JPH1153324A - エージェント識別装置及びプログラム受信機能付エージェント装置 - Google Patents

エージェント識別装置及びプログラム受信機能付エージェント装置

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JPH1153324A
JPH1153324A JP9214355A JP21435597A JPH1153324A JP H1153324 A JPH1153324 A JP H1153324A JP 9214355 A JP9214355 A JP 9214355A JP 21435597 A JP21435597 A JP 21435597A JP H1153324 A JPH1153324 A JP H1153324A
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JP
Japan
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function
agent device
management
program
agent
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JP9214355A
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Motohiro Suzuki
基広 鈴木
Yoshiaki Kiriha
佳明 桐葉
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/48Program initiating; Program switching, e.g. by interrupt
    • G06F9/4806Task transfer initiation or dispatching
    • G06F9/4843Task transfer initiation or dispatching by program, e.g. task dispatcher, supervisor, operating system
    • G06F9/485Task life-cycle, e.g. stopping, restarting, resuming execution
    • G06F9/4856Task life-cycle, e.g. stopping, restarting, resuming execution resumption being on a different machine, e.g. task migration, virtual machine migration
    • G06F9/4862Task life-cycle, e.g. stopping, restarting, resuming execution resumption being on a different machine, e.g. task migration, virtual machine migration the task being a mobile agent, i.e. specifically designed to migrate

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラムを他のエージェント装置に送信す
る場合に、エージェント装置が提供する各種管理機能と
ネットワークの状況の変化に柔軟に対応して、動的にプ
ログラムを送信するエージェント装置の識別を行なう。 【解決手段】 エージェントの識別を動的に行なうため
に、エージェント装置識別装置1を、入力として与えら
れたデータから次にプログラムを送信するべきエージェ
ント装置の識別子を導出する機能と、エージェント装置
の識別子を導出するプログラムである検索ルールと検索
ルールを評価する時に使用される情報とを格納する機能
とを有する検索ルール評価部2と、検索ルール評価部2
の出力を入力として、次にプログラムを送信するべきエ
ージェント装置の通信アドレスを導出する機能と、検索
ループ評価部の出力と通信アドレスの対応が記述されて
いるDN−通信アドレス変換情報を格納する機能とを有
する通信アドレス検索部3とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク管理
におけるプログラム受信機能付エージェント装置に関
し、特に、プログラムの次の送信相手となるエージェン
ト装置を自動的に導出するエージェント装置識別装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のエージェント装置は、例
えば、本願と同一の出願人における特願平08−221
776号における図1に示されるように、ネットワーク
管理を行なう装置(以下、マネージャ装置と呼ぶ)から
送信された、管理作業を記述したもの(以下、プログラ
ムと呼ぶ)を実際の管理対象を管理制御する装置(以
下、エージェント装置と呼ぶ)上で実行することを目的
として用いられている。
【0003】従来までのエージェント装置の一例を図1
5に示す。
【0004】図15に示されているように、エージェン
ト装置501は、プログラム実行部502と、プログラ
ム実行情報格納部504と、管理情報格納部505とか
ら構成されている。
【0005】プログラム実行部502は、マネージャ装
置M1、M2または他のエージェント装置から送信され
てきたプログラムP1の受信、プログラムP1の実行、
実行結果を要求元に送信する機能を有する。また、図1
5には、マネージャ装置M1、M2は2台、スクリプト
P1は1台しか図示されていないが、実際には、複数の
マネージャ装置M1〜Mk、複数の実行中のスクリプト
P1〜Pmが存在する(k、mは任意の正整数)。
【0006】プログラム実行情報格納部504は、応用
管理操作オブジェクトEO1、EO2と、基本管理操作
オブジェクトPO1、PO2、PO3と、他のエージェ
ント装置へ送信するプログラムの雛形と、応用管理操作
オブジェクトEO1、EO2や基本管理操作オブジェク
トPO1、PO2、PO3が使用する名前変換情報と、
他のエージェントとの通信を行なうために必要なネット
ワークの構成情報とを格納する機能を有する。ここで、
名前変換情報は、例えば“node_A”や“path
A”などのネットワーク管理者が容易に理解可能な抽象
的な名前と、例えば、Java言語やTclなどのアプ
リケーション言語でのデータ型で記された管理オブジェ
クトを特定するDistinguished Name
(以下、DNと呼ぶ)や属性ラベルとの相互変換を行な
う変換表(以下、名前変換表と呼ぶ)と、C言語やC+
+で実現された抽象構文記法1(Abstract S
yntax Notation One、以下、AS
N.1と呼ぶ)のデータ型とアプリケーション言語での
データ型との相互変換を行なうための変換表(以下、デ
ータ変換表と呼ぶ)である。また、ネットワークの構成
情報は、各パスの識別子、そのパス上の装置の識別子、
その装置を管理するエージェント装置の識別子を表にし
たものである。また、図15において、応用管理操作オ
ブジェクトEO1、EO2は2台、基本管理操作オブジ
ェクトPO1、PO2、PO3は3台づつしか図示され
ていないが、実際には、複数の応用管理操作オブジェク
トEO1〜EOs、基本管理操作オブジェクトPO1〜
POt(s、tはそれぞれ任意の正整数)が存在する。
【0007】基本管理操作オブジェクトPO1、PO
2、PO3は、応用管理操作オブジェクトEO1、EO
2から要求された管理オブジェクトにアクセスする機能
をApplication Programming
Interface(以降、APIと呼ぶ)として提供
する機能と、C言語やC++で実現されているASN.
