JPH1151804A - 振動台制御装置 - Google Patents

振動台制御装置

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Publication number
JPH1151804A
JPH1151804A JP9207845A JP20784597A JPH1151804A JP H1151804 A JPH1151804 A JP H1151804A JP 9207845 A JP9207845 A JP 9207845A JP 20784597 A JP20784597 A JP 20784597A JP H1151804 A JPH1151804 A JP H1151804A
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JP
Japan
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actuators
shaking table
acceleration
hydraulic
cylinder
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9207845A
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English (en)
Inventor
Toshikazu Hayashi
利和 林
Makoto Hisaie
誠 久家
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】相互干渉力により生ずる加速度の歪みを低減す
る振動台制御装置を提供すること。 【解決手段】複数のアクチュエータ(11〜1m)によ
り振動台(1)の駆動制御を行なう振動台制御装置であ
り、前記各アクチュエータ(11〜1m)におけるシリ
ンダ(3)の差圧力、前記振動台(1)の加速度、及び
前記各アクチュエータ(11〜1m)の駆動信号から前
記各シリンダ(3)の相互干渉力を補正するための補正
信号を生成する手段(7)と、前記各シリンダ(3)の
変位と参照入力、及び前記補正信号から前記駆動信号を
生成する手段(7)と、を具備。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の油圧アクチ
ュエータを駆動する振動台制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、複数の油圧アクチュエータを用
いた従来の振動台制御装置の全体システム図である。こ
のシステムは、複数の制御器71〜7m、複数の油圧ア
クチュエータ部21〜2m、及び振動台であるテーブル
1からなる。テーブル1は、各油圧アクチュエータ部2
1〜2mの油圧ピストン2に連結されている。油圧ピス
トン2は油圧シリンダ3に内挿され、油圧シリンダ3に
はアクチュエータ駆動手段4が装備されている。
【0003】図4に示す従来の複数の油圧アクチュエー
タによる振動台制御装置では、各油圧アクチュエータ部
21〜2mの位置検出器5で検出されたシリンダ変位x
Piと、圧力検出器6で検出されたアクチュータシリンダ
差圧力Pi の情報が、それぞれ対応する制御器71〜7
mに入力される。各制御器71〜7mは、前記各情報か
ら、テーブル1の位置制御を行なうアクチュエータ力を
発生するために必要なアクチュエータ駆動信号を生成
し、各アクチュエータ駆動手段4へ出力する。
【0004】各アクチュエータ駆動手段4は、前記アク
チュエータ駆動信号にて示される制御入力により、油圧
シリンダ3を介して油圧ピストン2を駆動し、テーブル
1を加振する。その制御則は次式(1)のように表わさ
れる。以降、当該振動台制御装置は三つの油圧アクチュ
エータ部21〜23からなるものとする。
【0005】 u=Kx (r−xp )−Kp Pl (l =1,2,…,m(m=3) ) …(1 ) ただし、u=[u1 u2 u3 ]T 、r=[r1 r
2 r3 ]T xp =[xp1 xp2 xp3]T 、Pl =[Pl1 Pl2
Pl3]T となるベクトルであり、u:アクチュエータ駆動信号ベ
クトル、r:参照入力ベクトル(3行1列)、xp :シ
リンダ変位ベクトル(3行1列)、Pl :シリンダ差圧
力ベクトル、Kx :位置制御ゲイン行列(3行3列の対
角行列)である。
【0006】図5は、従来の複数のアクチュエータによ
る振動台制御装置の制御系を示す図である。各第1〜第
m油圧アクチュエータにおける各制御器71〜7mに
は、参照指令rが入力され、各減算器51にて、参照指
令rからシリンダ変位xp1〜xpmが減算される。その
後、各減算値は位置制御ゲインKx で乗算され、第1の
乗算値になる。また、各シリンダ差圧力P1 〜Pm は圧
