JPH1152450A - カメラ用セクタ装置 - Google Patents

カメラ用セクタ装置

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Publication number
JPH1152450A
JPH1152450A JP20353197A JP20353197A JPH1152450A JP H1152450 A JPH1152450 A JP H1152450A JP 20353197 A JP20353197 A JP 20353197A JP 20353197 A JP20353197 A JP 20353197A JP H1152450 A JPH1152450 A JP H1152450A
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JP
Japan
Prior art keywords
sector
sectors
convex portion
camera
base plate
Prior art date
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Application number
JP20353197A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kobayashi
孝一 小林
Haruo Yoshida
春男 吉田
Tomio Kurosu
富男 黒須
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Nidec Precision Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ用セクタ装置においてセクタ周辺から
の漏光対策を強化する。 【解決手段】 セクタ3,4は地板1と押さえ板2との
空間に配置され,レールとして作用する凸状部1b,1
c,2a,2bによって上下を支承されて走行する。最
も被写体側のセクタ3は閉鎖状態で光軸から見て開口形
成縁3cよりも遠い位置にある点を被写体側の凸状部1
dによって支承され,凸状部1dと凸状部2bの光軸方
向の距離成分はセクタ3,4の板厚合計と実質的に等し
い。従って,セクタ3,4間に走行の妨げとならないク
リアランスを確保した場合,最も被写体側のセクタ3凸
状部1dとの接触によって開口形成縁3cがフィルムよ
りのセクタ4側に撓められるので,開口形成縁3cの箇
所でのクリアランスが減少し,漏光が減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラ用セクタ装置
に関し,特にセクタ周囲の漏光対策を強化したセクタ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に,カメラ用セクタ装置は地板及び
該地板と平行配設された押さえ板との間に複数枚構成の
セクタを配置し,この複数枚構成のセクタを連動して作
動させることにより地板と押さえ板の双方に形成された
露出用開口を開閉する様になされている。この様なカメ
ラ用セクタ装置では,セクタと地板及び押さえ板との間
の摺動抵抗を低減するために地板及び押さえ板にセクタ
を支承するレールとなる凸状部を形成したものが知られ
ており,図4及び図5にその具体的な構成例を示す。
尚,図4はセクタ装置を被写体側から見た平面図であ
る。又,図5は図4を光軸を通過する水平線で破断した
断面図であり,図面上で光軸よりも右側は図4の矢示A
方向の視点で,光軸よりも左側は矢示B方向の視点で各
々表している。又,図4において地板1及び押さえ板2
を実線で示した場合には内部構成が殆ど破線で示される
こととなるので,地板1及び押さえ板2の輪郭形状に関
しては一点鎖線で仮想的に示し,地板1と押さえ板2の
内側に形成される部材に関して実線で示している。更
に,図5の断面図は内部構成を見やすくするために厚み
方向にスケールを拡大して示している。
【0003】地板1と押さえ板2によって形成される空
間にはセクタ3及び4が配設され,セクタ3は地板1上
の軸3aに,セクタ4は地板1上の軸4aに各々揺動自
在に枢支されている。そして,セクタ3が軸3aを中心
に左旋するとともにセクタ4が軸4aを中心に右旋する
ことより地板1及び押さえ板2の中央付近に形成された
露出用開口APが開口される。次に,5は駆動源となる