1のデータ型とアプリケーション言語でのデータ型との
相互変換を行なう機能とを有する。この変換には、プロ
グラム実行情報格納部504に格納されているデータ変
換表を使用する。基本管理操作オブジェクトPO1、P
O2、PO3が提供するAPIの引数には、アプリケー
ション言語におけるデータ型で記された管理オブジェク
トのDNや属性ラベルが与えられ、返り値も同様に、ア
プリケーション言語におけるデータ型で記された管理オ
ブジェクトの属性情報である。
【0008】応用管理操作オブジェクトEO1、EO2
は、基本管理操作オブジェクトPO1、PO2、PO3
が提供するAPIを使用して、パストレース機能やイベ
ント管理機能など複雑な処理が要求される一連の管理機
能を実現しており、その管理機能へのインターフェイス
をAPIとしてプログラムに提供する機能と、引数とし
て与えられた抽象的な名前を、アプリケーション言語の
データ型で記された管理オブジェクトのDNや属性ラベ
ルに変換する機能と、基本管理操作オブジェクトPO
1、PO2、PO3からの管理オブジェクトの属性情報
をプログラムが要求する形態に加工する機能と、他のエ
ージェント装置と通信する機能とを有する。ここで、応
用管理操作オブジェクトEO1、EO2は、複数の基本
管理操作オブジェクト、例えば基本操作オブジェクトP
O1、PO2が提供する機能を使用することが可能であ
る。
【0009】管理情報格納部505は、実際の管理対象
資源を抽象化した管理オブジェクトMO1、MO2、M
O3を格納する機能を有する。また、図15には、管理
オブジェクトMO1、MO2、MO3は3台しか図示さ
れていないが、実際には、複数の管理オブジェクトMO
1〜MOn(nは任意の正整数)が存在する。
【0010】次にこのように構成されたエージェント装
置の動作について、図面を参照して説明する。
【0011】図16〜18は、図15におけるプログラ
ム実行部502、応用管理操作オブジェクトEO1、E
O2、基本管理操作オブジェクトPO1、PO2、PO
3の処理をそれぞれ示すフローチャートである。
【0012】図16は、プログラム実行部2の処理の流
れを示すフローチャートである。
【0013】いま、プログラム実行部502が、例え
ば、マネージャ装置M1からプログラムを受けとったと
する(ステップS1601)。次に、プログラム実行部
502は、受信したプログラムの実行を開始する(ステ
ップS1602)。続いて、実行する命令が応用管理操
作オブジェクトEO1、EO2において提供されている
APIかどうかをチェックする(ステップS160
3)。
【0014】ステップS1603の結果、応用管理操作
オブジェクトEO1、EO2が提供するAPIの場合に
は、そのAPIを提供する応用管理操作オブジェクト、
例えば、応用管理操作オブジェクトEO1をリンクし、
要求されているAPIを呼ぶ(ステップS1604)。
この時の引数は、”node_A”などの抽象的な名前
で指定されている。その後、そのAPIからの結果待ち
となる(ステップS1605)。
【0015】次に、要求されたAPIを提供する応用管
理操作オブジェクトEO1が図17に示す処理を開始す
る。
【0016】まず、プログラムで要求されたAPIの実
行を開始する(ステップS1701)。次に、プログラ
ムから渡された抽象的な名前で記述された引数を、アプ
リケーション言語のデータ型で記された管理オブジェク
トのDNや属性ラベルに変換する(ステップS170
2)。この変換は、プログラム実行情報格納部504で
格納されている名前変換表を使用して行なう。その後、
管理オブジェクトにアクセスする必要があるかどうかチ
ェックする(ステップS1703)。
【0017】ステップS1703の結果、管理オブジェ
クトにアクセスする必要がある場合には、基本管理操作
オブジェクト、例えば、基本管理操作オブジェクトPO
1により提供されているAPIを呼ぶ(ステップS17
04)。この時の引数は、ステップS1704で変換し
た管理オブジェクトのDNと属性ラベルである。その
後、呼び出したAPIの結果待ちとなる(ステップS1
705)。
【0018】次に、要求されたAPIを提供する基本管
理操作オブジェクトPO1が図18に示す処理を開始す
る。
【0019】まず、応用管理操作オブジェクトEO1か
ら要求されたAPIの実行を開始する。次に、応用管理
操作オブジェクトEO1から渡された、アプリケーショ
ン言語のデータ型で記された管理オブジェクトのDNや
属性ラベルを、実際にアクセス可能なC言語やC++で
実現されたASN.1のデータ型に変換する(ステップ
S1801)。この変換は、プログラム実行情報格納部
504に格納されているデータ変換表を使用して行な
う。続いて、この変換された管理オブジェクトのDNと
属性ラベルを元に必要な管理オブジェクト、例えば、管
理オブジェクトMO1、MO2、にアクセスする(ステ
ップS1802)。続いて、ステップS1802により
得られたASN.1で記された管理オブジェクトMO
1、MO2の属性情報のデータ型をアプリケーション言
語でのデータ型に変換する(ステップS1803)。こ
の変換には、プログラム実行情報格納部504に格納さ
れているデータ変換表を使用する。その後、変換した結
果を応用管理操作オブジェクトEO1に返す(ステップ
S1804)。
【0020】その後の応用管理操作オブジェクトEO1
の動作は以下のようになる。
【0021】ステップS1703の結果、管理オブジェ
クトにアクセスする必要がない場合、または、ステップ
S1705の処理の結果、基本管理操作オブジェクトP
O1から結果が返ってきた場合は、応用管理操作オブジ
ェクトEO1の管理機能を完了するために、他のエージ
ェント装置に依頼しなければならない作業があるかどう
かをチェックする(ステップS1706)。
【0022】ステップS1706の結果、依頼する作業
が存在する場合には、他のエージェント装置に作業を依
頼するためのプログラムを生成する(ステップS170
7)。ここで、このステップS1707で生成されるプ
ログラムは、あらかじめプログラム実行情報格納部50
4に格納されているプログラムの雛形に、アクセスする
管理オブジェクトのDNおよび属性ラベルや、送信元エ
ージェント装置の識別子などの情報を付加したものであ
る。次に、ステップS1707で生成したプログラムを
目的のエージェント装置に送信する(ステップS170
8)。ここで、目的のエージェント装置の検索には、あ
らかじめプログラム実行情報格納部504に格納されて
いるネットワークの構成情報を使用する。その後、その
エージェント装置からのプログラムの実行結果待ちとな
る(ステップS1709)。
【0023】ステップS1706の結果、他のエージェ
ント装置に依頼する作業が存在しない場合、または、ス
テップS1709の結果、エージェント装置からのプロ
グラムの実行結果を取得した場合には、必要な管理情報
が全て揃ったかどうかをチェックする(ステップS17
10)。
【0024】ステップS1710の結果、必要な管理情
報が全て揃っている場合には、プログラムで要求されて
いる形態に収集した管理情報を加工する(ステップS1
711)。例えば、この処理には、統計データなどでの
累積値や割合の計算などが含まれる。その後、その処理
結果を応用管理操作オブジェクトEO1が提供するAP
Iを呼び出したプログラムに返す(ステップS171
2)。
【0025】ステップS1710の結果、必要な情報が
揃っていない場合には、ステップS1703から繰り返
す。
【0026】その後のプログラム実行部502の動作は
以下のようになる。
【0027】ステップS1603の結果、命令が応用管
理操作オブジェクトEO1、EO2の提供するAPIで
ない場合には、その命令を実行する(ステップS160
6)。その後、ステップS1605、または、ステップ
S1606で実行した命令でプログラムP1が終了する
かどうかチェックする(ステップS1607)。
【0028】ステップS1607の結果、プログラムP
1の終了でない場合には、次の命令を実行する(ステッ
プS1608)。
【0029】ステップS1607の結果、プログラムが
終了する場合には、プログラムP1の実行結果をマネー
ジャ装置M1に送信する(ステップS1609)。
【0030】次に、この従来技術のエージェント装置に
おける第2の実施の形態を図面を参照して詳しく説明す
る。
【0031】図19は、第2の実施の形態に係わるエー
ジェント装置501の構成を示すブロック図である。第
2の実施の形態に係わるエージェント装置501の構成
の特徴としては、図15に示した従来技術の実施の形態
に係わるエージェント装置501の構成と比較して、プ
ログラム実行情報格納部504に格納されるものが、従