力制御ゲインKp で乗算され、第2の乗算値になる。そ
して各減算器52にて、前記第1の乗算値から前記第2
の乗算値が減算され、各制御信号u1 〜um が出力さ
れ、各アクチュエータ駆動手段4に入力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した複数のアクチ
ュエータによる振動台制御では、アクチュエータの個体
差、テーブルに作用する摩擦力等により各アクチュエー
タ間に相互干渉力が生じ、加振する際に加速度が歪むと
いう問題がある。本発明の目的は、相互干渉力により生
ずる加速度の歪みを低減する振動台制御装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の振動台制御装置は以下の如く
構成されている。本発明の振動台制御装置は、複数のア
クチュエータにより振動台の駆動制御を行なう振動台制
御装置であり、前記各アクチュエータにおけるシリンダ
の差圧力、前記振動台の加速度、及び前記各アクチュエ
ータの駆動信号から前記各シリンダの相互干渉力を補正
するための補正信号を生成する手段と、前記各シリンダ
の変位と参照入力、及び前記補正信号から前記駆動信号
を生成する手段と、から構成されている。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態に係
る複数の油圧アクチュエータによる振動台制御装置の全
体システム図である。図1において図4と同一な部分に
は同一符号を付してある。
【0010】このシステムは、一つの制御器7、複数の
油圧アクチュエータ部11〜1m、振動台であるテーブ
ル1及び加速度検出器8からなる。各油圧アクチュエー
タ部11〜1mは、油圧ピストン2、油圧シリンダ3、
アクチュエータ駆動手段4、位置検出器5及び圧力検出
器6からなる。各油圧アクチュエータ部11〜1mのア
クチュエータ駆動手段4、位置検出器5及び圧力検出器
6は、制御器7に接続されている。
【0011】テーブル1は、各油圧アクチュエータ部1
1〜1mの油圧ピストン2に連結され、かつ加速度検出
器8に接続されている。油圧ピストン2は油圧シリンダ
3に内挿され、油圧シリンダ3にはアクチュエータ駆動
手段4が装備されている。また、油圧ピストン2,油圧
シリンダ3には、それぞれ位置検出器5,圧力検出器6
が接続されている。
【0012】図2は、テーブル1と油圧アクチュエータ
部11〜13の構成を示す図である。以降、当該振動台
制御装置は三つの油圧アクチュエータ部11〜13から
なるものとする。テーブル1の縁には、各油圧シリンダ
3に内挿された油圧ピストン2の先端が接触しており、
各油圧シリンダ3にはアクチュエータ駆動手段4と圧力
検出器6が備えられており、各油圧ピストン2には位置
検出器5が備えられている。また、テーブル1上には加
速度検出器8が備えられている。
【0013】図3は、制御器7の制御系を示す図であ
る。位置検出器5で検出されたシリンダ変位ベクトルx
p 、圧力検出器6で検出されたシリンダ差圧力ベクトル
Pl 、加速度検出器8で検出されたテーブル加速度a、
及び参照入力ベクトルrの各情報が制御器7に入力され
る。減算器71にて参照入力ベクトルrからシリンダ変
位ベクトルxp が減算され、その減算値は下式(2)に
示すように位置制御ゲイン行列Kx で乗算され、比例制
御項up になる。
【0014】 up =Kx (r−xp ) …(2) 一方、加算器72にて、シリンダ差圧和ベクトル(三つ
の油圧シリンダ3の圧力差の和)Pl =[Pl1 Pl2
Pl3]T 、テーブル加速度a、及びアクチュエータ駆動
信号ベクトルuから下式(3)の括弧内に示すような演
算がなされ、その演算値に下式(4)に示すG0(s)が乗
算され、相互干渉力補正値ud が算出される。
【0015】
【数1】
【0016】 G0(s)=1/(Tgs+1) …(4) ここで、Tp =V0 /4Ke ,Ac :シリンダ面積,
M:負荷質量,kp :流量/圧力ゲイン,ki :流量/
電流ゲイン,V0 :シリンダ面積,Ke :体積弾性係数
である。これにより各油圧シリンダ3の相互干渉力が推
定される。
【0017】そして、推定された相互干渉力の情報を補
正するために必要な相互干渉力補正信号が加算器73に
送られ、下式(5)に示すように、up とud が加算さ
れる。
【0018】 u=up +ud …(5) これにより、テーブル1の位置制御を行なうアクチュエ
ータ力を発生するために必要なアクチュエータ駆動信号
ベクトルuが生成される。なお、uは下式(6)で表わ
される。
【0019】 u=[u1 u2 u3 ]T …(6) ここで、u1 ,u2 ,u3 は、それぞれ制御器7から三
つの各油圧シリンダ3に対応するアクチュエータ駆動手
段4へ出力される。各アクチュエータ駆動手段4は、入
力した信号に基づき油圧ピストン2を駆動し、テーブル