モータであり,モータ5の偏芯した出力ピン5aは一定
の角度範囲内で旋回作動する。尚,図4には出力ピン5
aの旋回範囲を破線にて示している。更に,偏芯出力ピ
ン5aはスプリング6から右旋習性を与えられている。
尚,図面ではスプリングに関して矢印により単に付勢方
向のみを示す。
【0004】次に,7はモータ5の回転をセクタ3,4
に伝達するための駆動レバーであり,駆動レバー7は地
板1上の軸7aに揺動自在に軸支されるとともにスプリ
ング6よりも充分に力量の小さなスプリング8から右旋
習性を与えられている。駆動レバー7の一端に形成され
た源動アーム7bはモータ5の出力ピン5aと当接して
出力ピン5aに対して左旋習性を与えるがスプリング8
の力量よりスプリング6の力量が十分に大きいため,モ
ータ5及び駆動レバー7は図示の位置で停止している。
そしてモータ5に通電することにより出力ピン5aがス
プリング6に抗して左旋すると源動アーム7bが出力ピ
ン5aに追従しながら駆動レバー7は軸7aを中心に右
旋する。駆動レバー7の他の一端に植設又は一体形成さ
れた連結ピン7cはセクタ3,4に各々形成された長孔
3b,4bと係合しており,駆動レバー7が右旋すると
セクタ3が軸3aを中心に左旋するとともにセクタ4が
軸4aを中心に右旋して露出用開口APを開口する。
【0005】図5に示す例は地板1や押さえ板2とセク
タ3,4との間の摺動抵抗を低減するために地板1の下
面と押さえ板2の上面に凸状部を形成している。先ず,
地板1の下面に形成された凸状部1aはセクタ3の上面
に接触してセクタ3の上面を支承する。又,押さえ板2
の上面に形成された凸状部2aはセクタ3の下面に接触
してセクタ3の下面を支承する。従って,セクタ3は凸
状部1aと凸状部2aに上下を支承されて走行する。更
に,地板1の下面に形成された凸状部1bは凸状部1a
よりも少なくともセクタ3の厚み相当以上高く,セクタ
4の上面を支承する。又,押さえ板2の上面に形成され
た凸状部2bは凸状部2bは凸状部2aよりもセクタ4
の厚み相当以上低く,セクタ4の下面を支承する。従っ
て,セクタ4は凸状部1bと凸状部2bに上下を支承さ
れて走行する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】さて,上記の様なセク
タ装置の場合には被写体側のセクタ,即ち,セクタ3に
形成された開口形成縁3cから侵入した外光がセクタ
3,4の空隙を通過してセクタ4の裏側に廻り込む漏光
が生じる可能性があり,近年の高感度化が進んだフィル
ムの場合,この漏光を有効に防止することが望まれてい
る。この漏光を防止するためにはセクタ3,4間のクリ
アランスを出来る限り減少させることが有効である。具
体的には地板側1側の凸状部1aと1bの高さの差をセ
クタ3の厚みと等しくするとともに押さえ板側2側の凸
状部2aと2bの高さの差をセクタ4の厚みと等しくし
てセクタ3の下面とセクタ4の上面とを完全に密着させ
れば漏光は防止される。しかしながら,現在主流のセク
タはその多くが,作動時の負荷を軽減する為に,原材料
としてプラスチック等の様にこわさ数値の低い,所謂コ
シの無い素材を使用している。そして,必要に応じてこ
うした材料に黒色顔料を混合したり,その表面に金属箔
や金属薄膜を設けたり,或いは塗料やインクを印刷或い
は塗装する等の手法によって,コシを強くし,或いは遮
光性を高める為の工夫がなされているが,主体原材料の
特性から個体毎のバラツキや加工後の歪み等を完全に防
止することは実質的に不可能であり,セクタ3,4間の
クリアランスを0にすることは出来ず,有効な漏光対策
が望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこの様な問題点
に鑑みてなされたものであり,従前から知られているセ
クタ装置に最小限の加工を加えることにより有効な漏光
対策を講じることが出来るカメラ用セクタ装置を提供す
ることを目的とする。請求項1に係るカメラ用セクタ装
置は:露出用開口APが形成された地板1と:該地板1
と所定間隔を保って平行配置され露出用開口APが形成
された押さえ板2と:前記地板1及び前記押さえ板2と
の間に配置され前記双方の露出用開口APを開閉する複
数枚構成のセクタ3,4と:該複数枚構成のセクタ3,
4を連動して駆動するセクタ駆動部材7とを有するカメ
ラ用セクタ装置を前提として:前記各々のセクタ3,4
を両側面から支承して該セクタ3,4の走行面を規制す
