JPH1152076A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH1152076A
JPH1152076A JP9204912A JP20491297A JPH1152076A JP H1152076 A JPH1152076 A JP H1152076A JP 9204912 A JP9204912 A JP 9204912A JP 20491297 A JP20491297 A JP 20491297A JP H1152076 A JPH1152076 A JP H1152076A
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electronic device
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JP9204912A
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Inventor
Kunio Koike
邦夫 小池
Hidenori Nakamura
英典 中村
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示手段を備えた電子機器において、消費電
力を抑制しつつ、表示手段の表示内容を容易かつ迅速に
視認可能とする。 【解決手段】 システム制御部は、充放電制御部により
所定の時間(例えば、1秒間)間隔で2次電池への入力
電流値(ソーラー電池の発電電流値)を検出し、この入
力電流値から得られる照度に応じて液晶表示の状態(オ
ン状態/オフ状態)を制御する。具体的には、照度が1
00Luxを超過して変化した場合には、液晶表示をオ
ン状態とし、照度が300Luxを超過している間はオ
ン状態を維持し、照度が100Luxより大、かつ30
0Lux以下の状態が1分間以上連続すれば液晶表示を
オフ状態とし、照度が100Lux以下の状態が10秒
間以上連続すれば液晶表示をオフ状態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オン状態とオフ状
態とで消費電力が異なる表示手段を備えた電子機器に関
し、特に、消費電力を抑制しつつ表示手段の表示内容を
容易かつ迅速に視認可能とする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、歩進する表示指針と液晶パネ
ルとを組み合わせたコンビネーション式腕時計が開発・
市販されている。通常、この種の腕時計は、表示指針が
時刻を示し、液晶パネルが時刻や日付、アラーム情報等
を表示するよう設計されており、液晶パネルの表示内容
(時刻や日付、アラーム情報等)は、使用者が腕時計の
ボタンを操作してモードを選択することにより切替可能
である。
【0003】また、この種の腕時計では、消費電力の低
減、表示指針の視認性向上、および腕時計としての美観
確保等の理由から、使用者のボタン操作に応じて液晶パ
ネルの駆動状態(オン状態/オフ状態)を切り替えるデ
マンド方式を採用しているものがある。デマンド方式を
採用した腕時計では、例えば、使用者が任意のボタンを
押下すると予め選択されたモードに応じた内容が液晶パ
ネル上に表示され(オンデマンド)、使用者が所定のボ
タンを押下すると液晶パネル上の表示が消える(オフデ
マンド)。特に近年、開発・市販されている自己発電型
の腕時計では、腕時計の大きさ等の制約から発電電流を
蓄積する2次電池の容量を十分に大きくとることができ
ず、消費電力を低減する必要性が高いことから、デマン
ド方式を採用して液晶パネルの消費電力を削減すること
が行われている。
【0004】さらに、デマンド方式の腕時計の中には、
使用者のボタン操作によりオン状態となった液晶パネル
を、一定時間経過後にオフ状態とするものもある。通
常、この種の腕時計では、オンデマンドのボタン操作を
契機として経過時間をカウントするので、一定時間経過
前にオフデマンドのボタン操作以外の操作が行われると
カウント値は0にリセットされ、再びカウント動作を開
始する。すなわち、オフデマンド忘れ等の一定時間内に
操作が行われない場合に液晶パネルがオフ状態となるの
で、より一層、消費電力を低減できるという効果が得ら
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、腕時計が視
認性を重視して設計されるのは、時刻等の必要な情報を
迅速かつ容易に取得したい、という要望が使用者側にあ
るからである。しかしながら、上述したデマンド方式の
腕時計では、液晶パネルの表示内容を確認しようとする
使用者は、何らかの操作(例えば、ボタン操作)を行っ
て液晶パネルをオン状態にしないと表示内容を視認する
ことができない。すなわち、使用者が液晶パネルの表示
情報を、表示指針から時刻を読み取る程度の素早さで取
得することはできなかった。
【0006】また、腕時計は手首に装着して使用される