来技術の第1の実施の形態に係わるエージェント装置5
01の場合の応用管理操作オブジェクトEO1、EO2
と基本管理操作オブジェクトPO1、PO2、PO3で
はなく、管理オブジェクトアクセスオブジェクトAO1
となっていることである。この管理オブジェクトアクセ
スオブジェクトAO1は、直接一つの管理オブジェク
ト、例えば、管理オブジェクトMO1にアクセスする機
能をAPIとしてプログラムに提供する機能を有する。
【0032】次に、この第2の実施の形態に係わるエー
ジェント装置501の動作について図面を参照して説明
する。
【0033】図20は、プログラム実行部502の処理
の流れを示すフローチャートである。
【0034】いま、プログラム実行部502が、例え
ば、マネージャ装置M1からプログラムを受けとったと
する(ステップS2001)。次に、プログラム実行部
502は、受信したプログラムの実行を開始する(ステ
ップS2002)。その後、実行する命令が管理オブジ
ェクトアクセスオブジェクトAO1において提供されて
いるAPIがどうかをチェックする(ステップS200
3)。
【0035】ステップS2003の結果、管理オブジェ
クトアクセスオブジェクトAO1が提供するAPIの場
合には、管理オブジェクトアクセスオブジェクトAO1
をリンクし、要求されているAPIを呼ぶ(ステップS
2004)。この時、このAPIに渡す引数は、アプリ
ケーション言語のデータ型で記された、アクセスする管
理オブジェクトのDNおよび属性ラベルである。その
後、そのAPIからの結果待ちとなる(ステップS20
05)。
【0036】次に、要求されたAPIを提供する管理オ
ブジェクトアクセスオブジェクトAO1が図21に示す
処理を開始する。
【0037】まず、プログラムで要求されたAPIの実
行を開始する(ステップS2101)。次に、引数とし
て渡された管理オブジェクトのDNや属性ラベルを、実
際にアクセス可能なC言語やC++で実現されたAS
N.1でのデータ型に変換する(ステップS210
2)。この変換は、プログラム実行情報格納部504に
格納されているデータ変換表を使用して行なう。続い
て、ステップS2102で変換された管理オブジェクト
のDNや属性ラベルを元に要求された管理オブジェク
ト、例えば、管理オブジェクトMO1にアクセスする
(ステップS2103)。その後、ステップS2103
で得られたASN.1のデータ型で記された管理オブジ
ェクトの属性情報をアプリケーション言語でのデータ型
に変換する(ステップS2104)。この変換も、ステ
ップS2102で使用したデータ変換表を使用する。そ
の後、その変換した管理オブジェクトの属性情報をプロ
グラムに返す(ステップS2105)。
【0038】その後のプログラム実行部502の動作は
以下のようになる。
【0039】ステップS2003の結果、命令が管理オ
ブジェクトアクセスオブジェクトAO1の提供するAP
Iでない場合には、その命令を実行する(ステップS2
006)。その後、ステップS2005、または、ステ
ップS2006で実行した命令でプログラムが終了する
かどうかチェックする(ステップS2007)。
【0040】ステップS2007の結果、プログラムの
終了でない場合には、次の命令の実行を開始する(ステ
ップS2008)。
【0041】ステップS2007の結果、プログラムが
終了する場合には、プログラムの実行結果をマネージャ
装置M1に送信する(ステップS2009)。
【0042】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術の第
一の問題点は、ネットワークの状況の変化に動的に対応
してプログラムを送信するエージェント装置を動的に識
別できない点である。これは、応用管理操作オブジェク
トEO1、EO2にプログラムP1を送信すべきエージ
ェント装置の識別を行なう機能がないため、あらかじめ
プログラムを送信すべきエージェント装置を特定し、情
報として保持させておかなければならないためである。
【0043】第二の問題点は、プログラムP1の実行時
において、余分なメモリ消費が行なわれる点である。こ
れは、全ての応用管理操作オブジェクトEO1、EO2
が他のエージェント装置と通信を行なうための同一の機
能を保持しているためである。
【0044】第三の問題点は、管理機能を実装した応用
管理操作オブジェクトが存在しない場合に、要求された
管理機能を実行できない点である。これは、エージェン
ト装置間の通信機能を保持する応用管理操作オブジェク
トが、エージェント装置間で目的の管理機能を実装した
応用管理操作オブジェクトを送受信する機能を保持して
いないためである。
【0045】
【課題を解決するための手段】本発明では、入力として
与えられたデータから次にプログラムを送信すべきエー
ジェント装置の識別子を導出する機能と、エージェント
装置の識別子を導出するプログラムである検索ルールと
検索ルールを評価する時に使用される情報(以下、ネッ
トワーク情報と呼ぶ)とを格納する機能とを有する検索
ルール評価部(図1の2)と、検索ルール評価部の出力
を入力として、次にプログラムを送信すべきエージェン
ト装置の通信アドレスを導出する機能と、検索ルール評
価部の出力と通信アドレスの対応が記述されているDN
−通信アドレス変換情報を格納する機能とを有する通信
アドレス検索部(図1の3)とから構成されるエージェ
ント装置識別装置を提案する。
【0046】本発明のエージェント装置識別装置の第1
の適用例として、従来までのエージェント装置の構成
に、エージェント装置識別装置(図5の1)と、他のエ
ージェント装置に管理機能の実行要求を発行する機能
と、他のエージェント装置から管理機能の実行を要求さ
れた場合に、要求された応用管理操作オブジェクトを実
行させる機能とを有するリモート機能実行部(図5の5
03)を追加したプログラム受信機能付エージェント装
置を提案する。
【0047】さらに、第2の適用例として、第1の適用
例であるプログラム受信機能付エージェント装置におけ
るリモート機能実行部が保持する機能を、第1の適用例
であるエージェント装置におけるリモート実行部が保持
する機能に加えて、エージェント装置間での応用管理操
作オブジェクトの送受信機能を付加することを提案す
る。
【0048】さらに、第3の適用例として、第1の適用
例であるプログラム受信機能付エージェント装置におけ
るリモート実行部が保持する機能を、第2のエージェン
ト装置におけるリモート実行部が保持する機能に加え
て、全てのエージェント装置において実行可能な標準応
用操作オブジェクトを動的に取得する機能を付加するこ
とを提案する。
【0049】さらに、第4の適用例として、第1ないし
第3の適用例であるプログラム受信機能付エージェント
装置におけるエージェント装置識別装置をすべてのエー
ジェント装置からアクセス可能とするように名前解決サ
ーバとして独立させ、リモート実行部が保持する機能
に、この名前解決サーバへのネットワークを介したアク
セス機能を追加することを提案する。
【0050】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0051】図1は、本発明の第1の実施の形態に係わ
るエージェント装置識別装置1の構成を示すブロック図
である。第1の実施の形態に係わるエージェント識別装
置1は、入力として与えられたデータから次にプログラ
ムを送信するべきエージェント装置の識別子を導出する
機能と、エージェント装置の識別子を導出するプログラ
ムである検索ルールと検索ルールを評価する時に使用さ
れる情報(以下、ネットワーク情報と呼ぶ)とを格納す
る機能とを有する検索ルール評価部2と、検索ルール評
価部の出力を入力として、次にプログラムを送信するべ
きエージェント装置の通信アドレスを導出する機能と、
検索ルール評価部2の出力と通信アドレスの対応が記述
されているDN−通信アドレス変換情報を格納する機能
とを有する通信アドレス検索部3とから構成される。
【0052】ここで、ネットワーク情報は、検索ルール
評価部2に格納されており、伝送装置間の物理的な位置
情報であるネットワークの構成情報、管理オブジェクト
の包含関係、管理オブジェクトが保持する他の管理オブ
ジェクトを指すポインタ情報である。
【0053】検索ルールは、検索ルール評価部2に格納
されており、管理機能で使用されている管理オブジェク
ト間の関係に基づいて、次に管理機能実行要求を送信す
るエージェント装置を識別するためのDN(以下、識別
用DNと呼ぶ)と、目的のエージェント装置において要
求された管理機能を実行する場合に必要となるパラメー
タを出力するプログラムである。例えば、非同期転送網