1を加振する。
【0020】なお、本発明は上記実施の形態のみに限定
されず、要旨を変更しない範囲で適時変形して実施でき
る。 (実施の形態のまとめ)実施の形態に示された構成及び
作用効果をまとめると次の通りである。
【0021】実施の形態に示された振動台制御装置は、
複数のアクチュエータ(11〜1m)により振動台
(1)の駆動制御を行なう振動台制御装置であり、前記
各アクチュエータ(11〜1m)におけるシリンダ
(3)の差圧力、前記振動台(1)の加速度、及び前記
各アクチュエータ(11〜1m)の駆動信号から前記各
シリンダ(3)の相互干渉力を補正するための補正信号
を生成する手段(7)と、前記各シリンダ(3)の変位
と参照入力、及び前記補正信号から前記駆動信号を生成
する手段(7)と、から構成されている。
【0022】したがって上記振動台制御装置によれば、
複数のアクチュエータ(11〜1m)の個体差、振動台
(1)に作用する摩擦力等により生ずる前記各アクチュ
エータ(11〜1m)間の相互干渉力を小さくすること
ができ、相互干渉力により生じる加速度の歪みを低減で
き、優れた振動台(1)の加振制御を行なえる。
【0023】
【発明の効果】本発明の振動台制御装置によれば、複数
のアクチュエータの個体差、振動台に作用する摩擦力等
により生ずる前記各アクチュエータ間の相互干渉力を小
さくすることができ、相互干渉力により生じる加速度の
歪みを低減でき、優れた振動台の加振制御を行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る複数の油圧アクチュ
エータによる振動台制御装置の全体システム図。
【図2】本発明の実施の形態に係るテーブルと油圧アク
チュエータ部の構成を示す図。
【図3】本発明の実施の形態に係る制御器の制御系を示
す図。
【図4】従来例に係る複数の油圧アクチュエータを用い
た従来の振動台制御装置の全体システム図。
【図5】従来例に係る複数のアクチュエータによる振動
台制御装置の制御系を示す図。
【符号の説明】
1…テーブル(振動台) 2…油圧ピストン 3…油圧シリンダ 4…アクチュエータ駆動手段 5…位置検出器 6…圧力検出器 7…制御器 8…加速度検出器 11〜1m…油圧アクチュエータ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のアクチュエータにより振動台の駆動
    制御を行なう振動台制御装置であり、 前記各アクチュエータにおけるシリンダの差圧力、前記
    振動台の加速度、及び前記各アクチュエータの駆動信号
    から前記各シリンダの相互干渉力を補正するための補正
    信号を生成する手段と、 前記各シリンダの変位と参照入力、及び前記補正信号か
    ら前記駆動信号を生成する手段と、 を具備したことを特徴とする振動台制御装置。
JP9207845A 1997-08-01 1997-08-01 振動台制御装置 Withdrawn JPH1151804A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9207845A JPH1151804A (ja) 1997-08-01 1997-08-01 振動台制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9207845A JPH1151804A (ja) 1997-08-01 1997-08-01 振動台制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1151804A true JPH1151804A (ja) 1999-02-26

Family

ID=16546487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9207845A Withdrawn JPH1151804A (ja) 1997-08-01 1997-08-01 振動台制御装置

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JP (1) JPH1151804A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000074780A (ja) * 1998-06-16 2000-03-14 Kayaba Ind Co Ltd 振動/加振試験機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000074780A (ja) * 1998-06-16 2000-03-14 Kayaba Ind Co Ltd 振動/加振試験機

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041005