る複数の凸状部1b,1c,1d,2a,2bを前記地
板1の前記セクタ3,4側に向いた面及び前記押さえ板
2の前記セクタ3,4側に向いた面の各々に形成し:前
記地板1が存在する平面をXY平面と定義し,このXY
平面と直交する方向をZ軸と定義した時:前記地板1側
に形成された凸状部1b,1c,1d或いは前記押さえ
板2側に形成された凸状部2a,2b中の少なくとも1
つ以上の特定の凸状部1dと他方の面に形成された凸状
部中で最も高さの低い凸状部2bとのZ軸方向の距離が
前記セクタ3,4の板厚合計と実質的に等しく,且つ,
前記特定の凸状部1dが前記他方の面に形成された凸状
部中で最も高さの低い凸状部2bとXY平面上で重なら
ないことを特徴とするものである。又,請求項2記載の
カメラ用セクタ装置は請求項1記載のカメラ用セクタ装
置を前提として:前記特定の凸状部1dは前記複数毎構
成のセクタ中の最も被写体側のセクタ3の被写体側の面
に接触し,且つ前記セクタ3の閉鎖状態において,光軸
から見て開口形成縁3cよりも遠い点で前記セクタ3に
接触する様に構成されている。又,請求項3に係るカメ
ラ用セクタ装置は請求項1又は請求項2記載のカメラ用
セクタ装置を前提として:前記複数枚構成のセクタ3,
4は主にプラスチック材で構成されている。更に,請求
項4に係るカメラ用セクタ装置は請求項1,請求項2又
は請求項3記載のカメラ用セクタ装置を前提として,前
記特定の凸状部1dが前記セクタ4と点接触する様に形
成される。
【0008】請求項1による場合には前記特定の凸状部
1dと他方の面に形成された凸状部中で最も高さの低い
凸状部2bとのZ軸上における距離がセクタ3,4の板
厚合計と実質的に等しいのでセクタ3,4間のクリアラ
ンスが部分的に減少し,漏光を有効に防止することが可
能となるとともに,上記特定の凸状部1dと他方の面に
形成された最も高さの低い凸状部2bとはXY平面上で
は重ならないので,セクタ3,4が上下の凸状部1d,
2b間で圧着されることがなく,セクタ3,4間のクリ
アランスは全体的には確保されるのでセクタ3,4の走
行が妨げられることがない。特に,前記特定の凸状部1
dが前記複数毎構成のセクタ中の最も被写体側のセクタ
3の被写体側の面に接触し,且つ前記セクタの閉鎖状態
において,光軸から見て開口形成縁3cよりも遠い点で
前記セクタ3に接触する様にした場合には,最も被写体
側のセクタ3の開口形成縁3cがよりフィルム面側に設
けられたセクタ4の方向に撓められるので,漏光防止性
能が更に向上する。又,セクタ材質に例えばプラスチッ
クの様に弾性を持たせた場合にはセクタ3自身の弾性に
より特定の凸状部1dに接触する箇所のみが撓みながら
走行し,この特定の凸状部1dの箇所以外にはクリアラ
ンスが保たれるので,走行の円滑性が維持され,しかも
凸状部1dによりセクタ3がセクタ4側に撓むので,セ
クタ3の開口形成縁3cからの漏光が有効に防止され
る。更に,特定の凸状部1dがセクタ3と点接触する様
にした場合には凸状部1dとセクタ3間の摺動抵抗も低
減され,セクタのより円滑な走行が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の好ま
しい実施形態を説明する。図1は本発明の実施形態に係
るカメラ用セクタ装置を被写体側から見た平面図であ
る。又,図2は図1を光軸を通過する水平線で破断した
断面図であり,図面上で光軸よりも右側は図1の矢示A
方向の視点で,光軸よりも左側は矢示B方向の視点で各
々表している。又,図1において地板1及び押さえ板2
を実線で示した場合には内部構成が殆ど破線で示される
こととなるので,地板1及び押さえ板2の輪郭形状に関
しては一点鎖線で仮想的に示し,地板1と押さえ板2内
側に形成される部材に関して実線で示している。更に,
図2の断面図は内部構成を見やすくするために厚み方向
にスケールを拡大して示している。
【0010】本実施形態に係るカメラ用セクタ装置も図
4,図5に示した従来のセクタ装置と基本的な構成は共
通するので,図4,図5と共通する要素に関しては図
4,図5と同一の符号を付して重複した説明は省略す
る。本実施形態の場合においても地板1と押さえ板2と
の基本的な間隔やセクタ3,4の厚み等は図4,図5に
示したものと共通する。図4に示す従来のカメラ用セク
タ装置の場合,地板1に形成された凸状部1aは,露出
用開口APの周囲にリング状の主体部が形成されるとと
もに露出用開口APの中心とピン7cとを結ぶ線分を対