(AsynchronousTransfer Mod
e網、以下、ATM網と呼ぶ)における仮想パス(Vi
rtual Path、以下、VPと呼ぶ)をトレース
する機能に関する検索ルールは、以下のようになる。 1.if(パラメータとして与えられたvpTTPBi
directional管理オブジェクトのupstr
eamConnectivityPointer属性が
取得できない){ 2.return エラー; 3.}else{ 4.(vpCTPBidirectional管理オブ
ジェクトのingressVPI属性にアクセスしてV
PIを取得する); 5.(vpCTPBidirectional管理オブ
ジェクトのDNからtcAdaptorTTPBidi
rectional管理オブジェクトのDNを作成す
る); 6.(tcAdaptorBidirectional
管理オブジェクトのsupportedByObjec
tList属性にアクセスしてvc4TTPBidir
ectional管理オブジェクトのDNを取得す
る); 7.(vc4TTPBidirectional管理オ
ブジェクトのupstreamConnectivit
yPointer属性にアクセスしてau4CTPBi
directional管理オブジェクトのDNを取得
する); 8.(au4CTPBidirectional管理オ
ブジェクトのDNからmsTTPBidirectio
nal管理オブジェクトのDNを作成する); 9.(msTTPBidirectional管理オブ
ジェクトのupstreamConnectivity
Pointer属性にアクセスしてmsCTPBidi
rectional管理オブジェクトのDNを取得す
る); 10.(msCTPBidirectional管理オ
ブジェクトのDNからrsTTPBidirectio
nal管理オブジェクトのDNを作成する); 11.(rsTTPBidirectional管理オ
ブジェクトのupstreamConnectivit
yPointer属性にアクセスしてrsCTPBid
irectional管理オブジェクトのDNを取得す
る); 12.(rsCTPBidirectional管理オ
ブジェクトのDNからopticalSPITTPBi
directional管理オブジェクトのDNを作成
する); 13.(opticalSPITTPBidirect
ional管理オブジェクトのnetworkLeve
lPointer属性にアクセスしてnetworkT
TPBidirectional管理オブジェクトのD
Nを取得する); 14.(networkTTPBidirection
al管理オブジェクトのupstreamConnec
tivityPointer属性にアクセスしてtra
il管理オブジェクトのDNを取得する); 15.(trail管理オブジェクトのDNを識別用D
Nとする); 16.return(trail管理オブジェクトのD
NとvpCTPBidirectional管理オブジ
ェクトのingressVPI属性値); 17.} この検索ルールは、vpTTPBidirection
al管理オブジェクトのDNを入力として受け取り、識
別用DNをtrail管理オブジェクトのDNとし、遠
隔地のエージェント装置でのパストレース機能の実行を
可能とするパラメータとしてtrail管理オブジェク
トのDNと、vpCTPBidirectional管
理オブジェクトのingressVPI属性値とを出力
する。
【0054】DN−通信アドレス変換情報は、通信アド
レス検索部3に格納されており、エージェント装置の通
信アドレスと、検索ルールにより出力される識別用DN
との対応表である。例えば、この表には、前記trai
l管理オブジェクトのDNと、エージェント装置の通信
アドレスであるIPアドレスとの対応が記述されてい
る。
【0055】次に、このように構成されるエージェント
装置識別装置1の動作を図面を使用して説明する。
【0056】図2は、エージェント装置識別装置1の動
作を示すフローチャートである。
【0057】いま、エージェント装置識別装置1が、遠
隔地に存在するエージェント装置で実行する管理機能名
と、目的のエージェント装置を識別するために必要なパ
ラメータとを受信したとする(ステップS201)。こ
のエージェント装置の識別に必要なパラメータとして、
例えば、ATM網において、パストレース機能を実行す
る場合、トレースするVPの終端を示すvpTTPBi
directional管理オブジェクトのDNであ
る。
【0058】次に、検索ルール評価部2にステップS2
01で受信した管理機能名とパラメータとを渡す(ステ
ップS202)。その後、検索ルール評価部2からの結
果待ちとなる(ステップS203)。
【0059】次に、検索ルール評価部2が図3に示す動
作を開始する。
【0060】入力として受信した管理機能名から検索ル
ールを選択する(ステップS301)。例えば、上記パ
ストレース機能用検索ルールを評価する場合、管理機能
名は「パストレース」である。
【0061】次に、ステップS301で選択した検索ル
ールを、入力として渡されたパラメータを使用して評価
を開始する。ここで、例えば、入力として渡されたパラ
メータは、トレースするパスの端点を示すvpTTPB
idirectional管理オブジェクトのDNであ
る。この時に、ネットワーク情報にアクセスし、管理情
報を取得する必要があるかチェックする(ステップS3
02)。
【0062】ステップS302の結果、ネットワーク情
報にアクセスする必要がある場合には、ネットワーク情
報から必要な管理情報を取得する(ステップS30
3)。
【0063】ステップS302の結果、ネットワーク情
報にアクセスする必要がない場合、または、ステップS
303の結果、必要な管理情報が取得できた場合には、
検索ルールに記述されている処理を実行する(ステップ
S304)。
【0064】次に、検索ルールの終了かどうかをチェッ
クする(ステップS305)。
【0065】ステップS305の結果、検索ルールが終
了しない場合には、ステップS302から繰り返す。
【0066】ステップS305の結果、検索ルールが終
了する場合には、識別用DNと出力用パラメータを出力
する(ステップS306)。ここで、識別用DNや出力
用パラメータの指定は検索ルールに記述されている。ま
た、例えば、上記したパストレース機能用検索ルールを
使用した場合、識別用DNがtrail管理オブジェク
トのDNとされ、エージェント装置においてパストレー
ス機能を実行する場合に必要となるパラメータとして、
trail管理オブジェクトのDNと、vpCTPBi
directional管理オブジェクトのingre
ssVPI属性値とが出力される。
【0067】この後のエージェント装置識別装置1の動
作は以下のようになる。
【0068】ステップS203の結果、取得した検索ル
ール評価部2からの出力を通信アドレス検索部3に渡す
(ステップS204)。その後、通信アドレス検索部3
からの結果待ちとなる(ステップS205)。
【0069】次に、通信アドレス検索部3が図4に示す
動作を開始する。
【0070】まず、識別用DNをエージェント識別装置
1から受け取る(ステップS401)。
【0071】次に、DN−通信アドレス変換情報から識
別用DNに対する通信アドレスを検索する(ステップS
402)。この時、検索される通信アドレスは、例え
ば、IPアドレスなどである。
【0072】ステップS402の結果、通信アドレスが
検索できたかどうかをチェックする(ステップS40
3)。
【0073】ステップS403の結果、通信アドレスが
検索できなかった場合には、出力結果をエラーとする
(ステップS404)。
【0074】ステップS402、またはステップS40
4の結果、取得した結果を出力する(ステップS40
5)。
【0075】その後のエージェント装置識別装置1の動
作は以下のようになる。
【0076】通信アドレス検索部3からの結果を取得す
る(ステップS206)。
【0077】次に、通信アドレス検索部3から取得した
結果が通信アドレスかどうかをチェックする(ステップ
S207)。
【0078】ステップS207の結果、取得した結果が
通信アドレスの場合には、ステップS206で取得した
通信アドレスに加えて、ステップS204で取得したパ
ラメータを出力する(ステップS208)。ステップS
207の結果、取得した結果が通信アドレスでない場合
には、エラーを出力する(ステップS209)。
【0079】次に、上記エージェント装置識別装置1を
プログラム受信機能付エージェント装置に適用した場合
の適用例に関して図面を参照して説明する。
【0080】図5は、本発明のエージェント装置識別装