ので、ボタン操作を行うためには、装着側の腕のみなら
ず、非装着側の手をも使う必要がある。したがって、何
らかの手作業を行っている場合には、当該手作業を中断
しなければ液晶パネルの表示内容を視認することができ
ない、という煩わしさがあった。もちろん、デマンド方
式を採用せず、液晶パネルを常にオン状態とすれば上述
した不都合を回避できるが、前述したように、消費電力
の観点から自己発電型の腕時計に適用するのは困難であ
る。
【0007】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
のであり、液晶パネル等の表示手段を常にオン状態とす
ることなく、使用者が迅速かつ容易に表示手段の表示内
容を視認することができる電子機器を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1記載の電子機器は、オン状態とオフ状
態とで消費電力が異なる表示手段と該表示手段を駆動す
るための電力を供給する2次電池とを備えた電子機器に
おいて、前記2次電池の充放電傾向を推定する充放電傾
向推定手段と、前記充放電傾向推定手段の推定結果に応
じて前記表示手段の状態を切り替える駆動制御手段とを
具備することを特徴としている。さらに加えて、発電電
流を2次電池へ入力する発電手段を具備し、前記充放電
傾向推定手段は、前記発電手段の発電状況を検出し、該
発電状況に応じて前記2次電池の充放電傾向を推定す
る、ようにしてもよい(請求項2)。さらに加えて、前
記発電手段は光を受光して発電するソーラー電池であっ
てもよい(請求項13)。さらに加えて、前記表示手段
は高分子分散型液晶パネルであり、前記ソーラー電池は
前記高分子分散型液晶パネルを透過した光を受光して発
電する、ようにしてもよい(請求項14)。
【0009】また、請求項5に記載の電子機器は、請求
項1または2記載の電子機器において、使用者が前記表
示手段を注視しているか否かを推定する注視推定手段を
具備し、前記駆動制御手段は、前記充放電傾向推定手段
の推定結果および前記注視推定手段の推定結果に応じて
前記表示手段の状態を切り替えることを特徴としてい
る。さらに加えて、前記表示手段は高分子分散型液晶パ
ネルであり、前記発電手段は前記高分子分散型液晶パネ
ルを透過した光を受光して発電するソーラー電池であ
り、前記パラメータ検出手段は前記ソーラー電池の発電
電流値を検出し、前記充放電傾向推定手段は、前記パラ
メータ検出手段により検出された前記発電電流値に基づ
いて前記2次電池の充放電傾向を推定し、前記注視推定
手段は、前記パラメータ検出手段により検出された前記
発電電流値に基づいて使用者が前記表示手段を注視して
いるか否かを推定する、ようにしてもよい(請求項1
5)。
【0010】また、請求項3に記載の電子機器は、オン
状態とオフ状態とで消費電力が異なる表示手段と該表示
手段を駆動するための電力を供給する電池とを備えた電
子機器において、前記電池の残容量を検出する残容量検
出手段と、前記残容量検出手段により検出された前記残
容量に応じて前記表示手段の状態を切り替える駆動制御
手段とを具備することを特徴としている。さらに加え
て、使用者が前記表示手段を注視しているか否かを推定
する注視推定手段を具備し、前記駆動制御手段は、前記
残容量検出手段により検出された前記残容量および前記
注視推定手段の推定結果に応じて前記表示手段の状態を
切り替える、ようにしてもよい(請求項6)。
【0011】また、請求項4に記載の電子機器は、オン
状態とオフ状態とで消費電力が異なる表示手段を備えた
電子機器において、使用者が前記表示手段を注視してい
るか否かを推定する注視推定手段と、前記注視推定手段
の推定結果に応じて前記表示手段の状態を切り替える駆
動制御手段とを具備することを特徴としている。
【0012】さらに、請求項7に記載の電子機器は、請
求項4乃至6のいずれかに記載の電子機器において、自
機器の使用環境に応じたパラメータを検出するパラメー
タ検出手段を具備し、前記注視推定手段は、前記パラメ
ータ検出手段により検出されたパラメータに基づいて、
使用者が前記表示手段を注視しているか否かを推定する
ことを特徴としている。さらに、前記パラメータ検出手
段は前記表示手段を照らす外光の照度を検出し、前記注
視推定手段は、前記パラメータ検出手段により検出され
た照度が予め設定された閾値未満である場合には使用者
が前記表示手段を注視していないと推定する、ようにし
てもよい(請求項8)。または、前記パラメータ検出手
段は前記表示手段を照らす外光の照度を検出し、前記注
視推定手段は、前記パラメータ検出手段により検出され
た照度を監視し、予め設定された時間内の該照度の変化
が予め設定された範囲内である場合には使用者が前記表
示面を注視していないと推定する、ようにしてもよい
(請求項9)。あるいは、前記パラメータ検出手段は前
記表示手段に加わる加速度を検出し、前記注視推定手段
は、前記パラメータ検出手段により検出された加速度を
