行うことができるから、ネット
ワークのクロック品質の安定化を図ることができる利点
がある。
【図1】本発明の第1の実施の形態の説明図である。
【図2】オフセット検出部の説明図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の説明図である。
【図4】本発明の実施の形態のZ1バイトの説明図であ
る。
る。
【図5】本発明の第3の実施の形態の説明図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態の説明図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態の説明図である。
【図8】本発明の第6の実施の形態の説明図である。
【図9】本発明の第7の実施の形態の説明図である。
【図10】本発明の第8の実施の形態の説明図である。
1 選択回路 2−1,2−2 オフセット検出部 3 クロック発生部 4 抽出部
Claims (8)
- 【請求項1】 単一又は複数の外部のクロック源からの
クロック信号と内部のクロック源からのクロック信号と
の何れか一つを選択出力する選択回路と、 前記外部のクロック源からのクロック信号の周波数オフ
セットを監視し、設定したオフセット値を超えた時に次
候補のクロック源からのクロック信号を選択出力するよ
うに前記選択回路を制御するオフセット検出部とを備え
たことを特徴とするクロック周波数精度監視回路。 - 【請求項2】 前記オフセット検出部は、前記外部のク
ロック源からのクロック信号を所定時間毎にカウントす
るカウンタと、該カウンタのカウント値が設定値を超え
た時に前記選択回路を制御して次候補のクロック源から
のクロック信号を選択出力するように制御する比較回路
とを有することを特徴とする請求項1記載のクロック周
波数精度監視回路。 - 【請求項3】 前記選択回路は、伝送情報から抽出した
クロック信号を外部クロック源からのクロック信号と
し、該伝送情報のオーバーヘッドバイトによる前記クロ
ック信号の周波数精度情報と、前記オフセット検出部に
よる前記クロック信号のオフセット検出信号とを入力
し、前記周波数精度情報が正常状態を示しても、前記オ
フセット検出部による前記クロック信号の周波数オフセ
ット値が設定オフセット値を超えたオフセット検出信号
により、次候補のクロック源のクロック信号を選択出力
する構成を有することを特徴とする請求項1又は2記載
のクロック周波数精度監視回路。 - 【請求項4】 外部のクロック源からのクロック信号の
周波数オフセット情報を付加した伝送情報を受信してク
ロック信号を抽出すると共に前記周波数オフセット情報
を抽出する抽出部と、 該抽出部により抽出した周波数オフセット情報が設定オ
フセット値を超えている時に次候補のクロック源からの
クロック信号に切替える選択回路とを備えたことを特徴
とするクロック周波数精度監視回路。 - 【請求項5】 外部のクロック源からのクロック信号の
周波数オフセット情報及び該クロック信号の周波数精度
情報を付加した伝送情報を受信してクロック信号を抽出
すると共に前記周波数オフセット情報及び前記周波数精
度情報を抽出する抽出部と、 該抽出部により抽出した前記周波数精度情報が正常状態
を示しても、前記周波数オフセット情報が設定オフセッ
ト値を超えている時は、次候補のクロック源からのクロ
ック信号に切替える選択回路とを備えたことを特徴とす
るクロック周波数精度監視回路。 - 【請求項6】 外部のクロック源からのクロック信号の
周波数オフセット情報を付加した伝送情報を受信してク
ロック信号を抽出すると共に前記周波数オフセット情報
を抽出する抽出部と、 該抽出部により抽出したクロック信号の周波数オフセッ
トを検出するオフセット検出部と、 前記抽出部により抽出した前記周波数オフセット情報が
設定オフセット値を超えない時でも前記オフセット検出
部により検出した周波数オフセット値が設定オフセット
値を超えた時は、次候補のクロック源のクロック信号に
切替える選択回路とを備えたことを特徴とするクロック
周波数精度監視回路。 - 【請求項7】 外部のクロック源からのクロック信号の
周波数オフセット情報及び周波数精度情報を付加した伝
送情報を受信してクロック信号を抽出すると共に前記周
波数オフセット情報及び周波数精度情報を抽出する抽出
部と、 該抽出部により抽出したクロック信号の周波数オフセッ
トを検出するオフセット検出部と、 該オフセット検出部により検出した周波数オフセット
と、前記抽出部により抽出した前記周波数オフセット情
報及び周波数精度情報とを基に次候補のクロック源から
のクロック信号に切替えるか否かを制御する選択回路と
を備えたことを特徴とするクロック周波数精度監視回
路。 - 【請求項8】 前記周波数オフセット情報は前記伝送情
報のオーバーヘッドバイトとして付加され、該オーバー
ヘッドから前記周波数オフセット情報を抽出する抽出部
を備えていることを特徴とする請求項4乃至7の何れか
1項記載のクロック周波数精度監視回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20436597A JPH1155234A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | クロック周波数精度監視回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20436597A JPH1155234A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | クロック周波数精度監視回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1155234A true JPH1155234A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16489317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20436597A Withdrawn JPH1155234A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | クロック周波数精度監視回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1155234A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2427327A (en) * | 2005-04-27 | 2006-12-20 | Agere Systems Inc | Line-Timing in Packet-Based Networks |
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CN110690894A (zh) * | 2019-09-20 | 2020-01-14 | 上海励驰半导体有限公司 | 一种时钟失效安全保护方法及电路 |
-
1997
- 1997-07-30 JP JP20436597A patent/JPH1155234A/ja not_active Withdrawn
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7539200B2 (en) | 2005-04-27 | 2009-05-26 | Agere Systems Inc. | Line-timing in packet-based networks |
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CN110690894B (zh) * | 2019-09-20 | 2023-05-12 | 上海励驰半导体有限公司 | 一种时钟失效安全保护方法及电路 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041005 |