称軸として左右対称形状の腕部が形成されていたが,本
実施形態においては凸状部1cは露出用開口APの周囲
のリング状の主体部と一方の腕部のみが形成され,他方
の腕部に相当する部位は形成されていない。そして,図
1に示す実施形態では,初期状態においてセクタ3を上
方から支承するために地板1の下面に先端部が半球状或
いは円錐状の凸状部1dが形成され,凸状部1dはセク
タ3の閉鎖状態において光軸から見て開口形成縁3cよ
りも遠い点でセクタ3の上面と点接触している。
【0011】本実施形態においても地板1の下面の凸状
部1bは凸状部1cよりも少なくともセクタ3の厚み相
当以上高く形成され,又,押さえ板2の上面の凸状部2
bは凸状部2aよりもセクタ4の厚み相当以上低く形成
されており,セクタ3,4間には図4,図5に示す従来
例と同様に若干のクリアランスが確保されている。しか
しながら,本実施形態の場合には凸状部1dの高さは図
4及び図5に示す従来例の凸状部1aの高さよりも高
く,地板1が存在する平面をXY平面と定義し,このX
Y平面と直交する光軸方向をZ軸方向と定義した時に,
凸状部1dの下端部と凸状部2bの上面との間にはZ軸
方向の距離にしてセクタ3,4の板厚合計と実質的に等
しい距離が確保されている。しかも,凸状部1dと凸状
部2bとはXY座標が重ならない位置に配設されてお
り,従って,セクタ3,4の主体材料としてプラスチッ
ク等の弾性を有する材質を使用した場合にセクタ3は凸
状部1dとの接触によって開口形成縁3cがセクタ4側
に若干撓んだ状態になり,このセクタ3の撓みによりセ
クタ3の開口形成縁3cからの漏光が減少することにな
る。そして,上述の様にセクタ3,4間には全体として
は従来例と同様のクリアランスが確保されるので,セク
タ3の下面とセクタ4の上面との間の摺動面は極めて少
なくなり,セクタ3,4の面的な摺動抵抗は少なく,走
行の妨げとはならない様に構成されている。又,1e,
1fは地板1の下面に形成されたストッパ部材である。
【0012】次に,上記事項及び図3を参照して本実施
形態の動作を説明する。初期状態において,本実施形態
のカメラ用セクタ装置は図1,図2に示す状態にあり,
セクタ3はストッパ1fに右旋限を規制されて,セクタ
4はストッパ1eによって左旋限を規制されて停止して
いる。又,この時,セクタ4の上面を支承する凸状部1
bはセクタ3の上面を支承する凸状部1cよりもセクタ
3の厚み相当以上高く形成されるとともに,セクタ3の
下面を支承する凸状部2aはセクタ4の下面を支承する
凸状部2bよりもセクタ4の厚み相当以上高く形成され
ているので,セクタ3の下面とセクタ4の上面との間に
はクリアランスが保たれているが,凸状部1dと凸状部
2bとのZ軸方向の距離がセクタ3,4の板厚合計と等
しくなるため,セクタ3は凸状部1dとの接触によって
開口形成縁3cがセクタ4側に押しつけられる方向に撓
められるので,開口形成縁3cからの漏光の危険性が大
幅に低減される。
【0013】さて,この状態でモータ5に通電して出力
ピン5aをスプリング6に抗して左旋させると,駆動レ
バー7は源動アーム7bが出力ピン5aに追従しながら
軸7aを中心に右旋する。従って,駆動レバー7の他の
一端に配設された連結ピン7cは,セクタ3に形成され
た長孔3bを係合しながらセクタ3を軸3aを中心に左
旋させるとともに,セクタ4に形成された長孔4bを係
合しながらセクタ4を軸4aを中心に右旋させて露出用
開口APを開口する。図3はこの様にしてセクタ3,4
が露出用開口APを全開状態まで開口した状態を示して
いる。この時セクタ3をセクタ4側に撓める作用を及ぼ
す凸状部1dは,凸状部1dからの撓め力を受ける凸状
部2bとXY平面状で重ならない位置に形成されている
ので,セクタ3,4が凸状部1dと凸状部2b間で圧着
されることはなく,セクタ3,4間の摺動抵抗によって
セクタ3,4の走行が妨げられることもない。特に,凸
状部1dの先端がセクタ3と点接触する様にした場合に
はセクタ3と凸状部1dとの摺動抵抗も減少するので走
行抵抗が更に減少する。
【0014】その後露出秒時に対応した時間が経過した
後にモータ5に対する通電を遮断すると,スプリング6
の力量はスプリング8の力量よりも充分に大きく設定さ
れているので,モータ5の出力ピン5aは駆動レバー7
を左旋させながら初期位置迄復帰し,駆動レバー7はセ
クタ3,4を初期位置まで復帰させて露出用開口APを
遮蔽する。