監視し、該加速度が0である時間が予め設定された時間
を超過した場合には使用者が前記表示面を注視していな
いと推定する、ようにしてもよい(請求項10)。ある
いは、人体に装着される電子機器とするとともに、前記
パラメータ検出手段は装着状態で人体に接触する部位の
温度を検出するとし、前記注視推定手段は、前記パラメ
ータ検出手段により検出された温度に基づいて装着状態
/非装着状態を推定し、この推定結果が非装着状態であ
る場合には使用者が前記表示面を注視していないと推定
する、ようにしてもよい(請求項11)。また、請求項
1乃至11いずれかに記載の電子機器において、前記表
示手段を高分子分散型液晶パネルとしてもよい(請求項
12)。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
コンビネーション式腕時計に適用した一実施形態につい
て説明する。
【0014】1:構成 図1は上記コンビネーション式腕時計の電気的構成を示
す図であり、1は入射光の照度に応じた値の電流を発生
するセルを複数直列してなるソーラー電池、2は一端が
ソーラー電池1の一端に接続された2次電池(例えば、
リチウムイオン2次電池)であり、ソーラー電池1の発
電電流を蓄積する。3は2次電池2への過充電を防止す
るためにソーラー電池1と並列に接続されたリミッタ、
4は一端が2次電池2の一端に接続されたコンデンサで
あり、2次電池2からの放電電流を蓄積する。
【0015】5はコンデンサ4と並列に接続されたシス
テム制御部、6はコンデンサ4の他端(電圧値VS
S)、2次電池2の一端(電圧値VDD)、2次電池2
の他端、およびソーラー電池1の他端に接続された充放
電制御部であり、VDDとVSSとの電位差がシステム
制御部5の定格電圧となるように2次電池2の充放電を
制御するとともに、システム制御部5から与えられる検
出指示を契機として2次電池2への入力電流値(ソーラ
ー電池1の発電電流値)と2次電池2の残容量とを検出
し、各検出値をシステム制御部5へ供給する。すなわ
ち、充放電制御部6は発電状況検出手段の機能を有す
る。なお、実際には、充放電制御部6とソーラー電池1
の他端との間には逆流防止用のダイオードが挿入され
る。
【0016】また、8はシステム制御部5から印可され
る駆動電圧に応じて運針のためのモータを駆動するモー
タ駆動回路、9は複数のセグメントからなる高分子分散
型液晶パネルであり、システム制御部5は各セグメント
に接続された個別信号線(SEG)に印可する電圧を制
御して液晶パネル9を駆動する。なお、システム制御部
5と液晶パネル9との間には共通信号線(COM)が設
けられており、各セグメントに印可される電圧は対応す
る個別信号線と共通信号線との間の電位差となる。
【0017】図2はシステム制御部5の内部構成例を示
すブロック図であり、この図に示す例では、システム制
御部5は、計時のための基準パルスを生成する発振回路
11、制御プログラム等を格納したROM(リード・オ
ンリー・メモリ)12、基準パルスを使用して計時動作
を行うとともに上記基準パルスに同期して上記制御プロ
グラムを実行するコアCPU(CORE CPU:中央
処理装置)13、コアCPU13(以後、単に「CPU
13」と記す)に使用されるRAM(ランダム・アクセ
ス・メモリ)14、CPU13の指示に従って動作する
表示制御回路15およびモータ制御回路16、表示制御
回路15に制御され液晶パネル9を駆動する液晶パネル
ドライバ17(以後、「LCDドライバ17」と記
す)、および使用者による各種スイッチの操作内容をC
PU13へ供給する入出力制御回路18から構成されて
いる。なお、モータ制御回路16は、システム制御部5
外のモータ駆動回路8に接続されており、このモータ駆
動回路8を制御し、時針、分針、および秒針からなる表
示指針を含む駆動機構を駆動する(本明細書および図面
においては、「表示指針」にて「駆動機構」を代表させ
ることがある)。なお、上述した各部11〜18には電
源ラインが接続されているが、説明の繁雑化回避のた
め、それらの図示および説明を省略する。また、各部に
供給する電流の電圧を調節するための昇圧回路について
も、電源ラインと同様に図示および説明を省略する。
【0018】上述した構成において、充電時にはソーラ
ー電池1の発電電流は2次電池2に蓄積され、放電時に
は2次電池に蓄積された電流がシステム制御部5側へ放
出される。システム制御部5は、2次電池2側からの出
力電流(放電電流)を用いて作動し、計時動作および表
示指針の歩進動作を常に継続して行うとともに、充放電
制御部6に対して所定時間(例えば、1秒間)間隔で検
出指示を与える。当該指示を受け取ると、充放電制御部
6は、2次電池2の入力電流値(ソーラー電池1の発電
電流値)および残容量を検出し、システム制御部5へ供
給する。
【0019】システム制御部5は、入力電流値および残
容量をRAM14に格納するとともに、RAM14に格
納した最新の残容量に基づいて表示指針の駆動を制御