置1をプログラム受信機能付エージェント装置(以下、
単にエージェント装置と呼ぶ)に適用した場合の第1の
適用例の構成を示すブロック図である。第1の適用例で
あるエージェント装置は、図15に示す従来までのエー
ジェント装置の構成にリモート機能実行部503と、エ
ージェント装置識別装置1とを付加した構成である。
【0081】リモート機能実行部503は、他のエージ
ェント装置A1、A2から自エージェント装置501で
の管理機能実行要求を受信した場合に、その要求された
管理機能を実装する応用管理操作オブジェクト、例え
ば、応用管理操作オブジェクトEO1を動作させる機能
と、エージェント装置識別装置1により決定されたエー
ジェント装置に管理機能実行要求を発行する機能とを有
する。
【0082】次に、このように構成されるエージェント
装置1の動作を図面を使用して説明する。
【0083】第1の適用例であるエージェント装置50
1の動作と、従来までのエージェント装置501におけ
る動作とで異なる点は、応用管理操作オブジェクトEO
1、EO2における動作が、従来のエージェント装置5
01における応用管理操作オブジェクトEO1、EO2
の動作を示すフローチャートである図17から図6とな
ることである。さらに、応用管理操作オブジェクトEO
1、EO2により起動されるリモート機能実行部503
が図7に示す動作を行なう点である。そのため、ここで
は、応用管理操作オブジェクトEO1、EO2の動作を
示す図6と、リモート機能実行部503の動作を示す図
7とを参照して、エージェント装置501の動作を説明
する。
【0084】いま、実行中のプログラムP1から、応用
管理操作オブジェクト、例えば、応用管理操作オブジェ
クトEO1が呼ばれたとする。その後、応用管理操作オ
ブジェクトEO1が図6に示す動作を開始する。
【0085】要求された管理機能の実行を開始する(ス
テップS601)。次に、応用管理操作オブジェクトE
O1は、プログラムP1から渡された抽象的な名前で記
述された入力用パラメータを、アプリケーション言語の
データ型で記述された管理オブジェクトのDNおよび属
性ラベルに変換する(ステップS602)。この変換
は、プログラム実行情報格納部504で格納されている
名前変換表を使用して行なう。この後、応用管理操作オ
ブジェクトEO1は、管理オブジェクトMO1、MO
2、MO3にアクセスする必要があるかどうかをチェッ
クする(ステップS603)。
【0086】ステップS603の結果、管理オブジェク
トMO1、MO2、MO3にアクセスする必要がある場
合には、応用管理操作オブジェクトEO1は、基本管理
操作オブジェクト、例えば、基本管理操作オブジェクト
PO1により提供されている管理オブジェクトへのアク
セス機能を呼ぶ(ステップS604)。この時、基本管
理操作オブジェクトPO1に渡すパラメータは、ステッ
プS602で変換した管理オブジェクトのDNおよび属
性ラベルである。その後、応用管理操作オブジェクトE
O1は、基本管理操作オブジェクトPO1からの結果待
ちとなる(ステップS605)。
【0087】次に、基本管理操作オブジェクトPO1
が、図19に示す処理を開始する。この動作は従来のエ
ージェント装置501での基本管理操作オブジェクトP
O1の動作と同様であるため省略する。
【0088】その後の応用管理操作オブジェクトEO1
の動作は以下のようになる。
【0089】ステップS606の結果、管理オブジェク
トMO1、MO2、MO3にアクセスする必要がない場
合、または、ステップS605により基本管理操作オブ
ジェクトPO1からの結果を取得した場合には、応用管
理操作オブジェクトEO1は、管理機能を実行するため
に、他のエージェント装置に管理機能実行要求を送信す
る必要があるかどうかをチェックする(ステップS60
6)。
【0090】ステップS606の結果、管理機能実行要
求を送信する必要がある場合には、応用管理操作オブジ
ェクトEO1は、管理機能実行要求と、管理機能実行要
求を送信するエージェント装置を識別するために必要な
パラメータとをリモート機能実行部503に送信する
(ステップS607)。このエージェント装置A1の識
別に必要なパラメータとして、例えば、ATM網におい
て、エージェント装置501がパストレース機能を実装
している場合、トレースするVPの終端を示すvpTT
PBidirectional管理オブジェクトのDN
である。その後、リモート機能実行部503からの結果
待ちとなる(ステップS608)。
【0091】次に、リモート機能実行部503が図7に
示す動作を開始する。
【0092】応用管理操作オブジェクトEO1、EO2
または他のエージェント装置A1、A2から管理機能実
行要求とパラメータを受信する(ステップS701)。
次に、管理機能実行要求およびパラメータの送信元が、
応用管理操作オブジェクトEO1、EO2かどうかチェ
ックする(ステップS702)。
【0093】ステップS702の結果、送信元が応用管
理操作オブジェクト、例えば、応用管理操作オブジェク
トEO1である場合には、管理機能実行要求の送信先で
あるエージェント装置、例えば、エージェント装置A1
を識別するために、エージェント装置識別装置1に要求
された管理機能名と、応用管理操作オブジェクトEO1
から渡されたパラメータを渡す(ステップS703)そ
の後、エージェント装置識別装置1からの結果待ちとな
る(ステップS704)。
【0094】次に、エージェント装置識別装置1が図2
に示す動作を開始するが、この動作は上述したため省略
する。次に、ステップS704により取得されたエージ
ェント装置A1の通信アドレスに基づいて、目的のエー
ジェント装置A1との通信路を確立し、管理機能実行要
求と、ステップS704により取得されたエージェント
装置A1で管理機能を実行する場合に必要となるパラメ
ータとをエージェント装置A1に送信する(ステップS
705)。その後、エージェント装置A1からの結果待
ちとなる(ステップS706)。ステップS706によ
り取得したエージェント装置A1からの結果を、応用管
理操作オブジェクトEO1に返す(ステップS70
7)。
【0095】ステップS702の結果、送信元が応用管
理操作オブジェクトEO1、EO2でない場合には、実
行要求の送信元は、エージェント装置、例えば、エージ
ェント装置A2となる。この場合のリモート機能実行部
503の動作は以降のようになる。
【0096】エージェント装置A2により要求された管
理機能を実装する応用管理操作オブジェクトが存在する
かどうかをチェックする(ステップS708)。
【0097】ステップS708の結果、要求された管理
機能を実装する応用管理操作オブジェクトが存在する場
合には、ステップS701により受信したパラメータを
使用して要求された管理機能を実行する(ステップS7
09)。
【0098】ステップS709の結果、要求された管理
機能を実装する応用管理操作オブジェクトが存在しない
場合には、管理機能の要求元であるエージェント装置A
2に送信する結果を、エラーとする(ステップS71
0)。
【0099】ステップS709により要求された管理機
能の実行結果が得られた場合、または、ステップS71
0により結果がエラーとされた場合には、取得した結果
を送信元のエージェント装置A2に送信する(ステップ
S711)。
【0100】その後の応用管理操作オブジェクトEO1
の動作は、以降のようになる。
【0101】ステップS606の結果、他のエージェン
ト装置A1、A2の管理機能を実行する必要がない場
合、または、ステップS608の結果、エージェント装
置A1で管理機能を実行した結果を、リモート機能実行
部503から取得した場合には、必要な管理情報が全て
揃ったかどうかをチェックする(ステップS609)。
【0102】ステップS609の結果、必要な管理情報
が全て揃っている場合には、提供する管理機能に適した
形態に収集した管理情報を加工する(ステップS61
0)。例えば、この処理には、統計データなどでの累積
値や割合の計算などが含まれる。その後、その処理結果
を応用管理操作オブジェクトEO1が提供する管理機能
の実行を要求したプログラムP1に返す(ステップS6
11)。
【0103】次に、第2の適用例であるエージェント装
置501について、図面を参照して詳しく説明する。
【0104】第2の適用例であるエージェント装置50
1の構成は、第1の適用例であるエージェント装置50
1の構成を示す図5と同様である。
【0105】リモート機能実行部503は、第1の適用
例であるエージェント装置501におけるリモート機能
実行部503が有する機能に加えて、エージェント装置
間で応用管理操作オブジェクトを送受信する機能を有す