【0015】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば,複数
のセクタ間には必要十分なクリアランスを確保すること
ができるので,セクタの走行の円滑性を妨げることがな
く,最も漏光の原因となる被写体よりのセクタの開口形
成縁がフィルム面側のセクタ側に撓められるので,この
開口形成縁からの漏光が減少し,高感度フィルムの使用
に際しても充分な漏光防止性能を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るカメラ用セクタ装置の
初期状態における平面図。
【図2】本発明の実施形態に係るカメラ用セクタ装置の
初期状態における断面図。
【図3】図1に示すカメラ用セクタ装置を全開状態にし
た平面図。
【図4】従来のカメラ用セクタ装置の初期状態における
平面図。
【図5】図4に示すカメラ用セクタ装置の初期状態にお
ける断面図。
【符号の説明】
1 地板 1b 凸状部 1c 凸状部 1d 特定の凸状部 2 押さえ板 2a 凸状部 2b 凸状部 3 セクタ 3c 開口形成縁 4 セクタ 5 モータ 7 駆動レバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露出用開口が形成された地板と,該地板
    と所定間隔を保って平行配置され露出用開口が形成され
    た押さえ板と,前記地板及び前記押さえ板との間に配置
    され前記双方の露出用開口を開閉する複数枚構成のセク
    タと,該複数枚構成のセクタを連動して駆動するセクタ
    駆動部材とを有するカメラ用セクタ装置において,前記
    各々のセクタを両側面から支承して該セクタの走行面を
    規制する複数の凸状部を前記地板の前記セクタ側に向い
    た面及び前記押さえ板の前記セクタ側に向いた面の各々
    に形成し,前記地板が存在する平面をXY平面と定義
    し,このXY平面と直交する方向をZ軸と定義した時,
    前記地板側に形成された凸状部或いは前記押さえ板側に
    形成された凸状部中の少なくとも1つ以上の特定の凸状
    部と他方の面に形成された凸状部中で最も高さの低い凸
    状部とのZ軸方向の距離が前記セクタの板厚合計と実質
    的に等しく,且つ,前記特定の凸状部が前記他方の面に
    形成された凸状部中で最も高さの低い凸状部とXY平面
    上で重ならないことを特徴とするカメラ用セクタ装置。
  2. 【請求項2】 前記特定の凸状部は前記複数毎構成のセ
    クタ中の最も被写体側のセクタの被写体側の面に接触
    し,且つ前記セクタの閉鎖状態において,光軸から見て
    開口形成縁よりも遠い点で前記セクタに接触することを
    特徴とするカメラ用セクタ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のカメラ用セ
    クタ装置において,前記複数枚構成のセクタは主にプラ
    スチック材で構成されたことを特徴とするカメラ用セク
    タ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,請求項2又は請求項3記載の
    カメラ用セクタ装置において,前記特定の凸状部が前記
    セクタと点接触することを特徴とするカメラ用セクタ装
    置。
JP20353197A 1997-07-29 1997-07-29 カメラ用セクタ装置 Pending JPH1152450A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4755403A (en) * 1985-06-03 1988-07-05 W. R. Grace & Co., Cryovac Div. Protective patch for shrinkable bag
US4770731A (en) * 1985-06-03 1988-09-13 W. R. Grace & Co.-Conn. Method of making a patch for a shrinkable bag
JP2006235058A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Nidec Copal Corp カメラ用羽根駆動装置

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