し、入出力制御回路18からの入力信号およびRAM1
4に格納した入力電流値に基づいて液晶パネル9の駆動
を制御する。なお、2次電池2の残容量に基づいた表示
指針の制御とは、2次電池2の残容量が予め設定された
閾値を下回った場合に2秒運針とする制御である。2秒
運針時には、2秒経過毎に秒針を2秒分(12度)だけ
歩進させることで、2次電池2の残容量が低下している
ことを使用者に知らせることが可能であり、かつ運針処
理に係る消費電力の削減にも奏効する。
【0020】ここで、2次電池2の入力電流値に基づい
た液晶パネル9の駆動制御について説明する前に、本実
施形態に係るコンビネーション式腕時計本体の外観につ
いて説明する。図3および図4は本実施形態に係るコン
ビネーション式腕時計の腕時計本体の外観を示す図であ
り、図3は液晶パネル9の駆動を停止したときの外観を
示す図、図4は液晶パネル9の駆動時の外観例を示す図
である。
【0021】これらの図に示すように、筐体に支持され
た円盤状の文字盤(ソーラー電池1)上の円周を12等
分した各位置に部材31が取り付けられ、文字盤の手前
側には、表示指針(時針22,分針23,秒針24)お
よび板状の液晶パネル9が設けられ、最も手前側には透
明なカバーガラスがはめ込まれている。なお、上記液晶
パネル9は、その周縁部に前述の個別信号線および共通
信号線が接続された端子部が形成されている。ただし、
この周縁部は美観上の理由から筐体によって覆われてお
り使用者が視認することはできない。
【0022】上述のように、表示指針や液晶表示の背景
となる文字盤として、地色が黒色に近い濃青色のソーラ
ー電池1が使用されているので、表示指針および部材3
1の可視面の色は、背景色(黒色に近い濃青色)および
白色と対比して視認しやすい色となっている。表示指針
および部材31の色を、背景色だけでなく、背景色およ
び白色を考慮して決定する理由は、液晶パネル9とし
て、オン状態で白色、オフ状態で略透明(光の透過率は
90%程度)となるセグメントを有する高分子分散型液
晶パネルを採用しているからである。高分子分散型液晶
パネルを採用することにより、ソーラー電池1の色(黒
色に近い濃青色)を背景色とした白色表示となることに
よる液晶表示の判読性の向上や、広視野角による液晶表
示の判読性の向上、オフ状態のセグメントが略透明とな
ることによる表示指針の判読性の向上およびソーラー電
池1の発電効率の向上という利点が得られる。
【0023】図3に示すように、本実施形態に係るコン
ビネーション式腕時計は、液晶パネル9が駆動されてい
ない場合(あるいは全セグメントがオフ状態にある場
合)には、液晶パネル9が略透明となるので、あたかも
アナログ時計であるかのように、液晶パネル9の存在を
使用者にほとんど意識させない外観となる。
【0024】一方、図4に示す例では、液晶パネル9の
セグメントのうち、現在時刻に応じたセグメントがオン
状態となっており、使用者は、表示指針のみならず、液
晶表示からも現在時刻を取得することができる。なお、
この図においては、現在時刻のみを液晶表示している
が、予め設定した時刻以外の各種情報(例えば、日付や
アラーム情報等)を液晶表示するようにしてもよいし、
使用者がボタン操作を行うことによって液晶表示する情
報を選択可能にしてもよい。
【0025】上述したことから明らかなように、入出力
制御信号18からシステム制御部5への入力信号として
は、液晶パネル9を駆動する旨の信号(オンデマンド信
号)、液晶パネル9の駆動を停止する旨の信号(オフデ
マンド信号)、液晶パネル9による表示内容を変更する
旨の信号等があり、これらの信号に応じてシステム制御
部5が液晶パネル9の駆動を制御する。また、RAM1
4に格納した2次電池2の入力電流値に基づいた液晶パ
ネル9の駆動制御は、入出力制御回路18からの入力信
号に応じた駆動制御と並列してシステム制御部5により
自動的に行われる。ここで、上記入力電流値に基づいて
システム制御部5が自動的に行う処理について説明す
る。
【0026】2:システム制御部5が自動的に行う処理 図5はシステム制御部5が行う処理の一部を示すフロー
チャートであり、この図に示すように、システム制御部
5は、ソーラー電池1に入射する光の照度(またはその
変化)に応じて液晶表示(液晶パネル9)のオン/オフ
を切り替える。なお、ソーラー電池1における入射光の
照度と発電電流値との関係は、ほぼ比例関係にあるの
で、システム制御部5は、実際には、RAM14に格納
した入力電流値(またはその変化)に応じて液晶表示の
オン/オフを切り替えることになるが、以下の説明で
は、説明の繁雑化回避のために、照度に応じて液晶表示
のオン/オフを切り替えるものとする。
【0027】例えば、照度が100Lux以下であり続
ける場合には、システム制御部5は、液晶表示をオフ状
態のままとする(ステップSA1,SA2)。この10
0Luxという閾値は実験によって求められた値であ
り、使用者が液晶表示の内容を判読しようとする環境の
明るさの最低値よりも小さく、かつ人間の視認限界値よ