る。また、その他の構成部品が有する機能に関しては、
第1の適用例であるエージェント装置501を構成する
各部分が有する機能と同様である。
【0106】次に、この第2の適用例であるエージェン
ト装置501の動作について図面を参照して説明する。
【0107】第2の適用例であるエージェント装置50
1における動作と、第1の適用例であるエージェント装
置501における動作の差異は、第2の適用例であるエ
ージェント装置501におけるリモート機能実行部50
3の動作を示す図7が、図8に示す動作となる点であ
る。そのため、ここでは、第2の適用例であるエージェ
ント装置501おけるリモート機能実行部503の動作
について説明する。
【0108】応用管理操作オブジェクトEO1、EO2
または他のエージェント装置A1、A2から管理機能実
行要求とパラメータを受信する(ステップS801)。
次に、管理機能実行要求およびパラメータの送信元が、
応用管理操作オブジェクトEO1、EO2かどうかチェ
ックする(ステップS802)。
【0109】ステップS802の結果、送信元が応用管
理操作オブジェクト、例えば、応用管理操作オブジェク
トEO1である場合には、管理機能実行要求の送信先で
あるエージェント装置、例えば、エージェント装置A1
を識別するために、エージェント装置識別装置1に要求
された管理機能名とパラメータとを渡す(ステップS8
03)。その後、エージェント装置識別装置1からの結
果待ちとなる(ステップS804)。
【0110】次に、エージェント装置識別装置1が図2
に示す動作を開始するが、これは上記したため省略す
る。
【0111】その後のリモート実行部503の動作は以
降のようになる。
【0112】ステップS804により取得されたエージ
ェント装置A1の通信アドレスに基づいて、目的のエー
ジェント装置A1との通信路を確立し、管理機能実行要
求と、ステップS804により取得されたエージェント
装置A1で管理機能を実行する場合に必要となるパラメ
ータとをエージェント装置A1に送信する(ステップS
805)。その後、エージェント装置A1からの結果待
ちとなる(ステップS806)。ステップS806によ
り得られたエージェント装置A1から送信されてきた結
果が、要求した管理機能を実装した応用管理操作オブジ
ェクトがエージェント装置A1に存在しないことを示
す”EOO_non−existence通知”かどう
かをチェックする(ステップS807)。
【0113】ステップS807の結果、受信した結果が
EOO_non−existence通知の場合には、
要求した管理機能を実装した応用管理操作オブジェクト
が自エージェント装置501に存在するかどうかチェッ
クする(ステップS808)。
【0114】ステップS808の結果、エージェント装
置A1で実行する管理機能を実装した応用管理操作オブ
ジェクトが存在しない場合には、管理機能の実行結果を
エラーとする(ステップS811)。
【0115】ステップS808の結果、エージェント装
置A1で実行する管理機能を実装した応用管理操作オブ
ジェクトが存在する場合には、その応用管理操作オブジ
ェクトをエージェント装置A1に送信する(ステップS
809)。
【0116】続いて、管理機能を実行するエージェント
装置A1からの実行結果を待つ(ステップS810)。
【0117】ステップS807の結果、送信されてきた
結果がEOO_non−existence通知でない
場合、または、ステップS810によりエージェント装
置A1からの結果を取得した場合、または、ステップS
811により実行結果をエラーとした場合には、実行結
果を応用管理操作オブジェクトEO1に送信する(ステ
ップ812)。
【0118】ステップS802の結果、要求元が応用管
理操作オブジェクトEO1でない場合には、他のエージ
ェント装置、例えば、エージェント装置A1から管理機
能実行要求を受信したため、要求された管理機能を実装
した応用管理操作オブジェクトが存在するかどうかをチ
ェックする(ステップS813)。
【0119】ステップS813の結果、要求された管理
機能を実装する応用管理操作オブジェクトが存在しない
場合には、EOO_non−existence通知を
要求元のエージェント装置A1に送信する(ステップS
814)。その後、要求元であるエージェント装置A1
から送信されてくる応用管理操作オブジェクトを待つ
(ステップS815)。続いて、ステップS815によ
り受信した応用管理操作オブジェクトが動作するために
必要な基本管理操作オブジェクトが存在するかどうかを
チェックする(ステップS816)。
【0120】ステップS816の結果、必要な基本管理
操作オブジェクトが存在しない場合には、応用管理操作
オブジェクトが要求された管理機能を実行できないた
め、実行結果をエラーとする(ステップS818)。
【0121】ステップS816の結果、必要な基本管理
操作オブジェクトが存在する場合、または、ステップS
813の結果、要求された管理機能を実装する応用管理
操作オブジェクトが存在する場合には、ステップS80
1により受信したパラメータを使用して要求された管理
機能を実行する(ステップS817)。
【0122】ステップS817により取得した管理機能
の実行結果、または、ステップS818により取得され
た実行結果を送信元のエージェント装置A1に送信する
(ステップS819)。
【0123】次に、第3の適用例であるエージェント装
置1について、図面を参照して説明する。
【0124】図9は、第3の適用例であるエージェント
装置501の構成を示すブロック図である。第3の適用
例であるエージェント装置501の構成の特徴として
は、図5に示した第1の適用例であるエージェント装置
501の構成と比較して、標準応用管理操作オブジェク
トSEO1と、従来までのエージェント装置501で提
供されている管理オブジェクトアクセスオブジェクトA
O1が追加されている点である。
【0125】ここで、標準応用管理操作オブジェクトS
EO1は、基本管理操作オブジェクトPO1、PO2が
有する管理オブジェクトMO1、MO2、MO3へのア
クセス機能ではなく、管理オブジェクトアクセスオブジ
ェクトAO1が有する管理オブジェクトMO1、MO
2、MO3へのアクセス機能を使用して、例えば、パス
トレース機能やイベント管理機能などの複雑な処理を必
要とする1つの管理機能を提供する機能と、管理機能を
実行する場合の入力用パラメータとして与えられた抽象
的な名前をアプリケーション言語のデータ型で記された
管理オブジェクトのDNおよび属性ラベルに変換する機
能と、管理オブジェクトアクセスオブジェクトAO1か
らの管理オブジェクトの属性値を、提供する管理機能に
適した形態に加工する機能とを有する。また、この標準
応用管理操作オブジェクトSEO1は、標準応用管理操
作オブジェクトサーバS1に格納されており、必要な場
合にエージェント装置からアクセスされ、転送される。
ここで、図9において、標準応用管理操作オブジェクト
SEO1は、1台しか図示されていないが、実際には、
複数台の標準応用管理操作オブジェクトSEO1〜SE
Ov(vは任意の正整数)が存在する。
【0126】さらに、管理オブジェクトアクセスオブジ
ェクトAO1は、従来技術として上記したエージェント
装置501における管理アクセスオブジェクトAO1と
同様であり、1つの管理オブジェクト、例えば、管理オ
ブジェクトMO3に直接アクセスする機能を有する。こ
のアクセス機能は、標準管理プロトコルである共通管理
情報プロトコル(Common Management
Information Protocol、以下、
CMIPと呼ぶ)および簡易ネットワーク管理プロトコ
ル(Simple Network Manageme
ntProtocol、以下、SNMPと呼ぶ)の管理
操作に基づいており、管理オブジェクトの属性値の取
得、変更や、管理オブジェクトの生成、削除などであ
る。
【0127】また、リモート機能実行部503は、第1
の適用例であるエージェント装置501におけるリモー
ト機能実行部503が有する機能に加えて、複数の標準
応用管理操作オブジェクトを格納する標準応用管理操作
オブジェクトサーバS1との通信を行ない、標準応用管
理操作オブジェクトSEO1を取得する機能を有する。
ここで、標準応用管理操作オブジェクトサーバS1は、
標準応用管理操作オブジェクトを格納し、全てのエージ
ェント装置からアクセス可能であるサーバ装置である。
【0128】なお、その他の構成部品の機能は、第1な
いし第2の適用例であるエージェント装置501の構成
部品が有する機能と同様である。
【0129】次に、このように構成された第3の適用例
であるエージェント装置501の動作について、図面を
参照しながら説明する。