りも高く設定されている。例えば、一般に、腕時計が衣
服に覆われているときの照度や夜間の屋外の照度は10
0Lux以下であり、薄曇りの日の昼間の照度や屋内の
照明の照度は100Luxを超える。すなわち、使用者
が液晶表示の内容の判読を必要としないことが明らかな
場合や、注視しても判読が困難となる場合には、ステッ
プSA1,SA2の処理が繰り返され、液晶表示はオフ
状態のままとなる。
【0028】一方、ステップSA2において、照度が1
00Lux以下から100Luxを超えて変化した場合
には、システム制御部5は、照度が300Luxを超え
ている間、液晶表示をオン状態とし続ける(ステップS
A3,SA4)。この300Luxという閾値は、腕時
計のエネルギー収支が余裕をもってプラスとなる閾値で
あり、腕時計の仕様に応じて適宜設定すべき値である。
すなわち、システム制御部5は、腕時計のエネルギー収
支が確実にプラスとなっている間、液晶表示をオン状態
とし続ける。
【0029】一方、ステップSA4において、照度が3
00Lux以下である場合には、システム制御部5は、
100Lux<照度≦300Luxであるか否かを判定
する(ステップSA5)。そして、ステップSA5での
判定結果が「YES」であれば、さらにその状態が所定
の時間(例えば、1分間)以上連続しているか否かが判
定され(ステップSA5,SA6)、この判定結果が
「YES」であれば、処理はステップSA1に戻り、シ
ステム制御部5は液晶表示をオフ状態とする。このよう
にする理由は以下の通りである。
【0030】腕時計の使用形態を考慮すると、照度が1
00Luxを超えていても、使用者が腕時計を視認する
可能性が低いと判断できる状況がある。例えば、腕時計
を室内に放置した場合などである。もちろん、照度が3
00Luxを超過していれば、エネルギー収支はプラス
になるから、上述の場合にも液晶表示をオン状態にし続
けても問題はない。しかしながら、100Lux<照度
≦300Luxの場合には、エネルギー収支がマイナス
となる可能性があり、このような場合にも液晶表示をオ
ン状態にし続けると、2次電池2の残容量不足を招く虞
がある。とは言え、100Lux<照度≦300Lux
となったら即座に液晶表示をオフ状態としてしまうと、
使用者が液晶表示を注視しようとしたときに液晶表示が
オフ状態となってしまう確率が高くなる。そこで、本実
施形態では、このような場合には1分間という余裕をと
って液晶表示をオフ状態とするようにしている。
【0031】ところで、ステップSA5における判定結
果が「NO」であれば、さらに100Lux以下の照度
が所定の時間(例えば、10秒間)以上連続しているか
否かが判定され(ステップSA7)、この判定結果が
「NO」であれば、処理はステップSA3に戻り、シス
テム制御部5は液晶表示をオン状態にする。逆にステッ
プSA7における判定結果が「YES」であれば、処理
はステップSA1に戻り、システム制御部5は液晶表示
をオフ状態とする。すなわち、100Luxを超えてい
た照度が100Lux以下に変化し、腕時計のエネルギ
ー収支が大幅にマイナスとなる可能性があっても、液晶
表示を即座にはオフ状態とするようなことはない。これ
は、腕時計の使用形態を考慮して採られた措置であり、
こうすることにより、使用者が液晶表示を注視しようと
したときに液晶表示がオフ状態となってしまう確率が低
減される。
【0032】3:まとめ 上述した実施形態では、使用者が液晶表示を注視してい
ない環境下では液晶パネル9の駆動が停止されるので、
腕時計全体の消費電力を低減することができる。また、
使用者が液晶表示を注視する可能性が低くない環境下で
は液晶パネル9が自動的に駆動される。したがって、使
用者が液晶表示を注視する際に液晶パネル9が駆動され
ている確率が極めて高く、あたかも、液晶パネル9が常
に駆動されているような印象を使用者に与えることがで
きる。
【0033】さらに、液晶パネル9の自動制御をソーラ
ー電池1の入射光の照度に基づいて行うようにしたの
で、1つの検出値(入力電流値)によって、使用者が液
晶表示を注視しているか否かのみならず、システム全体
のエネルギー収支がプラスであるか否かをも推定するこ
とができる。このため、上記エネルギー収支が確実にプ
ラスとなる間は、注視されているか否かに関わらず液晶
表示をオン状態とし、エネルギー収支がプラスとならな
い可能性がある場合には、注視されていないと推定でき
る期間の液晶表示をオフ状態とする、といった制御を容
易に行うことができる。また、システム制御部5は、使
用者のボタン操作に応じて液晶パネル9の駆動を制御す
るので、必要とされた時点で確実に液晶表示を行うこと
ができる。
【0034】4:補足 なお、上述した実施形態では、2次電池2の残容量に応
じて運針方法を変更するようにしたが、もちろん、当該
残容量の検出および告知を行わないようにしてもよい。
あるいは、2次電池2の残容量に基づいて、図5に示す
処理の流れを変更してもよい。例えば、図6に示すよう
に、ステップSA6に対応するステップSB6や、ステ
ップSA7に対応するステップSB7において、液晶表
示の継続時間を残容量に応じた可変時間Y,Xとしても
よい(ただし、Y≧X)。そして、残容量が多い場合に
は上記継続時間を長く、残容量が少ない場合には上記継
続時間を短くすれば、2次電池2の残容量不足を招くこ
となく、使用者が腕時計を注視したときに液晶表示がオ
ン状態にある確率を向上させることができる。もちろ
ん、上記継続時間と残容量との関係は予め固定されてい
てもよいし、使用者のボタン操作に応じて設定可能とし
てもよい。
【0035】また、図7に示すように、図5のステップ
SA1とステップSA2との間にステップSC1を設
け、夜間であることが明らかな時間帯(例えば、午後8
時〜午前5時)では液晶表示をオフ状態としてもよい
(ステップSC1およびSA1)。ただし、使用者のボ
タン操作による液晶表示の状態切替は可能であるものと
する。さらに、腕時計に日付機構を設け、上記時間帯を
日付に応じて変動させるようにしてもよいし、使用者が
緯度および経度を特定することにより、当該緯度および
経度における1年を通しての上記時間帯の変動を算出あ
るいは選択するようにしてもよい。
【0036】さらに、装着時に使用者の皮膚に接触する
位置(例えば、腕時計本体の裏面側)に温度センサ41
を設け、この温度センサ41を図8に示すようにシステ
ム制御部5に接続し、システム制御部5が上記温度セン
サ41による検出温度と所定の閾値とを比較して、腕時
計の装着/非装着を推定するようにしてもよい。そし
て、非装着の場合には使用者に注視されていないものと
仮定し、図9に示すように、図5のステップSA1とス
テップSA2との間にステップSD1を設け、非装着で
あることが明らかな場合(例えば、検出温度が所定の閾
値より低い場合)には、液晶表示をオフ状態とすること
で(ステップSD1およびSA1)、より一層、消費電
力を低減することができる。言うまでもないが、図6〜
図9に例示した態様を組み合わせて腕時計を構成しても
よい。
【0037】また、図5においては、使用者が注視して
いるか否かの判断とエネルギー収支が確実にプラスであ
るか否かの判断とを組み合わせて液晶表示の状態を切り
替えているが、いずれか一方の判断のみに基づいて液晶
表示の状態を切り替えるようにしてもよい。例えば、2
次電池2の容量に十分な余裕があれば、図5において、
ステップSA4,SA5,SA6を削除してもよい。ま
た、使用者が腕時計を注視したときに液晶表示がオン状
態にある確率を低く設定することが可能であれば、照度
が300Lux以上である場合にのみ液晶表示をオン状
態としてもよい。もちろん、使用者のボタン操作による
液晶表示の状態切替は常に可能であるものとする。
【0038】さらに、加速度センサ51を腕時計本体内
に設け、この加速度センサ51を図10に示すようにシ
ステム制御部5に接続し、システム制御部5が上記加速
度センサ51による検出値に基づいて、使用者が注視し
ているか否かを判定するようにしてもよい。この判定処
理の例を図11(a)および(b)に示す。これらの図
に示す処理はシステム制御部5により並列実行されるも
のであり、図5と共通する処理には同一の符号が付され
ている。
【0039】図11(a)に示すように、ステップSA
1に後続するステップSE1では、加速度センサ51に
より検出された加速度が所定の閾値を超過しているか否
かが判定される。この閾値としては、使用者が液晶表示
を注視するために腕を動かした場合の加速度よりも小さ
くなる値が実験により求められ、設定されている。この
判定結果が「YES」の場合、システム制御部5は、液
晶表示をオン状態とし(ステップSA3)、腕時計本体
内部のタイマ(図示略)をリセットする(ステップSE
2)。そして、リセットされたタイマは、リセット値か
ら計時動作を開始する(ステップSE3)。上述したス
テップSA3,SE2,SE3の処理は加速度が閾値以
下となるまで繰り返し行われる。
【0040】一方、ステップSE1での判定結果が「N
O」の場合、タイマ値が10秒を超過しているか否かが
判定される(ステップSE4)。この判定結果が「N
O」の場合、すなわち閾値を超える加速度が検出されて
いない期間が10秒以下である場合には、処理は前述の
ステップSE3へ進み、計時動作が継続される。一方、
ステップSE4の判定結果が「YES」の場合、すなわ
ち閾値を超える加速度が検出されていない期間が10秒
を超過した場合には、処理はステップSA1に戻り、液
晶表示がオフ状態とされる。
【0041】また、上述した処理と並列に行われる図1
1(b)に示す処理では、照度が300Luxを超過す
るまでステップSA4の処理が行われ、超過した場合に
は、液晶表示がオン状態となり(ステップSA3)、上
記タイマ(図示略)がリセットされ(ステップSE
2)、再びステップSA4の処理に戻る。すなわち、図
11(a)に示す処理により、使用者が注視している場