【0130】第3の適用例であるエージェント装置50
1の動作と、第2の適用例であるエージェント装置50
1の動作との差異は、リモート機能実行部503の動作
が、第1の適用例であるエージェント装置501におけ
るリモート機能実行部503の動作を示す図8から図1
0に変更されることと、標準応用管理操作オブジェクト
SEO1および管理オブジェクトアクセスオブジェクト
AO1の動作を示す図11、12が追加される点であ
る。そのため、ここでは、リモート機能実行部503の
動作を示す図10から説明を行なう。
【0131】応用管理操作オブジェクトEO1または他
のエージェント装置A1から管理機能実行要求とパラメ
ータを受信する(ステップS1001)。次に、管理機
能実行要求およびパラメータの送信元が、応用管理操作
オブジェクトEO1かどうかチェックする(ステップS
1002)。
【0132】ステップS1002の結果、送信元が応用
管理操作オブジェクト、例えば、応用管理操作オブジェ
クトEO1である場合には、管理機能実行要求の送信先
であるエージェント装置、例えば、エージェント装置A
1を識別するために、エージェント装置識別装置1に要
求された管理機能名とパラメータとを渡す(ステップS
1003)。その後、エージェント装置識別装置1から
の結果待ちとなる(ステップS1004)。
【0133】次に、エージェント装置識別装置1が図2
に示す動作を開始するが、これは前記したため、省略す
る。
【0134】この後のリモート機能実行部503の動作
は以降のようになる。
【0135】ステップS1004により取得されたエー
ジェント装置A1の通信アドレスに基づいて、目的のエ
ージェント装置A1との通信路を確立し、管理機能実行
要求と、ステップS1004により取得されたエージェ
ント装置A1で管理機能を実行する場合に必要となるパ
ラメータとをエージェント装置A1に送信する(ステッ
プS1005)。その後、エージェント装置A1からの
結果待ちとなる(ステップS1006)。ステップS1
006により得られたエージェント装置A1から送信さ
れてきた結果を、送信元の応用管理操作オブジェクトE
O1に送信する(ステップS1007)。
【0136】ステップS1002の結果、要求元が応用
管理操作オブジェクトEO1でない場合には、他のエー
ジェント装置、例えば、エージェント装置A1から管理
機能実行要求を受信したため、要求された管理機能を実
装した応用管理操作オブジェクトが存在するかどうかを
チェックする(ステップS1008)。
【0137】ステップS1008の結果、要求された管
理機能を実装する応用管理操作オブジェクトが存在しな
い場合には、要求された管理機能を実装する標準応用管
理操作オブジェクトSEO1を取得するために、標準応
用管理操作オブジェクトサーバS1に標準応用管理操作
オブジェクト取得要求を送信する(ステップS100
9)。
【0138】ステップS1009により要求された管理
機能を実装した標準応用管理操作オブジェクトSEO1
を取得した場合、または、ステップS1008の結果、
自エージェント装置501に要求された管理機能を実装
した応用管理操作オブジェクトが存在する場合には、ス
テップS1001で受信したパラメータを使用して要求
された管理機能を実行する(ステップS1010)。ス
テップS1010において、応用管理操作オブジェクト
を使用して管理機能を実行する場合には、応用管理操作
オブジェクトは図18に示す動作を開始する。また、標
準応用管理操作オブジェクトSEO1を使用して管理機
能を実行する場合には、標準応用管理操作オブジェクト
SEO1が図11で示す動作を開始する。ここで、応用
管理操作オブジェクトEO1の動作を示す図18は既に
説明したため、以降では、標準応用管理操作オブジェク
トSEO1の動作を示す図11の説明を行なう。
【0139】標準応用管理操作オブジェクトSEO1の
動作を示す図11と、応用管理操作オブジェクトEO1
の動作を示す図17との主な違いは、ステップS110
4において管理オブジェクトMO1、MO2、MO3に
アクセスするために、標準応用管理操作オブジェクトS
EO1が、管理オブジェクトアクセスオブジェクトAO
1が提供する管理オブジェクトへのアクセス機能を使用
する点である。また、既に図17の説明は行なったため
図面を参照した説明は省略する。
【0140】次に、第4の適用例であるエージェント装
置501について、図面を参照して詳しく説明する。
【0141】図12は、第4の適用例であるエージェン
ト装置501の構成を示すブロック図である。
【0142】エージェント装置1の構成の特徴として
は、第1ないし第3の適用例に係わるエージェント装置1
の構成と同様であるが、第1ないし第3の適用例に係わる
エージェント装置1におけるリモート機能実行部3が有す
る管理機能実行要求を発行するエージェント装置を識別
する機能と、この識別処理を行なう場合に必要となるネ
ットワーク情報と、検索ルールと、DN-通信アドレス変
換情報とを格納する機能とを名前解決サーバN1に保持さ
せ、この名前変換サーバN1との通信機能をリモート機能
実行部3に追加している点である。
【0143】すなわち、エージェント装置501の構成
の特徴としては、第1ないし第3の適用例であるエージ
ェント装置501の構成におけるエージェント装置識別
装置1が名前解決サーバN1として独立している点であ
る。
【0144】次に、第4の適用例であるエージェント装
置1の動作を図面を参照して説明する。このエージェン
ト装置501の動作と、第1ないし第3の適用例である
エージェント装置501の動作の差異は、リモート機能
実行部503と名前解決サーバ(エージェント装置識別
装置1)N1との通信がネットワークを介して行なわれ
るという点のみである。すなわち、リモート機能実行部
3の動作が図7から図13となることと、名前解決サー
バN1の動作を示す図14が追加されたことである。
【0145】さらに、第1の適用例に関するエージェン
ト装置1におけるリモート機能実行部3の動作を示す図
7と、第4の適用例であるエージェント装置1における
リモート機能実行部3の動作を示す図13との差異は、
図7における他のエージェント装置を識別する流れであ
るステップS703からステップS705が、図13に
おける名前変換サーバN1にエージェント識別要求を送
信するステップS1303となることである。そのた
め、ここでは、このリモート機能実行部3により起動さ
れた名前変換サーバN1の動作について図面を参照して
説明する。
【0146】いま、名前変換サーバN1がエージェント
装置1からエージェント装置1が実行している管理機能
名とエージェント装置を識別するために必要なパラメー
タを受信する(ステップS1401)。次に、ステップ
S1401で受信した管理機能名に基づいて、検索ルー
ルを選択する(ステップS1402)。その検索ルール
を、ステップS1401で受信したパラメータと、名前
変換サーバN1が保持するネットワーク情報を使用して
検索ルールを評価する(ステップS1403)。ステッ
プS1403により得られた識別用DNとDN−通信ア
ドレス変換情報とを使用して、エージェント装置1が次
に管理機能実行要求を送信するエージェント装置の通信
アドレスを検索する(ステップS1404)。その検索
結果をエージェント装置1に送信する(ステップS14
05)。
【0147】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の実施の形
態では、エージェント装置を識別する都度、管理機能が
使用する管理オブジェクト間の関係を使用してエージェ
ント装置を識別する場合のキーとなる識別用DNを導出
し、その識別用DNからエージェント装置の通信アドレ
スを取得する方式を採用しているため、構成変更などの
ネットワークの状態の動的な変更に柔軟に対応したエー
ジェント装置の識別が可能であるという効果がある。
【0148】さらに、エージェント装置識別装置におい
て、各種管理機能に応じた検索ルールを評価することに
より、通信を行なうエージェント装置を識別するため、
全ての管理機能に関して統一的にエージェント装置の識
別を行なうことが可能であるという効果がある。
【0149】さらに、エージェント装置識別装置の第1
の適用例では、他のエージェント装置が提供する機能を
使用するためのエージェント装置間通信機能を各応用管
理操作オブジェクトから取り出し、応用管理操作オブジ
ェクト間で共有することにより、プログラム実行時にお
けるメモリ消費量を軽減できるという効果がある。
【0150】さらに、エージェント装置識別装置の第2
の適用例では、第1の適用例であるエージェント装置に