合に液晶表示がオン状態とされ、図11(b)に示す処
理により、腕時計全体のエネルギー収支がプラスとなる
場合に液晶表示がオン状態とされる。
【0042】なお、システム制御部5において、図11
(a)のみを実行するようにしてもよいし、2次電池2
の残容量や時刻、接触面の温度等と組み合わせて液晶表
示の状態切替を行うようにしてもよい。また、加速度セ
ンサを用いる場合には、発電手段はソーラー電池に限定
されない。例えば、重りの運動によって発電を行う発電
手段を有する腕時計にも適用可能であるし、1次電池を
併用する腕時計あるいは1次電池のみにより駆動される
腕時計にも適用可能である。さらに、照度や加速度に限
らず、使用者が腕時計を注視しているか否かを推定可能
であれば、任意のパラメータを使用可能である。例え
ば、腕時計内部にジャイロ機構を設け、腕時計の向きを
検出することでも上記推定が可能となる。
【0043】また、コンビネーション式腕時計の例を挙
げたが、デジタル式腕時計に適用可能であることは言う
までもない。また、液晶パネルを持たない腕時計であっ
ても、オン状態/オフ状態とで消費電力が異なる表示手
段を備えていれば、本発明を適用可能である。そもそ
も、本発明は腕時計に限定されるものではなく、オン状
態とオフ状態とで消費電力が異なる表示手段と、この表
示手段を駆動するための電力を供給する2次電池とを備
えたあらゆる電子機器に適用可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
駆動制御手段が、充放電傾向推定手段の推定結果(2次
電池の充放電傾向)に応じて表示手段の状態を切り替え
るようにしたので、2次電池が十分に充電されつつある
状況下では表示手段を表示状態(オン状態)、その他の
場合にはオフ状態とすることができる。すなわち、使用
者が意識して何らかの操作を行わずとも、表示手段の状
態が自動的に切り替えられるので、切替の基準を適切に
設定することにより、消費電力を抑制しつつ、使用者が
迅速かつ容易に表示手段の表示内容を視認することがで
きる。
【0045】また、駆動制御手段が、注視推定手段の推
定結果(使用者が表示手段を注視しているか否か)に基
づいて表示手段の状態を切り替えるようにしたので、使
用者が表示手段を注視している場合に表示手段をオン状
態とすることができるので、消費電力を抑制しつつ、使
用者が迅速かつ容易に表示手段の表示内容を視認するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるコンビネーション
式腕時計の電気的構成を示す図である。
【図2】 同腕時計のシステム制御部5の内部構成例を
示すブロック図である。
【図3】 同腕時計の腕時計本体の外観を示す図であ
る。
【図4】 同腕時計の腕時計本体の外観を示す図であ
る。
【図5】 同腕時計のシステム制御部5が行う処理の一
部を示すフローチャートである。
【図6】 同腕時計の変形例におけるシステム制御部5
が行う処理の一部を示すフローチャートである。
【図7】 同腕時計の変形例におけるシステム制御部5
が行う処理の一部を示すフローチャートである。
【図8】 同腕時計の変形例の電気的構成を示す図であ
る。
【図9】 同変形例におけるシステム制御部5が行う処
理の一部を示すフローチャートである。
【図10】 同腕時計の変形例の電気的構成を示す図で
ある。
【図11】 (a)および(b)は同変形例におけるシ
ステム制御部5が行う処理の一部を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1…ソーラー電池、2…2次電池、5…システム制御
部、9…液晶パネル、22…時針、23…分針、24…
秒針、41…温度センサ、51…加速度センサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02J 1/00 307 H02J 1/00 307F

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オン状態とオフ状態とで消費電力が異な
    る表示手段と該表示手段を駆動するための電力を供給す
    る2次電池とを備えた電子機器において、 前記2次電池の充放電傾向を推定する充放電傾向推定手
    段と、 前記充放電傾向推定手段の推定結果に応じて前記表示手
    段の状態を切り替える駆動制御手段とを具備することを
    特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 発電電流を2次電池へ入力する発電手段
    を具備し、 前記充放電傾向推定手段は、前記発電手段の発電状況を
    検出し、該発電状況に応じて前記2次電池の充放電傾向
    を推定することを特徴とする請求項1に記載の電子機
    器。
  3. 【請求項3】 オン状態とオフ状態とで消費電力が異な
    る表示手段と該表示手段を駆動するための電力を供給す