おけるリモート機能実行部に、エージェント装置間での
応用管理操作オブジェクトの送受信機能を持たせること
で、要求された管理機能を実装した応用管理操作オブジ
ェクトが存在しない場合にでも、応用管理操作オブジェ
クトを動的に取得し、要求された管理機能を実行可能と
なるため、エージェント装置が有する管理機能の動的な
拡張が可能であるという効果がある。
【0151】さらに、エージェント装置識別装置の第3
の適用例では、第2の適用例であるエージェント装置に
おけるリモート機能実行部に標準応用管理操作オブジェ
クトサーバと通信を行なわせ、標準応用管理操作オブジ
ェクトの動的な取得機能を持たせることで、全てのエー
ジェント装置に同様の標準応用管理操作オブジェクトを
保持させる必要がなくなるため、各エージェント装置の
資源が節約できるという効果がある。
【0152】さらに、エージェント装置識別装置の第4
の適用例では、第1ないし第3の適用例であるエージェ
ント装置におけるエージェント装置識別装置を名前解決
サーバとして全てのエージェント装置からアクセス可能
とすることで、全てのエージェント装置に同様のエージ
ェント装置識別装置を保持させる必要がなくなるため、
各エージェント装置の資源が節約できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わるエージェン
ト装置識別装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1におけるエージェント装置識別装置の動作
を示すフローチャートである。
【図3】図1における検索ルール評価部の動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】図1における通信アドレス変換部の動作を示す
フローチャートである。
【図5】本発明のエージェント装置識別装置をプログラ
ム受信機能付エージェント装置に適用した場合の第1の
適用例であるエージェント装置の構成を示すブロック図
である。
【図6】図5における応用管理操作オブジェクトの処理
の流れを示すフローチャートである。
【図7】図5におけるリモート機能実行部の処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図8】本発明のエージェント装置識別装置をプログラ
ム受信機能付エージェント装置に適用した場合の第2の
適用例であるエージェント装置におけるリモート機能実
行部の処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】本発明のエージェント装置識別装置をプログラ
ム受信機能付エージェント装置に適用した場合の第3の
適用例であるエージェント装置の構成を示すブロック図
である。
【図10】図9におけるリモート機能実行部の処理の流
れを示すフローチャートである。
【図11】図9における標準応用管理操作オブジェクト
の処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】本発明のエージェント装置識別装置をプログ
ラム受信機能付エージェント装置に適用した場合の第4
の適用例であるエージェント装置の構成を示すブロック
図である。
【図13】図12におけるリモート機能実行部の処理の
流れを示すフローチャートである。
【図14】図12における名前解決サーバの処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図15】従来のプログラム受信機能付エージェント装
置の構成を示すブロック図である。
【図16】図15におけるプログラム実行部の処理の流
れを示すフローチャートである。
【図17】図15における応用管理操作オブジェクトの
処理の流れを示すフローチャートである。
【図18】図15における基本管理操作オブジェクトの
処理の流れを示すフローチャートである。
【図19】従来までのプログラム受信機能付エージェン
ト装置における第2の実施の形態の構成図である。
【図20】図19におけるプログラム実行部の処理の流
れを示すフローチャートである。
【図21】図19における管理オブジェクトアクセスオ
ブジェクトの処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 エージェント識別装置 2 検索ルール評価部 3 通信アドレス検索 501 エージェント装置 502 プログラム実行部 503 リモート機能実行部 504 プログラム実行情報格納部 505 管理情報格納部 M1,M2 マネージャ装置 A1,A2 エージェント装置 EO1,EO2 応用管理操作オブジェクト PO1,PO2 基本管理操作オブジェクト MO1,MO2,MO3 管理オブジェクト S1 標準応用管理操作オブジェクトサーバ AO1 管理オブジェクトアクセスオブジェクト SEO1 標準応用管 理操作オブジェクト N1 名前解決サーバ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エージェント装置を識別する検索ルールと
    当該検索ルールを評価するためのネットワーク情報とを
    格納しており、当該検索ルールと必要に応じて当該ネッ
    トワーク情報を用いてプログラムを送信するべきエージ
    ェント装置を識別し、識別されたエージェント装置の識
    別子を出力する検索ルール評価部と、 前記識別子と通信アドレスの対応が記述されている変換
    情報を格納しており、前記検索ルール評価部から入力さ
    れた前記識別子と当該変換情報を用いて次にプログラム
    を送信するべきエージェント装置の通信アドレスを導出
    する通信アドレス検索部とから構成されることを特徴と
    するエージェント装置識別装置。
  2. 【請求項2】ネットワーク管理における管理機能を実現
    し、プログラムにそれらの機能を提供する応用管理操作
    オブジェクトと、応用管理操作オブジェクトに管理オブ
    ジェクトへアクセスする機能を提供する基本管理操作オ
    ブジェクトとを格納するプログラム実行情報格納部と、 マネージャ装置から送信されてきたプログラムを実行す
    る機能と、プログラム実行時においてプログラム中で要
    求されている応用管理操作オブジェクトをプログラムに
    リンクする機能と、プログラムの実行結果をマネージャ
    装置に送信する機能を有するプログラム実行部と、 前記管理オブジェクトを格納する管理情報格納部と、 前記応用管理操作オブジェクトが他のエージェント装置
    に管理機能の実行要求を送信する必要がある場合に、当
    該管理機能の実行要求を送信する他のエージェントを識
    別するエージェント識別装置と、 前記エージェント識別装置により決定された他のエージ
    ェント装置に管理機能の実行要求を発行する機能と、他
    のエージェント装置から管理機能の実行を要求された場
    合に、要求された応用管理操作オブジェクトを実行させ
    る機能とを有するリモート機能実行部と、 を備えることを特徴とするプログラム受信機能付エージ
    ェント装置。
  3. 【請求項3】前記リモート機能実行部に、エージェント
    装置間での応用管理操作オブジェクトの送受信機能を付
    加したことを特徴とする請求項2に記載のプログラム受
    信機能付エージェント装置。
  4. 【請求項4】前記プログラム実行情報格納部が、前記応
    用管理操作オブジェクトと前記基本管理操作オブジェク
    トに加え、1つの管理オブジェクトに直接アクセスする
    機能を有する管理オブジェクトアクセスオブジェクト
    と、当該管理オブジェクトアクセスオブジェクトが有す
    る機能を使用して管理機能を提供する標準応用管理操作
    オブジェクトとを格納し、 前記リモート機能実行部が、前記標準応用管理操作オブ
    ジェクトを格納する標準応用管理操作オブジェクトサー
    バとの通信を行ない、標準応用管理操作オブジェクトを
    動的に取得する機能を付加したことを特徴とする請求項
    2又は3に記載のプログラム受信機能付エージェント装
    置。
  5. 【請求項5】前記エージェント装置識別装置に代えて当
    該エージェント装置識別装置と同様の機能を有する名前
    解決サーバを備え、 前記リモート機能実行部が、前記名前解決サーバとネッ
    トワークを介して通信する機能を追加したことを特徴と
    する請求項2、3又は4に記載のプログラム受信機能付
    エージェント装置。
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