    る電池とを備えた電子機器において、 前記電池の残容量を検出する残容量検出手段と、 前記残容量検出手段により検出された前記残容量に応じ
    て前記表示手段の状態を切り替える駆動制御手段とを具
    備することを特徴とする電子機器。
  4. 【請求項4】 オン状態とオフ状態とで消費電力が異な
    る表示手段を備えた電子機器において、 使用者が前記表示手段を注視しているか否かを推定する
    注視推定手段と、 前記注視推定手段の推定結果に応じて前記表示手段の状
    態を切り替える駆動制御手段とを具備することを特徴と
    する電子機器。
  5. 【請求項5】 使用者が前記表示手段を注視しているか
    否かを推定する注視推定手段を具備し、 前記駆動制御手段は、前記充放電傾向推定手段の推定結
    果および前記注視推定手段の推定結果に応じて前記表示
    手段の状態を切り替えることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 使用者が前記表示手段を注視しているか
    否かを推定する注視推定手段を具備し、 前記駆動制御手段は、前記残容量検出手段により検出さ
    れた前記残容量および前記注視推定手段の推定結果に応
    じて前記表示手段の状態を切り替えることを特徴とする
    請求項3記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 自機器の使用環境に応じたパラメータを
    検出するパラメータ検出手段を具備し、 前記注視推定手段は、前記パラメータ検出手段により検
    出されたパラメータに基づいて、使用者が前記表示手段
    を注視しているか否かを推定することを特徴とする請求
    項4乃至6いずれかに記載の電子機器。
  8. 【請求項8】 前記パラメータ検出手段は前記表示手段
    を照らす外光の照度を検出し、 前記注視推定手段は、前記パラメータ検出手段により検
    出された照度が予め設定された閾値未満である場合には
    使用者が前記表示手段を注視していないと推定すること
    を特徴とする請求項7に記載の電子機器。
  9. 【請求項9】 前記パラメータ検出手段は前記表示手段
    を照らす外光の照度を検出し、 前記注視推定手段は、前記パラメータ検出手段により検
    出された照度を監視し、予め設定された時間内の該照度
    の変化が予め設定された範囲内である場合には使用者が
    前記表示面を注視していないと推定することを特徴とす
    る請求項7に記載の電子機器。
  10. 【請求項10】 前記パラメータ検出手段は前記表示手
    段に加わる加速度を検出し、 前記注視推定手段は、前記パラメータ検出手段により検
    出された加速度を監視し、該加速度が0である時間が予
    め設定された時間を超過した場合には使用者が前記表示
    面を注視していないと推定することを特徴とする請求項
    7に記載の電子機器。
  11. 【請求項11】 人体に装着される電子機器であって、 前記パラメータ検出手段は装着状態で人体に接触する部
    位の温度を検出し、 前記注視推定手段は、前記パラメータ検出手段により検
    出された温度に基づいて装着状態/非装着状態を推定
    し、この推定結果が非装着状態である場合には使用者が
    前記表示面を注視していないと推定することを特徴とす
    る請求項7に記載の電子機器。
  12. 【請求項12】 前記表示手段は高分子分散型液晶パネ
    ルであることを特徴とする請求項1乃至11いずれかに
    記載の電子機器。
  13. 【請求項13】 前記発電手段は光を受光して発電する
    ソーラー電池であることを特徴とする請求項2に記載の
    電子機器。
  14. 【請求項14】 前記表示手段は高分子分散型液晶パネ
    ルであり、 前記ソーラー電池は前記高分子分散型液晶パネルを透過
    した光を受光して発電することを特徴とする請求項13
    に記載の電子機器。
  15. 【請求項15】 前記表示手段は高分子分散型液晶パネ
    ルであり、 前記発電手段は前記高分子分散型液晶パネルを透過した
    光を受光して発電するソーラー電池であり、 前記パラメータ検出手段は前記ソーラー電池の発電電流
    値を検出し、 前記充放電傾向推定手段は、前記パラメータ検出手段に
    より検出された前記発電電流値に基づいて前記2次電池
    の充放電傾向を推定し、 前記注視推定手段は、前記パラメータ検出手段により検
    出された前記発電電流値に基づいて使用者が前記表示手
    段を注視しているか否かを推定することを特徴とする請
    求項5記載の電子機器。
JP9204912A 1997-07-30 1997-07-30 電子機器 Withdrawn JPH1152076A (ja)

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